JPH0438389Y2 - - Google Patents

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JPH0438389Y2
JPH0438389Y2 JP1986157190U JP15719086U JPH0438389Y2 JP H0438389 Y2 JPH0438389 Y2 JP H0438389Y2 JP 1986157190 U JP1986157190 U JP 1986157190U JP 15719086 U JP15719086 U JP 15719086U JP H0438389 Y2 JPH0438389 Y2 JP H0438389Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は表示制御装置に関し、特に表示内容
のエデイツト処理の高速化技術に関するもので、
各種処理装置、例えばワードプロセツサ、パーソ
ナルコンピユータの表示システムに利用すること
ができる。
[考案の概要] この考案は、表示内容のエデイツト(編集)の
ために表示メモリに対する一連のエデイツトアド
レスを発生可能なアドレス発生手段を備える表示
制御装置において、 表示スクリーン上におけるエデイツト位置を第
1の方向に沿つて所定の刻みで歩進し、指定の歩
進回数でリセツトされ、繰り返し動作の1サイク
ルを完了する第1の計数手段と、表示スクリーン
上におけるエデイツト位置を第2の方向に沿つて
所定の刻みで歩進し、指定の歩進回数でリセツト
され、繰り返し動作の1サイクルを完了する第2
の計数手段とを、エデイツト開始アドレスに加え
られる変位量アドレスを生成する手段として使用
し、両計数手段をカスケード接続して、1ワード
のエデイツトデータの処理完了ごとに発生するク
ロツクで一方のカウンタ手段を動作させ、この計
数手段の動作が一巡するごとに相手の計数手段に
クロツクを与えるようにしたので、 エデイツトが行われる表示スクリーン上の領域
を非常に自由に設定でき、この設定された領域内
での高速エデイツト処理が可能となる。
つまり、この考案の場合、いつたんホストの
CPUから、エデイツトのアドレスを指示する情
報が与えられれば、表示制御装置の方で指定され
たエデイツトエリア内のアドレスを指定された順
序で自動発生するので、ホストのCPUはいちい
ちエデイツトアドレスを指示する必要がなく、そ
の分データ転送が高速化される。
[従来技術] 第4図に、表示制御装置の基本構成を示す。エ
デイツトではない通常の表示を行う場合、主制御
部10は表示アドレスカウンタ30を介して表示
メモリの先頭から最終アドレスまで順次発生さ
せ、そのアドレスにあるデータ内容を順次表示デ
バイスへ送出する。一方、エデイツトアドレスカ
ウンタ20は表示メモリの内容をCPUが読み書
きする際にどのアドレスに対して行なうかを保持
し、また1ワードの読み書きが終わるごとに歩進
されるようになつている。主制御部10は必要な
タイミングで選択器40を動かし、どちらかのア
ドレスを表示RAMに与えるようになつている。
問題はエデイツトアドレスカウンタの機能にあ
り、その従来例を第6図のaとbに示す。第6図
aはフリツプフロツプ20Fをカスケード接続す
るという簡単な構成であり、ロード時、データバ
スを通して、各フリツプフロツプにエデイツト開
始アドレスの各ビツトが設定され、カウント時に
は、1ワード処理ごとに与えられるインクリメン
トクロツクにより、フリツプフロツプ構成のカウ
ンタ出力が“1”ずつインクリメントする。
したがつて、表示メモリのアドレスに対する表
示デバイスのスクリーンの位置割付が第5図のよ
うに構成されている場合、この第6図aに示す従
来のエデイツトアドレスカウンタはスクリーン上
を横方向に進むアドレスしか生成できない。
第6図bに示すのは別の従来のエデイツトアド
レスカウンタである。データラツチ20Rに、可
変のステツプ幅を設定でき、セレクタ・フリツプ
フロツプ20Sに、最初にエデイツト開始アドレ
スを選択させ、カウント中は、インクリメントク
ロツクにより、現在アドレスにステツプ幅を加算
したものを加算器20Aを介して生成する。これ
により、エデイツト開始アドレスよりステツプ幅
刻みのエデイツトアドレスが発生可能であり、第
5図に示す表示メモリ/位置割付をとる場合、デ
ータラツチ20Rに“026”セツトしておくこと
で、表示スクリーン上を縦方向に進むエデイツト
アドレスを生成できる。
[考案の解決しようとする問題点] しかし、第6図bの従来例はステツプ幅が可変
である点で第6図aの従来例と異なるのにすぎ
ず、いずれの従来例も、エデイツト開始アドレス
の位置を始点として、そこからある方向にアドレ
スを進めることができるだけであり、実際的な使
用においては、表示スクリーンの一行分あるいは
一列分の位置に対応するアドレスを発生するのに
留まる。つまり、一次元的な位置のアドレスしか
生成できない。したがつて、複数の行や列をカバ
ーするアドレスをエデイツトする場合には、一行
(または一列)終了ごとに、CPUの方から次行
(または次列)のエデイツト開始アドレス情報を
再指定する必要があり、これが、処理速度を遅く
する原因になる。
この考案は上記の問題点を解消するためになさ
れたもので、CPUからの一回のアドレス情報に
より、指定された2次元のエリアをカバーするエ
デイツトアドレスを発生可能な表示制御装置を提
供することを課題とする。
[問題点を解決するための手段] 第1図にこの考案の機能ブロツク図を示す。本
図において、Aはエデイツト開始アドレスを記憶
する記憶手段、Bは第1の計数手段であり、第1
のクロツク供給手段Cよりクロツクが供給される
ごとに、設定された第1ステツプ幅で歩進し、設
定された第1最大アドレス変位量に出力が達する
とリセツトされて元の状態から歩進を再開する。
Dは第2の計数手段であり、第2のクロツク供給
手段Eよりクロツクが供給されるごとに設定され
た第2ステツプ幅で歩進し、設定された第2最大
アドレス変位量に出力が達するとリセツトされて
元の状態から歩進を再開可能する。第2のクロツ
ク供給手段Eは第1の計数手段Bがその最大アド
レス変位量に達するごとに第2の計数手段Dにク
ロツクを供給する。加算手段Fは記憶手段Aのエ
デイツト開始アドレスに、変位量アドレスとして
の第1と第2の計数手段B,Dの出力を加算して
表示メモリへのエデイツトアドレスを発生するも
のである。
[考案の作用] 第1図において、第1ステツプ幅、第1最大ア
ドレス変位量、第2ステツプ幅、第2最大アドレ
ス変位量は、エデイツト開始アドレスの表示位置
を始点とする2次元のエリアを定める。また、第
2の計数手段Dが第1の計数手段Bの一巡の動作
ごとに第2のクロツク供給手段Eにより供給され
るクロツクにより動作する、という関係は、2次
元のエリアをカバーするアドレスが第1の計数手
段の出力の一巡ごとに第2の計数手段の出力が歩
進する、というアドレス発生順序を定める。
いま、第1の計数手段のステツプ幅を、表示ス
クリーン上の横方向移動におけるあるピツチP1
に設定し、その最大アドレス変位量をM桁に設定
し、第2の計数手段のステツプ幅を表示スクリー
ン上の縦方向移動におけるあるピツチP2に設定
し、その最大アドレス変位量をN行に設定したと
する。
この場合、次のようなエデイツトアドレスが生
成されていく。最初、両計数手段B,Dの出力は
ないので加算手段Fからはエデイツト開始アドレ
スが出力される。第1のクロツク供給手段Cが最
初のクロツクを与えると、第1の計数手段は、表
示スクリーン上の横方向におけるピツチP1に相
当する値を出力する。この結果、加算手段から
は、始点から横方向にピツチP1分ずれた位置に
対応するアドレスが出力される。以下同様にし
て、第1のクロツク供給手段Cよりクロツクが供
給されるごとに、表示上を横方向にピツチP1で
変位するエデイツトアドレスが出力される。M
桁、横方向に移動すると、第1の計数手段Bはリ
セツトされる。このとき第2の計数手段Dには第
2のクロツク供給手段Eによりクロツクが加えら
れ、第2の計数手段Dは表示スクリーン上の縦方
向に沿うあるピツチP2に対応する値を出力する。
この結果、加算手段Fから出力されるエデイツト
アドレスは、表示スクリーン上の始点より縦方向
にピツチP2分ずれた位置を示すことになる。
プリンタにおけるアナロジーで説明すれば、第
1の計数手段がタビユレタの示す折り返し点に達
したところでキヤリツジリターンがかかり、第2
の計数手段によりラインフイードがなされる、と
いつた具合である。
以下、同様にして、処理が進められ、第2の計
数手段DがN行を達成したとろろで、始点からM
桁N行のエリアをカバーするエデイツトアドレス
の歩進が完成する。
上記の作用例は2次元エリアを横方向を基準と
してアドレス走査する場合であるが、縦方向を基
準としてアドレス走査することも容易にできる。
第1の計数手段を縦方向用とし、第2の計数手段
を横方向用として使用すればよいわけである。
その他、種々の使用例があるが当業者には自明
なので説明を省略する。
なお第1図には図示の簡略化のため示していな
いが、第1のクロツク供給手段Cがクロツクを供
給する相手を、第1の計数手段の代わりに第2の
計数手段に切り替る手段を設けてもよい。この場
合、これに関連して、第2のクロツク供給手段E
は第2の計数手段の一巡の動作後とに第1の計数
手段にクロツクを供給することになる。
[実施例] 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を
説明する。
構 成 本実施例の要部であるエデイツトアドレスカウ
ンタの構成を第2図に示す。データラツチ21に
はエデイツト開始アドレスの値が格納可能で、こ
のラツチ出力と、2つの変位量カウンタ22aと
22bの出力を加算器23で加算することによ
り、表示メモリのエデイツトアドレスが生成され
る。2つの変位量カウンタは同様の構成であり、
表示メモリのアドレスの移動方向、したがつて表
示スクリーン上の位置の移動方向を定める刻み幅
ないしステツプ幅と、その移動方向におけるスト
ローク(最大変位量)とを外部から可変に設定可
能であり、クロツクが与えられるごとにその出力
がステツプ幅ずつ変化し、最大変位量に達すると
リセツトされて、再び元の状態からステツプ幅刻
みの歩進を繰り返し動作可能である。代表的な使
用例では、カウンタの一方、例えば第1の変位量
カウンタ22aの方に表示スクリーン上を横方向
に進ませるステツプ幅(第5図のマツプの場合
1)と横方向のストローク(例えば10桁分)を設
定し、第2の変位量カウンタ22bの方に表示ス
クリーン上を縦方向に進ませるステツプ幅(第5
図では26)と縦方向の繰り返しストローク(例え
ば10行分)を設定する。この場合、エデイツトア
ドレスカウンタ20は、与えられたエデイツト開
始アドレスを始点として、表示スクリーン上の10
桁×10行の矩形領域をカバーする一連のアドレス
を発生可能である。
本実施例では、矩形領域をカバーする一連のア
ドレスを2通りの順序で発生させることができ
る。ひとつは、始点から横方向に進ませ、設定さ
れた横ストローク分移動させた後、始点の1行下
または上にリターンさせ、そこから再び横方向に
進ませる、という横方向走査であり、もうひとつ
は縦方向の移動が基準となる縦方向走査である。
この機能を持たせるため、変位量カウンタ22
aと22bの片方にのみ、データ1個分のエデイ
ツト処理の完了ごとに主制御部10(第4図)か
ら与えられるクロツクを入力し、このクロツクが
入力されるカウンタが最大変位量に達するごと
に、すなわちそのカウンタの動作が一巡するごと
に、他方の変位量カウンタにクロツクを入力して
いる。
具体的には、変位量カウンタ22aと22bの
片方を、主制御部10からのインクリメントクロ
ツクで動作する下位カウンタとし、もう片方を、
この下位カウンタが動作を一巡するごとに発生す
るオーバーフローないしキヤリー信号でクロツク
動作する上位カウンタとする。
図示の例では、主制御部10は変位量カウンタ
22aと22bのいずれを下位カウンタにするか
を切換選択できるようになつている。すなわち、
変位量カウンタ22aと22bは2つのクロツク
入力端子CKとCIをもち、クロツク入力端子CK
には主制御部10からのインクリメントクロツク
が結合しており、クロツク入力端子CIには他方
の変位量カウンタのキヤリーアウトCOが結合し
ている。そして、主制御部10からのクロツク選
択信号が変位量カウンタ22aの選択端子SELに
はダイレクトに、変位量カウンタ22bの選択端
子SELにはインバータ24を介して接続されてい
る。選択端子SELのレベルによつてクロツク入力
が切り替えられる。したがつて、変位量カウンタ
22aが主制御部10からのインクリメントクロ
ツクにより下位カウンタとして動作するときは、
変位量カウンタ22bは変位量カウンタ22aか
らのキヤリーアウトにより動作する上位カウンタ
として働き、逆に、変位量カウンタ22aが下位
カウンタのときは変位量カウンタ22bは上位カ
ウンタとして働く。
図示の構成の代りに、変位量カウンタ22aを
下位カウンタ、変位量カウンタ22bを上位カウ
ンタとして固定してもよい。この場合、変位量カ
ウンタ22bは主制御部10からのインクリメン
トクロツクのみで動作するから、同カウンタ22
bのクロツク選択信号と端子CI,SELは不要で
ある。また、変位量カウンタ22bの端子CK,
SELも不要で、インバータ23も不要である。
第2図に示す変位量カウンタ22a,22bは
同一構成であり、その詳細を第3図に示す。
データラツチ221にはステツプ幅データが格
納される。ラツチ221へのデータ読込は刻み幅
ラツチ信号G1により制御される。一方、データ
ラツチ222は変位量カウンタの一巡の動作を定
めるリミツトデータを格納するためのもので、リ
ミツトラツチ信号G2によりラツチされる。選択
器223はクロツク選択信号に従つて、主制御部
10より与えられるインクリメントクロツクと相
手の変位量カウンタからのキヤリーアウトによつ
て与えられるクロツクの一方を選択する。カウン
タ224は選択器223を通して与えられるクロ
ツクを計数するカウンタである。比較器225は
このカウンタAの内容であるクロツク数とデータ
ラツチ222の内容であるリミツトデータとを比
較する。
加算器226はデータラツチ221からのステ
ツプ幅データを、現在の変位量カウンタの出力に
加算するもので、加算結果はF/Fレジスタ22
7に与えられる。F/Fレジスタは選択器223
からのクロツクごとに入力データをロードし、し
たがつて、クロツクごとに変位量カウンタの出力
がステツプ幅データ分加算される。
変位量カウンタはリセツトは2通りのしかたで
行なわれる。1つは第2図のデータラツチ21に
エデイツト開始アドレスの値をロード制御するス
タートアドレスラツチ信号であり、これにより変
位量カウンタの出力データを発生するF/Fレジ
スタ227と入力クロツク数を計数するカウンタ
224が“0”にリセツトされる。以上は、エデ
イツト開始アドレスの設定に伴う変位量カウンタ
の初期化である。
もう1つは変位量カウンタの動作過程で起こ
る。すなわち、カウンタ224の計数する入力ク
ロツクの数がデータラツチ222に記憶されるリ
ミツトデータに達すると、比較器225より一致
信号が出力され、これがオアゲート228を介し
てF/Fレジスタ227とカウンタ224のリセ
ツト端子に供給される。
動 作 以下、本実施例の動作を説明するため、具体例
として、第5図に示す表示メモリのアドレス05
3から、第7図に示すキヤラクタデータを転送す
る場合について述べる。この場合、第5図に示す
表示メモリアドレスと表示スクリーン位置との対
応から、横のステツプ幅は“1”、縦のステツプ
幅は“26”である。そこで、これらの値“1”と
“26”を変位量カウンタ22aと22bのデータ
ラツチ221にそれぞれ設定する。また第7図よ
りキヤラクタは横2ワード、縦8ワードの構成で
あるので、横のステツプ幅“1”をセツトした方
の変位量カウンタ22aにはそのデータラツチ2
22に“2”をセツトし、縦のステツプ幅“26”
をセツトした変位量カウンタ22bにはそのデー
タラツチ222に“8”をセツトする。さらに第
5図の053番地から転送を始めるので第2図のデ
ータラツチ21に“053”のエデイツト開始アド
レスのデータを設定する。この設定動作に伴い、
各変位量カウンタ22a,22bは“0”にリセ
ツトされ、加算器23はエデイツト開始アドレス
の値“053”を出力する。
ここで、第7図のイに示す順序を持つキヤラク
タデータを転送する場合には、縦方向を基準とす
る縦方向走査を設定する。すなわち、縦方向が基
準なので、縦方向変位量カウンタ22bに2つの
クロツクのうち主制御部10からのクロツクCK
を選択させ、横方向変位量カウンタ22aに相手
のカウンタ22bからのキヤリーアウトクロツク
CIを選択させる。この選択は主制御部10から
のクロツク選択信号により行なわれる。
その後、CPUによる書込動作が起こると、キ
ヤラクタデータの最初のワード1が表示メモリア
ドレス053に転送された後、主制御部10から
のインクリメントクロツクにより変位量カウンタ
22bのカウンタ224は“1”になりF/Fレ
ジスタ227の変位量出力は“26”となる。この
ため、加算器23の出力されるエデイツトアドレ
スは“053”に“26”を加えた値“079”となり、
キヤラクタデータの2番目のワードのアドレスを
示し、2番目のワードの転送準備ができる。以
後、これを繰り返し、縦方向の最後の8番目のキ
ヤラクタワードを転送し終ると、縦方向変位量カ
ウンタ22bのカウンタ224は“8”となる。
これはデータラツチ222に格納される縦方向の
移動回数のリミツトデータ“8”と一致するので
比較器225から一致信号(キヤリーアウト)が
出力される。これにより縦方向変位量カウンタ2
2bのF/Fレジスタ227とカウンタ224が
リセツトされる。さらに、比較器225より出力
される縦方向変位量カウンタ22bのキヤリーア
ウトは横方向変位量カウンタ22aのクロツク入
力CIに加えられ、内部のカウンタ224を“1”
し、そのF/Fレジスタ227から出力される変
位量データを“1”にする。この結果、縦変位量
カウンタ22bの出力は“0”、横変位量カウン
タ22aの出力は“1”となり、加算器23は
“054”エデイツトアドレスを出力する。第5図に
示すように、“054”はキヤラクタの最初のワード
を格納した“053”に対し、表示スクリーン上に
おいて次桁に位置する。したがつて、第7図イの
キヤラクタの9番目のワードの転送準備ができて
いることになる。以下、同様にして16番目のワー
ド転送までのエデイツトアドレスが生成されてい
く。
第7図のロに示すようなワード順序をもつキヤ
ラクタを転送する場合は、上述の縦方向を基準と
する走査の設定の代りに、横方向を基準とする走
査の設定を行なえばよい。すなわち、主制御部1
0の出力するクロツク選択信号を反転させるだけ
でよい。
本実施例は、 (イ) エデイツトアドレスを2つの異なる方向で移
動できる。
(ロ) 移動方向における歩進の刻み幅(ステツプ
幅)を可変に設定できる。
(ハ) 移動方向におけるくり返しの移動幅(最大変
位量)を可変に設定できる。したがつて、2つ
の移動方向を持つ移動範囲が可変となる。
(ニ) 移動範囲内を第1の移動方向を基準とする順
序でも第2の移動方向を基準とする順序でも走
査できる。
等の利点を有する。
なお、移動の自由度に多少の制約を設けること
もできる。例えば、第5図のマツプとの関係で横
方向のステツプ幅を“1”に固定した場合、横方
向変位量カウンタの回路要素中、可変ステツプ幅
設定用のデータラツチ221、加算器226,
F/Fレジスタ227を省略し、カウンタ224
の出力から横方向の変位量を取り出すことがで
き、回路構成を簡略化できる。
[考案の効果] 以上詳述したように、この考案では表示制御装
置CPU等からの1回のエデイツトアドレス情報
の設定に対し、表示スクリーン上の指定された2
次元エリアをカバーするアドレスを指定された順
序で発生することができる。したがつて、2次元
エリアにおける表示エデイツトのためのデータ転
送が高速化される。特に、グラフイツクイメージ
によるキヤラクタ表示や、マルチウインドウ表示
を行なう際、高速かつ簡易に画面操作ができ、効
果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の機能ブロツク図、第2図は
この考案の一実施例の要部構成図、第3図は変位
量カウンタの構成例を示す回路ブロツク図、第4
図は表示制御装置の基本構成図、第5図は表示メ
モリのアドレスと表示スクリーンの位置の関係の
例を示す図、第6図は従来回路のブロツク図、第
7図はキヤラクタデータの各ワードの転送順序を
示す図である。 21,221,222……データラツチ、22
a,22b……変位量カウンタ、23,226…
…加算器、224……カウンタ、225……比較
器、227……F/Fレジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 表示メモリの内容のエデイツトのために表示メ
    モリに対する一連のエデイツトアドレスを発生可
    能なアドレス発生手段を備える表示制御装置にお
    いて、 上記アドレス発生手段が、 指定されたエデイツト開始アドレスを記憶可能
    な記憶手段と、 指定された第1のステツプ幅と指定された第1
    の最大アドレス変位量を記憶可能であり、クロツ
    クが与えられるごとに第1のステツプ幅で出力が
    歩進し、出力が第1の最大アドレス変位量に達す
    ると元の状態から歩進を繰り返す第1の計数手段
    と、 指定された第2のステツプ幅と指定された第2
    の最大アドレス変位量を記憶可能であり、クロツ
    クが与えられるごとに第2のステツプ幅で出力が
    歩進し、出力が第2の最大アドレス変位量に達す
    ると元の状態から歩進を繰り返す第2の計数手段
    と、 上記第1あるいは第2の計数手段のいずれか一
    方にクロツクを供給する第1のクロツク供給手段
    と、 上記一方の計数手段の出力が内部に記憶された
    最大アドレス変位量に達するごとに他方の計数手
    段にクロツクを供給する第2のクロツク供給手段
    と、 上記記憶手段のエデイツト開始アドレスに上記
    第1と第2の計数手段の出力を加算して上記エデ
    イツトアドレスを出力する加算手段と、 を有することを特徴とする表示制御装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116347A (ja) * 1984-07-02 1986-01-24 Ricoh Co Ltd メモリ走査装置
JPS6184685A (ja) * 1984-10-02 1986-04-30 富士通株式会社 メモリ制御装置

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JPS6184685A (ja) * 1984-10-02 1986-04-30 富士通株式会社 メモリ制御装置

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JPS6362892U (ja) 1988-04-26

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