JPH0226114B2 - - Google Patents

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JPH0226114B2
JPH0226114B2 JP55099454A JP9945480A JPH0226114B2 JP H0226114 B2 JPH0226114 B2 JP H0226114B2 JP 55099454 A JP55099454 A JP 55099454A JP 9945480 A JP9945480 A JP 9945480A JP H0226114 B2 JPH0226114 B2 JP H0226114B2
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JP
Japan
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valve
piston
pressure
stepped
sliding member
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Application number
JP55099454A
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English (en)
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JPS5620876A (en
Inventor
Rukusa Eritsuhi
Otsuto Herumuto
Barudaufu Gyuntaa
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Technomatic AG
Original Assignee
Technomatic AG
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Publication date
Application filed by Technomatic AG filed Critical Technomatic AG
Publication of JPS5620876A publication Critical patent/JPS5620876A/ja
Publication of JPH0226114B2 publication Critical patent/JPH0226114B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B20/00Safety arrangements for fluid actuator systems; Applications of safety devices in fluid actuator systems; Emergency measures for fluid actuator systems
    • F15B20/001Double valve requiring the use of both hands simultaneously
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87193Pilot-actuated
    • Y10T137/87209Electric
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/87169Supply and exhaust
    • Y10T137/87217Motor
    • Y10T137/87225Fluid motor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Safety Valves (AREA)
  • Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、プレスのクラツチやブレーキ等のア
クチユエータの制御に使用される安全弁装置、特
に、インポートとアウトポートとエキゾーストポ
ートとの間を、並列してハウジング内に装置され
た一対の切換弁によつて協働して開閉し、その誤
開閉の場合にアクチユエータに圧力残留が生じな
いようにした安全弁装置に関する。
【従来の技術とその問題点】
従来、この種の安全弁装置として、本出願人は
特開昭54−89330号公報に記載のものを提供して
いる。 この従来の安全弁装置は、インポートとアウト
ポートとエキゾーストポートとが設けられたハウ
ジング内に、一対の切換弁を並列して嵌装し、こ
の切換弁個々には、上記インポートとアウトポー
トとの間の第1の弁座と協働する第1の弁部と、
アウトポートとエキゾーストポートとの間の第2
の弁座と協働する第2の弁部とを設け、両切換弁
相互においては、一方の切換弁の第1の弁座がハ
ウジングに設けられた交差通路によつて他方の切
換弁側から上記インポートと連通され、両方の第
1の弁座が同時に開いたときにインポートからア
ウトポートに圧力媒体が流れるようになつてい
る。そして、この安全弁装置では次のようにして
誤動作状態を検知していた。 すなわち、交差通路にそれぞれ連通するバイパ
スを設け、これらバイパスのそれぞれに圧力スイ
ツチを接続し、交差通路の圧力変化に応じて圧力
スイツチをスイツチングさせ、両圧力スイツチが
同じように切り換わつていないときに誤動作信号
を出力する。 しかし、これによると、一対の切換弁が開閉作
動するたびに(一般にこの開閉は頻繁に行われ
る)圧力スイツチが切り換わるため、その耐久性
が悪く、また交差通路内の僅かな圧力変動により
圧力スイツチが切り換わつてしまうことがあるた
め、正常に動作していても誤動作信号を出力する
恐れがあつた。 一方、特公昭45−5704号公報に記載されている
別の安全弁装置では、一対の切換弁に外側で導管
により接続されたシリンダ内に二重ピストンを左
右摺動自在に嵌装し、該二重ピストンを、その左
右両側に配置された一対のばねで常には中立位置
に保持する。また、シリンダの外側に二重ピスト
ンで作動される電気開閉器を取り付け、切換弁の
誤動作で二重ピストンが中立位置から左または右
へ偏倚したことを電気開閉器で検知するようにな
つている。 しかし、この安全弁装置によると、二重ピスト
ンとシリンダとの間をシールするパツキンの摩擦
のために、二重ピストンをその左右両側からばね
で押して正確に中立位置に保持することは難し
く、しかも二重ピストンの応答性がばねにより悪
くなるため、誤動作検知が遅れる問題があつた。 本発明の目的は上記のような従来技術の問題点
を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記特開昭54−89330号公報に記載
された上述のような基本構成の安全弁装置におい
て、第1図の実施例のように、ハウジング12
に、交差通路52,54と通路64,66を介し
て連通された一対のピストン室72,74を対向
して設けるとともに、これらピストン室72,7
4間にそれより内径が小さい案内孔92を設け、
該案内孔92にピストン室72,73内の圧力媒
体の圧力を両端に受ける摺動部材80を摺動自在
に嵌装するとともに、上記ピストン室72,74
に、圧力媒体により上記摺動80を互いに反対方
向に押して中立位置に保持する段付きピストン7
6,78をそれぞれ摺動自在に嵌装し、また上記
摺動部材80の摺動を感知する感知手段を備えた
ものである。 好ましい実施態様では、前記摺動部材80の両
端面に盲孔94,96が設けられ、前記段付きピ
ストン76,78が、これら盲孔94,96にそ
れぞれ嵌合する小径部90と前記ピストン室7
2,74の段部86に係合する大径部88とを有
する。この場合、大径部88が小径部90よりほ
ぼ2倍の受圧面を有するようにするとよい。 また、別の実施態様では、各段付きピストン7
6,78が軸線方向の貫通孔84を有する。
【作 用】 一対の切換弁14,15が第2図に示すように
正常に作動しているときには、両側のピストン室
72,74に交差通路52,54を介して同じ圧
力媒体が供給されるため、摺動部材80は両側か
ら両段付きピストン76,78で押されて中立位
置に保持される。摺動部材80を中立位置に保持
しようとする受圧力は、ピストン室72,74の
断面積、つまり段付きピストン76,78の大き
い面の面積A1に対応するところ、摺動部材80
を左方または右方へ偏倚させようとする受圧力
は、段付きピストン76,78の小さい面の面積
A2に対応するため、面積差分の受圧差がある。
従つて、圧力媒体の圧力に微小の圧力変動が生じ
ても、摺動部材80は中立位置から不用意に左方
または右方へ偏倚することはない。 一方の切換弁が誤動作して両側のピストン室7
2,74に供給される圧力媒体の圧力に差が生じ
ると、摺動部材80が他方の段付きピストンを押
しながら他方側に偏倚し、その偏倚を感知手段
(例えばスイツチ82)が検知する。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。 第1図にはプレス用の安全弁装置として具体化
した本発明の一例を示してある。この安全弁装置
10は、そのハウジング12内に2個の並列した
切換弁14,15を摺動自在に嵌装している。こ
れら切換弁14,15は、それぞれ2つの弁部、
つまり弁ピストン16,17と、これにそれぞれ
ステムを介して接続された円筒形の弁部材18,
19とから成る。 ハウジング12にはまた、例えば圧縮空気の如
き圧力媒体を送入されるインポート20と、例え
ばプレスのクラツチとブレーキとに接続されるア
ウトポート22と、例えば大気に連通したエキゾ
ーストポート24とが設けてある。 2個の切換弁14,15は、インポート20に
通路38を介して連通している弁座30,32及
び大気に連通している弁座34,36を有してい
る電磁パイロツト弁26,28により制御され
る。 弁ピストン16,17は、インポート20から
通路38と電磁パイロツト弁26,28を介して
上側から作用する圧力媒体により作動される。こ
れら弁ピストンは、アウトポート22とエキゾー
ストポート24との間の接続部を開閉するため弁
座42,43と協働する。 弁部材18,19は、その中央凹所に入り込ん
でいるスプリング31,33で上側に付勢され、
インポート20とアウトポート22との間の接続
部を開閉するため弁座44,45と協働する。 弁部材18,19は、それぞれハウジング12
内のシリンダ内を摺動自在に案内されるピストン
状にしてある。これら弁部材の外周面には、それ
ぞれその中央凹所に連通する環状通路50,51
が設けてある。両弁部材18,19の中央凹所は
通路40を介してインポート20に直接に接続さ
れ、従つて、インポート20からの圧力媒体は2
個の弁部材18,19の中央凹所に同時に供給さ
れる。 弁部材18,19をそれぞれ案内する2個のシ
リンダは、互いに交差しているが互いに連通はし
ていない2個の交差通路52,54により互いに
接続されている。通路52は、弁部材18を案内
するシリンダの入口側から弁部材19を案内する
シリンダの出口側まで延び、また通路54は、反
対に弁部材19を案内するシリンダの入口側から
弁部材18を案内するシリンダの出口側まで延び
ている。 この安全弁装置10は次のようにして作動す
る。 第1図にはこの安全弁装置10が不作用位置で
示してある。2個の電磁パイロツト弁26,28
の弁座30,32は閉じられ、また2個の弁ピス
トン16,17の上側に形成された室は、電磁パ
イロツト弁26,28の開いている弁座34,3
6を介して大気に連通されている。他方、弁部材
18,19は、インポート20から流入する圧力
媒体の十分な圧力Pを受けているため、これら弁
部材はそれぞれ対応する弁座44,45に圧接さ
れてそれらを閉じている。他方、弁ピストン1
4,15と協働する弁座42,43は開いてい
る。従つて、アウトポート22への圧力媒体の流
れは阻止されるが、該アウトポート22はエキゾ
ーストポート24と連通するため、例えば、アウ
トポート22に接続されたプレスのクラツチとブ
レーキとの如き被制御装置はエキゾーストポート
24を介して大気開放(符号Rで示す)される。 第1図の状態では2つの交差通路52,54は
弁部材18,19により閉塞される。従つて、弁
座44,45が閉じられているので圧力媒体は通
路52,54を流れることはできない。 第2図には安全弁装置10が作用位置にして示
してある。電磁パイロツト弁26,28が作動さ
れ、従つて、それらの弁座30,32は開き、弁
座34,36は閉じられている。このようになる
と、圧力媒体はインポート20から通路38を経
て弁座30,32に流れそれを通つて弁ピストン
16,17の上側の室に流入する。従つて、弁ピ
ストン16,17は、弁部材18,19と同様に
インポート20から流入する圧力媒体の圧力Pを
上側から受ける。弁ピストン16,17の有効面
積はそれに連結されている弁部材18,19の有
効面積より大きいので、これらの弁はスプリング
31,33に抗して第1図に示した位置から第2
図に示した位置に移動され、弁座42,43は弁
ピストン16,17により閉じられるが、弁座4
4,45は弁部材18,19により開かれる。 従つて、アウトポート22はエキゾーストポー
ト24とは遮断されてインポート20と連通さ
れ、圧力媒体が供給源から被制御装置に流れるこ
とができるようになる。 詳細にいえば、圧力媒体はインポート20から
通路40を経て2個の弁部材18,19の中央凹
所に流入し、次いでこれら中央凹所から弁部材1
8,19の外周に設けた環状通路50,51に流
入する。2個の弁部材18,19に設けられた環
状通路50,51は、同図に示す作用位置では2
つの交差通路52,54の入口端に連通し、これ
ら交差通路の排出端は開いている弁座44,45
に開放する。 従つて、圧力媒体は弁部材18の環状通路50
から流出して交差通路54を通り、他方の弁部材
19を収容しているシリンダに流入し、次いでこ
のシリンダから開いている弁座45を通り、アウ
トポート22に流れる。圧力媒体はまた弁部材1
9の環状通路51から流出し、交差通路52を経
て弁部材18を収容しているシリンダに流入し、
次いでこのシリンダから開いている弁座44を経
てアウトポート22に流出する。そして、圧力媒
体は交差通路52,54により、一方の弁部材の
中央凹所から他方の弁部材により開かれる弁座に
流れ、これを通つて被制御装置に流れる。 第3図に示してあるように、もし切換弁14,
15のいずれかが正常に機能しない場合には、被
制御装置に接続されているアウトポート22に事
実上残留圧力Aが存在しないようにする。 同図において、左側の切換弁14は上方位置に
あり、他方、右側の切換弁15は下方位置(作用
位置)にある。このような位置は、例えば、電磁
パイロツト弁26が作用位置に切り換えられたの
に弁座30を開かないか、電磁パイロツト弁28
が中立位置に切り換えられたのに弁座32を開か
ない場合(またはその逆の場合)に生じる。 この状態では、左側の弁部材18に対応する弁
座44が閉じられているため、圧力媒体はこの弁
座を通り被制御装置に流れることはできない。他
方、右側の弁部材19に対応する弁座45は開い
ている。圧力媒体はインポート20から2個の弁
部材18,19に設けた中央凹所に流入し、この
凹所からそれぞれに対応する環状通路50,51
に流入する。しかしながら、圧力媒体は、環状通
路50がハウジング12によりおおわれ閉塞され
ているので、左側の弁部材18の環状通路50か
ら流出できない。また、圧力媒体は、交差通路5
2の入口端部が弁部材18により閉塞されている
ので、該交差通路52に流入できない。他方、右
側の弁部材19の環状通路51に流入する圧力媒
体は交差通路54を経て環状通路51から流出で
きる。しかし、交差通路54の排出端部は弁部材
18により閉塞されているので、この場合にもま
た圧力媒体はそれ以上流れることはできない。 また、このとき、左側の弁ピストン16と対応
する弁座42が開いているので、アウトポート2
2とエキゾーストポート24との間が連通し、被
制御装置は大気に連通される。 さらに、圧力媒体は第3図において右側の弁部
材19と対応する弁座45が開いていても、上述
の如くこれを介して流出することができないの
で、アウトポート22には残留圧力Aが存在しな
い。 従つて、正常に機能しない場合に被制御装置に
延びる導管に残留圧力が存在するのを防止する。
このように、正常に機能しなくなつた場合は被制
御装置の運転を停止する必要がある。 そこで、この安全弁装置10には、その自動制
御のために次のような圧力平衡部材70とその動
きを監視する感知手段とが内蔵されている。 圧力平衡部材70は左右一対の段付きピストン
76,78とその間の一つの摺動部材80とから
成る。段付きピストン76,78は、ハウジング
12に設けられた左右のピストン室72,74内
に摺動自在に嵌装され、摺動部材80は、該ピス
トン室72,74間に設けられたそれより内径の
小さい案内孔92に摺動自在に嵌装されている。
そして、これら段付きピストン76,78と摺動
部材80とは同一軸線上に位置し、また左右の段
付きピストン76,78は摺動部材80を挾んで
互いに向き合つている。 各段付きピストン76,78は、ピストン室7
2,74に案内される直径の大きい大径部88
と、摺動部材80の左右両端面に設けられている
盲孔94,96にそれぞれ嵌合する小径部90と
を有する。大径部88には、ピストン室72,7
4の内周面との間をシールするOリング等の密封
部材が取り付けられ、また小径部90にも、盲孔
94,96の内周面との間をシールする密封部材
が取り付けられている。各段付きピストン76,
78にはまたその軸線に沿つて貫通する貫通孔8
4が設けられている。 摺動部材80には、その中央部において台形に
窪む凹部98が形成されている。感知手段である
電気的スイツチ82がこの凹部98に対応してハ
ウジング12に取り付けられている。このスイツ
チ82はローラを介して凹部98の傾斜縁部と協
働し、摺動部材80が左または右に偏倚すると、
該スイツチ82が切り換わりアウトポート22に
接続された被制御装置が停止される。 左右のピストン室72,74は、ハウジング1
2に設けられた左右の通路64,66、及び弁部
材18,19を案内するシリンダの上端外周に設
けられた環状通路60,64を介して交差通路5
2,54と連通されている。 圧力平衡弁部材70は次のように動作する。 第1図に示した不作用位置では、インポート2
0からの圧力媒体が弁部材18,19とそれを案
内するシリンダとの間隙から、通路64,66を
経てピストン室72,74にも流入する。両段付
きピストン76,78はこの流入した圧力媒体の
圧力Pを受け、それらの肩部がピストン室72,
74の段部86に係合する位置まで互いに内方へ
摺動される。このため、摺動部材80は両段付き
ピストン76,78で両側から押されて中立位置
に保持される。 第2図に示した作用位置では、両弁座44,4
5が開放されるため、その開放した弁座44,4
5及び通路64,66を介して両ピストン室7
2,74に同じ圧力Pが作用するため、摺動部材
80は偏倚しないで中立位置に留まる。この場
合、摺動部材80を中立位置に保持しようとする
受圧力は、ピストン室72,74の断面積、つま
り段付きピストン76,78の大きい面の面積A
1に対応するところ、摺動部材80を左方または
右方へ偏倚させようとする受圧力は、盲孔94,
95の断面積、つまり段付きピストン76,78
の小さい面積A2に対応するため、面積差分の受
圧差がある。従つて、圧力媒体の圧力に微小の圧
力変動が生じても、摺動部材80は中立位置から
不用意に左方または右方へ偏倚することはない。 第3図に示した誤動作状態では、左側のピスト
ン室72には、インポート20からの圧力媒体が
環状通路60及び通路64を介して入るが、右側
のピストン室74は、通路66、環状通路62及
び開放した弁座45及び弁座42を介してエキゾ
ーストポート24と連通し、大気に開放される。
このため、左側の段付きピストン76は段部86
に係合したままであるが、右側の段付きピストン
78は、摺動部材80によつて右側のピストン室
78の右端面に達するまで右方へ押動される。該
段付きピストン78がこのように右側に偏倚する
ことにより、圧力媒体は、左側のピストン室72
から左側の段付きピストン76の貫通孔84を経
て摺動部材80の左側の盲孔94に流入する。そ
して、供給圧力Pの全部が摺動部材80に作用
し、該摺動部材80を右方へ摺動させる。この摺
動中、摺動部材80の凹部98の傾斜縁部がスイ
ツチ82を第1図の位置から第3図の位置へ切り
換える。このスイツチ82の切換を利用して被制
御装置または電磁パイロツト弁26,28を停止
させることができる。 誤動作状態が解消されると、右側のピストン室
74には再び供給圧力Pの圧力媒体が供給される
ので、右側の段付きピストン78は右側のピスト
ン室74の段部86に係合するまで左方へ押動さ
れ、摺動部材80が中立位置に戻される。 各段付きピストン76,78の大径部88と小
径部90との受圧面積差は例えば2対1にすると
よい。なお、ここでいう受圧面とは直径が大径部
88または小径部90の外径に等しい端面のこと
である。 このような圧力平衡部材70にすると、第3図
において作用圧力の全部が段付きピストン76,
78の一方の受圧面A1に作用し、他方の受圧面
A2には大気圧しか作用しないので、誤動作時に
大きな調整力を生じさせることができる。 圧力平衡部材70の感知感度は任意に調整でき
る。例えば、段付きピストン76,78の受圧面
の面積差を上記のように2対1とした上、ピスト
ン室72,74と狭い通路64,66との容積を
適当に選ぶことにより、微妙に調整できる。 圧力平衡部材70と環状通路60,62との間
の圧力変化から、弁座44,45の個所における
漏洩をスイツチ82により監視することもでき
る。例えば、第1図の状態において弁座44に漏
洩が生じ、その漏洩量が、弁部材18とハウジン
グ12との間の間隙からピストン室72へ入る量
より大である場合には、圧力媒体はピストン室7
2から流出する。このため、該ピストン室72内
の圧力が減少し、摺動部材80が左方へ偏倚して
スイツチ80が切り換えられる。 以上、本発明の好適な実施例を説明したが、本
発明はこれに限定されるものではなく、その基本
思想を逸脱しない範囲で種々の変形及び変更を加
えることができる。
【発明の効果】 本発明によれば、摺動部材を中立位置に保持し
ようとする受圧力が、中立位置から偏倚させよう
とする受圧力よりも大きくなるようにしたので、
圧力スイツチを用いた従来例の如く、一対の切換
弁が開閉作動するたびに圧力スイツチが切り換わ
るためその耐久性が悪いとか、交差通路内の僅か
な圧力変動により圧力スイツチが切り換わつてし
まうことから、正常に動作していても誤動作信号
を出力する恐れがある等の問題を解消できる。 また、二重ピストンを両側のばねで中立位置に
面積する従来例の如く、二重ピストンとシリンダ
との間をシールするパツキンの摩擦のために、二
重ピストンを正確に中立位置に保持することが難
しいとか、二重ピストンの応答性がばねにより悪
くなるため、誤動作検知が遅れる等の問題も解消
でき、応答性良く正確に検知できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による安全弁装置を中立位置す
なわち不作用位置で示した断面図、第2図はこれ
を作用位置で示した断面図、第3図は誤動作状態
の断面図である。 10……安全弁装置、12……ハウジング、1
4,15……切換弁、16,17……弁ピスト
ン、18,19……弁部材、20……インポー
ト、22……アウトポート、24……エキゾース
トポート、42,43,44,45……弁座、5
2,54……交差通路、64,66……通路、7
2,74……ピストン室、76,78……段付き
ピストン、80……摺動部材、82……スイツ
チ、84……貫通孔、88……大径部、90……
小径部、92……案内孔、94,96……盲孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インポート20とアウトポート22とエキゾ
    ーストポート24とが設けられたハウジング12
    内に、一対の切換弁14,15を並列して嵌装
    し、この切換弁14,15個々には、上記インポ
    ート20とアウトポート22との間の第1の弁座
    44,45と協働する第1の弁部18,19と、
    アウトポート22とエキゾーストポート24との
    間の第2の弁座42,43と協働する第2の弁部
    16,17とを設け、両切換弁14,15相互に
    おいては、一方の切換弁の第1の弁座がハウジン
    グ12に設けられた交差通路52,54によつて
    他方の切換弁側から上記インポート20と連通さ
    れ、両方の第1の弁座44,45が同時に開いた
    ときにインポート20からアウトポート22に圧
    力媒体が流れる安全弁装置において、前記ハウジ
    ング12に、前記交差通路52,54と通路6
    4,66を介して連通された一対のピストン室7
    2,74を対向して設けるとともに、これらピス
    トン室72,74間にそれより内径が小さい案内
    孔92を設け、該案内孔92にピストン室72,
    73内の圧力媒体の圧力を両端に受ける摺動部材
    80を摺動自在に嵌装するとともに、上記ピスト
    ン室72,74に、圧力媒体により上記摺動部材
    80を互いに反対方向に押して中立位置に保持す
    る段付きピストン76,78をそれぞれ摺動自在
    に嵌装し、また上記摺動部材80の摺動を感知す
    る感知手段82を備えたことを特徴とする安全弁
    装置。 2 前記摺動部材80の両端面に盲孔94,96
    が設けられ、前記段付きピストン76,78が、
    これら盲孔94,96にそれぞれ嵌合する小径部
    90と前記ピストン室72,74の段部86に係
    合する大径部88とを有することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項に記載の安全弁装置。 3 各段付きピストン76,78が軸線方向の貫
    通孔84を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第2項に記載の安全弁装置。 4 各段付きピストン76,78の大径部88が
    小径部90よりほぼ2倍の受圧面を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項または第3項に
    記載の安全弁装置。
JP9945480A 1979-07-27 1980-07-22 Safety valve assembly Granted JPS5620876A (en)

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