JPH0238694B2 - Bobinisosochinohojiguichihoseisochi - Google Patents

Bobinisosochinohojiguichihoseisochi

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JPH0238694B2
JPH0238694B2 JP25096483A JP25096483A JPH0238694B2 JP H0238694 B2 JPH0238694 B2 JP H0238694B2 JP 25096483 A JP25096483 A JP 25096483A JP 25096483 A JP25096483 A JP 25096483A JP H0238694 B2 JPH0238694 B2 JP H0238694B2
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JP
Japan
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doffing
peg
machine
holder
bobbin
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JP25096483A
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JPS60139836A (ja
Inventor
Shinichi Morita
Yutaka Tanaka
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Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0238694B2 publication Critical patent/JPH0238694B2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H9/00Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine
    • D01H9/18Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins
    • D01H9/187Arrangements for replacing or removing bobbins, cores, receptacles, or completed packages at paying-out or take-up stations ; Combination of spinning-winding machine for supplying bobbins, cores, receptacles, or completed packages to, or transporting from, paying-out or take-up stations ; Arrangements to prevent unwinding of roving from roving bobbins on individual supports, e.g. pallets

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、精紡機、撚糸機等において自動玉
揚の為にスピンドル列に沿つて配設するボビン移
送装置の保持具位置補正装置に関するもので、詳
しくは精紡機等の機台にスピンドル列に沿う案内
レールを配設し、この案内レールにスピンドルピ
ツチの半分の整数倍と略同じ長さでかつボビンを
樹立状に保持し得る保持具を備えた多数の摺動体
を一列状態で摺動可能に装着し、更に摺動体の少
なくとも1つを係止して一方へ移動させるように
した送り装置を付設して成るボビン移送装置にお
いて上記保持具の位置を位置補正する保持具位置
補正装置に関するものである。
従来技術及びその問題点 この種のボビン移送装置としては、従来本願出
願人の出願に係る特開昭57−161134号公報によつ
て公開されており、従来のスチールベルトに多数
のペツグ(保持具)を取付けたものに比べて多く
の効果をあげている。ところが、この種のボビン
移送装置にあつては、摺動体の長さ寸法に或程度
の製作誤差が生じる関係上送り装置で押圧移動さ
せる摺動体の数が多くなるとその送り装置から遠
く離れている摺動体の位置が各摺動体の長さ寸法
誤差の累積によつて大きな位置ずれを生じ、ずれ
量が玉揚作業で許容し得る範囲外となつて玉揚作
業ミスを発生する問題がある。その為、従来装置
にあつては、上記公報に示されているように案内
レールの全長に亘つてこの案内レールに沿う長い
ロツドを長手方向へ移動可能に配設すると共にこ
のロツドを所定量往復動させる為のエアーシリン
ダを配設し、このロツドに摺動体の送り装置を所
定数錘ごとに多数付設し、玉揚対象錘に対応する
総ての摺動体の保持具が玉揚作業の許容範囲内の
位置ずれ量に収るようにしている。例えば、実用
的にはスピンドル24錘ごとに送り装置を付設し、
480錘建の精紡機においては片側の案内レールに
対して送り装置を20箇所付設している。従つて、
従来のボビン移送装置にあつては、製造時又は点
検時に多数箇所で摺動体の送り位置の調整を行わ
なければならず、その調整に多くの人手を要して
いる。また、上記のように送り装置を多数付設し
ているので、送り装置に付着する風綿の除去等装
置の清掃に多くの手間を要している。また送り装
置を多数付設するものであるから全体の部品点数
が多くなり、製造コストが高くなつているのが実
状であつた。
目的と概要 そこで本発明は上記従来装置の問題点を解決
し、摺動体の長さ寸法に或程度の製作誤差や温度
変形があつても玉揚対象錘に対応する保持具を所
定位置に位置決めすることができ、しかもその保
持具の送り装置の付設個数を大幅に減少させるこ
とができて送り装置の点検、調整や清掃を短時間
に手間少なく行えるようにしたボビン移送装置の
保持具位置補正装置を提供しようとするもので、
機台前方に配設した玉揚機に玉揚位置に停止した
状態で少なくとも玉揚対象錘に対応する保持具の
案内レール方向の位置を玉揚機に対して所定位置
になるように位置決めし得る保持具位置決め装置
を設けたことを特徴としている。
実施例 次に本願の実施例を図面に基いて説明する。第
1図において、1は精紡機の機台、2は機台1に
固着されたスピンドルレール、3はスピンドルレ
ール2に回転自在に取付けられたスピンドルで、
これらは周知のように構成されている。4は玉揚
後の満ボビンと交換用の空ボビン(両方含めてボ
ビン5と記す)を移送する為のボビン移送装置
で、第2図〜第7図に示すように構成されてい
る。先ず、上記機台1に両スピンドル3の列(以
下スピンドル列3aと記す)に沿つて案内レール
6が夫々水平に配設されている。これらの案内レ
ール6はその長手方向に適当な間隔をあけて機台
1に固着した複数のブラケツト7に止着され、
夫々機台1の全長に亘つて配設されている。これ
らの両側の案内レール6,6はギヤエンド側とア
ウトエンド側において夫々連結用の案内レール
8,8によつて第1図、第2図に示すように連結
されている。なお、これらの案内レール8,8も
機台1に固着された複数のブラケツト9に止着さ
れている。上記案内レール6,8は断面形状〓形
に形成され、上方が開放されている凹溝によつて
後述の摺動体を案内する無端状の1本の案内通路
10を構成している。この案内通路10の幅寸法
即ち案内レール6,8の両側壁間の寸法は後述す
る摺動体の幅寸法(本実施例では摺動体がスピン
ドルピツチPを直径とする円板状に形成されてい
るのでスピンドルピツチP等しい寸法)より僅か
に大きい(摺動体が摺動できる程度の寸法で良
い)値に設定されている。上記案内レール6は適
当な長さ(例えば12スピンドルピツチに相当する
長さ)の多数本のレール6a1,6a2……6
anを一列状に接続して構成されている。これら
のレール6a1……6anは両端部のものを除い
て直線状に同一に形成され、受入側端部のレール
6a1と送出側端部のレール6anは第2図〜第
4図に示すように形成されている。この受入側レ
ール6a1において、11は一方の壁6a1−a
を切欠いて形成された受入口で、上記連結用案内
レール8の出口側8cが対向状に接続されてい
る。12は受入口11に対応する位置の底壁6a
1−bに形成された切欠孔で、レール6a1の長
手方向に長く形成されている。次に、送出側のレ
ール6anにおいて、13Eは両側壁6an−aを
機台1側へ折曲げて形成された変向部で、摺動体
を案内レール8の送り方向へ進行し易くなるよう
に形成されている。また上記案内レール8におい
て、13は受入側端部に形成された受入口、14
は同じく切欠孔で、上記レール6a1のものと同
様に形成され、この受入口13にレール6anの
出口部6an−cが対向状に接続されている。
次に、上記案内レール6,8の案内通路10は
摺動体として例示するペツグトレー15が一列状
態で摺動自在に嵌装されている。このペツグトレ
ー15は第1図に示すように案内通路10の全長
に亘つて連続的に位置される数より2個少ない数
だけ案内通路10に嵌挿されている。このペツグ
トレー15はスピンドルピツチPと等しい寸法を
直径とする円板状に形成され、これに周面が隣り
合うペツグトレー15の周面に当接して押圧移動
されるようになつている。これらのペツグトレー
15の上面中央部にはボビン5を樹立状に保持し
得る保持具として例示するペツグ16が突設され
ている。このペツグ16はペツグトレー15と共
に合成樹脂材料によつて一体に成形されている
が、このペツグ16はペツグトレー15にねじで
取付けても良いし、また材料として他のものを使
用しても良い。また、上記保持具はボビンを嵌合
し得る筒体で構成しても良い。また上記ペツグ1
6は総てのペツグトレー15に設ける必要はな
く、少なくともスピンドル3と対応する数のペツ
グトレー15に設ければ良い。次に、上記案内レ
ール6の受入側端部にはペツグトレー15の1つ
を係止して送出側方向で移動させる送り装置17
が第2図〜第4図に示すように付設されている。
この送り装置17において、18は案内レール6
の下方にこの案内レール6に沿つて配設されたエ
アシリンダで、ピストンロツド18aが受入側に
向くようにしてそのシリンダ本体18bが案内レ
ール6に止着されている。このエアシリンダ18
のピストンロツド18aには係止片19がピスト
ンロツド18aの長手方向の位置調整可能に螺合
され、かつロツクナツト20によつて止着されて
いる。この係止片19は上方に張出す係止部19
aを有し、この係止部19aが上記案内レール6
の受入口11及び切欠孔12を通して案内通路1
0内に位置されている。この係止部19aは切欠
孔12に案内されて案内レール6の長手方向へ摺
動し得るように形成され、またこの係止部19a
はその両縁部がレール6a1の底壁6a1−b上
を摺動して切欠孔12から抜け出ないように形成
されている。またこの係止部19aの送出側面は
第2図に示すように平面的にみてV形状に形成さ
れ、上記ペツグトレー15の外周面に当接してこ
れを押圧移動させる際にペツグトレー15が左右
方向へ逃げないようになつている。上記エアシリ
ンダ18のストローク及び設置位置はピストンロ
ツド18aが突出側摺動端にあるとき係止部19
aを第2図、第3図に実線で示すように案内レー
ル8の出口部8cに対向する摺動体受入位置より
も案内レール6の受入側に位置させ、またピスト
ンロツド18aが没入側摺動端にあるとき係止部
19aを仮想線にて示すようにこの係止部19a
が摺動体受入位置のペツグトレー15をこの摺動
体受入位置外まで押圧移動させるように設定され
ている。また上記係止部19aはペツグトレー1
5を押圧移動させたときスピンドル3に対応する
ペツグトレー15の内の少なくとも1つの(例え
ば最も受入側に近いスピンドル3に対応するペツ
グトレー15)のペツグ16(以下基準ペツグ1
6と記す)が対応するスピンドル3と正確に対向
するように位置調整されている。また上記案内レ
ール8の受入側端部にもペツグトレー15の1つ
を係止して送出側方向へ移動させる送り装置21
が付設されているが、この送り装置21は上記送
り装置17と同一構成であり、その説明を省略す
る。従つて、第1図の状態で先ず一方の送り装置
21,21を作動させると、案内レール8,8の
各ペツグトレー15をペツグトレー15の1個分
だけ押圧移動させて案内レール8,8の最も送出
側に位置していたペツグトレー15を案内レール
6,6の摺動体受入位置に移動させると共に、案
内レール8,8の最も受入側に位置していたペツ
グトレー15を1個分移動させて摺動体受入位置
に空間をあける。次に、他方の送り装置17,1
7を作動させると、エアシリンダ18のピストン
ロツド18aが1往復動して係止部19aが案内
レール6,6の摺動体受入位置に移動されたペツ
グトレー15の外周面を押して案内レール6,6
の各ペツグトレー15を1個分押圧移動させ、こ
れにより案内レール6,6の最も送出側に位置し
ていたペツグトレー15を案内レール8,8の摺
動体受入位置に移動させると共に、案内レール
6,6の最も受入側に位置していたペツグトレー
15を1個分移動させて摺動体受入位置に空間を
あける。以上のように送り装置21,21と送り
装置17,17とを交互に作動させると、案内通
路10のペツグトレー15を略スピンドル3の1
ピツチ分ずつ間欠移動させて循環させることがで
きる。なお、上記送り装置17,21はペツグト
レー15の複数個分ずつ送るようにしても良い。
上記の場合、送り装置17,17,21,21
を作動させて各ペツグトレー15を対応するスピ
ンドル3に対応させても、送り装置17によつて
押圧移動させるペツグトレー15の数が非常に多
い(480錘建の精紡機の場合240個以上)関係上、
ペツグトレー15の送り方向の長さ即ち外径寸法
に僅かな製作誤差があつたり温度による寸法変化
があつた場合でも、これらの寸法誤差に基づく各
ペツグ16位置のスピンドル3に対する累積誤差
が大きくなり、基準のペツグ16から遠く離れた
所のペツグでは対応するスピンドル3に対して大
きく位置ずれすることになる。そして、このよう
にペツグ16の位置がスピンドル3に対して大き
くずれると、スピンドル3とペツグ16間での玉
揚作業において作業ミスを生ずることになる。そ
こで本発明においては更に保持具としてのペツグ
16の位置をスピンドル3に対して玉揚作業で許
容される範囲内に位置されるように補正する保持
具位置補正装置22が設けられている。この保持
具位置補正装置22は第4図〜第8図に示すよう
に構成されており、次にこの保持具位置補正装置
22について説明する。先ず、スピンドルレール
2の前方にこのスピンドルレール2と平行にガイ
ドレール23がブラケツト24を介して全長に亘
つて配設されている。このガイドレール23の前
面には全長に亘つてスピンドルピツチPと同じピ
ツチで係合ピン25が突設され、これらの係合ピ
ン25の軸心が機台前方からみて対応するスピン
ドル3の軸線と同一線上に位置するようになつて
いる。なお上記係合ピンはピツチPの2倍等のピ
ツチで付設してあつても良い。上記機台1の前方
には上記スピンドル3とペツグ16間で玉揚作業
を行う玉揚機26がスピンドル列3aに沿つて移
動可能に配設されている。この玉揚機26の機体
27にはその底面に一対の車輪28,28が回転
自在に取付けられ、また機台1側の側面にはガイ
ドローラ29,29が回転自在に取付けられ、こ
のガイドローラ29,29が上記ガイドレール2
3上に嵌合載置されている。また上記機体27に
はガイドレール23と平行な軸線を中心にして回
転可能な送りドラム30が付設され、機体27に
取付けた走行モータ31によつて減速歯車列32
を介して回転されるようになつている。この送り
ドラム30の外周にはスピンドルピツチPと同ピ
ツチのスクリユー溝33が形成され、このスクリ
ユー溝33内に上記ガイドレール23の3本の係
合ピン25が係合するようになつている。従つ
て、係合ピン25がスクリユー溝33に係合した
状態で送りドラム30を回転させると、玉揚機2
6をガイドレール23に沿つて移動させることが
でき、またその送りドラム30の回転を停止させ
ると、玉揚機26をその停止位置に係止しておく
ことができる。上記玉揚機26の機体27には満
ボビン用の交換機構34と空ボビン用の交換機構
35とが周知の如く装設されている。上記玉揚機
26は玉揚作業を行う所定の複数錘(例えば12
錘)ごとに図示を省略した近接スイツチ等の検出
装置によつて位置決め停止され、スピンドル3に
挿着されている満ボビンとペツグ16に予め挿着
されている空ボビンを交換するようになつてい
る。これらの交換機構34、35は多数のボビン
把持具を有する周知のもので良く、ここでの説明
を省略する。次に上記機体27の底板27a上面
には一対のペツグ位置決め装置36,37から成
る保持具位置決め装置35が設けられている。こ
れらのペツグ位置決め装置36,37は第7図に
おいて左右対称であり、次に一方のペツグ位置決
め装置36についてのみ説明し、他方のもの37
については対応する部分に同じ符号にアルフアベ
ツトのeを付して重複説明を省略する。先ず、底
板27aに止着された基板39に一対の案内片4
0,40を止着して案内溝41が形成されてい
る。この案内溝41は溝入口が狭くて溝底部が広
くなるように形成され、この案内溝41内に位置
決め部材として例示する位置決め板42が案内レ
ール6に対して直角な水平方向へ摺動自在に嵌合
されている。また案内溝41の機台1側端部は第
8図、第9図に示すように案内レール6の直上部
に側方から対向するように位置されている。なお
上記案内溝41は基板39に直接形成しても良
く、また案内溝41に代えて案内孔を形成しても
良い。上記位置決め板42の機台1側先端部に
は、位置決め板42の機台1方向への移動によつ
てペツグトレー15のペツグ16に当接してその
ペツグトレー15を他方のペツグ位置決め装置3
7側へ押圧移動させる係合斜面42aが形成され
ている。両ペツグ位置決め装置36,37におけ
る係合斜面42a,42aeの基部即ち位置決め
板42,42eの相対向する側面42b,42
beは、玉揚機26を所定の玉揚作業位置に位置
決め停止させた状態で、玉揚対象錘に対応するペ
ツグ16グループの両端のペツグ16,16を設
計上予定された位置に対して玉揚作業の際に許容
される最大ずれ量分互いに外側へ位置ずれさせた
ときのペツグ16,16の両外側面と、上記両端
のペツグ16,16を設計上予定された位置に対
して玉揚作業の際に許容される最大ずれ量分互い
に内側へ位置ずれさせたときのペツグ16,16
の両外側面との間に位置するように位置設定され
ている。また、両ペツグ位置決め装置36,37
における係合斜面42a,42aeの先端即ち位
置決め板42,42の先端部42c,42ceは、
玉揚機26を基準ペツグ16から最も遠い玉揚作
業位置に位置決め停止させた状態で、玉揚対象錘
に対応するペツグ16グループの両端のペツグ1
6,16中心より両外側に位置するように設定さ
れている。43は上記位置決め板42を機台1方
向へ所定量往復摺動させる駆動装置として例示す
るエアシリンダで、第8図、第9図に示すように
そのシリンダ本体43aのヘツドエンド部が基板
39に止着されている取付具44にピン連結さ
れ、かつそのピストンロツド43bの先端部が位
置決め板42に止着されている連結片45にピン
連結されている。このエアシリンダ43はそのピ
ストンロツド43bが突出作動したとき係合斜面
42aの基部が案内レール6上のペツグトレー1
5のペツグ16中心より機台1側となる位置まで
位置決め板42を摺動させ、ピストンロツド43
bが没入作動したとき位置決め板42の先端部4
2cが案内レール6上のペツグトレー15のペツ
グ16中心より玉揚機26側となる位置まで位置
決め板42を摺動させるようになつている。
上記構成のものにあつては、スピンドル3に挿
着された空管が満管になる迄の間に送り装置1
7,17と送り装置21,21を交互に作動させ
て案内レール6,6上の各ペツグトレー15と案
内レール8,8上の各ペツグトレー15を1個分
ずつ間欠移動させ、各ペツグトレー15を案内通
路10に案内させて循環させる。このペツグトレ
ー15の循環移動に伴つて、このペツグトレー1
5上に予め玉揚されている満ボビンは所定位置の
公知のボビン抜取装置で抜取られ、またその満ボ
ビンを抜取られた後のペツグ16には空ボビンが
所定位置の公知のボビン挿着装置で挿着される。
そして、上記ペツグ16に挿着された空ボビンが
対応するスピンドル3と対向する位置迄移動され
ると、上記送り装置17,17,21,21の作
動が停止され、各スピンドル3に対応するペツグ
トレー15のペツグ16には空ボビンが樹立状に
挿着された状態になる。この場合、基準ペツグ1
6から遠く離れたペツグ16に挿着されている空
ボビンは通常ペツグトレー15の製作誤差等によ
る累積誤差によつて設計上の正規の位置に対して
大きな位置ずれを生じる。次に、精紡機の紡出運
転によつてスピンドル3に挿着されている空ボビ
ンが満ボビンになると、玉揚機26を積載してい
る公知の運搬車が当該精紡機の機台1に対応する
位置に停止してこの機台1に接台され、その後運
搬車上の玉揚機26のガイドローラ29,29が
ガイドレール23上に嵌め込まれる。その後、走
行モータ31が作動して送りドラム30を正転さ
せ、これにより送りドラム30のスクリユー溝3
3が係合ピン25に係合して玉揚機26を第1図
において左方向へ移動させる。この玉揚機26の
移動によつて交換機構34,35のボビン把持具
が第1回目の玉揚作業位置のスピンドル3と対向
する位置に移動されると、上記走行モータ31の
作動が停止されて玉揚機26の移動が停止され、
上記交換機構34,35のボビン把持具は対応す
るスピンドル3と正確に対向する位置に位置され
る。次に、ペツグ位置決め装置36,37のエア
シリンダ43,43eが作動してそのピストンロ
ツド43b,43beが突出し、位置決め板42,
42eを機台1方向へ移動させる。これにより、
位置決め板42,42eの係合斜面42a,42
aeの少なくとも一方は玉揚対象錘に対応するペ
ツグ16グループの端部のペツグ16外周面に係
合して玉揚対象錘に対応する総ての本数(図面で
は12本)のペツグ16が位置決め板42,42e
間に位置するように各ペツグトレー15を押圧移
動させる。即ち、第8図に仮想線にて示すように
玉揚対象錘に対応するペツグ16が正規の位置よ
り左側へ大きくずれている場合には、上記位置決
め板42,42eの摺動により左側の位置決め板
42における係合斜面42aがペツグ16グルー
プの左端のペツグ16外周面に係合してそのペツ
グ16より右側に位置される各ペツグトレー15
を右方向へ押圧移動させ、玉揚対象錘に対応する
総てのペツグ16を第8図に実線で示すように位
置決め板42,42eの側面42b,42be間
に位置させる。これにより、玉揚対象錘に対応す
る総てのペツグ16は正規の位置に対する位置ず
れ量が玉揚作業で許容される範囲内に位置補正さ
れる。この状態で交換機構34,35が作動して
スピンドル3に挿着されている満ボビンとペツグ
16に挿着されている空ボビンを夫々抜取り、こ
れらの満ボビンをペツグ16に、空ボビンをスピ
ンドル3に夫々挿着させる。この場合、玉揚対象
錘に対応する総てのペツグ16が許容範囲内の位
置ずれ量となるように位置決めされているので、
上記ボビンの玉揚(交換)作動を確実に行うこと
ができる。上記玉揚作動終了後は、エアシリンダ
43,43eのピストンロツド43b,43be
が没入作動して位置決め板42,42eを玉揚機
26の移動を妨げないように玉揚機26側へ復帰
移動させる。次に再び走行モータ31が作動して
玉揚機26を第2回目の玉揚作業位置に移動さ
せ、以後上記作動を繰り返すことによつて精紡機
の全スピンドル3における玉揚動作を行う。そし
て全スピンドル3での玉揚動作を終了すると、走
行モータ31が逆転して玉揚機26を運搬車の所
へ戻り移動させ、この運搬車に載せられて次の機
台1に向けて移動される。また、ボビン移送装置
4の送り装置17,17と送り装置21,21が
再び交互に作動して案内通路10の各ペツグトレ
ー15を循環移動させ、満ボビンのペツグ16か
らの抜取りと、空ボビンのペツグ16への挿着と
が行われる。
第10図、第11図は本願の異なる実施例を示
すもので、位置決め板42f,42efの移動を駆
動装置としてのモータ46によつて行なうように
したものである。即ち、モータ46によつて正逆
転される回転軸47を回動自在に配設し、この回
転軸47に固着したピニオン48,48eを位置
決め板42f,42efに設けたラツク49,49
eに噛合させてある。モータ46の作動による位
置決め板42f,42efの前進移動は、回転軸4
7に固着した表示片50をリミツトスイツチ51
が検出すると停止し、後退移動は回転軸47に固
着した表示片52をリミツトスイツチ53が検出
すると停止するようにしてある。なお、上記実施
例と同一若しくは均等構成と考えられる部分に上
記実施例と同一の符号にアルフアベツトのfを付
して重複説明を省略する。(また以下の実施例に
おいてもアルフアベツトのg、hを同様に付して
重複説明を省略する。) 第12図、第13図は位置決め部材としての位
置決め亘42g,42egを玉揚機26gの底板
27agに回動自在に枢着し、これらの位置決め
腕42g,42egを夫々エアシリンダ43g,
73egで所定量回動させ得るようにしてある。
これらの位置決め腕42g,42egの先端部は
エアシリンダ43g,43egの作動時に位置決
め腕42g,42egが底板27g上のストツパ
ー54,54eによつて位置決めされるようにな
つている。この実施例にあつてはエアシリンダ4
3g,43egの作動時に位置決め腕42g,4
2egの先端部がペツグトレー15gのペツグ1
6gを引つ掛けて各ペツグトレー15gを押圧移
動させるようになつている。
第14図、第15図はボビン移送装置の異なる
実施例を示すもので、摺動体15hの下面にペツ
グ16hと同心円状の係止凹部55を設け、この
係止凹部55を送り装置17h(21h)の係止
片19hが係止して押圧移動させるようにしたも
のである。即ち、案内レール6h(8h)の下方
にシリンダ(図示省略)によつて往復移動される
ロツド56を配設し、このロツド56に取付けた
止着体57にT字状の係止片19hの下部を枢着
し、また案内レール6h(8h)の下部にウエイ
ト58を摺動自在に案内させ、このウエイト58
と係止片19hの上部とをロツド59で連結して
ある。この実施例にあつては、ロツド59が左方
に移動されると係止片19hの先端部がウエイト
58の摺動抵抗によつて引下げられ、この状態で
左方へ移動されて左隣りの摺動体15hの下方に
位置され、その後ロツド56が右方に移動される
と、係止片19hの先端部がウエイト58の摺動
抵抗によつて押上げられて摺動体15hの係止凹
部55内に入り、その後ロツド56の移動により
係止片19h先端が係止凹部55の内周面を係止
して摺動体15hを押圧移動させるようになつて
いる。
なお、上記実施例ではペツグ位置決め装置を左
右一対設けているので、送り装置による摺動体の
送り誤差が正規の基準位置に対して左右何れの側
に生じても良いが、この摺動体の送り誤差が左右
何れかの側にのみ生じるように設定すれば上記
左、右のペツグ位置決め装置の一方を省くことが
できる。またボビン移送装置の具体的構成に限定
されるものではなく、案内通路をワインダーの巻
取ユニツトに沿つて配設した通路に連結して摺動
体がワインダーを循環して戻つて来るようにした
り、1つの摺動体に複数の保持具を設けたり、摺
動体の平面形状を長円形や丸みをもつた四角形等
に形成したものでも良い。また摺動体の上面又は
下面に係止凸部を形成し、この係止凸部にペツグ
位置決め装置の位置決め部材が係合して摺動体を
押圧移動させるようにしても良い。更にまた、玉
揚機の具体的構成に限定されるものでなく、走行
モータによつて回転されるガイドローラによつて
玉揚機をスピンドル列に沿つて移動させ、玉揚作
業位置に停止させた玉揚機を適宜の位置決め装置
によつて位置決めするようにしたものでも良い。
また摺動体の移送方向の長さは実用上スピンドル
ピツチPの半分や2倍等このピツチPの半分の整
数倍にしても良い。
効 果 以上のように本発明にあつては、機台前方に配
設した玉揚機に、この玉揚機が玉揚位置に停止し
た状態で摺動体に係合し、少なくとも玉揚対象錘
に対応する保持具の案内レール方向の位置を玉揚
機に対して所定位置になるように位置決めし得る
保持具位置決め装置を付設したので、摺動体の長
さに誤差がある為に摺動体を送り装置で所定位置
に移動させたときその摺動体から離れている摺動
体に大きな位置ずれを生ずる場合でも、玉揚機に
よる玉揚作業に先だつてその玉揚対象錘に対応す
るボビン移送装置の保持具を玉揚に適した所定位
置に位置補正することができ、これによりスピン
ドルと保持具間での玉揚作業ミスを防止できて玉
揚作業の信頼性を高めることができる。また上記
のようよ玉揚作業に先立つて玉揚対象錘に対応す
る保持具の位置を所定位置に位置補正し得るよう
にしたので、ボビン移送装置を設計する場合、各
摺動体の長さに大きな誤差があるときでもボビン
移送装置における送り装置の付設箇所を従来のも
のに比べて著しく減少させることができ、これに
より送り装置の送り位置の調整や点検箇所を少な
くできて操作性の向上を図ることができ、また風
綿の引つ掛かり箇所を少なくできて清掃や保全の
手間を少なくでき、しかもボビン移送装置の製造
コストを低減し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は全
体の概略を示す平面図、第2図はボビン移送装置
の送り装置部分を示す平面図、第3図は第2図の
一部を切欠いて示す正面図、第4図は第3図の
−線断面図、第5図は玉揚機部分の正面図、第
6図は一部を切欠いて示す−線断面図、第7
図は第6図の−線断面図、第8図は第7図の
要部拡大断面図、第9図は第8図の−線断面
図、第10図は異なる例を示す概略平面図、第1
1図は第10図のXI−XI線断面図、第12図は、
別の異なる例を示す概略平面図、第13図は第1
2図の−線断面図、第14図は送り装置
の異なる例を示す断面図、第15図は第14図の
−線断面図である。 1…機台、3…スピンドル、3a…スピンドル
列、4…ボビン移送装置、6…案内レール、15
…ペツグトレー(摺動体)、16…ペツグ(保持
具)、17…送り装置、26…玉揚機、38…保
持具位置決め装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 精紡機等の機台にスピンドル列に沿う案内レ
    ールを配設し、この案内レールにスピンドルピツ
    チの半分の整数倍と略同じ長さでかつボビンを樹
    立状に保持し得る保持具を備えた多数の摺動体を
    一列状態で摺動可動に装着し、更に摺動体の少な
    くとも1つを係止して一方へ移動させるようにし
    た送り装置を付設して成るボビン移送装置におい
    て、機台前方にスピンドル列に沿つて移動しかつ
    所定の複数錘ごとに位置決め停止して玉揚動作す
    るようにした玉揚機を配設し、この玉揚機に玉揚
    位置に停止した状態で上記摺動体に係合し、少な
    くとも玉揚対象錘に対応する保持具の案内レール
    方向の位置を玉揚機に対して所定位置になるよう
    に位置決めし得る保持具位置決め装置を設けて成
    ることを特徴とするボビン移送装置の保持具位置
    補正装置。 2 玉揚機に玉揚対象錘に対応する摺動体グルー
    プの両端に位置する摺動体又はこれより両外側に
    位置する摺動体の一方又は両方の摺動体における
    保持具の外側面に向けて直線移動又は揺動可能な
    位置決め部材を配設すると共にこれらの位置決め
    部材を保持具に向けて所定量往復動させ得る駆動
    装置を配設して保持具位置決め装置を構成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のボビ
    ン移送装置の保持具位置補正装置。
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JP2513199B2 (ja) * 1986-12-08 1996-07-03 株式会社豊田自動織機製作所 精紡機等における空ボビン位置決め方法
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