JPH0241937Y2 - - Google Patents

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JPH0241937Y2
JPH0241937Y2 JP1984027778U JP2777884U JPH0241937Y2 JP H0241937 Y2 JPH0241937 Y2 JP H0241937Y2 JP 1984027778 U JP1984027778 U JP 1984027778U JP 2777884 U JP2777884 U JP 2777884U JP H0241937 Y2 JPH0241937 Y2 JP H0241937Y2
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JP
Japan
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electrode
lead terminals
terminal
hot line
line side
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JP1984027778U
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JPS60139329U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ACラインに用いられるノイズフ
イルターの改良に関する。
ノイズフイルターとしては、第1図、第2図及
び第3図に示すように、コンデンサー基材1の表
裏面に備えた電極2,3にアース側リード端子4
及びホツトライン側リード端子5をそれぞれ接続
し、全体を絶縁保護材6で被覆した構造の2端子
コンデンサーが用いられる場合があるが、このコ
ンデンサーは第4図の等価回路からわかるように
リード端子4,5のインダクタンスがコンデンサ
ーと直列に接続されることからフイルター効果帯
域が狭く、特に高周波域でのフイルター効果が低
い欠点があつた。
そこで、高周波域でのフイルター効果の高いノ
イズフイルターとして3端子型のものが案出され
た。これは第5図および第6図に示すように、ホ
ツトライン側のリード端子として、基部をU字形
に連結させた一対のリード端子5a,5bを用い
ることによつて、第7図に示すような等価回路に
し、ホツトライン側リード端子のインダクタンス
によるフイルター効果への悪影響を少くして高周
波域での特性向上を図つたものである。
しかし、従来の3端子ノイズフイルターは、ホ
ツトライン側の一対のリード端子5a,5bの中
間部にアース側リード端子が位置する構造となる
ため、両リード端子間の絶縁距離がときとして十
分ではなく、これが小型化に支障を与えることに
もなつていた。つまりホツトライン側の各リード
端子とアース側リード端子との絶縁距離lを第3
図に示す2端子タイプのものと同一にとるとする
と、第6図に示すようにコンデンサー素子が大径
化するものであつた。
この考案は、ホツトライン側とアース側とのリ
ード端子間の絶縁距離を必要量大きくとつてもコ
ンデンサー素子の大径化を抑制することができる
3端子型のノイズフイルターを提供することを目
的とする。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第8図乃至第11図に第1の実施例が示され
る。これらの図において、1はコンデンサー素
子、2,3は対向して設けられた電極、4は一方
の電極2に沿つて接続されたアース側リード端
子、5a,5bは他方の電極3に接続されたホツ
トライン側リード端子、6は絶縁保護材である。
ホツトライン側のリード端子5a,5bは、そ
れぞれ側面から見てほぼ逆L字形に形成されたも
のであつて、それらはI字形部5cで連結される
ことにより全体が正面から見てほぼ逆U字形に形
成されている。このリード端子5a,5bにおい
て電極3表面に沿う直線部分の途中には、側面か
ら見てほぼU字形をしかつ電極3側へ向けて突出
する中間屈曲部5d,5eが設けられている。こ
の中間屈曲部5d,5eの屈曲先端と、前記I字
形部5cとは電極3の表面に対してそれぞれハン
ダ付けにより電気的に接続されている。そして、
このリード端子5a,5bにおいて電極3表面に
対して垂直方向に延びる部分と、中間屈曲部5
d,5eとによつて、当該リード端子5a,5b
において電極3表面に沿う直線部分が電極3の表
面から適当距離隔てて位置させられている。これ
により、このホツトライン側リード端子5a,5
bとアース側リード端子4との絶縁距離Lが第1
0図のように充分大きく、例えば、2端子タイプ
の絶縁距離l(4.0mm)以上とられている。
なお、上記実施例は、コンデンサー素子1の対
向電極2,3から3本のリード端子4,5a,5
bを引き出した、いわゆる3端子型のノイズフイ
ルターに適用したものを示したが、本考案はこれ
に限られず、たとえば第12図に示されるよう
に、コンデンサー素子1の対向電極2,3からそ
れぞれ2本のリード端子4a,4b,5a,5b
が引き出された4端子型のものに適用することも
可能である。この4端子型フイルターのその他の
構成は第1の実施例と同様であり、対応する部分
には同一の符号が付されている。
なお、上記各実施例では対となるリード端子を
互いにU字状に連結したものを示したが、これら
は必ずしも連結されたものでなくてもよい。
また、上記実施例において、ホツトライン側の
リード端子5a,5bの所望のインダクタンスを
得るために該リード端子5a,5bの所定位置に
フエライトビーズを挿通してもよい。
以上説明したように、本考案は、高周波域での
フイルター効果の高い3端子型のノイズフイルタ
ーを構成するに、基部をU字形に連結させた一対
のホツトライン側リード端子5a,5bの一部を
電極3側に屈曲して電極面に接続し、このリード
端子5a,5bの途中部分にほぼU字形の中間屈
曲部5d,5e設けて当該リード端子5a,5b
を電極表面から適当距離隔てて設けてあるので、
対向電極面に沿つて接続したアース側リード端子
4とホツトライン側リード端子5a,5bとの絶
縁距離を充分とることができ、コンデンサー基材
1の大型化を抑制でき、小型でフイルター効果の
高いノイズフイルターを構成することができた。
また、中間屈曲部5d,5eによつてリード端
子5a,5bを電極3に対して離間間隔が一定と
なるよう安定して取り付けることができる。さら
に、リード端子5a,5bの中間屈曲部5d,5
eの屈曲先端を電極3に電気的に接続させている
ので、当該リード端子5a,5bが電極3に対し
て接する部分が多くなつて電気的な信頼性が高く
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の2端子型ノイズフイルターの
正面図、第2図はその側面図、第3図はその平面
図、第4図はその等価回路である。第5図は従来
例の3端子型ノイズフイルターの正面図、第6図
はその平面図、第7図はその等価回路である。第
8図乃至第11図は本考案の第1の実施例を示
し、第8図は正面図、第9図は側面図、第10図
は平面図、第11図は全体斜視図である。第12
図は本考案の第2の実施例を示す全体斜視図であ
る。 1……コンデンサー基材、2,3……電極、4
……アース側リード端子、5a,5b……ホツト
ライン側リード端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表裏に電極2,3を対向配備したコンデンサー
    基材1と、 コンデンサー基材1の一方の電極2に接続され
    たアース側リード端子4と、 コンデンサー基材1の他方の電極3に接続され
    たホツトライン側リード端子5a,5bとを備
    え、 かつ、前記ホツトライン側リード端子5a,5
    bは、電極3との接続部分から電極3表面に対し
    て垂直な方向に延出され、適当な位置で屈曲され
    て電極3表面に沿つて延出するような形状に形成
    されているとともに、 該リード端子5a,5bにおいて電極3表面に
    沿う部分の途中に屈曲先端が当該電極3に電気的
    に接続されるほぼU字形の中間屈曲部5d,5e
    が形成されていることを特徴とするノイズフイル
    ター。
JP2777884U 1984-02-27 1984-02-27 ノイズフイルタ− Granted JPS60139329U (ja)

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JP2777884U JPS60139329U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 ノイズフイルタ−

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JP2777884U JPS60139329U (ja) 1984-02-27 1984-02-27 ノイズフイルタ−

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Publication Number Publication Date
JPS60139329U JPS60139329U (ja) 1985-09-14
JPH0241937Y2 true JPH0241937Y2 (ja) 1990-11-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5978725U (ja) * 1982-11-19 1984-05-28 松下電器産業株式会社 ノイズフイルタ用素子

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Publication number Publication date
JPS60139329U (ja) 1985-09-14

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