JPH0240243A - ローラミル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、特許請求の範囲の前文に記載されている構成
上の特徴を備えたロール・トレイ式ミルに関する。

（従来の技術） この種のロール・トレイ式ミルＣ選鉱技ｉ（Ａｕｆｂｅ
ｒｅｉｎｔｕｎｇｓ　Ｔｅｃｈｎｉｋ）　　１２号（１
９７１年刊）、５４２ページと５４３ページ参照」にお
いては、ミル・トレイ・セグメントは耐摩耗性を有する
材料から鋳造されていて、摩耗部品として交換可能に支
持トレイに保持されている。高温の移送用空気と乾燥用
空気を供給するために使用されるノズル・リングは定置
状態でミル本体に保持されている。ノズル・リングは激
しい摩耗の作用を受けるので、水平面でノズル・リング
は分離されていて、上部は交換可能なセグメントから構
成されている。

ノズル・リングを構成している閉止された下部と上部の
セグメントは鋳物である。鋳造に付随する避けることが
できない不正確さのため、ピンチ而にあるノズル・リン
グのブレイドの輪郭が大幅にずれるおそれがある。

他の公知のロール・トレイ式ミル（ドイツ特許第１，０
５５，９２６号参照）の場合、ノズル・リングのブレイ
ドはミル・トレイ・セグメントを担持しているミル・ト
レイの外周に沿って配置されているので、ノズル・リン
グはミル・トレイといっしょに回転する。ノズル・リン
グの出口横断面は、一方がミル・トレイに交換可能に固
定されていて、他方がミル本体に交換可能に固定されて
いる２つの耐摩耗性を有するリングにより限定されてい
る。このようなロール・トレイ式ミルの場合、ノズル・
リングのブレイドに沿って摩耗が生じるので、ミル・ト
レイ全体を取り外さなければならず、またブレイド自身
は盛金補強による以外補修することはできない。

（発明が解決しようとする課題） 本発明の課題は、交換可能な摩耗部品の数を低減させる
とともに、ノズル・リングのブレイドの寸法精度を高め
ることができるよう構成された当初に挙げた種類のロー
ル・トレイ式ミルを提供することである。

（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するため、ノズル・リングを構成して
いる複数のブレイドがミル・トレイ・セグメントの外周
に沿って形成されるよう構成された当初に挙げた種類の
ロール・トレイ式・ミルが本発明に従って提供されたの
である。

（作用と効果） この構成態様によれば、摩耗部品、すなわち、ミル・ト
レイ・セグメントとノズル・リング・セグメントを単一
の交換用の部品として集約することができる。したがっ
て、交換されるべき部品の数を半分に減らすことができ
る。この交換用の部品は単一の構成部材、すなわち、ミ
ル・トレイに固定することを必要とするだけであるので
、補修に要する費用を半分に減らすことができる。ノズ
ル・リングのうちミル・トレイ・セグメントに対応した
ブレイドの大部分はミル・トレイ・セグメントに沿って
形成されるので、ブレイドは安定した状態を呈している
。

（実　施　例） 以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明の詳細な説明する。

ロール・トレイ式ミルは本体１を備えており、該本体１
を通って粗い石炭を供給する降下パイプ２が導かれてい
る。減速装置４を介してモーター（図示せず）により駆
動される水平の回転ミル・トレイ３が本体１の内部に配
置されている。ミル・トレイ３は支持トレイ５を備えて
おり、該支持トレイ５は減速装置４上に載置されたミル
・トレイ担体６と接続されている。ミル・トレイ・セグ
メント７は支持トレイ５上に保持されている。ミル・ト
レイ・セグメント７は、定置状態に支持されているミル
・ロール８が転勤する粉砕軌道を形成してい名。ミル・
ロール８は、ロッド１０を介してロール・トレイ・ミル
の基礎１１上にフレキシブルに支持されているフレーム
９に取り付けられている。ミル・ロール８は、上述の取
付装置を介してミル・トレイ３に弾発的に押圧されてい
る。

空気供給継手１３を備えたエヤ・ボックス１２が本体１
の下部でミル・トレイ３の下に形成されている。エヤ・
ボックス１２の下部は底部材により閉止されていて、ノ
ズル・リング１５を介してエヤ・ボックス１２は本体１
内部に形成されたミル・スペース１４と連通している。

ダスト排出管１７が差し込まれている篩装置１６が本体
ｌ上に配置されている。高温の空気が乾燥兼移送用ガス
として空気供給継手１３を通って吹きこまれるようにな
っている。空気はノズル・リング１５を通ってミル・ス
ペース１４の中に流れ、ミル・ロール８によりミル・ト
レイ３上で生じた石炭ダストといっしょに移動し、篩装
置１６をへてダスト排出管１７を通って排出される。

ノズル・リング１２とミル・トレイ３の構成の詳細は第
２図より第４図までを参照することにより理解すること
ができよう。図面より明らかなように、ミル・トレイ・
セグメント７の側壁は３０度の角度をなして傾いていて
、１２個のこのようなミル・トレイ・セグメント７が粉
砕軌道を形成している。ミル・トレイ・セグメント７は
、クランプ・ボルト１８とプラグ１９を介して取り外し
可能にミル・トレイ３の支持ロール５と接続されている
。

ノズル・リング１５を構成しているブレイド２０が各ミ
ル・トレイ・セグメント７の外周に沿って形成されてい
る。ミル・トレイ・セグメント７とブレイド２０は、耐
摩耗性を有する材料から鋳造により作られた部材である
。

ブレイド２０はミル・トレイ３の回転方向に湾曲してい
て、流入側では水平面に関して９０度の角度を存すると
ともに、流出側では３０度の角度をなしている。ブレイ
ド２０はミル・トレイ３の中央に向かって半径方向に向
きぎめされていることが好ましい。軸方向に見たとき、
−枚のブレイド２０は隣接した２枚のブレイド２０の間
の流動横断面を覆っている。隣接した２枚のブレイド２
０とミル・トレイ・セグメント７との間に矩形の退出面
が流出側に形成されている。

上述の構成に基づいてミル・トレイ３といっしょに回転
するノズル・リング１５のうち本体１の壁体に面してい
る側は斜めに延在した板材２１により限定されている。

板材２１はブレイド２０の上縁まで突設されていて、ブ
レイド２０の外縁の傾きに従って延在している。このよ
うな構成のおかげで、斜めに上に向かって延在し、本体
１の内部に向きぎめされた通路が生しることとなる。板
材２１の上にアングル形材２２が設けられていて、該ア
ングル形材２２は板材２１と同様、取り外し可能に本体
ｌの壁体と接続されている。板材２１とアングル形材２
２は、横断面で見て三角形の輪郭を呈している。

【図面の簡単な説明】

第１図は、ロール・トレイ式ミルを長さ方向に切断した
断面図、第２閏は、第１図の７部の詳細断面図、第３図
は、個々のミル・トレイ・セグメントを上から目視した
平面図、第４図は、第２図のＩＶ−ＩＶ線で切断した断
面図。 １・・・本体、　　　　　　２・・・降下パイプ、３・
・回転ミル・トレイ、４・・・減速装置、５・　・・支
持トレイ、　　６・　・ミル・トレイ担体、７・　・　
・ミル・　トレイ・セグメント、８・・・ミル・ロール
、　９・・・フレーム、１０・・・ロッド、　　　　１
１・・・基礎、１２・・・エヤ・ボックス、１３・・・
空気供給継手、・ミル・スペース、１６・ ・ダスト排出管、１８・ ・・プラグ、　　　２０・ ・板材、　　　　　２２・ ・・篩装置、 クランプ・ボルト、 ・　・ブレイド、 ・・アングル形材。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のブレイド（２０）を備えたノズル・リング（１５
   ）により取り囲まれていて、定置状態に支持されている
   ミル・ロール（８）が転動するミル・トレイ・セグメン
   ト（７）を備えている本体（１）の内部に配置された回
   転可能なミル・トレイ（３）を有するロール・トレイ式
   ミルにおいて、前記ブレイド（２０）がミル・トレイ・
   セグメント（７）の外周に沿って形成されていることを
   特徴とするロール・トレイ式ミル。