JPH023876B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH023876B2
JPH023876B2 JP15509587A JP15509587A JPH023876B2 JP H023876 B2 JPH023876 B2 JP H023876B2 JP 15509587 A JP15509587 A JP 15509587A JP 15509587 A JP15509587 A JP 15509587A JP H023876 B2 JPH023876 B2 JP H023876B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
upper frame
frame
existing
fitting
pull
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15509587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63582A (ja
Inventor
Juichiro Tadenuma
Yoshio Isono
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KURIIN KAISO KK
Original Assignee
KURIIN KAISO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KURIIN KAISO KK filed Critical KURIIN KAISO KK
Priority to JP15509587A priority Critical patent/JPS63582A/ja
Publication of JPS63582A publication Critical patent/JPS63582A/ja
Publication of JPH023876B2 publication Critical patent/JPH023876B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、窓枠改装における既設上枠の引抜除
去装置に関する。
(背景技術) 既設窓枠を建物躯体から引抜除去して、既設窓
枠に代えて新窓枠を設置する窓枠改装の引抜法は
実開昭56−124136号、特開昭57−9979号等で提案
されている。
これら提案においては、既設窓枠の上枠につい
て、その下端の対向方向に突設された倒L字状の
折曲部に枠外し装置の牽引金具を引掛係止してこ
れに引張荷重を負荷、引抜除去する例が図示され
ている。
この図示されたいわゆる直接係止法によつて既
設上枠を引抜除去しようとすると、引張荷重が既
設上枠を建物躯体に固定している差し筋に作用す
る前に既設上枠が変形し、特にL字状折曲部は
夫々下傾するため、牽引金具が外れる可能性を否
定し得ない。また、この場合各L字状折曲部に均
一の荷重が掛らないと、一方のL字状折曲部が先
に変形して同様に牽引金具が外れることとなる。
そして、このようにL字状折曲部の変形によつて
牽引金具が外れるとこれを再び引掛係止すること
が不可能となり、結局既設上枠の引抜除去ができ
なくなるという結果にならざるを得ない。
(発明の目的) 本発明は、上記直接係止法による欠点を解消し
て、簡易且つ確実に既設上枠を引抜除去し得る既
設上枠の引抜除去装置を提供することを目的とす
る。
(発明の構成) 本発明は、上記目的に添い差し筋が既設上枠の
天板部に溶接固着されていることに鑑みて、引張
荷重を既設上枠のなるべくこれに近い処に負荷さ
せて、有効に差し筋又はこれと既設上枠との固着
部分に作用させる一方、既設上枠の前後になるべ
く均一な引張荷重を負荷させて、有効に既設上枠
を引抜除去させるようにしたものであつて、即
ち、本発明は特許請求の範囲に記載したように、
相対向する前後平板部下方を、受止係止孔を設け
た連結部で架設状に連結せしめてなるスチール製
の上枠用引抜金具を形成し、該引抜金具の前後平
板部上端を既設上枠前後側壁の各外側面に夫々重
合せしめるとともに固定せしめ、且つ、上記受止
係止孔には、枠外し装置の牽引金具を係脱自在に
係止せしめてなる既設上枠の引抜除去装置を要旨
として完成したものである。
以下実施例を示す図面に従つて、更に本発明を
説明すれば、本例は既設窓枠1の上枠2と共に下
枠6をも同時的に引抜除去する場合を示す。
既設窓枠1はスチール製上吊戸用のものが示さ
れ、その上枠2は、天板部3とこれに続く前後の
側壁4,4とを有して、更に、これら側壁4,4
下端には対向方向に倒L字状の折曲部5,5を有
してなる。そして、天板部3はその上面において
差し筋10に溶接固定されている建物躯体Aに取
り付けられ、側壁4,4下部は室外側においてモ
ルタル11より、室内側において木製の額縁12
より夫々下方に突出して露出している。
一方、13は上枠用引抜金具で、この上枠用引
抜金具13は、相対向する前後平板部14,14
を有するとともにその各下方に透孔15を設け
て、各透孔15にはこれらを貫通状に棒軸16を
有する連結部17が着脱自在に架設されて、これ
ら前後の平板部14,14を連結してなる。そし
てこの連結部17は下方に垂下した板状の係止板
18を備え、且つこの係止板18の中央部には円
形透孔とした受止係止孔19を備えてなる。
この上枠用引抜金具13は上記既設上枠2に固
定されている。即ち、上枠用引抜金具13の前後
平板部14,14の上端は夫々既設上枠2におけ
る前後側壁4,4の下方に突出した下部の外側面
に重合状に対接せしめるとともに、この対接部分
において溶接を施して固定されている。そして、
このとき、係止板18は側方に向き、受止係止孔
19も既設上枠2の前後幅内に納められて側方に
向けて開口し、この受止係止孔19には、後述の
枠外し装置26のフツク状の牽引金具25が係脱
自在に係止されてなる。なお、この上枠用引抜金
具13は、もとより、差し筋10の近傍位置に設
置させることはいうまでもない。
また、本例における既設下枠6は同様に差し筋
10により建物躯体Aに溶着固定され、室内側の
水返し部7に続く傾斜下枠基板8を備えてなる。
この傾斜下枠基板8の上面には溶着板部と立ち上
り係止板とでL字状をなし、且つ係止板中央に受
止係止孔を備えたピース状金具9が溶着板部にお
いて溶接により固定されてなる。そして、このピ
ース状金具9の受止係止孔にもフツク状下部の牽
引金具25が係脱自在に係止されている。
かかる状態で本例では既設上下枠2,6が枠外
し装置26によつて同時的に引抜除去される。即
ち、上記既設上枠2の牽引金具25は、チエーン
ブロツク27に、既設下枠6の下部牽引金具25
は油圧シリンダー28に夫々固定され、これらチ
エーンブロツク27と油圧シリンダー28はチエ
ーン29で連結され、油圧ポンプ30の作動で引
張荷重を同時的に既設上下枠2,6に付与するよ
うにされている。そして、このとき、既設上枠2
は、前後の側壁4,4下部に、既設下枠6は傾斜
下枠基板8に夫々鉛直方向の引張荷重が負荷さ
れ、差し筋10の弱部分等において破断されて建
物躯体Aから引抜除去がなされる。図中31は、
既設上下枠2,6の近傍破損防止用の受座32及
び上下枠2,6のいずれか早期に引抜かれた方を
支承し、他方に引張荷重を集中させるための横断
ストツパー33を備えた伸縮自在のサポーターで
ある。
なお、引抜除去した既設上下枠2,6から各牽
引金具25が外され、上記上枠用引抜金具13は
その全部又は前後平板部14,14の部分が使い
捨てのものとして、既設上下枠2,6とともに廃
棄される。
ところで、上枠用引抜金具13は上記に限ら
ず、第4図乃至第6図に示したものを用いて、こ
れを既設上枠2に固着させることができる。即
ち、第4図に示したものは、上記例とは異る既設
上枠2の前後側壁4,4の各外側面下部に上枠引
抜金具13の前後平板部14,14を夫々重合状
に対接して既設上枠2と共にこれらを貫通する固
定軸20で既設上枠2に上枠引抜金具13を固定
し、他は上記実施例と同様に構成してある。ま
た、第5図に示したのは、上記実施例における既
設上枠2の前後側壁4,4への溶接固定に代え
て、ネジ22,22を用いた例である。一方、第
6図は、前後の平板部14,14上端に対向方向
へ突出した係止突部22,22を設けて、これを
既設上枠2の前後側壁4,4に透設した係止孔に
係止するとともに、下端にスペーサー23を設け
て中間部のボルトナツト24によつて締結して固
定したものである。なお、第4図は使い捨て用の
もので、第5図及び第6図の各上枠用引抜金具は
再使用が可能であり、既設上枠2の引抜除去後こ
れから外せばよい。また、上枠用引抜金具13を
固定する場合、一般に既設上枠2は腐食が少ない
が、もし腐食しているときは、この部分をなるべ
く避けて、上記差筋10近傍位置を選定するのが
よい。更に、溶接によるときは、なるべく、充分
にこれを行つて、引張荷重に耐えるようにしなけ
ればならない。
本実施例は以上のように構成したが、本発明の
実施に当つては、上枠用引抜金具、牽引金具、枠
外し装置等の具体的形状、構造及びこれらの固定
を含む相互関係等は前記発明の要旨に反しない限
り様々に変更することができ、上記実施例に限ら
ないことは当然である。
(発明の効果) 本発明は発明の要旨に示した構成としたから、
次の作用効果を有する。即ち、上枠用引抜金具の
前後平板部上端に既設上枠前後側壁の各外側面に
夫々重合状に対接せしめるとともに固定して、こ
の上枠用引抜金具を介して引張荷重を負荷させる
ようにしたから、既設上枠における差し筋により
近接した位置においてその前後に均一な引張荷重
が負荷され、有効に差し筋部分に集中作用させる
ことができ、また、既設上枠の変形量も少くな
り、簡易且つ確実な既設上枠の引抜除去が可能と
される。従つて、前記直接係止法の欠点を解消す
ることができる。
また、上枠用引抜金具は、相対向する前後平板
部下方を、受止係止孔を設けた連結部で架設状に
連結せしめてなるスチール製のものであるから、
構造が簡単で小型化し得て、作業性がよい上安価
に得ることができる。そして、この受止係止孔に
は枠外し装置の牽引金具を係脱自在に係止させて
なるので、上枠用引抜金具の固定や、再使用し得
るものとしてこの引抜金具を構成したときの引抜
除去後の取り外しは、牽引金具を脱離して作業す
ればよいからその作業を極めて楽にすることがで
き、一方、上枠用引抜金具を使い捨てのものとし
て構成したときも牽引金具への影響を及ぼすこと
は全くなく経済的である。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示すもので、第1図は本発明既
設上枠の引抜除去装置を用いた既設窓枠への適用
例を示す正面図、第2図はその縦断面図、第3図
は第2図の要部拡大図、第4図乃至第6図は他の
実施例を示す断面図。 1……既設窓枠、2……上枠、4……前後側
壁、13……上枠用引抜金具、14……平板部、
17……連結部、18……受止係止孔、25……
牽引金具、26……枠外し装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 相対向する前後平板部下方を、受止係止孔を
    設けた連結部で架設状に連結せしめてなるスチー
    ル製の上枠用引抜金具を形成し、該引抜金具の前
    後平板部上端を既設上枠前後側壁の各外側面に
    夫々重合状に対接せしめるとともに固定せしめ、
    且つ、上記受止係止孔には、枠外し装置の牽引金
    具を係脱自在に係止せしめてなる既設上枠の引抜
    除去装置。
JP15509587A 1987-06-22 1987-06-22 既設上枠の引抜除去装置 Granted JPS63582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15509587A JPS63582A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 既設上枠の引抜除去装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15509587A JPS63582A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 既設上枠の引抜除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63582A JPS63582A (ja) 1988-01-05
JPH023876B2 true JPH023876B2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=15598521

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15509587A Granted JPS63582A (ja) 1987-06-22 1987-06-22 既設上枠の引抜除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63582A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0438467U (ja) * 1990-07-27 1992-03-31
JPH0483674U (ja) * 1990-11-29 1992-07-21
JPH0523958B2 (ja) * 1989-12-11 1993-04-06 Tomoegawa Paper Co Ltd
JPH0549373U (ja) * 1991-12-05 1993-06-29 株式会社巴川製紙所 磁気カード
JPH0549374U (ja) * 1991-12-05 1993-06-29 株式会社巴川製紙所 磁気通行券
JPH065980U (ja) * 1991-11-26 1994-01-25 明彦 内田 印字面付磁気カ−ド
JPH06239066A (ja) * 1992-12-17 1994-08-30 Ricoh Co Ltd 情報記憶カード
JPH06239067A (ja) * 1992-12-17 1994-08-30 Ricoh Co Ltd 情報記憶カード

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0523958B2 (ja) * 1989-12-11 1993-04-06 Tomoegawa Paper Co Ltd
JPH0438467U (ja) * 1990-07-27 1992-03-31
JPH0483674U (ja) * 1990-11-29 1992-07-21
JPH065980U (ja) * 1991-11-26 1994-01-25 明彦 内田 印字面付磁気カ−ド
JPH0549373U (ja) * 1991-12-05 1993-06-29 株式会社巴川製紙所 磁気カード
JPH0549374U (ja) * 1991-12-05 1993-06-29 株式会社巴川製紙所 磁気通行券
JPH06239066A (ja) * 1992-12-17 1994-08-30 Ricoh Co Ltd 情報記憶カード
JPH06239067A (ja) * 1992-12-17 1994-08-30 Ricoh Co Ltd 情報記憶カード

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63582A (ja) 1988-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH023876B2 (ja)
KR970004945B1 (ko) 철골철근 콘크리트 구조식 천장보 구조물 전용 조립식 철제 거푸집
JPH10292621A (ja) 足場つなぎ構造
JPS6346571Y2 (ja)
CN214217842U (zh) 一种施工升降机附墙架
JP3321670B2 (ja) 生コンクリート打設用型枠設置器具
JP2574387Y2 (ja) 建物ユニットの輸送治具
CN211341741U (zh) 一种龙骨连接件及一种建筑模板结构
JPH0828045A (ja) コンクリート擁壁施工時の生コン漏防止金具
CN217480626U (zh) 一种钢筋保护层安装结构
KR102482154B1 (ko) 콘크리트 철근 연결장치
CN217353530U (zh) 一种房建工程中伸缩缝两侧剪力墙可拆除模块
JP4134319B2 (ja) 足場用吊金具
JPH0533618Y2 (ja)
JPH0240687Y2 (ja)
KR200186962Y1 (ko) 철재문용 문틀의 보강테 연결구조
JPH0533616Y2 (ja)
JPH1193400A (ja) 斜面足場用ブラケット
JPS63581A (ja) スチ−ル製既設上枠の引抜装置
JPS631713Y2 (ja)
JP2533047Y2 (ja) ユニツト足場
JP2510605Y2 (ja) 吊足場固定金具
JPS6134460Y2 (ja)
JPH09317168A (ja) 梁わく用取付け金具
JPH0520528B2 (ja)