JPH0242254Y2 - - Google Patents

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JPH0242254Y2
JPH0242254Y2 JP1983149650U JP14965083U JPH0242254Y2 JP H0242254 Y2 JPH0242254 Y2 JP H0242254Y2 JP 1983149650 U JP1983149650 U JP 1983149650U JP 14965083 U JP14965083 U JP 14965083U JP H0242254 Y2 JPH0242254 Y2 JP H0242254Y2
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JP
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JP1983149650U
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JPS6058106U (ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はCT装置用被検体支持装置に係り、
さらに詳しくはCT装置のスキヤナに付属するス
トレツチヤと呼ばれる被検体を支持する装置に関
している。
近年、X線CT装置の進歩によつて分解能が1
mmの断層像を得られるようになつて、治療前後の
同一部位のCT像の比較、ポジトロンエミツシヨ
ンCT装置などによるCT像との比較をなすことが
できるようになつてきている。このような比較の
ためには、被検体をたかい精度で繰り返して位置
決めすることができる、支持器を必要とする。
従来、このための頭部支持器として、たとえば
第1図に示すものが提供されている。この支持器
は、被検体頭部Aを支持部材Bにのせ、支持部材
から頭上の端板C側頭部に向つて端板Cから延び
る押え板Dおよび同じく端板に設けられたマウス
ピースEによつて、頭部の動きを阻止してある。
この支持器にて、頭部はクツシヨン材Fを介して
支持板におかれるのであるが、クツシヨン材のた
わみによつて頭部がおかれるごとに頭部の位置が
異なるため、以前のT像と同じCT像を得るため
に、被検体に頭を前後、左右に、そしてまわして
もらいながら、光ビームを利用して位置決めしな
ければならない。また、他の頭部支持器として、
第2図に示すものも使われている。これは被検体
の前頭部にあわせて作成したマスクGを天板から
延びる支持板Hに設けたもので、被検体頭部がこ
れらの部材の間に挿入されることで位置を固定で
きるようにしてある。が、頭骨と頭皮とのすべり
によつて頭部を同じ位置に位置決めさせることが
むずかしく、前述のものと同様に被検体に頭を動
かしてもらつて、位置決めをなさなければならな
い。このように、位置決めにあたつて被検体に頭
を動かす動作を要求するということは、被検体が
通常病人であることを考慮すると、被検体に多大
な苦痛をあたえる。
本考案は、被検体頭部の位置決めを、被検体に
最小の負担でなすことができる、CT装置用被検
体支持装置を提供するものである。
本考案の被検体支持装置は、頭部支持器が天板
と独立して昇降する受台に設置されている。そし
て頭部支持器は、被検体頭部の両側および後部を
保持する、ほぼU字形断面の支持板と、被検体頭
部を頸部附近で前後、左右および回転させるため
に支持板を前記受台に支持させる手段とを具備し
ている。スライス面の位置決めは、支持板を前
後、左右、および回転させ、それに天板あるいは
受台の昇降によつて、被検体頭部を自由に動かす
ことができるので精密になすことができ、しかも
これは被検体が頭部を自分で動かすことなくなす
ことができるため、被検体にたいする負担がきわ
せて小さいものである。
以下、本考案の被検体支持装置の一実施例を、
添付図面にしたがつて説明する。
第3図において、11は天板、12は受台、1
3は基台をそれぞれ示している。天板は、枠14
に長手方向に移動可能に保持されていると共に、
枠上の送りねじのナツトに結合されていて、枠上
の電動機が送りねじを回転することで枠上でスラ
イドできるようになつている。天板はその枠を受
台上の昇降器15に支持されていて、受台上で昇
降できる。また、受台はもうひとつの昇降器16
を介在して基台に設置されていて、天板を受台と
ともに昇降させられるようにしてある。受台には
天板の一端に向つて延びるアーム17を設けてあ
る。頭部支持器18はこのアームの自由端に設置
されている。被検体19は頭部を支持器18にの
せて天板11に支持され、天板をスライドさせる
ことで体軸方向の位置調整、受台の昇降により被
検体の高さ調整を、そして支持器18を動かすこ
とで頭部の位置の調整をなせるようになされる。
第4図ないし第6図は頭部支持器の詳細を示し
ている。支持板21は後頭部の形状に対応してほ
ぼU字形に形成されている。支持部材22は支持
板の下面に配置されている。頭付ねじ23は支持
板21および支持部材22を貫通して支持部材の
下面に延びており、この延長部分にノブ24をね
じ込まれている。ねじ23は頭部が支持板21に
置かれたときに、首のあたりに位置するように配
置されていて、ノブ24をゆるめることで頭部を
支持板とともに左右にふらせることができるよう
にしている。
支持部材22における支持板に結合された側と
反対側は、コ字形をなす支持部材25にかん合さ
れていると共に、支持部材25に固定されたピン
26に遊かんされている。このピン26は被検体
の首部に位置しかつ被検体の左右方向に位置して
配置されていて、支持板上の被検体頭部が支持部
材22とともに前後させられるようにしてある。
支持部材25には、さらに、支持部材22の下面
に向つて延びる部分25aを有している。ノブ2
7をもつねじ軸28が部分25aにねじ込まれ、
かつ支持部材22に接触させられていて、被検体
頭部をのせた支持板21が下方に回転するのを防
いでいる。
支持部材25は、さらに支持部材29に固定さ
れている。支持部材29は受台12のアーム17
に固定された支持部材30に、ありとあり溝とに
よつて結合されている。ありとあり溝とは支持板
内に位置され頭部の回転中心軸、いいかえれば体
軸を中心とする円弧上に位置するように形成され
ており、支持板21を支持部材22,25,29
とともに体軸を中心に回転させられるようにして
いる。支持部材29の周面には歯車31を設けて
あり、ウオーム32がこの歯車にかみ合わされて
いる。支持部材29は、このため、ウオーム32
にたいするウオームホイールを構成している。ウ
オームは支持部材30の下面に固定された部材3
3にある軸受に、その軸を保持されている。ノブ
34は軸受から突出するウオームの軸の一方に固
定されている。
被検体は、前述のように、頭部を支持器18に
のせて天板11に寝載される。このとき頭部はク
ツシヨン材を介在して支持器18の支持板21に
支持される。スライス位置の位置決めは、天板1
1のみを、受台12を天板11とともに昇降させ
て、被検体の高さ、頭部と身体との相対関係を調
整し、ノブ24,27,34をまわすことで頭部
を前後、左右および回転させることによつてなさ
れる。すなわち、ノブ24をゆるめることで支持
板21が自由回転できるようになり、頭部を左右
に動かすことができる。ノブ27が回転されるこ
とで、支持板21がピン26を中心に回転され、
支持板上の頭部を前後に動かすことができる。さ
らに、ノブ24が回転されることで、ウオーム3
2がウオームホイールである支持部材29を支持
板21とともに回転させて、被検体頭部を回転さ
せることができる。したがつて、これらの動きを
頭部に与えることで、CTスキヤナの投光器から
の光ビームムを用いて精密な位置決めをなすこと
ができる。しかも被検体は頭部を自分で動かす必
要がないため安楽である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の被検体支持装置に
おける頭部支持器の構成を示す説明図である。第
3図ないし第6図は本考案の被検体支持装置の一
実施例を示していて、第3図は正面図、第4図は
頭部支持器の拡大正面図、第5図は同平面図、第
6図は同側面図である。 11……天板、12……受台、13……基台、
15……アーム、16……頭部支持器、21……
頭部の支持板、22〜34……支持板の回動手
段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天板が昇降器を介在して受台に支持され、天板
    の一端側に頭部支持器を具備するCT装置の被検
    体支持装置において、前記受台が昇降器を介在し
    て基台に支持され、前記頭部支持器が受台から天
    板の一端側に向つて延びるアームの端部に接続さ
    れており、かつ天板に寝載された被検体の頭部の
    両側面および背面を保持する、ほぼU字形断面を
    もつ支持板を具備し、前記被検体の頭部を頸部附
    近で前後、左右および回転の移動をなさしめるた
    めに前記支持板と前記アームの端部との間に配設
    された手段を具備し、前記回転移動手段がウオー
    ムとウオームホイールの組合せ機構から成ること
    を特徴とするCT装置の被検体支持装置。
JP14965083U 1983-09-29 1983-09-29 Ct装置の被検体支持装置 Granted JPS6058106U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14965083U JPS6058106U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 Ct装置の被検体支持装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14965083U JPS6058106U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 Ct装置の被検体支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6058106U JPS6058106U (ja) 1985-04-23
JPH0242254Y2 true JPH0242254Y2 (ja) 1990-11-09

Family

ID=30332136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14965083U Granted JPS6058106U (ja) 1983-09-29 1983-09-29 Ct装置の被検体支持装置

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JP (1) JPS6058106U (ja)

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JPS5411808U (ja) * 1977-06-27 1979-01-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6118008Y2 (ja) * 1980-05-28 1986-06-02
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6058106U (ja) 1985-04-23

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