JP6850220B2 - スプール弁 - Google Patents

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本発明は、スプール弁に関するものである。
特許文献1には、スプール摺動穴およびスプール摺動穴に連通する複数の油通路が設けられた弁ハウジングと、弁ハウジングのスプール摺動穴内に挿嵌され複数の油通路の間を連通,遮断するスプールと、スプールの軸方向両側に位置して弁ハウジングに設けられ内部にスプールを軸方向に駆動するためのパイロット油室を形成する左,右の蓋体と、左,右の蓋体のうちいずれか一方の蓋体側に設けられスプールがスプール摺動穴内で回転するのを抑える回転止め手段と、を備えるスプール弁が開示されている。特許文献1のスプール弁では、スプールの一端側端面から軸方向に突出しランドと一体形成される突出軸部と、蓋体と突出軸部の間に設けられ突出軸部が挿嵌するガイド穴を有する可動ガイドと、により、回転止め手段が構成される。
特開2008−002663号公報
特許文献1に開示されるスプール弁では、回転止め手段を構成する突出軸部は、スプールの一端を加工してスプールのランドと一体に形成される。これにより、作動流体の流れによってスプールが収容穴内で回転することが防止される。
ここで、作動流体の流量が比較的少ない場合には、作動流体の流れによって受ける力が比較的小さいため、スプールの回転を防止する回転止め手段が不要となる場合がある。よって、特許文献1のスプール弁では、作動流体の流れを制御するためのスプールのランドや溝等の形状が同じであっても、端部に突出軸部を形成したスプールと、突出軸部を形成しないスプールと、をそれぞれ製造する必要がある。このため、特許文献1のスプール弁では、製造コストが増加する。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、スプール弁の製造コストを低下することを目的とする。
第1の発明は、スプール弁であって、バルブハウジングと、バルブハウジングの端面に開口する開口部を有する収容孔と、収容孔に摺動自在に挿入されるスプールと、バルブハウジングに取り付けられ収容孔の開口部を封止するキャップと、スプールの端部に着脱可能に取り付けられ、キャップに対してスプールの周方向に係止されてスプールの回転を防止する規制部材と、キャップの内側に設けられ規制部材が挿入される挿入孔を有するスペーサと、を備え、規制部材は、スペーサの挿入孔の内周面と周方向に接触する係止部を有し、スペーサ及びキャップの一方には、突起部が設けられ、他方には、突起部を収容し突起部が周方向に接触する凹部が設けられることを特徴とする。
第1の発明では、スプールの回転を防止する規制部材は、スプールに着脱可能に設けられる。よって、規制部材を着脱することでスプール弁における回転防止機能の有無を変更することができ、回転防止機能の有無に応じてスプールをそれぞれ製造する必要がない。これにより、スプール弁において、回転防止機能の有無にかかわらず、スプールを共通化できる。さらに、回転防止機能が不要であるスプール弁の場合には、キャップ内のスペーサを設けないよう構成すればよいため、回転防止機能の有無にかかわらず、キャップを共通に使用することができる。また、スペーサは、キャップと比較して小型の部品であるため、規制部材とキャップとが直接接触する場合と比較して、挿入孔の加工がし易い。加えて、スプールの回転に伴いスペーサが回転することが防止される。
第2の発明は、規制部材が、キャップに当接してスプールのストロークを規定するストローク規定部として機能することを特徴とする。
第2の発明では、スプールの最大ストローク位置をより確実に規定することができる。
第3の発明は、係止部が、平面状に形成される平面部であり、挿入孔の内周面には、平面部に対向して平面状に形成される内周平面部が設けられる。
第4の発明は、第1流体圧室及び第2流体圧室の圧力差によって伸縮作動する流体圧アクチュエータに給排される作動流体の流れを制御するスプール弁であって、バルブハウジングに形成され第1流体圧室に連通する第1シリンダポートと、バルブハウジングに形成され第2流体圧室に連通する第2シリンダポートと、スプールに形成され、スプールの位置に応じて第1流体圧室から排出される作動流体の一部を第2流体圧室へと導く再生通路と、を備えることを特徴とする。
第5の発明は、再生通路が、スプールの端面に開口する通路開口部を有し軸方向に沿ってスプールに形成される軸方向通路を有し、軸方向通路には、第1シリンダポートから第2シリンダポートへの作動流体の流れのみを許容するチェック弁が設けられ、軸方向通路の通路開口部は、規制部材によって封止されることを特徴とする。
第5の発明では、規制部材が、チェック弁が組み込まれる軸方向通路の開口を封止するプラグとしても機能する。よって、部品点数を削減することができる。
本発明によれば、スプール弁の製造コストが低減される。
本発明の実施形態に係るスプール弁の断面図であり、遮断ポジションにある状態を示す。 本発明の実施形態に係るスプール弁の断面図であり、伸長ポジションにある状態を示す。 本発明の実施形態に係るスプール弁の断面図であり、収縮ポジションにある状態を示す。 本発明の実施形態に係るスプール弁の拡大断面図であり、遮断ポジションにある状態を示す。 本発明の実施形態に係るスプール弁の規制部材及びスペーサを示す構成図であり、図4におけるA矢印方向からみた図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るスプール弁について説明する。スプール弁は、流体圧アクチュエータに対する作動流体の給排を切り換え、流体圧アクチュエータの動作を制御する。以下では、流体圧アクチュエータとしての油圧シリンダ1に給排される作動流体としての作動油の流れを制御するスプール弁100について説明する。
油圧シリンダ1は、図1に示すように、シリンダチューブ2の内部を第1流体圧室としてのロッド側室5と第2流体圧室としてのボトム側室6とに区画するピストン4を有する複動形シリンダである。ピストン4にはピストンロッド3が連結される。ピストンロッド3の先端には、駆動対象である負荷(図示省略)が連結される。
油圧シリンダ1のロッド側室5には、ロッド側通路7を通じて作動油が給排される。油圧シリンダ1のボトム側室6には、ボトム側通路8を通じて作動油が給排される。
ボトム側室6に作動油が供給されロッド側室5から作動油が排出されることにより、油圧シリンダ1は伸長作動する。反対に、ロッド側室5に作動油が供給されボトム側室6から作動油が排出されることにより、油圧シリンダ1は収縮作動する。
スプール弁100は、バルブハウジング10と、バルブハウジング10に形成される収容孔11と、収容孔11に摺動自在に挿入されるスプール20と、バルブハウジング10に取り付けられる第1及び第2キャップ30,40と、第2キャップ40の内側に設けられスプール20を軸方向に付勢する付勢部材としてのセンタリングスプリング50と、を備える。
収容孔11は、バルブハウジング10の両側面10A,10Bに開口する開口部11A,11Bを有する貫通孔である。第1及び第2キャップ30,40は、それぞれ収容孔11の開口部11A,11Bを封止するように、バルブハウジング10の両側面10A,10Bに取り付けられる。
バルブハウジング10には、ロッド側通路7を通じて油圧シリンダ1のロッド側室5に連通する第1シリンダポート12と、ボトム側通路8を通じて油圧シリンダ1のボトム側室6に連通する第2シリンダポート13と、ポンプ9Aに連通するポンプポート14と、タンク9Bに連通するタンクポート15A,15Bと、ポンプポート14に連通するブリッジ通路16と、が形成される。第1シリンダポート12、第2シリンダポート13、タンクポート15A,15B、及びブリッジ通路16は、それぞれ収容孔11に連通する。ブリッジ通路16は、その両端が収容孔11に開口する。
ポンプポート14とブリッジ通路16の間には、ポンプポート14からブリッジ通路16へ向かう作動油の流れのみを許容するロードチェック弁55が設けられる。
スプール20には、それぞれ外周面に環状に設けられる第1環状溝21、第2環状溝22、第3環状溝23が形成される。第1、第2、第3環状溝21,22,23は、軸方向一端側(図1中左側)から他端側(図1中右側)に向かってこの順で並んで設けられる。
また、スプール20の外周面には、軸方向に延びて形成される第1ノッチ24A、第2ノッチ24B、第3ノッチ24C、第4ノッチ24Dが設けられる。第1ノッチ24Aは、第1環状溝21よりも第1キャップ30側(図1中左側)に設けられ、第1環状溝21に連通する。第2ノッチ24Bは、第1環状溝21と第2環状溝22の間に設けられ、第1環状溝21に連通する。第3ノッチ24Cは、第2環状溝22と第3環状溝23の間に設けられ、第3環状溝23に連通する。第4ノッチ24Dは、第3環状溝23よりも第2キャップ40側(図1中右側)に設けられ、第3環状溝23に連通する。
第1キャップ30は、スプール20の一端部が進入可能な第1大径穴31と、第1大径穴31に連通し第1大径穴31よりも内径が小さい第1小径穴32と、第1小径穴32に連通する第1パイロットポート33と、第1大径穴31と第1小径穴32との間に設けられる環状の第1段差面34と、を有する。第1大径穴31及び第1小径穴32により、第1パイロット圧室35が形成される。第1パイロット圧室35には、第1パイロットポート33を通じてパイロット圧が導かれる。
第2キャップ40は、スプール20の他端部が進入可能な第2大径穴41と、第2大径穴41に連通し第2大径穴41よりも内径が小さい第2小径穴42と、第2小径穴42に連通する第2パイロットポート43と、第2大径穴41と第2小径穴42との間に設けられる環状の第2段差面44と、を有する。第2大径穴41と第2小径穴42によって、第2パイロット圧室45が形成される。第2パイロット圧室45には、第2パイロットポート43を通じてパイロット圧が導かれる。
スプール20の他端部(図1中右側端部)には、スプール20と同軸状の支持部材25が設けられる。支持部材25は、スプール20の他端部に固定される軸部26と、軸部26よりも大きな外径を有するヘッド部27と、を有する。
センタリングスプリング50は、スプール20の端面と支持部材25のヘッド部27との間であって、支持部材25の軸部26の外周に設けられる。センタリングスプリング50の両端は、スプール弁100が後述の遮断ポジション(図1に示す状態)である際、それぞればね座51,52を介して、バルブハウジング10の側面10Bと、第2キャップ40における第2段差面44と、に着座する。
スプール弁100は、スプール20のポジションに応じて、第1,第2シリンダポート12,13と、ブリッジ通路16及びタンクポート15A,15Bと、の間の連通状態を切り換え、油圧シリンダ1に対する作動油の給排を制御する。
具体的には、スプール弁100は、油圧シリンダ1への作動油の給排を遮断する遮断ポジション(図1参照)と、ブリッジ通路16と第2シリンダポート13とを連通すると共にタンクポート15Bと第1シリンダポート12とを連通する伸長ポジション(図2参照)と、ブリッジ通路16と第1シリンダポート12とを連通すると共にタンクポート15Aと第2シリンダポート13とを連通する収縮ポジション(図3参照)と、を有する。
第1パイロット圧室35及び第2パイロット圧室45の両方にパイロット圧が導かれない状態では、図1に示すように、スプール20はセンタリングスプリング50の付勢力によって遮断ポジションとなるように保持される。スプール弁100が遮断ポジションの状態では、第1,第2シリンダポート12,13と、タンクポート15A,15B及びポンプポート14と、の間の連通は遮断される。これにより、油圧シリンダ1への作動油の給排が遮断され、油圧シリンダ1は負荷保持状態となる。
第1パイロット圧室35にパイロット圧が導かれると、スプール20は、導かれるパイロット圧の大きさに応じて、センタリングスプリング50の付勢力に抗して図中右方向に移動する。これにより、スプール弁100は、図2に示すように、伸長ポジションに切り換わる。伸長ポジションに切り換わることにより、第2シリンダポート13が、第1環状溝21及び第2ノッチ24Bを通じてブリッジ通路16に連通する。また、第1シリンダポート12は、第3環状溝23及び第4ノッチ24Dを通じてタンクポート15Bに連通する。これにより、ポンプ9Aから吐出される作動油が、ポンプポート14、ブリッジ通路16、第2ノッチ24B、第1環状溝21、及び第2シリンダポート13を通じてボトム側室6に導かれる。また、ロッド側室5の作動油が、第1シリンダポート12、第3環状溝23、第4ノッチ24D、タンクポート15Bを通じてタンク9Bに排出される。したがって、油圧シリンダ1は、伸長作動する。
第2パイロット圧室45にパイロット圧が導かれると、スプール20は、導かれるパイロット圧の大きさに応じて、センタリングスプリング50の付勢力に抗して図中左方向に移動する。これにより、スプール弁100は、図3に示すように、収縮ポジションに切り換わる。スプール弁100が収縮ポジションに切り換わることにより、第1シリンダポート12が、第3環状溝23及び第3ノッチ24Cを通じてブリッジ通路16に連通する。また、第2シリンダポート13は、第1環状溝21及び第1ノッチ24Aを通じてタンクポート15Aに連通する。これにより、ポンプ9Aから吐出される作動油が、ポンプポート14、ブリッジ通路16、第3ノッチ24C、第3環状溝23、及び第1シリンダポート12を通じてロッド側室5に導かれる。また、ボトム側室6の作動油が、第2シリンダポート13、第1環状溝21、第1ノッチ24A、及びタンクポート15Aを通じてタンク9Bに排出される。したがって、油圧シリンダ1は、収縮作動する。
次に、スプール弁100が備える再生機能について、説明する。
スプール弁100は、図1及び図4に示すように、ロッド側室5から排出される作動油の一部を、ボトム側室6に再生する再生通路60を有する。
再生通路60は、図1に示すように、スプール20の軸方向に延びる軸方向通路61と、軸方向通路61に連通する第1径方向通路62A及び第2径方向通路62Bと、を有する。
軸方向通路61は、図4に示すように、第1キャップ30側のスプール20の端面(図中左側端面)に開口する通路開口部60Aを有する第1軸方向通路61Aと、第1軸方向通路61Aに連通し第1軸方向通路61Aよりも内径が小さい第2軸方向通路61Bと、を有する。第1軸方向通路61Aと第2軸方向通路61Bとの間には、テーパ状かつ環状の段差面61Cが形成される。
第1径方向通路62Aは、第1軸方向通路61Aと第2環状溝22を連通するようにスプール20の外周面に開口する貫通孔である。第1径方向通路62Aは、遮断ポジションにおいて、第2環状溝22を通じてブリッジ通路16に連通する(図1参照)。
第2径方向通路62Bは、図1に示すように、第2軸方向通路61Bに連通し、スプール20の外周面に開口する貫通孔である。第2径方向通路62Bは、スプール20が遮断ポジションに位置した状態では、収容孔11の内周面に対向して、第1シリンダポート12と第2軸方向通路61Bとの連通を遮断する。スプール20が遮断ポジションから移動して伸長ポジションとなると、第2径方向通路62Bは、第1シリンダポート12と第2軸方向通路61Bとを連通する。なお、第2軸方向通路61Bと第3ノッチ24Cとは互いに連通しないように、周方向にずれてスプール20に形成される。
第1軸方向通路61Aには、ロッド側室5からボトム側室6への作動油の流れ、より具体的には、第2軸方向通路61Bから第1径方向通路62Aへの作動油の流れのみを許容するチェック弁65が設けられる。
チェック弁65は、第1軸方向通路61Aの開口を通じてスプール20内に組み込まれる。チェック弁65は、図4に示すように、再生通路60を開閉する弁体66と、弁体66の背面に形成される背圧室68と、背圧室68内に収容され再生通路60を遮断する方向に弁体66を付勢するチェックスプリング67と、を有する。
弁体66は、軸方向通路61に設けられる段差面61Cに離着座する。弁体66には、ブリッジ通路16の圧力を背圧室68に導く導入通路69が形成される。導入通路69は、弁体66が段差面61Cに着座した状態において、第1径方向通路62Aに連通する。チェックスプリング67は、弁体66と後述する規制部材70との間に圧縮状態で設けられる。よって、弁体66は、チェックスプリング67の付勢力と、背圧室68の圧力と、によって、再生通路60を遮断する方向に付勢される。
油圧シリンダ1の伸長作動時において、例えば負荷の自重がロッド側室5に作用する等の影響により、ロッド側室5の圧力が高くなると、ロッド側室5の作動油が再生通路60を通じてボトム側室6に導かれる再生が行われる。
具体的には、伸長作動時において、ロッド側室5の圧力が、チェック弁65の背圧室68の圧力とチェックスプリング67の付勢力との合力よりも大きくなると、ロッド側室5から再生通路60に導かれる作動油によってチェック弁65が開弁する。チェック弁65が開弁することにより、ロッド側室5から排出された作動油は、第1径方向通路62Aから第2環状溝22、ブリッジ通路16、第2ノッチ24B、及び第1環状溝21を通じて第2シリンダポート13に導かれる。このようにして、ロッド側室5から排出された作動油の一部は、再生通路60を通じてボトム側室6へと再生される。なお、油圧シリンダ1の収縮作動時においては、チェック弁65の背圧室68には、ブリッジ通路16からポンプ9Aの吐出圧が導かれるため、チェック弁65は開弁しない(図3参照)。
次に、スプール20の回転防止機構について説明する。
スプール弁100は、図4及び図5に示すように、スプール20の一端部に着脱可能に取り付けられ、収容孔11内でのスプール20の回転を防止する規制部材70と、第1キャップ30の第1大径穴31内に設けられ、規制部材70が挿入される挿入孔75Aを有するスペーサ75と、をさらに備える。
規制部材70は、図4に示すように、第1キャップ30に収容される本体部71と、第1軸方向通路61Aの端部に設けられる雌ねじ61Dに螺合する雄ねじ部72と、第1軸方向通路61Aに挿入されチェック弁65のチェックスプリング67が着座する着座部73と、を有する。規制部材70は、スプール20とは別体に形成され、雄ねじ部72によるねじ締結により、スプール20に着脱可能に取り付けられると共に、第1軸方向通路61Aの通路開口部60Aを封止する。つまり、規制部材70は、第1軸方向通路61Aの通路開口部60Aを封止するプラグとしても機能する。
また、規制部材70の本体部71は、第1キャップ30に当接することにより、遮断ポジションから収縮ポジションに切り換わる方向(図4中左方向)へのスプール20の最大ストローク位置を規定するストローク規定部としても機能する。第1キャップ30と規制部材70との当接によって最大ストローク位置を規定する構成とすることで、第1キャップ30及び規制部材70の形状に応じた最大ストローク位置をより確実に規定することができる。
本体部71は、図5に示すように、外周面に平面状に形成される係止部としての平面部71Aと、端面に形成される係合溝71Bと、平面部71Aと平行な平面に形成され平面部71Aと共に二面幅形状を構成する対向部71Cと、を有する。
平面部71Aは、スプール20のストローク領域の全域において、スペーサ75の挿入孔75Aの内周面に対向するような軸方向長さを有して形成される。つまり、スプール20がいずれのポジションにある場合であっても、平面部71Aとスペーサ75の挿入孔75Aの内周面とが周方向に接触可能となるように、平面部71Aが形成される。これにより、スプール20のストローク領域の全域において、スプール20の回転を防止することができる。
係合溝71Bや対向部71Cは、それぞれマイナスドライバやスパナ等の工具を用いて規制部材70をスプール20にねじ締結するために形成される。
着座部73には、図4に示すように、チェックスプリング67の一端を収容するばね凹部73Aが形成される。着座部73は、チェックスプリング67の着座面として機能すると共に、チェック弁65の弁体66と当接してチェック弁65の最大開度を規定するストッパとしても機能する。
スペーサ75は、スプール20の径方向に延びる円板状に形成されるフランジ部76と、スプール20の軸方向に沿ってフランジ部76から延びるボス部77と、を有する。
挿入孔75Aは、本体部71の断面形状に対応した形状でフランジ部76に形成される。具体的には、挿入孔75Aの内周面には、本体部71の平面部71Aに対向し平面状に形成される内周平面部75Bが形成される。よって、挿入孔75Aは、円形断面を平取りしたような形状に形成される(図5参照)。これにより、スプール20に回転する力が作用しても、規制部材70の本体部71の外周面に形成された平面部71Aとスペーサ75の挿入孔75Aの内周面に形成された内周平面部75Bとが周方向に接触し、スプール20の回転が防止される。なお、係止部は、平面部71Aに限らず、規制部材70とスペーサ75とが周方向に係止して、スプール20の回転を防止できるものであれば、任意の形状とすることができる。
また、フランジ部76には、ボス部77とは反対側へ軸方向に突出する突起部76Aが設けられる。突起部76Aは、スプール20の径方向に延びて第1キャップ30の段差面34に形成されるスリット(凹部)31Aに収容される。突起部76Aがスリット31Aと周方向に接触することにより、第1キャップ30とスペーサ75の相対回転が規制される。よって、スペーサ75がスプール20と共に回転することが防止される。なお、第1キャップ30に突起部が設けられ、スペーサ75に突起部が周方向に接触するスリット(凹部)が設けられて、スペーサ75と第1キャップ30との相対回転を規制してもよい。
ボス部77は、フランジ部76の突起部76Aが第1キャップ30のスリット31Aから軸方向に抜け出ないような長さに形成される。つまり、第1キャップ30内でスペーサ75が軸方向に沿って図4中右方向に移動しようとしても、ボス部77がバルブハウジング10の側面10Aに当接することで、スペーサ75の移動が規制され、突起部76Aがスリット31Aから抜け出ることが防止される。
以上のように、規制部材70の本体部71がスペーサ75を介して第1キャップ30と周方向に係止する。これにより、規制部材70が取り付けられるスプール20が収容孔11内で回転することが防止される。規制部材70が第1キャップ30に係止されるとは、規制部材70がスペーサ75に接触しスペーサ75を介して第1キャップ30に係止されることを含む意味である。
ここで、スプール弁100によって制御される作動油の流量が比較的少ない場合には、作動油の流れによってスプール20に作用する周方向の力が比較的小さい。このような場合には、スプール20の回転を防止する規制部材70が不要となることがある。この場合には、規制部材70に代えて、第1軸方向通路61Aの通路開口部60Aを塞ぐプラグ部材をスプール20に取り付ければよい。つまり、本体部71を備えておらず、雄ねじ部72及び着座部73によって構成されるプラグ部材をスプール20の一端部に取り付ければよい。このように、規制部材70は、スプール20と一体に形成されるものではなく、スプール20に着脱可能に取り付けられるものであるため、回転防止機能の有無にかかわらず、スプール20を共通に使用することができる。これにより、回転防止機能を有するスプールと回転防止機能を有していないスプールとをそれぞれ製造する場合と比べて、スプール弁100の製造コストを低減することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。以下のような変形例も本発明の範囲内であり、以下の変形例と上記実施形態の各構成とを組み合わせたり、以下の変形例同士を組み合わせたりすることも可能である。
上記実施形態では、規制部材70は、第1キャップ30に係止されるスペーサ75と周方向に接触してスプール20の回転を防止する。つまり、規制部材70は、スペーサ75を介して第1キャップ30に係止される。これに対し、第1キャップ30の内側にスペーサ75を設けず、規制部材70が周方向に第1キャップ30と直接接触するものでもよい。
また、上記実施形態では、第1キャップ30に規制部材70が収容され、第2キャップ40にセンタリングスプリング50が収容される。上記実施形態では、単一のセンタリングスプリング50によって、スプール20を遮断ポジションに保持する。これに対し、第1キャップ30及び第2キャップ40内に、それぞれスプール20を遮断ポジションとなる方向へ付勢するスプリングを設けてもよい。つまり、伸長ポジションから遮断ポジションとなるように付勢するスプリング及び収縮ポジションから遮断ポジションとなるように付勢するスプリングの2つのスプリングによって、スプール20を遮断ポジションとなるように保持するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、ロッド側室5の作動油の一部をボトム側室6へと再生する再生通路60を備えるスプール弁100について説明した。これに対し、スプール弁100は、ボトム側室6の作動油の一部をロッド側室5へと再生する再生通路60を備えるものでもよい。
また、上記実施形態では、スプール弁100は、再生通路60を有し、規制部材70は再生通路60の第1軸方向通路61Aの通路開口部60Aを封止するプラグとしても機能する。これに対し、スプール弁100は、再生通路60を有していないものであってもよい。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
スプール弁100では、スプール20の端部に着脱可能に取り付けられる規制部材70が、第1キャップ30の内側のスペーサ75に周方向に接触することで、スプール20の回転が防止される。スプール20の回転防止機能が不要である場合には、スプール20の端部に規制部材70を取り付けなければよいため、回転防止機能の有無にかかわらず、スプール20を共通に使用することができる。したがって、スプール弁100の製造コストを低減することができる。
また、スプール弁100では、規制部材70が第1キャップ30の内側に設けられるスペーサ75に接触することで、スプール20の回転が防止される。このため、回転防止機能が不要である場合には、スペーサ75を設けなければよいため、回転防止機能の有無にかかわらず、第1キャップ30も共通に使用することができる。また、スペーサ75は、第1キャップ30と比較して小型の部品であるため、規制部材70と第1キャップ30とが直接接触する場合と比較して、規制部材70の本体部71の形状に合わせた挿入孔75Aの加工がし易く、製造コストを低減できる。
また、規制部材70は、チェック弁65が組み込まれる第1軸方向通路61Aの通路開口部60Aを封止するプラグとしても機能する。よって、部品点数を削減することができ、スプール弁100の製造コストをさらに低減することができる。
また、スプール弁100では、遮断ポジションの際、負荷圧の影響等によってロッド側室5の作動油が再生通路60やブリッジ通路16に漏れると、油圧シリンダ1が充分に負荷保持できないおそれがある。特に、ポペット弁であるロードチェック弁55は、比較的作動油の漏れが生じ易い。これに対し、スプール弁100では、遮断ポジションの際、再生通路60の第2径方向通路62Bと第1シリンダポート12との連通は遮断される。遮断ポジションから伸長ポジションに切り換わる方向へ所定量だけスプール20が移動すると、第2径方向通路62Bと第1シリンダポート12とが連通し、ロッド側室5の作動油が再生される。よって、スプール弁100によれば、遮断ポジションとなった際の負荷圧が再生通路60やブリッジ通路16に導かれることが防止されるため、ロッド側室5の作動油の漏れ、特に、ロードチェック弁55からの作動油の漏れを防止することができる。したがって、スプール弁100によれば、油圧シリンダ1によってより確実に負荷保持することができる。
また、スプール弁100では、遮断ポジションの際、再生通路60の第2径方向通路62Bと第1シリンダポート12との連通は遮断され、伸長ポジションに切り換わる方向へスプール20が移動すると、第2径方向通路62Bと第1シリンダポート12とが連通する。よって、遮断ポジションの際の第1シリンダポート12からの作動油の漏れを確実に防止することができる。また、第2径方向通路62Bの形成位置や形状を任意に変更することにより、ロッド側室5からボトム側室6への作動油の再生開始のタイミングの調整や、第2径方向通路62Bと第2シリンダポート13とが連通する際に生じる衝撃の緩和をすることができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
スプール弁100は、バルブハウジング10と、バルブハウジング10に開口する開口部11Aを有する収容孔11と、収容孔11に摺動自在に挿入されるスプール20と、バルブハウジング10に取り付けられ収容孔11の開口部11Aを封止する第1キャップ30と、スプール20の端部に着脱可能に取り付けられ、第1キャップ30に対してスプール20の周方向に係止されてスプール20の回転を防止する規制部材70と、を備える。
この構成では、スプール20の回転を防止する規制部材70は、スプール20に着脱可能に設けられる。よって、規制部材70を着脱することでスプール弁100における回転防止機能の有無を変更することができ、回転防止機能の有無に応じてスプール20をそれぞれ製造する必要がない。これにより、スプール弁100において、回転防止機能の有無にかかわらず、スプール20を共通化できる。したがって、スプール弁100の製造コストが低減される。
また、スプール弁100では、規制部材70が、第1キャップ30に当接してスプール20のストロークを規定するストローク規定部として機能する。
この構成では、スプール20の最大ストローク位置をより確実に規定することができる。
また、スプール弁100は、第1キャップ30の内側に設けられ規制部材70が挿入される挿入孔75Aを有するスペーサ75をさらに備え、規制部材70は、スペーサ75の挿入孔75Aの内周面に周方向に接触する係止部(平面部71A)を有する。
また、スプール弁100では、係止部が、平面状に形成される平面部71Aであり、挿入孔75Aの内周面には、平面部71Aに対向して平面状に形成される内周平面部75Bが設けられる。
これらの構成では、回転防止機能が不要であるスプール弁の場合には、第1キャップ30内のスペーサ75を設けないよう構成すればよいため、回転防止機能の有無にかかわらず、第1キャップ30を共通に使用することができる。また、スペーサ75は、第1キャップ30と比較して小型の部品であるため、規制部材70と第1キャップ30とが直接接触する場合と比較して、規制部材70の本体部71の形状に合わせた挿入孔75Aの加工がし易い。したがって、スプール弁100の製造コストを低減できる。
また、スプール弁100では、スペーサ75には、突起部76Aが設けられ、第1キャップ30には、突起部76Aを収容し突起部76Aが周方向に接触するスリット31Aが設けられる。
この構成では、スプール20の回転に伴いスペーサ75が回転することが防止される。
また、スプール弁100は、ロッド側室5及びボトム側室6の圧力差によって伸縮作動する油圧シリンダ1に給排される作動油の流れを制御し、バルブハウジング10に形成されロッド側室5に連通する第1シリンダポート12と、バルブハウジング10に形成されボトム側室6に連通する第2シリンダポート13と、スプール20に形成され、スプール20の位置に応じてロッド側室5から排出される作動油の一部をボトム側室6へと導く再生通路60と、をさらに備える。
また、スプール弁100では、再生通路60は、軸方向に沿ってスプール20に形成されスプール20の端面に開口する軸方向通路61を有し、軸方向通路61には、第1シリンダポート12から第2シリンダポート13への作動油の流れのみを許容するチェック弁65が設けられ、軸方向通路61の通路開口部60Aは、規制部材70によって封止される。
これらの構成では、規制部材70が、チェック弁65が組み込まれる軸方向通路61(第1軸方向通路61A)の通路開口部60Aを封止するプラグとしても機能する。よって、部品点数を削減することができ、スプール弁100の製造コストをさらに低減することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1…油圧シリンダ、5…ロッド側室(第1流体圧室)、6…ボトム側室(第2流体圧室)、10…バルブハウジング、11…収容孔、11A…開口部、12…第1シリンダポート、13…第2シリンダポート、20…スプール、30…第1キャップ(キャップ)、31A…スリット(凹部)、60…再生通路、60A…通路開口部、61…軸方向通路、65…チェック弁、70…規制部材、71A…平面部(係止部)、75…スペーサ、75A…挿入孔、75B…内周平面部、76A…突起部、100…スプール弁

Claims (5)

  1. バルブハウジングと、
    前記バルブハウジングの端面に開口する開口部を有する収容孔と、
    前記収容孔に摺動自在に挿入されるスプールと、
    前記バルブハウジングに取り付けられ前記収容孔の前記開口部を封止するキャップと、
    前記スプールの端部に着脱可能に取り付けられ、前記キャップに対して前記スプールの周方向に係止されて前記スプールの回転を防止する規制部材と、
    前記キャップの内側に設けられ前記規制部材が挿入される挿入孔を有するスペーサと、を備え
    前記規制部材は、前記スペーサの前記挿入孔の内周面と周方向に接触する係止部を有し、
    前記スペーサ及び前記キャップの一方には、突起部が設けられると共に、他方には、前記突起部を収容し前記突起部が周方向に接触する凹部が設けられることを特徴とするスプール弁。
  2. 前記規制部材は、前記キャップに当接して前記スプールのストロークを規定するストローク規定部として機能することを特徴とする請求項1に記載のスプール弁。
  3. 前記係止部は、平面状に形成される平面部であり、
    前記挿入孔の内周面には、前記平面部に対向して平面状に形成される内周平面部が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のスプール弁。
  4. 第1流体圧室及び第2流体圧室の圧力差によって伸縮作動する流体圧アクチュエータに給排される作動流体の流れを制御する、請求項1から3のいずれか一つに記載のスプール弁であって、
    前記バルブハウジングに形成され前記第1流体圧室に連通する第1シリンダポートと、
    前記バルブハウジングに形成され前記第2流体圧室に連通する第2シリンダポートと、
    前記スプールに形成され、前記スプールの位置に応じて前記第1流体圧室から排出される作動流体の一部を前記第2流体圧室へと導く再生通路と、を備えることを特徴とするスプール弁。
  5. 前記再生通路は、前記スプールの端面に開口する通路開口部を有し軸方向に沿って前記スプールに形成される軸方向通路を有し、
    前記軸方向通路には、前記第1シリンダポートから前記第2シリンダポートへの作動流体の流れのみを許容するチェック弁が設けられ、
    前記軸方向通路の前記通路開口部は、前記規制部材によって封止されることを特徴とする請求項に記載のスプール弁。
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