JPH0238315Y2 - - Google Patents

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JPH0238315Y2
JPH0238315Y2 JP1983198243U JP19824383U JPH0238315Y2 JP H0238315 Y2 JPH0238315 Y2 JP H0238315Y2 JP 1983198243 U JP1983198243 U JP 1983198243U JP 19824383 U JP19824383 U JP 19824383U JP H0238315 Y2 JPH0238315 Y2 JP H0238315Y2
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video memory
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adder
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はパーソナルコンピユータの表示画面の
スクロールをハードウエアで行うハードウエアス
クロール回路に関する。
〔背景技術〕
近年パーソナルコンピユータのデイスプレイ機
能は著しく多彩となり、各方面においてその活用
分野が拡大する趨勢にある。
デイスプレイの表示画面はキイボードからの操
作やプログラムによるCPUからの命令による自
由に移動可能である。上下左右に連続的に画面を
移動することはスクロールと呼ばれ、使用に便利
であるが、その機能を付加するためには機器のハ
ード、ソフト両面における設計が複雑であつた。
また画面の移動速度も十分でなかつた。
例えば表示画面を移動するための基礎的技術は
つぎのとおりである。デイスプレイの表示画面は
N行M列のドツトマトリツクスで形成されてい
る。各ドツトの位置座標は決つている。一方表示
すべき情報はビデオメモリに格納される。このビ
デオメモリのメモリセルの各アドレスはデイスプ
レイの各ドツト位置と対応づけられる。この対応
づけの仕方は1対1または1対複数等種々ある。
ビデオメモリは表示専用のコントローラと接続さ
れており、それによつて定期的に(例えば1秒間
に30回)全メモリ内容が読出され、表示機器へ送
られる。ビデオメモリのデータバスは上記のコン
トローラによつて使用されない間はCPUに接続
され、表示画面の書替え情報等が書込まれる。
従来、前述のスクロールを行う場合、画面上の
ドツト位置とビデイメモリのアドレスとを固定的
に対応づけ、画面の移動に対応するようにビデオ
メモリの内容を書き替えていた。つまり動画の作
成方法に類似している。CPUによるビデイメモ
リのアクセスのタイミングは前述のように表示装
置側からのアクセスとの関係上極めて制限され
る。そのような制限の下でビデオメモリの全内容
を頻繁に書き替えることは、CPUの使用効率を
低下する上、スクロールの所要時間も大きいとい
う欠点がある。
また、他の方法としてつぎのようなものがあ
る。ビデオメモリの大きさをデイスプレイのドツ
トマトリクスよりも大きくとり、表示画面をビデ
オメモリの一部と対応づける。そしてスクロール
する場合には、表示するビデオメモリの範囲を変
えることによつて画面を移動させる。これにビデ
オメモリおよびアクセス回路にむだがありかつ構
成も複雑となる。
上記の事情に鑑み、欠点を除去したつぎのよう
なスクロール回路が提案されている。その概要は
つぎのとおりである。1アドレス1ビツトのドツ
トアトリクスビデオメモリのメモリセルと、デイ
スプレイのドツトアトリクスのドツト位置とは固
有の1対1の対応づけがなされている。第1図は
その対応関係を示す。第1図Aは64ビツトのビデ
オメモリを例示する。各メモリセルには1〜64の
アドレスが付されている。第2図B,C,Dはそ
れぞれデイスプレイ画面を示す。図示の番号はド
ツト位置を表わし、表示クロツク信号によつてこ
の番号順に表示される。ドツト位置とビデオメモ
リセルの番号とが等しいようになされるアドレス
は基本アドレスと呼ばれ、それはデイスプレイと
ビデオメモリとの固定的関係にある。基本アドレ
スによつてビデオメモリをアクセスして表示すれ
ば第2図Bのようになる(文字×)。第2図Cお
よびDは第2図Bの画面をそれぞれ右および上へ
移動したものである。第2図Cでは第nドツト位
置に表示される情報はビデオメモリの第n−1番
地から読出される。第2図Dでは第nドツト位置
に表示される情報は第n+M(M−8)番地から
読出される。左および下への移動の場合読出すべ
きアドレスはそれぞれ第n+1番地および第n−
8番地となる。この方法を実施するために、ビデ
オメモリのアドレス発生回路は基本アドレス発生
器、オフセツトアドレスレジスタおよび加算器に
よつて構成されている。基本アドレスレジスタは
上述の基本アドレスを発生する。オフセツトアド
レスレジスタにはCPUから画面の移動量がロー
ドされる。基本アドレスと上記移動量とは加算器
において加算され、その結果ビデオメモリに対す
る実効アドレスが算出される。この実行アドレス
によりビデオメモリを読出すことにより表示画面
はオフセツトアドレスレジスタに設持された量と
方向に従つて移動する。この際、画面の移動の反
対側の行又は列は書替えが必要となる。このよう
にビデオメモリの全面書替えの必要がない。
上記の回路においては、オフセツトアドレスレ
ジスタに設定された量の移動が一回起るだけであ
る。表示画面を同方向へ連続的に移動するには、
CPUからオフセツトアドレスレジスタに対して
適当なタイミングで引き続き画面の移動量を指示
するデータをロードしてやらなければならない。
これは専用のプログラムを必要とする。このよう
な作業は、パーソナルコンピユータにおいては貴
重なCPUの時間を使用することとなる。従つて
このようなことなく簡単かつ正確で低価格のハー
ドウエハに代替させたいという要望があつた。
〔考案の開示〕
本考案の目的は、上記の要望に応ずるハードウ
エアスクロール回路を提供することである。
本考案によるハードウエアスクロール回路は、
CPUと、デイスプレイと、1アドレス1ビツト
(ビツトマツプ)のビデオメモリと、基本アドレ
ス発生器と、スクロールオフセツトレジスタと、
累算器と、加算器とを具備して構成される。
CPUとデイスプレイは、ビデオメモリのデー
タバスに時分割アクセス可能なように接続され
る。
デスプレイのドツト位置とビデオメモリのメモ
リセルは1対1の固有の対応をなす。
基本アドレス発生器はデイスプレイの同期信号
に基づきデイスプレイのドツト位置番号と正確に
一致する基本アドレスを表わす信号を発生する。
基本アドレス発生器の出力は加算器入力は接続さ
れる。
スクロールオフセツトレジスタにはCPUによ
りデイスプレイの一垂直同期信号期間における画
面の移動量および方向を表わす数がセツトされ
る。スクロールオフセツトレジスタの出力は累算
器の入力に接続される。
累算器に対し制御入力としてスクロール指令信
号とデイスプレイの垂直同期信号が供給される。
累算器はスクロール指令信号が与えられている
期間にわたり、垂直同期信号毎に、上記スクロー
ルオフセツトレジスタにセツトされた数を累算す
る。累算器の出力は加算器に接続される。
加算器は上記2つの入力を加算する。加算器の
出力はビデオメモリのアドレスバスに接続され
る。
上記の構成によりハードウエアスクロール回路
によつてつぎの効果が得られる。任意の単位移動
量をスクロールオフセツトレジスタへセツトし、
スクロールの指令を与えることにより、垂直同期
信号毎にその単位移動量が累算されて基本アドレ
スに加えられ、実行アドレスとしてビデオメモリ
に供給される。その結果デイスプレイ画面が垂直
同期によつて更新される毎に画面は上記の単位移
動量づつ所定の方向へ移動する。
すなわち、本考案によるハードウエアスクロー
ル回路によつて、パーソナルコンピユータの表示
画面を上下左右に任意のドツト数だけ極めて円滑
にスクロールすることができる。ソフトアエアの
介入を最小限としているからCPU効率が向上す
る。
累算器は構造簡単、動作高速正確、小型低価格
のものを容易に入手し組込むことができるからソ
フトウエアによるスクロール回路より経済的なも
ので実現できる。
〔考案を実施するための最良の形態〕
以下本考案について、図面を参照しながら詳細
に説明する。
第2図は本考案によるハードウエアスクロール
回路の実施例を示す回路図である。
第2図においてビデオメモリ1は1アドレス1
ビツトのダイナミツクメモリを使用するいわゆる
ビツトマツプRAMである。ビデオメモリ1はデ
ータバス4を通じてデイスプレイ2と接続されて
いる。またビデオメモリ1はCPU5とバツフア
6、データバス4′を介して接続されている。デ
ータバス4および4′は共通のものを時分割で使
用するが既に周知なので詳細は省く。
ビデオメモリ1のアドレスバス3には、アドレ
ス発生のための回路が接続されている。これは基
本アドレス発生器7、スクロールオフセツトレジ
スタ8、加算器9、累算器10から構成されてい
る。第1図には更に累算器10の一つの実施例と
して加減算器11、ラツチ回路12、インバータ
13、ANDゲート14から構成される回路を示
している。
デイスプレイ2の表示画面のドツト位置はビデ
オメモリ1のアドレスと1対1の対応づけがなさ
れる。ドツト位置番号と等しいメモリセルをアク
セスするアドレス系を前述のとおり基本アドレス
と呼び、これは基本アドレス発生器7によりデイ
スプレイを掌る同期信号を用いて固定的に発生さ
れる。基本アドレスは例えば8桁の並列信号によ
り加算器9のA入力へ供給される。
スクロールオフセツトレジスタ8は加減算器1
1と接続されている。加減算器11の出力はラツ
チ回路12の入力に接続され、そのラツチ回路1
2の出力は加算器9の入力Bに接続されると共に
加減算器11のもう一つの入力Eとなる。すなわ
ち加減算器11とラツチ回路12とはループを形
成する。加減算器11およびラツチ回路12に対
して外部から垂直同期信号VSYNCおよびスクロ
ール指令信号SCが供給される。この両信号はま
ずANDゲード14に入力される。ANDゲード1
4の出力は加減算器への直接に、ラツチ回路へは
インバータ13を介して接続される。
垂直同期信号VSYNCおよびスクロール指令信
号SCは線路15を経てCPU5へも供給される。
つぎに第2図のハードウエアスクロール回路の
動作について説明する。
いま、スクロールオフセツトレジスタ8に+1
がセツトされたとする。これは垂直同期の1周期
毎にデイスプレイ画面を左へ1列づつ移動させる
ことを意味する。この設定値(+1)は加減算器
11の入力Dに供給される。加減算器11はスク
ロールオフセツトレジスタ8にセツトされる数が
正のときには加算器として、負のときには減算器
として動作する。加減算器11の制御端子Cには
垂直同期信号VSYNCとスクロール指令信号SC
の論理積がANDゲート14によつて印加される。
この2つの信号がいずれも“H”になつたとき
ANDゲート14から端子Cへ印加される信号レ
ベルは“H”となりそのとき加減算器11はDお
よびEレジスタの加算を実行する。
いまスクロール指令が与えられ、信号SCは
“H”となる。そのつぎに垂直同期信号VSYNC
が“H”となると加減算器11の端子Cとラツチ
回路12のCLK端子への信号レベルは“H”と
なりそれ等を動作させる。最初加減算器11のE
レジスタは“0”である。従つてその出力は+1
である。この信号はラツチ回路12を経由して加
算器9の入力Bへ供給される。ラツチ回路12の
出力(+1)は同時に加減算器11のEレジスタ
へフイードバツクされ累積される。
加算器9は入力A(基本アドレス)と入力B(+
1)とを加算する。これが現在の実効アドレスと
なつてビデオメモリ1のアドレスバス3へ供給さ
れる。
一方、ANDゲート14からの“H”信号は線
路15を経てCPUのINTレジスタへ供給される。
これによりCPU5からバツフア6を経てビデオ
メモリ1に対し画面の移動方向と反対端の一列に
相当する分の表示データが書込まれる。
ビデオメモリ1の内容は上記の実効アドレスに
よつて順次読出され、デイスプレイ2へ送られ
る。その結果デイスプレイ画面は左へ1列平行移
動する。
つぎに垂直同期信号VSYNCの第2回目の立上
りによつて、加減算器11は、アキユムレータE
に保存してある数(+1)にスクロールオフセツ
トレジスタ8からの入力D(+1)を加算する。
その結果+2がラツチ回路12を介して加算器9
の入力Bへ供給される。これによつて実効アドレ
スは基本アドレス+2となる。また、ラツチ回路
12の出力+2は加減算器11のアキユムレータ
Eの内容を更新する。
続いて第3,4……の垂直同期信号の立上りに
よつて累算器10の出力は+3,+4……と増加
して行く。実効アドレスも1づつ増加して行く。
その都合移動方向とは反対の端の列に相当する分
がCPUによつて書込まれる。
以上の経過によつて、デイスプレイ画面は左へ
連続的に移動し左端の列は画面から消え、右端に
は新しい表示画面が現れる。
スクロール指令信号SCが“L”となると加減
算器11の端子Cに与えられる信号は“L”とな
り、加減算は行われずデイスプレイ画面は停止す
ると共にCPUの書込みも行われなくなる。
スクロールオフセツトレジスタ8にセツトされ
る数が+n(ただしn<M:Mはドツトマトリク
スの列数)であれば、垂直同期信号毎にデイスプ
レイ画面は左へn列づく移動する。
上記の説明においてスクロールオフセツトレジ
スタ8にセツトされた数が負であれば、加減算器
11は減算の累算を実行し、その結果、実効アド
レスは減少し、デイスプレイ画面は右方向へ移動
する。スクロールオフセツトレジスタにデイスプ
レイ画面の列数(+M)をセツトすれば画面は垂
直同期毎に上方へ一行移動する。一般にKM+n
がセツトされるとK行n列の移動が連続的に起
る。
以上の実施例のハードウアハスクロール回路は
少数の部品を用いて極めて簡単に製作することが
できる。動作も確実で高速である。
【図面の簡単な説明】
第1図はデイスプレイとビデオメモリとの関係
を示す説明図、第2図は本考案によるハードウエ
アスクロール回路の実施例を示す回路図である。 1……ビデオメモリ、2……デイスプレイ、5
……CPU、7……基本アドレス発生器、8……
スクロールオフセツトレジスタ、10……累算
器、VSYNC……垂直同期信号、SC……スクロ
ール指令信号。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1アドレス1ビツトのビデオメモリと、そのビ
    デオメモリのデータバスに接続され表示内容を書
    込むCPUと、前記書込まれた表示ビツトを表示
    ドツト位置に表示するデイスプレイと、前記デイ
    スプレイの同期信号に基づき基本アドレスを発生
    する基本アドレス発生器と、デイスプレイ画面の
    垂直同期周期当りの所望移動量をセツトされ、そ
    れを記憶するスクロールオフセツトレジスタと、
    スクロール指令信号と垂直同期信号によつて制御
    され、垂直同期の一周期毎に前記スクロールオフ
    セツトレジスタにセツトされた数を累算する累算
    器と、前記基本アドレス発生器と前記累算器との
    出力を加算する加算器とを具備したことを特徴と
    するハードウエアスクロール回路。
JP1983198243U 1983-12-23 1983-12-23 ハ−ドウエアスクロ−ル回路 Granted JPS60104879U (ja)

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JP1983198243U JPS60104879U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 ハ−ドウエアスクロ−ル回路

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JP1983198243U JPS60104879U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 ハ−ドウエアスクロ−ル回路

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Publication Number Publication Date
JPS60104879U JPS60104879U (ja) 1985-07-17
JPH0238315Y2 true JPH0238315Y2 (ja) 1990-10-16

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ID=30757069

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JP1983198243U Granted JPS60104879U (ja) 1983-12-23 1983-12-23 ハ−ドウエアスクロ−ル回路

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