JPH0242501A - 計装制御装置 - Google Patents

計装制御装置

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JPH0242501A
JPH0242501A JP19273988A JP19273988A JPH0242501A JP H0242501 A JPH0242501 A JP H0242501A JP 19273988 A JP19273988 A JP 19273988A JP 19273988 A JP19273988 A JP 19273988A JP H0242501 A JPH0242501 A JP H0242501A
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JP
Japan
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control loop
control system
primary
pid
output
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JP19273988A
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English (en)
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Akira Sakamoto
晃 坂本
Toshimi Kawaguchi
川口 俊美
Akira Miyamoto
章 宮本
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計装制御装置に係り、特に1次制御ループ、
2次制御ループによる力λケート制御系におけるバンプ
レス起動処理、及び1次制御ループのリセットワインド
アップ除去による2次制御ループの外乱を無くすのに好
適な計装制御装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特開昭62−226303号に記載のよ
うに、2大制御ループ動作中における1次ループの動作
開始処理、及び、1次、2次制御ループ共に動作中に、
2次制御ループ操作量が出力リミッタに達した時の1次
制御ループのリセットワインドアップ除去処理は、2次
ループのPV値を1次ループの操作量にトラッキングす
ることにより行なっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、2水制御ループ動作中における1次制
御ループの動作開始時におけるバンプレス処理、及び、
1次、2次制御ループ共に動作中に2次制御ループの操
作量が出力上下限リミッタに達した時の1次制御ループ
のリセットワインドアップ除去処理において、2次制御
ループの操作量に対する影響が配慮されておらず、プラ
ントに対して外乱となる問題があった。これを以下に説
明する。
一般的に比例、積分、微分による補償演算は以下の式で
示す通りである。
・・・(1) (1)式をデジタル調節計の場合の速度分ΔMVを求め
る差分方程式に変換すると式(2)となる。
T+    Ts ・・・(2) Mv:演算結果 KP:比例ゲイン T! :積分時間 KD:微分時間 eo :偏差(PV−3V) Ts :演算周期 Sv:目標値 PVニブラント計測値 ここで、1次、2次ループ共に動作中における2次制御
ループの演算結果が出力リミッタに達して、1次ループ
のリセットワインドアップ除去処理を2次ループのPV
を上次制御ループの演算結果としてトラッキングするこ
とにより行なうとする。2次制御ループの演算結果が出
力リミッタに達するということは、2次制御ループのP
VとSvに偏差が生じているからであり、この時のタイ
ムチャートを第2図に示す。
第2図では、PVとSvが一致状態からSvをβ分だけ
1次制御ループの演算結果が増加した場合を示している
。ここでは、pv<svの時にMVは増加させる場合の
操作量の演算はMVn=MVo−x−ΔMVとなる。(
e、=SV−PVとして演算する場合はM V 、 =
 M V ll−s+ΔMVとなる。)第2図(c)に
示すようにMVが出力リミット値(M H)に達すると
、2次制御ループのPVを1次制御ループにトラッキン
グさせるため第2図(a)のように、2次ループのSv
がPVにほぼ等しくなる。このことは2次制御ループの
演算上、次のような外乱となる。
P項の演算結果は、操作量を下げる方向に働き、D項の
演算は一担下げ方向に働いた後に、上げ方向へと働くこ
とになる。このようすを演算周期毎に、SV、PVI 
 e、 ΔeI、、ΔΔanの動きを示したのが第3図
である。
すなわち、2次制御ループの演算結果が出力リミット値
に達した時に、2次制御ループのPID演算を継続した
まま2次制御ループのPVを1次制御ループにトラッキ
ングさせることにより1次制御ループのリセットワイン
ドアップの除去を行なう(2次制御ループのSvが急激
にPVに等しくなりen””Oとなる)と2次制御ルー
プの出力値に外乱を与えることになり、比例ゲイン(K
p)、微分ゲイン(K D)が大きい時にはさらに顕著
に現われ、プラントに対し外乱を与えるという問題があ
った。
特にKD=OでKpが大きい時積分動作によるそれまで
のMVの動作方向と逆方向の動作が顕著に現われプラン
ト制御系を不安定にする要因となる。(第2図(b)中
の0部) 本発明の目的は、2次制御ループの出力値が出力リミッ
トに達した時、1次制御ループのリセットワインドアッ
プの除去を、2次制御ループの出力値に外乱を与えずに
行なうことが出来、さらに2次制御ループがPID演算
実行中に、1次制御ループを演算停止から動作中に移行
するときも1次制御ループのバンプレス処理(2次制御
ループのPVを1次制御ループのMVとする)が2次制
御ループ演算結果に外乱を与えないように行なうことが
できる計装制御装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、PID演算に対してリセット処理すなわち
、Δen(=en  an−1)及びΔΔen(=Δe
 n  e n−1)をOとする処理を設けることによ
り達成される。
すなわち、比例項と微分項の演算結果をOとするための
処理である。
このことにより、2次ループのPVとSvの偏差が大き
い時に、1次制御ループのリセットワインドアップ除去
処理(2次ループのPVとSvを一致さる)による前記
偏差のOへの急変による、比例項の逆動作、微分項によ
る操作量の振れを無くすことができる。
〔作用〕
リセット処理は、2次制御ループの出力値が出力リミッ
トに達し、2次制御ループのPVを1次制御ループにト
ラッキングを始める時に1回だけ前記リセット処理動作
させることにより2次制御ループの比例項、微分項の演
算結果は0になり、又、積分項の演算結果はpv=sv
であるからOとなる。このため2次制御ループの速度分
ΔMVはΔMV=Oとなり、出力値に対する外乱を防ぐ
ことができる。
又、2次制御ループが動作中に1次制御ループを停止中
から動作中に移行させるときの、2次制御ループのPV
を1次制御ループのMVにトラッキングすることによる
バンプレス処理の際にも1回だけ前記リセツ1へ処理を
行なうことにより同様に2次制御ループ出力値に対する
外乱を防ぐことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
1次制御ループ1と2次制御ループ2はカスケード制御
系を構成し、ともにPID演算機能(速度型演算)を有
する。通常動作時の処理を以下説明する。
センサー18より入力した測定値PV4と目標値SV3
との偏差よりPID演算部5により操作量7が演算され
る。切換器10内スイツチボジシヨシが1のときには、
1次制御ループの操作量7が2次制御ループの目標値5
VILに格納される。
切換器10内スイツチポジシヨンが2のときは1次制御
ループのPID演算部5の演算機能は停止する。
2次制御ループ2内では、センサー19より入力したP
V12と目標値5VIIとの偏差よりPID演算部13
により演算された演算値は、上下限リミッタ15により
、演算値は上限値MHと下限1直MLの範囲内におさえ
られて操作量MV16として格納される。切換器17内
にスイッチポジションが1のときには操作量MV16が
プラントに出力され、アクチュエーター21を動作させ
る。
ポジションが2のときは2次制御ループのPID演算部
13の演算機能は停止する。
次に、本実施例による1次制御ループと2次制御ループ
の立上げ処理方法について詳細に説明する。
切換器17のスイッチポジションが2→1(すなわち2
次制御ループの停止→動作指令)に切り換わると、切換
器17は、PID演算動作指令31及びPIDリセット
処理動作要求28を出力する。PID演算部13はPI
D演算を開始するが、PIDリセット処理部14は、指
令28を受けてPID演算部13に対して、PID演算
部内のΔen、ΔΔenの値を0クリアとするリセット
指令24を出力しているので、PID演算部13は、前
演算結果を上下限リミッタ15に8出し続ける。
リセット指令24は一定時間後解除されると、以後、P
ID演算部13は、測定値PV12と、目標値11の偏
差に従って出力値を演算する。これ以後、2次制御ルー
プ2としては、測定値PV12と目標値11の偏差が無
くなるようにアクチュエーター21を動作することにな
り、2大制御ループ動作中となる。
次に、2大制御ループ動作中に切換器10のスイッチポ
ジションが2→1(すなわち1次制御ループの停止→動
作指令)に切り換わると、切換器10は、PID演算動
作指令30及びPIDリセット動作要求23を出力する
。PIDリセット処理部6は1.指令23を受けて一定
時間の間、PIDリセット指令26及びPIDリセット
指令22さらにトラッキング指令29を出力する。
PIDリセット処理部14は、指令22を受けて一定時
間の間、PIDリセット指令24を出力する。
PID演算部5は、リセット指令26により自演質ワー
クen及びΔΔenをOとし、同様にPID演算部13
もリセット指令24により、自演質ワークΔen、ΔΔ
e1を0とする。
又、トラッキング指令29は論理和回路9に出力されて
おり、スイッチ8を一定時間ONすることにより1次制
御ループの演算結果MV7は、2次制御ループのPVI
2の値にプリセットされ、一定時間後に、リセット指令
26,22,24、及びトラッキング指令29が解除後
は、1次制御ループはバンプレスの動作中に移動するこ
とかできる。
このように、2次制御ループ動作中に1次制御ループを
動作させる時に、リセット指令24の効果は、2次制御
ループのPVI2とSVI 1の偏差が大きい場合に顕
著に現われる。すなわち、PVI2>5VIL又は、P
VI2<5VIIであったものが、トラッキング指令2
9により、PVI 2=SV11となることにより偏差
は急激にOとなるが、PID演算P項、D項の増算結果
(速度分)をリセット指令24によりOとすることがで
きるからであり、そのことはプラントへの最終出力値M
V16に対して、1次制御ループを動作開始させたこと
による影響を全く無くすることができるからである。
次に、1次制御ループ1と2次制御ループ2がカスケ・
−ド制御系として動作中に、2次制御ループ2内のPI
D演算部13の演算結果が上下限リミッタ15により、
リミッタ処理がなされた場合の1次制御ループのリセッ
トワインドアップ除去方法とリセットワインドアップ除
去処理開始時における2次制御ループ内の対応について
説明する。
上下限リミッタ15により、リミット処理がなされると
リミット処理中信号25がPIDリセット処理部14と
論理和回路9に出力される。
信号25・により論理和回路9はスイッチ8をONする
ことにより、1次制御ループの出力値MV7は2次制御
ループのPVI2にトラッキングされることとなり、リ
セットワインドアップ防止処理がなされることになる。
この処理の結果として、2次制御ループ内のPVI2と
5V11の偏差は急激に0となり、PID演算部13内
のP項、D項の演算結果は急激に変動することになる。
これを防止するためPIDリセット処理部14は、リミ
ット処理中信号25の立上がりから一定時間の間、PI
D演算部13に対してリセット指令24を出力する。
以上のように1次、2次制御ループ内にPIDリセット
処理部6及び14を設けることにより、1次制御ループ
のカスケード結合処理及びリセットワインドアップ防止
処理をバンプレスに行なうことができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、1次制御ループのリセットワインドア
ップを無くし、かつ2次制御ループに対する1次制御ル
ープリセットワインドアップ防止処理の影響を無くする
ことができる。
さらに、2次制御ループ動作中における]1次制御ルー
プ動作開始において、2次制御ループに対する1次制御
ループのバンプレス処理の影響を無くすることができる
ので、より安定した計装制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は2次制御
ループ出力が上下限リミット値に達し、1次制御ループ
に対し従来の方法でリセットワインドアップ除去を行な
った場合のタイムチャート、第3図は第2図と同じ状況
におけるPID演算器内en)Δen、ΔΔenの演算
周期TSごとのタイムチャートである6 1・・・1次制御ループ、2・・・2次制御ループ、3
゜11・・・目標値、4,12・・・測定値、5,13
・・・PID演算部、7,16・・・出力値、8・・・
スイッチ、9・・・論理和回路、10・・・切換器、6
.14・・・PIDリセット処理部、15・・・上下限
リミッタ、18゜19・・・検出器、20・・・配管、
21・・・アクチュエータ(バルブ)、22・・・PI
Dリセット指令、23・・・PIDリセット動作要求指
令、29・・・PID演算動作指令、24・・・PTD
リセット指令、25・・・リミット処理中信号、26・
・・PIDリセット指令、27・・・スイッチ8ON指
令、28・・・PIDリセット動作要求指令、29・・
・トラッキング指令、30・・・PID演算動作指令、
31・・PID演算動作指令。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、2つのPID調節演算器をカスケード結合させて、
    圧力・流量等の調節を行なう計装制御装置(すなわち、
    PID調節演算器の1つを1次ループ制御系、他方を2
    次ループ制御系として、1次ループ制御系の制御出力を
    2次ループ制御系の目標値として与え、2次ループはプ
    ラントフィードバック値が目標値に一致するように制御
    出力をプラントに出力する計装制御装置)において、2
    次ループ制御系のみが動作中に、1次ループ制御系をプ
    ラント出力値に対してバンプレスにカスケード結合させ
    るために、PIDリセット機能を設けたことを特徴とす
    る計装制御装置。 2、特許請求の範囲第1項において、2次ループ制御系
    の出力側に制御出力リミッタを設け、2次ループ制御系
    の出力が制御出力リミッタにより、上限/下限内におさ
    えられた時、1次ループ制御系をトラッキング状態に設
    定し、2次ループ制御系のPVを1次ループ制御系へト
    ラッキング信号として供給するトラッキング動作設定手
    段を有し、前記トラッキング動作開始時に2次ループ制
    御系のプラント出量が無駄な変動を起こさぬために、P
    IDリセット機能を設けたことを特徴とする計装制御装
    置。
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