JPH0239170A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0239170A
JPH0239170A JP19023288A JP19023288A JPH0239170A JP H0239170 A JPH0239170 A JP H0239170A JP 19023288 A JP19023288 A JP 19023288A JP 19023288 A JP19023288 A JP 19023288A JP H0239170 A JPH0239170 A JP H0239170A
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lens
optical system
image forming
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JP19023288A
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Junji Watanabe
渡辺 順児
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、原稿裁置台にセットされた原稿を走査露光し
て原稿に対応した画像を形成する電子複写機等の画像形
成装置に係わり、特に原稿載置台の一端および他端にそ
れぞれ原稿載置基準となるスケールを設けた画像形成装
置に関する。
(従来の技術) 従来、光学部材の一部を原稿載置台に沿って移動させて
原稿を走査露光する光学系移動式露光装置を採用した画
像形成装置が種々実用に供されている。
この光学系移動式露光装置は、第16図に示すように、
背部をリフレクタaにより囲繞された露光ランプbおよ
び第1ミラーCを備え原稿載置台dの下面に沿って一端
側(図中、左側)から他端側(図中、右側)に速度Vで
移動する第1光学手段eおよび、第2.第3のミラーf
、gを有し前記第1光学手段eに同期して同方向にV/
2の速度で移動する第2光学手段りからなり、原稿載置
台dにセットされた原稿りに光を照射しその反射光をレ
ンズiに導く移動光学系jと、前記レンズiを透過した
光を被露光部である像担持体kに導く第4.第5.第6
のミラーm、n、oからなる固定光学系pとで構成され
ている。
また、従来、小型の装置に使用される光学系移動式露光
装置は、光路長を極力短くするために、第1.第2の光
学手段e、hのホームポジション側にあるスケールSを
基準として原稿りをセットさせ、かつ最大複写可能サイ
ズY maXの原稿りを露光走査した時の第2の光学手
段りの停止位置に近接してレンズiを配置するようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような光路長を極力短くした従来の
露光装置にあっては、自動原稿送り装置を付設した場合
の原稿供給サイクルの短縮化、および使い勝手の関係な
どから原稿載置台aの他端すなわち右端にもスケールt
を設けて、このスケールtを基準としての露光を可能と
するようにした場合には次のような問題があった。すな
わち、左スケールS基準から右スケールを基桑に切換え
た場&、第17図に示すように、露光ランプbおよび第
1のミラーCを有した第1光学手段eを左スケールS基
準の場合よりも(δ)だけ右側に、また、第2.第3の
ミラーf、gを有した第2光学手段りを(δ/2)だけ
移動させる必要があるが、前記第2.第3のミラーf1
gを有した第2光学手段りがレンズiに当たってしまい
、実現できないといった問題かある。
本発明は上記事情に基づきなされたもので、その目的と
するところは、原稿載置台の両端にそれぞれ設けたスケ
ールのいずれを基準としても確実に画像形成できるよう
にした画像形成装置を提供しようとするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決するために、一端および他端
にそれぞれ原稿載置基準となるスケールをaする原稿載
置台と、この原稿載置台の下面に沿って光学部材を移動
させ原稿載置台にセットされた原稿に光を照射してその
反射光をレンズに導く移動光学系および前記レンズを透
過した光を被露光部に導く固定光学系からなる露光装置
とを備えた画像形成装置であって、一端側のスケールか
ら他端側のスケールに基準を移動するとき、前記レンズ
を(Δ)だけ移動させ、かつ前記固定光学系の光学部材
の一部を光路長を一定とすべく(Δ/2)だけ同方向に
移動させる[1■成としたものである。
また、一端側のスケールを基準として画像形成する場合
には縮小、拡大の画像形成動作が可能で、他端側のスケ
ールを基準として画像形成する場合には少なくとも拡大
の画像形成動作の一部の範囲かできないように制御する
制御手段を設けたものである。
また、一端および他端にそれぞれ原稿載置基準となるス
ケールを有する原稿載置台と、この原稿裁置台の他端側
スケールを基準として原稿を自動的にセットしたり排出
したりする自動原稿送り装置と、前記原稿載置台の下面
に沿って光学部材を移動させ原稿載置台にセットされた
原稿に光を照射してその反射光をレンズに導く移動光学
系および前記レンズを透過した光を被露光部に導く固定
光学系からなる露光装置とを備えた画像形成装置であっ
て、自動原稿送り装置の使用に伴い一端側のスケールか
ら他端側のスケールに基準を移動するとき、前記レンズ
を(Δ)だけ移動させ、かつ前記固定光学系の光学部材
の一部を光路長を一定とすべく (Δ/2)だけ同方向
に移動させる構成としたものである。
(作用) すなイつち、本発明は、原稿載置台の下面に沿って光学
部材を移動させ原稿載置台にセットされた原稿に光を照
射してその反射光をレンズに導く移動光学系、および前
記レンズを透過した光を被露光部に導く固定光学系から
なる露光装置を備えたものにおいて、原稿載置台の一端
側のスケールから他端側のスケールに基準を移動すると
き、前記レンズを(Δ)だけ移動させ、かつ前記固定光
学系の光学部材の一部を光路長を一定とすべく(Δ/2
)だけ同方向に移動させる構成としたから、原稿載置台
の他端に設けたスケールを基準としてセットされた原稿
を走査露光すべくその移動光学手段の移動量を変えても
移動光学系の光学部材の一部がレンズに当たることなく
光学部材を所定の位置に配置可能となり、原稿載置台の
一端に設けたスケールを基準としてセットされた原稿は
勿論のこと、他端に設けたスケールを基準としても確実
に画像形成が可能となる。
また、他端側のスケールを基準として画像形成する場合
には少なくとも拡大の画像形成動作の一部の範囲ができ
ないように制御する制御手段を設けたから、原稿載置台
の他端に設けたスケールを基準としてセットされた原稿
を走査露光すべくその移動光学手段の移動量を変えると
移動光学系の光学部材の一部と高倍率の拡大位置に移動
させたレンズとが当たるがこれが防げ、また、画像形成
頻度が少ない拡大コピーの一部(たとえば101%〜1
41%の内の135%〜14196 )の範囲を制御す
るようにすれば、光学部材の一部とレンズとが当たるこ
とがなく実用上も差支えない。
また、一端および他端にそれぞれスケールを有する原稿
載置台と、この原稿載置台の他端側スケールを基準とし
て原稿を自動的にセットしたり排出したりする自動原稿
送り装置と、前記原稿載置台の下面に沿って光学部材を
移動させ原稿載置台にセットされた原稿に光を照射して
その反射光をレンズに導く移動光学系および前記レンズ
を透過した光を被露光部に導く固定光学系からなる露光
装置とを備えた画像形成装置において、自動原稿送り装
置の使用にともない一端側のスケールから他端側のスケ
ールに基準を移動するとき、前記レンズを(Δ)だけ移
動させ、かつ前記固定光学系の光学部材の一部を光路長
を一定とすべく (Δ/2)だけ同方向に移動させる構
成としたから、−端側スケールを基準とした人為的なセ
ットによる通常の画像形成と自動原稿送り装置による他
端側スケールを基準とした自動送りによる能率的な画像
形成が可能となる。また、自動原稿送り装置の使用に伴
い原稿載置台の他端に設けたスケールを基準としてセッ
トされた原稿を走査露光すべくその移動光学手段の移動
量を変えても移動光学系の光学部材の一部がレンズに当
たることなく光学部材を所定の位置に配置可能となり、
原稿載置台の一端に設けたスケールを基準としてセット
された原稿は勿論のこと、他端に設けたスケールを基準
として人為的にセットされた原稿も確実に画像形成が可
能となる。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を図面を参照して説明する。
第2図Aは装置全体の内部構成を示す。図中1は帯電、
露光、現像、転写、清掃、定着等の画像形成プロセス構
成手段2を内蔵した装置本体であり、この装置本体1の
上面には原稿りを原稿載置台としてのプラテンガラス3
上にセットしたりプラテンガラス3上の原稿りを排出し
たりする自動原稿送り装置(ADF)4が設けられてい
る。
さらに、装置本体1の上面前端縁部には、第3図に示す
ようにテンキー5.案内表示部6.コピーキー7などを
配置した操作パネル8が配置されている。
前記装置本体1の右側には、画像形成プロセス構成手段
2に供給される普通紙等の用紙Pを収容した第1の給紙
カセット(以後、上段カセットという)15および第2
の給紙カセット(以後、下段カセットという)16が装
着されている。また、装置本体1の左側には、定着済の
用紙Pを集積するトレイ17が装着されている。
前記画像形成プロセス構成手段2は、つぎのような構成
となっている。すなわち、装置本体1内のほぼ中央部に
像担持体としてのドラム状感光体20が配置され、この
感光体20の周囲に、その回転方向に沿って帯電装置2
1.消去装置22゜後述する光学系移動式露光装置23
の露光部23a、現像装置24.転写装置25.剥離装
置26、清掃装置27.除電装置28等が順次配置され
ている。
さらに、装置本体1内には、前記上段カセ・ソト15ま
たは下段カセット16から自動的に給紙された用紙P1
あるいは上段カセット15のカッ(−を兼用する手差し
給紙台30を介して手差し給紙された用紙Pを、前記感
光体20と転写装置25との間の画像転写部31を経て
装置本体1の左側に設けられた排紙ローラ対32に導く
用紙搬送路33が形成されている。
この用紙搬送路33の画像転写部31の上流側にはアラ
イニングローラ対34が配置され、下流側には定着装置
35が配置されている。
また、上段カセット15の被装着部の近傍には、揺動自
在なアームに取付けられて用紙Pを1枚ずつ取出す取出
しローラ40およびこの取出しローラ40を介して取出
された用紙Pを受取って前記用紙搬送路30の上流側を
形成する第1の分岐搬送路内に送込む搬送ローラと分離
ローラとからなる分離搬送手段4.1が配設されている
とともに、手差しされた用紙Pを分離搬送手段41の互
いに離間状態にある搬送ローラと分離ローラとの間を経
て第1の分岐搬送路内に送込む手差し用送りローラ42
が配設されている。
また、下段カセット16の被装着部の近傍には、揺動自
在なアームに取付けられ用紙Pを1枚ずつ取出す取出し
ローラ43およびこの取出し給紙ローラ43を介して取
出された用紙Pを受取って前記用紙搬送路33の上流側
を形成する第2の分岐搬送路内に送込む搬送ローラと分
離ローラとからなる分離搬送手段44が配設されている
また、前記光学系移動式露光装置23は、第1図および
第2図Aに示すように、背部をリフレクタ45により囲
繞された露光ランプ46および第1ミラー47を第1キ
ヤリツジ48に搭載し原稿載置台3の下面に沿って一端
側(図中、左側)から他端側(図中、右側)に速度Vで
移動する第1光学手段49、および、第2.第3のミラ
ー50゜51を第2キヤリツジ52に搭載し前記第1光
学手段4つに同期して同方向にV/2の速度で移動する
第2光学手段53からなり、原稿載置台3にセットされ
た原稿りに光を照射しその反射光をレンズ54に導く移
動光学系55と、前記レンズ54を透過した光を被露光
部である像担持体としての感光体20に導く第4.第5
.第6のミラー56.57.58からなる固定光学系5
9とて構成されている。
また、第2図Bに示すように露光装置23は装置全体を
制御する制御装置60と接続されており、自動原稿送り
装置(ADF)4やコピーキー7からの人力信号に基づ
いて露光装置23を右スケール基準モードあるいは左ス
ケール基準モードに自動的に切り変えられるようになっ
ている。すなわち、自動原稿送り装置(ADF)4を使
用しない左スケール基準モードの場合には、第1.第2
の光学手段49. 53が第1図の二点鎖線位置までそ
れぞれ移動可能となるとともにレンズ54.第4〜第6
のミラー56,57.58が実線位置にあるように各光
学部材の位置設定が行われる。また、自動原稿送り装置
(A、DF)4を使用する右スケール基準モードの場合
には、第1の光学手段49が距離δだけ右方向に余分に
移動可能となり、第1.第2の光学手段49.53が第
1図の破線位置まで移動可能となる。このとき、第2の
光学手段53とレンズ54とが当接しないようにレンズ
54が予め距離(Δ)だけ右方向に移動した状態となる
とともに光路長を一定とすべく第4.第5のミラー56
.57が距離(Δ/2)だけ同方向に移動した状態とな
るように各光学部材の位置設定が行われる。
また、現像装置24は、カラー現像用の上部現像ユニッ
ト24aと黒色現像用の下部ユニット24bとからなり
、黒色あるいは他のカラーたとえば赤色現像が選択的に
行なえるようになっている。
なお、前記帯電装置21.消去装置22.露光装置23
.現像装置24.転写装置25.剥離装置26.清掃装
置27.除電装置28および定着装置35等は公知の構
成なので詳細な説明は省略する。
なお、前記第1キヤリツジ59には、たとえば原稿りの
ある領域を消した状態でコピーしたい場合に、その領域
を指定するためのスポットユニット65が搭載されてお
り、前記消去装置22はスポットユニット65で指定さ
れた領域に対応する部分の電荷を消去できるようになっ
ている。また、装置本体1内の定着装置35の上方部位
には、冷却ファン66が配置されている。
また、前記プラテンガラス3上には、最大A3サイズ(
国外向けのものにあってはレジャーサイズ)の原稿りを
後述する右スケール67あるいは左スケール68のいず
れかを基準としてセットできるようになっている。
前記自動原稿送り装置(ADF)4は、第3図Aおよび
第3図Bに示すように、大別して、プラテンガラス3に
重合される原稿押えカバー(以後、プラテンカバーとい
う)70と、複数枚の原稿D・・・を−括してセットで
きる原稿トレイ71と、この原稿トレイ71上の原稿り
を順次1枚ずつ取出してプラテンカバー70の後述する
プラテンシート95とプラテンガラス3との間に原稿り
を送込み右スケール67を基準と1−でセットするとと
もに曳写動作完了後にセットした原稿りをプラテンカバ
ー70のプラテンシート95とプラテンガラス3との間
から排出させ排出原稿収容部72に収容させる原稿給送
機構部73とからなる。
プラテンカバー70は、その後端側かヒンジ部材74.
74(第3図A参照)を介して装置本体1に取付けられ
ており、第3図Aに示すようにプラテンガラス3の上面
を開放するように開けた状態、および第3図Bに示すよ
うにプラテンガラス3上に重合した状態にできるように
なっている。
なお、前記ヒンジ具74.74は装置本体1に対して上
方に引抜き自在となっており、本などの厚手ものを複写
するときでもプラテンカバー70のプラテンシート95
をプラテンガラス3と平行状態にして均一に押付けられ
るようになっている。
前記原稿給送機構部73は、第2図Aおよび第4図に示
すように、原稿トレイ71上にセットされた原稿D・・
・に対向かつ上下動可能に設けられたピックアップロー
ラ75.供給ローラ76と分離ローラ77とからなる一
枚取出し手段78.およびレジストローラ対7つを有し
、これら各ローラが図示しない駆動系を介して所定方向
に回転駆動される構成となっている。また、上記レジス
トローラ対79の下部ローラ80の軸を回動中心として
前記右スケール67が回動自在に取付けられているとと
も図示しないソレノイドで駆動されるようになっている
さらに、右スケール67の左方部位、かつ、プラテンガ
ラス3の右端上面に転接する状態に給送ローラ81が設
けられ、図示しない前記駆動系により正逆両方向に選択
的に回転して原稿りを送り込んだり排出したりするよう
になっている。また、右スケール67の上方部位には、
給送ローラ81により排出される原稿りをプラテン力/
<−70の上面からなる排出原稿収容部72に排出する
原稿排出部82が形成されている。この原稿排出部82
は、下端部を右スケール67の先端近傍に臨ませた第1
のガイド板83と、この第1のガイド板83との間に原
稿排出路84を形成すべく配設されたゲート85・・・
および第2のガイド板86と、前記原稿排出路84の終
端部に配設された排出ローラ対87とで構成されている
。前記ゲート85・・・は、横架された軸88に回動自
在に取付けられ、その下端部は右スケール67の自由端
側上面に形成された溝部89・・・に自重で入り込んだ
状態となっている。
また、プラテンカバー70は、第5図および第6図に示
すように構成されている。すなわち、95はプラテンガ
ラス3と略同じ大きさに形成されたプラテンシートであ
り、このシート95は、ウレタンなどの弾性部材95a
と、この弾性部材95aの下面に貼着された低摩擦係数
の白色シト95bで構成され、その右端には前記給送ロ
ーラ81が介在するための切欠部96(第4図参照)が
形成された状態となっている。
この切欠き部96に対応する部分は、直接原稿りを押え
られないが給送ローラ81によりこの部分を押えること
ができ、原稿りの浮き、上かりによる画像不良を確実に
防止できる。
また、プラテンシート95は、後端側を前記ヒンジ部材
74.74を介して装置本体1に取付けられたカバー本
体97により下面を除く部分が覆われた状態となってい
る。プラテンシート95の左端側は図示しない固定手段
によりカバー本体97に直接固定され、右半分はカバー
本体97に回動自在に取付けられた可動フレーム98に
貼着されている。
第5図に示す99.99(フロント側のみ図示)は、可
動フレーム98の回動支点であり、カバー本体97の左
右方向のほぼ中央部に位置している。
また、可動フレーム98の自由端側上面(右端側上面)
とカバー本体97との間には、付勢体としての圧縮ばね
100,100が配設されていて、可動フレーム98が
第6図の実線で示す水平状態になるようにその自由端側
を常時下方に付勢してプラテンシート95全体がプラテ
ンガラス3に密着するようになっている。
また、可動フレーム98は、後述する隙間形成手段10
5により前記圧縮ばね100,100の付勢力に抗して
所定角度回動変位可能となっており、第7図および第6
図の二点鎖線で示すようにプラテンシート95の右半分
下面に、角度e、長さノの隙間Gを形成するようになっ
ている。
隙間形成手段105は、第5図および第6図に示すよう
に、原稿給送機構部73側に設けられた駆動機構106
と、プラテンカバー70側に設けられ駆動機構106に
より発生した力を可動フレーム98に伝達する動力伝達
機構107とからなる。
駆動機構106は、軸108を回動支点として回動可能
な押し具(以後、ブツシャ−という)109をカムモー
タ110を駆動源とする偏心カムローラ111の回転に
伴って回動変位させ、ブツシャ−109の上端突起部1
09aをプラテンカバー70側に突没させるようになっ
ている。なお、プッシャー109は図示しない付勢体に
より常時偏心カムローラ111の周面に接するように付
勢された状態となっている。
前記動力伝達機構107は、つぎのような構成となって
いる。すなわち、前記ブツシャ−109の突起部109
aに一端面115aを対向させた状態にスライダー11
5が設けられている。このスライダー115は、プッシ
ャー109の突起部109aの突没方向に往復動可能と
なっているとともに、その他端面側はリンク機構116
を介してカバー本体97と可動フレーム98との間の空
間部に横架された軸117の一端部に連結されている。
前記軸117には、前記可動フレーム98の自由端側の
前後両枠部に形成された長孔からなるガイド溝118,
118(前枠部側のみ図示)に係合するガイドローラ1
19,1.19を備えた回動レバー120,120が取
付けられた状態となっている。そして、前記スライダー
115のスライド動作がリンク機構116の働きで軸1
17の回転動作に変換され、二〇軸117に取付けられ
た回動レバー120,120が所定角度回動変位するよ
うになっている。
しかして、上記構成の隙間形成手段105にあっては、
通常は第6図の実線で示すように偏心カムローラ11の
最小偏心部がブツシャ−109に接する状態で停止して
いてスライダー115の端面]15aを押さない状態と
なっている。したがって、可動フレーム98の自由端を
押し上げる力が発生せず、可動フレーム98は圧縮ばね
100゜100の力により水平状態になるように押し下
げられ、プラテンシート95の全面がプラテンガラス3
に密着する状態となっている。
そして、原稿りの供給および排出タイミングになると図
示しない制御部からの信号によりカムモータ110が偏
心カムローラ111を1000回転すべく駆動され、第
6図の二点鎖線で示すように偏心カムローラ111の最
大偏心部がブツシャ−109に接する状態で停止してプ
ッシャー109を回動変位させた状態とし、その突起部
109aによりスライダー115を押込む。このスライ
ダー115のスライド動作は前述したように回動レバー
120,1.20の回動変位動作に変換され、可動フレ
ーム98の自由端が圧縮ばね100.100の付勢力に
抗して押し上げられる。
そして、プラテンシート95の右半分がプラテンガラス
3から離間した状態となり、第7図および第6図の二点
鎖線で示すようにプラテンシート95の右半分下面に、
角度e、長さノの隙間Gを形成するようになっている。
なお、125は原稿給送機構部73を覆うカバーであり
、126はカバー本体97の上面より突出した隙間形成
手段105の一部、すなわち、前記スライダー115お
よびリンク機構116の一部を覆うカバーである。
つぎに、第8図を参照して自動原稿送り装置(ADF)
、4によるプラテンガラス3への原稿りの供給および排
出動作を説明する。
まず、第8図(a)で示すように原稿トレイ71上に原
稿D・・・を原稿面が下になる状態で一括してセットし
た後、コピーキー7(第3図A、第3図B参照)を押す
。これにより、ピックアップローラ75が下降して最上
端の原稿りに転接するとともにピックアップローラ75
および一枚取出し手段78の供給ローラ76と分離ロー
ラ77とが回転し、最上端の原稿りが左方向に取出され
る。
一方、このとき第5図および第6図を参照して前述した
ように隙間形成手段としてのフレーム回動手段105の
駆動機構部106が動作してブツシャ−109によりス
ライダー115が押され、第7図に示したようにプラテ
ンシート95の右半分下面に、角度θ、長さノの隙間G
を形成される。
前記原稿りは停止中のレジストローラ対7つに突き当た
ることにより先端が整位された後、レジストローラ対7
9が回転されることにより左方向に搬送が続行される。
このとき、第8図(b)で示すように右スケール67が
予め上がった状態にあり、かつゲート85が原稿りによ
り押され自重に抗して押退けられた状態となる。この後
、原稿りは給送ローラ81の回転によりプラテンガラス
3上を左方向に搬送される。この時、搬送される原稿り
が隙間Gの長さノより長いものであっても、プラテンガ
ラス3とプラテンシート95の白色シート95bが低摩
擦部材であるため、用紙Pの先端(左端)側は腰の強さ
によりプラテンシート95とプラテンガラス3との間に
スムースに侵入し折曲がったりすることがない。
そして、原稿りの後端(右端)が右スケール67の先端
より少しだけ左方向へ離れた位置まで搬送された後、給
送ローラ81の逆回転により原稿りは右方向に搬送され
、第8図(c)で示すように原稿りの右端を右スケール
67に突き当てた状態で給送ローラ81が停止する。
この後、第8図(d)で示すように、前記隙間形成手段
105の駆動機構部106が再び動作してブツシャ−1
09によるスライダー115の押圧動作が解除され、プ
ラテンシート95の右半分が貼着されている可動フレー
ム98が圧縮ばね100.100の復元力により水平状
態まで移動し、右スケール67を基準にして位置決めさ
れた原稿りをプラテンガラス3上に密着させる。
このようにして、右スケール67を基準とした原稿りの
セットが完了すると後述するように装置本体1内の露光
装置23(第1図、第2図A参照)による原稿走査が行
われることになる。そして、この原稿走査が完了すると
第8図(e)で示すように、右スケール67が下降し、
ゲート85が自重で下がった状態となるとともにプラテ
ンシート95が上がって隙間Gを形成した状態となる。
そして、給送ローラ81が回転して原稿りが右方向に搬
送されるとともに、原稿りはゲート85の働きで原稿排
出路84に導かれ、ついで、第8図(f)で示すように
、排出ローラ対87を介して排出原稿収納部72に排出
される。そして、第8図(g)で示すように排出原稿収
納部72に排出される原稿りの後端か排出ローラ対87
を通過するまでの間に、右スケール67が上がって、後
続の原稿りの前記第8図(a)、(b)までの取出し供
給動作か開始されており、この後、前記第8図(C)〜
(g)の動作が行われることになる。
このようにして、原稿トレイ71上の全ての原稿D・・
・の複写動作が行われて排出原稿収容部72に収容され
ると、第8図(h)で示すように、プラテンシート95
が下がり、通常のプラテンカバ70となる。
第9図ないし第13図は自動原稿送り装置4の動作状態
を示すイラスト図であり、第9図および第10図はプラ
テンシートが持上がり隙間Gに原稿りが押し込まれる様
子を順次示し、第11図は右スケールを基準としてプラ
テンガラス上に原稿がセットされた様子を示す。また、
第12図はプラテンガラス上の原稿を排出する様子を示
し、第13図は排出原稿収容部へ原稿を排出する様子を
示す。
つぎに、自動原稿送り装置(ADF)4によりプラテン
ガラス3上に右スケール67を基準にセットされた原稿
りの複写動作を第1図および第2図を参照して説明する
。前述の自動原稿送り装置4による原稿りのセット動作
に同期して、ドラム状感光体20が矢印方向(時計方向
)に回転するとともに、感光体20が帯電装置21によ
り一様に帯電される。一方、露光装置23は右スケール
基準モードに切替わっており、露光装置23の露光ラン
プ46と第1のミラー47を第1キヤリツジ48に搭載
してなる第1光学手段49、および第2のミラー50と
第3のミラー51を第2キヤリツジ52に搭載してなる
第2光学手段53が、プラテンガラス3の下面に沿って
図中左から右方向に速度VおよびV/2でそれぞれ所定
位置(第1図の破線位置)まで移動する。そして、プラ
テンガラス3にセットされた原、稿りが走査され、感光
体20上にスリット露光される。そして、感光体20上
に原稿りに対応する静電潜像が形成される。
この感光体20上の静電潜像は、操作パネル10からの
色指定に基づいて現像装置24の上部現像ユニット24
aあるいは下部現像ユニット24bにより現像され顕像
化される。
一方、この現像剤像の形成動作に同期して上段カセット
15あるいは下段カセット16から自動的に取出された
用紙P1あるいは手差し給紙台30から手差しされた用
紙Pが、アライニングロラ対34を介して画像転写部3
1に送り込まれ、予め感光体20上に形成された上記現
像剤像が転写装置25の働きにより用紙Pに転写される
ついで、用紙Pは剥離装置26により感光体20から剥
離されて用紙搬送路33を介して定着装置35に送り込
まれ、ここで、現像剤像が用紙Pに溶融定着された後、
排紙ローラ対32を介して排出されトレイ17に収容さ
れることになる。
なお、用紙P上に現像剤像を転写した後の感光体20は
、清掃装置27に対向することにより残留現像剤(残留
トナー)が清掃され、ついで、除電装置28に対向する
ことにより感光体20に光が照射されて静電的メモリの
除去がなされ、次ぎの複写動作が可能な正常な状態とな
る。
このようにして、原稿トレイ71上の原稿D・・・が無
くなるまで複写動作が行われることになる。
なお、2回目以降の複写動作時には、原稿りがA4サイ
ズなどの場合には図示しない原稿サイズ検知手段からの
信号により制御信号が露光装置23に送られ、露光装置
23の第1キヤリツジ59は左端に戻らず中間位置から
右端への移動を繰り返し時間の無駄を無くすようになっ
ている。
また、A3サイズの大きな原稿りやマニュアルセットの
原稿りは、第14図に示すようにプラテンカパー70を
開いて左スケール68を基準にしてセットすることにな
る。このとき、自動原稿送り装置4を使用しないためコ
ピーキー7を押すと自動的に左スケール68を基準とし
た露光走査に切換えられるようになっている。
なお、プラテンカバーを開閉しての通常のコピー時には
左スケール68を基準として行われるのでオペレータが
基準を間違えることがない。
また、前記制御手段60(第2図B参照)は、右スケー
ル67を基準として画像形成する場合には少なくとも拡
大の画像形成動作の一部の範囲ができないように制御す
るようになっている。すなわぢ、第15図に示すように
、プラテンガラス3の右端に設けた右スケール67を基
準としてセットされた原稿りを走査露光すべくその移動
光学手段55の移動量を変えると二点鎖線で示す位置ま
で移動する第2の光学手段53と高倍率の拡大位置(左
方向)に移動させたレンズ54とが当たるがこれが防げ
るようになっている。なお、左スケール68を基準にセ
ットした場合には移動光学手段55の移動量が少なく、
図中破線で示す位置まで移動する第2の光学手段53と
高倍率の拡大位置(左方向)に移動させたレンズ54と
が当たることがない。
また、画像形成頻度が少ない拡大コピーの一部(たとえ
ば101%〜141%の内の135%〜141%)の範
囲を制御するようにすれば、光学部材の一部、すなわち
第2の光学手段53とレンズとが当たることがなく実用
上も差支えない。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、原稿載置台の下
面に沿って光学部材を移動させ原稿載置台にセットされ
た原稿に光を照射してその反射光をレンズに導く移動光
学系、および前記レンズを透過した光を被露光部に導く
固定光学系からなる露光装置を備えたものにおいて、原
稿載置台の一端側のスケールから他端側のスケールに基
準を移動するとき、前記レンズを(Δ)だけ移動させ、
かつ前記固定光学系の光学部材の一部を光路長を一定と
すべく (Δ/2)だけ同方向に移動させる構成とした
から、原稿載置台の他端に設けたスケールを基準として
セットされた原稿を走査露光すべくその移動光学手段の
移動量を変えても移動光学系の光学部材の一部がレンズ
に当たることなく光学部材を所定の位置に配置可能とな
り、原稿載置台の一端に設けたスケールを基準としてセ
ットされた原稿は勿論のこと、他端に設けたスケールを
基準としても確実に画像形成ができる。
また、他端側のスケールを基準として画像形成する場合
には少なくとも拡大の画像形成動作の一部の範囲ができ
ないように制御する制御手段を設けたから、原稿載置台
の他端に設けたスケールを基準としてセットされた原稿
を走査露光すべくその移動光学手段の移動量を変えると
移動光学系の光学部材の一部と高倍率の拡大位置に移動
させたレンズとが当たるがこれが防げ、また、画像形成
頻度が少ない拡大コピーの一部(たとえば101%〜1
41%の内の135%〜141%)の範囲を制御するよ
うにすれば、光学部材の一部とレンズとが当たることが
なく実用上も差支えないといった効果を奏する。
また、一端および他端にそれぞれスケールをaする原稿
載置台と、この原稿載置台の他端側スケールを基準とし
て原稿を自動的にセットしたり排出したりする自動原稿
送り装置と、前記原稿載置台の下面に沿って光学部材を
移動させ原稿載置台にセットされた原稿に光を照射して
その反射光をレンズに導く移動光学系および前記レンズ
を透過した光を被露光部に導く固定光学系からなる露光
装置とを備えた画像形成装置において、自動原稿送り装
置の使用にともない一端側のスケールから他端側のスケ
ールに基準を移動するとき、前記レンズを(Δ)だけ移
動させ、かつ前記固定光学系の光学部材の一部を光路長
を一定とすべく (Δ/2)だけ同方向に移動させる構
成としたから、端側スケールを基準とした人為的なセッ
トによる通常の画像形成と自動原稿送り装置による他端
側スケールを基準とした自動送りによる能率的な画像形
成が可能となる。また、自動原稿送り装置の使用に伴い
原稿載置台の他端に設けたスケールを基準としてセット
された原稿を走査露光すべくその移動光学手段の移動量
を変えても移動光学系の光学部材の一部がレンズに当た
ることなく光学部材を所定の位置に配置可能となり、原
稿載置台の一端に設けたスケールを基準としてセットさ
れた原稿は勿論のこと、他端に設けたスケールを基準と
して人為的にセットされた原稿も確実に画像形成ができ
るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第15図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図は右スケール基準での光学系の移動状態を示す
図、第2図Aは画像形成装置全体の概略的縦断正面図、
第2図Bは露光装置の制御系を示す図、第3図Aは自動
原稿送り装置のプラテンカバ一部を開いた状態の画像形
成装置の上部の外観を示す概略的斜視図、第3図Bは自
動原稿送り装置のプラテンカバ一部を閉じた状態の画像
形成装置の上部の外観を示す概略的斜視図、第4図は自
動原稿送り装置の原稿給送機構部の構成を概略的に示す
斜視図、第5図はプラテンカバーおよび隙間形成手段を
概略的に示す斜視図、第6図は隙間形成手段の概略的構
成図、第7図は隙間形成状態を示す説明図、第8図は自
動原稿送り装置の動作説明図、第9図ないし第13図は
同じく自動原稿送り装置の動作状態を示すイラスト図、
第14図は原稿を人為的にセットする場合の原稿りのセ
ット状態を示す斜視図、第15図は拡大の場合の光学系
の移動状態を示す図、第16図は従来の光学系移動式露
光装置において左スケール基準で露光する場合の状態を
示す図、第17図は従来の光学系移動式露光装置におい
て右スケール基準の露光に切換えた場合の光学系の状態
を示す図である。 3・・・原稿載置台(プラテンガラス)、4・・・自動
原稿送り装置(ADF) 、20・・・被露光部(感光
体)、23・・・露光装置、49・・・第1の光学手段
、53・・・第2の光学手段、55・・・移動光学系、
59・・・固定光学系、54・・・レンズ、60・・・
制御手段、67・・・右スケール、68・・・左スケー
ル、D・・・原稿。 第2 図B 粥 図 偶 図 弔 図 弔 図 り 第12図 第13図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端および他端にそれぞれ原稿載置基準となるス
    ケールを有する原稿載置台と、この原稿載置台の下面に
    沿って光学部材を移動させ原稿載置台にセットされた原
    稿に光を照射してその反射光をレンズに導く移動光学系
    および前記レンズを透過した光を被露光部に導く固定光
    学系からなる露光装置とを備えた画像形成装置であって
    、一端側のスケールから他端側のスケールに基準を移動
    するとき前記レンズを(Δ)だけ移動し、前記固定光学
    系の光学部材の一部を光路長を一定とすべく(Δ/2)
    だけ同方向に移動する構成としたことを特徴とする画像
    形成装置。
  2. (2)一端側のスケールを基準として画像形成する場合
    には縮小、拡大の画像形成動作が可能で、他端側のスケ
    ールを基準として画像形成する場合には少なくとも拡大
    の画像形成動作の一部の範囲ができないように制御する
    制御手段を設けた請求項第1項記載の画像形成装置。
  3. (3)一端および他端にそれぞれ原稿載置基準となるス
    ケールを有する原稿載置台と、この原稿載置台の他端側
    スケールを基準として原稿を自動的にセットしたり排出
    したりする自動原稿送り装置と、前記原稿載置台の下面
    に沿って光学部材を移動させ原稿載置台にセットされた
    原稿に光を照射してその反射光をレンズに導く移動光学
    系および前記レンズを透過した光を被露光部に導く固定
    光学系からなる露光装置とを備えた画像形成装置であっ
    て、自動原稿送り装置の使用に伴い一端側のスケールか
    ら他端側のスケールに基準を移動するとき、前記レンズ
    を(Δ)だけ移動させ、かつ前記固定光学系の一部光学
    部材を光路長を一定とすべく(Δ/2)だけ同方向に移
    動させる構成としたことを特徴とする画像形成装置。
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