JPH0241982A - 車体のピラー部構造 - Google Patents

車体のピラー部構造

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JPH0241982A
JPH0241982A JP19387988A JP19387988A JPH0241982A JP H0241982 A JPH0241982 A JP H0241982A JP 19387988 A JP19387988 A JP 19387988A JP 19387988 A JP19387988 A JP 19387988A JP H0241982 A JPH0241982 A JP H0241982A
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pillar
door
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front wall
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Norihiko Yagi
則彦 八木
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Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のドアのロック装置の車体側の受は部
となるピラ一部の構造に関する。
(従来の技術) 従来、車体のピラ一部構造としては、例えば、実開昭5
7−125682号公報に記載されたようなものが知ら
れている。
この従来構造は、アウタパネルの前端縁とインナパネル
の曲端縁とを上下方向に全体亘ってスポット溶接して閉
断面形状に形成されたピラーが設けられ、このピラー前
壁に、ドア閉時にドア側係合手段と係合する車体側係合
手段が固定され、この車体側係合手段の裏面側のピラー
内には、レインフォースが溶接されて接合されていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、自動車の前面衝突時には、第6図のように、
車体前方からの衝撃力によって、ドアDは中央部分が外
向きに張り出すような座屈変形を起こすことが多い。
このとき、従来のように、アウタパネルとインナパネル
の前端縁同士が全体的に結合されてしまっていると、曲
面衝突時のドアの座屈変形によってドア側係合手段が車
体外方に引っ張られたときに、これと係合した車体側係
合手段を固定するアウタパネルのピラー前壁は、インナ
パネル及びレインフォースに接合されていて変形しにく
い。
このため、ドア側係合手段の移動に車体側係合手段が追
従出来ず5両係合手段の間に無理な力が作用し、両係合
手段同士が強く噛み込んでロック解除がし難くなる恐れ
があり、ドアの座屈変形量を少なくするためドアを補強
し、車体重量が重くなり、走行性能が低下するという問
題があった。
本発明は、上述のような聞届に着目したもので、前面衝
突時に、ドアが座屈変形した際に、ロック装置の噛み込
みが生じ難くした車体のピラー部構造を提供することを
目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成するために、本発明では、車体のドア
開口部にドアが開閉可能に取り付けられ、前記ドア開口
部側縁が車体側壁を構成するインナパネルとアウタパネ
ルで形成され、前記アウタパネルには、ドア閉時ドア後
側面と対向するように形成されたピラー前壁と、ピラー
前壁の車内側端をなす折曲部から前方に延在する延在部
と、該延在部の前側に形成された接合フランジとが形成
され、前記アウタパネルの接合フランジがインナパネル
の接合フランジに溶接され、前記ドア後側面に取り付け
られたラッチと、ピラー前壁に取り付けられ、先端がド
ア開口部に突出したストライカとがドア閉開時に係脱可
能に設けられ、前記折曲部及び延在部は、ストライカに
車体外方向の所定以上の加重が加えられたとき、ストラ
イカの先端が車体外方向へ傾(ようなされている構成と
した。
また、前記車体側壁内に、前壁がピラー前壁に(容接さ
れたレインフォースとインナパネルとで箱断面のピラー
を形成する構成では、前記レインフォースの前壁の内側
端に形成された接合フランジを、前記ストライカと同じ
高さ付近を除(位置で溶接した構成とする。
(作 用) 本発明では、請求項1記載の構造では、自動車の前面衝
突時、ドア中央部が外側に座屈して、ラッチを通してス
トライカに車体外方向の加重が加えられることによって
、折曲部と延在部が変形して、ストライカの先端がラッ
チに延在するように車体外方向へ傾く。このため、ラッ
チとストライカが強く噛み込むことがなくなる。
また、請求項2記載の構造でも、ピラー側係合手段が取
り付けられている位置と水平方向で重なる位置では、レ
インフォース接合部が溶接されていないため、ピラー側
係合手段が取り付け、られている位置のアウタパネルは
、レインフォース接合部においてレインフォースがイン
ナパネルから剥離して接合開きが生じるような外方向の
入力に対しては支持力が弱くなっている。
従って、自動車が衝突して、ドア中央部が外側に突出す
るようにドアが座屈変形した場合、これに伴ってドア側
係合手段が車体外方に移動しようとし、ストライカに車
体外方向の加重が加えられることによって、折曲部と延
在部が変形して、ストライカの先端がラッチに延在する
ように車体外方向へ傾き、ラッチとストライカが強く噛
み込むことがなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本発明第1実施例のピラ一部構造(請求項1に
対応)を適用した車体構造を示す横断面図であって、図
中はPはピラーを示している。
このピラーPは、ピラーアウタ1 (アウタパネル)■
とピラーインナ2(インナパネル)2を接合させて空間
部3を有する閉断面形状に形成している。
前記ピラーアウタIとピラーインナ2の前端部には、そ
れぞれ、接合フランジ部11.21が形成され、両者1
1.12を重合させた状態でスポット溶接してピラー接
合部7が形成されている。
尚、このピラー接合部7は、ピラーPの側面図である第
2図に示すように、上下方向に延在され、また、図中7
0はスポット溶接部を示している。
前記ピラーアウタ1には、ドア閉時ドア後側面01と対
向するように形成されたピラー前壁10と、ピラー前壁
10の車内側端をなす折曲部I2から前方に延在する延
在部13とが形成されていも そして、前記ピラー壁10には、ストライカ4がポルト
40及びナツト41により固定され、このストライカ4
は、ドアDの閉時において、ドアDの後端面に設けたラ
ッチ装置6に係合する。
尚、このストライカ4とラッチ装置6とでロック装置5
が構成される6 さらに、前記折曲部12及び延在部13は、ストライカ
4に車体外方向の所定以上の加重が加えられたとき、ス
トライカ4の先端が車体外方向へ傾くようなされている
次に、実施例の作用を説明する。
自動車の前面衝突により、第6図の点線で示すようにド
アDが座屈変形すると、このドアDに設けたラッチ装置
6が車体外方に移動しようとし、これに係合したストラ
イカ4を介してピラー前壁lOにも外向きの力が作用す
る。そして、これに伴ってピラーアウタlとピラーイン
ナ2とのピラー結合部7にも接合フランジ部11.21
を剥離するような外向きの力が作用する。
このとき、本実施例では、前記折曲部12及び延在部1
3は、ストライカ4に車体外方向の所定以上の加重が加
えられたとき、ストライカ4の先端が車体外方向へ傾く
ようなされているため、第3図に示すように、前記折曲
部12及び延在部13が変形してストライカ4の先端が
車体外方に傾く。
このように、ピラーアウタ1のストライカ4を支持する
部位が外向きに変形することによって、ストライカ4は
ドアDに設けられたラッチ装置6の車体外方への移動に
追従することができる。
従って、停台状態にあるラッチ装置6とストライカ4と
の間に無理な力が作用することはなく、そのその係合が
噛み込んでしまうといった不具合を防止できる。
次に、第4図は本考案の第2実施例を示すもので、この
実施例は本発明請求項2記載の発明に対応していて、ス
トライカ4の支持強度を補強すべく、ピラー前壁10の
内面に、ストライカ取付用のボルト40.ナツト41に
よって結合されたレインフォースパネル8を設けたもの
で、レインフォースパネル8の前端縁及び後端縁に形成
した接合フランジ部81.82を、それぞれピラーイン
ナ2の裏面にスポット溶接で固着してレインフォース接
合部8a、8bが形成され、特に、Ii′17fJ!I
fに位置するレインフォース接合部8aにあっては、ス
トライカ4の取付位置と水平方向で重なる位置では、ス
ポット溶接が省かれている。
尚、この実施例において、前記第1実施例の構成と同一
部分については第1実施例と同じ符合を付けて説明を省
略している。
従って、この実施例では、自動車が前面衝突して、スト
ライカ4が外方に引っ張られると、第5図のように、レ
インフォース接合部8の非溶接部分において、接合フラ
ンジ81がピラーインナ2から剥離してレインフォース
パネル8が外向きに変形すると共に、折曲部■2及び延
在部13が変形してストライカ4の先端が車体外方に傾
く。よって、ラッチ装置6とストライカ4との係合部分
における噛み込みを防止できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、具
体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発明
の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明
に含まれる。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の車体のピラ一部構造
にあっては、自動車の衝突時にドア側係合手段が外方向
に移動するのに追従してピラー側係合手段が移動するこ
とができるので1両係合手段の間に無理な力が作用する
ことはな(、係合部分に噛み込みが生じてしまうことが
ない。このため、ドアが座屈変形しても、ドアロック装
置を解除して乗員が車外へ脱出することができ安全性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例のピラ一部構造を示す横断面
図、第2図は第1実施例構造の要部を示す側面図、第3
図は第1実施例構造の作用を説明する横断面図、第4図
は本発明第2実施例のピラ一部構造を示す横断面図、第
5図は第2実施例構造の作用を説明する横断面図、第6
図は自動車が前面衝突したときのドアの変形状態を示す
平面図である。 P・・・ピラー D・・・ドア Di・・−ドア後側面 l・・・ピラーアウタ(アウタパネル)11・・・接合
フランジ 12・・−折曲部 13・・−延在部 2・・・ピラーインナ(インナパネル)21・・−接合
フランジ 4・・・ストライカ 5−・−ロック装置 6・・・ラッチ装置 7・・・ピラー接合部 8・・・レインフォースパネル 8■・・・接合フランジ部 8a−・−レインフォース接合部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)車体のドア開口部にドアが開閉可能に取り付けられ
    、 前記ドア開口部側縁が車体側壁を構成するインナパネル
    とアウタパネルで形成され、 前記アウタパネルには、ドア閉時ドア後側面と対向する
    ように形成されたピラー前壁と、ピラー前壁の車内側端
    をなす折曲部から前方に延在する延在部と、該延在部の
    前側に形成された接合フランジとが形成され、 前記アウタパネルの接合フランジがインナパネルの接合
    フランジに溶接され、 前記ドア後側面に取り付けられたラッチと、ピラー前壁
    に取り付けられ、先端がドア開口部に突出したストライ
    カとがドア閉開時に係脱可能に設けられ、 前記折曲部及び延在部は、ストライカに車体外方向の所
    定以上の加重が加えられたとき、ストライカの先端が車
    体外方向へ傾くようなされていることを特徴とする車体
    のピラー部構造。 2)前記車体側壁内には、前壁がピラー前壁に溶接され
    たレインフォースとインナパネルとで箱断面のピラーが
    形成され、 前記レインフォースの前壁の内側端には、接合フランジ
    が形成され、 前記ストライカと同じ高さ付近を除く位置で溶接されて
    いることを特徴とする請求項1記載の車体のピラー部構
    造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6814401B2 (en) * 2002-09-06 2004-11-09 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle part mounting structure
US9950269B2 (en) 2014-07-08 2018-04-24 Tomy Company Ltd. Electrically-operated toy

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6814401B2 (en) * 2002-09-06 2004-11-09 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Vehicle part mounting structure
US9950269B2 (en) 2014-07-08 2018-04-24 Tomy Company Ltd. Electrically-operated toy

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