JPH0239339Y2 - - Google Patents

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JPH0239339Y2
JPH0239339Y2 JP1984184280U JP18428084U JPH0239339Y2 JP H0239339 Y2 JPH0239339 Y2 JP H0239339Y2 JP 1984184280 U JP1984184280 U JP 1984184280U JP 18428084 U JP18428084 U JP 18428084U JP H0239339 Y2 JPH0239339 Y2 JP H0239339Y2
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JP
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connector
protrusions
legs
lock pin
head
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JP1984184280U
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  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコネクタをロツクするためのロツクピ
ンに関する。とくに、コネクタをプリント回路基
板等に簡単に装着でき、しかも堅牢なロツクピン
を提供するものである。
〔従来の技術〕
従来のコネクタはプリント回路基板や金属板等
に取付けられる場合、いわゆるネジ止めが多く用
いられていた。これは取付けに時間を要し、コス
ト高となることを避けることができなかつた。そ
こで、これを解決するために、ロツクピンによつ
てコネクタの装着がなされていた。これについて
第3図および第4図を用いて説明する。
第3図は、コネクタをプリント回路基板に取付
けた場合を示している。10はコネクタ本体、1
1はコンタクト、12は絶縁物、13はコネクタ
本体をプリント回路基板等に取付けるための取付
部、14は取付部にあけた取付のための穴、15
はコネクタ本体10が取付けられるプリント回路
基板、16はプリント回路基板にあけた取付のた
めの穴、20はコネクタ本体10をプリント回路
基板に取付けるためのバネ性の材料からなるロツ
クピンである。
第4図は、ロツクピンの詳細を説明するための
図である。21はロツクピンの頭部、22aおよ
び22bはロツクピンの脚部aおよび脚部b、2
3aおよび23bは脚部a,bの第1突起aおよ
び第1突起b、24aおよび24bは脚部a,b
の第2突起aおよび第2突起bである。
第3図においてコネクタ本体10は、その取付
部13にあけた穴14とプリント回路基板15に
あけた穴16とを通して挿入されたロツクピン2
0によつてプリント回路基板15に固定されてい
る。第4図aに示すようにプリント回路基板15
の穴16(または取付部の穴14)にロツクピン
20を矢印30の示す方向に挿入すると、ロツク
ピン20は第4図bに示すように、脚部22は、
そのつけ根の部分すなわち、頭部21との境界の
近くにおいて、曲げによる大きな応力を受けて、
脚部22の先端部をすぼめた形状となり、穴16
に挿入されることとなる。
第3図は、頭部21と第1突起23との間にコ
ネクタ本体10の取付部13が固定され、さら
に、プリント回路基板15が、第1突起23と第
2突起24との間に固定された場合を示してい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図に示すように取付けられたコネクタ本体
10には、電線、光フアイバなどの線材であるコ
ードやケーブルをコネクタによつて接続される。
その接続の際に、または使用中に、コネクタ本体
10は上下、前後左右に、またはねじれた応力を
受けることが多い。この応力は、主としてロツク
ピン20の頭部21と脚部22のつけ根付近の細
くなつた部分、すなわち、頭部21と第1突起2
3との間の部分にとくに大きくあらわれる。その
ために、コネクタの取付の際や使用中に脚部22
のつけ根付近で折損する事故がしばしばあつた。
この問題を解決するために、脚部22の幅を大
きくすると、第4図bから明らかなように、脚部
22の先端部をすぼめて穴16または穴14にピ
ン20を挿入するためには、極めて大きな力を要
することになる。これでは、ロツクピンにより、
ビス止めよりも容易に装着できるようにし、作業
性を改善した効果が相殺される結果となる。
〔問題点を解決するための手段〕
従来のロツクピンがこのような問題点を有する
理由は、ロツクピンを挿入する場合に脚部の先端
部をすぼめるためにかかる応力のあらわれる個所
と、コネクタの使用中等に外部から受ける応力を
受け止める部分が、同じ脚部のつけ根付近に集中
することに原因がある。
本考案はこのような観点からなされたものであ
り、ロツクピン挿入時の応力のかかる部分と、外
部からの応力を受け止める部分とを分離した構造
にして、従来未解決であつた問題点を解決したも
のである。
〔作 用〕
すなわち、脚部aおよび脚部bの間隔を離し、
各脚部の幅を広いものとして外力からの破損に対
処し、頭部21をU字状に曲げてロツクピン挿入
時の応力はU字状に曲げられた頭部21でねじれ
力として吸収せしめることによつて、容易に挿入
できるようにしたものである。
〔実施例〕
本考案にかかわるロツクピンの機能を説明する
ためのものであり、第4図に対応する図を第1図
に、ロツクピンの構造を説明するための図を第2
図に示す。図中においては、第3図および第4図
に示したものに対応するものは同じ符号を用い
た。
第1図aにおいて、ロツクピン20を、コネク
タ本体10の取付部13の穴14に挿入する場合
を説明する。
このロツクピン20の展開図は第2図aに示さ
れており、長い頭部21には幅の広い脚部aおよ
び脚部bが付いている。この両脚部a,bは頭部
21に対して図面上若干右よりに取りつけられて
おり、そのために、この頭部を平面図である第2
図cに示すようにU字状に曲げたときに、その側
面図を第2図bに示すように、脚部22aが若干
右寄りに、脚部22bが若干左寄りとなつてい
る。
第1図aの矢印30に示す方向にバネ性の材料
からなるロツクピン20を穴14に挿入しようと
すると、第2図bに示す第2突起24aおよび2
4bの間隔が小さくならなければならないから、
頭部21および脚部22a,bは、第1図aに示
す矢印31〜34とは逆の方向にねじられる。そ
の結果、第2突起24aおよび24bの間隔は縮
小するから、第2突起24a,bは穴14を通過
する。この第2突起24a,24bの間隔が縮小
したときには、第2図bから明らかなように第1
突起23a,23bの間隔は拡大する。
そこでさらにロツクピン20を矢印30の方向
に押すならば、第2図bに示す第1突起23aお
よび23bの間隔を縮小するように作用するか
ら、頭部21および脚部23a,bは、第1図a
に示す矢印31〜34の方向にねじられる。この
ときの変形の状態を理解し易くするために誇張し
てあらわしたものが第1図bである。このように
して第1突起23a,bが穴14を通過すると、
ロツクピン20は取付部13をその頭部21と第
1突起23a,bとの間にロツクする。つぎに、
プリント回路基板15の穴16に、矢印30の方
向に、このロツクピン20を挿入するならば、前
記と同様にして、プリント回路基板は、ロツクピ
ン20の第1突起23a,bと第2突起24a,
bの間にロツクされることになる。このロツク作
用においては、第2突起24aおよび24bの間
隔が縮小して第2突起24aおよび24bがプリ
ント回路基板13,15の穴14,16に挿入さ
れるが、そのときに、第1突起23a、および2
3bの間隔は第2図bから明らかなように拡大す
るから、すでに第1突起23aおよび23bの上
部に支持した電気部品がはづれてしまうことはな
い。この場合プリント回路基板15の下面を他の
電気部品と同時に半田デイツプするならば、ロツ
クピン20はがたつくことはなくなる。
以上の説明においてはコネクタをプリント回路
基板にロツクする場合について説明したが、金属
パネル等にロツクする場合も同様である。また図
示した丸形コネクタに限定されるものではなく、
角形コネクタであつてもよい。
また、間隔をおいてなる2個の脚部を支えるた
めにそれらと直角をなしているロツクピンの頭部
21の形状はU字状の場合について説明したが、
U字状に限定されるものではなく、一部を切欠い
ただ円状を含む円状であつてもよいことは以上の
説明から明らかであろう。この場合には、脚部の
断面も円弧となるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、本考案は、ロ
ツクピンの挿入時の応力の吸収個所と、コネクタ
に加えられる外力の吸収個所とを別個のものとし
て、さらに被固定物にロツクピンを挿入する場合
にもすでに挿入し終えたコネクタがゆるむことも
なく、堅牢かつ、容易にコネクタを被固定物にロ
ツクすることが可能となる極めて大きな特徴を有
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかわるロツクピンの機能を
説明するための図、第2図は本考案にかかわるロ
ツクピンの構造を説明するための図、第3図は従
来のロツクピンの応用例を示す図、第4図は従来
のロツクピンの機能を説明するための図である。 10……コネクタ本体、11……コンタクト、
12……絶縁物、13……取付部、14,16…
…穴、15……プリント回路基板、20……ロツ
クピン、21……頭部、22a,b……脚部a,
b、23a,b……第1突起a,b、24a,b
……第2突起a,b。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 挿入方向に対してゆるやかな傾斜をもち、その
    左右において挿入方向に対してことなる位置に各
    2個の第1および第2の突起部を有する間隔をお
    いてなる2個の脚部と、前記2個の脚部と直角を
    なして両脚部を支える頭部からなるバネ性の材料
    によつて形成されたピンであつて前記頭部が一部
    を切欠いた円状を含むU字状に形成され、前記2
    個の脚部を挿入したときに前記第2の突起部の先
    端の間隔が縮小するときには前記第1の突起部の
    先端の間隔は拡大することにより、取付部を有す
    るコネクタを前記第1の突起部と前記頭部との間
    に、また前記第1および第2の突起部の間に被固
    定物をロツクすることを特徴とするコネクタのロ
    ツクピン。
JP1984184280U 1984-12-06 1984-12-06 Expired JPH0239339Y2 (ja)

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GB1574833A (en) * 1975-11-28 1980-09-10 Socapex Fixing device for an electrical connector and an electrical connector comprising this device

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