JPH0237765Y2 - - Google Patents

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JPH0237765Y2
JPH0237765Y2 JP1985063600U JP6360085U JPH0237765Y2 JP H0237765 Y2 JPH0237765 Y2 JP H0237765Y2 JP 1985063600 U JP1985063600 U JP 1985063600U JP 6360085 U JP6360085 U JP 6360085U JP H0237765 Y2 JPH0237765 Y2 JP H0237765Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば貸金庫室の収納棚に収納され
ている保護箱の如き荷を、隔壁に設けた開口部を
通過させてブース機器側に直接搬送する直出し装
置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、貸金庫の収納棚内に収納される保護箱を
ブース機器側に移送する装置としては、第5図に
示す如く、収納棚1内の保護箱2を、図示しない
スタツカクレーン等で転載フツク4側に引渡し、
これをローラコンベア5上に搭載して、隔壁31
の開口部31bを通過させ、ブース機器3側に移
送するものが採用されていた。保護箱2をブース
機器3側から収納棚1に送入する場合も、逆工程
をたどり移送される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の移送装置においては、収納棚1側と
ブース3側との間をローラコンベア5等の搬送装
置が隔壁31の開口部31bを連通して設置され
ているため、保護箱2がブース機器3側に移送さ
れた後、あるいは、収納棚1に戻された後、前記
開口部31bを覆うためのシヤツタ7を完全閉止
することができず、盗難防止や火災の面で問題が
あつた。また、ローラコンベア5上を移送されて
きた保護箱2は、終端の位置決め部材8に当接し
て停止し位置決めされるが、保護箱の重量や移送
速度の違いにより、位置決め部材8に衝突する力
に差ができ、安定した位置決めができない欠点が
あつた。
本考案は、荷の移送後、隔壁の開口部を覆うシ
ヤツタを完全閉止可能にすると共に、荷を安定に
位置決めし得る直出し装置を提供することを目的
とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するための具体的手段とし
て、本考案は移送されるべき荷を荷収納側から隔
壁に設けた開口部を通過させて荷受渡し位置に搬
送する直出し装置において、荷を搭載保持する支
持台と、この支持台を荷収納側から荷受渡し位置
まで往復動させるための移動機構を構成する伸縮
可能なサスペンシヨンアームと、荷受渡し位置に
おいて前記支持台との間で荷の転載を行う受台
と、前記サスペンシヨンアームが収縮して前記支
持台が荷収納側に後退した状態で前記隔壁の開口
部を完全閉止するシヤツタとを備えることを特徴
とする直出し装置を提案するものである。そし
て、上記の直出し装置において、支持台の前後端
部に荷を位置決め保持するための位置決めピンを
設け、また、荷受渡し位置の近傍に、支持台をサ
スペンシヨンアームの伸縮方向に滑動可能に支持
する受具を設けて構成したものである。
〔作用〕
サスペンシヨンアームが収縮した状態でシヤツ
タを完全閉止することにより、荷収納側と荷受渡
し位置とが隔絶状態となる。支持台の前後端部に
設けた位置決めピンは、荷を支持台上に位置決め
保持する。荷受渡し位置の近傍に設けた受具は、
伸延したサスペンシヨンアームの先端の支持台下
面を受け支える。
〔実施例〕
以下に、本考案を図面に示す実施例に基き説明
する。本例においては、貸金庫室の収納棚に収納
されている保護箱を、隔壁に設けた開口部を通過
させてブース機器側に搬送する直出し装置につい
て示す。
第1図に示す如く、立体状の収納棚1内には多
数個の保護箱2が収納され、所望の保護箱2はス
タツカクレーン9によりコンベア10上に搭載さ
れ、転載フツク4により移動機構13側に移送さ
れて、支持台12に搭載保持される。支持台12
には、後に詳説する移動機構13を構成するラツ
ク25とサスペンシヨンアーム14等が設けら
れ、保護箱2をブース機器3側に移送する。収納
棚1側とブース機器3側とは、隔壁31に設けた
開口部31bで連通しているが、保護箱2が搬送
されない状態では、隔壁31の開口底部31aの
上面に形成した嵌合溝32にシヤツタ7が降下し
て前記開口部31bが閉止されることにより隔絶
されている。
移動機構13により前記隔壁31に設けた開口
部31bを通過させて移送された保護箱2は、ブ
ース機器3側の保護箱受渡し位置で転載フツク
4′により受台6上に引渡され、図示しない昇降
手段等でクーポンブースの保護箱取扱い位置に移
送される。
前記支持台12の前後端部には、第2図および
第3図に示す如く、保護箱2を位置決め保持する
ための位置決めピン18,18が出没自在に設け
られる。この位置決めピン18の駆動機構11に
ついて説明する。支持台12は、保護箱2を搭載
する保護箱トレイ16とその下面に固着されるバ
スケツト17から構成される。バスケツト17の
内部には、モータ19およびこのモータ19によ
り上下動する駆動アングル20に先端をテーパ状
とした位置決めピン18を取付け、保護箱トレイ
16の底面から突出させている。位置決めピン1
8は、支持台12上において、保護箱2の移送方
向の前後を保持し、保護箱2を支持台12から転
載するときに、保護箱トレイ16の底面から没し
て保護箱2との係合を解除する。
次に、移動機構13について説明する。
第2図、第3図および第4図に示す如く、支持
台12の下方において不動側に固定される構造体
21の内部には、モータ22および減速機23が
設けられ、減速機23の出力側のピニオンギヤ2
4は、バスケツト17の下面に固設されたラツク
25に噛合させる。また、構造体21の内側面に
は、保護箱2の移送方向に沿つて、適宜長の断面
コ字状の案内板26が固着される。この案内板2
6内には、第1のサスペンシヨンアーム27が摺
動自在に収納される。さらに、第1のサスペンシ
ヨンアーム27内には、バスケツト17の側面に
固着された第2のサスペンシヨンアーム28が摺
動自在に収納される。したがつて、第1、第2の
サスペンシヨンアーム27,28と案内板26と
の関係は、保護箱2を搭載した支持台12がブー
ス機器3側に移動しない状態では、第1、第2の
サスペンシヨンアーム27,28が案内板26に
対し縮小状態で並設収納される。そして、前記モ
ータ22を正転させラツク25とピニオンギヤ2
4との作用により支持台12をブース機器3側に
移動させると、伸縮自在の釣具の如く、まず第2
のサスペンシヨンアーム28が移動して適宜長だ
け延出し、次いで、この第2のサスペンシヨンア
ーム28の移動に伴つて第1のサスペンシヨンア
ーム27が延出することになる。なお、第1、第
2のサスペンシヨンアーム27,28の係止構造
は、図示していないが公知技術が適用される。こ
の結果、支持台12上の保護箱2は、図示しない
制御装置によりシヤツタ7を上昇させた状態で、
隔壁31の開口部31bを通過してブース機器3
側の保護箱受渡し位置に到達する。この状態にお
ける支持台12は、第2、第1のサスペンシヨン
アーム28,21を介して構造体21側に吊持さ
れることになる。
この場合、隔壁31の開口底部31a上には、
受具15が設けてあり、伸延したサスペンシヨン
アーム14の先端の支持台12の下面を受け支え
る。受具15は、台29とこれに枢支されるロー
ラ30から成り、延出した支持台12のバスケツ
ト17の下面が、このローラ30により滑動自在
に支持される。
クーポンブースにおいて顧客に取扱われた後の
保護箱2は、再び受台6上に際下させられ、保護
箱受渡し位置で転載フツク4′により支持台12
に転載される。保護箱2を前記支持台12の前後
端部に設けた位置決めピン18により位置決め保
持した状態で、支持台12は、前記モータ22を
逆転させ第1、第2のサスペンシヨンアーム2
7,28を収縮することにより、隔壁31の開口
部31bを通過して、保護箱収納側に後退する。
このように支持台12が後退した状態では、隔壁
31の開口部31bには、障害物は存在しないの
で、シヤツタ7を下降させることにより、シヤツ
タ7は、隔壁31の開口底部31aの上面に形成
した嵌合溝32に嵌合し、前記開口部31bを完
全閉止し、収納棚1側とブース機器3側とは隔絶
される。なお、支持台12に取着されたドグ12
a(第3図)は、第2図に示すマイクロスイツチ
33に係合し、支持台12の移動位置を検出す
る。
移動機構13側に搬送された後の保護箱2は、
支持台2の前後端部の位置決めピン18が没し
て、転載フツク4によりコンベア10上に転載さ
れ、スタツカクレーン9により収納棚1の所定位
置に収納される。
以上説明した本例は、貸金庫室の保護箱につい
て示したが、隔壁の開口部を通過させて荷を直出
しする他の用途にも同様に適用されることは勿論
である。
〔考案の効果〕
以上の構成からなる本考案の直出し装置によれ
ば、移動機構を構成するサスペンシヨンアームが
収縮した状態でシヤツタを下降させて隔壁の開口
部を完全閉止し、荷収納側と荷受渡し位置とを隔
絶状態とし得るので、盗難防止、防火等において
効果がある。また、支持台の前後端部に位置決め
ピンを出没自在に設けたので、荷を支持台上に安
定保持した状態で、円滑にかつ迅速に、移送する
ことができる。さらに、サスペンシヨンアームが
伸延する過程において、その先端に固着された支
持台は、荷受渡し位置の近傍に設けた受具により
下面を受け支えられ、下方にあまり偏位すること
なく移送が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は、本考案に係る直出し装
置の実施例図であつて、第1図は全体構成を示す
側面図、第2図は要部側面断面図、第3図は第2
図の矢視の正面断面図、第4図は移動機構の斜
視図である。第5図は従来の直出し装置の側面図
である。 1……収納棚、2……保護箱、3……ブース機
器、4,4′……転載フツク、5……ローラコン
ベア、6……受台、7……シヤツタ、9……スタ
ツカクレーン、10……コンベア、11……駆動
機構、12……支持台、13……移動機構、14
……サスペンシヨンアーム、15……受具、16
……保護箱トレイ、17……バスケツト、18…
…位置決めピン、19,22……モータ、20…
…駆動アングル、21……構造体、23……減速
機、24……ピニオンギヤ、25……ラツク、2
6……案内板、27……第1のサスペンシヨンア
ーム、28……第2のサスペンシヨンアーム、2
9……台、30……ローラ、31……隔壁、31
a……開口底部、31b……開口部、32……嵌
合溝、33……マイクロスイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 移送されるべき荷を荷収納側から隔壁に設け
    た開口部を通過させて荷受渡し位置に搬送する
    直出し装置において、 荷を搭載保持する支持台と、この支持台を荷
    収納側から荷受渡し位置まで往復動させるため
    の移動機構を構成する伸縮可能なサスペンシヨ
    ンアームと、荷受渡し位置において前記支持台
    との間で荷の転載を行う受台と、前記サスペン
    シヨンアームが収縮して前記支持台が荷収納側
    に後退した状態で前記隔壁の開口部を完全閉止
    するシヤツタとを備えることを特徴とする直出
    し装置。 (2) 前記支持台の前後端部に荷を位置決め保持す
    るための位置決めピンを出没自在に設けた実用
    新案登録請求の範囲第(1)項に記載の直出し装
    置。 (3) 前記荷受渡し位置の近傍に、前記支持台をサ
    スペンシヨンアームの伸縮方向に滑動可能に支
    持する受具を設けた実用新案登録請求の範囲第
    (1)項または第(2)項に記載の直出し装置。
JP1985063600U 1985-04-27 1985-04-27 Expired JPH0237765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985063600U JPH0237765Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JP1985063600U JPH0237765Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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JPS61178706U JPS61178706U (ja) 1986-11-07
JPH0237765Y2 true JPH0237765Y2 (ja) 1990-10-12

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ID=30593901

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JP1985063600U Expired JPH0237765Y2 (ja) 1985-04-27 1985-04-27

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4913182A (ja) * 1972-06-03 1974-02-05
JPS59149204A (ja) * 1983-02-17 1984-08-27 Daifuku Co Ltd 貸金庫設備
JPS59149206A (ja) * 1983-02-17 1984-08-27 Daifuku Co Ltd 入出庫装置付き格納設備

Patent Citations (3)

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JPS59149206A (ja) * 1983-02-17 1984-08-27 Daifuku Co Ltd 入出庫装置付き格納設備

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JPS61178706U (ja) 1986-11-07

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