JPH0240948Y2 - - Google Patents

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JPH0240948Y2
JPH0240948Y2 JP1988093524U JP9352488U JPH0240948Y2 JP H0240948 Y2 JPH0240948 Y2 JP H0240948Y2 JP 1988093524 U JP1988093524 U JP 1988093524U JP 9352488 U JP9352488 U JP 9352488U JP H0240948 Y2 JPH0240948 Y2 JP H0240948Y2
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mounting member
rod
shaped
hanging device
crosspiece
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内において物干し竿の機能を果た
す吊下装置に関する。
〔従来の技術〕
雨天の日には、洗濯物を乾燥させたり、虫干を
行なう目的で、物干し竿等の吊下装置を室内に設
置する場合がある。この場合、日本間及び洋間を
問わず、壁の上部、窓及び扉の上部等には桟があ
るので、部屋の角において、これら桟に吊下装置
を渡していた。
また、室内にカーテン・レールがある場合、こ
のカーテン・レールに吊下装置を渡すこともでき
る。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、一般に、桟が壁から突出している幅
は、1センチから数センチと非常に狭い。また物
干し竿(吊下装置)は、その断面が円形である。
よつて、吊下装置と桟との接触は、非常に不安
定である。また、カーテン・レールを利用したと
しても、吊下装置の円形断面のため、吊下装置と
カーテン・レールとの接触も非常に不安定であ
る。
このため、吊下装置に物を掛けたり外す際に、
吊下装置が桟やカーテン・レールから外れる可能
性が高かく、危険であつた。
したがつて本考案の目的は、室内の桟やカーテ
ン・レール等に安定に設置できる吊下装置の提供
にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の吊下装置は、棒状部材と、底部の平坦
面に軸部連結用の突起部が突出し、外側端面がほ
ぼ45度に形成され、内側に棒状部材嵌合用の開口
のある載置部材と、「く」の字形回動腕部分をU
字形スプリングで偏倚させて軸部と丁番結合した
挟持部材とを設け、載置部材の突起部に挟持部材
の軸部を連結すると共に、棒状部材の両端部に上
記載置部材を外側端面が棒状部材の長手方向に対
してほぼ45度となるように夫々一体的に取り付け
たことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本考案の吊下装置によれば、載置部材の底面が
平坦であるので、部屋の角の桟等の狭い部分にも
確実に接触する。また、「く」の字形回動腕部分
は、底面方向に偏倚しているので、この腕部分及
び載置部材の底面の間に、桟、カーテン・レール
等を確実に挟持できる。
更に、載置部材の外側端部は、棒状部材の長手
方向に対してほぼ45度であるので、本考案の吊下
装置を部屋の角の直角の桟等に確実に接触させる
ことができる。また、腕部分は、「く」の字形な
ので、操作しやすい。
〔実施例〕
以下、添付図を参照して本考案の好適な実施例
を説明する。
まず、本考案の全体を説明する。第1図は、本
考案の吊下装置を部屋16の角に設置した場合の
平面図である。吊下装置は、棒状部材10並びに
棒状部材10の両端に固定された載置部材8及び
載置部材8の底面に取り付けた挟持部材12から
構成されている。
載置部材8の外側端部は、棒状部材10の長手
方向に対してほぼ45度の角度なので、部屋16の
角の桟14に図示の如く適合する。
棒状部材10は、塩化ビニールで被覆された鉄
パイプ、又は合成樹脂のパイプ等でよい。また、
その断面形状は、実施例では円形であるが、多角
形などの任意の形状でもよい。
次に、載置部材8および挟持部材12の構造を
詳細に説明する。第2図は、第1図の矢印2の方
向から見た載置部材8及び挟持部材12の正面図
である。
載置部材8は、棒状部材10を受ける開口24
を有し、その底面が平坦面26となされる。ま
た、挟持部材12は、上記載置部材8の平坦面2
6から下方に突出した軸部20と、この軸部20
に丁番結合された「く」の字形回動腕部材(以
下、腕部分と称す)22とを具えている。
載置部材8及び挟持部材12は、夫々別々に合
成樹脂等で成形される。
第3A図及び第3B図は、載置部材8の正面図
及び側面図である。載置部材8の平坦面26に
は、突起部28が突出し、この突起部28は、軸
部20を受ける開口30を有する。この開口30
は、入口が広く、奥にいくに従い狭くなつている
と共に、縁32を境にして再び広くなつている。
第4A図及び第4B図は、軸部20の正面図及
び側面図である。軸部20は、縁36を境にして
次第に細くなり、頭部34が再び太くなる被挿入
部31を有する。頭部34には、切欠き38を設
ける。
軸部20の下部には、表面がギザギザの滑り止
めになつた把持部40、矩形開口42及び円形開
口44を有する。円形開口44は、矩形開口42
を貫通している。この軸部20も弾性を有する合
成樹脂等で一体成形される。
軸部20の被挿入部31を載置部材8の開口3
0に押し込む。すると、軸部20の弾性及び切欠
き38により、頭部34が狭まり、開口30の縁
32を通過した後、頭部34が元に戻る。
よつて、頭部34の縁46及び開口30の縁3
2により、軸部20は載置部材8に回動可能に取
り付けられたことになる。なお、縁36により、
軸部20は、載置部材8の開口30内に入り過ぎ
ることはない。
第5A図及び第5B図は、腕部分22の正面図
及び側面図である。腕部分22は、第5A図に示
すように、「く」の字形をしており、挟持部48
及び把持部50から構成される。把持部50に
は、ギザギザの滑り止めが設けられている。
また、腕部分22は、円形突起52及び切欠き
54も有する。この腕部分22も弾性を有する合
成樹脂等で一体成形する。
切欠き54を狭めて、円形突起52を軸部20
の円形開口44内に挿入する。挿入後、切欠き5
4が再び広がり、腕部分22が軸部20に取り付
けられて、丁番結合となる。よつて、第2図に示
す挟持部材12が完成する。
再び、第2図を参照する。軸部20は、載置部
材8に対して回動し、腕部分22は、軸部20に
対して回動する。軸部20及び腕部分22にU字
形スプリング56を設けて、腕部分22を、矢印
58の方向、即ち、載置部材8の平坦面26の方
向に編倚させる。
円形の棒状部材10の端部を載置部材8の円形
開口24内に圧入する。必要に応じて、接着剤を
用いてもよい。これで、第6図に示すように、本
考案の吊下装置が完成する。なお、第6図は、第
1図の矢印6の方向から見た側面図である。
次に、本考案の吊下装置の使用法を説明する。
先ず、第1図に示すように、本考案の吊下装置
を部屋16の角で、桟14の上に乗せる。第7図
は、第1図の載置部材8及び挟持部材12の部分
を下から見た図である。
使用者は、軸部20の把持部40及び腕部分2
2の把持部50(第2図参照)をつかみ、スプリ
ング56の力に対抗して、腕部分22の挟持部4
8を載置部材8の平坦面26から離すと共に、挟
持部48が桟14の下側に来るように回転させ
る。よつて、挟持部48は、第7図の点線で示す
位置48′にくる。そこで、使用者が、把持部4
0及び50を離すと、スプリング56の作用によ
り、載置部材8の平坦面26と腕部分22の挟持
部48により、桟14を挟むことになる。
この状態を第8図に示す。この図より、載置部
材8の平坦面26及び挟持部48が、桟14を確
実に挟持していることが判る。よつて、棒状部材
10に洗濯物などを吊す際に、吊下装置が桟14
から外れることがない。
吊下装置を桟14から外すには、把持部40及
び50を握り、腕部分22を広げれば(第8図に
おいて、時計方向に回転)よい。
上述は、本考案の好適な実施例についてのみ説
明したが、本考案の要旨を逸脱することなく種々
の変更が可能である。
例えば、棒状部材は、パイプでなく、木等の中
が詰まつた物でもよい。また、棒状部材及び載置
部材を一体に構成してもよい。
〔考案の効果〕
上述の如く本考案の吊下装置によれば、載置部
材の底部が平坦面であるので、部屋の角の桟等の
狭い部分にも確実に接触する。また、「く」の字
形腕部分は、底面方向に偏倚しているので、この
腕部分及び載置部材の底部平坦面の間に、桟、カ
ーテン・レール等を確実に挟持できる。
更に、腕部分が「く」の字形なので、使用者が
操作しやすい。また、載置部材の外側端部は、棒
状部材の長手方向に対してほぼ45度であるので、
本考案の吊下装置を部屋の角の直角の桟等に確実
に接触させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の吊下装置を部屋の桟に設置し
た平面図、第2図は本考案の吊下装置の好適な実
施例の平面図、第3A図、第4A図、及び第5A
図は本考案に用いる載置部材及び挟持部材の各部
分の正面図、第3B図、第4B図及び第5B図は
本考案に用いる挟持部材の各部分の側面図、第6
図は第1図の部分的側面図、第7図及び第8図は
本考案の吊下装置を部屋の桟に設置した場合の底
面図及び側面図である。 8……載置部材、10……棒状部材、12……
挟持部材、14……桟、20……軸部、22……
腕部分、56……スプリング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 棒状部材と、 底部の平坦面に軸部連結用の突起部が突出し、
    外側端面がほぼ45度に形成され、内側に棒状部材
    嵌合用の開口のある載置部材と、 「く」の字形回動腕部分をU字形スプリングで
    偏倚させて軸部と丁番結合した挟持部材とを設
    け、 載置部材の突起部に挟持部材の軸部を連結する
    と共に、棒状部材の両端部に上記載置部材を外側
    端面が棒状部材の長手方向に対してほぼ45度とな
    るよう夫々一体的に取り付けたことを特徴とする
    吊下装置。
JP1988093524U 1988-07-14 1988-07-14 Expired JPH0240948Y2 (ja)

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JP1988093524U JPH0240948Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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JP1988093524U JPH0240948Y2 (ja) 1988-07-14 1988-07-14

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JPH0215095U JPH0215095U (ja) 1990-01-30
JPH0240948Y2 true JPH0240948Y2 (ja) 1990-10-31

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ID=31317986

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JPS544734B2 (ja) * 1975-08-12 1979-03-09
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JPH0215095U (ja) 1990-01-30

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