JPH01207566A - フラットケーブルを含む床仕上げ構造及び床仕上げ方法 - Google Patents
フラットケーブルを含む床仕上げ構造及び床仕上げ方法Info
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- JPH01207566A JPH01207566A JP2950488A JP2950488A JPH01207566A JP H01207566 A JPH01207566 A JP H01207566A JP 2950488 A JP2950488 A JP 2950488A JP 2950488 A JP2950488 A JP 2950488A JP H01207566 A JPH01207566 A JP H01207566A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ビル等建築物におけるフローリングに関し、
特にフラットケーブルが匍加配線されこれを隠蔽して提
供される床仕上げ構造及び床仕上げ方法に関する。
特にフラットケーブルが匍加配線されこれを隠蔽して提
供される床仕上げ構造及び床仕上げ方法に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕インテ
リジェントビルと称した、高度情報化が進んだビルやO
A化が進んだオフィスでは、電力、通信、データ等の各
種の配線に対し、機器の増設、移設、机のレイアウトの
変更に対するフレキシビリティを持たせ、尚且つ露出配
線を皆無化してオフィス環境を向上させることから、コ
ンクリート床下地面上にフラットケーブルを匍匐配線し
、このフラットケーブルを含めた床下地上に50C11
角のタイル状とされた繊維質カーペットを敷き詰めて所
定の床仕上げを行う方法が提案され、既に実用に供され
ている。
リジェントビルと称した、高度情報化が進んだビルやO
A化が進んだオフィスでは、電力、通信、データ等の各
種の配線に対し、機器の増設、移設、机のレイアウトの
変更に対するフレキシビリティを持たせ、尚且つ露出配
線を皆無化してオフィス環境を向上させることから、コ
ンクリート床下地面上にフラットケーブルを匍匐配線し
、このフラットケーブルを含めた床下地上に50C11
角のタイル状とされた繊維質カーペットを敷き詰めて所
定の床仕上げを行う方法が提案され、既に実用に供され
ている。
かかるタイル状のカーペットは、置敷敷設を行うために
、パイルカーペット層を表層としてこれの裏側に3〜4
11程度の厚さのバッキング層が裏打ちされたものであ
る。そのバッキング層は、アアスファルト系のビチュー
メンやビニル樹脂系の材料が用いられているが、これら
は敷設後の室温の変化等により膨張収縮して微妙な寸法
変化が起こり、これがタイルとして敷設した多数のカー
ペットに生じてこれが蓄積されて、ギヤツブが発生した
り、隣接するタイルカーペット突き合い部分が突き上が
ったりする現象が起こる。
、パイルカーペット層を表層としてこれの裏側に3〜4
11程度の厚さのバッキング層が裏打ちされたものであ
る。そのバッキング層は、アアスファルト系のビチュー
メンやビニル樹脂系の材料が用いられているが、これら
は敷設後の室温の変化等により膨張収縮して微妙な寸法
変化が起こり、これがタイルとして敷設した多数のカー
ペットに生じてこれが蓄積されて、ギヤツブが発生した
り、隣接するタイルカーペット突き合い部分が突き上が
ったりする現象が起こる。
このことから、かかるバッキング層にはガラス繊維等の
メツシュを埋め込んで膨張収縮を抑制する等の工夫が施
されて来た。
メツシュを埋め込んで膨張収縮を抑制する等の工夫が施
されて来た。
上記のような構造によるタイルカーペットは、床仕上げ
上コストアンプの要因となっており、改善の余地があっ
た。
上コストアンプの要因となっており、改善の余地があっ
た。
また、かかるタイルカーペットは、単に置敷するだけで
良いため、配線経路に対応するタイルカーペットを一旦
剥がし、露出した床下地上にフラットケーブルを敷設す
ることで、任意の配線態様を敷くことができるように配
慮されているが、当該フラットケーブルは、薄いとは言
え1〜3龍程度の厚さがあり、この厚み分をかかるバッ
キング層の変形により吸収して表面の隆起を起こさない
ものとしていても、変型なる歩行者の踏み付は等にて表
層のパイルカーペットにフラットケーブルの厚み分が隆
起し、ケーブルの存在が容易に判ってしまうことがある
。
良いため、配線経路に対応するタイルカーペットを一旦
剥がし、露出した床下地上にフラットケーブルを敷設す
ることで、任意の配線態様を敷くことができるように配
慮されているが、当該フラットケーブルは、薄いとは言
え1〜3龍程度の厚さがあり、この厚み分をかかるバッ
キング層の変形により吸収して表面の隆起を起こさない
ものとしていても、変型なる歩行者の踏み付は等にて表
層のパイルカーペットにフラットケーブルの厚み分が隆
起し、ケーブルの存在が容易に判ってしまうことがある
。
また特に電力用のフラットケーブルに対してかかるカー
ペットを適用した所謂アンダーカーペット配線方式の場
合には、金属製の事務用品が落ちてこれがカーペットを
容易に貫通してフラットケーブルを刺し貫くことがあっ
て感電の危険性を孕むため、フラットケーブルの絶縁被
覆上にかかる金属製品の貫通を容易に許さない程度に硬
くて厚さが0.2〜0.3龍程度の保護用薄肉金属テー
プを設けることが必要であり、材料、工数上でのコスト
アンプがさらに大きくなり、而もかかる保護用金属テー
プの存在によって、−旦敷設したフラットケーブルを机
の配置替えや電気機器の配置替え等により度々必要とな
る配置替えや、事務機器の増設等による配線の増設時に
おける配線を厄介なものとする傾向があった。
ペットを適用した所謂アンダーカーペット配線方式の場
合には、金属製の事務用品が落ちてこれがカーペットを
容易に貫通してフラットケーブルを刺し貫くことがあっ
て感電の危険性を孕むため、フラットケーブルの絶縁被
覆上にかかる金属製品の貫通を容易に許さない程度に硬
くて厚さが0.2〜0.3龍程度の保護用薄肉金属テー
プを設けることが必要であり、材料、工数上でのコスト
アンプがさらに大きくなり、而もかかる保護用金属テー
プの存在によって、−旦敷設したフラットケーブルを机
の配置替えや電気機器の配置替え等により度々必要とな
る配置替えや、事務機器の増設等による配線の増設時に
おける配線を厄介なものとする傾向があった。
なお、これらの問題は、一般のビニル樹脂等のプラスチ
ック材料に製作されたプラスチックタイルの場合にも起
こりがちである。
ック材料に製作されたプラスチックタイルの場合にも起
こりがちである。
本発明は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、
フラットケーブルを葡萄配線する床下地の上の床仕上げ
において、コスト低減に寄与し且つフラットケーブルの
配線上でも表面が美麗に仕上げられ、なおまた作業性を
も向上させ得る、改良された床仕上げ構造及び床仕上げ
方法の提供を目的とする。
フラットケーブルを葡萄配線する床下地の上の床仕上げ
において、コスト低減に寄与し且つフラットケーブルの
配線上でも表面が美麗に仕上げられ、なおまた作業性を
も向上させ得る、改良された床仕上げ構造及び床仕上げ
方法の提供を目的とする。
上記目的に適うものとして本発明は、フラットケーブル
を期用配線した床下地に対して、クッション層、補強層
及び化粧層が積層状態で設けられ、当該補強層に剛性を
有する金属板を用いた、床仕上げ構造を提供するもので
ある。
を期用配線した床下地に対して、クッション層、補強層
及び化粧層が積層状態で設けられ、当該補強層に剛性を
有する金属板を用いた、床仕上げ構造を提供するもので
ある。
かかる床仕上げ構造を得るために本発明は、クッション
層、剛性を有する金属板からなる補強層及び化粧層が積
層一体化され且つ所定の寸法のユニットとされたタイル
状の床材として、これの多数枚をフラットケーブルが部
用配線された床下地上に敷き詰めて行く方法を提供する
。
層、剛性を有する金属板からなる補強層及び化粧層が積
層一体化され且つ所定の寸法のユニットとされたタイル
状の床材として、これの多数枚をフラットケーブルが部
用配線された床下地上に敷き詰めて行く方法を提供する
。
フラットケーブルの厚み分を自己の厚み方向の変形(潰
れ)によって吸収するために設けられたクッション層と
、表層となる化粧層との間に積層一体化された補強層と
しての剛性を有する金属板は、それ自身の熱膨張収縮が
ビチューメンやビニル樹脂等の材料に比して桁違いに小
さいため、それに積層一体とされた特に温度変化に影響
され易いクッション層の膨張収縮を抑制することができ
、寸法安定性に寄与する。また、与えられた剛性により
匍加配線されたフラットケーブル部の隆起による厚み方
向の変形が抑えられ、化粧層への隆起等の変形の影響を
小さくしている。
れ)によって吸収するために設けられたクッション層と
、表層となる化粧層との間に積層一体化された補強層と
しての剛性を有する金属板は、それ自身の熱膨張収縮が
ビチューメンやビニル樹脂等の材料に比して桁違いに小
さいため、それに積層一体とされた特に温度変化に影響
され易いクッション層の膨張収縮を抑制することができ
、寸法安定性に寄与する。また、与えられた剛性により
匍加配線されたフラットケーブル部の隆起による厚み方
向の変形が抑えられ、化粧層への隆起等の変形の影響を
小さくしている。
さらに、剛性を有する金属板は、化粧層を貫通する金属
物に対してそれを刺し貫くことを許さない障壁となり、
また、床仕上げ後安易に重い機器や机の設置しても筒用
配線されたフラットケーブルを損傷させない、機械的保
護としても機能する。
物に対してそれを刺し貫くことを許さない障壁となり、
また、床仕上げ後安易に重い機器や机の設置しても筒用
配線されたフラットケーブルを損傷させない、機械的保
護としても機能する。
その機械的保護に役立つことに鑑み、特に本発明では、
クッション層、剛性を有する金属板を用いた補強層及び
化粧層が積層一体化され且つ所定の寸法のユニットとさ
れたタイル状の床材を用いて、これの多数枚を、良導電
性シートで上表面が覆われたフラットケーブルを葡萄配
線している床下地上に敷き詰めていく方法を提供する。
クッション層、剛性を有する金属板を用いた補強層及び
化粧層が積層一体化され且つ所定の寸法のユニットとさ
れたタイル状の床材を用いて、これの多数枚を、良導電
性シートで上表面が覆われたフラットケーブルを葡萄配
線している床下地上に敷き詰めていく方法を提供する。
この方法によれば、従来電力用アンダーカーペット配線
方式において、フラットケーブルの上を機械的に保護す
るために当該ケーブルの上に載設することが義務付けら
れていた814板等の金属テープを省略することが可能
となる。
方式において、フラットケーブルの上を機械的に保護す
るために当該ケーブルの上に載設することが義務付けら
れていた814板等の金属テープを省略することが可能
となる。
なお、前記良導電性シートは、例えば銅シートの如き電
気抵抗の小さいものを用いて電気的接地を図るために不
可避的に必要となるもので、そしてフラットケーブルに
万が−刺し貫く金属物があってもそれは当該ケーブルの
導体に電気的に導通される以前に接地された良導電性金
属シートに必ず電気的に導通されることによって、感電
等の危険性を排除するものである。
気抵抗の小さいものを用いて電気的接地を図るために不
可避的に必要となるもので、そしてフラットケーブルに
万が−刺し貫く金属物があってもそれは当該ケーブルの
導体に電気的に導通される以前に接地された良導電性金
属シートに必ず電気的に導通されることによって、感電
等の危険性を排除するものである。
以下、添付した図面に基づいてさらに具体的に説明する
。
。
第1図は、本発明によって提供された床仕上げ構造の好
ましい概要を示したもので、コンクリート床下地1の良
く清掃された表面上にフラットケーブル2が葡萄配線さ
れており、このフラットケーブル2を含めた当該床下地
上において、タイル状の床材3,3.3・・・が置数式
に敷き詰めていくことにより、床仕上げしている。
ましい概要を示したもので、コンクリート床下地1の良
く清掃された表面上にフラットケーブル2が葡萄配線さ
れており、このフラットケーブル2を含めた当該床下地
上において、タイル状の床材3,3.3・・・が置数式
に敷き詰めていくことにより、床仕上げしている。
しかして、床材3は、特に第2図に示しているように、
基布にパイルカーペットを植え込んで構成されている化
粧N4と、発泡プラスチック材からなるクッション層5
と、さらにそれら化粧層4とクッションN5との間に介
在された剛性を有する金属板からなる補強N6とを有し
ており、かかる補強N6としての金属板には、例えば鋼
板が適しており、そのものでは0.3〜Q、5mmの厚
さを持つものであれば補強層として充分に機能すること
がliI認された。鋼板以外でもそれと同等の機械的特
性を有するものであればこれの適用を妨げるものではな
い。
基布にパイルカーペットを植え込んで構成されている化
粧N4と、発泡プラスチック材からなるクッション層5
と、さらにそれら化粧層4とクッションN5との間に介
在された剛性を有する金属板からなる補強N6とを有し
ており、かかる補強N6としての金属板には、例えば鋼
板が適しており、そのものでは0.3〜Q、5mmの厚
さを持つものであれば補強層として充分に機能すること
がliI認された。鋼板以外でもそれと同等の機械的特
性を有するものであればこれの適用を妨げるものではな
い。
補強N6としての金属板に対しては、これの−方の面に
おいて化粧層4における基布を接着剤で積層一体化する
とともに、他方の面においてクッション層5としての発
泡プラスチック材を板状としてこれを接着剤にて積層一
体化し、そしてその積層体を例えば50a1角のタイル
状にして所定のユニット床材3を構成している。
おいて化粧層4における基布を接着剤で積層一体化する
とともに、他方の面においてクッション層5としての発
泡プラスチック材を板状としてこれを接着剤にて積層一
体化し、そしてその積層体を例えば50a1角のタイル
状にして所定のユニット床材3を構成している。
このように補強層6としての金属板に温度変化による影
響が大きい特にクッション層5を積層一体化されている
ことで、ユニットタイルとしたときの寸法安定性を向上
させることができ、これを敷き詰めたきにギャップや突
き合わせ部の浮き上がりを防止することができるものと
なる。
響が大きい特にクッション層5を積層一体化されている
ことで、ユニットタイルとしたときの寸法安定性を向上
させることができ、これを敷き詰めたきにギャップや突
き合わせ部の浮き上がりを防止することができるものと
なる。
化粧層4は、文字通り床仕上げの表面の化粧を行うもの
で、かかるパイルカーペア)はビル内オフィスにおいて
最適のものである。しかし、それ以外の例えば、ビニル
樹脂等のプラスチック材料による所謂プラスチックタイ
ルの適用も可能である。
で、かかるパイルカーペア)はビル内オフィスにおいて
最適のものである。しかし、それ以外の例えば、ビニル
樹脂等のプラスチック材料による所謂プラスチックタイ
ルの適用も可能である。
り、ジョンN5は、所謂裏打層となるもので、コンクリ
ート床下地面における微小の凹凸やフラットケーブルの
床下地に対する隆起を自己の厚さ方向の変形(潰れ)に
より容易に吸収させるものとしており、なおまた床下地
に対して設置されたときに馴染み特性を良くして置敷さ
れた場合の横ずれ防止をも図れるものが良い。その意味
で上述した発泡プラスチック板は最適である。しかしそ
れと同等の性能を有するものであれば、それの適用を妨
げるものではない。
ート床下地面における微小の凹凸やフラットケーブルの
床下地に対する隆起を自己の厚さ方向の変形(潰れ)に
より容易に吸収させるものとしており、なおまた床下地
に対して設置されたときに馴染み特性を良くして置敷さ
れた場合の横ずれ防止をも図れるものが良い。その意味
で上述した発泡プラスチック板は最適である。しかしそ
れと同等の性能を有するものであれば、それの適用を妨
げるものではない。
発泡プラスチック仮によるときは、例えば発泡度lO%
の発泡ポリエチレン板を採用した場合には、3〜4誦1
程度の厚みがあれば充分に実用に供せられることが確認
された。
の発泡ポリエチレン板を採用した場合には、3〜4誦1
程度の厚みがあれば充分に実用に供せられることが確認
された。
第3図及び第4図は、電力用フラットケーブル21を筒
用配線した床下地に対する床仕上げ例を示したもので、
床材3には、前述したユニットタイル状のものが適用さ
れている。
用配線した床下地に対する床仕上げ例を示したもので、
床材3には、前述したユニットタイル状のものが適用さ
れている。
カーペット下敷き電力用フラットケーブル21は、薄い
銅帯からなる導体の複数本を並列してこれらの上下から
プラスチックシートをラミネートして絶縁被覆を施した
構成のフラットケーブル本体と、この下面を覆ってコン
クリート床下地に対して保護を図るプラスチックシート
と、当該フラットケーブル本体の上を覆う接地用の薄銅
帯等の良導電性シートと、さらにその上を覆う薄鋼板等
の金属シートとで構成されることを基本としたもので、
これはガラス繊維補強によるカーペットの下敷き配線用
として開発されたもので、それらを積層したときの全体
の厚みは1.0〜1.5mm程度である。
銅帯からなる導体の複数本を並列してこれらの上下から
プラスチックシートをラミネートして絶縁被覆を施した
構成のフラットケーブル本体と、この下面を覆ってコン
クリート床下地に対して保護を図るプラスチックシート
と、当該フラットケーブル本体の上を覆う接地用の薄銅
帯等の良導電性シートと、さらにその上を覆う薄鋼板等
の金属シートとで構成されることを基本としたもので、
これはガラス繊維補強によるカーペットの下敷き配線用
として開発されたもので、それらを積層したときの全体
の厚みは1.0〜1.5mm程度である。
第3図の例では、コンクリート床下地l上に上述のよう
にして開発された電力用フラットケーブル21つまりプ
ラスチックシート2a、フラットケーブル本体2b、接
地用の良導電性金属シート2C1そして機械的保護用の
金属シー)2dが積層状態で期用配線されており、そし
てこのフラットケーブル2Iを含めたコンクリート床下
地l上に床材3がそのクッション層5を向けて置数式に
敷設したものである。
にして開発された電力用フラットケーブル21つまりプ
ラスチックシート2a、フラットケーブル本体2b、接
地用の良導電性金属シート2C1そして機械的保護用の
金属シー)2dが積層状態で期用配線されており、そし
てこのフラットケーブル2Iを含めたコンクリート床下
地l上に床材3がそのクッション層5を向けて置数式に
敷設したものである。
本例によれば、床材3のクッションN5が与えられた軟
らかさにより床下地の微小凹凸やフラットケーブル21
の厚さ分の隆起に対して己自身に変形を受け、その変形
時の圧力は剛性を有する金属板6にも及ぶが、同金属板
6は与えられた剛性により変形することがなく、従って
化粧層4において特にフラットケーブル21の存在が判
るような当該ケーブル部上での盛り上がりが防止され、
美麗にして平滑な床仕上げが実現されるものである。
らかさにより床下地の微小凹凸やフラットケーブル21
の厚さ分の隆起に対して己自身に変形を受け、その変形
時の圧力は剛性を有する金属板6にも及ぶが、同金属板
6は与えられた剛性により変形することがなく、従って
化粧層4において特にフラットケーブル21の存在が判
るような当該ケーブル部上での盛り上がりが防止され、
美麗にして平滑な床仕上げが実現されるものである。
そして、フラットケーブル本体2bは、機械的保護用金
属シート2dと床材3における補強層6としての剛性を
有する金属板とで二重に保護されることから、特に重い
機器を設置したり鋭利な金属物が多用される室内の床部
に対して有効なものとなる。
属シート2dと床材3における補強層6としての剛性を
有する金属板とで二重に保護されることから、特に重い
機器を設置したり鋭利な金属物が多用される室内の床部
に対して有効なものとなる。
第4図の例では、コンクリート床下地1上に、電力用フ
ラットケーブル2.としての、プラスチックシート2a
、フラットケーブル本体2b及び接地用として必要不可
欠となる良導電性金属シー)2cを積層状態で期用配線
しており、そのフラットケーブル21を含む床下地上に
上述した床材3を置敷式に敷き詰めたものである。
ラットケーブル2.としての、プラスチックシート2a
、フラットケーブル本体2b及び接地用として必要不可
欠となる良導電性金属シー)2cを積層状態で期用配線
しており、そのフラットケーブル21を含む床下地上に
上述した床材3を置敷式に敷き詰めたものである。
本例によれば、化粧層6におけるフラットケーブル21
の存在が判るような盛り上がりを防止できることは勿論
、床材3における補強層6としての金属板が、化粧層4
を貫通する金属物に対して障壁として、フラットケーブ
ル2.の機械的保護用金属テープを省略しているので、
材料、工数上でのコスト低減に寄与し、−旦敷設したフ
ラットケーブルを机の配置替えや電気機器の配置替え等
により度々必要となる配置替えや、事務機器の増設等に
よる配線の増設時における配線にも容易に対応すること
ができる。
の存在が判るような盛り上がりを防止できることは勿論
、床材3における補強層6としての金属板が、化粧層4
を貫通する金属物に対して障壁として、フラットケーブ
ル2.の機械的保護用金属テープを省略しているので、
材料、工数上でのコスト低減に寄与し、−旦敷設したフ
ラットケーブルを机の配置替えや電気機器の配置替え等
により度々必要となる配置替えや、事務機器の増設等に
よる配線の増設時における配線にも容易に対応すること
ができる。
本発明によれば、以下に列挙する効果を有する。
(1) 床材としての温度変化による熱膨張収縮が抑
制されるため、これをタイル状として敷き詰めても隣接
する床材間でのギャップや突き上がり現象を防いで見栄
えの良い床仕上げを実施することができ、而もそれのた
めに高価な部材を使用することなく安価で入手が容易な
金属板を適用して行うから、経済的に有利となる。
制されるため、これをタイル状として敷き詰めても隣接
する床材間でのギャップや突き上がり現象を防いで見栄
えの良い床仕上げを実施することができ、而もそれのた
めに高価な部材を使用することなく安価で入手が容易な
金属板を適用して行うから、経済的に有利となる。
(2)床材を置敷する床下地上に期用配線したフラット
ケーブルによって仕上げ床材の表層としての化粧層に対
する盛り上がりをそれ自身に有する剛性を有した金属板
により抑えることができ、平滑にして美麗な床仕上げが
可能となる。
ケーブルによって仕上げ床材の表層としての化粧層に対
する盛り上がりをそれ自身に有する剛性を有した金属板
により抑えることができ、平滑にして美麗な床仕上げが
可能となる。
(3) 床材に有する補強層としての剛性を有する金
属板が化粧層を貫通する鋭利な金属物に対してこれを刺
し貫かせない障壁を構成するので、期用配線されたフラ
ットケーブルの保護が確実になる。なおまた、アンダー
カーペット配線方式において必要とされていた機械的保
護用金属テープを省くことも可能となり、配線材料、工
数上でのコスト低減に寄与し、−旦敷設したケープルの
配置替えや、増設等にも容易に対処し易くできるもので
ある。
属板が化粧層を貫通する鋭利な金属物に対してこれを刺
し貫かせない障壁を構成するので、期用配線されたフラ
ットケーブルの保護が確実になる。なおまた、アンダー
カーペット配線方式において必要とされていた機械的保
護用金属テープを省くことも可能となり、配線材料、工
数上でのコスト低減に寄与し、−旦敷設したケープルの
配置替えや、増設等にも容易に対処し易くできるもので
ある。
添付図面は本発明の実施例を示すもので、第1図はフラ
ットケーブルを含む床仕上げの好ましい一実施例を示す
断面的説明図、第2図は同床仕上げにおいて用いられる
床材の例を示す斜視説明図、第3図及び第4図は電力用
フラットケーブルを匍加配線した床への二様の仕上げ例
を示す断面説明図である。 1:コンクリート床下地、2:フラットケーブル、2、
:電力用フラットケーブル、2aニブラスチツクシート
、2b:フラットケーブル本体、2C:両導電性金属シ
ート、2d:機械的保護用の金属シート、3:床材、4
:化粧層、5:クッション層、6:剛性を有する金属板
からなる補強層、第 2riU
ットケーブルを含む床仕上げの好ましい一実施例を示す
断面的説明図、第2図は同床仕上げにおいて用いられる
床材の例を示す斜視説明図、第3図及び第4図は電力用
フラットケーブルを匍加配線した床への二様の仕上げ例
を示す断面説明図である。 1:コンクリート床下地、2:フラットケーブル、2、
:電力用フラットケーブル、2aニブラスチツクシート
、2b:フラットケーブル本体、2C:両導電性金属シ
ート、2d:機械的保護用の金属シート、3:床材、4
:化粧層、5:クッション層、6:剛性を有する金属板
からなる補強層、第 2riU
Claims (3)
- (1)フラットケーブルを匍匐配線した床下地の上に、
クッション層、補強層及び化粧層が積層状態で設けられ
、当該補強層に剛性を有する金属板が用いられているこ
とを特徴とするフラットケーブルを含む床仕上げ構造。 - (2)クッション層、剛性を有する金属板を用いた補強
層及び化粧層が積層一体化され且つ所定の寸法のユニッ
トとされたタイル状の床材を用いて、これの多数枚をフ
ラットケーブルを匍匐配線した床下地上に敷き詰めて行
くことを特徴とするフラットケーブルを含む床仕上げ方
法。 - (3)クッション層、剛性を有する金属板を用いた補強
層及び化粧層が積層一体化され且つ所定の寸法のユニッ
トとされたタイル状の床材を用いて、これの多数枚を、
良導電性シートで上表面が覆われたフラットケーブルを
匍匐配線している床下地上に敷き詰めていくことを特徴
とするフラットケーブルを含む床仕上げ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2950488A JPH01207566A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | フラットケーブルを含む床仕上げ構造及び床仕上げ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2950488A JPH01207566A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | フラットケーブルを含む床仕上げ構造及び床仕上げ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01207566A true JPH01207566A (ja) | 1989-08-21 |
Family
ID=12277919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2950488A Pending JPH01207566A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | フラットケーブルを含む床仕上げ構造及び床仕上げ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01207566A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6839988B2 (en) | 2000-03-13 | 2005-01-11 | Compagnie Du Sol | Drilling apparatus for hard ground |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP2950488A patent/JPH01207566A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6839988B2 (en) | 2000-03-13 | 2005-01-11 | Compagnie Du Sol | Drilling apparatus for hard ground |
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