JPH0238691Y2 - - Google Patents

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JPH0238691Y2
JPH0238691Y2 JP9694886U JP9694886U JPH0238691Y2 JP H0238691 Y2 JPH0238691 Y2 JP H0238691Y2 JP 9694886 U JP9694886 U JP 9694886U JP 9694886 U JP9694886 U JP 9694886U JP H0238691 Y2 JPH0238691 Y2 JP H0238691Y2
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joint block
driver
inner cutter
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spherical
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JP9694886U
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【技術分野】
本考案は往復式電気かみそり、殊に駆動子と内
刃基台との連結構造に関するものである。
【背景技術】
第8図及び第9図において、駆動子1はその両
側端が薄肉弾性片16,16を介して本体ハウジ
ング3に固着されているもので、モータ6の出力
軸に装着された偏心軸60に連結される弾性アー
ム17を備えており、モータ6の回転に伴ない、
弾性アーム17及び薄肉弾性片16,16をたわ
ませつつ往復動を行なう。外刃フレーム4に装着
されている外刃40の内面に接する内刃5は、内
刃基台50に多数のブレード51を取り付けるこ
とで構成されたものであり、継手ブロツク2を介
して上記駆動子1から突設されている筒部11に
連結されている。 ここで継手ブロツク2は、内刃基台50の下面
に取り付けられる連結体25と、筒部11内に筒
部11の軸方向に摺動自在となるように配設され
る摺動体26と、この両者25,26を連結する
軸ピン27とから構成されており、摺動体26を
貫通し且つ両端が連結体25に取り付けられた軸
ピン27は、筒部11上端に形成された縦溝12
に位置している。また上記摺動体26はその下部
に縦溝28を備えて、筒部11に取り付けられた
ガイドピン19が縦溝28に挿通されている。そ
して筒部11内に設置された押し上げばね13が
摺動体26の下面に接している。内刃基台50及
び連結体25は、軸ピン27の軸まわりに揺動自
在となつている。図中7はトリマーブロツク、3
5は防塵パツキン、36は操作ハンドルである。 このように形成されたものにおいては、内刃基
台50及び連結体25は、軸ピン27の軸まわり
に揺動自在となつており、また摺動体26の摺動
が自在となつているために、内刃5のスムーズな
往復動を得られるのであるが、継手ブロツク2と
して多く部品を必要としており、また組立の手間
がかかるために、どうしてもコストが高くなつて
いる。 実開昭57−23269号公報においては、内刃基台
50に軸ピン27を直接取り付けるとともに、こ
の軸ピン27を駆動子1における筒部11に揺動
自在に且つ摺動自在に連結することによつて、部
品数の削減を図つたものが示されているが、この
ものにおいては、軸ピン27を内刃基台50に取
り付ける作業に手間がかかる上に、軸ピン27の
取付時に内刃基台50が変形して反りが発生して
しまうことがあつた。
【考案の目的】
本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは内刃基台と駆動子と
の連結を容易に且つ確実に行なうことができる往
復式電気かみそりを提供するにある。
【考案の開示】
しかして本考案は、モータの回転を往復動に変
換する駆動子と、内刃基台に設けられて駆動子に
連結される継手ブロツクとを備えた往復式電気か
みそりにおいて、駆動子に形成されている筒部内
に摺動自在且つ揺動自在に嵌入する球状部と、こ
の球状部から突設されて筒部にけられている縦溝
に挿通されるピン部と、このピン部の補強用のリ
ブとで継手ブロツクを形成するとともに、球状部
とピン部とリブとを一体に形成したことに特徴を
有するものであつて、前記従来例における連結体
と摺動体と軸ピン並びにガイドピンを単一の部材
として構成するとともに、これらを一体に形成す
る際に問題となる摺動体と連結体との間の揺動構
造を、球状部が筒部内面に揺動自在に接触するよ
うにすることで解決したものである。 以下本考案を図示の実施例に基づいて詳述す
る。尚、ここで示す電気かみそりは、前記従来例
で述べたものと同じ基本的形態のものであり、駆
動子1における筒部11と内刃基台50との間の
連結構造が異なつているために、この差異点につ
いてのみ説明する。 内刃基台50はその下面に装着される継手ブロ
ツク2を介して駆動子1から突設されている筒部
11に連結されている。ここにおける継手ブロツ
ク2は、内刃基台50の下面への取り付け部であ
るところの連結部20と、連結部20の中央下面
に形成された球状部21と、球状部21から突設
されたピン部22、リブ23、そして球状部21
から更に下方に突出しているばね受け部24とか
らなるもので、これらが合成樹脂の一体成形品と
して形成されている。 上記ピン部22はその軸が球状部21の中心を
通るように設けられたもので、両端は連結部20
とつながり、更に上縁がリブ23を介して球状部
21や連結部20につながつている。リブ23に
よつてピン部22の補強がなされているわけであ
る。 一方、駆動子1の筒部11の上端部には、一対
に縦溝14が切削されており、また両縦溝14の
途中には細幅部5が設けられている。この細幅部
15における間隔はピン部22の直径より細くさ
れている。 継手ブロツク2は連結部20の両端に形成され
ているフツク20aを内刃基台50に係止させる
ことと、融着とによつて内刃基台50に取り付け
られる。この融着は継手ブロツク2を内刃基台5
0よりも融点の低い材料で形成して、フツク20
aにより両者を組み合わせた後、超音波等によつ
て継手ブロツク2側を溶かすことで行なうように
している。形状が複雑で経年変化により変形しや
すくなつている継手ブロツク2の変形が内刃基台
50に伝わらないようにしているわけである。ま
た、内刃基台50の下面を継手ブロツク2の連結
部20上面全面で受けることで、内刃基台50の
剛性を高め、変形による外刃40とも密着性の低
下を防止しているものである。 このように内刃基台50に取り付けられた継手
ブロツク2は、その球状部21を筒部11内に挿
入するとともに、第5図に示すようにピン部22
を上記縦溝14に入れることで駆動子1に連結さ
れ、また筒部11内に設置されたコイル状の押し
上げばね13の一端が、ばね受け部24に形成さ
れている段部24aに係止して、上方へとばね付
勢される。内刃5はこの付勢により外刃40の内
面に接触する。 ここにおいて、筒部11内に入れられた球状部
21は、第6図に示すように、その外周面の大円
dを筒部11の内面に接触させて、筒部11に対
して摺動自在且つ揺動自在となる。このために、
第4図に示すように外刃40が肌との接触で傾け
られた時にも内刃5はこれに追従する。また縦溝
14に挿入されたピン部22は、駆動子1に対す
る継手ブロツク2の摺動及び揺動範囲の規制と、
筒部11の軸まわりにおける継手ブロツク2の回
転の規制とを行なう。尚、第4図に示すように、
筒部11に対して継手ブロツク2が傾いた時、ば
ね受け部24も当然傾くが、押し上げばね13は
段部24aに係止するようにしてあるために、こ
の係止が外れるようなことはない。 第7図に他の実施例を示す。これは球状部21
と筒部11内面との接触が前述のように大円dの
みで行なわれる場合、どうしても接触圧が高くな
り、このために球状部21における接触点の寿命
が短くなつてしまう。これを避けるために、継手
ブロツク2の揺動を妨げることのない細幅(0.2
mm程度)の環状平坦面21aを大円dに沿つて設
けたものである。
【考案の効果】
以上のように本考案においては、継手ブロツク
という単独部品のみで駆動子と内刃基台との間の
連結を行なつているものであつて、部品数が少な
く且つ組立も手間も少なくなつているために、コ
ストを低減させることができるものであり、しか
もこの継手ブロツクには球状部を設けてこの球状
部を駆動子における筒部内面に摺動自在に且つ揺
動自在に接触させているために、内刃に要求され
る動作がスムーズになされるものであつて、切れ
味も良好であり、更には、駆動子に対する内刃の
不要な動きの抑制を行なうこととなるピン部はリ
ブで補強されているために、強度も十分なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の縦断面図、第2図は
同上の破断横断面図、第3図は同上の分解斜視
図、第4図は同上の動作を示す破断横断面図、第
5図は同上のピン部と縦溝とを示す断面図、第6
図は球状部と筒部とを示す断面図、第7図は他の
実施例の球状部と筒部とを示す断面図、第8図は
従来例の縦断面図、第9図は同上の破断横断面図
であつて、 1は駆動子、2は継手ブロツク、3は本体ハウ
ジング、5は内刃、6はモータ、11は筒部、1
3は押し上げばね、14は縦溝、20は連結部、
21は球状部、21aは環状平坦部、22はピン
部、23はリブ、40は外刃、50は内刃基台を
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) モータの回転を往復動に変換する駆動子と、
    内刃基台に設けられて駆動子に連結される継手
    ブロツクとを備えた往復式電気かみそりであつ
    て、継手ブロツクは駆動子に形成されている筒
    部内に摺動自在且つ揺動自在に嵌入する球状部
    と、この球状部から突設されて筒部に設けられ
    ている縦溝に挿通されるピン部と、このピン部
    の補強用のリブとからなり、球状部とピン部と
    リブとが一体に形成されていることを特徴とす
    る往復式電気かみそり。 (2) 球状部は筒部内面に接触する外周面に細幅の
    環状平坦面を備えていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の往復式電気かみそり。 (3) 継手ブロツクは筒部内に配されている押し上
    げばねが係合するばね受け段部を備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の往
    復式電気かみそり。
JP9694886U 1986-06-25 1986-06-25 Expired JPH0238691Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9694886U JPH0238691Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9694886U JPH0238691Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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Publication Number Publication Date
JPS633375U JPS633375U (ja) 1988-01-11
JPH0238691Y2 true JPH0238691Y2 (ja) 1990-10-18

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ID=30963323

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JP9694886U Expired JPH0238691Y2 (ja) 1986-06-25 1986-06-25

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