JPH0239306Y2 - - Google Patents

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JPH0239306Y2
JPH0239306Y2 JP2473284U JP2473284U JPH0239306Y2 JP H0239306 Y2 JPH0239306 Y2 JP H0239306Y2 JP 2473284 U JP2473284 U JP 2473284U JP 2473284 U JP2473284 U JP 2473284U JP H0239306 Y2 JPH0239306 Y2 JP H0239306Y2
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spring
hinge
hinge part
protrusion
locking groove
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JP2473284U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、端子材から抜き、成型、接点溶接な
ど一貫生産方式にて組立られるマイクロスイツチ
のようなスイツチの構造に関するものである。
〔背景技術〕
第1図は従来例のスイツチの断面図を示すもの
であり、図中1は絶縁材からなるボデイで、この
ボデイ1には導電性の共通端子板2、常開端子板
14および常閉端子板15が埋設されている。ま
た端子板2には2つのヒンジ部6′,7′が一体に
ボデイ1上に形成されている。5は導電性で弾性
を有する作動バネで、この作動バネ5の基部はヒ
ンジ部6′に係止保持され、先端部の上下面には
可動接点4,4が夫々固着されている。可動接点
4,4の上下方には夫々固定接点3,3が相対し
ており、上側の固定接点3は端子板15と連結
し、下側の固定接点3は端子板14と連結してい
る。9は弾性を有するアーチバネで、作動バネ5
の先端側から基部側へ両側を切り欠いて一体に切
起こし形成されている。アーチバネ9の先端はヒ
ンジ部7′に係止されるようになつており、両ヒ
ンジ部6′,7′の間の上方に配置されている押釦
8の下方への押接により、作動バネ5が反転駆動
されるものである。尚、16はカバーである。押
釦8を下方に押圧すると、作動バネ5が下方に下
がり、それに伴つてアーチバネ9がある位置で上
方へ反転動作し、可動接点4が下側の固定接点3
と接触する。そして、押釦8の押圧を解除すれば
復帰する。
ところで、第2図および第3図は作動バネ5と
ヒンジ部6′、アーチバネ9とヒンジ部7′とのヒ
ンジ構成を示すものであり、板状のヒンジ部6′
の上部の側面には切り欠かれて略コ字状となつた
作動バネ5の基部を係止する係止溝12が削設さ
れている。またヒンジ部6′の側部に切欠17を
設けて、切欠17の下面を作動バネ5の脱落防止
用としている。しかし、ヒンジ部6′に構成され
た係止溝12と、作動バネ5脱落防止用に設けら
れた切欠17の位置構成が難しく、段差が生じや
すい。また、段差が生じた場合には、作動バネ5
の脱落防止用としての効果が期待できない。ま
た、場合によつては、スイツチとしての特性が安
定しないという問題がある。また、第3図に示す
ように、他方のヒンジ部7′はヒンジ部6′と略対
称に形成されていて、ヒンジ部7′の側面にはア
ーチバネ9を係止する係止溝13が削設されてい
る。しかし、アーチバネ9とヒンジ部7′の係止
構成上、端子のヒンジ部7′に切欠17を設けて
も無意味であり、従つて、ヒンジ部6′での作動
バネ5の脱落防止はできても、ヒンジ部7′にお
けるアーチバネ9の脱落防止はできないという問
題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点に鑑みて提供したものであつ
て、組立及び使用時に作動バネ、アーチバネが第
1、第2のヒンジ部に構成された係止溝から脱落
するのを防止し、安定した特性、品質を供給し、
維持することを目的としたスイツチの構造を提供
するものである。
〔考案の開示〕
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、全体の構造は従来例と同様であり、要旨とす
るヒンジ部6,7について説明する。まず、第4
図に示すように、ヒンジ部6,7を有する端子板
2を端子材からの打ち抜き加工時に、ヒンジ部6
の一側面に形成する係止溝12を打ち込む位置に
該係止溝12と反対側の面より端子材を貫通しな
い程度に打ち込み、凹部18と突部10とを形成
する。つまり、第4図aに示すように、図中の左
側よりヒンジ部6に打ち込み、凹部18を凹設す
ると共に、反対側の面に突部10を突出させるも
のである。次いで、第5図に示すように、作動バ
ネ5の基部を係止する係止溝12を突部10の上
面より突部10が残るようにヒンジ部6に打ち込
み形成する。この係止溝12の底面と突部10の
上面とは面一に形成してある。この場合、突部1
0と凹部18および係止溝12の位置のずれは係
止溝12の巾の分まで許容される。他方のヒンジ
部7も同様にしてヒンジ部6と対称に形成する。
そして、作動バネ5の基部はヒンジ部6の係止溝
12に係止保持し、アーチバネ9の先端部は突部
10の上面を介して係止溝12に係止する。従つ
て、作動バネ5とアーチバネ9とは、ヒンジ部
6,7の突部10,11により脱落防止できるも
のである。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように、スイツチにおいて、板
状の第1、第2のヒンジ部の一側面に突部を夫々
突出形成し、該突部の上面とその底面が面一にな
る係止溝を夫々両ヒンジ部に形成し、第1のヒン
ジ部の係止溝に作動バネの基部を係止すると共
に、第1のヒンジ部と略対称的に形成された第2
のヒンジ部の係止溝にアーチバネの先端部の突部
の上面を介して係止するようにしたものであるか
ら、係止溝の下側の突部により、作動バネ及びア
ーチバネが引掛かつて脱落を防止でき、振動、衝
撃に強くて安定した品質のスイツチを供給できる
ものであり、また、係止溝を形成する場合にも例
えば打ち込み形成することで突部のフオーミング
を行うことにより、微妙な位置調整ができ、より
確実に作動バネおよびアーチバネの脱落を防止で
き、しかも、厳しい寸法精度が要求されずに容易
にバネ脱落防止用の突部を形成できて、容易に自
動組立方式に適用できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例のスイツチの断面図、第2図は
同上の要部斜視図、第3図は同上の要部斜視図、
第4図a,bは本考案の実施例のヒンジ部の形成
工程を示す図、第5図a,bは同上のヒンジ部の
側面図および斜視図である。 1はボデイ、2は端子板2、3は固定接点、4
は可動接点、5は作動バネ、6は第1のヒンジ
部、7は第2のヒンジ部、8は押釦、9はアーチ
バネ、10,11は突部、12,13は係止溝を
示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデイに埋設された導電性の端子板の上部に、
    固定接点と相対する可動接点を固着した導電性で
    弾性を有する作動バネの基部を係止保持する第1
    のヒンジ部と、押釦の押接にて作動バネの反転駆
    動力を付与し作動バネの先端側から基部側に一体
    的に切起こし形成されたアーチバネの先端部を係
    止する第2のヒンジ部とを夫々一体に形成したス
    イツチにおいて、板状の第1、第2のヒンジ部の
    一側面に突部を夫々突出形成し、該突部の上面と
    その底面とが面一になる係止溝を夫々両ヒンジ部
    に形成し、第1のヒンジ部の係止溝に作動バネの
    基部を係止すると共に、第1のヒンジ部と略対称
    的に形成された第2のヒンジ部の係止溝にアーチ
    バネの先端部を突部の上面を介して係止して成る
    ことを特徴とするスイツチの構造。
JP2473284U 1984-02-23 1984-02-23 スイツチの構造 Granted JPS60136431U (ja)

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JPS60136431U JPS60136431U (ja) 1985-09-10
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JPH0646032Y2 (ja) * 1988-05-24 1994-11-24 オムロン株式会社 マイクロスイツチ
JP2565581Y2 (ja) * 1990-03-02 1998-03-18 株式会社東海理化電機製作所 スイッチ装置
JP5212645B2 (ja) * 2009-01-27 2013-06-19 パナソニック株式会社 ランプソケット

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JPS60136431U (ja) 1985-09-10

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