JPH0631285Y2 - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPH0631285Y2
JPH0631285Y2 JP1988022491U JP2249188U JPH0631285Y2 JP H0631285 Y2 JPH0631285 Y2 JP H0631285Y2 JP 1988022491 U JP1988022491 U JP 1988022491U JP 2249188 U JP2249188 U JP 2249188U JP H0631285 Y2 JPH0631285 Y2 JP H0631285Y2
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正康 木村
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば製鉄所等における廃ガスを利用し
て、これをボイラーで燃焼させ、蒸気タービンを駆動し
て、火力発電等を行う場合の燃焼制御装置に関する。
(ロ)従来の技術 一般に、燃料をボイラーで燃焼させ、蒸気を発生し、こ
の蒸気により負荷であるタービンなどを駆動させる燃焼
装置においては、負荷の状況に応じて、供給すべき燃料
を制御するのが通常である。しかし、燃料を生産する
所、例えば製鉄所において、廃ガスを利用する場合など
に、負荷追従によりボイラーを制御するよりも、むし
ろ、生産された燃料量に負荷を追従させて運用するのが
一般的である。
従来、このような、つまり燃料追従の制御は、燃料量の
増減に相当する負荷の増減をガバナ制御側にて操作する
一方、その結果として得られる燃料量を所定の値にもっ
ていくといった制御をとっている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記従来の燃焼制御装置における制御方式では、ガバナ
制御側とボイラー自動制御の双方を2箇所同時に協調を
とりながら操作しなければならず、適性な制御にもって
いくのに、操作が複雑になるという問題があった。
この考案は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、燃料量に応じて、ガバナを制御するようにし、操作
の一元化を実現した燃焼制御装置を提供することを目的
としている。
(ニ)問題点を解決するための手段及び作用 この考案の燃焼制御装置は、通常の負荷追従モードと燃
料追従モードを個別に選択するモード設定手段と、目標
燃料値を設定する目標燃料値設定器と、実流燃料値を検
出する燃料検出器と、前記目標燃料値設定器の目標燃料
値と実流燃料値との偏差を検知する回路と、この偏差を
検知する回路の偏差出力に応じてガバナ弁を制御する手
段とを備え、前記モード設定手段で燃料追従モードが設
定されている状態下で、前記偏差を検知する回路の偏差
出力に応じてガバナ弁を制御し、供給燃料量に応じて蒸
気量出力を制御するように構成している。
この燃焼制御装置では、例えば、目標燃料設定値に対し
て、実流燃料値が小さい場合、その偏差検出器からは、
燃料増加させる信号が出力され、これによりガバナ弁が
多く開かれ、蒸気量が増加され、その結果、さらに供給
燃料量が増大するように制御される。逆に、設定目標値
に対し、実流燃料値が大なる場合、その偏差出力検知回
路は、主蒸気流量を減少する方向にガバナ弁を閉じ、こ
れにより主蒸気流量が減少すると、結果として燃焼が減
ずる方向に制御される。
(ホ)実施例 以下実施例により、この考案をさらに詳細に説明する。
第2図は、この考案が実施される燃焼制御装置の概略図
であり、ボイラー1にA燃料、B燃料が供給されるとと
もに、ボイラー1からガバナ弁4を介して、タービン5
に蒸気が供給されるようになっており、さらに、A燃
料、B燃料から供給される各燃料量はトランスミッタ
8、9を介して、コントローラ2に取込まれ、同様にボ
イラー1からの主蒸気圧及び主蒸気流量がそれぞれトラ
ンスミッタ6、7を介して、コントローラ2に取込ま
れ、コントローラ2は、ガバナ弁4をモータ3により開
閉制御するように構成されている。
第1図は、この考案の一実施例を示す燃焼制御回路のブ
ロック図である。
ここでは、A燃料とB燃料の2系統の燃料供給がなされ
る回路に関し、一方がマスタ制御、他方が定値制御され
るように構成されている。
トランスミッタ6よりの主蒸気圧力は、設定器11の設
定値となるようにコントローラ12で出力され、この主
蒸気圧力とトランスミッタ7からの主蒸気流量は加算器
13で加算され、減算器14、27の+入力端子にそれ
ぞれ入力されている。一方、A燃料のトランスミッタ
8、B燃料のトランスミッタ9よりの燃料量はそれぞれ
コントローラ16、29に入力されるとともに、他の系
列の減算器27と14の−入力端子にそれぞれ入力され
ている。また、さらに、偏差モニタ18にA燃料のトラ
ンスミッタ8の燃料値が入力される一方、B燃料のトラ
ンスミッタ9より、その燃料値が偏差モニタ31に入力
されている。さらに、A燃料の燃料目標設定器17は、
偏差モニタ18に入力される一方、変化率制限器19を
介して、切換器15に入力され、切換器15は、前記減
算器14の出力aあるいは変化率制限器19の出力bを
切換えにより、出力cとしてコントローラ16に入力す
る。一方、B燃料系の燃料目標設定器30も同様に、偏
差モニタ31と変化率制限器32に入力され、変化率制
限器32の出力bと減算器27の出力aは、切換器28
に入力され、切換器28のcはコントローラ29に入力
されている。コントローラ16、29の出力によって、
それぞれA燃料制御弁20、B燃料制御弁37が制御さ
れる。偏差モニタ18のアップ信号u及びダウン信号D
はそれぞれアンド回路21、22の入力の一端に接続さ
れ、アンド回路21、22の他方の入力端にはAマスタ
選択信号が入力されている。さらに、アンド回路21、
22の出力は、オア回路23、35の入力の一端に接続
されている。同様に、B燃料系の偏差モニタ31のアッ
プ信号u及びダウン信号Dは、アンド回路33、34の
入力の一端に接続される一方、Bマスタ選択信号がアン
ド回路33、34の他方の入力端に接続され、これらア
ンド回路33、34の出力はオア回路23の出力はアン
ド回路24の入力の一端に、オア回路35の出力はアン
ド回路36の一端に接続され、さらにアンド回路24、
36の入力の他端には、燃料追従モードスイッチ10か
らの信号が入力され、アンド回路24及び36の信号
は、インタラプタ25にガバナ弁制御信号を入力し、こ
の信号によりモータ3が駆動され、ガバナ弁4を開閉制
御するように構成されている。
上記実施例燃焼制御装置において、A燃料系統をマスタ
選択し、しかも、通常の制御を行う場合について説明す
る。
先ず、アンド回路21、22に、Aマスタ選択信号が入
力される一方、燃料追従スイッチ10は、オープンの状
態にある。Aマスタ選択の場合に切換器15はa−cが
切換えにより接続され、一方、B系統は定値制御のた
め、切換器28はb−cが接続状態に選択される。この
ような、状況下において、主蒸気圧力の変動や負荷、つ
まり主蒸気流量の変化が生じると、加算器13の出力B
M、つまりボイラマスタ信号が変化し、マスタ選択され
ている燃料Aをコントローラ16によって制御し、A燃
料制御弁20を開閉制御し、主蒸気圧力を一定にするよ
うにコントロールする。一方、B燃料の定値制御側は、
設定器32より設定された値にコントローラ29が作動
し、B燃料制御弁37を制御して、主蒸気圧力が設定値
となるように制御する。
次に、この考案の目的である燃料追従制御を行う場合に
は、燃料追従モードスイッチ10をONとする。この燃
料追従モードスイッチ10のONにより、偏差モニタ1
8、アンド回路21、22、オア回路23、35を通し
て、アンド回路24、36に入力される偏差モニタ18
からのアップ信号あるいはダウン信号がインタラプタ2
5に加えられ、これらの信号により、ガバナ弁4が制御
されることになる。
今、マスタ選択側のトランスミッタ8の出力の燃料を増
加させる時は、設定器17によって、増加させる目標値
を設定する。これにより、偏差モニタ18の入力は、設
定器17の出力Eに対し、A燃料8の入力信号E
は、E>Eとなり、偏差モニタ18はこれを検出
して、アップ側の信号uを出力する。この信号は、アン
ド回路22、オア回路23、アンド回路24を経て、イ
ンタラプタ25に入力される。この入力信号は、アップ
信号であるため、インタラプタ25はこのアップ信号を
ガバナ弁4に入力し、このガバナ弁4を開動作する。こ
の開動作によって、主蒸気流量が増加し、結果として、
加算器13の出力、ボイラマスタ信号BMが上昇し、A
燃料系のコントローラ16の設定値A信号は上昇して、
コントローラ16の出力によりA燃料制御弁20を開
し、A燃料を増加させる。やがて、A燃料系の設定器1
7の出力Eと、実流燃料量の信号Eが等しくなる
と、つまり、燃料流量が目標値となると、偏差モニタ1
8の出力は断となり、インタラプタ25への信号がOF
Fとなって、ガバナ弁4の動作は停止し、燃料量の目標
値にバランスすべきの主蒸気流量が得られることにな
る。A燃料系統を減少した目標値に設定する場合は、同
様の制御メカニズムでA燃料制御弁20を閉する方向で
制御が実施されることになる。
また、定値側の、つまりB燃料系の燃料量の増減によっ
て、燃料追従制御を行わせる場合には、設定器30によ
って目標値を設定する。この時、変化率制限器32は、
ランプ関数の時間特性をもった動作をし、B燃料量を徐
々に目標値に近づける。このB燃料量の変化は、減算器
14に入力され、マスター側に選択されているAの信号
を変化させ、その値でA燃料量が制御される。設定器1
7は、初期値(燃料追従モードON時のバランス時の
値)に設定しておくと、A燃料量が変化したことを偏差
モニタ18で検出し、インタラプタ25を経由して、ガ
バナ弁4を操作し、主蒸気流量の変化によって、BM信
号を増減させ、偏差モニタ18の偏差がなくなる方向へ
出力信号が変化する動作を実現する。これにより、やは
り燃料に追従した主蒸気流量が得られることになる。
また、A燃料系を定値制御、B燃料系をマスタ選択とす
る場合も、上記A燃料系とB燃料系を逆にして同様に考
えれば全く同じ動作対応で燃料追従の主蒸気流量制御が
なされることになる。
なお、上記実施例では、燃料系統を2系統としたが、1
系統あるいは3系統以上である場合であっても、この考
案を同様に実施することができる。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、燃料量に応じた目標設定値を設定し
さえすれば、後は実流燃料量と目標設定値の偏差に応
じ、ガバナ制御弁を制御して、主上記流量が、燃料量に
追従するので、操作が極めて簡単となり、オペレータの
作業が容易となり、その分省力化が図れると言う利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す燃焼制御装置のブ
ロック図、第2図は、この燃焼制御装置が使用される燃
焼装置の概略図である。 1……ボイラー、2……コントローラ、 4……ガバナ、8・9……燃料トランスミッタ、 17・30……燃料目標設定値、 18・31……偏差モニタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料をボイラに供給して燃焼させ、蒸気量
    を出力する燃焼装置の燃焼制御装置において、 通常の負荷追従モードと燃料追従モードを個別に選択す
    るモード設定手段と、目標燃料値を設定する目標燃料値
    設定器と、実流燃料値を検出する燃料検出器と、前記目
    標燃料値設定器の目標燃料値と実流燃料値との偏差を検
    出する回路と、この偏差を検知する回路の偏差出力に応
    じてガバナ弁を制御する手段とを備え、前記モード設定
    手段で燃料追従モードが設定されている状態下で、前記
    偏差を検知する回路の偏差出力に応じてガバナ弁を制御
    し、供給燃料量に応じて、蒸気量出力を制御するように
    したことを特徴とする燃焼制御装置。
JP1988022491U 1988-02-23 1988-02-23 燃焼制御装置 Expired - Lifetime JPH0631285Y2 (ja)

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JPH01129501U JPH01129501U (ja) 1989-09-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0623683Y2 (ja) * 1986-08-08 1994-06-22 三菱重工業株式会社 混焼ボイラを備えた発電プラントの制御装置

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Publication number Publication date
JPH01129501U (ja) 1989-09-04

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