JPS597965B2 - 電気ガバナ - Google Patents

電気ガバナ

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JPS597965B2
JPS597965B2 JP171577A JP171577A JPS597965B2 JP S597965 B2 JPS597965 B2 JP S597965B2 JP 171577 A JP171577 A JP 171577A JP 171577 A JP171577 A JP 171577A JP S597965 B2 JPS597965 B2 JP S597965B2
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JP
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controller
governor valve
governor
switching
output
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JP171577A
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JPS5386986A (en
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恵 藤川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Control Of Velocity Or Acceleration (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蒸気タービンの速度、負荷制御を行う電気ガ
バナに関し、特に負荷制御を開ループにて運転するモー
ドと閉ループにて運転するモードとのスムーズな切替え
をおこなう電気ガバナに関するものである。
一般に蒸気タービンの速度、負荷制御には次の2つのモ
ードがある。
すなわちその1つは、第1図に示す如く、速度設定信号
51とタービン実回転数フィードバック信号52の偏差
を調定率設定器1を経た後、負荷設定信号53と加算し
て負荷要求信号54とし、ガバナ弁コントローラ2を経
てガバナ弁3の開度を制御しタービン4の出力及び回転
数を制御する。これは、負荷制御に注目すれば開ループ
である。ところが、弁開度と蒸気流量との間に非線形の
関係があるため、負荷設定信号53と実際のタービン出
力T。
とは比例の関係とならず、その時の弁の開度により実効
上の調定率が異なることになり、ガバナの効果上好まし
くない。従つて他のモードでは、第2図に示す如くター
ビン出力フィードバック(実際にはタービン調速段出口
圧力等をフィードバックする)を追加して負荷制御につ
いても閉ループとし、上記非線形性を改善している。
これらの2つのモードは、タービンの負荷運転中任意に
バンプレス(動揺無し)に切り替えられることが要求さ
れる。従来、上記2つのモードの切替えは第3図に示す
電気ガバナにより行われていた。
第3図において、S3は負荷設定信号、S4は負荷要求
信号、2はガバナ弁コントローラ、3はガバナ弁、4は
タービン、TOはタービン出力、5はモードを切替る接
点、6はフイードバツクゲインを設定するフイードバツ
クコントローラ、7はガバナ弁コントローラ2及びフイ
ードバツクコントローラ6のゲインをコントロールする
ゲインコントローラ、S5は負荷換算速度偏差信号であ
る。次に動作について説明する。
第3図の制御系を正規化して考えると、ガバナ弁3及び
タービン4のゲインは1となる。ガバナ弁コントローラ
2及びフイードバツクコントローラ6は共に比例特性を
持つており、それぞれのゲインをG,Hとする。ゲイン
コントローラ7は、ゲインG及びHを一+H=1G となるように連動して変化させる。
このシステムを開ループにて運転中は、接点5を開とす
る。
次に閉ループ運転に切替える際には、ゲインコントロー
ラによりG=1とすることによりH=0となり、この状
態にて接点5を閉とする。闘次にゲインコントローラ6
によりゲインGを次第に増大させると、それに伴いHも
次第に増大し1に近づきフイードバツクループが次第に
効果を発揮しはじめる。たとえばG=10の時H=0.
9である。このようにして急激な変化を起さないで、
冫すなわちバンプレスにモードの切替えが可能であり、
かつタービン出力は、定常偏差を持たず負荷要求信号と
一致する。しかし、このような従来の電気ガバナでは、
ガバナ弁コントローラ2が比例特性のものであり、 5
閉ループにしたところでO型の制御系である為、ゲイン
コントローラにより±+H−1とし負荷要G求信号に対
する定常偏差をゼロにはしているが、ガバナ弁コントロ
ーラ2以降に入る外乱Nl,N2に対する定常偏差は依
然存在するという欠点があ3つた。
また、切り替えによりタービン出力TOは、負荷設定値
との誤差分だけかならず変化するため、厳密な意味での
バンプレストランスフアとはならない欠点があつた。
さらに、±+H−1なる関係4ゝ Gを高精度にて実現
するのはむづかしく、精度が悪ければモード切り替え時
のシヨツタが出るという欠点もあつた。
本発明は、上記のような従来の電気ガバナの欠点を除去
するためになされたもので、閉ループ運転時はガバナ弁
コントローラに、比例+積分特性を持たせることにより
外乱に対する定常偏差をゼロとし、モード切り替えには
、手動運転用に設置されている手動コントローラを利用
し、これを通常ガバナ弁コントローラに追従させておき
一旦手動コントローラに切り替えることにより、タービ
ン出力変動なしにモードをスムーズに切り替えることの
できる電気ガバナを提供することを目的とする。
以下この発明の実施例を説明する。第4図は、本発明の
一実施例を示すプロツク図である。
第4図において、S3は負荷設定信号、S4は負荷要求
信号、2は開ループ運転時は比例特性、閉ループ運転時
は比例+積分特性を持つガバナ弁コントローラ、3はガ
バナ弁、4はタービン、TOはタービン出力、Nl,N
2は混入が想定される外乱、8は通常運転時にガバナ弁
コントローラ2の出力に追従している手動コントローラ
、9はガバナ弁コントローラ2と手動コントローラ8の
出力偏差を検出する自動、手動偏差検出アンプ、10は
負荷設定信号を発生する負荷設定回路、11は負荷要求
信号S4とタービン出力T。のフイードバツクとの偏差
を検出する負荷偏差検出アンプ、12は開ループ運転よ
り閉ループ運転に切り替える際のバンプレストランスフ
ア時に、負荷設定回路10の出力S3を負荷偏差がなく
なるまで修正する第1のバンプレス検出口ジツク、13
は開ループ運転より閉ループ運転に切り替える際のバン
プレストランスフア時にガバナ弁コントローラ2の出力
を強制的に手動コントローラ8の出力に一致させるバン
プレスアンプ、14は通常自動運転時に手動コントロー
ラ8の出力をガバナ弁コントローラ2の出力に追従させ
、また閉ループ運転より開ループ運転に切り替える際の
バンプレス時に負荷設定回路10の出力S3を自動一手
動偏差がなくなるまで修正する第2のバンプレス検出ロ
ジツク、15A,15Bは手動運転時動作する接点、1
6A〜16Dは閉ループ運転時に動作する接点、17A
〜17Dはバンプレストランスフアが行われている間動
作する接点である。この構成において、開ループ自動運
転時には、各接点15A,15B,16A〜16D,1
7A〜17Dは第4図に示す状態にある。
このときの動作は第1図に示したシステムと全く同様で
あり、負荷設定信号S3が開ループでタービン4の出力
となる。このとき手動コントローラ8の出力はガバナ弁
コントローラ2の出力に追従しており、またガバナ弁コ
ントローラ2は比例特性を持つ。次に、開ループ運転か
ら閉ループ運転に移る場合には、ガバナ弁コントローラ
2は比例から比例+積分特性に切り替わり、同時に各接
点16A〜16Dは第4図に示す状態より切り替わる。
このときタービン出力TOのフイードバツク信号と負荷
要求信号S4との差が負荷偏差検出アンプ11にて検出
され、この差は、第1のバンプレス検出ロジツク12に
より各接点17A〜17Dを励磁し、第4図に示す状態
より切り替える。また、負荷偏差がなくなる方向に負荷
設定信号S3を変化させる信号を負荷設定回路10に与
える。すなわち、負荷要求信号S4がタービン出力T。
のフイードバツク信号に一致するよう負荷設定信号を変
化させる。この動作は、両者の差がなくなるまで続けら
れる。一方、接点17Aが励磁されることにより、ガバ
ナ弁3へは手動コントローラ8の出力が与えられ、通常
運転中手動コントローラ8はガバナ弁コントローラ2の
出力に追従しているため、バンプレストランスフアによ
りこの切り替えが行われても手動コントローラ8は閉ル
ープ運転となる直前の値を保つており、接点17Aによ
る切り替えは、ガバナ弁3への出力には変化を与えない
。また、バンプレストランスフアが行われている時、ガ
バナ弁コントローラ2と手動コントローラ8の偏差は、
自動一手動偏差検出アンプ9により偏差が検出され、こ
の偏差はバンプレスアンプ13によりガバナ弁コントロ
ーラ2にフイードバツクされる。これは、ガバナ弁コン
トローラ2の積分特性を使つてガバナ弁コントローラ2
の出力を手動コントローラ8の出力に一致させる動作を
行うもので、負荷要求信号S4がその時のタービン出力
T。のフイードバツク信号に一致するよう変化している
間中たえずこのバンプレスアンプ13による修正が行わ
れる。従つて負荷偏差検出アンプ11の出力がOとなつ
た時、すなわち負荷要求信号S4がタービン出力T。の
フイードバツク信号と一致したときは、ガバナ弁コント
ローラ2の入力信号の総和はゼロとなり、かつ、ガバナ
弁コントローラ2の出力は手動コントローラ8の出力と
一致した値に保たれており、この状態で接点17A〜1
7Dは第4図に示される状態にもどり、バンプレストラ
ンスフアは終了し、ガバナ弁3へは、ガバナ弁コントロ
ーラ2の出力が与えられる。これ以降は、ガバナ弁コン
トローラ2の比例+積分特性によつて閉ループ運転が行
われる。次に、閉ループ運転から開ループ運転に切り替
える場合には、各接点16A〜16Dは第4図に示す状
態に切り替わり、またガバナ弁コントローラ2は比例特
性となる。
このとき、ガバナ弁コントローラ2の出力が急激に変化
することになり、この直前の値を保つている手動コント
ローラ8の出力との間に出力差が生じる。この差は、手
動一自動偏差検出アンプ9により検出され、第2のバン
プレス検出口ジツク14に与えられる。第2のバンプレ
ス検出口ジツク14は、接点17A〜17Dを励磁し第
4図に示される状態より切り替る。またガバナ弁コント
ローラ2と手動コントローラ8との出力偏差がなくなる
方向に負荷設定信号S3を変化させる信号を負荷設定回
路10に与える。従つてこのときも切り替えが行われた
直後には、ガバナ弁3へは一度手動コントローラ8の出
力が与えられ、自動一手動コントローラ9の出力偏差が
なくなつてからバンプレストランスフアモードが解かれ
、各接点17A〜17Dは第4図に示す状態に切り替わ
り、ガバナ弁コントローラ2に移されることになる。こ
のとき閉ループ運転−から開ループ運転となり接点17
A〜17Dが励磁されるまでの間は、ガバナ弁3へはガ
バナ弁コントローラ2の出力が与えられているが、時間
的には非常に短くすぐにバンプレストランスフアに移る
ため、実際の弁開度は変化しない。以上の動作により、
開ループ運転、閉ループ運転の切り替え時には、いづれ
もこのバンプレストランスフア動作により、その直前の
値に弁開度を一致させてから切り替え後の動作に移り変
わるため、切り替えによるシヨツクはほとんどゼロとな
る。
なお、上記実施例ではガバナ弁コントローラ2の特性を
比例特性と比例+積分特性との切り替えの場合について
説明したが、一次遅れ特性と比例+積分特性との切り替
え、あるいは、進み遅れ特性(たとえば△ニニニニ)と
、比例+積分特性との1 +RTjQ佃ハ扶÷1rつ′
ハγ太M洋のSノス子人1rT宋壬目で央る。
これらの場合には、閉ループ運転から開ループ運転への
切り替え時のバンプレストランスフアの際に、一次遅れ
特性あるいは進み遅れ特性の持つ時間遅れが問題となる
が、自動一手動偏差検出アンプ9の出力がゼロとなつて
から一定時間バンプレス状態を保持するタイマー特性を
第2のバンプレス検出口ジツク14に持たせることによ
り、スムーズなバンプレストランスフアが実現できる。
以上のように、本発明によれば、ガバナ弁コントローラ
を、閉ループ運転時に比例+積分特性を持つものとした
ため、負荷制御系全体としてI型の制御系となり、ガバ
ナ弁コントローラ以降に混入すると想定される外乱Nl
,N2に対する定常偏差をゼロにすることが可能となり
、きわめて精度の高い負荷制御が達成される。また、モ
ード切り替えには、手動運転用に設置されている手動コ
ントローラを利用しこれを介して切り替えを行うようシ
ステムを構成したので、どのような負荷偏差のある場合
にもタービンの出力を変動させることなく安定で精度の
高い電気ガバナが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従米のタービンの速度負荷制御において開ル
ープにて負荷庸制御を行う場合の電気ガバナのプロツク
図、第2図は、タービンの速度負荷制御において閉ルー
プにて負荷制御を行う場合の電気ガバナのプロツク図、
第3図は、従来のバンプレス電気ガバナのプロツク図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 開ループモード時は比例制御を、閉ループモード時
    は比例および積分特性をもつ自動運転時制御用のガバナ
    弁コントローラと、手動運転時およびモード切替時にガ
    バナ弁を制御する手動コントローラと、モード切り替え
    時にガバナ弁への入力を前記ガバナ弁コントローラより
    前記手動コントローラに切り替える切替装置と、開ルー
    プモードより閉ループモードへの切り替えの際負荷設定
    とフィードバックとの偏差を検出し負荷設定を修正する
    と共にその偏差が零になつたとき切り替えをもとに戻す
    手段と、前記ガバナ弁コントローラと前記手動コントロ
    ーラとの出力が等しくなるようガバナ弁コントローラの
    出力を修正する装置と、閉ループモードより開ループモ
    ードへの切り替えの際には前記ガバナ弁コントローラと
    前記手動コントローラとの出力が等しくなるよう負荷設
    定を修正し、一致したとき前記切替装置による切り替え
    をもとに戻すと共に、自動運転時には前記手動コントロ
    ーラの出力を前記ガバナ弁コントローラの出力に追従さ
    せる装置とを備えたことを特徴とする電気ガバナ。 2 ガバナ弁コントローラに、開ループモード時は一次
    遅れ特性を、閉ループモード時は比例および積分特性を
    持たせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電気ガバナ。 3 ガバナ弁コントローラに、開ループモード時は進み
    遅れ特性を、閉ループモード時は比例および積分特性を
    持たせたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    電気ガバナ。
JP171577A 1977-01-10 1977-01-10 電気ガバナ Expired JPS597965B2 (ja)

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JPS5386986A JPS5386986A (en) 1978-07-31
JPS597965B2 true JPS597965B2 (ja) 1984-02-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138602A (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タ−ビンガバナ

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JPS5386986A (en) 1978-07-31

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