JPH0239076B2 - - Google Patents
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- JPH0239076B2 JPH0239076B2 JP57226919A JP22691982A JPH0239076B2 JP H0239076 B2 JPH0239076 B2 JP H0239076B2 JP 57226919 A JP57226919 A JP 57226919A JP 22691982 A JP22691982 A JP 22691982A JP H0239076 B2 JPH0239076 B2 JP H0239076B2
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- JP
- Japan
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- electric heating
- heating board
- felt
- present
- carpet
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- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 29
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 29
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 8
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002657 fibrous material Substances 0.000 description 1
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- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Surface Heating Bodies (AREA)
- Central Heating Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明はいわゆるホツトカーペツト等に用いら
れる電熱ボードの施工法に関する。
れる電熱ボードの施工法に関する。
(背景技術)
従来、この種の施工に用いられる電熱ボード
は、第6図に示すように、ウレタンフオーム材1
の上面にヒータ2を入れ、かつ外表面を鋼板3で
覆つて構成していた。このため、ヒータ2を加熱
した際、線膨張寸法の差による熱変形により、矢
印方向に撓みが発生するおそれがあつた。
は、第6図に示すように、ウレタンフオーム材1
の上面にヒータ2を入れ、かつ外表面を鋼板3で
覆つて構成していた。このため、ヒータ2を加熱
した際、線膨張寸法の差による熱変形により、矢
印方向に撓みが発生するおそれがあつた。
ところで、施工に際して電熱ボードの上に、第
7図に示すように、カーペツト4を敷いて表面仕
上げが行なわれるが、その歩行感は下の電熱ボー
ドの鋼板3のために硬く感じる欠点があつた。
7図に示すように、カーペツト4を敷いて表面仕
上げが行なわれるが、その歩行感は下の電熱ボー
ドの鋼板3のために硬く感じる欠点があつた。
また、同施工にあたり、従来では、第8図に示
すように、床6上に第6図に示した構成の電熱ボ
ード5を敷き、かつその各側部に合板またはコン
クリートパネルの如き副材7を隣接して敷きつ
め、それらの上面に表面仕上げをすべくカーペツ
ト4を敷いていた。
すように、床6上に第6図に示した構成の電熱ボ
ード5を敷き、かつその各側部に合板またはコン
クリートパネルの如き副材7を隣接して敷きつ
め、それらの上面に表面仕上げをすべくカーペツ
ト4を敷いていた。
しかるに、上記の施工では副材7として硬い合
板、コンクリートパネル等を用いるので、その寸
法合わせ切りが難しく作業性が悪いという欠点が
あつた。
板、コンクリートパネル等を用いるので、その寸
法合わせ切りが難しく作業性が悪いという欠点が
あつた。
また、使用に際して熱による電熱ボード5の伸
びが合板等で押えられるため、電熱ボード5が上
方向に浮くおそれがあり、表面に凹凸が生じ得る
という欠点があつた。また、カーペツト4の下面
は合板またはコンクリートパネルの如き副材7お
よび鋼板3で覆われた電熱ボード5であるために
仕上げ上の歩行感が硬く、場合によつてはクツシ
ヨン材を更に敷きつめる必要があるという欠点が
あつた。
びが合板等で押えられるため、電熱ボード5が上
方向に浮くおそれがあり、表面に凹凸が生じ得る
という欠点があつた。また、カーペツト4の下面
は合板またはコンクリートパネルの如き副材7お
よび鋼板3で覆われた電熱ボード5であるために
仕上げ上の歩行感が硬く、場合によつてはクツシ
ヨン材を更に敷きつめる必要があるという欠点が
あつた。
(発明の目的)
本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、そ
の目的とするところは、熱膨張によるソリ、撓み
等に起因する浮き上がりを防止し、かつ敷設後の
床の歩行感もソフトにした電熱ボードを副材とし
てフエルト材の如き繊維質の材料を用いて施工す
るようにした施工が容易で、表面も凹凸が生じる
ことがなく、加えて歩行感も良好な電熱ボードの
施工法を提供しようとするものである。
の目的とするところは、熱膨張によるソリ、撓み
等に起因する浮き上がりを防止し、かつ敷設後の
床の歩行感もソフトにした電熱ボードを副材とし
てフエルト材の如き繊維質の材料を用いて施工す
るようにした施工が容易で、表面も凹凸が生じる
ことがなく、加えて歩行感も良好な電熱ボードの
施工法を提供しようとするものである。
(発明の開示)
以下、図面に沿つて本発明を説明する。
第1図および第2図は本発明に用いられる電熱
ボードの実施例である。図において、11は中央
部に配されたヒータであり、このヒータ11の両
面にはそれぞれ樹脂を含浸せしめ、かつ平滑なニ
ードルパンチフエルトの如きフエルト材12が設
けられ、このようにして電熱ボード13が構成さ
れている。しかして、使用に際してカーペツト1
4が電熱ボード13の上面に敷くと好適であり、
この電熱ボードにおいては鋼板で覆われていない
ため、歩行感がソフトとなるものである。
ボードの実施例である。図において、11は中央
部に配されたヒータであり、このヒータ11の両
面にはそれぞれ樹脂を含浸せしめ、かつ平滑なニ
ードルパンチフエルトの如きフエルト材12が設
けられ、このようにして電熱ボード13が構成さ
れている。しかして、使用に際してカーペツト1
4が電熱ボード13の上面に敷くと好適であり、
この電熱ボードにおいては鋼板で覆われていない
ため、歩行感がソフトとなるものである。
第3図は上記の電熱ボード13を用いた本発明
の施工法の第1実施例を示す。すなわち、施工に
あたつては、先ず床15上に電熱ボード13を敷
き、その各側部にフエルトからなる副材16を隣
接して敷いた点に特徴を有している。したがつ
て、フエルトを用いているために簡単に切断する
ことができ、寸法合わせ切りが容易であり、ま
た、熱による電熱ボード13の伸びを吸収でき、
かつ別段クツシヨン材を敷かなくとも歩行感もソ
フトになるものである。
の施工法の第1実施例を示す。すなわち、施工に
あたつては、先ず床15上に電熱ボード13を敷
き、その各側部にフエルトからなる副材16を隣
接して敷いた点に特徴を有している。したがつ
て、フエルトを用いているために簡単に切断する
ことができ、寸法合わせ切りが容易であり、ま
た、熱による電熱ボード13の伸びを吸収でき、
かつ別段クツシヨン材を敷かなくとも歩行感もソ
フトになるものである。
なお、第4図は第2実施例であり、この実施例
のように、床15の上に先ず下地材としてフエル
ト材17を敷き、その上面に電熱ボード13、フ
エルト材16および表面仕上げ用のカーペツト1
4を敷いて施工を行なつても良いことは勿論であ
る。この場合には床15上にフエルト材17が敷
設されているため、より歩行感が良好となり、か
つ良好なるクツシヨン性が得られるものである。
のように、床15の上に先ず下地材としてフエル
ト材17を敷き、その上面に電熱ボード13、フ
エルト材16および表面仕上げ用のカーペツト1
4を敷いて施工を行なつても良いことは勿論であ
る。この場合には床15上にフエルト材17が敷
設されているため、より歩行感が良好となり、か
つ良好なるクツシヨン性が得られるものである。
第5図は本発明の第3実施例を示すもので、本
発明においては、副材としてフエルト材16を用
いているため、電熱ボード13に接続されたケー
ブル13aの配線作業に際し、フエルト材16の
一部を切断して溝16aを作り、その中にケーブ
ル13aを容易に埋設することができ、作業が極
めて容易となるものである。
発明においては、副材としてフエルト材16を用
いているため、電熱ボード13に接続されたケー
ブル13aの配線作業に際し、フエルト材16の
一部を切断して溝16aを作り、その中にケーブ
ル13aを容易に埋設することができ、作業が極
めて容易となるものである。
(発明の効果)
以上の通り本発明によれば、フエルト材の間に
ヒータをサンドイツチ状に介在した電熱ボードに
隣接してフエルト材を敷くようにしたもので、フ
エルト材は切断が容易で施工作業に優れ、かつフ
エルト材の柔らかさが電熱ボードの伸びを吸収す
るので、表面が凹凸になることがない。
ヒータをサンドイツチ状に介在した電熱ボードに
隣接してフエルト材を敷くようにしたもので、フ
エルト材は切断が容易で施工作業に優れ、かつフ
エルト材の柔らかさが電熱ボードの伸びを吸収す
るので、表面が凹凸になることがない。
また、ソフトな感触があり、それらの上に特に
クツシヨン材を敷かなくとも良好なる歩行感が得
られ、この場合熱効率が良く暖房性に優れ、さら
に表面にカーペツトを敷けばその仕上げ表面の感
触はソフトであり、歩行感が極めて良行である効
果がある。
クツシヨン材を敷かなくとも良好なる歩行感が得
られ、この場合熱効率が良く暖房性に優れ、さら
に表面にカーペツトを敷けばその仕上げ表面の感
触はソフトであり、歩行感が極めて良行である効
果がある。
さらに、電熱ボードに接続されたケーブルの配
線作業に際し、フエルト材の一部を切断して溝を
作り、その中にケーブルを容易に埋設し得、作業
性が良い。
線作業に際し、フエルト材の一部を切断して溝を
作り、その中にケーブルを容易に埋設し得、作業
性が良い。
第1図は本発明に用いられる電熱ボードの断面
図、第2図は同上の電熱ボード上にカーペツトを
敷設した状態を示す断面図、第3図は本発明の第
1実施例の断面図、第4図は本発明の第2実施
例、第5図は本発明は第3実施例、第6図ないし
第8図はそれぞれ従来例である。 11……ヒータ、12,16,17……フエル
ト材、13……電熱ボード、13a……ケーブ
ル、14……カーペツト、15……床、16a…
…溝。
図、第2図は同上の電熱ボード上にカーペツトを
敷設した状態を示す断面図、第3図は本発明の第
1実施例の断面図、第4図は本発明の第2実施
例、第5図は本発明は第3実施例、第6図ないし
第8図はそれぞれ従来例である。 11……ヒータ、12,16,17……フエル
ト材、13……電熱ボード、13a……ケーブ
ル、14……カーペツト、15……床、16a…
…溝。
Claims (1)
- 1 敷設面上に、フエルト材の間にヒータを介在
してなる電熱ボードを敷き、かつこの電熱ボード
に隣接して副材であるフエルト材を配し、この副
材であるフエルト材の一部を切断して溝を作り、
その中に電熱ボードに接続されたケーブルを埋設
して施工を行うことを特徴とした電熱ボードの施
工法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22691982A JPS59119694A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 電熱ボ−ドおよびその施工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22691982A JPS59119694A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 電熱ボ−ドおよびその施工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59119694A JPS59119694A (ja) | 1984-07-10 |
JPH0239076B2 true JPH0239076B2 (ja) | 1990-09-04 |
Family
ID=16852650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22691982A Granted JPS59119694A (ja) | 1982-12-27 | 1982-12-27 | 電熱ボ−ドおよびその施工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59119694A (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5818110Y2 (ja) * | 1977-06-20 | 1983-04-12 | 三洋電機株式会社 | 電気加熱敷物 |
-
1982
- 1982-12-27 JP JP22691982A patent/JPS59119694A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59119694A (ja) | 1984-07-10 |
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