JPS6111444Y2 - - Google Patents

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JPS6111444Y2
JPS6111444Y2 JP6581779U JP6581779U JPS6111444Y2 JP S6111444 Y2 JPS6111444 Y2 JP S6111444Y2 JP 6581779 U JP6581779 U JP 6581779U JP 6581779 U JP6581779 U JP 6581779U JP S6111444 Y2 JPS6111444 Y2 JP S6111444Y2
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generator
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governor
operated
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JP6581779U
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JPS55165905U (ja
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【考案の詳細な説明】 本考案は背圧蒸気タービン制御装置に係り、特
に背圧蒸気タービンの調圧−調速切替時に於ける
サイクル変動を防止するに好適な背圧蒸気タービ
ン制御装置に関する。
第1図は一般的な背圧蒸気タービン制御装置の
系統図で、同図中1は蒸気によつて駆動されるタ
ービン、2は前記タービン1によつて駆動される
発電機、3は前記発電機2の出力系に設けられた
ユニツト遮断器、4は前記発電機2を他の系と連
絡する外部連絡遮断器、5は前記タービン1への
蒸気流量を調節する蒸気加減弁、6は前記タービ
ン1の背気側圧力変動を検出して、背気流量一定
制御を行う調圧ガバナー、7は同期装置を備えた
主調速機、8はソレノイド付の調圧−調速切替装
置、9は前記タービン1に供給する蒸気を発生す
るボイラである。
かかる構成を有する背圧蒸気タービンは外部電
源と併列に運転される自家発電機駆動用として用
いられるもので、調圧運転時には外部系統と併列
とされ、背気側圧力変動は調圧ガバナー6の作用
により蒸気加減弁5を開閉して抑制され、背気流
量一定制御が行なわれる。なお、この時の電力負
荷変化分は外部系統より補給される。
一方、同期装置を備えた主調速機7は調速運転
時に使用されるプレエマジエンシーガバナーと
し、調圧ガバナー6より上の上限値にセツト運用
され、またソレノイド付の調圧−調速切替装置8
は予め定められた位置にセツトされるものであ
る。なお、前記調圧−調速切替装置8のセツト値
は外部連絡遮断器4の開く前及び後の負荷変化量
を予測して決定されるものである。
第2図は第1図に示した一般的なソレノイド付
の調圧−調速切替装置8の構成を示す概略構成図
で、同図中aはソレノイド、bは前記ソレノイド
aの動きに連動する閂リンク機構、cは前記閂リ
ンク機構bを付勢するスプリング、dはセツトボ
ルト、eは主調速機7に連結されるレバー機構、
fは前記主調速機7の同期軸をそれぞれ示すもの
である。
かかる構成に於いて、いま外部連絡遮断器4が
開くとソレノイドaが作動して閂リンク機構bが
はずれ、該リンク機構bはスプリングcによつて
上側に向つて動かされ、セツトボルトdとレバー
機構eの間隙Zに相当する量だけ動作することと
なる。このことは、主調速器7の同期軸fを作動
させ、主調速機7によつて速度(サイクル)を変
化させたと同じ状態となる。
従つて、外部連絡遮断器4が開くと、残留した
所内負荷とソレノイド付調圧ー調速切替装置8の
セツトボルトdのセツト位置によつて決まる新た
な速度にて定常動転状態が継続されることとな
る。
しかしながら、以上述べた如き構成に於いて
は、ソレノイド付調圧−調速切替装置のセツト値
と外部連絡遮断器の開かれる時の負荷状態の予測
値のずれや運転状態変更によるセツト値変更誤差
等々による速度変動が生じ易いという欠点をも内
包するものである。
従つて本考案の目的は上記従来技術の欠点をな
くし、ソレノイド付調圧−調速切替装置のセツト
値を固定点とせずに、常時電力負荷相当位置に対
してセツト値を追従させ、外部連絡遮断器が開か
れた時の速度変動を防止し得る背圧蒸気タービン
制御装置を提供するにある。
以下、図面に従つて本考案を更に詳細に説明す
る。
第3図は本考案の一実施例に係る背圧蒸気ター
ビン制御装置の系統図を示すもので、同図中10
は所内負荷を検出するMWトランスデユーサ、1
1は前記MWトランスデユーサ10の出力と後述
する増幅器13の出力を比較する電圧比較器、1
2は主調速器7の同期軸fに取り付けられた、前
記同期軸fの偏位に応じて信号出力を行う差動ト
ランス、13は前記差動トランス12の出力を増
幅して前記電圧比較器11に出力する増幅器、1
4はソレノイド付調圧−調速切替装置8のセツト
ボルトdに連結され、前記電圧比較器11の出力
によつて駆動されるモータである。
第4図は第3図の構成に適用されるソレノイド
付調圧−調速切替装置の構成を示す概略構成図
で、同図中gはセツトボルトdとモータ14を連
結させる伝達機構である。
第3図、第4図の構成の第1図、第2図の構成
と異なる点は、所内負荷側と同期装置付主調速機
7側とを比較させる系統を構成し、この偏差によ
り常時ソレノイド付調圧−調速切替装置8を応動
させる如き制御システムを構成して成ることであ
る。
かかる構成に於いて、主調速機7の同期軸fの
状態は差動トランス12、増幅器13を通じて常
時電圧比較器11に入力されており、MWトラン
スデユーサ10で検出された所内負荷との偏差分
がソレノイド付調圧−調速切替装置8に伝達され
る。
一方、ソレノイド付調圧−調速切替装置8に於
いては、モータ14の回転を伝達機構gを通じて
セツトボルトdに伝達し、該セツトボルトdを応
動させてセツト間隔Zの変更を行う如き構成とな
つており、電圧比較器11によつて得られた偏差
分をモータ14にランバツクさせ、モータ14の
回転によつてセツトボルトdによるセツト間隔Z
を所内負荷に応じた量に変更するものである。
従つて、外部連絡遮断器4が開かれた場合に、
所内負荷側と主調速機7の同期軸f側との負荷
(電力)比較によつてソレノイド付調圧−調速切
替装置8のレバー機構eの作動間隙が常時遮断負
荷位置にある様に調定されているので、調圧−調
速切替時の速度変化を確実に防止し得るものであ
る。
以上述べた如く、本考案によれば所内負荷の状
態と主調速機の状態を比較して調圧−調速切替装
置のセツト状態を常時修正するという簡単な機構
によつて、調圧−調速切替時の速度変化を防止
し、円滑な運転を可能とした背圧蒸気タービン制
御装置を得ることが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な背圧蒸気タービン制御装置の
系統図、第2図は第1図に示した一般的なソレノ
イド付調圧−調速切替装置の構成を示す概略構成
図、第3図は本発明の一実施例に係る背圧蒸気タ
ービン制御装置の係統図、第4図は第1図に示し
たソレノイド付調圧−調速切替装置の構成を示す
概略構成図である。 1……タービン、2……発電機、4……外部連
絡遮断器、5……蒸気加減弁、6……調圧ガバナ
ー、7……主調速機、8……ソレノイド付調圧−
調速切替装置、10……MWトランスデユーサ、
11……電圧比較器、14……モータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部電源と連絡遮断器を介して並列運転される
    発電機と、前記発電機が外部電源と並列運転の時
    には調圧運転で、前記発電機が単独運転の時は調
    速運転で前記発電機を駆動する背圧蒸気タービン
    と、前記連絡遮断器が開放になつたことを検出し
    てソレノイド等を動作させ調速器の同期軸支点を
    切換えて調速運転とする調圧−調速切替器と、前
    記発電機の単独運転で駆動される負荷を検出する
    負荷検出器と、前記調速器の同期軸状態を検出す
    る状態検出器と、前記負荷検出器及び前記状態検
    出器の各出力に基いて前記調圧−調速切替器の同
    期軸応動範囲を制御する制御器を備えることを特
    徴とする背圧タービン制御装置。
JP6581779U 1979-05-17 1979-05-17 Expired JPS6111444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6581779U JPS6111444Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17

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JP6581779U JPS6111444Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55165905U JPS55165905U (ja) 1980-11-28
JPS6111444Y2 true JPS6111444Y2 (ja) 1986-04-11

Family

ID=29299810

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JP6581779U Expired JPS6111444Y2 (ja) 1979-05-17 1979-05-17

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