JPS6139465Y2 - - Google Patents

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JPS6139465Y2
JPS6139465Y2 JP1983086141U JP8614183U JPS6139465Y2 JP S6139465 Y2 JPS6139465 Y2 JP S6139465Y2 JP 1983086141 U JP1983086141 U JP 1983086141U JP 8614183 U JP8614183 U JP 8614183U JP S6139465 Y2 JPS6139465 Y2 JP S6139465Y2
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JP
Japan
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base plate
hydraulic cylinder
caster
chair
piston rod
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JP1983086141U
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English (en)
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JPS59190243U (ja
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Priority to JP8614183U priority Critical patent/JPS59190243U/ja
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Publication of JPS6139465Y2 publication Critical patent/JPS6139465Y2/ja
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  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、床面に固定的に設置することができ
るとともに必要に応じて走行移動させることがで
きるようにした治療用椅子に関するものである。
一般に、耳鼻科の治療用に使用される椅子に
は、通常の外来の患者の治療時には椅子のままで
使用し、手術時等にはベツドのように平らな台と
して使用できるようにしたものがある。このよう
な手術台兼椅子は、使用目的に応じて診療室と手
術室等の間を移動でき、また手術後の片付けも容
易であることが望まれる。
一般に、このような椅子は全体の重量が160〜
200Kgもあて簡単には移動できないので、従来は
第1図に示すように、椅子1全体を、複数個のキ
ヤスタ2とストツパ3についた台車4上に載せ、
移動時には、ストツパを構成するねじ軸3を、ハ
ンドル5の回転により、床面6より上方へ浮き上
がらせてキヤスタ2を転動させつつ移動させ、ま
た、固定時にはハンドル5を回してねじ軸3の下
端を床面6に密着させて固定していた。
しかしながらこのような従来の治療用椅子にお
いては、つぎのような欠点があつた。
(1) 複数個のストツパ3をそれぞれ別個に手動で
操作して床面6に設置固定しなければならず、
操作が面倒であること。
(2) 椅子1の重量が160〜200Kgと極めて大きいた
めストツパ3で同一高さに調整することが困難
で治療用椅子1を水平に保つことができないこ
と。
(3) 手術時においては特に安定した静止状態に維
持されることが要求されるが、固定時にキヤス
タ2が少し浮く程度まで持ち上げると、ストツ
パ3はねじ軸など棒状部材で形成されるので重
量の大きな椅子1を支えるのが不充分で、椅子
1が揺れて手術用に支障をきたすこと。
(4) 椅子1の高さが台車4の分だけ高くなり治療
作業に不便であること。
本願の考案は以上の欠点を改良するためになさ
れたもので、基台の下部に、可能な限り大きなベ
ース板を設け、このベース板の複数個所に、この
ベース板から下方に進退自在の走行装置を設けて
なるものである。そして固定時には走行装置を上
昇させてベース板全体を床面に接地すれば、椅子
は水平かつ安定な静止状態に保つことができ、ま
た、移動時には走行装置を下降させてベース板よ
り下方に突出させれば、ベース板は床面より浮上
がり椅子は走行装置で自由に走行でき、したがつ
て、従来の欠点を悉く解消できるものである。
以下本考案の治療用椅子の実施例を第2図以下
の図面に基づいて説明する。
第2図ないし第5図はいわゆるリンク機構を用
いた本考案の治療用椅子の第1実施例を示すもの
で、これらの図において、10は基台で、この基
台10には、本体用油圧シリンダ11を介して座
部12が取付けられ、この座部12の一端には背
もたれ部13、支頭器14が設けられ、また座部
12の他端には足脚部15が設けられている。さ
らに、前記背もたれ部13または座部12には肘
掛部16が設けられている。これらはそれぞれ回
転自在に連結され、第3図に示すように平板状に
することができるようになつている。前記基台1
0の下部には床面に接地して治療用椅子を設置固
定する円盤状のベース板17が設けられている。
このベース板17の3箇所には走行装置18を取
付ける取付孔19が設けられている。この走行装
置18は、第4図の部分縦断面図及び第5図の全
体の横断面図に示すように、昇降機構としての油
圧シリンダ20が基台10側面に固定されたアー
ム21にピン22を中心に回動自在に取り付けら
れている。この油圧シリンダ20を進退するピス
トンロツド23の先端はキヤスタ支持板24の一
端にピン25を中心に回動自在に取付けられ、こ
のキヤスタ支持板24の他端はベース板17の下
面に支点ピン26を中心に回動自在に取付けられ
ている。キヤスタ支持板24の下部にはキヤスタ
27が回動自在に軸支されている。また、前記油
圧シリンダ20は前記本体用油圧シリンダ11を
昇降させる図示しない油圧ポンプと切換弁を介し
て連結され、足踏スイツチ等の切換えによりピス
トンロツド23の進退を制御する。なお、28は
走行装置のカバーである。
次に本考案の作用を説明する。
まず、治療または手術を行なうときのように治
療用椅子を床面29に固定的に設置して使用する
場合は、油圧シリンダ20の上部圧油入力側をリ
リーフ弁等に切換えると、椅子の重量によつて油
圧シリンダ20が下降し、ピストンロツド23が
油圧シリンダ20内へ挿入される。するとキヤス
タ支持板24のピストンロツド23との結合端側
は支点ピン25を中心として図中右回転し、それ
に伴いキヤスタ27も図中右回転してベース板1
7が床面29に設置固定される。つぎに椅子を移
動させるときは、油圧シリンダ20の上部圧油入
力側を油圧ポンプに切換接続すると、油圧シリン
ダ20に圧油が送り込まれてピストンロツド23
が下方へ進出する。すると、キヤスタ支持板24
は支点ピン26を中心に図中左回転し、さらにキ
ヤスタ27も支点ピン26を中心に左回転してキ
ヤスタ27で床面29を強く押しつけるので、治
療用椅子が持ち上げられ、第4図に示すように所
定距離だけ持上つた位置で圧油の送り込みが停止
し、治療用椅子は走行自在となる。
第6図は、本考案の第2実施例を示すもので、
この例では、リンク機構に代えて2本のガイド軸
30,30で上下する構成となつている。すなわ
ち、この昇降機構としての油圧シリンダ20は、
両側のガイド筒31,31とともにベース板17
に固着し、また、ピストンロツド23の先端と、
ガイド軸30,30の先端に連結板32を固着
し、さらに、ピストンロツド23の先端にはさら
にキヤスタ27の支持板24が固着されている。
このような構成において、油圧シリンダ20の圧
油の有無でピストンロツド23はガイド軸30,
30に案内されて垂直に進退し椅子が上下する。
第7図及び第8図は、本考案の第3実施例を示
すもので、この例では、油圧シリンダ20のピス
トンロツド23と両側のガイド軸30,30の先
端に環状の2枚のボール支持板33,34を固着
し、このボール支持板33,34のボール支持孔
35内に、上下に突出したキヤスタとしての複数
個のボール36が所定間隔で回転自在に設けられ
床面29を走行できるようになつている。ピスト
ンロツド23の上下動作は第2実施例と同様であ
る。
本考案は以上のように構成したので治療、手術
時等は、椅子の大きなベース板が床面に当接して
いるので、治療用椅子を常に水平に保つことがで
き、かつ自重によりぐらついたりまた床面が振動
しても揺れたりすることがない。また、昇降機構
は油圧等により動作するようにすれば操作が簡単
である。さらに椅子本体の高さを低く押えること
ができ、患者を常に適切な高さに設定して治療で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の治療用椅子の側面図、第2図は
本考案による治療用椅子の第1実施例を示す斜視
図、第3図は同上の平板状にした状態を示す斜視
図、第4図は同上の走行装置を示す部分断面図、
第5図は同上横断面図、第6図は第2実施例の走
行装置を示す部分断面図、第7図は第3実施例の
走行装置を示す部分断面図、第8図は同上の走行
装置の平面図である。 10……基台、11……本体用油圧シリンダ、
12……座部、13……背もたれ部、14……支
頭部、15……足脚部、16……肘掛部、18…
…走行装置、19……取付孔、20……油圧シリ
ンダ、21……アーム、22……ピン、23……
ピストンロツド、24……キヤスタ支持板、2
5,26……ピン、27……キヤスタ、28……
カバー、29……床面、30……ガイド軸、31
……ガイド筒、32……連結板、33,34……
ボール支持板、35……ボール支持孔、36……
ボール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基台の上部に、本体用油圧シリンダを介して
    座部、背もたれ部、足脚等を設けてなる治療用
    椅子において、前記基台の下部に、床面に接し
    て椅子を保持するための可及的に大きなベース
    板と、このベース板の少なくとも3個所に設け
    られた昇降自在な走行装置を具備し、キヤスタ
    をベース板よりも下方に突出してベース板を床
    面より浮き上がらせて移動できるようにしたこ
    とを特徴とする治療用椅子。 (2) 走行装置は、基台に油圧シリンダの一端を枢
    着し、ピストンロツドの他端をキヤスタ支持板
    の一端に枢着し、キヤスタ支持板の他端をベー
    ス板に枢着することによつてリンク機構でキヤ
    スタを昇降せしめるようにした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の治療用椅子。 (3) 走行装置は、ベース板に油圧シリンダとガイ
    ド筒を固着し、ピストンロツドとガイド軸との
    先端にキヤスタを連結し、ピストンロツドをガ
    イド軸に案内されつつ昇降するようにした実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の治療用椅子。 (4) 走行装置は、ベース板に油圧シリンダとガイ
    ド筒を固着し、ピストンロツドとガイド軸との
    先端にボール支持板を連結し、このボール支持
    板に、キヤスタとしての複数個のボールを所定
    間隔で回動自在に設けてなる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の治療用椅子。
JP8614183U 1983-06-06 1983-06-06 治療用椅子 Granted JPS59190243U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8614183U JPS59190243U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 治療用椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8614183U JPS59190243U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 治療用椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59190243U JPS59190243U (ja) 1984-12-17
JPS6139465Y2 true JPS6139465Y2 (ja) 1986-11-12

Family

ID=30216082

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8614183U Granted JPS59190243U (ja) 1983-06-06 1983-06-06 治療用椅子

Country Status (1)

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JP (1) JPS59190243U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915440A (ja) * 1972-05-18 1974-02-09
JPS5647360A (en) * 1979-09-20 1981-04-30 Komura Seisakusho Kk Moving base device

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915440A (ja) * 1972-05-18 1974-02-09
JPS5647360A (en) * 1979-09-20 1981-04-30 Komura Seisakusho Kk Moving base device

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Publication number Publication date
JPS59190243U (ja) 1984-12-17

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