JPH0238917A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH0238917A
JPH0238917A JP63190034A JP19003488A JPH0238917A JP H0238917 A JPH0238917 A JP H0238917A JP 63190034 A JP63190034 A JP 63190034A JP 19003488 A JP19003488 A JP 19003488A JP H0238917 A JPH0238917 A JP H0238917A
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vibrator
driving
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JP63190034A
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Tadashi Konno
近野 正
Hiroaki Yamada
博章 山田
Seiichi Fujimura
藤村 誠一
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NEC Corp
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、振動ジャイロに関する。
〔従来の技術〕
振動ジャイロは、振動子を駆動用圧電素子で駆動して振
動させ、この振動子に角速度が加わった時に生じるコリ
オリの力による振動子の前記駆動1lIS動方向と直交
する方向の振動(検出側S!′h)を検出用圧電素子に
より検出して、加わった角速度を検出するものであるが
、安定で精度よい検出出力を得るためには、漏れ電圧、
すなわち、駆動側の影W(振動子の駆動側振動が与える
3%[的影響、および駆動用圧電素子に印加する電圧が
与える電気的影響)により検出用圧電素子に発生する誤
差電圧を小さく押さえることが必要である。
従来、この漏れ電圧を抑える構造として第6図に示すも
のがある。この振動ジャイロは、音叉型振動子を持つ音
叉型振動ジャイロであって、この音叉型振動子1は、駆
動用振動板2と検出用振動板3とを直角に設けて構成し
た振動片4を左右に持つ構造である。そして、振動子は
下端面部を垂直な支持軸5で支持されている。また、駆
動用振動板2には駆動用圧電素子6が張り付けられ、検
出用振動板3には検出用圧電素子7が張り付けられてい
る。こられの圧電素子6.7の極性は図示の通りである
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の振動ジャイロは、振動子1の同一の部分が駆
動方向にも検出方向にも振動する構造ではなく、駆動用
振動板2すなわち駆動用の振動部と、検出用振動板3す
なわち検出用の振動部と力(別々にあり、かつ、互いに
直交して1)るので、検出用圧電素子7に与える駆動側
の影響は少なく、前述の漏れ電圧の発生が小さく抑えら
れる。し力)しながら、この振動ジャイロは、支持軸5
力(振動子1の重心を支持するものでなし)から、タト
部力1ら加わる振動(外部振動)によって振動子IGこ
ノイズとしての振動が発生し、コリオリカ検出の精度が
低下する。
また、互いに直角な駆動用振動板2と検出用振動板3と
を一体結合したこの振動子11よ形状的に加工が簡単で
ない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、漏れ電圧を
小さく抑えることができ、外部振動の影響が少ない振動
ジャイロを得ることを第1の目的とし、さらに、加工が
容易な振動ジャイロを4%ることを第2の目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明では上記課題を解決するために、H型振動子を構
成する4本の振動片を、駆動用振動板の先端にこの駆動
用振動板の厚み方向と直角の厚み方向を持つ検出用振動
板を一体に結合して形成し、このH型振動子の重心を貫
通する支持軸を設けた。
〔作用] 上記構成において、駆動用振動板すなわち駆動用の振動
部と、駆動用振動板すなわち検出用の振動部とが別々に
あり、かつ互いに直交しているから、検出用振動板側に
設けられる検出用圧電素子に与える駆動側の影響は少な
く、漏れ電圧は小さく抑えられる。
また、振動子は支持軸により重心を支持されるから、外
部振動で振動子に無用な振動、つまり。
駆動の振動またはコリオリカによる振動とは無関係な振
動が生じることは極力防止され、検出精度が向上する。
また、検出用振動板の幅寸法を駆動用振動板の厚み寸法
と同じとすることにより、1枚板から所定の輪郭と切り
出す簡単な加工で所望の振動子形状を得ることができ、
振動子の加工が著しく容易になる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
第1図、第2図において、振動子10は上下左右の4本
の振動片11を有して8字形をなすH型振動子であり、
各振動片11は、駆動用振動板12の先端にこの駆動用
振動板12の厚み方向く第1図等でX方向)と直角の厚
み方向くすなわち第1図等でX方向)を持つ検出用振動
板13を一体に結合した構成である。そして、各駆動用
振動板12の厚み方向くX方向)外側の面に駆動用圧電
素子14力弓長りけけられ、各検出用振動板13の厚み
方向(X方向)の両面に検出用圧電素子15が張り付け
られている0図示のように、4枚の駆動用圧電素子14
の極性は、左右を同極性、上下を逆極性としており、検
出用圧電素子15の極性は、8字形の正面から見た時の
対角線上のものどうしを同極性、左右を逆極性、かつ、
板厚を隔てて対向するものどうしを逆極性としている。
また振動子10の正面から見た中心を通る正面中心線を
貫通して支持軸16が固定されている。この支持軸16
の両端は振動ジャイロのケーシング17に固定されてい
る。
上記構成の振動ジャイロの動作を説明する。
各駆動用振動板12の駆動用圧電素子14に交流電圧を
印加すると、各駆動用振動板12は、第3図に示すよう
にX方向で、上側と下側とが互いに反対方向で左右対称
の振動モードで振動する。
したがって、駆動用振動板12と一体の検出用振動板1
3は同図に示すように駆動用振動板12と同方向に振動
する。ここで振動子10に2軸回りの角速度が加わると
、検出用振動板13には、駆動側の振動方向(X方向)
と直交するX方向のコリオリの力が発生し、第4図に示
すように検出用振動板13がX方向に振動し、検出用圧
電素子15はこの検出側の振動により電圧を発生してコ
リオリの力を検出する。
上記のコリオリの力検出の動作において、駆動側の振動
方向(X方向)は検出用振動板13の幅方向であるから
、第3図の駆動側振動モードでは検出用振動板13はた
わみにくく、また、コリオリの力による検出側の振動方
向(y方向)は駆動用振動板12の幅方向であるから、
第4図の検出(11振動モードでは駆動用振動板13は
たわみにくい、したがって、駆動側振動によって検出用
振動板13に検出m振動方向(y方向)の振動が生じる
ことはきわめて少なく、この機械的影響による漏れ電圧
は小さく抑えられる。また、検出用振動板13と駆動用
振動板12と別々であり、かつ互いに直交してるから、
駆動用圧電素子14に印加した電圧が検出用圧電素子1
5に影響する電気的影響による漏れ電圧も小さく抑えら
れる。
また、振動子10は支持軸16により重心を支持される
ているので、外部振動で振動子10に無用な振動、つま
り、駆動用圧電素子14による駆動の振動またはコリオ
リの力による振動とは無関係な振動が生じることは極力
防止され、検出精度が向上する。
また、駆動側振動に及ぼす支持の影響については、支持
軸16は振動子10の駆動側振動の節を貫通しているの
で、この支持軸16により駆動の振動モードが影響を受
けることは少ない、また、検出用振動板13の配置から
して、検出側の振動モードは2支持軸16によりほとん
ど影響を受けない、したがって、安定した精度よいコリ
オリカ検出が可能である。
第5図は他の実施例を示す、この実施例は、H型振動子
を構成する4本の振動片11が互いに直角な駆動用振動
板12と検出用振動板13とで構成され、支持軸16に
より振動子10の重心を支持されているという点では、
前述の実施例と同じであるが、この実施例では、検出用
振動板13の厚み寸法(tl)を駆動用振動板12の厚
み寸法(t2)より小さく取り、検出用振動板13の幅
寸法(w >を駆動用振動板12の厚み寸法と同じ(w
=tz)としたものである。
なお、この実施例における駆動側振動モードおよび検出
側振動モードは、第1図〜第4図の実施例における振動
モードと逆である。すなわち、駆動用圧電素子14によ
る駆動用振動板12の駆動側振動モードは第4区におけ
る検出用振動板の振動モードと同じであり、コリオリの
力による検出用振動板13の検出側振動モードは第3図
における駆動用振動板の振動モードと同じである。
この実施例によれば、1枚板から所定の輪郭を切り出す
簡単な加工で所望の振動子形状を得ることができ、第1
図に示した形状の振動子と比べて、振動子の加工が著し
く容易である。
なお、H型振動子10を支持する支持軸16は、実施例
の場合に限らず、H型振動子10の側面から見た中心を
X方向に貫通し固定されたものでもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、H’fi振動子を
構成する4本の振動片を、駆動用振動板の先端にこの駆
動用振動板の厚み方向と直角の厚み方向を持つ検出用振
動板を一体に結合して形成し、このH型振動子の重心と
貫通する支持軸を設けたので、駆動側の影響で検出側圧
電素子に生じる漏れ電圧を小さく抑えることができ、ま
た、外部振動の影響を少なくし、かつ、支持部が駆動の
振動またはコリオリの力による振動に与える影響を少な
くすることができ、これにより安定した高感度の振動ジ
ャイロを得ることができた。
また、検出用振動板の幅寸法を駆動用振動板の厚み寸法
を同じに取ることにより、1枚板から輪郭を切り出す簡
単な加工で所望の振動子形状を得ることができ、振動子
の加工が著しく容易になった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す振動ジャイロの正面図
、第2図は同側面図、第3図は駆動側振動モードを示す
振動ジャイロの斜視図、第4図は検出側振動モードと示
す同斜視図、第5図は他の実施例を示す振動ジャイロの
斜視図、第6図は従来の振動ジャイロを示す斜視図であ
る。 10・・・H型振動子、11・・・振動片、12・・・
駆動用振動板、13・・・検出用振動板、14・・・駆
動用圧電素子、15・・・検出用圧電素子、16・・・
支持軸。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、H型振動子を構成する4本の振動片を、駆動用振動
    板の先端にこの駆動用振動板の厚み方向と直角の厚み方
    向を持つ検出用振動板を一体に結合して形成し、このH
    型振動子の重心を貫通する支持軸を設けたことを特徴と
    する振動ジャイロ。 2、前記検出用振動板の厚み寸法を駆動用振動板の厚み
    寸法より小さく取り、検出用振動板の幅寸法を駆動用振
    動板の厚み寸法と同じとしたことを特徴とする請求項1
    記載の振動ジャイロ。
JP19003488A 1987-08-28 1988-07-29 振動ジャイロ Expired - Lifetime JP2671020B2 (ja)

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CA000575857A CA1313065C (en) 1987-08-28 1988-08-26 Vibration gyro having an h-shaped vibrator
US07/555,376 US5166571A (en) 1987-08-28 1990-07-19 Vibration gyro having an H-shaped vibrator

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007318996A (ja) * 2001-01-18 2007-12-06 Ngk Insulators Ltd 圧電/電歪デバイスおよびその製造方法
WO2017204057A1 (ja) * 2016-05-26 2017-11-30 ソニー株式会社 ジャイロセンサ及び電子機器

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