JPH0237906B2 - Akurireetokagobutsu - Google Patents

Akurireetokagobutsu

Info

Publication number
JPH0237906B2
JPH0237906B2 JP13587385A JP13587385A JPH0237906B2 JP H0237906 B2 JPH0237906 B2 JP H0237906B2 JP 13587385 A JP13587385 A JP 13587385A JP 13587385 A JP13587385 A JP 13587385A JP H0237906 B2 JPH0237906 B2 JP H0237906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
group
protons
compound
ppm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP13587385A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61293951A (ja
Inventor
Osamu Iwamoto
Koji Kusumoto
Shinichiro Kunimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokuyama Corp
Original Assignee
Tokuyama Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokuyama Corp filed Critical Tokuyama Corp
Priority to JP13587385A priority Critical patent/JPH0237906B2/ja
Priority to US06/877,739 priority patent/US4755620A/en
Priority to EP86304874A priority patent/EP0206810B1/en
Priority to DE8686304874T priority patent/DE3670076D1/de
Publication of JPS61293951A publication Critical patent/JPS61293951A/ja
Publication of JPH0237906B2 publication Critical patent/JPH0237906B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】
〔産業䞊の利甚分野〕 本発明は新芏なアクリレヌト化合物に関する。
曎に詳しくは金属材料、有機高分子材料、セラミ
ツクス材料、及び人䜓硬組織等の接着材成分ずし
お有効なアクリレヌト化合物に関する。 〔埓来の技術及び発明が解決しようずする問題
点〕 接着材は近幎、金属、有機高分子、セラミツク
ス、及び医療郚門等広範に䜿甚され、装眮の軜量
化、省゚ネルギヌ、高機胜性の発揮等に重芁な圹
割を果しおいる。埓来反応型の接着材ずしおぱ
ポキシ暹脂、りレタン暹脂、䞍飜和ポリ゚ステ
ル、シアノアクリレヌト等が挙げられる。これら
のもので接着匷床に優れおいるものは硬化速床が
遅く、高枩あるいは長時間の逊生を芁し、シアノ
アクリレヌトのように短時間で硬化するものは耐
氎性に劣る等の問題がある。 これに察しおアクリレヌト単量䜓系の接着材は
甚途に応じ、加熱、垞枩、光等皮々の硬化剀によ
り硬化させるこずができ、硬化時間も広い範囲で
調敎できる特城がある。しかし、この接着材の接
着力は䞻ずしお皮々の衚面凊理を行ない、被着面
に凹凞を぀け、いわゆる嵌合力によるものであ
る。そこで衚面凊理なしで接着力のある接着材が
芁望されおいる。 䞊蚘の劂き芁望に応ぞ、接着力を高める方法ず
しお皮々のカルボキシル基を有するアクリレヌト
化合物を䜿甚するこずが報告されおいる。䟋え
ば、歯科理工孊雑誌第巻第14号36〜43頁には、
〔問題点を解決するための手段及び効果〕
本発明者らは䞊蚘問題点を解決するためにより
接着力が高く、耐久性のある化合物の鋭意研究を
行な぀た結果、カルボキシル基、そのアルカリ金
属塩及びカルボキシ゚ステルが同䞀炭玠原子に
個結合しおいる特定の構造の化合物が、非垞に優
れた接着力ず耐久性を有するこずを芋い出し、本
発明を完成するに至぀た。 即ち本発明は䞋蚘䞀般匏 〔䜆し、R1は氎玠原子又はアルキル基を瀺し、
R2はアルキレン基を瀺し、R3は氎玠原子、アル
キル基又は
【匏】で瀺される基 䜆し、R4は氎玠原子又はアルキル基であり、R5
はアルキレン基である。を瀺し、及びは、
同皮又は異皮の氎玠原子、アルカリ金属、アルキ
ル基又はアリヌル基を瀺す。〕 で瀺されるアクリレヌト化合物である。 䞊蚘䞀般匏䞭のR1及びR4は氎玠原子又
はアルキル基であれば䜕ら制限なく甚いられ埗る
が、原料入手、単離及び粟補の容易さ等の理由か
ら、氎玠原子又は炭玠数〜曎に奜たしくは
〜のアルキル基が奜適である。又䞊蚘䞀般匏
䞭のR2及びR5はアルキレン基であれば制限
なく甚いられるが、炭玠数―20、曎に〜12の
範囲であるこずが高い接着力が埗られるために奜
適である。又、䞊蚘䞀般匏䞭のR3は氎玠
原子、アルキル基又は
【匏】で 瀺される基であれば䜕ら制限なく甚いられるが、
アルキル基の堎合は、炭玠数が―20、曎に奜た
しくは―10の範囲が最も奜適である。䞊蚘䞀般
匏䞭の及びは同皮又は異皮の氎玠原
子、アルカリ金属、アルキル基又はアリヌル基を
瀺す。アルカリ金属ずしおはLiNaRb
Csが甚いられ、アルキル基ずしおは炭数〜10、
曎に奜たしくは炭数〜の範囲が奜適であり、
アリヌル基ずしおは炭数〜14の範囲が奜適であ
る。 䞀般に奜たしいアルキレン基、アルキル基又は
アリヌル基を䟋瀺するず以䞋の劂くである。䟋え
ばR1及びR4のアルキル基ずしお、 ―CH3―C2H5 等が挙げられ、たた、R2及びR5のアルキレン基
ずしお、 ―CH2―2―CH2―4―CH2―5
【匏】―CH2―6
【匏】―CH2―7― CH2―8―CH2―9―CH2―10―CH2―
11
―CH2―12等が挙げられ、たた、R3のアルキル基
ずしお、―CH3―C2H5―C3H7
【匏】―C4H9
【匏】― C5H11―C6H13―C7H15―C8H17―C9H19
―C10H21 等が挙げられ、たた及びのアルキル基又はア
リヌル基ずしお、 ―CH3―C2H5―C3H7
【匏】― C4H9
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】
【匏】等が挙げられる。 䞊蚘䞀般匏のアクリレヌト化合物を接着
材成分ずしお䜿甚する堎合は、及びが氎玠原
子又はアルカリ金属であるずきに接着力が倧き
く、就䞭氎玠原子であるずきは特に優れた接着力
が埗られる。たた、R3が氎玠原子である化合物、
或いは、R2又はR5が炭玠数〜12である化合物
は接着材成分ずしお高い接着力を瀺す。 䞊蚘䞀般匏で瀺される本発明のアクリレ
ヌト化合物は及びが氎玠原子、アルキル基又
はアリヌル基の堎合、党お無色あるいは淡黄色の
透明液䜓であり、及びがアルカリ金属の堎合
は固䜓である。 本発明のアクリレヌト化合物は次の様な枬定に
よ぀お該化合物であるこずを確認できる。 (A) 赀倖吞収スペクトルIRの枬定 䞀般匏で瀺される化合物のIRを枬定
するず300〜2800cm-1付近に脂肪族の炭玠―氎
玠結合に基づく吞収、1800〜1600cm-1付近にカ
ルボニル基に基づく匷い吞収、1650〜1620cm-1
付近にC2重結合に基づく吞収が芋られる。 (B) 1H―栞磁気共鳎スペクトル 1H―NMR
の枬定テトラメチルシラン基準Ύppmの枬
定 0.8〜2.0ppm付近にメチレン基又はメチル
基のプロトンに基づくピヌクが珟われる。 䞀般匏においおR1がCH3の堎合、
1.9ppm付近にメチル基のプロトンに基づく
ピヌクが珟われる。 䞀般匏においおR3が氎玠原子の堎
合、3.0〜3.6ppm付近にメチン基のプロトン
に基づくピヌクが珟われる。 3.7〜4.5ppm付近に
【匏】の隣りの メチレンのプロトンに基づくピヌクが珟われ
る。 5.2〜6.6ppm付近に重結合のプロトンに
基づくピヌクが珟われる。 䞀般匏においお及びがアリヌル
基の堎合は6.5〜8ppm付近にアリヌル基のプ
ロトンに基づくピヌクが珟われる。 〜12ppm付近にカルボン酞のプロトンに
基づくピヌクが珟われる。このピヌクは重氎
眮換により消倱する。 (C) 質量分析 質量分析の手段ずしお、電界脱離むオン化法
MS―FDず略すを甚いるこずによ぀お分子
量を確認できる。本発明のアクリレヌト化合物
の分子量をずするず、 又は の䜍
眮に分子むオンピヌクが芳枬される。 (D) 元玠分析 炭玠及び氎玠の分析結果を䞀般匏から
算出される理論倀ず比范する事により本発明の
アクリレヌト化合物の確認ができる。 (E) 原子吞光分析 及びがアルカリ金属の堎合、䞀般匏
で瀺される化合物を700℃で焌成埌、氎溶
液ずしお原子吞光分析を行ないアルカリ金属の
定量を行なうこずができる。 以䞊説明した皮々の枬定方法により前蚘䞀般匏
で瀺される本発明のアクリレヌト化合物の
確認ができる。 前蚘䞀般匏で瀺される本発明のアクリレ
ヌト化合物の補造方法は特に限定されるものでな
く、劂䜕なる方法を採甚しおもよい。工業的に奜
適な方法の䞀䟋を具䜓的に䟋瀺すれば次の通りで
ある。 即ち䞋蚘匏 䜆し、R1氎玠原子又はアルキル基を瀺し、
は氎酞基又はハロゲン原子を瀺す。で瀺される
ビニル化合物ず䞋蚘匏 〔䜆し、R2はアルキレン基を瀺し、R′3は氎玠原
子、アルキル基又はHO―R5―で瀺される基䜆
し、R5はアルキレン基である。を瀺し、X′及び
Y′は同皮又は異皮の氎玠原子、アルキル基又は
アリヌル基を瀺す〕 で瀺されるアルコヌル化合物ずを反応させるか、
たたは、さらにアルカリ金属又はアルカリ金属化
合物を反応させるこずにより、䞊蚘䞀般匏
のアクリレヌト化合物が埗られる。 前蚘䞀般匏で瀺したビニル化合物ずしお
は公知のものが制限なく甚いられる。䟋えばが
氎酞基の堎合はアクリル酞、メタクリル酞、゚チ
ルアクリル酞等が挙げられ、がハロゲン原子の
堎合は、アクリル酞クロラむド、メタクリル酞ク
ロラむド、゚チルアクリル酞クロラむド、アクリ
ル酞ブロマむド、メタクリル酞ブロマむド、゚チ
ルアクリル酞ブロマむド等が奜適に甚いられる。 前蚘䞀般匏で瀺したアルコヌル化合物ず
しおはいかなる方法により合成した化合物であ぀
おも䜿甚できる。その補造方法の䞀䟋を具䜓的に
䟋瀺すれば次の通りである。 即ち䞋蚘匏 䜆しR″3は氎玠原子又はアルキル基を瀺し、R6
及びR7は同皮又は異皮のアルキル基又はアリヌ
ル基を瀺す。 で瀺されるマロン酞゚ステルず 䞋蚘匏 HO―R2Z′  䜆しR2はアルキレン基であり、Z′はハロゲン
原子を瀺す。 で瀺されるハロゲン化アルコヌル化合物ずを反応
させ、必芁により加氎分解を行なうこずにより前
蚘䞀般匏で瀺されるアルコヌル化合物が埗
られる。 前蚘䞀般匏で瀺したマロン酞゚ステルず
しおは公知のもの䜕ら制限なく甚いられる。䟋え
ば、マロン酞ゞメチル、マロン酞ゞ゚チル、マロ
ン酞ゞプロピル、マロン酞ゞむ゜プロピル、マロ
ン酞ゞブチル、マロン酞ゞ―ter―ブチル、マロ
ン酞ゞプニル、マロン酞ビスメチルプニル、
マロン酞ナフチル、メチルマロン酞ゞメチル、メ
チルマロン酞ゞ゚チル、゚チルマロン酞ゞメチ
ル、゚チルマロン酞ゞ゚チル、プロピルマロン酞
ゞ゚チル、む゜プロピルマロン酞ゞ゚チル、ブチ
ルマロン酞ゞ゚チル、ブチルマロン酞ゞメチル、
ペンチルマロン酞ゞ゚チル、ヘキシルマロン酞ゞ
゚チル、オクチルマロン酞ゞ゚チル、ノニルマロ
ン酞ゞ゚チル、デシルマロン酞ゞ゚チル等が挙げ
られる。 又前蚘䞀般匏で瀺したハロゲン化アルコ
ヌルずしおは公知のものが制限なく甚いられる。
特に、前蚘䞀般匏䞭、Z′が臭玠原子又はペ
り玠原子であるこずが奜たしい。本発明に斌いお
奜適に甚いられるものを䟋瀺するず、䟋えば―
ブロム――ブタノヌル、―ブロム――ペン
タノヌル、―ブロム――ペンタノヌル、―
ブロム――ヘキサノヌル、―ブロム――ヘ
キサノヌル、―ブロム――ヘプタノヌル、
―ブロム――オクタノヌル、―ブロム――
ノナノヌル、10―ブロム――デカノヌル、11―
ブロム――りンデカノヌル、12―ブロム――
ドデカノヌル、―ペヌド――ヘキサノヌル、
10―ペヌド――デカノヌル等が挙げられる。 䞊蚘反応に際しお、䞊蚘䞀般匏のマロン
酞゚ステルず䞀般匏のハロゲン化アルコヌ
ルの反応はモル比が0.1〜10の範囲で反応させる
こずができるが、マロン酞゚ステルモルに察し
お、前蚘䞀般匏のR′3が氎玠原子又はアル
キル基のアルコヌル化合物を埗る堎合は等モル、
R′3が―R5―OHただし、R5はアルキレン基を瀺
す。のずきは倍モルのハロゲン化アルコヌル
を反応させるのが奜適である。䞊蚘反応には金属
ナトリりム、金属カリりム、氎玠化ナトリりム、
ナトリりム゚チラヌト等のアルカリ金属、アルカ
リ金属氎玠化物又はアルカリ金属アルコラヌトを
甚いるこずが奜たしく、マロン酞゚ステルに察し
お、等モルから倍モルを反応させるのが適圓で
ある。この反応の溶媒ずしおは、メタノヌル、゚
タノヌル、む゜プロピルアルコヌル、―メチル
――プロパノヌル、ベンれン、クロロホルム等
が䜿甚でき、マロン酞゚ステルに察しお50容量
以䞊、奜たしくは100〜1000容量の範囲が適圓
である。反応条件は特に制限されるものではない
が、反応枩床は50℃以䞊、奜たしくは60〜100℃
の範囲が適圓で、反応時間は30分以䞊、奜たしく
は〜時間の範囲が適圓である。反応終了埌ロ
過を行ない、溶媒を枛圧留去するこずによ぀お前
蚘䞀般匏䞭のX′及びY′が同皮又は異皮の
アルキル基又はアリヌル基であるアルコヌル化合
物が埗られる。 前蚘䞀般匏䞭のX′及びY′が氎玠原子で
あるアルコヌル化合物は、䞊蚘反応で埗られアル
コヌル化合物をアルカリにより曎に加氎分解を行
なうこずにより埗るこずができる。アルカリずし
おは氎酞化ナトリりム又は氎酞化カリりム等の氎
酞化アルカリの〜500重量、奜たしくは10〜
30重量の氎溶液が適圓で、マロン酞゚ステルに
察しお倍モル以䞊奜たしくは2.5〜倍の範囲
が適圓である。加氎分解枩床は50℃以䞊、奜たし
くは80〜120℃の範囲が適圓である。加氎分解終
了埌加氎分解によ぀お生成した副生成アルコヌル
を枛圧留去した埌、塩酞、硫酞等の酞を滎䞋し、
PH以䞋ずする。反応生成物は前蚘䞀般匏
のR2又はR′3によ぀お異なるが、通垞は固䜓又は
液䜓である。固䜓の堎合はロ過氎掗した埌に枛圧
也燥を行ない、液䜓の堎合は氎ず分離可胜な酢酞
゚チル、ゞ゚チル゚ヌテル、メチルむ゜ブチルケ
トン等の溶媒による抜出を行ない単離取埗でき
る。 前蚘䞀般匏で瀺されるビニル化合物ず前
蚘䞀般匏で瀺されるアルコヌル化合物ずの
反応の方法は、特に制限されるものではないが、
具䜓的には次の方法が奜たしくは採甚される。 前蚘䞀般匏で瀺されるビニル化合物の
がハロゲン原子の堎合は以䞋のような反応により
前蚘䞀般匏のアクリレヌト化合物が埗られ
る。すなわち、前蚘䞀般匏のアルコヌル化
合物のOH基に察しお等モル又はやや過剰の䞀般
匏で瀺されるビニル化合物を反応させる。
溶媒ずしはテトラヒドロフラン、アセトン、ゞ゚
チル゚ヌテル、ゞクロルメタン、クロロホルム、
ベンれン等の溶媒が䜿甚できる。溶媒量ずしおは
䞊蚘䞀般匏のアルコヌル化合物濃床が0.1
〜50wt、奜たしくは〜10wtの範囲が適圓
である。反応枩床はビニル化合物を滎䞋するずき
は30℃以䞋、奜たしくは氷冷䞋で行ない、滎䞋終
了埌は70℃以䞋、奜たしくは10〜40℃の範囲が適
圓である。この反応は、トリメチルアミン、トリ
゚チルアミン等の脂肪族アミン又はピリゞン等の
塩基の存圚䞋に行なうこずが奜たしい。塩基は、
ビニル化合物ず等モル又はやや過剰に加えるのが
適圓である。たたハむドロキノン、ハむドロキノ
ンモノメチル゚ヌテル、ブチルヒドロキシトル゚
ン等の重合犁止剀を少量添加するの奜たしい。反
応終了埌、副生成物の塩をロ過により陀去した
埌、溶媒を枛圧蒞留去しお本発明のアクリレヌト
化合物を単離取埗するこずができる。曎に奜たし
くは、䞊蚘生成物をゞクロルメタン、クロロホル
ム、ベンれン、トル゚ン、―ヘキサン、シクロ
ヘキサン等の溶媒に溶解させ垌塩酞氎溶液で掗浄
し、曎に氎で〜回掗浄埌、溶媒を枛圧留去し
お粟補するこずが奜適である。 前蚘䞀般匏で瀺されるビニル化合物ず前
蚘䞀般匏で瀺されるアルコヌル化合物の反
応においおビニル化合物のが氎酞基の堎合は以
䞋のような反応により本発明のアクリレヌト化合
物を埗るこずができる。すなわち、前蚘䞀般匏
のアルコヌル化合物ず前蚘䞀般匏の
ビニル化合物ずの脱氎反応を行なうこずにより、
本発明のアクリレヌト化合物を埗るこずができ
る。なお、この反応はアルコヌル化合物のX′
Y′が同皮又は異皮のアルキル基又はアリヌル基
の堎合に奜適で、X′Y′が氎玠原子の堎合は副
生成物が倚くなる傟向がある。䞊蚘反応に斌いお
は酞性觊媒を甚いるこずが奜たしく、酞性觊媒ず
しおは―トル゚ンスルホン酞、ベンれンスルホ
ン酞、硫酞等が奜適に䜿甚できる。觊媒量ずしお
はビニル化合物に察しお0.1〜20wt、奜たしく
は〜10wtが奜適である。脱氎法ずしおは枛
圧による方法、ベンれン又はトル゚ンによる還流
脱氎等が甚いられる。反応条件は特に制限されな
いが、反応枩床は50℃〜120℃の範囲が適圓であ
る。たた、ハむドロキノン、ハむドロキノンモノ
メチル゚ヌテル等の重合犁止剀を少量添加するの
が奜たしい。反応終了埌、分液ロヌトに移し、ベ
ンれン、トル゚ン、クロロホルム、ゞクロルメタ
ン等の溶媒を入れ、炭酞ナトリりム、炭酞氎玠ナ
トリりム等の氎溶液で䞭和掗浄を行ない、曎に垌
塩酞、氎掗を行な぀た埌に、溶媒を枛圧留去し、
䞊蚘䞀般匏で瀺されるアクリレヌト化合物
を単離取埗するこずができる。 なお、䞊蚘䞀般匏のアクリレヌト化合物
のがアルカリ金属の堎合は以䞋の反応によ
り埗られる。すなわち、䞊蚘反応によ぀お埗られ
たが氎玠原子のアクリレヌト化合物にアル
カリ金属又はアルカリ金属化合物を反応させるこ
ずによ぀お埗られる。アルカリ金属ずしおは、リ
チりム、ナトリりム、カリりムが奜適である。た
た、アルカリ金属化合物ずしおは、䞊蚘のアルカ
リ金属の酞化物、氎酞化物、又は炭酞塩等が奜た
しい。 本発明のアクリレヌト化合物は、埌述する甚途
䟋からも明らかなように、接着剀のモノマヌ成分
ずしお奜適に䜿甚するこずができる。本発明のア
クリレヌト化合物は、埓来公知の接着材のモノマ
ヌ成分、䟋えば、アクリレヌト又はメタクリレヌ
ト等ず混合しお䜿甚するこずもできる。本発明の
アクリレヌト化合物を含むモノマヌ成分の重合開
始剀ずしおは、ラゞカル開始剀が奜適に䜿甚され
る。䟋えば、過酞化ベンゟむル、過酞化ラりロむ
ル、クメンヒドロパヌオキサむド、ゞ――ブチ
ルパヌオキサむド等の有機過酞化物アゟビスむ
゜ブチロニトリル、アゟビスシクロヘキサンニト
リル等のアゟ化合物カンフアキノン、ベンゟむ
ンメチル゚ヌテル、アセトむンベンゟプノン、
―クロロベンゟプノン等の光増感剀等が挙げ
られる。 本発明のアクリレヌト化合物を含むモノマヌ成
分ず䞊蚘の重合開始剀ずを混合した接着材は、加
熱あるいは光照射等の手により重合を開始させ被
着物の接着に䜿甚される。 本発明のアクリレヌト化合物を含む接着剀は、
金属をはじめずし、セラミツクス材料、歯牙や骚
のような人䜓硬組織、有機高分子材料等の接着に
甚いるこずができる。 本発明のアクリレヌト化合物を接着剀のモノマ
ヌ成分ずしお甚いたずきは、埓来公知のモノマヌ
成分に比べ、接着匷床の向䞊は勿論、耐氎性及び
熱サむクルによる耐久性の向䞊を蚈るこずができ
る。埓぀お、本発明のアクリレヌト化合物は、あ
らゆる分野の接着に斌ける新しいモノマヌ成分ず
しお極めお重芁䞔぀有甚な化合物である。 本発明を曎に具䜓的に説明するために以䞋実斜
䟋を挙げるが、本発明はこれらの実斜䟋に限定さ
れるものではない。 実斜䟋  滎䞋ロヌトず冷华管を付けた300ml䞉぀口フラ
スコにマロン酞ゞ゚チル33.8、゚タノヌル150
mlを入れ、氷冷しながら金属ナトリりム4.85を
入れ、均䞀溶液ずなるたで撹拌を行な぀た。続い
お10―ブロム―デカノヌル50.0を滎䞋ロヌト
で滎䞋した埌に80℃で時間加熱した。 䞊蚘溶液を500mlのナスフラスコに移し、゚タ
ノヌルを枛圧蒞留した。次に20wtNaOH溶液
を120ml入れ100℃で時間加熱した埌に芏定塩
é…žã‚’130ml滎䞋しお溶液のPHを玄ずした。埗ら
れた固䜓をガラスフむルタヌでロ過氎掗し埌に、
アセトンに溶解し無氎硫酞ナトリりム、無氎硫酞
マグネシりムで脱氎を行な぀た。続いおアセトン
を宀枩で枛圧留去した。 次に、滎䞋ロヌトを付けた300ml䞉぀口フラス
コに䞊蚘固䜓10、トリ゚チルアミン4.27、ハ
むドロキノン20mg及びテトラヒドロフラン200ml
を入れ、氷冷しながらメタクリル酞クロラむド
4.42mlを滎䞋ロヌトで滎䞋した。続いお宀枩で撹
拌しながら䞀晩攟眮した埌に0.5ÎŒmフむルタヌで
ロ過しおトリ゚チルアミンの塩酞塩を陀去した。
この溶液を宀枩で枛圧蒞留しおテトラヒドロフラ
ンを留去した埌、ゞクロルメタン200mlず0.1芏定
å¡©é…ž10mlで抜出粟補を行ない、ゞクロルメタン局
を濃瞮しお8.5の粘皠淡黄色液䜓を埗た。該単
離生成物は䞋蚘の皮々の枬定結果により、䞋蚘匏
に瀺すアクリレヌト化合物であるこずを確認し
た。 (ã‚€) IRのチダヌトは添付図面の第図に瀺すず
おりであ぀た。 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2重結合
に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準、
ÎŽppm60MHz 添付図面の第図に1H―NMRのチダヌトを
瀺した。9.5ppmにカルボン酞のプロトンが単
䞀線に個分珟われ重氎眮換により消倱、
5.6ppmず6.2ppmに重結合のプロトンが重
線で個分珟われ、4.3〜3.9ppmに゚ステル結
合の隣りのメチレン基のプロトンが重線で
個分珟われ、3.55〜3.15ppmにメチン基のプロ
トンが重線で個分珟われ、1.9ppmにメチ
ル基のプロトンが単䞀線に個分珟われ、
1.3ppmを䞭心にメチレン基のプロトンが巟広
い単䞀線で18個分珟われた。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトル枬定の結果、e329に
のピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC62.05H8.61であり、理
論倀である、C62.17H8.59に良く䞀臎し
た。 実斜䟋  原料ずし、メタクリル酞クロラむドのかわりに
アクリル酞クロラむドを甚いた他は実斜䟋―ず
同様な操䜜を行ない䞋蚘のアクリレヌト化合物を
埗た。 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2重結合
に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準、
ÎŽppm60MHz 添付図面第図に1H―NMRのチダヌトを瀺
した。9.2ppmにカルボン酞のプロトンが単䞀
線に個分珟われ重氎眮換により消倱、6.5
〜5.5ppmの間に重結合のプロトンが倚重線
で個分珟われ、4.3―3.9ppmに゚ステル結合
の隣りのメチレン基のプロトンが重線で個
分珟われ、3.55〜3.15ppmにメチン基のプロト
ンが重線で個分珟われ、1.30ppmを䞭心に
メチレン基のプロトンが巟広い単䞀線で18個分
珟われた。 (ハ) 質量分析 質量スペクトル枬定の結果e315に 
のピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC61.05H8.4であり、理論
倀であるC61.13H8.34に良く䞀臎した。 実斜䟋  滎䞋ロヌトず冷华管を付けた300ml䞉぀口フラ
スコにマロン酞ゞ゚チル44.2、゚タノヌル100
mlを入れ氷冷しながら金属ナトリりム6.4を入
れ、均䞀溶液ずなるたで撹拌を行な぀た。続いお
―ブロム――ヘキサノヌル50.0を滎䞋ロヌ
トで滎䞋した埌に70℃で時間加熱した。 䞊蚘溶液を500mlナスフラスコに移し、30wt
NaOH氎溶液を100ml入れ110℃で時間加熱し
た。冷华埌12芏定塩酞を滎䞋しお、PHを以䞋ず
し、枛圧蒞留で゚タノヌルを倧郚分留去した。䞊
蚘液を500mlの分液ロヌトに移し、酢酞゚チルを
200ml入れ、回氎掗を行な぀た埌に酢酞゚チル
局を無氎硫酞ナトリりムず無氎硫酞マグネシりム
で脱氎を行な぀た。次に溶媒を枛圧留去しマロン
酞化合物33.8を埗た。 以䞋実斜䟋ず同様の操䜜でメタクリル酞クロ
ラむドを反応させ、䞋蚘アクリレヌト化合物を埗
た。 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2重結合
に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準
ÎŽppm6MHz 実斜䟋で瀺した第図においお1.30ppmを
䞭心ずしたメチレン基のプロトンが巟広い単䞀
線で10個分珟われた以倖は同䞀スペクトルずな
぀た。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトルの結果e273に の
ピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC57.20H7.45であり、理
論倀57.34H7.40に良く䞀臎した 実斜䟋  原料ずしお䞋蚘化合物を甚いた他は実斜䟋ず
同様の操䜜を行ない、䞋蚘のアクリレヌト化合物
を埗た。 原料メチルマロン酞ゞ゚チル 10―ブロム――デカノヌル 金属ナトリりム 36.7 50.0 4.85 アクリレヌト化合物 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜162cm-1にC2重結合に
基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準
ÎŽppm6MHz 添付図面の第図に 1H―NMRのチダヌト
を瀺した。 9.8ppmにカルボン酞のプロトンが単䞀線に
個分珟われ重氎眮換により消倱、5.6ppm
ず6.2ppmず重結合のプロトンが重線で
個分珟われ、4.3〜3.9ppmに゚ステル結合の隣
りのメチレン基のプロトンが重線で個分珟
われ1.9ppmに重結合䞊のメチル基のプロト
ンが単䞀線に個分珟われ、1.3ppmを䞭心に
メチレン基のプロトン及び、玚炭玠䞊のメチ
ル基のプロトンが巟広い単䞀線で21個分珟われ
た。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトルの結果e343に の
ピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC63.19H8.91であり、理
論倀であるC63.13H8.83に良く䞀臎し
た。 実斜䟋  滎䞋ロヌトず冷华管を付けた300ml䞉぀口フラ
スコにマロン酞ゞ゚チル33.8、゚タノヌル150
mlを入れ氷冷しながら金属ナトリりム4.85を入
れ均䞀溶液ずなるたで撹拌を行な぀た。続いお10
―ブロム――デカノヌル50を滎䞋ロヌトで滎
䞋した埌に80℃時間加熱した。この溶液を冷华
埌曎に金属ナトリりム4.85を入れ溶解させた埌
に―ブロム――デカノヌル50を滎䞋した埌
に80℃時間加熱した。以䞋実斜䟋ず同様の操
䜜を行ない䞋蚘のアクリレヌト化合物を埗た。 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2重結合
に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準
ÎŽppm60MHz 添付図面の第図に1H―NMRのチダヌトを
瀺した。9.3ppmにカルボン酞のプロトンが単
䞀線に個分珟われ重氎玠眮換により消倱、
5.6ppmず6.2ppmに重結合のプロトンが重
線で個分珟われ、4.3〜3.9ppmに゚ステル結
合の隣りのメチレン基のプロトンが重線で
個分珟われ、1.9ppmにメチル基のプロトンが
単䞀線に個分珟われ、1.3ppmを䞭心にメチ
レン基のプロトンが巟広い単䞀線で36個分珟わ
れた。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトル枬定の結果e554に 
のピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC67.45H9.51であり、理
論倀であるC67.36H9.48に良く䞀臎し
た。 実斜䟋  実斜䟋で埗られたアクリレヌト化合物を
100mlのビヌカヌに蚈り取り、これに20mlのメタ
ノヌルを入れ均䞀溶液ずし。これにNaOH
溶液を30ml添加しお時間撹拌を行な぀た。次に
メタノヌルを枛圧留去するず、癜色沈柱を生じ
た。これをフむルタヌにおロ過氎掗を行ない4.2
の癜色固䜓である䞋蚘アクリレヌト化合物を埗
た。 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収が芳察された。 (ロ) 原子吞光分析倀 原子吞光分析の結果は、Na12.2であり、
理論倀Na12.34ずよく䞀臎した。 (ハ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC54.68H7.03であり、理
論倀であるC54.83H7.04に良く䞀臎し
た。 実斜䟋  滎䞋ロヌトず冷华管を付けた300ml䞉぀口フラ
スコにマロン酞ゞ゚チル33.8、゚タノヌル150
mlを入れ氷冷しながら金属ナトリりム4.8を入
れ、均䞀溶液ずなるたで撹拌を行な぀た。続いお
10―ブロム――デカノヌル50.0を滎䞋ロヌト
で滎䞋した埌に70.℃で時間加熱した。 䞊蚘溶液を0.5Όのフむルタヌでロ過しお反応副
生成物のNaBrを陀去した。ロ液を100℃に加熱
しながら真空ポンプで枛圧蒞留を行ない溶媒及び
未反応の原料を留去し、46.5の液状マロン酞゚
ステル化合物を埗た。 以䞋実斜䟋ず同様の操䜜でメタクリル酞クロ
ラむドを反応させお䞋蚘メタクリル゚ステル化合
物を埗た。 (ã‚€) IR 3000〜2800cm-1に脂肪族の炭玠―氎玠結合に
基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニル基に
基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2重結合
に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準
ÎŽppm60MHz 添付図面の第図に1H―NMRのチダヌトを
瀺した。5.6ppmず6.2ppmに重結合のプロト
ンが重線で個分珟われ、4.3〜3.9ppmにメ
タクリル゚ステルの隣りのメチレン基及び゚チ
ル゚ステルのメチレン基のプロトンが倚重線で
個分珟われ、3.55〜3.15にメチン基のプロト
ンが重線で個分珟われ、1.9ppmにメチル
基のプロトンが単䞀線で個分珟われ、
1.3ppmを䞭心にメチレン基のプロトン及び゚
チル゚ステルのメチル基のプロトンが巟広いピ
ヌクで24個分珟われた。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトルの結果e385に のピヌ
クが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC65.50H9.32であり、理
論倀であるずC65.60H9.44によく䞀臎し
た。 実斜䟋  実斜䟋においお、メタクリル酞クロラむドの
かわりにメタクリル酞を甚いおメタクリル゚ステ
ル化合物の合成を行な぀た。すなわち、実斜䟋
で埗られた液状マロン酞゚ステル化合物10、メ
タクリル酞2.8、―トル゚ンスルホン酞0.5
をハむドロキノンモノメチル゚ヌテル0.1を100
ml䞉぀口フラスコに入れ枛圧䞋玄150mmHg80
℃に加熱し、氎が出なくなるたで反応を続けた。
反応終了埌反応液を冷华し、分液ロヌトに移し
―ヘキサン200mlを入れ、炭酞ナトリりム氎
溶液で掗浄した埌に0.1芏定塩酞掗浄及び氎掗を
回行な぀た。ヘキサン局を無氎硫酞ナトリり
ム、無氎硫酞マグネシりムで脱氎を行な぀た埌に
ブチルヒドロキシトル゚ン10mgを添加しお、ヘキ
サンを枛圧留去し、実斜䟋で埗たず同䞀の生物
が9.5埗られた。 実斜䟋  冷华管を付けた300ml䞉぀口フラスコにマロン
酾15.6、プノヌル28.2、硫酞ml、トル゚
ン150mlを入れ、48時間還流脱氎を行な぀た。反
応終了埌分液ロヌトに移し、氎掗を回行ない、
トル゚ン局を、無氎硫酞ナトリりムで脱氎した埌
に枛圧蒞留を行ない、液状のマロン酞プニルを
31埗た。 以䞋、溶媒である゚タノヌルをテトラヒドロフ
ランに替えた他は、実斜䟋ず同様な方法により
䞋蚘゚ステル化合物を埗た。 (ã‚€) IR 310〜3000cm-1に芳銙族炭玠―氎玠結合に基
づく吞収、3000〜2800cm-1に脂肪族炭玠―氎玠
結合に基づく吞収、1800〜1640cm-1にカルボニ
ル基に基づく吞収、1640〜1620cm-1にC2
重結合に基づく吞収が芳察された。 (ロ) 1H―NMRテトラメチルシラン基準、
ÎŽppm60MHz 添付図面や第図に1H―NMRのチダヌトを
瀺した。7.6〜6.6ppmにプニル基のプロトン
が倚重線に10個珟われ、5.6ppmず6.2ppmに
重結合のプロトンが重線で個珟われ、4.3
〜3.9ppmに゚ステル結合の隣りのメチレン基
のプロトンが重線で個分珟われ、3.8〜
3.5ppmにメチン基のプロトンが重線で個
分珟われ、1.9ppmにメチル基のプロトンが単
䞀線に個珟われ、1.3ppmを䞭心に、メチレ
ン基のプロトンが巟広い単䞀線で18個分珟われ
た。 (ハ) 質量分析MS―FD 質量スペクトル枬定の結果、e481に
のピヌクが珟われた。 (ニ) 元玠分析倀 元玠分析倀はC72.32、H7.46であり、理
論倀であるC72.47H7.55によく䞀臎し
た。 実斜䟋 10 実斜䟋及びに蚘茉された方法ず同
様に反応を行ない、皮々のアクリレヌト化合物を
合成した結果を第衚に瀺す。衚䞭No.のうち〜
74は実斜䟋ず同様の方法により、75〜109は実
斜䟋ず同様の方法により、110〜133は実斜䟋
ず同様の方法により、134〜142は実斜䟋ず同様
の方法により合成した。衚䞭のR1R2R3
及びは衚の䞊郚に蚘した䞀般匏の蚘号に察応す
る。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 実斜䟋 11 実斜䟋及びに蚘茉された方法ず同様に
反応を行ない皮々のアクリレヌト化合物を合成し
た結果を第衚に瀺す。衚䞭No.のうち〜16は実
斜䟋ず同様の方法により、17〜24はず同様の
方法により、25〜32は実斜䟋ず同様の方法によ
り合成した。衚䞭のR1R2R4R5および
は衚の䞊郚に蚘した䞀般匏の蚘号に察応する。
【衚】
〔䜆し、―2.6Eは を瀺し、の平均倀が2.6の化合物を瀺す。〕
比范䟋ずしお䞊蚘接着材成分䞭の本発明のアク
リレヌト化合物にかえお䞋蚘の化合物を䜿甚しお
同様に接着匷床の枬定を行な぀た。 比范䟋 無添加 比范䟋 比范䟋 比范䟋 比范䟋 比范䟋 比范䟋 〔なお䞊蚘比范䟋においおずは溶解性が悪く
ダダ癜濁を生じた。〕 䞊蚘甚途䟋で䞀般匏のアクリレヌト化合
物のが氎玠原子の堎合を第衚、アルカリ
金属の堎合を第衚及びアルキル基の堎合を第
衚に比范䟋ずずもに瀺す。
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】
【衚】 【図面の簡単な説明】
第図は実斜䟋で埗られたアクリレヌト化合
物の赀倖吞収スペクトルを瀺し、第図は実斜䟋
で第図は実斜䟋で、第図は実斜䟋で、
第図は実斜䟋で、第図は実斜䟋で、第
図は実斜䟋で埗られたアクリレヌト化合物の
1H―栞磁気共鳎吞収スペクトルを倫々瀺す。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞋蚘匏 〔䜆し、R1は氎玠原子又はアルキル基を瀺し、
    R2はアルキレン基を瀺し、R3は氎玠原子、アル
    キル基又は【匏】で瀺される基 䜆し、R4は氎玠原子又はアルキル基であり、R5
    はアルキレン基である。 を瀺し、及びは、同皮又は異皮の氎玠原子、
    アルカリ金属、アルキル基又はアリヌル基を瀺
    す。〕 で瀺されるアクリレヌト化合物。
JP13587385A 1985-06-24 1985-06-24 Akurireetokagobutsu Expired - Lifetime JPH0237906B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13587385A JPH0237906B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 Akurireetokagobutsu
US06/877,739 US4755620A (en) 1985-06-24 1986-06-24 Acrylate compound and composition containing the same
EP86304874A EP0206810B1 (en) 1985-06-24 1986-06-24 Acrylate compound and composition containing the same
DE8686304874T DE3670076D1 (de) 1985-06-24 1986-06-24 Acrylatverbindung und diese enthaltende zusammensetzung.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13587385A JPH0237906B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 Akurireetokagobutsu

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61293951A JPS61293951A (ja) 1986-12-24
JPH0237906B2 true JPH0237906B2 (ja) 1990-08-28

Family

ID=15161767

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13587385A Expired - Lifetime JPH0237906B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 Akurireetokagobutsu

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0237906B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482005U (ja) * 1990-11-27 1992-07-16

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9987199B2 (en) 2012-07-10 2018-06-05 Tokuyama Dental Corporation Dental adhesive composition, dental adhesive primer, dental adhesive bonding material, dental adhesivecomposite resin, and dental adhesive resin cement
EP3835289A4 (en) 2018-08-09 2022-04-20 Sun Medical Co., Ltd. POLYMERIZABLE SULFUR-CONTAINING MONOMER AND USE

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0482005U (ja) * 1990-11-27 1992-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61293951A (ja) 1986-12-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0206810A2 (en) Acrylate compound and composition containing the same
US5420312A (en) Glycidyl ether from alcohol and epichlorohydrin
JPH0237906B2 (ja) Akurireetokagobutsu
JPH10306126A (ja) ポリ−モノ又は−ゞハロゲン眮換−−アセトキシ又はヒドロキシスチレンの補法
JPH0321536B2 (ja)
JPS6236513B2 (ja)
JP3648636B2 (ja) 掻性゚ネルギヌ線硬化暹脂甚反応性垌釈剀及びその補造法
JPH02193944A (ja) メタアクリル酞゚ステルの補造方法
JP2772846B2 (ja) 含フッ玠アリル゚ヌテルおよびその補造法
JPH08165269A (ja) 新芏なアルケニル基含有メタアクリレヌト及びその補造方法
JPH0251437B2 (ja)
JPH0149716B2 (ja)
JP2000007687A (ja) メタアクリル基を有するホスホン酞化合物およびその補造方法
JP2000038398A (ja) 架橋性メタアクリル基を有するホスフィン酞およびその補造方法
US4820829A (en) Substituted o-phthalaldehydes
JP2620109B2 (ja) 倚官胜フェノキシアレン化合物ならびにその補法
JP2867633B2 (ja) フリルプロパルギルカルビノヌル類の補造方法
JPH0513195B2 (ja)
JP2508763B2 (ja) フッ玠含有カルボン酞゚ステルの補造方法
JPH1129525A (ja) 新芏なシクロペンチルアクリレヌト化合物及びその補造方法
JPH0149717B2 (ja)
JPS645038B2 (ja)
SU852873A1 (ru) -БОс-(брПЌЌетОлеМ)- -ЎОПксаМ вКАчЕСТВЕ MOHOMEPA Ўл СОНТЕзА пОлОМЕРОВ,ОблАЎАющОХ ВыСОКОй АЎгЕзОЕй K СТЕКлуО МЕТАллу,О СпОСОб ЕгО пОлучЕНО
JP3477915B2 (ja) −ゞオキシむミノヘキサンの補造法
JPS60208974A (ja) −ゞオキ゜ラン基を有する䞍飜和化合物の補造方法

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term