JP2019157949A - 制御弁 - Google Patents

制御弁 Download PDF

Info

Publication number
JP2019157949A
JP2019157949A JP2018043142A JP2018043142A JP2019157949A JP 2019157949 A JP2019157949 A JP 2019157949A JP 2018043142 A JP2018043142 A JP 2018043142A JP 2018043142 A JP2018043142 A JP 2018043142A JP 2019157949 A JP2019157949 A JP 2019157949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pilot chamber
spacer
valve
spool
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018043142A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6966961B2 (ja
Inventor
俊行 木谷
Toshiyuki Kitani
俊行 木谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
KYB Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KYB Corp filed Critical KYB Corp
Priority to JP2018043142A priority Critical patent/JP6966961B2/ja
Priority to CN201980004854.8A priority patent/CN111226046B/zh
Priority to EP19765054.2A priority patent/EP3680491A4/en
Priority to PCT/JP2019/008149 priority patent/WO2019172131A1/ja
Priority to US16/758,198 priority patent/US11255354B2/en
Publication of JP2019157949A publication Critical patent/JP2019157949A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6966961B2 publication Critical patent/JP6966961B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】チェック弁の応答性を向上する。【解決手段】制御弁100は、スプール12の両端に臨む第1、第2パイロット室14,15と、第1、第2パイロット室14,15のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路18と、第1パイロット室14と信号圧通路18とを連通する連通溝19と、第2パイロット室15と信号圧通路18とを連通する連通孔20と、連通孔20に介装されるチェック弁21と、を備え、チェック弁21は、連通孔20を開閉するポペット弁50と、ポペット弁50の開方向への移動量を規制するスペーサ60と、を有し、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制する移動規制部80をさらに備える。【選択図】図2

Description

本発明は、制御弁に関する。
パイロット圧の作用で切り換わり、そのパイロット圧を他の機器に導く制御弁が知られている(特許文献1参照)。この制御弁は、バルブハウジングに摺動自在に組み込まれたスプールと、スプールの両端に臨んで配置された第1パイロット室及び第2パイロット室と、を備え、第1パイロット室及び第2パイロット室のいずれか一方に導かれるパイロット圧の作用でスプールが移動する。
バルブハウジングには、第1パイロット室または第2パイロット室のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路が形成される。スプールには、第1パイロット室にパイロット圧が導かれスプールが移動したときに第1パイロット室と信号圧通路とを連通する連通溝と、第2パイロット室にパイロット圧が導かれスプールが移動したときに第2パイロット室と信号圧通路とを連通する連通孔と、が形成される。連通孔には、第2パイロット室から信号圧通路への流通のみを許容するチェック弁が介装される。
第1パイロット室には、スプールの一端部にばね力を付与するセンタリングスプリングが収装されている。スプールの一端部の開口には、第1パイロット室内に延在するロッドの基端部がねじ締結されている。第1パイロット室内には、ロッドの外周に沿って摺動可能な一対のバネ受部材が収容され、センタリングスプリングが一対のバネ受部材の間に介装される。
国際公開WO2012/124386号公報
上記特許文献1に記載のチェック弁は、軸方向に移動して連通孔を開閉するポペット弁と、ポペット弁の軸方向の移動量を規制するスペーサと、によって構成することができる。このような構成では、第2パイロット室にパイロット圧が導かれると、ポペット弁がスペーサに当接するまで移動し、開弁状態となる。一方、第1パイロット室にパイロット圧が導かれると、ポペット弁が連通孔のシート部に着座し、閉弁状態となる。
しかしながら、上記特許文献1に記載の制御弁では、スプールの一端部にロッドの基端部がねじ締結されているため、第1パイロット室にパイロット圧が導かれたときに、スプールの一端部とロッドとの結合部(ねじ締結部)を通じて、第1パイロット室からチェック弁側に作動油が入り込むおそれがある。チェック弁側に作動油が入り込むと、スペーサの背面(ポペット弁に接する面とは反対側の面)と、ロッドの基端部の端面との間の空間の圧力が上昇する。
その結果、スペーサは、軸方向に移動し、ポペット弁をシート部に押し付けるようにポペット弁を押圧する。その後、第1パイロット室がタンクに接続されると、スペーサの背面とロッドの基端部の端面との間の空間の圧力は、スプールの一端部とロッドとの結合部(ねじ締結部)を通じてタンクに抜けることになる。しかしながら、スペーサの背面と基端部の端面との間の空間の圧力がタンク圧に低下するまでには時間を要するため、第2パイロット室にパイロット圧が導かれたときに、第2パイロット室の圧力に応じたポペット弁の開弁動作がスペーサにより阻害され、チェック弁の応答性が悪化してしまうという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、チェック弁の応答性を向上することを目的とする。
第1の発明は、制御弁であって、バルブハウジングに摺動自在に組み込まれたスプールと、スプールの両端に臨む第1パイロット室及び第2パイロット室と、バルブハウジングに形成され、第1パイロット室または第2パイロット室のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路と、スプールに形成され、スプールが中立位置にあるときに第1パイロット室と信号圧通路とを連通する連通溝と、スプールに形成され、第2パイロット室と信号圧通路とを連通する連通孔と、連通孔に介装され、第2パイロット室から信号圧通路への流通のみを許容するチェック弁と、を備え、連通溝は、第1パイロット室にパイロット圧が導かれスプールが移動したときには第1パイロット室と信号圧通路とを連通する一方、第2パイロット室にパイロット圧が導かれスプールが移動したときには第1パイロット室と信号圧通路との連通を遮断し、チェック弁は、連通孔を開閉するポペット弁と、ポペット弁の開方向への移動量を規制するスペーサと、を有し、スペーサがポペット弁に向かって移動することを規制する移動規制部をさらに備えることを特徴とする。
第1の発明では、第1パイロット室にパイロット圧が導かれたときに、第1パイロット室のパイロット圧がスペーサに作用した場合であっても、スペーサがポペット弁に向かって移動することが規制される。これにより、スペーサの端面と閉弁状態のポペット弁との間に隙間が形成されるので、第2パイロット室にパイロット圧が導かれたときに、ポペット弁の開弁動作がスペーサにより阻害されることが防止される。
第2の発明は、チェック弁が、スプールの一端面に開口する弁収容部に収容され、弁収容部の開口が、第1パイロット室内に臨む閉塞部材により閉塞され、閉塞部材が、弁収容部の開口にねじ締結されることを特徴とする。
第2の発明では、閉塞部材によって、第2パイロット室からのパイロット圧により、スペーサが移動することを規制できる。
第3の発明は、移動規制部が、スペーサの径方向外方に突出する突出部と、スプールに設けられ、突出部に当接することにより、スペーサがポペット弁に向かって移動することを規制する当接部と、を有することを特徴とする。
第3の発明では、スペーサに突出部を設け、スプールに当接部を設けるだけで、スペーサの移動を規制することができるので、製造コストの増加を抑えることができる。
第4の発明は、ポペット弁が、連通孔に設けられるシート部に着座する着座部と、着座部とは反対側の端面に開口する第1内部通路と、外周面に開口し第1内部通路に連通する第1貫通孔と、を有し、スペーサが、ポペット弁に対向する端面に開口する第2内部通路と、外周面に開口し第2内部通路に連通する第2貫通孔と、を有し、連通孔が、スペーサの第2貫通孔とバルブハウジングの信号圧通路とを連通する連通路を有することを特徴とする。
第4の発明では、第2パイロット室のパイロット圧をポペット弁の第1内部通路及びスペーサの第2内部通路を通じて、信号圧通路に導くことができる。
本発明によれば、チェック弁の応答性を向上することができる。
本発明の実施形態に係る制御弁を示す断面図である。 スプールの一端部を拡大して示す拡大断面図である。 ポペット弁の断面図である。 スペーサの断面図である。 本発明の実施形態に係る制御弁のスペーサの移動が規制されることを説明する図である。 本発明の実施形態の比較例に係る制御弁のチェック弁の動作を説明する図であり、図6(a)はチェック弁が開弁している状態を示し、図6(b)はチェック弁が閉弁している状態を示す。 本発明の実施形態の変形例に係る制御弁の移動規制部を示す拡大断面図である。
図1〜図6を参照して、本発明の実施形態に係る制御弁100について説明する。
制御弁100は、アクチュエータに対する作動流体の給排を切り換え、アクチュエータの動作を制御するものである。作動流体として作動油を用いる例について説明するが、作動水等の他の流体を作動流体として用いてもよい。
図1は、制御弁100を示す断面図である。図1に示すように、制御弁100は、バルブハウジング1と、バルブハウジング1に摺動自在に組み込まれたスプール12と、スプール12の両端のそれぞれに臨んで配置された第1パイロット室14及び第2パイロット室15と、第1パイロット室14内に収装されスプール12の一端部にばね力を付与する付勢部材としてのセンタリングスプリング13と、を備える。
スプール12の一端部には第1パイロット室14内に延在するロッド30が結合される。第1パイロット室14内にはロッド30の外周に沿って摺動可能な一対のバネ受部材31,32が収容され、センタリングスプリング13は一対のバネ受部材31,32の間に介装される。
バルブハウジング1には、アクチュエータに連通する一対のアクチュエータポート16,17が形成される。
第1パイロット室14及び第2パイロット室15の双方にパイロット圧が作用していないときには、第1パイロット室14及び第2パイロット室15は大気圧に維持されたタンクに連通する。これにより、スプール12はセンタリングスプリング13の付勢力によって中立位置に保持される。この状態では、アクチュエータポート16,17を通じてのアクチュエータへの作動油の給排が遮断され、アクチュエータは停止した状態を保つ。
作業者のレバー操作によって第1パイロット室14及び第2パイロット室15の一方にパイロット圧が導かれると、そのパイロット圧の作用でスプール12がセンタリングスプリング13のばね力に抗して移動し、アクチュエータが動作する。この際、第1パイロット室14及び第2パイロット室15の他方はタンクに連通する。
具体的には、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれ第2パイロット室15がタンクに連通すると、スプール12がセンタリングスプリング13のばね力に抗して図1中右方向に移動する。スプール12が図1中右方向に移動すると、アクチュエータポート17がポンプポート3を介して油圧供給源としてのポンプに連通し、アクチュエータポート16がタンクポート4を介してタンクに連通する。これにより、ポンプから吐出された作動油がアクチュエータポート17を通じてアクチュエータへ供給されると共に、アクチュエータからアクチュエータポート16を通じてタンクへ作動油が排出され、アクチュエータが一方向へ動作する。
第2パイロット室15にパイロット圧が導かれ第1パイロット室14がタンクに連通すると、スプール12がセンタリングスプリング13のばね力に抗して図1中左方向に移動する。スプール12が図1中左方向に移動すると、アクチュエータポート16がポンプポート3を介してポンプに連通し、アクチュエータポート17がタンクポート4を介してタンクに連通する。これにより、ポンプから吐出された作動油がアクチュエータポート16を通じてアクチュエータへ供給されると共に、アクチュエータからアクチュエータポート17を通じてタンクへ作動油が排出され、アクチュエータが他方向へ動作する。
バルブハウジング1には、第1パイロット室14または第2パイロット室15のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路18が形成される。
スプール12の一端部の外周面には、第1パイロット室14に開口する連通溝19が環状に形成される。連通溝19は、スプール12が中立位置にあるときに第1パイロット室14と信号圧通路18とを連通する。
連通溝19は、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれスプール12が図1中右方向に移動したときには、信号圧通路18との連通状態を保ち、第1パイロット室14と信号圧通路18とを連通する。一方、連通溝19は、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれスプール12が図1中左方向に移動したときには、信号圧通路18から離隔し、第1パイロット室14と信号圧通路18との連通を遮断する。
スプール12には、第2パイロット室15と信号圧通路18とを連通する連通孔20が形成される。連通孔20には、第2パイロット室15から信号圧通路18への流通のみを許容するチェック弁21が介装される。
連通孔20には、スプール12の一端面(図1中左端面)に開口する弁収容部40が形成され、この弁収容部40にチェック弁21が収容される。連通孔20は、スプール12の他端面(図1中右端面)から軸方向に沿って延在する第1通路20aと、弁収容部40の一部と、弁収容部40からスプール12の外周に亘って延在する第2通路20bと、を有する。なお、軸方向とは、スプール12の中心軸方向、すなわちスプール12の移動方向である。
弁収容部40の開口は、第1パイロット室14内に臨む閉塞部材としてのロッド30により閉塞される。ロッド30は、弁収容部40の開口にねじ締結される。
図2は、スプール12の一端部を拡大して示す拡大断面図であり、バルブハウジング1の図示は省略している。図2に示すように、チェック弁21は、連通孔20を開閉するポペット弁50と、ポペット弁50の開方向への移動量を規制するスペーサ60と、スペーサ60と弁収容部40との間をシールするシール部材としてのOリング70と、を有する。
弁収容部40は、ポペット弁50が収容される第1収容孔41と、スペーサ60が収容される第2収容孔42と、ロッド30の基端部33が収容される第3収容孔43と、を有する。第1収容孔41、第2収容孔42及び第3収容孔43は、それぞれ円形状の開口断面を有し、それぞれ同軸に形成される。
ロッド30の基端部33の外周には、第3収容孔43の内周に形成された雌ねじに螺合する雄ねじが形成される。つまり、ロッド30の基端部33の外周と弁収容部40の第3収容孔43の内周とが、ロッド30と弁収容部40のねじ締結部11を構成する。
第2収容孔42は、大径開口部42aと、小径開口部42bと、大径開口部42aと小径開口部42bとを接続するテーパ部42cと、を有する。大径開口部42a、小径開口部42b及びテーパ部42cは、それぞれ円形状の断面を有し、それぞれ同軸に形成される。大径開口部42aの内径は、小径開口部42bの内径よりも大きく、テーパ部42cは、大径開口部42aとの接続部から小径開口部42bとの接続部に向かって内径が小さくなるように傾斜する。
テーパ部42cは、後述するスペーサ60の突出部63aが当接する当接部である。詳細は後述するが、テーパ部42cにスペーサ60の突出部63aが当接することにより、スペーサ60がポペット弁50側に向かって移動することが規制される。
第1収容孔41は、ポペット弁50が摺動する摺動孔41aと、ポペット弁50が着座するシート部41bと、を有する。摺動孔41aの内径は、第2収容孔42の小径開口部42bの内径よりも小さい。
図3は、ポペット弁50の断面図である。図3に示すように、ポペット弁50は、連通孔20に設けられるシート部41bに着座する円錐台形状の着座部51と、摺動孔41aに沿って摺動自在な摺動部54と、着座部51と摺動部54とを接続する円筒部55と、着座部51とは反対側の端面である背面50aに開口する第1内部通路52と、円筒部55の外周面に開口し第1内部通路52に連通する第1貫通孔53と、を有する。円筒部55の外径は、摺動部54の外径よりも小さい。このため、図2に示すように、円筒部55の外周面と、第1収容孔41の摺動孔41aの内周面との間には、作動油の流通路が形成される。
図4は、スペーサ60の断面図である。図4に示すように、スペーサ60は、ポペット弁50に当接する当接部61と、小径開口部42bに沿って摺動自在な摺動部62と、テーパ部42cに当接する基端部63と、を有する。当接部61、摺動部62及び基端部63は、それぞれ円形状の断面を有し、それぞれ同軸に形成される。
図2に示すように、スペーサ60は、ポペット弁50が開弁状態であるときに、その先端面60a(図4参照)がポペット弁50に当接し、先端面60aとは反対側の背面60bがロッド30の基端部33に当接する。
スペーサ60は、ロッド30の基端部33に当接する位置(図2参照)からテーパ部42cに当接する位置(図5参照)までの範囲で軸方向に移動可能である。ポペット弁50は、背面50aがスペーサ60の先端面60aに当接し、スペーサ60の背面60bがロッド30の基端部33に当接することにより、開方向への移動量が規制される。つまり、ロッド30の基端部33は、第2パイロット室15からのパイロット圧により、スペーサ60が移動することを規制する。スペーサ60がロッド30の基端部33に当接した状態(図2参照)、及び、スペーサ60がテーパ部42cに当接した状態(図5参照)のいずれにおいても、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれたときのポペット弁50の開き量は十分に確保される。
スペーサ60の基端部63の外径は、摺動部62の外径よりも大きい。換言すれば、スペーサ60の基端部63には、摺動部62よりも径方向外方に突出する突出部63aが形成される。突出部63aは、基端部63の全周に亘って形成される。
スペーサ60の当接部61には、ポペット弁50に対向する端面である先端面60aに開口する第2内部通路64と、当接部61の外周面に開口し第2内部通路64に連通する第2貫通孔65が形成される。当接部61の外径は、摺動部62の外径よりも小さい。このため、図2に示すように、当接部61の外周面と、第2収容孔42の小径開口部42bの内周面との間には、作動油の流通路が形成される。
摺動部62には、円環状の溝62aが形成され、この溝62aにOリング70が装着される。Oリング70は、第2収容孔42の小径開口部42bと、スペーサ60との間の隙間を埋めるように配置される。したがって、弁収容部40は、Oリング70によって、ポペット弁50側、すなわちスペーサ60の先端面60a側(図2中右側)の空間S1と、ロッド30の基端部33側、すなわちスペーサ60の背面60b側(図2中左側)の空間S2とに区画される。
空間S1を区画する第2収容孔42の小径開口部42bの内周面には、上述した第2通路20bの一端が接続される。つまり、スプール12に形成される第2通路20bは、スペーサ60の第2貫通孔65とバルブハウジング1の信号圧通路18(図1参照)とを連通する連通路である。
次に、制御弁100の動作について説明する。
図1に示すように、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれてスプール12がパイロット圧の作用で図1中右方向に移動すると、アクチュエータポート17がポンプに連通し、アクチュエータポート16がタンクに連通する。この際、連通溝19は信号圧通路18との連通状態を保っているため、第1パイロット室14のパイロット圧は連通溝19を通じて信号圧通路18に導かれる。
連通孔20にはチェック弁21が介装されているため、第1パイロット室14のパイロット圧が信号圧通路18、連通孔20及び第2パイロット室15を通じてタンクに抜けてしまうことはない。チェック弁21は、第1パイロット室14のパイロット圧が連通溝19、信号圧通路18及び第2通路20bを通じてポペット弁50に作用し、ポペット弁50の着座部51がシート部41bに着座することにより、閉弁状態となる(図5参照)。
スプール12が図1中右方向に移動した後、第1パイロット室14がタンクに連通すると、スプール12が図1に示す中立位置に復帰する。第1パイロット室14は連通溝19を介して信号圧通路18に連通しているため、信号圧通路18の圧力は連通溝19及び第1パイロット室14を通じてタンクに抜ける。したがって、信号圧通路18に圧力がこもったりせず、信号圧通路18に接続された他の機器が誤動作することはない。
第2パイロット室15にパイロット圧が導かれてスプール12がパイロット圧の作用で図1中左方向に移動すると、アクチュエータポート16がポンプに連通し、アクチュエータポート17がタンクに連通する。この際、第2パイロット室15に導かれたパイロット圧は、連通孔20の第1通路20aを通じてチェック弁21に作用し、チェック弁21のポペット弁50を押し開いて信号圧通路18に導かれる。
具体的には、第2パイロット室15のパイロット圧は、図2に示すように、スプール12の第1通路20a、チェック弁21の着座部51とシート部41bとの間、摺動孔41aとポペット弁50の円筒部55の外周との間、ポペット弁50の第1貫通孔53、ポペット弁50の第1内部通路52、スペーサ60の第2内部通路64、スペーサ60の第2貫通孔65、スペーサ60の当接部61の外周と小径開口部42bとの間、スプール12の第2通路20bを通じて、信号圧通路18に導かれる。このように、本実施形態では、第2パイロット室15のパイロット圧をポペット弁50の第1内部通路52及びスペーサ60の第2内部通路64を通じて、信号圧通路18(図1参照)に導くことができる。
このとき、図1に示す連通溝19は信号圧通路18から離隔しているため、第2パイロット室15のパイロット圧が信号圧通路18を通じて第1パイロット室14からタンクに抜けてしまうことはない。
スプール12が図1中左方向に移動した後、第2パイロット室15がタンクに連通すると、スプール12が図1に示す中立位置に復帰する。これにより、連通溝19が信号圧通路18と連通するため、信号圧通路18の圧力は連通溝19及び第1パイロット室14を通じてタンクに抜ける。したがって、信号圧通路18に圧力がこもったりせず、信号圧通路18に接続された他の機器が誤動作することはない。
図5を参照して、スペーサ60の移動を規制する構造について詳しく説明する。図5は、スペーサ60の移動が規制されることを説明する図であり、図2と同様、制御弁100のスプール12の一端部を拡大して示す。上述したように、スペーサ60の基端部63には、径方向外方に突出する突出部63aが形成され、スプール12の弁収容部40には、突出部63aに当接する当接部としてのテーパ部42cが形成される。このため、突出部63aがテーパ部42cに当接することにより、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することが規制される。
図5に示すように、ポペット弁50がシート部41bに着座する閉弁状態となっているときに、スペーサ60の先端面60aと閉弁状態のポペット弁50の背面50aとの間には、所定の隙間が形成される。つまり、テーパ部42cは、スペーサ60の突出部63aがテーパ部42cに当接している状態で、スペーサ60の先端面60aと閉弁状態のポペット弁50との間に隙間ができるように、シート部41bから所定距離だけ離れた位置に形成される。この隙間は、ポペット弁50が開閉動作を行うのに十分な長さに設定される。
これにより、スペーサ60の突出部63aが、テーパ部42cに当接した状態においてもポペット弁50は開閉動作を行うことができる。すなわち、スペーサ60が、閉弁状態のポペット弁50に最も近接した位置で保持された場合であっても、ポペット弁50は、シート部41bから離座し、スペーサ60の先端面60aに当接するまで開方向に移動し、開弁状態となる。
スペーサ60の軸方向の移動を規制した本実施形態の作用効果を、図6(a)及び図6(b)に示す本実施形態の比較例と比較して具体的に説明する。図6は、本実施形態の比較例に係る制御弁のチェック弁921の動作を説明する図であり、図6(a)はチェック弁921が開弁している状態を示し、図6(b)はチェック弁921が閉弁している状態を示す。図6(a)に示すように、本実施形態の比較例では、スペーサ960の基端部963に径方向外方に突出する突出部63a(図2、図4及び図5参照)が設けられていない。つまり、基端部963と摺動部62とが同径である。
図6(a)に示すように、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれると、ポペット弁50がシート部41bから離座し、チェック弁921が開弁状態となる。スペーサ960は、小径開口部42b内を軸方向に摺動自在に収容されているので、ポペット弁50とともに図中左方向へ移動し、ロッド30の基端部33に当接する。これにより、ポペット弁50の移動量がスペーサ960により規制される。
図6(b)に示すように、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれると、ポペット弁50がシート部41bに着座し、チェック弁921が閉弁状態となる。このとき、スプール12の一端部とロッド30との結合部であるねじ締結部11を通じて、第1パイロット室14からチェック弁921側に作動油が入り込むおそれがある。第1パイロット室14にパイロット圧が導かれ、第2パイロット室15がタンクに連通している状態、すなわち、第1パイロット室14の圧力が第2パイロット室15の圧力(タンク圧)よりも高い状態が維持されると、スペーサ960の背面960b側の空間S2の圧力が上昇する。
その結果、スペーサ960は、閉弁状態のポペット弁50に向かって軸方向に移動し、ポペット弁50をシート部41bに押し付けるようにポペット弁50を押圧する。その後、第1パイロット室14がタンクに連通すると、スペーサ960の背面960b側の空間S2の圧力は、スプール12の一端部とロッド30とのねじ締結部11を通じてタンクに抜けることになる。しかしながら、スペーサ960の背面960b側の空間S2の圧力がタンク圧に低下するまでには時間を要する。したがって、空間S2の圧力がタンク圧にまで低下していない状態(圧がこもった状態)において、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれたときに、第2パイロット室15の圧力に応じたポペット弁50の開弁動作がスペーサ960により阻害され、チェック弁921の応答性が悪化してしまう。
これに対して、本実施形態では、図5に示すように、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれたときに、第1パイロット室14のパイロット圧がスペーサ60の背面60bに作用した場合には、スペーサ60の突出部63aにスプール12に形成された当接部としてのテーパ部42cが当接する。これにより、スペーサ60が閉弁状態のポペット弁50に向かって軸方向に移動することが規制される。このように、本実施形態では、スペーサ60の突出部63aと、スプール12のテーパ部42cとが、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制する移動規制部80として機能する。
これにより、スペーサ60がポペット弁50側に最大に移動した状態であっても、スペーサ60の先端面60aと閉弁状態のポペット弁50の背面50aとの間に隙間が形成される。その結果、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれたときに、ポペット弁50の開弁動作がスペーサ60により阻害されることが防止されるので、第2パイロット室15のパイロット圧が信号圧通路18を通じて他の機器に直ちに導かれることになる。このように、本実施形態によれば、チェック弁21の応答性を比較例のチェック弁921に比べて向上することができる。
上述した実施形態によれば、次の作用効果を奏する。
(1)スペーサ60に形成され、スペーサ60の径方向外方に突出する突出部63aと、スプール12に形成され、突出部63aに当接する当接部としてのテーパ部42cと、により、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制する移動規制部80を構成した。これにより、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれたときに、第1パイロット室14のパイロット圧がねじ締結部11を通じて空間S2に導かれ、スペーサ60の背面60bに作用した場合であっても、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することが規制される。これにより、スペーサ60の先端面60aと閉弁状態のポペット弁50の背面50aとの間に隙間が形成されるので、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれたときに、ポペット弁50の開弁動作がスペーサ60により阻害されることが防止される。つまり、本実施形態によれば、チェック弁21の応答性を向上することができる。
(2)ロッド30とスプール12の一端面とが当接する部位にシール部材を設けることにより、第1パイロット室14から空間S2への作動油の入り込みを防止する場合、部品点数の増加や大型化に伴う製造コストの増加を招くおそれがある。これに対して、本実施形態では、スペーサ60に突出部63aを設け、スプール12に当接部としてのテーパ部42cを設けるだけで、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制し、チェック弁21の応答性を向上することができるので、製造コストの増加を抑えることができる。
次のような変形例も本発明の範囲内であり、変形例に示す構成と上述の実施形態で説明した構成を組み合わせたり、以下の異なる変形例で説明する構成同士を組み合わせたりすることも可能である。
<変形例1>
上記実施形態では、テーパ部42cに当接する突出部63aがスペーサ60の基端部63の全周に亘って設けられる例について説明したが、本発明はこれに限定されない。突出部63aに代えて、例えば、スペーサ60の基端部63において、径方向外方に突出する複数あるいは単一の棒状の突出部を設け、この突出部をテーパ部42cに当接させることにより、スペーサ60の移動を規制してもよい。
<変形例2>
上記実施形態では、突出部63aが当接する当接部としてテーパ部42cを設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。テーパ部42cに代えて、例えば、スプール12の中心軸に直交する平面状の段差部を設け、この段差部を突出部63aに当接させることにより、スペーサ60の移動を規制してもよい。
<変形例3>
上記実施形態では、スペーサ60の径方向外方に突出する突出部63aと、スプール12に形成されるテーパ部42cと、によりスペーサ60の移動を規制する移動規制部80を構成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。移動規制部としては、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制できる種々の構成を採用することができる。例えば、図7に示すように、本実施形態の比較例(図5参照)と同様の構成を有する制御弁において、スペーサ960の基端部963と、第2収容孔42の大径開口部42aとの間に、移動規制部としての円筒状の弾性部材280を設けてもよい。弾性部材280は、径方向に圧縮された状態で、基端部963と大径開口部42aとの間に介装される。弾性部材280は、Oリング70に比べて大きな摺動抵抗を発生させることができ、これにより、スペーサ960の軸方向の移動を規制する。なお、スペーサ960の基端部963に、弾性部材280が嵌合する嵌合凹部をさらに形成してもよい。
<変形例4>
上記実施形態では、スペーサ60の突出部63aに当接する当接部としてのテーパ部42cをスプール12に形成する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、チェック弁21を収容する弁収容部に、スペーサ60の突出部63aに当接する当接部を有する部材を装着してもよい。
<変形例5>
上記実施形態では、ねじ締結部11を通じて第1パイロット室14からスペーサ60の背面60b側の空間S2に作動油が入り込むことにより、空間S2の圧力が上昇した場合に、スペーサ60の移動を規制する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。第1パイロット室14にパイロット圧が導かれたときに、スペーサ60の背面60b側の空間S2の圧力が上昇する形態の種々の制御弁に本発明を適用することができる。
以上のように構成された本発明の実施形態の構成、作用、および効果をまとめて説明する。
制御弁100は、バルブハウジング1に摺動自在に組み込まれたスプール12と、スプール12の両端に臨んで配置された第1パイロット室14及び第2パイロット室15と、バルブハウジング1に形成され、第1パイロット室14または第2パイロット室15のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路18と、スプール12に形成され、スプール12が中立位置にあるときに第1パイロット室14と信号圧通路18とを連通する連通溝19と、スプール12に形成され、第2パイロット室15と信号圧通路18とを連通する連通孔20と、連通孔20に介装され、第2パイロット室15から信号圧通路18への流通のみを許容するチェック弁21,921と、を備え、連通溝19は、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれスプール12が移動したときには第1パイロット室14と信号圧通路18とを連通する一方、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれスプール12が移動したときには第1パイロット室14と信号圧通路18との連通を遮断し、チェック弁21,921は、連通孔20を開閉するポペット弁50と、ポペット弁50の開方向への移動量を規制するスペーサ60,960と、を有し、スペーサ60,960がポペット弁50に向かって移動することを規制する移動規制部(80,280)をさらに備える。
この構成では、第1パイロット室14にパイロット圧が導かれたときに、第1パイロット室14のパイロット圧がスペーサ60,960に作用した場合であっても、スペーサ60,960がポペット弁50に向かって移動することが規制される。これにより、スペーサ60,960の端面と閉弁状態のポペット弁50との間に隙間が形成されるので、第2パイロット室15にパイロット圧が導かれたときに、ポペット弁50の開弁動作がスペーサ60,960により阻害されることが防止される。その結果、チェック弁21の応答性を向上することができる。
制御弁100は、チェック弁21,921が、スプール12の一端面に開口する弁収容部40に収容され、弁収容部40の開口が、第1パイロット室14内に臨む閉塞部材としてのロッド30により閉塞され、ロッド30が、弁収容部40の開口にねじ締結される。
この構成では、ロッド30によって、第2パイロット室15からのパイロット圧により、スペーサ60,960が移動することを規制できる。
制御弁100は、移動規制部80が、スペーサ60の径方向外方に突出する突出部63aと、スプール12に設けられ、突出部63aに当接することにより、スペーサ60がポペット弁50に向かって移動することを規制する当接部としてのテーパ部42cと、を有する。
この構成では、スペーサ60に突出部63aを設け、スプール12にテーパ部42cを設けるだけで、スペーサ60の移動を規制することができるので、製造コストの増加を抑えることができる。
制御弁100は、ポペット弁50が、連通孔20に設けられるシート部41bに着座する着座部51と、着座部51とは反対側の端面に開口する第1内部通路52と、外周面に開口し第1内部通路52に連通する第1貫通孔53と、を有し、スペーサ60,960が、ポペット弁50に対向する端面に開口する第2内部通路64と、外周面に開口し第2内部通路64に連通する第2貫通孔65と、を有し、連通孔20が、スペーサ60,960の第2貫通孔65とバルブハウジング1の信号圧通路18とを連通する連通路としての第2通路20bを有する。
この構成では、第2パイロット室15のパイロット圧をポペット弁50の第1内部通路52及びスペーサ60,960の第2内部通路64を通じて、信号圧通路18に導くことができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1・・・バルブハウジング、12・・・スプール、14・・・第1パイロット室、15・・・第2パイロット室、18・・・信号圧通路、19・・・連通溝、20・・・連通孔、20b・・・第2通路(連通路)、21,921・・・チェック弁、30・・・ロッド(閉塞部材)、40・・・弁収容部、41b・・・シート部、42c・・・テーパ部(当接部)、50・・・ポペット弁、51・・・着座部、52・・・第1内部通路、53・・・第1貫通孔、60,960・・・スペーサ、63a・・・突出部、64・・・第2内部通路、65・・・第2貫通孔、80・・・移動規制部、100・・・制御弁、280・・・弾性部材(移動規制部)

Claims (4)

  1. バルブハウジングに摺動自在に組み込まれたスプールと、
    前記スプールの両端に臨んで配置された第1パイロット室及び第2パイロット室と、
    前記バルブハウジングに形成され、前記第1パイロット室または前記第2パイロット室のパイロット圧を他の機器の信号圧として導く信号圧通路と、
    前記スプールに形成され、前記スプールが中立位置にあるときに前記第1パイロット室と前記信号圧通路とを連通する連通溝と、
    前記スプールに形成され、前記第2パイロット室と前記信号圧通路とを連通する連通孔と、
    前記連通孔に介装され、前記第2パイロット室から前記信号圧通路への流通のみを許容するチェック弁と、を備え、
    前記連通溝は、前記第1パイロット室にパイロット圧が導かれ前記スプールが移動したときには前記第1パイロット室と前記信号圧通路とを連通する一方、前記第2パイロット室にパイロット圧が導かれ前記スプールが移動したときには前記第1パイロット室と前記信号圧通路との連通を遮断し、
    前記チェック弁は、
    前記連通孔を開閉するポペット弁と、
    前記ポペット弁の開方向への移動量を規制するスペーサと、を有し、
    前記スペーサが前記ポペット弁に向かって移動することを規制する移動規制部をさらに備える
    ことを特徴とする制御弁。
  2. 請求項1に記載の制御弁において、
    前記チェック弁は、前記スプールの一端面に開口する弁収容部に収容され、
    前記弁収容部の開口は、前記第1パイロット室内に臨む閉塞部材により閉塞され、
    前記閉塞部材は、前記弁収容部の開口にねじ締結される
    ことを特徴とする制御弁。
  3. 請求項1または請求項2に記載の制御弁において、
    前記移動規制部は、
    前記スペーサの径方向外方に突出する突出部と、
    前記スプールに設けられ、前記突出部に当接することにより、前記スペーサが前記ポペット弁に向かって移動することを規制する当接部と、を有する
    ことを特徴とする制御弁。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の制御弁において、
    前記ポペット弁は、
    前記連通孔に設けられるシート部に着座する着座部と、
    前記着座部とは反対側の端面に開口する第1内部通路と、
    外周面に開口し前記第1内部通路に連通する第1貫通孔と、を有し、
    前記スペーサは、
    前記ポペット弁に対向する端面に開口する第2内部通路と、
    外周面に開口し前記第2内部通路に連通する第2貫通孔と、を有し、
    前記連通孔は、前記スペーサの前記第2貫通孔と前記バルブハウジングの前記信号圧通路とを連通する連通路を有する
    ことを特徴とする制御弁。
JP2018043142A 2018-03-09 2018-03-09 制御弁 Active JP6966961B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018043142A JP6966961B2 (ja) 2018-03-09 2018-03-09 制御弁
CN201980004854.8A CN111226046B (zh) 2018-03-09 2019-03-01 控制阀
EP19765054.2A EP3680491A4 (en) 2018-03-09 2019-03-01 CONTROL VALVE
PCT/JP2019/008149 WO2019172131A1 (ja) 2018-03-09 2019-03-01 制御弁
US16/758,198 US11255354B2 (en) 2018-03-09 2019-03-01 Control valve

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018043142A JP6966961B2 (ja) 2018-03-09 2018-03-09 制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019157949A true JP2019157949A (ja) 2019-09-19
JP6966961B2 JP6966961B2 (ja) 2021-11-17

Family

ID=67994640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018043142A Active JP6966961B2 (ja) 2018-03-09 2018-03-09 制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6966961B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021104632A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ローランドディー.ジー.株式会社 インク供給システムおよびインクジェットプリンタ

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159036A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 方向制御弁
WO2012124386A1 (ja) * 2011-03-16 2012-09-20 カヤバ工業株式会社 制御弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159036A (ja) * 1995-12-08 1997-06-17 Hitachi Constr Mach Co Ltd 方向制御弁
WO2012124386A1 (ja) * 2011-03-16 2012-09-20 カヤバ工業株式会社 制御弁

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021104632A (ja) * 2019-12-26 2021-07-26 ローランドディー.ジー.株式会社 インク供給システムおよびインクジェットプリンタ
JP6999636B2 (ja) 2019-12-26 2022-01-18 ローランドディー.ジー.株式会社 インク供給システムおよびインクジェットプリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP6966961B2 (ja) 2021-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI705211B (zh) 適於致動時以洩壓模式操作之電動液壓常開可通氣閥
JP5602074B2 (ja) 制御弁
JP6770320B2 (ja) 環状ポペット逆止弁を備えた調節弁
JP2019002540A (ja) 逆止め弁付シーケンス弁
JP6966961B2 (ja) 制御弁
US20080087345A1 (en) Direct operated cartridge valve assembly
JP6082788B2 (ja) 複合弁及びそれを用いた双方向流制御弁
KR20080077007A (ko) 액츄에이터 제어 장치
JP6850220B2 (ja) スプール弁
EP3236086B1 (en) Proportional pressure controller with isolation valve assembly
WO2019172131A1 (ja) 制御弁
CN106838400B (zh) 释放阀
JP4988775B2 (ja) ハイドロリック式の弁アッセンブリ
KR20170136427A (ko) 유량 조정 밸브 및 밸브 구조체
JP6572067B2 (ja) 複合弁及びそれを用いたソレノイドバルブ
JP2019157950A (ja) 制御弁
US20160160885A1 (en) Hydraulic circuit for an actuator
JP6088608B1 (ja) 一方向流制御弁
JP7346037B2 (ja) 流量制御弁
WO2023032576A1 (ja) 圧力補償弁
WO2017047359A1 (ja) ソレノイドバルブ
JP6227520B2 (ja) 内部パイロット式3ポート切換弁
JP7307605B2 (ja) パイロットチェック弁
JP2003294002A (ja) 制御弁および液圧制御装置
JP6592300B2 (ja) バイパス通路付きチェック弁を備えるソレノイドバルブ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200820

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211022

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6966961

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350