JPH0238687Y2 - - Google Patents

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JPH0238687Y2
JPH0238687Y2 JP5398985U JP5398985U JPH0238687Y2 JP H0238687 Y2 JPH0238687 Y2 JP H0238687Y2 JP 5398985 U JP5398985 U JP 5398985U JP 5398985 U JP5398985 U JP 5398985U JP H0238687 Y2 JPH0238687 Y2 JP H0238687Y2
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JP
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diaphragm
sink
screw
vibrator
reinforcing plate
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JP5398985U
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JPS61170458U (ja
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  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術の分野〕 この考案は、食器類を洗浄する超音波洗浄器に
関し、より詳しくは家庭の厨房において食器洗浄
器として使用可能な超音波洗浄器に関するもので
ある。
〔背景技術〕
一般に、超音波洗浄器はシンクに振動子を取付
けたものである。振動子をシンクに取付けるに
は、振動子を振動板(台板)にあらかじめ装着
し、ついでこの振動板をシンクの取付用開口にね
じ止め固定する。
ところが、振動板をシンクに取付ける際に、従
来はスタツドボルトを使用していたため、強度的
な信頼性が低いという問題があつた。
また、ボルトとナツトにより固定する場合は、
施工性が悪いという問題があるほかに、第4図に
示すように、ナツト13のボルト14への締め付
け時に生じる集中応力が振動板15にかかり、ね
じれ等の変形が生じて振動板15に接着した振動
子16の接着強度に悪影響を及ぼすという問題が
あつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、施工性を改善し、しかもね
じ止め時に生じる応力の集中を緩和した超音波洗
浄器を提供することである。
(考案の開示) この考案の超音波洗浄器は、振動子を装着しか
つ外周に補強板を固着して外周にねじ孔を形成し
た振動板と、この振動板を取付ける取付用開口を
設けた超音波洗浄用のシンクと、このシンクの前
記開口周縁に形成したねじ挿通孔を経て前記振動
板のねじ孔に螺合する止めねじとを備えたもので
ある。
このように、この考案によれば、振動板の外周
に補強板を固着したので、振動板外周にねじ孔を
形成することが可能となり、従来のボルト・ナツ
ト方式に比べて振動板の取付けが簡単になり、施
工性が向上する。また、従来のようにナツトの締
め付けによる振動板への応力の集中により振動子
の取付強度(接着強度)に悪影響が及ぶのを防止
することができる。
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に基
づいて説明する。すなわち、この超音波洗浄器
は、第1図に示すように、シンク1の振動板取付
用開口2の周縁にシンク1の外方より緩衝材3を
介して振動板4の外周を当接させ、止めねじ5で
これらを一体に固定し、開口2を振動板4で塞ぐ
ようにしたものである。
前記シンク1は側面に形成された取付用開口2
の周囲に適宜な間隔で複数のねじ挿通孔6…が穿
設される。また、緩衝材3は水密性を有するゴム
等の部材からなり、開口2からシンク1内の水が
漏出するのを防止する。
前記振動板4は振動子群7を接着等により装着
したものであつて、その外周のシンク1と当接す
る面の反対面には比較的厚肉の補強板8が熔接,
接着等により固着されている。この補強板8はシ
ンク1への振動板4の取付けに先だつて、振動板
4の周縁外面に固着される。そして、振動板4か
ら補強板8にわたつて前記ねじ挿通孔6…に対応
する複数のねじ孔9…を穿設する。
この状態で、振動板4を緩衝材3を介してシン
ク1の外方よりシンク1の取付用開口2の周縁に
当接させる。ついで、シンク1の内部から止めね
じ5を開口2周縁のねじ挿通孔6および緩衝材3
の孔10を経て振動板4のねじ孔9に螺合させ、
振動子群7をシンク1に固定するのである。第2
図は振動子4の取付状態を示す断面図であり、同
図に示すように振動板4外周は緩衝材3を介して
シンク1外面に密着固定されている。同図におい
て、12はゴムパツキンである。
このように、振動板4にねじ孔9を設けたの
で、従来のナツトを使用する場合に比べて施工性
が向上する。また、第3図に示すように、振動板
4外周に補強板8を取付けてねじ孔9を形成する
ことにより、ねじ止め時に振動板4へ集中応力が
かかり振動子11の接着強度に悪影響を及ぼすの
を緩和することができる。また、振動板4および
補強板8をシンク1の内側に付ける場合は、これ
らがシンク1内へ突出することになり、シンク1
内での洗浄作業に支障をきたすが、この実施例の
ようにシンク1の外側に取付ける場合はかかる問
題が生じることがない。
なお、この実施例では、補強板8を振動板4の
外周の外面、つまりシンクと当接する面の反対の
面に設けたが、シンク1と当接する内面に補強板
8を設けてもよい。この場合は、ねじ孔9は振動
板4に達しない深さで補強板8に形成される。か
かる場合もこの考案に包含されるものである。ま
た、振動板4外周とシンク1外面との間に介在す
る緩衝材3は必ずしも必要とされるものではな
く、振動板4取付部からの水漏れを防止しうる限
り種々の変更が可能である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、振動板の外周に補強板を固
着したので、振動板外周にねじ孔を形成すること
が可能となり、従来のボルト・ナツト方式に比べ
て振動板の取付けが簡単になり、施工性が向上す
る。また、従来のようにナツトの締め付けによる
振動板への応力の集中により振動子の取付強度に
悪影響が及ぶのを防止することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の分解斜視図、第
2図は振動板の取付状態の断面図、第3図は振動
子を装着した振動板の部分斜視図、第4図は従来
の振動板固定構造の斜視図である。 1……シンク、2……開口、3……緩衝材、4
……振動板、5……止めねじ、8……補強板、9
……ねじ孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振動子を装着しかつ外周に補強板を固着して外
    周にねじ孔を形成した振動板と、この振動板を取
    付ける取付用開口を設けた超音波洗浄用のシンク
    と、このシンクの前記開口周縁に形成したねじ挿
    通孔を経て前記振動板のねじ孔に螺合する止めね
    じとを備えた超音波洗浄器。
JP5398985U 1985-04-11 1985-04-11 Expired JPH0238687Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5398985U JPH0238687Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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JP5398985U JPH0238687Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61170458U JPS61170458U (ja) 1986-10-22
JPH0238687Y2 true JPH0238687Y2 (ja) 1990-10-18

Family

ID=30575351

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JP5398985U Expired JPH0238687Y2 (ja) 1985-04-11 1985-04-11

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JPS61170458U (ja) 1986-10-22

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