JPH0241247Y2 - - Google Patents

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JPH0241247Y2
JPH0241247Y2 JP1983151580U JP15158083U JPH0241247Y2 JP H0241247 Y2 JPH0241247 Y2 JP H0241247Y2 JP 1983151580 U JP1983151580 U JP 1983151580U JP 15158083 U JP15158083 U JP 15158083U JP H0241247 Y2 JPH0241247 Y2 JP H0241247Y2
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JP
Japan
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frame
internal
cam
internal unit
unit
Prior art date
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JP1983151580U
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JPS6058762U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の技術分野 本考案は現金自動預金機・支払機等のユニツト
収納装置における自動ロツク装置に関し、特に運
用保守点検時に内部ユニツトの1つを外部へ引き
出す際に他の内部ユニツトを自動的にロツクして
該他の内部ユニツトの外部への飛び出しを防止す
るユニツト収納装置における自動ロツク装置に関
する。
(2) 従来技術と問題点 第1図に示すように、従来のロツク機構を備え
たユニツト収納装置1の筐体2内には種々の機能
を分担する複数の内部ユニツト3,3……が収納
されている。この装置1の運用保守点検時には内
部ユニツト3の1つを図面に対し前方に引き出す
わけであるが、この場合、他の内部ユニツト3を
ロツクしておかないと前記1つの内部ユニツト3
を引き出す際の摺動摩擦やそのときの振動等によ
り、少くとも隣接する内部ユニツト3,3……が
共に引き出されてしまうことがあつた。そうする
と装置1の重心が内部ユニツト3,3……の移動
と共に前方に移動するための装置1全体が倒れて
しまう虞れがあつた。そこでこれを避けるために
一つの内部ユニツト3毎に外部に引き出せるよう
に、各内部ユニツト3,3,……間に第2図のよ
うなカム4を設け、これをオペレータが手で回転
させて他の内部ユニツト3,3,……の飛び出し
を防止していた。即ち、このカム4の外周部に切
欠5を設けておき、引き出そうとする1つの内部
ユニツト3の底面の角部6にカム4の切欠5が合
致するようにカム4の軸7を中心として回転させ
ていた。こうすることにより、隣接する他の内部
ユニツト3はカム4の側面に当接されて外部に引
き出されないようにしていた。
しかしながら、上記従来例によるときはその都
度オペレータが手でカム4を回転させなければな
らないと共に、カム4の停止位置を調整しなけれ
ばならず操作が非常に面倒であつた。
(3) 考案の目的 本考案は上記事情に鑑みなされたもので、装置
の運用保守点検時に内部ユニツトの1つを外部に
引出す際に他の内部ユニツトを自動的にロツクし
ておいて、該他の内部ユニツトの外部への飛び出
しを防止した自動ロツク装置を提供することを目
的とする。
(4) 考案の構成 そして上記の目的は、本考案によれば、複数の
内部ユニツトが筐体内に収納され、これら隣接す
る内部ユニツトを仕切る固定フレームにガイドレ
ールが設けられて該ガイドレールに沿い各内部ユ
ニツト毎が外部に引き出し可能なようにしたユニ
ツト収納装置において、 前記内部ユニツトの側面にガイドフレームを固
定すると共に前記ガイドフレームと前記ガイドレ
ールとの間には、両者に対して摺動自在な可動フ
レームを設け、 前記固定フレームの端部には、両端部に突片を
折曲形成してなり、スプリングにより揺動方向に
付勢されるカムを枢支し、 前記カムを、前記固定フレームの一方側に隣接
する可動フレームの引き出し方向への移動に伴い
一方の突片が該可動フレームに押されて揺動し、
かつ該揺動姿勢において他方の突片が前記固定フ
レームの他方側に隣接する他のガイドフレーム、
および可動フレームの先端縁に当接して該他の可
動フレームが装着される内部ユニツトの引出しを
禁止すべく配置してなるユニツト収納装置におけ
る自動ロツク装置を提供することによつて達成さ
れる。
(5) 考案の実施例 以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第3図は本考案による自動ロツク装置を備えた
ユニツト収納装置の要部斜視図であり、第4図は
自動ロツク装置の分解斜視図である。装置の筐体
内に収納された内部ユニツト8,8′の左右両側
面に夫々ガイドフレーム9,9又は9′,9′が取
付けられている。また、隣接する内部ユニツト
8,8′を仕切る筐体がわの固定フレーム10の
左右両側面にはガイドレール11,11′が設け
られている。これらのガイドレール11,11′
と前記ガイドフレーム9,9′とは、可動フレー
ム12,12′を介して互いに摺動自在に嵌入さ
れている。即ち、ガイドレール11,11′と可
動フレーム12,12′とは、図示しないベアリ
ング等により摺動自在に支持されて前後方向に移
動可能となつている。また、この可動フレーム1
2,12′と前記ガイドフレーム9,9′とは同様
の手段により前後に移動可能となつていて、この
可動フレーム12,12′により内部ユニツト8,
8′が前方に引き出された場合にも下方への撓み
を防止して安定した支持状態を保証している。
ここで本考案においては、前記固定フレーム1
0の端部に支持金具13を取付け、この支持金具
13にスプリング21により弾性的に付勢されて
左右に揺動自在なカム14を支承したものであ
る。このカム14は上下に相対する平板部15,
15を有すると共にその左右両側には前記平板部
15,15の突出されている側に鋭角に折曲形成
した突片16,16′を有している。上記平板部
15,15には、これらを上下方向に貫通して支
持金具13に回動自在に支承されるピン17が挿
通される孔18,18が穿設されている。また、
上記突片16,16′は第5図に示すように、そ
の一方の突片16で一方の内部ユニツト8′のガ
イドフレーム9′を押さえて該一方の内部ユニツ
ト8′の引出しを禁止し、他方の突片16′は他方
の内部ユニツト8の前方への引き出しを可能にし
ている。更に、カム14の上部には係止突片19
が設けられていて、この係止突片19と支持金具
13の上部に設けられた折曲片20との間にスプ
リング21(引張)が装着されている。このスプ
リング21はその引張力でカム14の揺動後の状
態を自動的に保持する役目をなすものである。即
ち、第5図の一方の内部ユニツト8を引出すと突
片16′はガイドフレーム9に押されてカム14
は矢印A方向に回動し、回動後はスプリング21
によりその回動後の状態が保持される。このと
き、隣接する他方の内部ユニツト8′のガイドフ
レーム9′はカム14の左側の突片16により押
さえられると共に、反対側の突片16′は右側の
可動フレーム12の背に当りカム14は回動でき
ず内部ユニツト8′は前方への飛び出しが防止さ
れる。このように、一方の内部ユニツト8を引き
出すと、他方の内部ユニツト8′は自動的にロツ
クされる。次に、他方の内部ユニツト8′を引き
出すときは、まず前方へ引き出した内部ユニツト
8を元に戻し、他方の内部ユニツト8′をそのま
ま引き出せば、ガイドフレーム9′がカム14の
左側の突片16を押圧してスプリング21の引張
力に抗しカム14を前記と反対方向に回動させ
る。従つて、この場合はカム14の右側の突片1
6′は内部ユニツト8のガイドフレーム9を押さ
えると共に、反対側の突片16は左側の可動フレ
ーム12′の背に当りカム14は回転できず内部
ユニツト8は前方への飛び出しが防止される。
(6) 考案の効果 本考案は以上のように構成されたので、弾性的
に付勢され左右に揺動自在なカム14を固定フレ
ーム10端部に支承したことにより、該カム14
の左右の突片16,16′のうち一方の突片16
又は16′で自動的に一方の内部ユニツト8又は
8′の引出しを禁止し、他方の突片16′又は16
は回動して他方の内部ユニツト8′又は8のみを
引き出せるようにしたので、オペレータは運用保
守点検の際、前記一方の内部ユニツト8又は8′
を予め押えておく等の煩わしい操作が不要であ
り、所望の内部ユニツト8又は8′のみを引き出
すことができる。このため、内部ユニツト8,
8′等が同時に複数個外部に飛び出すことにより
装置の重心が前方に移動して転倒する虞れがな
い。従つて装置の耐振性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はロツク機構を備えた従来のユニツト収
納装置の部分断面斜視図、第2図はカムの取付状
態を示す拡大図、第3図は本考案に係る自動ロツ
ク装置を備えたユニツト収納装置の要部斜視図、
第4図は自動ロツク装置の分解斜視図、第5図は
自動ロツク装置の動作説明図である。 8,8′……内部ユニツト、9,9′……ガイド
フレーム、10……固定フレーム、11,11′
……ガイドレール、12,12′……可動フレー
ム、13……支持金具、14……カム、15……
平板部、16,16′……突片、17……ピン、
21……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数の内部ユニツトが筐体内に収納され、これ
    ら隣接する内部ユニツトを仕切る固定フレームに
    ガイドレールが設けられて該ガイドレールに沿い
    各内部ユニツト毎が外部に引き出し可能なように
    したユニツト収納装置において、 前記内部ユニツトの側面にガイドフレームを固
    定すると共に前記ガイドフレームと前記ガイドレ
    ールとの間には、両者に対して摺動自在な可動フ
    レームを設け、 前記固定フレームの端部には、両端部に突片を
    折曲形成してなり、スプリングにより揺動方向に
    付勢されるカムを枢支し、 前記カムを、前記固定フレームの一方側に隣接
    する可動フレームの引き出し方向への移動に伴い
    一方の突片が該可動フレームに押されて揺動し、
    かつ該揺動姿勢において他方の突片が前記固定フ
    レームの他方側に隣接する他のガイドフレーム、
    および可動フレームの先端縁に当接して該他の可
    動フレームが装着される内部ユニツトの引出しを
    禁止すべく配置してなるユニツト収納装置におけ
    る自動ロツク装置。
JP15158083U 1983-09-30 1983-09-30 ユニット収納装置における自動ロック装置 Granted JPS6058762U (ja)

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JP15158083U JPS6058762U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 ユニット収納装置における自動ロック装置

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Publication Number Publication Date
JPS6058762U JPS6058762U (ja) 1985-04-24
JPH0241247Y2 true JPH0241247Y2 (ja) 1990-11-02

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JP15158083U Granted JPS6058762U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 ユニット収納装置における自動ロック装置

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3586664B2 (ja) * 2001-05-28 2004-11-10 エヌイーシーコンピュータテクノ株式会社 ユニット引き出し装置
JP4745427B2 (ja) * 2009-07-14 2011-08-10 富士通株式会社 物品保持装置及びこれを備えたラック装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541473B2 (ja) * 1974-10-15 1980-10-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541473U (ja) * 1978-09-12 1980-03-17
JPS6220046Y2 (ja) * 1979-05-21 1987-05-22

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