JPH0241955Y2 - - Google Patents

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JPH0241955Y2
JPH0241955Y2 JP1983120785U JP12078583U JPH0241955Y2 JP H0241955 Y2 JPH0241955 Y2 JP H0241955Y2 JP 1983120785 U JP1983120785 U JP 1983120785U JP 12078583 U JP12078583 U JP 12078583U JP H0241955 Y2 JPH0241955 Y2 JP H0241955Y2
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JP
Japan
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signal
turned
transistor
switch means
transmitting
Prior art date
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JP1983120785U
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JPS6030637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、オープンコレクタ形式のデジタル信
号系路に使用される信号切換回路に関するもので
ある。
この種の回路は例えば第1図に示す有線リモコ
ン機器などにその使用が考えられる。第1図にお
いて符号1は受信装置、2は結線Aを介して所定
のデジタル信号を送る送信装置である。デジタル
信号は、送信装置2が有する送信回路2a内の出
力トランジスタ2Q(特にトランジスタでなくて
もよい)のオン・オフにより生成され、出力端子
2o、結線A及び入力端子1iを介して受信装置
1が有する受信回路1aに入力される。ここで受
信装置1内では、デジタル信号がプルアツプ抵抗
1Rによりその内の所定の電源ラインにプルアツ
プされており、出力トランジスタ2Qがオフのと
きは、信号はHレベルとなつている。すなわち、
図にはオープンコレクタ形式の信号系路が示され
ている。なお、2Rは必要に応じて送信装置2内
に設けられるプルアツプ抵抗である。
ところで、新たに別の送信装置3を使つて受信
装置1に信号を送りたい場合、一般には破線で示
すように結線Bによりワイヤードオア回路を構成
し、装置2と並行して受信装置1への送信を行え
るようにする。しかし、この場合、装置2と3か
ら同時に信号が出力された様なとき、信号が重な
つてしまうため、装置1はその判別が不可能とな
つてしまう。
上述のようなことを防止する一般的に手法とし
て第2図に示すようなものがある。第2図におい
て、装置2からの出力信号は結線Dを介して新た
に設けた装置3の入力端子3iに入力され、スイ
ツチ手段3Sの接続3S1に結線される。また、
装置3内で発生する信号はスイツチ手段3Sの接
点3S2に接続される。そして、接点3S1又は
3S2のいずれかを選択し、コモン接点3S3を
介し、出力端子3o、結線C及び入力端子1iを
経て装置2又は3のいずれかの信号が装置1に入
力される。すなわち、スイツチ手段3Sはセレク
タスイツチとして働き、これを切換えることで信
号が重なるのを防止できる。
上記スイツチ手段3Sの具体例を示す第3図で
は、電子スイツチ3Sa,3SbとインバータIを
使用しており、装置3内で発生する制御信号によ
りスイツチ手段3Sをコントロールして信号を切
換える。ただし、この場合にはスイツチ手段3S
をコントロールするための制御信号が必要にな
り、また仮に装置3の電源がオフのときには、ス
イツチ手段3Sが機能しなくなり、入力端子3i
から出力端子3oへの信号が電子スイツチ3Sa
により遮断されてしまう。
この点を改善したのが第4図に示す回路例であ
る。この例では、スイツチ手段3Sはリレーで構
成され、リレーの駆動コイルLは装置3の電源ラ
インとグランド間に挿入され、装置3の電源がオ
ンのときには、接点3S2,3S3が閉接し、装
置3の信号が装置1に入力され、また電源がオフ
のときには、接点3S1,3S3が閉接し、装置
2の信号が装置1に入力される自動切換が可能と
なる。
第4図に示す構成は、上述のような信号切換回
路にとつて合理的な手段であるが、リレーが比較
的高価である他、機械接点のため信頼性の点で劣
つているなどの問題がある。
本考案は上述したような従来のものの問題を解
消するためになされたもので、リレーを用いたも
のと同様の機能を電子的に達成できるようにする
ことにより、コスト面及び信頼性の面での改善を
図つた信号切換回路を提供することを目的として
いる。
以下本考案の実施例を第5図以降を参照しなが
ら説明するが、第1図乃至第4図と同等の部分に
は同一の符号を付してある。
第5図において、送信装置3の送信回路3a内
の出力トランジスタ3Qのコレクタは、プルアツ
プ抵抗3R1によりプルアツプされ、トランジス
タ3Qのオン・オフによる信号はパルスとなり、
インバータ3Gを介して位相反転される。インバ
ータ3Gの出力は抵抗3R2を介してPNPトラ
ンジスタ3Q1のベース、及び抵抗3R3を介し
てNPNトランジスタ3Q2のベースに供給され
ている。また抵抗3R4及び3R5はそれぞれト
ランジスタ3Q1及び3Q2のベース・エミツタ
間に接続されており、各トランジスタのカツトオ
フを促進している。トランジスタ3Q1のエミツ
タは電源に、トランジスタ3Q2のエミツタはグ
ランドにそれぞれ接続され、トランジスタ3Q1
のコレクタはダイオード3D1を介して出力端子
3oに接続される。また、トランジスタ3Q2の
コレクタは、抵抗3R6を介して出力端子3oに
接続されるとともに、ダイオード3D2を介して
入力端子3iに接続される。
以上のような構成において、インバータ3Gに
よつて位相反転された送信回路3aの出力信号
は、トランジスタ3Q1及び3Q2を交互にオ
ン・オフさせる。すなわち、トランジスタ3Qが
オフの時には、抵抗3R1によりHレベルがイン
バータ3Gに加わり、その出力はLレベルにな
る。これにより、トランジスタ3Q1がオン・ト
ランジスタ3Q2がオフとなり、出力端子3oに
は、ダイオード3D1を介して略Hレベルがトラ
ンジスタ3Q1のコレクタから出力される。この
際、トランジスタ3Q2はオフであり、コレクタ
電流は流れず支障ない。この時点で、装置2のト
ランジスタ2Qがオンとなると、そのコレクタ電
流が、トランジスタ3Q1→ダイオード3D1→
抵抗3R6→ダイオード3D2→入力端子3i→
出力端子2oを介して流れる。出力端子3oの出
力はダイオード3D1の順方向電圧降下分の変動
しかなく、略Hレベルに固定されたままと言える
(ただし、装置3の電源電圧》ダイオード3D1
の順方向電圧降下である)。
次に、トランジスタ3Qがオンの時には、イン
バータ3Gの出力はHレベルとなり、トランジス
タ3Q1がオフ、トランジスタ3Q2がオンとな
り、抵抗3R6を介して出力端子3oにはトラン
ジスタ3Q2のコレクタから略Lレベルが出力さ
れる(3R6《1Rである)。この際トランジス
タ3Q1はオフであり支障ない。この時点でトラ
ンジスタ2Qがオフとなつても、ダイオード3D
2により電流は阻止されるため影響はない。
以上のように装置3の電源が投入されて回路が
動作している場合には、装置2からの信号は遮断
され、装置3の信号のみが出力できる。次に装置
3の電源がオフのときには、装置3の電源ライン
は一般に、整流用コンデンサやデカツプリングコ
ンデンサなどで接地され、零ボルトとなつてお
り、従つてトランジスタ3Q1、3Q2はオフで
ある。トランジスタ2Qがオフのとき、出力端子
3oは抵抗1RによりHレベルとなつている(ダ
イオード3D1により出力端子3oからトランジ
スタ3Q1のコレクタへの電源は阻止される)。
ここで、トランジスタ2Qがオンとなれば、ダイ
オード3D2→抵抗3R6を介して出力端子3o
はLレベルとなり、装置2からの信号が装置3に
影響されず、装置1に伝達される。
第6図は他の実施例を示し、第5図に対して、
トランジスタ3Q1がNPNエミツタフオロワー
ドトランジスタ3Q1′に、またトランジスタ3
Q2がオープンコレクタバツフア3Q2′にそれ
ぞれ変更されている。これにより、トランジスタ
3Qと同相で回路動作が可能となるため、インバ
ータ3Gが不要となる。更に、装置3の電源のオ
フ時にトランジスタ3Q1′のベースエミツタジ
ヤンクシヨンが阻止状態となり、ダイオード3D
1の機能を兼ねるため、ダイオード3D1が不要
になつている。
以上の様に本考案によれば、電子的に目的の機
能を達成できるためリレーより安価で、また信頼
性も向上する。
本考案は有線リモコン機器等で有効な技術とい
える。例えば1はリモコン受信側装置、2をリモ
コンコマンダ、3は2と同等の信号を生成できる
ようにした、さらに高度なコマンダ(例えばパソ
コンやカラオケ用コマンダなど)を考えれば良
い。
より具体的には、送信装置2はリモコン付のテ
レビ、送信装置3はパーソナルコンピユータ、受
信装置1はレーザデイスクとすることができる。
通常のテレビのリモコンを操作しているとき、リ
モコンから送る信号がテレビの制御動作以外の信
号のとき、テレビをそのまま経由してレーザデイ
スク1に送出する。一方パソコン3からキーボー
ド等で操作した信号は結線Bを通してレーザデイ
スク1に送られ、パソコン3とレーザデイスク1
とのやりとりが行なわれる。
この例で、テレビ2に対してパソコン3を優先
しており、パソコン3の電源がオンしているとき
はテレビ2からレーザデイスク1には信号が送出
されない。勿論単独でテレビ2を見るのは可能で
ある。パソコンの電源がオフしているときはテレ
ビ2からの信号がレーザデイスク1に送られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の背景を説明するための図、第
2図は従来の一般構成を示す回路ブロツク図、第
3図及び第4図は従来の具体的構成例をそれぞれ
示す回路図、第5図は本考案の一実施例を示す回
路図、第6図は第5図中の一部分の変形を示す回
路図である。 1……受信装置、2……(第2の)送信装置、
3……(第1の)送信装置、3Q1……(第2の
スイツチ手段)トランジスタ、3Q2……(第1
のスイツチ手段)トランジスタ、3D1……(第
2の)ダイオード、3D2……(第1の)ダイオ
ード、3R6……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 単一の受信装置と、該受信装置に対して設けら
    れた第1及び第2の送信装置との間に形成された
    オープンコレクタ形式のデジタル信号系路におい
    て、第1の送信装置の電源オン時に第1の送信装
    置から受信装置への信号の伝送を行い、電源オフ
    時にのみ第2の送信装置から受信装置への信号の
    伝送を許容する信号切換回路であつて、第2の送
    信装置がオンとなつたとき導通する方向に接続さ
    れた第1のダイオードと、該第1のダイオードと
    受信装置との間に接続された抵抗と、該抵抗と前
    記第1のダイオードの接続点に接続され、前記第
    2の送信回路がオンとなつた場合と同等にそのオ
    ンにより信号系路を短絡する第1のスイツチ手段
    と、前記抵抗と前記受信装置の接続点に接続さ
    れ、前記第2の送信装置がオフとなつたときと同
    等の電圧レベルをそのオンにより供給する第2の
    スイツチ手段と、該第2のスイツチ手段のオン時
    に供給する電圧により導通する向きに接続した第
    2のダイオードとを備え、前記第1及び第2のス
    イツチ手段を前記第1の送信装置のオン・オフに
    より交互にオン・オフするようにしてなる信号切
    換回路。
JP1983120785U 1983-08-04 1983-08-04 信号切換回路 Granted JPS6030637U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983120785U JPS6030637U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 信号切換回路

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JP1983120785U JPS6030637U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 信号切換回路

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Publication Number Publication Date
JPS6030637U JPS6030637U (ja) 1985-03-01
JPH0241955Y2 true JPH0241955Y2 (ja) 1990-11-08

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JP1983120785U Granted JPS6030637U (ja) 1983-08-04 1983-08-04 信号切換回路

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JPS6030637U (ja) 1985-03-01

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