JPH019534Y2 - - Google Patents

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JPH019534Y2
JPH019534Y2 JP600981U JP600981U JPH019534Y2 JP H019534 Y2 JPH019534 Y2 JP H019534Y2 JP 600981 U JP600981 U JP 600981U JP 600981 U JP600981 U JP 600981U JP H019534 Y2 JPH019534 Y2 JP H019534Y2
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JP
Japan
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top plate
shoulder rest
head
patient
base
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JP600981U
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JPS57120012U (ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、コンピユータ断層撮影装置(以
下、CTと略す)に用いられるベツドに関する。
CTで患者の頭部の撮影を行なう場合、CTに対
して頭部の位置・角度を変えて希望裁断角度での
断層像を得る必要がある。そのため従来のCT用
ベツドには患者頭部を任意角度・位置に設定する
ため種々の機構が採用されている。ところが従来
のものでは、いずれも、患者の姿勢に無理が生じ
たり、角度・位置の設定操作が難しかつたり、機
構的に複雑であつたり、等々の欠点があつた。
本考案は上記に鑑み、ベツド天板の上下動のみ
という簡単な機構で、患者に無理を与えずに頭部
の角度・位置を容易に設定することのできるCT
用ベツドを提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。第1図に示すように、CTのガ
ントリ1のトンネル(測定領域)中心と患者2の
頭部(被検体)中心とが常に合致するように、基
台部3に、頭部を支持するヘツドレスト(頭部支
持部)4が固定されている。そしてこの基台部3
には、昇降台10が設けられて、天板5が上下動
自在に保持されている。この昇降台10の駆動源
はモータ等であり基台部3内に収められている。
天板5の端部には第2図にも示すように、一端に
おいて軸9により軸支されて回動自在に保持され
た肩当て部6が取り付けられている。この肩当て
部6の軸9側の端部にはストツパ61が設けられ
ており、天板5側の係止部51に当接することに
よつて第2図に示すように肩当て部6を水平に保
ち、肩当て部6が天板5に対しフラツトな面をな
すようにしている。
この肩当て部6の自由端側下部には突部7が設
けられており、この突部7が、昇降台10が降下
して天板5が下方に一定距離以上移動したとき
に、第3図及び第4図に示すように押し上げ部8
に衝当して、肩当て部6の自由端側が下方から押
し上げられて回動するようになつている。押し上
げ部8は、この実施例の場合ヘツドレスト4を基
台部3に固定するための脚部として兼用されてい
る。
まず、第2図のように昇降台10が上昇して天
板5が上方に位置しているときには、患者2の肩
付近は天板5に対してフラツトな肩当て部6によ
り保持され、頭部のみが、天板5及び肩当て部6
より多少上方に位置しているヘツドレスト4によ
り若干持ち上げられ、裁断面(点線で示す)は、
患者2の目と耳を通る基準面(実線で示す)に対
して角度θ1となる。
次に昇降台10を降下させて天板5を下方に移
動した場合、その移動距離が一定量を超えないと
きには、第3図に示すように突部7が押し上げ部
8に衝当せず肩当て部6が天板5とフラツトなま
ま、天板5及び肩当て部6が下方に移動する。こ
のとき、患者2は肩及び胴体が降下するので、相
対的に頭部のみがヘツドレスト4により、より持
ち上げられ、その結果第2図よりは矢印A方向に
傾けられた状態となり、裁断面と基準面はほぼ一
致する。
さらに天板5が下方に移動すると、突部7が押
し上げ部8に衝当して、第4図に示すように肩当
て部6の自由端側が押し上げられて肩当て部6が
回動する。したがつてこのとき患者2は、肩の部
分から起こされるようにして頭部がより矢印A方
向に傾けられ、裁断面の角度は基準面に対し角度
θ2となる。
このようにヘツドレスト4の高さは固定され、
天板5のみが上下動し、頭部の傾き角度が小さい
間は頭部のみを肩・胴体より持ち上げるようにし
て頭部を傾け、さらに大きな傾き角度のときには
肩当て部6を回動させて肩から起こすようにして
頭部を傾けるようにしているため、患者2の頭部
を傾ける際に患者2に無理な姿勢を強いることが
防止できる。またヘツドレスト4の高さは固定で
あり、頭部をトンネル中心位置に常に保持してい
るため、天板5がどのような位置にあつて頭部が
どのように傾けられても、被検体中心を測定領域
中心に保持することができる。
なお、図示しないが突部7をボルト先端に取り
付け、肩当て部6に固定したナツトにこのボルト
を螺合するなどして、突部7の高さを変えるよう
にすれば、患者2の個人差に応じて肩当て部6が
傾き始める位置を調整できて好都合である。
以上実施例について述べたように、本考案によ
れば、天板の上下動だけでよいので機構が簡単で
且つ裁断角度・位置の設定操作も容易であり、し
かも頭部の傾きを大きくする場合には肩当て部に
より肩から起こすようにするので患者に無理がか
からない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体を示す概略側
面図、第2図、第3図及び第4図は、頭部を3つ
の異なる角度に設定する場合のそれぞれを示す部
分拡大概略側面図である。 1……ガントリ、2……患者、3……基台部、
4……ヘツドレスト、5……天板、6……肩当て
部、7……突部、8……押し上げ部、10……昇
降台。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基台部に対して上下動可能に保持された天板
    と、この天板端部に回動自在に軸支された肩当て
    部と、前記基台部に固定された頭部支持部と、こ
    の頭部支持部に設けられて前記天板が所定量以上
    下降してきたときに前記肩当て部の自由端側を下
    方から押し上げて肩当て部を回動させる押し上げ
    部とを有してなるコンピユータ断層撮影装置用ベ
    ツド。
JP600981U 1981-01-19 1981-01-19 Expired JPH019534Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP600981U JPH019534Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JP600981U JPH019534Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57120012U JPS57120012U (ja) 1982-07-26
JPH019534Y2 true JPH019534Y2 (ja) 1989-03-16

Family

ID=29804343

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JP600981U Expired JPH019534Y2 (ja) 1981-01-19 1981-01-19

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JPS57120012U (ja) 1982-07-26

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