JPH0240407Y2 - - Google Patents

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JPH0240407Y2
JPH0240407Y2 JP1985077829U JP7782985U JPH0240407Y2 JP H0240407 Y2 JPH0240407 Y2 JP H0240407Y2 JP 1985077829 U JP1985077829 U JP 1985077829U JP 7782985 U JP7782985 U JP 7782985U JP H0240407 Y2 JPH0240407 Y2 JP H0240407Y2
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punched
hole
top plate
refrigerant pipe
bent
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、被空調室の天井内より冷媒配管が施
される主として天井吊型の空気調和機に関するも
のである。
従来の技術 一般的に天井吊型空気調和機においては、周知
の如く室内ユニツトと室外ユニツトとに分離され
両者は冷媒配管にて接続される。そして特に室内
ユニツトに対しては該ユニツトの後方背面より室
外ユニツトに連なる冷媒配管を引き出す様、背面
板に貫通孔を設けることが一般的に多く行なわれ
ている。一方、室内ユニツトを被空調室に設置す
るに際しては冷媒配管を露出させないようにする
ため、ユニツト背面より引き出すのではなく、冷
媒配管を天井内に配設し、室内ユニツトの天面、
つまり天井と対向する面に貫通穴を設けてこの穴
より冷媒配管を挿入接続する手段もある。これは
第4図、第5図に示すように、被空調室の天井1
内に室内ユニツト(図示せず)に連なる冷媒配管
2を配設して天井1に穿設した穴3より被空調室
内に延出しておき、一方室内ユニツト4において
天井1と密接又は接近する天板5に上記冷媒配管
2が貫通する貫通穴6が設けられているものであ
る。そして室内ユニツト4を天井1面に配置した
後、室内ユニツト4内の熱交換器7のカツプリン
グ8に対して冷媒配管2のカツプリング9を接続
すべく冷媒配管2を破線で示す如く折曲し施工す
るものである。尚4aは室内空気の吸込口で吸込
口グリル4bを開放して作業するものである。
考案が解決しようとする問題点 ところがこの施工時、冷媒配管2は室内ユニツ
ト4のサービススペース10内で折曲しなければ
ならないためその作業性が悪く、作業性を良くす
るためにはサービススペース10が広くなつて室
内ユニツト4が必要以上に大型化してしまう欠点
を有していた。
本考案は、上記従来の空気調和機の冷媒配管工
事性の欠点を除去すべく、冷媒配管貫通部の形状
を改良し、冷媒配管工事が容易な空気調和機を提
供するものである。
問題点を解決するための手段 本考案は室内ユニツトの天板に形成する冷媒配
管の貫通部の打抜穴の形状を冷媒配管があらかじ
め直角に曲げられた状態で容易に挿入可能なよう
に略T字状の穴とするとともに、さらにはこの打
抜穴の打抜片を冷媒配管工事後の貫通部分のシー
ル及び天板の補強として再利用できるよう形成し
たものである。
作 用 本考案の空気調和機は、室内ユニツト天板に形
成した、略T字状の打抜穴により冷媒配管があら
かじめ直角に曲げられた状態で容易に挿入可能で
あり、冷媒配管工事後に、冷媒配管折曲部が貫通
する部分を前記打抜穴の打抜片を再利用し、特別
な部材を使用することなく天板のシール及び補強
を行うものである。
実施例 以下本考案の一実施例を第1図から第3図を参
照して説明する。
図において、11は天井吊型空気調和機として
の室内ユニツト本体であり、下面に吸込口12、
前面に吐出口13を形成している。本体11内に
は送風機14、熱交換器15等を配置し、送風機
14を配置した送風室の側方で吸込口12に臨ん
で配管接続のためのサービススペース16を構成
している。熱交換器15に連なる冷媒管17はこ
のサービススペース16に延出され、先端にカツ
プリング18を備えて水平方向を向く様設置され
ている。そして本体11の背面板19及び天板2
0には室内ユニツト(図示せず)に連なる冷媒配
管21をこの冷媒管17に接続すべく打抜穴2
2,3を形成している。この打抜穴22,23は
周知の如く貫通穴を形成すべく穴の形状に沿つて
数箇所に肉部を残し、必要時ハンマー等によつて
容易に打抜ける構造としたものである。背面板1
9の打抜穴22は冷媒配管21を水平に延出する
時に使用し、天板20の打抜穴23は天井24内
に冷媒配管21を配管する時に使用するものであ
る。
つまり、冷媒配管21が被空調室の天井24内
に配管される場合、天井24には穴25が穿設し
てあり、この穴25より冷媒配管21は略垂直に
延出された垂直部26と先端部であらかじめ所定
長さで水平に折曲された折曲部27とを構成し、
折曲部27の先端にカツプリング18と接続され
るカツプリング28を備えている。つまり冷媒配
管21は従来の技術で説明した様に室内ユニツト
本体11内で折曲するものではなく、室内ユニツ
ト本体11外の天井24への設置以前にあらかじ
め折曲してあるものである。
一方前述した天板20に形成される打抜穴23
は、第3図のように冷媒配管21の垂直部26が
位置する貫通穴29と折曲部が挿入可能となるよ
うに延出された貫通穴30とを形成すべく略T字
状に構成されている。そしてこの打抜穴23を打
抜いた打抜片31内には打抜片固定穴32が設け
られ、また天板20には前記貫通穴30を被うべ
く前記打抜片31の打抜片固定穴32と合せてあ
らかじめ天板固定穴33が設けられており、冷媒
配管工事完了後、打抜片31を再利用し貫通穴3
0を被うよう前記打抜片31の打抜片固定穴32
と天板20の天板固定穴33をそれぞれビス34
にて固着するものである。
つまり、冷媒配管工事の際は、打抜穴23をハ
ンマー等で打抜き、あらかじめ本体配管と接続で
きるように寸法決めをした直角曲げの冷媒配管2
1を挿入する。この時第1図の如く打抜穴23に
よる貫通穴は貫通穴31の存在で折曲部27があ
つても容易に挿入できる。その後、本体11を天
井24に固定し、冷媒配管21と冷媒管17とを
各々カツプリング18,28を介し接続した後、
第2図に示すが如く内部から、つまり吸込口12
側から冷媒配管21と貫通穴30の隙間をシール
及び補強するため、前記打抜穴23の打抜片31
を再利用し、前記打抜片31内に設けた打抜片固
定穴32と天板20に設けた天板固定穴33とを
合せてビス34で止め係止するものである。
考案の効果 以上のように、本考案の空気調和機は、被空調
室の天井内からこの天井に穿設した穴より冷媒配
管の略垂直に延出された垂直部と、この垂直部の
先端部であらかじめ所定長さで略水平に折曲され
た折曲部と、前記天井に設置され前記冷媒配管と
接続される室内ユニツトより成り、この室内ユニ
ツトの天板に前記折曲状態の冷媒配管が貫通する
略T字状の打抜穴を形成し、この打抜穴のうち前
記冷媒配管の折曲部が貫通する部分を被うよう前
記打抜穴の打抜片を再利用可能としたものである
から、従来の如く室内ユニツト内で冷媒配管を折
曲する工事が不要であり、工事性が良く、また工
事スペースも少なくて済むのでユニツトの小型化
も計れる。また折曲された冷媒配管が貫通される
打抜穴の打抜片を再利用して、打抜穴使用時に冷
媒配管の折曲部が貫通する部分のシール及び補強
を行うことが可能なため、特別な部材を必要とせ
ずコスト面で有利となるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の空気調和機の断面
図、第2図は同施工時の空気調和機を内側からみ
た斜視図、第3図は同空気調和機の背面側からみ
た斜視図、第4図は従来の空気調和機の断面図、
第5図は同空気調和機の背面からの斜視図であ
る。 11……室内ユニツト、20……天板、21…
…冷媒配管、23……打抜穴、24……天井、2
5……穴、26……垂直部、27……折曲部、3
0……貫通部、31……打抜片、32……打抜片
固定穴、33……天板固定穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被空調室の天井内からこの天井に穿設した穴よ
    り略垂直に延出された冷媒配管の垂直部と、この
    垂直部の先端部であらかじめ所定長さで略水平に
    折曲された折曲部と、この折曲部の先端と配管さ
    れる室内ユニツトより成り、この室内ユニツトの
    天板に前記折曲状態の冷媒配管が貫通する略T字
    状の打抜穴を形成するとともに、この打抜穴より
    打抜いた打抜片内に数箇所の打抜片固定穴と天板
    側にこの打抜片を固定する数箇所の天板固定穴を
    設け、前記打抜片にて、前記冷媒配管の折曲部が
    貫通する部分を覆つてなる空気調和機。
JP1985077829U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0240407Y2 (ja)

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JP1985077829U JPH0240407Y2 (ja) 1985-05-24 1985-05-24

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Publication Number Publication Date
JPS61194113U JPS61194113U (ja) 1986-12-03
JPH0240407Y2 true JPH0240407Y2 (ja) 1990-10-29

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