JPH0240416Y2 - - Google Patents

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JPH0240416Y2
JPH0240416Y2 JP2121386U JP2121386U JPH0240416Y2 JP H0240416 Y2 JPH0240416 Y2 JP H0240416Y2 JP 2121386 U JP2121386 U JP 2121386U JP 2121386 U JP2121386 U JP 2121386U JP H0240416 Y2 JPH0240416 Y2 JP H0240416Y2
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JP
Japan
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tunnel
passage
clean air
clean
section
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JP2121386U
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JPS62135042U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はクリーンルームにおける空気清浄装置
に係るものである。
(従来の技術) 第2図は従来のクリーンルームのベイ方式等で
使用されている空気清浄装置を示し、クリーンル
ームAにおける両側トンネル部B,B及び同両ト
ンネル部Bに挾まれた通路部Cの各上方に、夫々
超高性能フイルタaの内蔵されたトンネル部の空
気清浄装D,D並に通路部の空気清浄装置Eが
個々に配設され、同各清浄装置D,D,Eの下面
から清浄空気が吹出されている。
図中bはフアン、cは給気ダクト、d,cはレタ
ーン口、fは床下プレナム、gはレターンチヤン
バである。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の空気清浄装置においては、一双のト
ンネル部とその中間に位置する通路部が夫々別の
空気清浄システムで空気の清浄化を図るように構
成されているので、経済性の面で問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、相対する両側トンネル部間に通
路部が配設されたクリーンルームにおいて、前記
各トンネル部の頂部に、同トンネル部及び前記通
路部に指向して開口する清浄空気吹出口を夫々下
面並に側面に有する清浄空気吹出空間部を設け、
通路部頂部に前記各清浄空気吹出空間部に対する
清浄空気供給用の送風機及び超高性能フイルタを
内蔵したプレナムチヤンバを設けるとともに、同
チヤンバと前記清浄空気吹出空間部外側のレタン
チヤンバとを管路で接続してなることを特徴とす
るクリーンルームにおける空気清浄装置に係るも
のである。
(作用) 本考案は前記したように構成されているので、
通路部の頂部に配設された送風機及び超高性能フ
イルタによつて通路両側部のトンネル部頂部に配
設された清浄空気レタ空間部に清浄空気が供給さ
れ、同各空間部の下面及び側面に配設された清浄
空気吹出口より清浄空気が吹出され、同清浄空気
によつてトンネル部及び通路部の両空間が清浄化
される。
このように前記両空間が清浄化されたのち、レ
ターンエアの一部はトンネル部外側のレターンチ
ヤンバより再び前記通路部頂部のプレナムチヤン
バに両者を接続する管路を介して戻され、以下前
記のサイクルが反覆されてクリーンルームのトン
ネル部及び通路部の両空間が清浄化される。
(考案の効果) このように本考案においてはクリーンルームに
おけるトンネル部と通路部との両空間が通路部頂
部に配設された単一の空気清浄装置によつて清浄
化されるので装置が簡略化され、コストが節減さ
れる。
また本考案によればトンネル部には清浄空気吹
出面しか設置されておらず、空気清浄装置のすべ
てが通路部の頂部に配設れているので、送風機、
超高性能フイルタのメンテナンス作業が通路部に
おいて行なわれ、更にレターンチヤンバ内には送
風機等がないため、同チヤンバをユーテイリテイ
スペースとして有効に利用できる。
(実施例) 以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図においてAはクリーンルーム、Bはその
両側に配設されたトンネル部、Cはトンネル部
B,Bに挾まれた通路部である。
前記各トンネル部Bの頂部には夫々清浄空気吹
出空間部1が設けられ、そのトンネル部Bに対向
する下面、及び通路部Cに対向する側面に亘つて
連続的に清浄空気吹出口2が配設されている。
また前記通路部Cの頂部にはプレナムチヤンバ
3が設けられ、同チヤンバ3内に前記各清浄空気
吹出空間部1に対する清浄空気供給用の送風機
4、及び超高性能フイルタ5が配設されている。
前記プレナムチヤンバ3とトンネル部Bの外側
に配設されたレターンチヤンバ6との間には管路
7が接続され、更に前記プレナムチヤンバ3には
給気ダクト8が接続されている。
図中9及び10はレターンチヤンバ6、及び床
下プレナムチヤンバ11に接続するレターン口、
12は天井仕上材である。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記通路部Cの頂部プレナムチヤンバ3に
内蔵された送風機4及び超高性能フイルタ5によ
つて前記各トンネル部Bの頂部の清浄空気吹出空
間部1に供給された清浄空気は、同空間部1の下
面から側面に亘つて連続して設けられた清浄空気
吹出口2よりトンネル部B及び通路部Cに亘つて
吹出され、同トンネル部B、並に通路部Cの両空
間を清浄化する。
この際、前記清浄空気吹出口2が清浄空気吹出
空間部1の下面から側面に亘つて連続的に設けら
れているので、トンネル部Bの高清浄度空間に通
路部Cの低清浄度空間の空気が誘引されることが
なく、更に前記清浄空気吹出空間部1から通路部
Cに吹出される気流の水平成分がトンネル部Bか
ら通路部Cに指向しているため、同通路部Cで発
生した塵埃のトンネル部Bへの侵入が防止され
る。
前記したようにクリーンルームA内を清浄空気
で清浄化したのち、同空気はレターンチヤンバ
6、管路7を介して通路部Cの頂部のプレナムチ
ヤンバ3に戻される。
このように前記実施例によれば、クリーンルー
ムAにおるけるトンネル部Bと通路部Cとの両空
間が通路部C頂部に配設された単一の空気清浄装
置によつて清浄化されるので装置が簡略化され、
コストが節減される。
またトンネル部Bの頂部には清浄空気吹出空間
部1しか設置されず、空気清浄装置のすべてが通
路部Cのプレナムチヤンバ3に配設されているの
で、送風機4及び超高性能フイルタ5のメンテナ
ンス作業が通路部Cにおいて行なわれ、またレタ
ーン給気6内には送風機等が配設されていないの
で、同チヤンバ6をユーテイリテイスペースとし
て有効に利用できる。
更にまた前記トンネル部B頂部の清浄空気吹出
空間部1にその下面から側面に清浄空気吹出口2
が連続的に配設されていることによつて、通路部
Cの低清浄度空間の空気がトンネル部Bの高清浄
度空間に誘引されることがなく、また通路部Cで
発生した塵埃のトンネル部Bへの侵入が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクリーンルームにおける
空気清浄装置の一実施例を示す縦断面図、第2図
は従来の装置の縦断面図である。 A……クリーンルーム、B……トンネル部、C
……通路部、1……清浄空気吹出空間部、2……
清浄空気吹出口、3……プレナムチヤンバ、4…
…送風機、5……超高性能フイルタ、6……レタ
ーンチヤンバ、7……管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対する両側トンネル部間に通路部が配設され
    たクリーンルームにおいて、前記各トンネル部の
    頂部に、同トンネル部及び前記通路部に指向して
    開口する清浄空気吹出口を夫々下面並に側面に有
    する清浄空気吹出空間部を設け、通路部頂部に前
    記各清浄空気吹出空間部に対する清浄空気供給用
    の送風機及び超高性能フイルタを内蔵したプレナ
    ムチヤンバを設けるとともに、同チヤンバと前記
    清浄空気吹出空間部外側のレタンチヤンバとを管
    路で接続してなることを特徴とするクリーンルー
    ムにおける空気清浄装置。
JP2121386U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH0240416Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121386U JPH0240416Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JP2121386U JPH0240416Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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Publication Number Publication Date
JPS62135042U JPS62135042U (ja) 1987-08-25
JPH0240416Y2 true JPH0240416Y2 (ja) 1990-10-29

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JP2121386U Expired JPH0240416Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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