JPH0242152A - 電子制御式燃料噴射型エンジンにおける燃料噴射制御方法 - Google Patents

電子制御式燃料噴射型エンジンにおける燃料噴射制御方法

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JPH0242152A
JPH0242152A JP63192241A JP19224188A JPH0242152A JP H0242152 A JPH0242152 A JP H0242152A JP 63192241 A JP63192241 A JP 63192241A JP 19224188 A JP19224188 A JP 19224188A JP H0242152 A JPH0242152 A JP H0242152A
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    • F02D13/0215Variable control of intake and exhaust valves changing the valve timing only
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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、吸気弁と排気弁の少なくとも一方のバルブタ
イミングを切換自在とする電子制御式燃料噴射型エンジ
ンにおいて、燃料噴射量をバルブタイミングに応じて切
換えるだめの制御方法に関する。
(従来の技術) 従来、特公昭49−33289号公報により、バルブタ
イミングを低回転領域に適した低速バルブタイミングと
高回転領域に適した高速バルブタイミングとに切換自在
とするエンジンは知られている。
そして、電子制御式燃料噴射型エンジンにおいてバルブ
タイミングを切換自在とする場合は、夫々のバルブタイ
ミングに合せて燃料噴射量を設定し、バルブタイミング
の切換えに応じて燃料噴射量を切換えるようにしている
(発明が解決しようとする課′XJ) ところで、バルブタイミングの切換手段の故障等により
、バルブタイミングの切換指令を出してもバルブタイミ
ングが実際には切換ゎらないことがあり、バルブタイミ
ングの切換指令で燃料噴射量の切換えを行なう場合、実
際には高速バルブタイミングで吸排気弁が開閉動作され
ているのに低速バルブタイミングに合わせた燃料噴射が
行なわれたり、逆に低速バルブタイミングで吸排気弁が
開閉動作されている状態で高速バルブタイミングに合わ
せた燃料噴射が行なわれる場合がある。前者の場合は、
混合気がリーンになって燃焼室の温度が異常に上昇し、
ノッキングを生じ易くなり、又後者の場合は、混合気が
リッチ化してエミッションの悪化やキャタライザの劣化
を生ずる。
本発明は、バルブタイミングが実際に切換わったときに
のみ燃料噴射量を切換えるようにして、上記の不具合を
防止し得るようにした制御方法を提供することをその目
的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本発明では、吸気弁と排気弁の
少なくとも一方のバルブタイミングを切換自在とする電
子制御式燃料噴射型エンジンであって、夫々のバルブタ
イミングに合せて燃料噴射量を設定し、バルブタイミン
グの切換えに応じて燃料噴射量を切換えるものにおいて
、バルブタイミングの切換えを確認する確認手段を設け
、該確認手段でバルブタイミングの切換えが確認されな
いときは、切換前のバルブタイミングに合せた燃料噴射
量での燃料噴射を継続するようにした。
尚、バルブタイミングの切換えとは、バルブの開弁期間
とバルブリフト量の両方或いは一方を切換えることをい
う。
(作 用) 確認手段によりバルブタイミングの切換えを確認しない
限り燃料噴射量は切換わらず、従って実際に機能してい
るバルブタイミングに合った燃料噴射が行なわれる。
(実施例) 第1図を参照して、(1)はエンジン本体、(2)は吸
気通路、(3)は排気通路を示し、吸気通路(2)に上
流端から順にエアクリーナ(4)、スロットル弁(5)
、インジェクタ(6)を設け、該インジェクタ(6)か
らの燃料噴射量を電子制御回路(7)により可変制御す
る電子制御式燃料噴射型のエンジンを構成した。
尚、本実施例では、各シリンダに吸気弁と排気弁とを各
1対に設けたD OHC直列4気筒エンジンとし、第2
図に示す如く、吸気弁側の動弁機fM(8i)と排気弁
側の動弁機構(8c)とを設けて、これら吸排気弁を開
閉駆動するようにした。
両動弁機構(8iH8e)は基本的には同一の構成を−
Hするものであり、以下吸気弁側動弁機構(81)につ
いて説明し、排気弁側動弁機構(8e)については同一
の符号を付してその説明を省略する。
吸気弁側動弁機構(8I)は、吸気弁用のロッカシャフ
ト(9)に、各シリンダの1対の吸気弁を駆動する各1
対の駆動ロッカアームa■(+1)とその中間の自由ロ
ッカアームaつとを軸支し、両駆動ロッカアーム1■(
11)を吸気弁用のカムシャフトに形成した低速用カム
と、自由ロッカアーム<121を該カムシャフトに形成
した高速用カムとに連動させると共に、両駆動ロッカア
ーム(IO(It)を切換機構03を介して自由ロッカ
アーム(+21に断接自在に連結して成るものに構成さ
れ、駆動ロッカアーム(’IOavと自由ロッカアーム
(121との非連結状態では低速用カムにより開弁期間
とリフトことを比較的小さくした低速バルブタイミング
で吸気弁が開閉動作され、連結状態では開弁期間とリフ
ト量とを比較的大きくした高速バルブタイミングで吸気
弁が開閉動作されるようにした。
前記切換機構(13は、一方の第1駆動ロツカアーム(
’IOに挿設した自由ロッカアームqつに係脱自在な第
1連結ピン(13a)と、自由ロッカアーム0に挿設し
た他方の第2の駆動ロッカアーム(′lvに係脱自在な
第2連結ピン(13b)と、第2駆動ロツカアーム(1
1)に挿設したばね(13c)で自由ロッカアーム■側
に付勢される規制ピン(13d )とを備えるもので、
第1駆動ロツカアームGoに第1連結ビン(13a)を
自由ロッカアームミツ側に押圧する油圧室(13e)を
形成して、該油圧室(13e)をロッカシャフト(9)
に形成した給油路q@に連通させ、該油圧室(13e)
に給油路(IΦを介して圧油が供騎されたとき、第1連
結ピン(13a)が自由ロッカアーム(121に係合す
ると共に、該第1連結ピン(13a)に押されて第2連
結ビン(13b)が第2駆動ロツカアームC11)に係
合し、両駆動ロッカアーム(IG (11)と自由ロッ
カアーム(Iつとが連結されてバルブタイミングが高速
バルブタイミングに切換えられ、又油圧室(13e)の
油圧が低下したとき、ばね(13c)の付勢力により規
制ピン(13d )を介して第2連結ピン(13b)と
第1連結ピン(13a)とが夫々自由ロッカアーム■内
と第1駆動ロツカアーム(IG内とに押し戻されて、両
駆動ロッカアームC■(11)と自由ロッカアームミツ
との連結が解かれ、バルブタイミングが低速バルブタイ
ミングに切換えられるようにした。
そして、前記給油路(1@を図外のオイルポンプから浦
を供給する油路(+51にシリンダヘッドの端部に取付
けた切換弁(IGを介して接続し、該切換弁l″IOの
スプール弁体(%a)が上方の閉位置に存するときは、
油路aOにオイルフィルタ(+7)を介して連なる流入
ボート(IGb)と給油路(141に連なる流出ボート
(IGc)とがオリフィス孔(113d)のみを介して
連通ずると共に、流出ポート(16c)がシリンダヘッ
ドの上部空間に開口するドレンポーNIGe)に連通し
て、給油路a@の油圧は低くなるが、スプール弁体(I
Ga)が下方の開位置に切換えられたときは、流入ボー
ト(IGb)と流出ポート(10C)とがスプール弁体
(IGa)の環状溝を介して連通ずると共に、流出ポー
ト(16c)とドレンボート(IGe)との連通が断た
れて、給油路(+4)の油圧が高くなるようにした。
該スプール弁体(16a)は、流入ボート(IGb)か
ら分岐したパイロット油路(18を介して入力されるパ
イロット圧によりばね(IGr)に抗して開位置に切換
えられるものとし、このパイロット油路1’1flDに
常閉型の電磁弁(’+91を介設して、該電磁弁(19
1のソレノイド(19a)への通電を第1図に示す如く
前記電子制御回路<7)からの出力信号VTSにより制
御し、ソレノイド(19a)への通電で該電磁弁(′1
9を開弁したとき、スプール弁体(IGa)が開位置に
切換えられて、バルブタイミングが上記の如く高速バル
ブタイミングに切換えられ、ソレノイド(19a)への
通電を停止して該電磁弁(′I9を閉弁したとき、スプ
ール弁体(16a)が閉位置に切換えられて、バルブタ
イミングが低速バルブタイミングに切換えられるように
した。
又、スプール弁体(IGa)の切換動作を確認すべく、
切換弁(′IOのハウジング(1[5g)に流出ポート
(16c)の油圧を検出して低圧のときオン、高圧のと
きオフする油圧スイッチ■を設けた。
第2図でθは動弁系の潤滑油路、■は前記給油路qΦの
下流端に接続した高速用の動弁系潤滑油路、■はカムホ
ルダを示す。
上記したバルブタイミングの切換手段及び油路構成は、
本願出願人が昭和63年6月22日に特許出願したもの
と特に異ならず、これ以上の詳細な説明は省略する。
前記電子制御回路(7)には、エンジン回転センサから
の回転数(Ne)信号、スロットルセンサQIOからの
スロットル開度(θlb)信号、スロットル弁(5)の
下流側の吸気通路(2)に接続した圧力センサ■と温度
センサ■からの吸気負圧(PB)信号と吸気温度(TA
)信号、水温センサ■からの水温(TV)信号、車速セ
ンサからの車速(V)信号、前記油圧スイッチ■からの
信号、排気通路(3)に設けた酸素濃度センサ■からの
02信号及びオートマチック車ではシフトレバ−のポジ
ションスイッチからのパーキング(P)及びニュートル
(N) 信号が入力されており、これら信号により運転
状態を把握して燃料噴射量の算出とバルブタイミングの
切換えとを行なう。
燃料噴射量Toutは、基本燃料噴射量をT1、補正係
数をKい定数項をに2として、 Tout−にITi十に2 となり、ここでに1には吸気温や水温か低いときに燃料
を増量する吸気温補正係数KT^や水温補正係数KTW
% Nes  PB %  θIhによって規定される
所定の高負荷領域で燃料を増量する高負<:1増量係数
KWOT 、比較的回転域(例えば4000rpm以下
)の0□フイードバツク域において空燃比の理論空燃比
からの偏差を補正するフィードバック補正係数KO2等
が含まれ、又に2には加速時に燃料を増量する加速増量
定数等が含まれる。
基本燃料噴射量Tlは、NeとPBとで規定される各運
転状態におけるシリンダへの吸入空気量に合わせて吸入
混合気が理論空燃比に近い目標空燃比になるように設定
されるもので、このTiマツプを低速バルブタイミング
用と高速バルブタイミング用の2セツト用意して、電子
制御回路(7)に記憶させておく。
第3図に、低速バルブタイミング用のTiマツプのTi
値を実線、高速バルブタイミング用のTiマツプのTi
値を点線で表わしたが、同図から明らかなように、Ne
の増加に伴い低速バルブタイミングでは吸入空気量が頭
打ちになる一方、高速バルブタイミングでは充填効率が
Neの増加に伴って高くなって吸入空気量が低速バルブ
タイミングのそれを上回るようになるため、途中で低速
バルブタイミング用のT1値と高速バルブタイミング用
のTi値とが一致する。この状態では、低速バルブタイ
ミングと高速バルブタイミングの何れにおいても吸入空
気量が等しく且つ空燃比も同一であるため、エンジン出
力は路間−となる。
尚、充填効率はNeの変化で微妙に変動し、スロットル
開度θ1hが全開近くなるとこの変動が顕著となり、第
4図に示す如く低速バルブタイミング用のTi値と高速
バルブタイミング用のTi値とが複数のポイントで等し
くなり、後記する如く低速バルブタイミング用のTi値
と高速バルブタイミング用のT[iとが等しくなるポイ
ントでバルブタイミングを切換えた場合、高スロットル
開度域ではバルブタイミングの切換ハンチングを生じ易
くなって、切換機構(’l■の耐久性に悪影響がでる。
ところで、高負荷域では上記した高負荷増量係数KWO
Tにより混合気をリッチ化するようにしており、かかる
高負荷域では高速バルブタイミングに切換えた方が出力
アップを図れるため、第5図に示す如く燃料噴射量に基
づく高負荷判定値TVTを実験的に求め、Tv7テー・
プルからNeに応じたTVTの値を算出してToutが
TV?以上になったときは、後記する如く高速バルブタ
イミングに切換えるようにした。この場合、Tout≧
TVTとなる領域に上記した高スロットル開度域の低速
バルブタイミングと高速バルブタイミングのTi値が合
致する領域が含まれるよう1こしてお1すば、上8己し
たバルブタイミングの切換ハンチングを阻市することが
できる。尚、オートマチック車とマニアル車とでは別の
Tv7テーブルを使用する。
又、エンジンの過回転を防止すべく、Neがレブリミッ
タ値N□、C以上になったとき燃料をカットするが、こ
こでタイミングベルトに作用する荷重を考えると、バル
ブの開弁期間が短くなる程バルブの開弁動作時の加速度
が大きくなってタイミングベルト荷重は大きくなり、又
加速度の増加によりバルブジャンプを生ずるNeが低く
なる。従って、開弁期間の短い低速バルブタイミングと
開弁期間の長い高速バルブタイミングとでは許容回転数
も異なることになり、そこで本実施例では、レブリミッ
タ値を、低速バルブタイミングでは比較的低い値NHF
C+ (例えば7500rpm ) 、高速バルブタイ
ミングでは比較的高い値NHPC2(例えば8100r
plIl)に設定するようにした。
次に、第6図を参照してバルブタイミングの切換特性に
ついて説明する。図中実線は低速バルブタイミングから
高速バルブタイミングへの切換特性、点線はその逆の切
換特性を示す。
バルブタイミングの切換えは、低速バルブタイミングで
得られるエンジン出力が高速バルブタイミングで得られ
るエンジン出力を常に上回る下限回転数Ne+と、高速
バルブタイミングで得られるエンジン出力が低速バルブ
タイミングで得られるエンジン出力を常に上回る上限回
転数Ne、との間の領域で行なわれ、本実施例では低速
バルブタイミングから高速バルブタイミングへの切換え
とその逆の切換えとでヒステリシスを付けて、Ne+を
例えば4800rpm/4600rpn+ 。
Ne2を例えば5900rpm15700rpmに設定
した。
図中Xの領域はToutとTVTの比較によりバルブタ
イミングの切換えを行なう領域、Yの領域は低速バルブ
タイミング用のTiマツプ(以下Tb、マツプと記す)
と高速バルブタイミング用のTiマツプ(以下T i 
uマツプと記す)とのTi値を比較してバルブタイミン
グの切換えを行なう領域を示す。尚、Xの領域の切換特
性は、Toutの算出に関与するNe5PB以外のパラ
メータの影響も受けるため、溝軸と縦軸とにNeとP、
を取った第6図ではこの切換特性を正確に表わすことは
できず、図示したX領域の切換特性は便宜的なものであ
る。
次に、第7図を参照して電子制御回路(7)によるバル
ブタイミングの切換制御、即ち電磁弁(I■に対する信
号VTSの出力制御プログラムについて説明する。
■のステップは、電子制御回路(7)に各種センサから
正常に信号が入力されているか否か、即ちフェールセー
フすべきか否かを判別するステップ、■は始動中か否か
をNe等により判別するステップ、■はデイレ−タイマ
の残り時間tstが0になったか否かを判別するステッ
プであり、tsTを始動中に■のステップで設定時間(
例えば5秒)にセットし、始動後計時動作を開始するよ
うにした。■は水温TVが設定温度TWI  (例えば
60℃)より低いか否か、即ち暖機が完了したか否かを
判別するステップ、■は車速Vが極低速の設定車速V、
 <ヒステリシス付きで例えば8km15km)より低
いか否かを判別するステップ、■はマニアル車(MT)
か否かを判別するステップ、■はオートマチック車(A
T)の場合にシフトレバ−がパーキング(P)レンジや
ニュートラル(N)レンジになっているか否かを判別す
るステップ、■はNeが前記下限値Ne1以上か否かを
判別するステップであり、フェールセーフ中、始動中及
び始動後デイレータイマの設定時間経過前、暖機中、停
車中や徐行中、P、Nレンジであるとき、及びNe< 
Ne、のときは、後記する如(電磁弁(+91を閉弁し
てバルブタイミングを低速バルブタイミングに保持する
■のステップでNe≧Ne、と判定されたときは、[株
]のステップでTILマツプとT I Hマツプとを検
索し、現時点でのNe、  Paに応じたTILマツプ
のTi値(以下Titと記す)とTiHマツプのTi値
(以下TIHと記す)とを求め、次に0のステップでT
VTテーブルからNeに応じたTv7を算出し、■のス
テップでこのTvtと前回のToutとを比較して、T
out≧TVTか否か、即ち混合気をリッチ化する高負
荷状態か否かの判定を行ない、Tout <  Tv工
のときは、@のステップに進んでNeが前記上限値Ne
2以上か否かの判定を行ない、Nc< Ne2のときは
、[株]のステップに進み、[相]のステップで求めた
TiLとT i Hとを比較し、TiL>Tinのとき
は、■のステップで電磁弁1″+9)の閉弁指令、即ち
低速バルブタイミングへの切換指令を出し、又Tout
≧TVT% Ne≧Nez 、TiL≦T i I+の
ときは、■のステップで電磁弁(1!Jの開弁指令、即
ち高速バルブタイミングへの切換指令を出す。 そして
、[株]のステップで閉弁指令を出したときは、■のス
テップで油圧スイッチ■がオンしたか否か、即ち給油路
a@の油圧か低圧になったか否かを判別し、油圧スイッ
チ■かオンしたときは、■のステップで低速バルブタイ
ミング切換デイレ−タイマの残り時間t1v7か0にな
ったか否かを判別し、tlv7−0になったとき■のス
テップで高速バルブタイミング切換デイレ−タイマの残
り時間L HV 7を設定時間(例えば0.1秒)にセ
ットし、次に@のステップで燃料の噴射制御ルーチンで
使用するTiマツプと点火時期マツプとして夫々TIL
マツプと低速バルブタイミング用点火時期マツプ(θ1
,1゜マツプ)とを選択する処理を行ない、又[相]の
ステップでレブリミッタ値NHFCを低速バルブタイミ
ング用の値NIIPCIとする処理を行なう。
又、■のステップで開弁指令を出したときは[株]のス
テップで油圧スイッチ■がオフしたか否か、即ち給油路
i′IΦの油圧が高圧になったか否かを判別し、油圧ス
イッチ■がオフしたときは、[相]のステップで高速バ
ルブタイミング切換ディレータイマの残り時間tHv7
が0になったか否かを判別し、tHv7=Qになったと
き@のステップで低速バルブタイミング切換デイレ−タ
イマの残り時間tLVTを設定時1…(例えば0.2秒
)にセットし、次に[相]のステップで燃料の噴射制御
ルーチンで使用するT1マツプと点火時期マツプとして
夫々TINマツプと高速バルブタイミング用点火時期マ
ツプ(01g+−1)とを選択する処理を行ない、又[
相]のステップでNHFCを高速バルブタイミング用の
値N HF C2とする処理を行なつ〇 ところで、上記した再切換デイレータイマの設定時間は
、電磁弁qg)が開閉されてから切換弁aOが切換わり
、給油路(lIDの油圧が変化して全シリンダの切換機
f4 (13の切換動作が完了するまでの応答遅れ時間
に合せて設定されており、電磁弁qg)の開から閉への
切換時、油圧スイッチ■がオンするまでは、プログラム
はQ4@−@→[相]−〇の順に進み、オン後も全シリ
ンダの切換機構q3が低速バルブタイミング側に切換わ
るまでは、0−0−[相]−■の順に進み、又電磁弁0
9や切換弁(′IOの故障等で閉弁指令が出されても切
換弁(IOが閉じ側に切換わらず、いつまでたっても油
圧スイッチ■がオンしないときも、上記と同様にO−■
−〇−[相]−[相]の順に進み、結局全シリンダの切
換機構(T3が低速バルブタイミング側に切換わらない
限り、燃料の噴射制御は高速バルブタイミングに適合し
たものに維持される。
電磁弁q9の閉から開への切換時も、上記と同様にして
、全シリンダの切換機構19が高速バルブタイミング側
に切換わらない限り、燃料の噴射制御は低速バルブタイ
ミングに適合したものに維持される。
又、上記したフェールセーフ中、始動中及び始動後設定
時間経過前、暖機中、停車中又は徐行中のときは、■〜
■■〜■のステップからOのステップに進んで電磁弁(
19の閉弁指令が出され、0から0−@−[相]の順に
進む。N、Pレンジの場合は、■のステップから@のス
テップに進んで前回TIHマツプを選択したか否かを判
別し、又Ne< Ne、のときは、■のステ・ツブから
Φのステップに進んで[株]と同様の判別を行ない、前
回TIHマツプを選択しているときは、■Φのステップ
から[株]のステップに進むが、前回TIHマツプを使
用していないとき、即ち全シリンダの切換機構(13が
高速バルブタイミング側に切換えられていないときは、
上記と同様に0−0−@→[相]の順に進み、油圧スイ
ッチ■とは係わりなく低速バルブタイミングに適合た燃
料の噴射制御を行なうようにした。これは油圧スイッチ
■か断線等によりオフしっばなしになったときの対策で
ある。
ところで、上記したNupc+はNezより高(設定さ
れており、通常はNeがN)IFCIに上昇する前にバ
ルブタイミングが高速バルブタイミングに切換わって、
NHPCの値がN)IFC2に切換えられるため、NH
PCIでの燃料カットは行なわれないが、■〜■のステ
ップからOのステップに進む運転状態では、空炊し等に
よりNeがNe2を上回っても低速バルブタイミングに
保持されるため、NIIFCIでの燃料カットが行なわ
れ、又低速バルブタイミングから高速バルブタイミング
に切換わっても、tlIv工が0になるまで、即ち切換
機構a3が実際に高速バルブタイミング側に切換わるま
では、NHPClでの燃料カットが行なわれる。
尚、上記[相]のステップでのTiLマツプとTiHマ
ツプの検索処理のサブルーチンでは、第8図に示す如く
、前回電磁弁a9の開弁指令が出されたか否かを判別し
、開弁指令が出されていないときは、[相]のステップ
で用いるTILをTiLマツプから検索された値とし、
開弁指令が出されているときは、TiLを検索値から所
定のヒステリシス量ΔTJを差引いた値とする処理を行
ない、第6図のY領域の切換特性にヒステリシスを付け
るようにしている。
又、■のステップでのTv7の算出処理のサブルーチン
でも、第9図に示す如く、前回電磁弁(+(])の開開
指令が出されたか否かを判別し、開弁指令が出されてい
ないときは、■のステップで用いるTvtをTv□テー
ブルから算出された値とし、開弁指令が出されていると
きは、TVTを算出値から所定のヒステリシス量ΔTv
7を差引いた値とする処理を行ない、第6図のX領域の
切換特性にヒステリシスを付けるようにしている。
(発明の効果) 以上の如く本発明によれば、実際に機能しているバルブ
タイミングとは異なるバルブタイミングに適合する燃料
噴射量で確実に燃料噴射を行なうことができ、ノッキン
グ防止、エミッション性の向上、キャタライザ温度の適
正化図れる効果をaする。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を適用するエンジンのシステム図、
第2図はバルブタイミングの切換機?1Mを示す図、第
3図は低速バルブタイミング用と高速バルブタイミング
用の燃料噴射量の設定特性を示す図、第4図は第3図の
丸で囲った部分の拡大部、第5図はTivTテーブルを
示す図、第6図はバルブタイミングの切換特性を示す図
、第7図はバルブタイミングの切換制御ルーチンのフロ
ーチャート、第8図はTILマツプとT i 。 マツプの検索処理用サブルーチンのフローチャート、第
9図はTiv工算出処理用サーブルーチンのフローチャ
ートである。 (7)・・・電子制御回路   q3・・・バルブタイ
ミングの切換機構(+!J1・・・切換弁     ■
・・・電磁弁第3図 Ne’″ 第4図 Ne+ 第5図 Ne−+− 第6図 N e(r、 p、rn) 手 続 辛i17 正 書 昭和 63、’i 1.14 年  月  日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 吸気弁と排気弁の少なくとも一方のバルブタイミングを
    切換自在とする電子制御式燃料噴射型エンジンであって
    、夫々のバルブタイミングに合せて燃料噴射量を設定し
    、バルブタイミングの切換えに応じて燃料噴射量を切換
    えるものにおいて、バルブタイミングの切換えを確認す
    る確認手段を設け、該確認手段でバルブタイミングの切
    換えが確認されないときは、切換前のバルブタイミング
    に合せた燃料噴射量での燃料噴射を継続するようにした
    ことを特徴とする電子制御式燃料噴射型エンジンにおけ
    る燃料噴射制御方法。
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EP89306637A EP0353862B1 (en) 1988-08-01 1989-06-29 Irregularity-detecting method for variable valve-timing type engine
DE68918777T DE68918777T2 (de) 1988-08-01 1989-06-29 Versagensfeststellungsverfahren für die Brennkraftmaschinen mit variabler Ventilsteuerung.
CA000604599A CA1327152C (en) 1988-08-01 1989-06-30 Irregularity-detecting method for variable valve-timing type engine
US07/388,170 US5009203A (en) 1988-08-01 1989-08-01 Control method for valve-timing changeover in engine
US07/388,235 US4996954A (en) 1988-08-01 1989-08-01 Method for detecting an irregularity in valve-timing changeover in an engine

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04191426A (ja) * 1990-11-26 1992-07-09 Nissan Motor Co Ltd 内燃機関の出力制御装置
JPH04203222A (ja) * 1990-11-29 1992-07-23 Mitsubishi Motors Corp 可変バルブタイミング機構付きエンジンの制御方法
JPH0579376A (ja) * 1991-07-29 1993-03-30 Honda Motor Co Ltd 内燃エンジンの空燃比制御装置

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