JPH0239677B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0239677B2
JPH0239677B2 JP57015029A JP1502982A JPH0239677B2 JP H0239677 B2 JPH0239677 B2 JP H0239677B2 JP 57015029 A JP57015029 A JP 57015029A JP 1502982 A JP1502982 A JP 1502982A JP H0239677 B2 JPH0239677 B2 JP H0239677B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
connection
opened
valve
passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP57015029A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57163705A (en
Inventor
Mootsueru Herumuto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Herion Werke KG
Original Assignee
Herion Werke KG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Herion Werke KG filed Critical Herion Werke KG
Publication of JPS57163705A publication Critical patent/JPS57163705A/ja
Publication of JPH0239677B2 publication Critical patent/JPH0239677B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B20/00Safety arrangements for fluid actuator systems; Applications of safety devices in fluid actuator systems; Emergency measures for fluid actuator systems
    • F15B20/001Double valve requiring the use of both hands simultaneously
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87193Pilot-actuated
    • Y10T137/87209Electric
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87217Motor
    • Y10T137/87225Fluid motor

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、圧力流体によつて作動する圧力ブレ
ーキやカツプリング装置等のアクチユエータを安
全に作動させるために、パイロツト電磁弁でそれ
ぞれ制御される一対の切換弁を1つの弁ハウジン
グに内蔵し、これらの両方が同時に開いたときの
み上記アクチユエータを作動させる圧力安全弁に
関する。
【従来の技術】
従来、このような圧力安全弁として特開昭54−
29664号公報に記載されているように、一対の切
換弁を1つの弁ハウジング内に並設し、その動作
を圧力スイツチ等で電気的に監視し、誤動作のと
きに別の弁装置により圧力供給を遮断するものが
提案されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしこの従来のものでは、誤動作を検知する
圧力スイツチ等の電気的監視装置及びその検知に
よつて圧力供給系を遮断する遮断弁を必要とす
る。 本発明はこのような電気的監視装置及び遮断弁
を必要とせずに、圧力安全弁の誤動作時に該圧力
安全弁自体によつて圧力供給を遮断できるように
することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、本発明の特徴は、そ
の実施例に対応する図面を参照して説明すると、
1つのポンプ接続部Pと1つの作動接続部Aと1
つのタンク接続部Tとを有する弁ハウジング12
と、該弁ハウジング12の穿孔内に相対向して摺
動自在に嵌装され該弁ハウジング12の弁座と協
働する第1と第2の2つの主ピストン20,22
と、弁座と協働する1つの補助ピストン24,2
6をそれぞれ嵌装した一対のパイロツト電磁弁1
4,16とを備えた、流体圧で作動する圧力安全
弁において、次のようなないしの構成を採用
したことにある。 上記弁ハウジング12の穿孔に弁座80,8
2,84,86を設けたこと。 上記第1の主ピストン20は、環状溝90が
形成された1つの作動ピストン28及び上記弁
座80,82と協働する1つの操作ピストン3
0を、また第2の主ピストン22は、環状溝9
4が形成された1つの作動ピストン32、上記
弁座82と協働する操作ピストン34及び上記
弁座84,86と協働する操作ピストン36を
それぞれ有していること。 両作動ピストン28,32をそれぞれピスト
ン室124,126内に突入させたこと。 前記両パイロツト電磁弁14,16の補助ピ
ストン24,26がいずれも原位置のときは
(第1図参照)、上記両側のピストン室124,
126がそれぞれパイロツト電磁弁14,16
を介してポンプ接続部Pと連通し、該ピストン
室124,126において圧力媒体の圧力が作
動ピストン28,32に作用して両主ピストン
20,22が互いに中間位置で係合し、弁座8
2が操作ピストン30により、また弁座84が
操作ピストン36によりそれぞれ閉じられる一
方、弁座80及び86が開かれ、ポンプ接続部
Pと作動接続部Aとの間の通路、及びポンプ接
続部Pとタンク接続部Tとの間の通路がそれぞ
れ閉鎖される一方、作動接続部Aとタンク接続
部Tとの間の通路が開通される関係にしたこ
と。 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピスト
ン24,26がいずれもが切り換えられたとき
は(第2図参照)、両側のピストン室124,
126がこれらパイロツト電磁弁14,16を
介してタンク接続部Tに解放され、ポンプ接続
部Pから操作ピストン30,34に作用する圧
力媒体の圧力によつて両主ピストン20,22
が互いに離隔する切り換わり位置へ切り換えら
れ、弁座82及び84が開かれる一方、弁座8
0が操作ピストン30により、また弁座86が
操作ピストン36によりそれぞれ閉じられ、ポ
ンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路が開
通される一方、ポンプ接続部Pとタンク接続部
Tとの間の通路、及び作動接続部Aとタンク接
続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される関係
にしたこと。 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピスト
ン24,26のうちの一方の補助ピストン24
が切り換わり位置、他方の補助ピストン26が
原位置になつたときは(第3図参照)、両側の
ピストン室124,126のうちの一方のピス
トン室124が一方のパイロツト電磁弁14を
介してタンク接続部Tに解放されるとともに、
他方のピストン室126が該ピストン室126
の作動ピストン32の環状溝94を介してポン
プ接続部Pと開通され、該ピストン室126内
の圧力媒体の圧力によつて他方の主ピストン2
2が上記中間位置よりさらに一方の主ピストン
20側へ偏倚して一方の主ピストン20を切り
換わり位置に保持し、弁座80が操作ピストン
30により、また弁座82が操作ピストン34
により、さらに弁座84が操作ピストン30に
よりそれぞれ閉じられる一方、弁座86が開か
れ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通
路、及びポンプ接続部Pとタンク接続部Tとの
間の通路がそれぞれ閉鎖される一方、作動接続
部Aとタンク接続部Tとの間の通路が開通され
る関係にしたこと。 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピスト
ン24,26のうちの一方の補助ピストン24
が原位置、他方の補助ピストン26が切り換わ
り位置になつたときは(第4図参照)、両側の
ピストン室124,126のうちの一方のピス
トン室124が該ピストン室124の作動ピス
トン28の環状溝90を介してポンプ接続部P
に開通されるとともに、他方のピストン室12
6が他方のパイロツト電磁弁16を介してタン
ク接続部Tに解放され、一方のピストン室12
4内の圧力媒体の圧力によつて一方の主ピスト
ン20が上記中間位置よりさらに他方の主ピス
トン22側へ偏倚して他方の主ピストン22を
切り換わり位置に保持し、弁座82が操作ピス
トン30により、また弁座86が操作ピストン
36によりそれぞれ閉じられる一方、弁座8
0,84が開かれ、ポンプ接続部Pと作動接続
部Aとの間の通路、及びポンプ接続部Pとタン
ク接続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される
一方、作動接続部Aとタンク接続部Tとの間の
通路が開通される関係にしたこと。 前記作動ピストン28,32の環状溝90,9
4のそれぞれに、前記ピストン室124,126
にそれぞれ連通する絞り孔96,98を設けるこ
とができる。 また、前記弁ハウジング12に、前記ポンプ接
続部Pから分岐して前記パイロツト電磁弁14,
16に連通する分岐路62,64、及びこれらパ
イロツト電磁弁14,16をそれぞれ前記環状溝
90,94を介して前記ピストン室124,12
6に連通させる操作路66,70を設けることが
できる。 さらに、前記両側のピストン室124,126
内に、第1及び第2の主ピストン20,22をそ
れぞれ中間位置に付勢する圧縮ばね102を配置
することができる。
【作用】
両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
24,26が原位置のときは、両主ピストン2
0,22も原位置になり、ポンプ接続部Pと作動
接続部Aとの間、及びポンプ接続部Pとタンク接
続部Tとの間が遮断する一方、作動接続部Aとタ
ンク接続部Tとの間が開通する。 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
24,26が切り換わり位置のときは、ポンプ接
続部Pと作動接続部Aとの間が開通する一方、ポ
ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間、及び作動
接続部Aとタンク接続部Tとの間が遮断する。 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
24,26のうちの一方が切り換わり位置、他方
が原位置になる誤動作状態では、一方の主ピスト
ンが切り換わり位置に、また他方の主ピストンが
中間位置より一方の主ピストン側へ偏倚し、この
状態が圧力媒体によつて保持され、ポンプ接続部
Pと作動接続部Aとの間、及びポンプ接続部Pと
タンク接続部Tとの間が遮断する一方、作動接続
部Aとタンク接続部Tとの間が開通し、本圧力安
全弁はロツク状態となる。このロツク状態はポン
プ接続部Pの圧力を除去することによつてのみ解
除できる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 第1図において、この圧力安全弁10は1つの
弁ハウジング12からなり、一対のパイロツト電
磁弁14,16に接続している。弁ハウジング1
2内には一連に連続した穿孔18,19,21が
設けられ、そのなかに、第1と第2の2つの主ピ
ストン20,22が同一軸線上で相対向して開閉
自在にかつ摺動自在に嵌装されている。パイロツ
ト電磁弁14,16はそれぞれ補助ピストン2
4,26を摺動自在に嵌装している。 第1の主ピストン20は1つの作動ピストン2
8と1つの操作ピストン30とからなり、また第
2の主ピストン22は1つの作動ピストン32と
軸線方向に並んだ2つの操作ピストン34,36
とからなつている。 弁ハウジング12内には、中央の穿孔18のま
わりに環状路38,40,42,44,46及び
48,50が設けられている。弁ハウジング12
には、さらに1つの作動接続部A、1つのポンプ
接続部P及び1つのタンク接続部Tが設けられて
いる。 ポンプ接続部Pは1つの通路52を介して環状
路38と連結されている。作動接続部Aは、通路
54,56を介し、相対向している環状路44,
46に連結する。タンク接続部Tは1つの通路5
7を介して環状路50と連結し、さらに1つの上
部流路60を介して環状路48と連結する。 環状路40と42は上部流路58によつて互い
に連結している。これら環状路40と42は、中
央の環状路38に対して対称的に配置されてポン
プ接続部Pと連結され、すなわち環状路40と4
2が近くに配置され、そのそれぞれが環状路38
の両側に位置している。またこれら環状路40と
42は、その軸線方向外側が作動接続部Aに接続
された環状路44と46にそれぞれ連結し、そし
てさらにタンク接続部Tに接続された環状路48
と50に連結している。 ポンプ接続部Pはさらに分岐路62,64を介
し対応する穿孔19,21と連結している。主ピ
ストン20,22は、その一部を構成する作動ピ
ストン28,32がこれら穿孔19,21にそれ
ぞれ滑動案内されるように配置されている。作動
ピストン28,29の一部(外端部)は、穿孔1
9,21の外側にそれぞれ形成されるピストン室
124,126中にそれぞれ突入する。これらピ
ストン室124,126の直径は穿孔19,21
の直径よりも大きい。 両パイロツト電磁弁14,16は、弁ハウジン
グ12の操作路66,68及び70,72並びに
1つの連結路78と連結している。一方のパイロ
ツト電磁弁14は弁座74,75を有し、それは
補助ピストン24によつて交互に開閉される。同
様に他方のパイロツト電磁弁16にも弁座76,
77が設けられていて、それは補助ピストン26
によつて交互に開閉される。 操作路66は作動ピストン28を案内する穿孔
19から一方のパイロツト電磁弁14へ通じ、そ
の後端(流れ方向)は弁座74に開口する。 操作路68は作動ピストン32を案内する穿孔
21から一方のパイロツト電磁弁14へ通じ、そ
の後端(流れ方向)は同様に弁座74に開口す
る。 操作路70は作動ピストン32を案内する穿孔
21から他方のパイロツト電磁弁16へ通じ、そ
の後端(流れ方向)は弁座76に開口する。 操作路72は作動ピストン32を案内する穿孔
21から他方のパイロツト電磁弁16へ通じ、そ
の後端(流れ方向)は同様に弁座76に開口す
る。 連結路78は、タンク接続部Tと連結する上部
流路60から両パイロツト電磁弁14,16へ通
じ、ここを通つた圧力媒体は再びタンク中へ戻
る。 弁ハウジング12内には、中央の穿孔18の範
囲内に弁座80,82,84,86が成形されて
いる。第1の主ピストン20の操作ピストン30
は弁座80及び82と協働し、第2の主ピストン
22の操作ピストン34は弁座82と協働し、操
作ピストン36は弁座84及び86と協働する。 作動ピストン28には、その外周に軸線方向に
間隔をおいて2つの環状溝88,90が設けら
れ、また作動ピストン32にも、その外周に軸線
方向に間隔をおいて2つの環状溝92,94が設
けられている。これら作動ピストン28,32は
それぞれさらに1つの袋孔100を有し、該袋孔
100はピストン室124,126中に開口す
る。また、作動ピストン28の環状溝90及び作
動ピストン32の環状溝94は、それぞれ1つの
絞り孔96または98を介してそれぞれの袋孔1
00中に通じている。 各袋孔100中には圧縮ばね102が配置さ
れ、これにて両主ピストン20,22が第1図に
示すように互いに内方へ付勢され、通常は作動接
続部Aとタンク接続部Tとが開通している。 両作動ピストン28,32の軸線方向に間隔を
もつた3つのピストン部片、つまり作動ピストン
28の3つのランド部104,106,108
(第3図)並びに作動ピストン32の3つのラン
ド部110,112,116は主ピストン20,
22をそれぞれ切り換える操作機能を有し、一方
の作動ピストン28のランド部106,108は
操作路66,72及び分岐路62と協働し、他方
の作動ピストン32のランド部112,116は
操作路68,70及び分岐路64と協働する。一
方の作動ピストン28のランド部104は弁ハウ
ジング12内に形成された弁座120と協働し、
また他方の作動ピストン32のランド部110は
弁ハウジング12内に形成された弁座122と協
働する。さらにランド部108,116は弁ハウ
ジング12内に成形された操作縁部132と協働
する。 本発明による圧力安全弁は次のように動作す
る。 第1図は両パイロツト電磁弁14と16がいず
れもオフされたこの圧力安全弁の原位置を示す。
第1及び第2の両主ピストン20,22が圧縮ば
ね102によつて中間位置に保持され、作動接続
部Aは、通路54及び上部流路60並びに通路5
6を介しタンク接続部Tと連通されている。弁座
80と86が開かれ、弁座82が操作ピストン3
0によつて、また弁座84が操作ピストン36に
よつてそれぞれ閉じられる。同時に弁座120が
ランド部104によつて、また弁座122がラン
ド部110によつてそれぞれ閉じられる。弁座7
4と76は開かれる。 ポンプ接続部Pから、分岐路62,64、作動
ピストン28,32の環状溝88,92及び操作
路72,68へ、またパイロツト電磁弁14,1
6の弁座74,76へ、さらにそこから操作路6
6と70を介し作動ピストン28,32の環状路
90と94へ通じる圧力連絡路が形成される。 第1図の原位置では、ランド部108,116
が操作縁部132に既に当たつていて、ピストン
室124,126が絞り孔96または98を介し
て環状溝90または94と連通している。主ピス
トン20と22とは第1図の位置では圧力平衡に
なり、しかも圧縮ばね102の力で中心の中間位
置に保持される。両ピストン室124,126の
直径は上記のように穿孔19,21のそれよりも
大きく、しかも作動ピストン28,32の外径よ
りも大きいから、該作動ピストン28,32とピ
ストン室124,126の壁の間を圧力媒体は通
過することができる。これら作動ピストン28,
32は、その外端にそれぞれ1つの十分に大きい
ピストン室124,126を形成するので、圧力
媒体は該作動ピストン28,32の袋孔100中
に入り込み、これら作動ピストン28,32に互
いに接近させる方向の圧力を作用させる。 第2図の如く両パイロツト電磁弁14,16が
オンになつてその補助ピストン24,26が切り
換えられ、該補助ピストン24,26によつて弁
座74,76がそれぞれ閉じられると、ピストン
室124,126が、それぞれ操作路66,7
0、パイロツト電磁弁14,16の開かれた弁座
75,77、上部流路60及び環状路50を介し
タンク接続部Tに解放される。環状路38中に入
つた圧力媒体によつて両主ピストン20,22が
圧縮ばね102に抗し互いに外方へ付勢され、同
図に示す切り換わり位置に保持される。この位置
でポンプ接続部Pからの圧力媒体は、通路52と
環状路38を介し中央の穿孔18へ、そこから開
かれた弁座82と上部流路58に、さらに開かれ
た弁座84を介し通路56に、さらにこれを介し
て作動接続部Aへ流れる。弁座80が操作ピスト
ン30によつて、また弁座86が操作ピストン3
6によつてそれぞれ閉じられ、同時に弁座120
がランド部104によつて、また弁座122がラ
ンド部110によつてそれぞれ閉じられる。 第3図は誤つた切り換え位置を示している。こ
の状態は、例えば、第1の主ピストン20を切り
換わり位置(第2図)から原位置(第1図)に復
帰させようとするときに、例えば一方のパイロツ
ト電磁弁14をオフしてもその補助ピストン24
が切り換わり位置に定着したままになることによ
つて、または原位置(第1図)から切り換わり位
置(第2図)に切り換えようとするときに、例え
ばパイロツト電磁弁16をオンにしてもその補助
ピストン26が原位置から切り換わらないため、
第2の主ピストン22が切り換えられないことに
よつて生ずる。これら両方の場合、第2の主ピス
トン22は第1図に示した中間位置から第1の主
ピストン20を押しながら第3図に示す如く第1
の主ピストン20側へ偏倚する。 両主ピストン20,22がこの位置にあると
き、作動接続部Aは通路56と開かれた弁座86
を介しタンク接続部Tと連通する。しかし、両主
ピストン20,22のこの位置においては、タン
ク接続部Pと作動接続部Aとの間、また同様にポ
ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間は操作ピス
トン30,34,36のために遮断される。この
ときポンプ接続部Pは、通路64、作動ピストン
32の環状溝94、絞り孔98及び袋孔100を
介しピストン室126と連通するので、第2の主
ピストン22は全流入圧と圧縮ばね102によつ
て第1の主ピストン20側へ作動される。 一方、操作路70は作動ピストン32のランド
部116によつて遮断される。同時に作動ピスト
ン32の環状溝92を介してパイロツト電磁弁1
4の操作路68がタンク接続部Tと連通されるの
で、該パイロツト電磁弁14は完全に解放され
る。このために本圧力安全弁はロツク状態にな
り、もはや切り換えることができない。 一方のパイロツト電磁弁14の切り換えが行わ
れなければ、両操作路66,68はポンプ接続部
Pと連通されない。同様に他方のパイロツト電磁
弁16の切り換えが行わなければ、操作路70は
ランド部116によつて開かれることはなく、作
動ピストン32も通路64、環状溝94及び絞り
孔98を介して作用する圧力媒体によつて前述の
ように第1の主ピストン20側へ押される。 両主ピストン20と22はポンプ接続部Pの圧
力を除去することによつてのみ、第1図に示す原
位置(中間位置)へ再び戻すことができ、この圧
力が除去されると圧縮ばね102の作用によつて
第1図の状態に復帰する。 本圧力安全弁が原位置から切り換わり位置へ、
またその逆へと切り換わる通常の故障のない作動
の場合には、主ピストン20と22とは絞られな
いで作動する。 しかし、第2の主ピストン22がその作動ピス
トン32とともに中間位置を超えて第3図に示す
誤つた位置へ切り換えられるときには、操作路7
0が作動ピストン32のランド部116によつて
閉鎖される一方、該作動ピストン32の環状溝9
4が通路64を介してポンプ接続部Pと連通し、
また同時に環状溝92が環状路50を介してタン
ク接続部Tと連通する。 操作路70が上記のように遮断される瞬間か
ら、圧力媒体は、狭い絞り孔98を介して作動ピ
ストン100及びピストン室126内に流入する
ことしかできないので、その後の第2の主ピスト
ン22の運動は緩慢になる。すなわち、第2の主
ピストン22の緩慢な運動はランド部116が、
操作縁部132によるピストン室126の開口を
遮断する瞬間から始まり、このときから圧力媒体
は絞り孔98を介してのみピストン室126中に
入ることができる。従つて、第2の主ピストン2
2は第1の主ピストン20にゆるくぶつかる。 今、例えば第1の主ピストン20に対するスイ
ツチ信号は正常に入り、該主ピストン20は正常
に切り換わり位置へ切り換えられるのに対し、第
2の主ピストン22に対するスイツチ信号が緩慢
に入つた場合、該第2の主ピストン22は第3図
に示す誤つた位置へ行こうとするが、その速度は
上記のように1つの絞り孔98の絞り作用によつ
て緩慢になるので、該主ピストン22に対するス
イツチ信号は、ランド部116が操作路70を完
全に遮断するまでには入ることになる。このた
め、前述の如く、ピストン室126が操作路70
を介してタンク接続部Tへ圧力解放されるので、
第2の主ピストン22は、穿孔18中の圧力媒体
による全流入圧で圧縮ばね102に抗して押し戻
され、第2図の切り換わり位置へ切り換えられ
る。 これとは逆に第1の主ピストン20に対するス
イツチ信号が緩慢に切れ(第2図に示す位置から
第1図に示す原位置へ)、そして第2の主ピスト
ン22が迅速に中間位置(第1図)に切り換えら
れると、弁座84が操作ピストン34によつて閉
鎖される一方、弁座86は開かれるから、作動接
続部Aは通路56と開いた弁座86を介してタン
ク接続部Tと連通し、他方、ポンプ接続部Pと作
動接続部Aとの間は遮断される。第2の主ピスト
ン22が引き続き中間位置を超えて動こうとする
と、前述のようにそれはゆつくりと行われるか
ら、第1の主ピストン20に対するスイツチ信号
がないときは、第2の主ピストン22は誤つた切
り換わり位置に達することはなく、第1の主ピス
トン20が切り換わつて第1図に示す位置に復帰
し、これによつて本圧力安全弁は正常に作動し続
ける。 第4図は同様に誤つた切り換え位置を示し、こ
れは、第2の主ピストン22が第1図に示す原位
置ではなく第2図に示す切り換わり位置へ切り換
えられるか、または第1の主ピストン20が第1
図に示す原位置ではなく第2図に示す切り換わり
位置へ切り換えられることによつて生ずる。 この場合、作動接続部Aは、通路54、開かれ
た弁座80、上部流路60及び環状路50を介し
タンク接続部Tと連通する。一方、弁座82は操
作ピストン30によつて閉じられるから、ポンプ
接続部Pと作動接続部Aとの間は遮断される。同
時に分岐路64からタンク接続部Tへ至る通路は
作動ピストン32のランド部110によつて、ま
た分岐路62と上部流路60との間は作動ピスト
ン28のランド部106によつて遮断される。反
対に弁座120は開き、タンク接続部Tから上部
流路60、環状溝88及び操作路72を介するパ
イロツト電磁弁16への通路は開通する。 本圧力安全弁は第4図に示す誤つた切り換え位
置の場合にも第3図の場合と同様にロツクされ、
ポンプ接続部Pの圧力を除去することによつての
み第1図の原位置に復帰させることができる。パ
イロツト電磁弁16の切り換えが起こらなけれ
ば、それに通じる両操作路70,72はタンク接
続部Tに解放され、同様にパイロツト電磁弁14
の切り換えが起こらないならば、操作路66はラ
ンド部108によつて遮断され、第1の主ピスト
ン20も、分岐路62、環状溝90及び絞り孔9
6を通じてピストン室124内に流入した圧力に
よつて第2の主ピストン22側へ偏倚した状態を
保持される。
【発明の効果】
本発明の圧力安全弁によれば、従来のような補
助的な電気的監視装置を必要とせずに、誤動作を
いわば自己監視的に検知し、誤動作の際の圧力供
給を自動的に遮断できる。その検知及び遮断は残
余圧力なしにしかも自ら行えるので、経済的であ
る。誤つた切り換え状態はポンプ接続部の圧力を
除去することによつてのみ解除できるので、安全
性が高い。 特許請求の範囲第2項のように、各ピストンの
作動ピストンに絞り孔を設けることによつて、正
常作動時と誤動作時の主ピストンの切り換え動作
を保証できる。 特許請求の範囲第3項のように構成することに
よつて、弁ハウジングの通路構成を簡略にでき
る。 特許請求の範囲第4項のように構成することに
よつて、両主ピストンを原位置に安定保持でき
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明による圧力安全弁の一実施例の断
面図で、第1図は原位置、第2図は切り換わり位
置、第3図及び第4図は誤つた位置を示す。 10……圧力安全弁、12……弁ハウジング、
A……作動接続部、P……ポンプ接続部、T……
タンク接続部、14,16……パイロツト電磁
弁、18,19,21……穿孔、20……第1の
主ピストン、22……第2の主ピストン、24,
26……補助ピストン、28,32……作動ピス
トン、30,34,36……操作ピストン、3
8,40,42,44,46,48,50……環
状路、52,54,56,57……通路、58,
60……上部流路、62,64……分岐路、6
6,68,70,72……操作路、74,75,
76,77……弁座、78……連結路、80,8
2,84,86……弁座、88,90,92,9
4……環状溝、96,98……絞り孔、100…
…袋孔、102……圧縮ばね、104,106,
108,110,112,114,116……ラ
ンド部、118,120,122……弁座、12
4,126……ピストン室、128,130……
通路、132……操作縁部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 1つのポンプ接続部Pと1つの作動接続部A
    と1つのタンク接続部Tとを有する弁ハウジング
    12と、該弁ハウジング12の穿孔内に相対向し
    て摺動自在に嵌装され該弁ハウジング12の弁座
    と協働する第1と第2の2つの主ピストン20,
    22と、弁座と協働する1つの補助ピストン2
    4,26をそれぞれ嵌装した一対のパイロツト電
    磁弁14,16とを備えた、流体圧で作動する圧
    力安全弁において、 上記弁ハウジング12の穿孔に弁座80,8
    2,84,86を設けたこと、 上記第1の主ピストン20は、環状溝90が形
    成された1つの作動ピストン28及び上記弁座8
    0,82と協働する1つの操作ピストン30を、
    また第2の主ピストン22は、環状溝94が形成
    された1つの作動ピストン32、上記弁座82と
    協働する操作ピストン34及び上記弁座84,8
    6と協働する操作ピストン36をそれぞれ有して
    いること、 両作動ピストン28,32をそれぞれピストン
    室124,126内に突入させたこと、 前記両パイロツト電磁弁14,16の補助ピス
    トン24,26がいずれも原位置のときは、上記
    両側のピストン室124,126がそれぞれパイ
    ロツト電磁弁14,16を介してポンプ接続部P
    と連通し、該ピストン室124,126において
    圧力媒体の圧力が作動ピストン28,32に作用
    して両主ピストン20,22が互いに中間位置で
    係合し、弁座82が操作ピストン30により、ま
    た弁座84が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられる一方、弁座80及び86が開かれ、ポン
    プ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及びポ
    ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路がそ
    れぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタンク接
    続部Tとの間の通路が開通される関係にしたこ
    と、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26がいずれもが切り換えられたときは、
    両側のピストン室124,126がこれらパイロ
    ツト電磁弁14,16を介してタンク接続部Tに
    解放され、ポンプ接続部Pから操作ピストン3
    0,34に作用する圧力媒体の圧力によつて両主
    ピストン20,22が互いに離隔する切り換わり
    位置へ切り換えられ、弁座82及び84が開かれ
    る一方、弁座80が操作ピストン30により、ま
    た弁座86が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の
    通路が開通される一方、ポンプ接続部Pとタンク
    接続部Tとの間の通路、及び作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される関
    係にしたこと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が切
    り換わり位置、他方の補助ピストン26が原位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が一方のパイ
    ロツト電磁弁14を介してタンク接続部Tに解放
    されるとともに、他方のピストン室126が該ピ
    ストン室126の作動ピストン32の環状溝94
    を介してポンプ接続部Pと開通され、該ピストン
    室126内の圧力媒体の圧力によつて他方の主ピ
    ストン22が上記中間位置よりさらに一方の主ピ
    ストン20側へ偏倚して一方の主ピストン20を
    切り換わり位置に保持し、弁座80が操作ピスト
    ン30により、また弁座82が操作ピストン34
    により、さらに弁座84が操作ピストン30によ
    りそれぞれ閉じられる一方、弁座86が開かれ、
    ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及
    びポンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路
    がそれぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路が開通される関係にした
    こと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が原
    位置、他方の補助ピストン26が切り換わり位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が該ピストン
    室124の作動ピストン28の環状溝90を介し
    てポンプ接続部Pに開通されるとともに、他方の
    ピストン室126が他方のパイロツト電磁弁16
    を介してタンク接続部Tに解放され、一方のピス
    トン室124内の圧力媒体の圧力によつて一方の
    主ピストン20が上記中間位置よりさらに他方の
    主ピストン22側へ偏倚して他方の主ピストン2
    2を切り換わり位置に保持し、弁座82が操作ピ
    ストン30により、また弁座86が操作ピストン
    36によりそれぞれ閉じられる一方、弁座80,
    84が開かれ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aと
    の間の通路、及びポンプ接続部Pとタンク接続部
    Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される一方、作動
    接続部Aとタンク接続部Tとの間の通路が開通さ
    れる関係にしたこと、 を特徴とする圧力安全弁。 2 1つのポンプ接続部Pと1つの作動接続部A
    と1つのタンク接続部Tとを有する弁ハウジング
    12と、該弁ハウジング12の穿孔内に相対向し
    て摺動自在に嵌装され該弁ハウジング12の弁座
    と協働する第1と第2の2つの主ピストン20,
    22と、弁座と協働する1つの補助ピストン2
    4,26をそれぞれ嵌装した一対のパイロツト電
    磁弁14,16とを備えた、流体圧で作動する圧
    力安全弁において、 上記弁ハウジング12の穿孔に弁座80,8
    2,84,86を設けたこと、 上記第1の主ピストン20は、環状溝90が形
    成された1つの作動ピストン28及び上記弁座8
    0,82と協働する1つの操作ピストン30を、
    また第2の主ピストン22は、環状溝94が形成
    された1つの作動ピストン32、上記弁座82と
    協働する操作ピストン34及び上記弁座84,8
    6と協働する操作ピストン36をそれぞれ有して
    いること、 両作動ピストン28,32をそれぞれピストン
    室124,126内に突入させたこと、 前記両パイロツト電磁弁14,16の補助ピス
    トン24,26がいずれも原位置のときは、上記
    両側のピストン室124,126がそれぞれパイ
    ロツト電磁弁14,16を介してポンプ接続部P
    と連通し、該ピストン室124,126において
    圧力媒体の圧力が作動ピストン28,32に作用
    して両主ピストン20,22が互いに中間位置で
    係合し、弁座82が操作ピストン30により、ま
    た弁座84が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられる一方、弁座80及び86が開かれ、ポン
    プ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及びポ
    ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路がそ
    れぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタンク接
    続部Tとの間の通路が開通される関係にしたこ
    と、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26がいずれもが切り換えられたときは、
    両側のピストン室124,126がこれらパイロ
    ツト電磁弁14,16を介してタンク接続部Tに
    解放され、ポンプ接続部Pから操作ピストン3
    0,34に作用する圧力媒体の圧力によつて両主
    ピストン20,22が互いに離隔する切り換わり
    位置へ切り換えられ、弁座82及び84が開かれ
    る一方、弁座80が操作ピストン30により、ま
    た弁座86が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の
    通路が開通される一方、ポンプ接続部Pとタンク
    接続部Tとの間の通路、及び作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される関
    係にしたこと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が切
    り換わり位置、他方の補助ピストン26が原位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が一方のパイ
    ロツト電磁弁14を介してタンク接続部Tに解放
    されるとともに、他方のピストン室126が該ピ
    ストン室126の作動ピストン32の環状溝94
    を介してポンプ接続部Pと開通され、該ピストン
    室126内の圧力媒体の圧力によつて他方の主ピ
    ストン22が上記中間位置よりさらに一方の主ピ
    ストン20側へ偏倚して一方の主ピストン20を
    切り換わり位置に保持し、弁座80が操作ピスト
    ン30により、また弁座82が操作ピストン34
    により、さらに弁座84が操作ピストン30によ
    りそれぞれ閉じられる一方、弁座86が開かれ、
    ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及
    びポンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路
    がそれぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路が開通される関係にした
    こと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が原
    位置、他方の補助ピストン26が切り換わり位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が該ピストン
    室124の作動ピストン28の環状溝90を介し
    てポンプ接続部Pに開通されるとともに、他方の
    ピストン室126が他方のパイロツト電磁弁16
    を介してタンク接続部Tに解放され、一方のピス
    トン室124内の圧力媒体の圧力によつて一方の
    主ピストン20が上記中間位置よりさらに他方の
    主ピストン22側へ偏倚して他方の主ピストン2
    2を切り換わり位置に保持し、弁座82が操作ピ
    ストン30により、また弁座86が操作ピストン
    36によりそれぞれ閉じられる一方、弁座80,
    84が開かれ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aと
    の間の通路、及びポンプ接続部Pとタンク接続部
    Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される一方、作動
    接続部Aとタンク接続部Tとの間の通路が開通さ
    れる関係にしたこと、 前記作動ピストン28,32の環状溝90,9
    4のそれぞれに、前記ピストン室124,126
    にそれぞれ連通する絞り孔96,98を設けたこ
    と、 を特徴とする圧力安全弁。 3 1つのポンプ接続部Pと1つの作動接続部A
    と1つのタンク接続部Tとを有する弁ハウジング
    12と、該弁ハウジング12の穿孔内に相対向し
    て摺動自在に嵌装され該弁ハウジング12の弁座
    と協働する第1と第2の2つの主ピストン20,
    22と、弁座と協働する1つの補助ピストン2
    4,26をそれぞれ嵌装した一対のパイロツト電
    磁弁14,16とを備えた、流体圧で作動する圧
    力安全弁において、 上記弁ハウジング12の穿孔に弁座80,8
    2,84,86を設けたこと、 上記第1の主ピストン20は、環状溝90が形
    成された1つの作動ピストン28及び上記弁座8
    0,82と協働する1つの操作ピストン30を、
    また第2の主ピストン22は、環状溝94が形成
    された1つの作動ピストン32、上記弁座82と
    協働する操作ピストン34及び上記弁座84,8
    6と協働する操作ピストン36をそれぞれ有して
    いること、 両作動ピストン28,32をそれぞれピストン
    室124,126内に突入させたこと、 前記両パイロツト電磁弁14,16の補助ピス
    トン24,26がいずれも原位置のときは、上記
    両側のピストン室124,126がそれぞれパイ
    ロツト電磁弁14,16を介してポンプ接続部P
    と連通し、該ピストン室124,126において
    圧力媒体の圧力が作動ピストン28,32に作用
    して両主ピストン20,22が互いに中間位置で
    係合し、弁座82が操作ピストン30により、ま
    た弁座84が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられる一方、弁座80及び86が開かれ、ポン
    プ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及びポ
    ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路がそ
    れぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタンク接
    続部Tとの間の通路が開通される関係にしたこ
    と、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26がいずれもが切り換えられたときは、
    両側のピストン室124,126がこれらパイロ
    ツト電磁弁14,16を介してタンク接続部Tに
    解放され、ポンプ接続部Pから操作ピストン3
    0,34に作用する圧力媒体の圧力によつて両主
    ピストン20,22が互いに離隔する切り換わり
    位置へ切り換えられ、弁座82及び84が開かれ
    る一方、弁座80が操作ピストン30により、ま
    た弁座86が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の
    通路が開通される一方、ポンプ接続部Pとタンク
    接続部Tとの間の通路、及び作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される関
    係にしたこと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が切
    り換わり位置、他方の補助ピストン26が原位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が一方のパイ
    ロツト電磁弁14を介してタンク接続部Tに解放
    されるとともに、他方のピストン室126が該ピ
    ストン室126の作動ピストン32の環状溝94
    を介してポンプ接続部Pと開通され、該ピストン
    室126内の圧力媒体の圧力によつて他方の主ピ
    ストン22が上記中間位置よりさらに一方の主ピ
    ストン20側へ偏倚して一方の主ピストン20を
    切り換わり位置に保持し、弁座80が操作ピスト
    ン30により、また弁座82が操作ピストン34
    により、さらに弁座84が操作ピストン30によ
    りそれぞれ閉じられる一方、弁座86が開かれ、
    ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及
    びポンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路
    がそれぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路が開通される関係にした
    こと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が原
    位置、他方の補助ピストン26が切り換わり位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が該ピストン
    室124の作動ピストン28の環状溝90を介し
    てポンプ接続部Pに開通されるとともに、他方の
    ピストン室126が他方のパイロツト電磁弁16
    を介してタンク接続部Tに解放され、一方のピス
    トン室124内の圧力媒体の圧力によつて一方の
    主ピストン20が上記中間位置よりさらに他方の
    主ピストン22側へ偏倚して他方の主ピストン2
    2を切り換わり位置に保持し、弁座82が操作ピ
    ストン30により、また弁座86が操作ピストン
    36によりそれぞれ閉じられる一方、弁座80,
    84が開かれ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aと
    の間の通路、及びポンプ接続部Pとタンク接続部
    Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される一方、作動
    接続部Aとタンク接続部Tとの間の通路が開通さ
    れる関係にしたこと、 前記弁ハウジング12に、前記ポンプ接続部P
    から分岐して前記パイロツト電磁弁14,16に
    連通する分岐路62,64、及びこれらパイロツ
    ト電磁弁14,16をそれぞれ前記環状溝90,
    94を介して前記ピストン室124,126に連
    通させる操作路66,70を設けたこと、 を特徴とする圧力安全弁。 4 1つのポンプ接続部Pと1つの作動接続部A
    と1つのタンク接続部Tとを有する弁ハウジング
    12と、該弁ハウジング12の穿孔内に相対向し
    て摺動自在に嵌装され該弁ハウジング12の弁座
    と協働する第1と第2の2つの主ピストン20,
    22と、弁座と協働する1つの補助ピストン2
    4,26をそれぞれ嵌装した一対のパイロツト電
    磁弁14,16とを備えた、流体圧で作動する圧
    力安全弁において、 上記弁ハウジング12の穿孔に弁座80,8
    2,84,86を設けたこと、 上記第1の主ピストン20は、環状溝90が形
    成された1つの作動ピストン28及び上記弁座8
    0,82と協働する1つの操作ピストン30を、
    また第2の主ピストン22は、環状溝94が形成
    された1つの作動ピストン32、上記弁座82と
    協働する操作ピストン34及び上記弁座84,8
    6と協働する操作ピストン36をそれぞれ有して
    いること、 両作動ピストン28,32をそれぞれピストン
    室124,126内に突入させたこと、 前記両パイロツト電磁弁14,16の補助ピス
    トン24,26がいずれも原位置のときは、上記
    両側のピストン室124,126がそれぞれパイ
    ロツト電磁弁14,16を介してポンプ接続部P
    と連通し、該ピストン室124,126において
    圧力媒体の圧力が作動ピストン28,32に作用
    して両主ピストン20,22が互いに中間位置で
    係合し、弁座82が操作ピストン30により、ま
    た弁座84が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられる一方、弁座80及び86が開かれ、ポン
    プ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及びポ
    ンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路がそ
    れぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタンク接
    続部Tとの間の通路が開通される関係にしたこ
    と、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26がいずれもが切り換えられたときは、
    両側のピストン室124,126がこれらパイロ
    ツト電磁弁14,16を介してタンク接続部Tに
    解放され、ポンプ接続部Pから操作ピストン3
    0,34に作用する圧力媒体の圧力によつて両主
    ピストン20,22が互いに離隔する切り換わり
    位置へ切り換えられ、弁座82及び84が開かれ
    る一方、弁座80が操作ピストン30により、ま
    た弁座86が操作ピストン36によりそれぞれ閉
    じられ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の
    通路が開通される一方、ポンプ接続部Pとタンク
    接続部Tとの間の通路、及び作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される関
    係にしたこと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が切
    り換わり位置、他方の補助ピストン26が原位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が一方のパイ
    ロツト電磁弁14を介してタンク接続部Tに解放
    されるとともに、他方のピストン室126が該ピ
    ストン室126の作動ピストン32の環状溝94
    を介してポンプ接続部Pと開通され、該ピストン
    室126内の圧力媒体の圧力によつて他方の主ピ
    ストン22が上記中間位置よりさらに一方の主ピ
    ストン20側へ偏倚して一方の主ピストン20を
    切り換わり位置に保持し、弁座80が操作ピスト
    ン30により、また弁座82が操作ピストン34
    により、さらに弁座84が操作ピストン30によ
    りそれぞれ閉じられる一方、弁座86が開かれ、
    ポンプ接続部Pと作動接続部Aとの間の通路、及
    びポンプ接続部Pとタンク接続部Tとの間の通路
    がそれぞれ閉鎖される一方、作動接続部Aとタン
    ク接続部Tとの間の通路が開通される関係にした
    こと、 両パイロツト電磁弁14,16の補助ピストン
    24,26のうちの一方の補助ピストン24が原
    位置、他方の補助ピストン26が切り換わり位置
    になつたときは、両側のピストン室124,12
    6のうちの一方のピストン室124が該ピストン
    室124の作動ピストン28の環状溝90を介し
    てポンプ接続部Pに開通されるとともに、他方の
    ピストン室126が他方のパイロツト電磁弁16
    を介してタンク接続部Tに解放され、一方のピス
    トン室124内の圧力媒体の圧力によつて一方の
    主ピストン20が上記中間位置よりさらに他方の
    主ピストン22側へ偏倚して他方の主ピストン2
    2を切り換わり位置に保持し、弁座82が操作ピ
    ストン30により、また弁座86が操作ピストン
    36によりそれぞれ閉じられる一方、弁座80,
    84が開かれ、ポンプ接続部Pと作動接続部Aと
    の間の通路、及びポンプ接続部Pとタンク接続部
    Tとの間の通路がそれぞれ閉鎖される一方、作動
    接続部Aとタンク接続部Tとの間の通路が開通さ
    れる関係にしたこと、 前記両側のピストン室124,126内に、第
    1及び第2の主ピストン20,22をそれぞれ中
    間位置に付勢する圧縮ばね102を配置したこ
    と、 を特徴とする圧力安全弁。
JP57015029A 1981-02-12 1982-02-03 Pressure safety valve Granted JPS57163705A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3104957A DE3104957C2 (de) 1981-02-12 1981-02-12 Hydraulisch betätigbares Pressensicherheitsventil

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163705A JPS57163705A (en) 1982-10-08
JPH0239677B2 true JPH0239677B2 (ja) 1990-09-06

Family

ID=6124619

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP57015029A Granted JPS57163705A (en) 1981-02-12 1982-02-03 Pressure safety valve

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4473095A (ja)
JP (1) JPS57163705A (ja)
DD (1) DD201864A5 (ja)
DE (1) DE3104957C2 (ja)
FR (1) FR2499642A1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4619187A (en) * 1982-10-25 1986-10-28 Caterpillar Inc. Fluid control for two independent actuators
US4848393A (en) * 1986-06-27 1989-07-18 West Robert E Fault tolerant fluid flow apparatus
DE3817120A1 (de) * 1988-05-19 1989-11-30 Herion Werke Kg Sicherheitsventil
DE3817122A1 (de) * 1988-05-19 1989-11-30 Herion Werke Kg Sicherheitsventil
DE3817123A1 (de) * 1988-05-19 1989-11-30 Herion Werke Kg Sicherheitsventil
DE102009058371A1 (de) * 2009-12-15 2011-06-16 Hydac Filtertechnik Gmbh Ventilanordnung zur Ansteuerung eines Verbrauchers
WO2015004003A1 (en) 2013-07-08 2015-01-15 Norgren Gmbh A safety valve
CN104089045B (zh) * 2014-06-27 2016-10-26 江苏明江阀业有限公司 用于冷等静压机的插装阀阀块
CN104344017B (zh) * 2014-10-28 2016-05-25 华中科技大学 一种平面密封型换向阀
US9903396B2 (en) * 2016-03-08 2018-02-27 Caterpillar Inc. Valve assembly
EP3502486B1 (en) * 2017-12-22 2020-10-28 Hamilton Sundstrand Corporation Servo valve
JP2020101215A (ja) * 2018-12-20 2020-07-02 ジヤトコ株式会社 バルブ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5487364A (en) * 1977-12-09 1979-07-11 Rexroth Gmbh G L Direction control valve

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE920334C (de) * 1952-09-02 1954-11-18 A & W Busch K G Umsteuerventil
FR71576E (fr) * 1957-05-27 1960-01-05 Applic Mach Motrices Distributeur hydraulique à double circuit
DE1067273B (ja) * 1958-07-17 1959-10-15
US3139109A (en) * 1961-03-13 1964-06-30 Erich Herion Valve control system
DE1168257B (de) * 1961-03-29 1964-04-16 Erich Herion Servosteuerung mit Sicherheitseinrichtung fuer mindestens einen Druckverbraucher, insbesondere Pressensteuerung
DE1168256B (de) * 1961-03-13 1964-04-16 Erich Herion Servosteuerung mit Sicherungsmitteln fuer mindestens einen Druckverbraucher, insbesondere Pressensteuerung
DE1268976B (de) * 1964-02-14 1968-05-22 Erich Herion Servosteuerung als Sicherheitssteuerung fuer mindestens einen Druckverbraucher
DE2038615C3 (de) * 1970-05-20 1979-04-19 Technomatic Ag, Aesch, Luzern (Schweiz) Sicherheitsventil zur Steuerung druckmittelbetriebener einfachwirkender Verbraucher
US3757818A (en) * 1971-07-26 1973-09-11 Ross Operating Valve Co Safety control valve system for fluid actuated devices
US3874405A (en) * 1973-08-24 1975-04-01 Moog Inc Multiple tow-stage electrohydraulic servovalve apparatus
DE2732773A1 (de) * 1977-07-20 1979-02-08 Technomatic Ag Aesch Steuerventil
DE3005547C2 (de) * 1980-02-14 1985-05-02 Technomatic AG, Aesch, Luzern Sicherheitsventil

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5487364A (en) * 1977-12-09 1979-07-11 Rexroth Gmbh G L Direction control valve

Also Published As

Publication number Publication date
DE3104957C2 (de) 1986-12-04
FR2499642A1 (fr) 1982-08-13
DD201864A5 (de) 1983-08-17
US4473095A (en) 1984-09-25
FR2499642B1 (ja) 1985-03-15
JPS57163705A (en) 1982-10-08
DE3104957A1 (de) 1982-08-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2574673B2 (ja) 2段流体機構のためのパイロツト弁及びその制御方法
JPH0239677B2 (ja)
JPH0226114B2 (ja)
JPH0226115B2 (ja)
JPH0792157B2 (ja) ソレノイド作動、2段式液圧スプ−ル弁
JP2784836B2 (ja) 電磁切換弁
GB2199115A (en) Spool valve
JPH06193606A (ja) 圧力補償弁を備えた操作弁
US4817669A (en) Control valve
JPH0814206A (ja) 圧力補償弁を備えた方向制御弁装置
JPS6047137B2 (ja) 油圧式スキツド防止装置
JPH0242290A (ja) 安全弁
US4354518A (en) Diaphragm piston operated valve device
US4619187A (en) Fluid control for two independent actuators
EP0515381B1 (en) A clutch control system
JPS6212884Y2 (ja)
RU2188355C2 (ru) Гидравлический клапан
JP2019157949A (ja) 制御弁
JPH06117415A (ja) 可変再生回路
WO2006052749A2 (en) System for direct electrically operated hydraulic control valve
JP2942570B2 (ja) カウンターバランス弁
JPH0747604Y2 (ja) 油圧制御装置
JPH0539884A (ja) 電磁比例制御弁
SU775487A1 (ru) Устройство резервировани
JP3659687B2 (ja) 油圧制御装置