JPH0237966Y2 - - Google Patents

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JPH0237966Y2
JPH0237966Y2 JP16595384U JP16595384U JPH0237966Y2 JP H0237966 Y2 JPH0237966 Y2 JP H0237966Y2 JP 16595384 U JP16595384 U JP 16595384U JP 16595384 U JP16595384 U JP 16595384U JP H0237966 Y2 JPH0237966 Y2 JP H0237966Y2
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column
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lowered
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は自動車を2台収納するための2台収納
立体ガレージにおいて屋根が風により浮き上がる
のを防止する装置に関するものである。
[背景技術] 2台収納立体ガレージで屋根を昇降自在にする
場合屋根より垂下した柱部を支柱に上下動自在に
挿通して屋根を支持しているが、柱部を支柱に上
下動自在に挿通しているため屋根に風圧がかかる
と屋根が浮き上がつて上下にがたつくという欠点
があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは屋根を最下部に
下降させた状態で浮き上がり防止機構の係止部が
ガイド筒の下端に係止して屋根に風圧がかかつて
も屋根が浮き上がつてがたつく虞れがなく、しか
もパレツトと一緒に屋根を昇降させるときには係
止部の係止が外れて昇降の支障にならない2台収
納立体ガレージの屋根の浮き上がり防止装置を提
供するにある。
[考案の開示] 本考案2台収納立体ガレージの屋根の浮き上が
り防止装置は、断面コ字状の支柱1を垂直に立設
し、屋根2より垂下した柱部3を上記支柱1の上
方に設けたガイド筒18に摺動自在に挿通すると
共に柱部3を支柱1内に上下に昇降自在に挿通
し、自動車4を乗せるパレツト5を基礎面6上に
配置すると共にこのパレツト5を昇降手段にて上
下に昇降自在にし、パレツト5に横架した骨材7
の端部を支柱1内に上下に摺動自在に挿通し、骨
材7の支柱1内に挿通した部分の上面を、パレツ
ト5が所定量上昇したとき柱部3の下端に当たつ
て柱部3を上昇させる押しあげ部8とした2台収
納立体ガレージにおいて、柱部3内に回転自在に
装着した回動板33と、回動板33に設けられて
通常柱部3から突出するように付勢されると共に
屋根2が最下部に下降した状態でガイド筒18の
下端に係止する係止部30と、骨材7の押しあげ
部8が柱部3の下端に当たつて柱部3を昇降させ
るとき押しあげ部8で押しあげられて係止部30
が柱部3内に没入するように回動板33を回動さ
せる連動棒34とよりなる浮き上がり防止機構A
を柱部3に設けたものであつて、上述のように構
成することにより従来例の欠点を解決したもので
ある。つまり屋根2が最下部に下降した状態で浮
き上がり防止機構Aの係止部30が突出してガイ
ド筒18の下端に係止することにより屋根2に風
圧がかかつても柱部3が摺動して屋根2が浮き上
がることがなくて屋根2が上下にがたつかなく、
また骨材7の押しあげ部8が柱部3に当接して柱
部3が上下に昇降するとき係止部30が没入して
昇降の支障にならないようにしたものである。
以下本考案を実施例により詳述する。
支柱1は断面リツプ付コ字状に形成され、第1
図、第2図に示すようにコンクリートの基礎面6
の前部と後部の両側に垂直に立設してある。この
支柱1の開口が内側を向くように施工されてい
る。基礎面6の両側の前後方向には断面リツプ付
コ字状の梁9を架設してあり、支柱1の上端に梁
9を連結してある。梁9も開口が内側を向いてお
り、開口がカバー10にて閉塞してある。梁9内
と支柱1内とは連通口で連通している。基礎面6
の後部にはアーチ状の後部支持部11を設けてあ
り、後部支持部11の上部に駆動部収納ボツクス
12を設けてあり、前部で左右の梁9間には前部
カバー13を架設してある。駆動部収納ボツクス
12内には減速機付きのモータ14を収納してあ
り、駆動部収納ボツクス12内に両側間に架設し
た駆動軸15をモータ14にて回転駆動できるよ
うになつている。この駆動軸15の両側には夫々
2個のスプロケツト16を装着してあつて、この
スプロケツト16に夫々チエーン17を掛けてあ
る。このチエーン17は梁9内に挿通してあり、
チエーン17の一端は駆動部収納ボツクス12内
で固定してあり、他端を支柱1内に挿通してあ
る。梁9の各支柱1の上端に対応する部分には上
下方向に角筒状のガイド筒18を設けてあり、ま
た屋根2より上記支柱1に対応するように柱部3
を垂下してあり、柱部3を上記ガイド筒18に挿
通してあつて、柱部3の下部を支柱1内に挿通し
てある。梁9内には上記ガイド筒18に対応する
部分でガイドローラ19を回転自在に装着してあ
り、ガイドローラ19に上記チエーン17を掛け
てある。両側の支柱1間で基礎面6上にはパレツ
ト5が配置されており、第4図、第5図に示すよ
うにパレツト5の下面側に横架した骨材7の両端
を夫々支柱1内に昇降自在に挿通してある。この
骨材7の両端の上面は柱部3の下面に当接して上
方に押しあげる押しあげ部8となつており、この
押しあげ部8に上記チエーン17の他端を連結し
てある。また押しあげ部8には引つ掛け孔27を
有する引つ掛け部28を上方に突設してあり、骨
材7が最上部まで上昇したとき梁9内のラツチ2
0に引つ掛け部28が係合するようになつてい
る。このラツチ20はパレツト5が昇降するとき
引退し、それ以外のとき突出するようになつてい
る。支柱1内の上部にはパレツト5が最上部まで
上昇したときモータ14を切るリミツトスイツチ
21を内装してあり、支柱1内の下部にはパレツ
ト5が最下部に下降したときモータ14を切るリ
ミツトスイツチ22を内装してある。骨材7の両
端には上記リミツトスイツチ21,22を作動さ
せる作動部23を設けてある。また上記柱部3は
中空であつて、第7図a,b,cに示すように柱
部3内に浮き上がり防止機構Aが内装されてい
る。この浮き上がり防止機構Aは次のように構成
されている。柱部3内の上部には取り付け枠31
を固着してあり、取り付け枠31に装着した軸3
2に回動板33を回転自在に装着してある。回動
板33にはフツク状の係止部30を設けてあり、
回動板33の回動により係止部30が柱部3の開
口36から出入り自在になつている。回動板33
には連動棒34の上端を軸35にて回転自在に装
着してあり、連動棒34の下端が柱部3の下端よ
り突出している。通常連動棒34の自重で回動板
33が回動して係止部30が開口36から突出
し、骨材7が上昇して骨材7の押しあげ部8で連
動棒34が押されると回動板33が回動して係止
部30が開口36内に没入するようになつてい
る。37は連動棒34の下端をガイドするガイド
板である。パレツト5の前部には自動車4が登り
易くするための傾斜面24を設けてあり、パレツ
ト5の後部上面には自動車4の後輪の後部を止め
る固定車止め25を設けてあり、固定車止め25
の前方には後輪の前部を止める出入り自在な可動
車止め26を設けてある。この可動車止め26は
パレツト5が最下部まで下降したとき上面から没
入し、パレツト5が上昇したとき自動的に上面側
に突出するようになつている。
次に上述のように構成せる本考案2台収納立体
ガレージの動作を説明する。通常1台の自動車4
を収納するときはパレツト5が基礎面6に乗つて
いる。このとき屋根2が自重で下降しており、梁
9の上に屋根2が乗つて柱部3が支柱1内に入つ
ている。この状態でパレツト5上に自動車4を乗
せることにより自動車4が1台収納される。屋根
2が最下部に下降している状態では連動棒34が
自重で下がつていて係止部30が開口36から突
出していて、係止部30がガイド筒18の下端に
係止している。従つて屋根2に浮き上がる風圧が
かかつても係止部30の係止にて柱部3が上方に
摺動できず、屋根2が上下にがたつかない。また
自動車4を2台収納する場合はパレツト5を上昇
させる。つまりモータ14が駆動されてスプロケ
ツト16にてチエーン17が引き取られ、チエー
ン17にて骨材7が引き上げられてパレツト5が
上昇する。チエーン17がスプロケツト16にて
引き取られると駆動部収納ボツクス12内でチエ
ーン17はU字状に垂れ下がる。チエーン17で
骨材7が引き上げられて所定量上昇すると骨材7
の押しあげ部8が柱部3の下端に当たつて骨材7
と共に柱部3が上昇して屋根2が上昇する。この
とき押しあげ部8にて連動棒34が上方に押され
回動板33が回動して係止部30が開口36から
没入して昇降の支障にならない。パレツト5が最
上部まで上昇すると作動部23がリミツトスイツ
チ21に当たつてモータ14が停止する。この状
態でラツチ20が突出して引つ掛け部28に引つ
掛つてモータ14のブレーキが切れても下降する
のが阻止される。屋根2が最上部に上昇した状態
ではガイド筒18の下端にガイド板37の取り付
けボルト38が当たつて柱部3が上方に抜けるこ
とがない。このように屋根2及びパレツト5を上
昇した状態で基礎面6に他の自動車4を乗せると
2台の自動車4を収納できる。また上に収納した
自動車4を降ろす場合は基礎面6上の自動車4を
出し、モータ14を上記と逆に駆動してチエーン
17を戻す。すると支柱1内をチエーン17が下
降してパレツト5が自重で下降して基礎面6上に
パレツト5が乗り、自動車4を出すことができ
る。パレツト5が最下部に下降すると作動部23
がリミツトスイツチ22に当たつてモータ14が
停止される。パレツト5を下降させるとき屋根2
も一緒に下降するが、骨材7の押しあげ部8が柱
部3の下端を離れた時点で連動棒34が自重で下
降して回動板33が回動して係止部30が突出し
て係止部30がガイド筒18の下端に係止する。
[考案の効果] 本考案は叙述のように屋根が上下に昇降するも
のであつてパレツトを下降させておいてパレツト
に自動車を乗せて1台の自動車を収納するときは
屋根が柱部と共に下降していて屋根の高さが低く
て住環境を壊したり近所に迷惑をかけたりしない
ものであり、またパレツト上に自動車を乗せてパ
レツトを上昇させたとき屋根も上昇するので屋根
があつても2台の自動車を収納できるのは勿論、
柱部内に回転自在に装着した回動板と、回動板に
設けられて通常柱部から突出するように付勢され
ると共に屋根が最下部に下降した状態でガイド筒
の下端に係止する係止部と、骨材の押しあげ部が
柱部の下端に当たつて柱部を昇降させるとき押し
あげ部で押しあげられて係止部が柱部内に没入す
るように回動板を回動させる連動棒とよりなる浮
き上がり防止機構を柱部に設けてあるので、屋根
が最下部に下降した状態で係止部がガイド筒の下
端に係止して風圧がかかつても屋根が上方に浮き
上がらなくて屋根が上下にがたついたりしないも
のであり、しかも柱部の下端に押しあげ部が当接
して屋根を昇降させるときは係止部が没入して昇
降の支障にならないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図a
は同上の一部切欠平面図、第2図bは第2図aの
正面図、第2図cは第2図aの左側面図、第2図
dは第2図aの右側面図、第3図aは同上の駆動
系を示す平面図、第3図bは第3図aの正面図、
第4図は同上の支柱部分の斜視図、第5図は同上
の支柱の断面図、第6図は同上の支柱と梁との交
差部分の斜視図、第7図a,b,cは同上の浮き
上がり防止機構の一部切欠正面図、一部切欠側面
図及び平断面図であつて、1は支柱、2は屋根、
3は柱部、4は自動車、5はパレツト、6は基礎
面、7は骨材、8は押しあげ部、18はガイド
筒、30は係止部、33は回動板、34は連動
棒、Aは浮き上が防止機構である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面コ字状の支柱を垂直に立設し、屋根より垂
    下した柱部を上記支柱の上方に設けたガイド筒に
    摺動自在に挿通すると共に柱部を支柱内に上下に
    昇降自在に挿通し、自動車を乗せるパレツトを基
    礎面上に配置すると共にこのパレツトを昇降手段
    にて上下に昇降自在にし、パレツトに横架した骨
    材の端部を支柱内に上下に摺動自在に挿通し、骨
    材の支柱内に挿通した部分の上面を、パレツトが
    所定量上昇したとき柱部の下端に当たつて柱部を
    上昇させる押しあげ部とした2台収納立体ガレー
    ジにおいて、柱部内に回転自在に装着した回動板
    と、回動板に設けられて通常柱部から突出するよ
    うに付勢されると共に屋根が最下部に下降した状
    態でガイド筒の下端に係止する係止部と、骨材の
    押しあげ部が柱部の下端に当たつて柱部を昇降さ
    せるとき押しあげ部で押しあげられて係止部が柱
    部内に没入するように回動板を回動させる連動棒
    とよりなる浮き上がり防止機構を柱部に設けて成
    る2台収納立体ガレージの屋根の浮き上がり防止
    装置。
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