JP3392523B2 - 貨物等の搬送用装置 - Google Patents

貨物等の搬送用装置

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JP3392523B2 JP15433894A JP15433894A JP3392523B2 JP 3392523 B2 JP3392523 B2 JP 3392523B2 JP 15433894 A JP15433894 A JP 15433894A JP 15433894 A JP15433894 A JP 15433894A JP 3392523 B2 JP3392523 B2 JP 3392523B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、段差を有する箇所にお
ける貨物等の搬入作業や搬出作業、例えば冷蔵倉庫での
コンテナ車からプラットホームへの貨物積み出し作業、
プラットホームからコンテナ車への貨物積み込み作業
や、在来船荷役時のプラットホームへの貨物搬入作業な
どにおいて、フォークリフト通路、コンベア通路等を形
成するのに好適に使用される貨物等の搬送用装置に関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来、冷蔵倉庫でのコンテナ車からプラ
ットホームへの貨物積み出し作業、プラットホームから
コンテナ車への貨物積み込み作業において、プラットホ
ームとコンテナ車との間における貨物の搬送のためにフ
ォークリフト通路を形成する場合、図8に示すように、
トラックヤードAに駐車したコンテナ車のコンテナBの
貨物積載面Cに近接させて水平なテーブル台Dをプラッ
トホームE上に配置するとともに、このテーブル台Dに
連続させてプラットホームE上にスロープ台Fを配置
し、テーブル台D及びスロープ台Fの上面をフォークリ
フト通路とすることが行われている。上記テーブル台D
及びスロープ台Fは組立式のもので、非使用時には別の
場所に保管しておき、使用時に組み立てて所定の箇所に
設置するものである。 【0003】また、図9に示すように、プラットホーム
Eに動力駆動式のスロープ機構Gを設置することも行わ
れている。このスロープ機構Gは、スロープ板Hと、ス
ロープ板Hの先端側を動力によって昇降させる昇降装置
Iとを備えている。上記スロープ機構Gは固定式のもの
で、非使用時にはスロープ板Hの先端側を下げてスロー
プ板Hの上面とプラットホームEの床面とが同一平面に
なるようにしておく。そして、貨物搬送時には昇降装置
Iによってスロープ板Hの先端側をコンテナBの貨物積
載面Cの高さまで上昇させ、スロープ板Hの上面をフォ
ークリフト通路とするものである。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】図8に示したフォーク
リフト通路の形成手段は、テーブル台D及びスロープ台
Fを使用時に設置個所に運び、貨物積載面Cの高さに合
わせて組み立ててから設置するものであるため、フォー
クリフト通路の形成に時間がかかるとともに、テーブル
台D及びスロープ台Fの保管場所を要するため、余分な
スペースが必要となるという欠点があった。また、コン
テナBからドラム缶を搬出する際には小回りの利くリー
チ式フォークリフトが多用されるが、リーチ式フォーク
リフトは登坂能力が低いため、傾斜のきついスロープ台
Fを登坂できないことがあった。 【0005】図9に示したフォークリフト通路の形成手
段では、形成したフォークリフト通路に水平部分がない
ため、コンテナBの出口近くにおいて貨物を水平にして
搬送することができない。そのため、コンテナBの内部
に天井近くまで貨物が積まれていると、図9に示したよ
うに搬送時にコンテナBの出口近くで貨物Jが斜めにな
り、傾斜角度によってはその上面がコンテナBの天井に
当たって貨物の積み出しが困難になったり、コンテナB
内の出口近くに貨物を高く積み込むことが困難になった
りすることがあった。 【0006】また、冷蔵倉庫においては、コンテナ車と
プラットホームとの間においてバン出し機及びバン出し
コンベアを用いて貨物の搬送を行うことがあるが、これ
らバン出し機及びバン出しコンベアをコンテナ車の内部
に進入させるためには、従来専用の昇降装置によってバ
ン出し機の進入口床面とコンテナ車内部の貨物積載面の
レベルを合わせる必要があった。また、在来船荷役にお
いてトラックヤード上で荷受けした貨物をフォークリフ
トを用いてプラットホーム内部の貨物仕分け作業場まで
搬送することがあるが、段差部においてフォークリフト
の通路が寸断されることから、段差部においてフォーク
リフト同士による貨物の受け渡しあるいは車輪付台車に
よる貨物の搬送を行う必要があった。 【0007】以上のように、冷蔵倉庫における貨物搬送
作業においては、従来、作業の種類に応じて機器を選択
し、種々の態様のフォークリフト通路やコンベア通路を
形成しており、これらフォークリフト通路やコンベア通
路の形成作業が煩雑であるとともに、形成したフォーク
リフト通路やコンベア通路に問題が生じることがあっ
た。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、作業の種類に対応してそれぞれ最適な態様のフォー
クリフト通路やコンベア通路を1基の装置で形成するこ
とが可能な貨物等の搬送用装置を提供することを目的と
する。 【0009】 【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、段差を有する箇所におけ
る貨物等の搬送に用いられる搬送用装置であって、テー
ブル板と、テーブル板を水平に昇降させるテーブル板水
平昇降機構と、テーブル板の先端側を昇降させるテーブ
ル板傾斜機構と、テーブル板の基端側に隣接配置された
スロープ板と、スロープ板の先端側を昇降させるスロー
プ板傾斜機構とを備え、前記テーブル板の上面は少なく
とも低段部の床面と貨物積載面との間を水平に昇降し、
前記スロープ板は水平状態においてその上面が高段部の
床面と実質的に同一平面になるとともに、スロープ板の
先端側上面は少なくとも高段部の床面と貨物積載面との
間を昇降することを特徴とする搬送用装置を提供する。 【0010】本発明の搬送用装置は、テーブル板水平昇
降機構、テーブル板傾斜機構、スロープ板傾斜機構の作
動により、例えば下記〜に示すように、種々の態様
のフォークリフト通路あるいはコンベア通路を形成する
ことができる。 【0011】テーブル板水平昇降機構及びスロープ板
傾斜機構によってテーブル板の水平移動及びスロープ板
の傾斜を行わせ、テーブル板上面の高さを貨物積載面の
高さに合わせるとともに、スロープ板先端側上面の高さ
をテーブル板上面の高さに合わせることにより、テーブ
ル板による水平部とスロープ板による傾斜部とからなる
フォークリフト通路を形成することができる。この場
合、本発明の装置は、例えば、トラックヤード(低段
部)上のコンテナとプラットホーム(高段部)との間に
おけるパレタイズ貨物の搬送作業を行う際に、カウンタ
ーフォークリフトのコンテナ内部への出入りを可能とす
るためのレベラーとして有効に機能する。 【0012】テーブル板水平昇降機構、テーブル板傾
斜機構及びスロープ板傾斜機構によってテーブル板の水
平移動及び傾斜並びにテーブル板の傾斜を行わせ、テー
ブル板先端側上面の高さを貨物積載面の高さに合わせ、
スロープ板先端側上面の高さをテーブル板基端側上面の
高さに合わせるとともに、テーブル板の傾斜角度及びス
ロープ板の傾斜角度を等しくすることにより、テーブル
板による傾斜部とスロープ板による傾斜部とからなる全
体として緩傾斜のフォークリフト通路を形成することが
できる。この場合、本発明の装置は、例えば、トラック
ヤード上のコンテナとプラットホームとの間におけるド
ラム缶貨物の搬送作業を行う際に、リーチ式フォークリ
フトのコンテナ内部への出入りを可能とするためのレベ
ラーとして有効に機能する。 【0013】テーブル板水平昇降機構によるテーブル
板の水平移動を行ってテーブル板上面の高さを貨物積載
面の高さに合わせるとともに、スロープ板を水平にして
おくことにより、テーブル板による水平部とスロープ板
による水平部とからなるコンベア通路を形成することが
できる。この場合、本発明の装置は、例えば、トラック
ヤード上のコンテナとプラットホームとの間における小
型貨物の搬送作業を行う際に、バン出し機及びバン出し
コンベアをコンテナ内部に進入させるとともに、バン出
しコンベアを設置するためのレベラーとして有効に機能
する。すなわち、テーブル板にバン出し機及びバン出し
コンベアを載せてからテーブル板を貨物積載面の高さま
で水平移動させることにより、テーブル板からコンテナ
内にバン出し機及びバン出しコンベアを容易に進入させ
ることができ、また水平なテーブル板及びスロープ板の
上にバン出しコンベアを設置することができる。 【0014】テーブル板水平昇降機構によるテーブル
板の水平移動を行ってテーブル板上面の高さを低段部の
床面の高さに合わせるとともに、スロープ板を水平にし
ておくことにより、テーブル板による水平なフォークリ
フト通路及びスロープ板による水平な貨物進入路を形成
することができる。この場合、本発明の装置は、例え
ば、在来船荷役時にトラックヤードで荷受けされた貨物
をフォークリフトによってプラットホーム内部の貨物仕
分け場に直接搬送するための通路を形成することに有効
に機能する。 【0015】テーブル板にフォークリフト等を載せて
からテーブル板水平昇降機構によるテーブル板の水平移
動を行うことにより、トラックヤードとプラットホーム
との間でフォークリフト等を移動させるためのリフター
として有効に機能する。すなわち、テーブル板の高さを
トラックヤードの床面に合わせた状態でテーブル板上に
フォークリフト等を載せた後、テーブル板をプラットホ
ームの高さまで水平移動させることにより、トラックヤ
ード上のフォークリフト等をプラットホームに移動させ
ることができる。また、その逆の操作を行うことによ
り、プラットフォーム上のフォークリフト等をトラック
ヤードに移動させることができる。 【0016】 【実施例】次に、実施例によって本発明を具体的に示す
が、本発明は下記実施例に限定されるものではない。 【0017】図1及び図2は本発明の一実施例に係る搬
送用装置を示すもので、図1は平面図、図2は拡大断面
図である。本例の搬送用装置2は、テーブルリフター部
4と、スロープ部6とを備えている。本例では、プラッ
トホーム8の先端側に平面形状が四角形の四角切欠部1
0が形成され、この四角切欠部10の底面がトラックヤ
ード12の床面より下方に位置している。そして、テー
ブルリフター部4は、上記四角切欠部10内に設置され
ている。また、スロープ部6は、四角切欠部10の基端
側に隣接してプラットホーム8に形成された凹部14内
に設置されている。 【0018】テーブルリフター部4は、四角切欠部10
の底面上に設置された四角形の基台18と、基台18の
上方に水平に配置された四角形の支持台20と、支持台
20の上方に水平に配置された四角形のテーブル板22
と、基台18と支持台20との間に設けられたテーブル
板水平昇降機構24と、支持台20とテーブル板22と
の間に設けられたテーブル板傾斜機構26とからなる。 【0019】テーブル板水平昇降機構24は、下端部が
基台18に回動可能に連結され、上端部が支持台20に
スライド可能に連結された第1傾斜リンク28と、下端
部が基台18にスライド可能に連結され、上端部が支持
台20に回動可能に連結された第2傾斜リンク30と、
油圧ピストン装置32とからなる。第1傾斜リンク28
と第2傾斜リンク30とはX字状に交差しているととも
に、交差部において互いに回動可能に連結されている。
また、油圧ピストン装置32は、シリンダ34の基端部
が基台18に回動可能に連結され、ピストン36の先端
部が第1傾斜リンク28に回動可能に連結されており、
ピストン36を進退させることにより第1傾斜リンク2
8がその下端部を中心として回動し、それに応じて支持
台20が水平状態を維持したまま昇降するようになって
いる。 【0020】テーブル板傾斜機構26は、支持台20に
固定された油圧ピストン装置38と、カム40とから構
成されている。カム40は、基端部が油圧ピストン装置
38のピストン42先端部に回動可能に連結され、中間
部が支持台20に回動可能に連結され、先端部がテーブ
ル板22に回動可能に連結されている。そして、油圧ピ
ストン装置38のピストン42を進退させることにより
カム40がその中間部を中心として回動し、それに応じ
てテーブル板22の先端側が昇降するようになってい
る。なお、図中44は支持台20の基端側とテーブル板
22の基端側とを互いに回動可能に連結する連結部材を
示す。 【0021】スロープ部6は、テーブル板22の基端側
に隣接して凹部14内に水平に配置された四角形のスロ
ープ板46と、スロープ板46の基端側底面に接して凹
部14内に配置されたスロープ板支持用ころ48とから
なる。 【0022】また、図中50はスロープ板46の先端側
とテーブル板22の基端側とを着脱可能に連結する連結
フックを示す。この連結フック50は、テーブル板22
に固定された油圧ピストン52の作動によって進退し、
前進したときにスロープ板46に形成された連結溝54
に係合するものである。本例の装置2では、テーブル板
22とスロープ板46とを連結フック50で連結した場
合、テーブル板水平昇降機構24の作動によってテーブ
ル板22が図1に示した位置から上方で昇降すると、そ
れに応じてスロープ板46の先端側も昇降する。したが
って、本例の装置2においては、テーブル板22及び連
結フック50によってスロープ板46の先端側を昇降さ
せるスロープ板傾斜機構が構成されている。 【0023】なお、図中56はテーブル板22に設置さ
れた渡り板(図1では図示省略)で、この渡り板56は
油圧ピストン58の作動によって進退するようになって
いる。また、図中60はスロープ板46が傾斜したとき
にスロープ板46基端部と凹部14周壁部との間に生じ
る隙間を塞ぐための閉塞板で、この閉塞板60はプラッ
トホーム8に回動可能に設置されている。 【0024】本例の装置2では、テーブル板22の上面
はトラックヤード12の床面と貨物積載面との間を昇降
し、スロープ板46は水平状態においてその上面がプラ
ットホーム8の床面と実質的に同一平面になるととも
に、スロープ板46の先端側上面はプラットホーム8の
床面と貨物積載面との間を昇降するようになっている。 【0025】本例の搬送用装置2は、トラックヤード1
2上のコンテナ車からプラットホーム8への貨物積み出
し作業、プラットホーム8からトラックヤード12上の
コンテナ車への貨物積み込み作業、在来船荷役時のプラ
ットホームへの貨物搬入作業等に使用されるもので、そ
の作業の種類に応じた使用態様を図3〜図7を参照して
説明する。 【0026】(1)通常(貨物非搬送時)は、テーブル
板22の高さをプラットホーム8の高さに合わせておく
とともに、スロープ板46を水平にしておく(図3)。
これにより、テーブル板22及びスロープ板46はプラ
ットホーム8内に格納された状態となって、プラットホ
ーム8の一部として機能する。 【0027】(2)カウンターフォークリフトによる貨
物の搬送を行う場合、テーブル板22とスロープ板46
とを連結フック50で連結し、この状態でテーブル板水
平昇降機構24によってテーブル板22をコンテナ62
の貨物積載面64の高さまで上昇させる(図4)。これ
により、テーブル板22による水平部とスロープ板46
による傾斜部とが連続したフォークリフト通路を形成す
ることができる。したがって、カウンターフォークリフ
ト66がコンテナ62の内部に出入りし、パレタイズ貨
物の積み出し、積み込み作業を行うことができる。 【0028】この態様では、貨物積載面64に連続して
テーブル板22による水平部が存在するので、コンテナ
62の出口近くで貨物を水平にして搬送することができ
る。そのため、コンテナ62の内部に天井近くまで貨物
が積まれていても、搬送時にコンテナ62の出口近くで
貨物が斜めになって、その上面がコンテナ62の天井に
当たることにより貨物の積み出しが困難になったり、コ
ンテナ62内の出口近くに貨物を高く積み込むことが困
難になったりすることがない。 【0029】(3)リーチ式フォークリフトによる貨物
の搬送を行う場合、テーブル板22とスロープ板46と
を連結フック50で連結し、この状態でテーブル板水平
昇降機構24及びテーブル板傾斜機構26によってテー
ブル板22の上昇及び傾斜を行わせ、テーブル板22の
先端側を貨物積載面64の高さに合わせるとともに、テ
ーブル板22及びスロープ板46が同一の傾斜角度とな
るように制御する(図5)。これにより、テーブル板2
2による傾斜部とスロープ板46による傾斜部とが連続
したリーチ式フォークリフト68が登坂可能な緩傾斜の
フォークリフト通路を形成することができる。 【0030】(4)バン出し機、バン出しコンベアをコ
ンテナ62内に進入させる場合、連結フック50による
テーブル板22とスロープ板46との連結を解除し、バ
ン出し機70、バン出しコンベア72をテーブル板22
に載せた後、テーブル板水平昇降機構24によってテー
ブル板22を貨物積載面64の高さまで上昇させる(図
6)。これにより、バン出し機70、バン出しコンベア
72をテーブル板22からコンテナ62内に容易に進入
させることができるとともに、テーブル板22及びスロ
ープ板46によって水平なコンベア通路を形成すること
ができる。 【0031】(5)在来船荷役作業時においてトラック
ヤード12とプラットホーム8との間における貨物搬送
作業を行う場合、連結フック50によるテーブル板22
とスロープ板46との連結を解除し、テーブル板水平昇
降機構24によってテーブル板22をトラックヤード1
2の床面の位置まで下降させる(図7)。これにより、
テーブル板22による水平なフォークリフト通路及びス
ロープ板46による水平な貨物進入路を形成することが
でき、フォークリフト64に保持された貨物をプラット
フォーム8の内部まで進入させることが可能となる。 【0032】(6)連結フック50によるテーブル板2
2とスロープ板46との連結を解除し、テーブル板22
にフォークリフトを載せた後、テーブル板水平昇降機構
24によってテーブル板22を昇降させることにより、
テーブルリフター部4をトラックヤード12とプラット
ホーム8との間でフォークリフトを移動させるためのリ
フターとして用いることができる(図示せず)。 【0033】なお、本発明において、テーブル板水平昇
降機構、テーブル板傾斜機構、スロープ板傾斜機構の構
成は上記実施例に限定されず、任意の構成のものを用い
ることができる。例えば、上記実施例ではテーブル板の
昇降を利用したスロープ板傾斜機構を構成したが、カム
及び油圧ピストン装置を用いることなどにより独立した
スロープ板傾斜機構を構成してもよい。また、上記実施
例ではプラットホームに四角切欠部を形成してテーブル
板をプラットホーム側(高段部側)に設置したが、テー
ブル板はトラックヤード側(低段部側)に設置してもよ
い。さらに、その他の構成についても本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更して差し支えない。 【0034】 【発明の効果】本発明の搬送用装置によれば、作業の種
類に対応してそれぞれ最適な態様のフォークリフト通路
やコンベア通路を1基の装置で形成することができ、作
業の煩雑化の解消、機器類の保管スペースの不要化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は、本発明の一実施例に係る搬送用装置を
示す平面図である。 【図2】図2は、同搬送用装置を示す拡大断面図であ
る。 【図3】図3は、同搬送用装置の使用態様を示す概略図
である。 【図4】図4は、同搬送用装置の使用態様を示す概略図
である。 【図5】図5は、同搬送用装置の使用態様を示す概略図
である。 【図6】図6は、同搬送用装置の使用態様を示す概略図
である。 【図7】図7は、同搬送用装置の使用態様を示す概略図
である。 【図8】図8は、従来のフォークリフト通路形成手段の
一例を示す概略図である。 【図9】図9は、従来のフォークリフト通路形成手段の
他の例を示す概略図である。 【符号の説明】 2 搬送用装置 4 テーブルリフター部 6 スロープ部 8 プラットホーム 10 四角切欠部 12 トラックヤード12 14 凹部 18 基台 20 支持台 22 テーブル板 24 テーブル板水平昇降機構 26 テーブル板傾斜機構 28 第1傾斜リンク 30 第2傾斜リンク 32 油圧ピストン装置 38 油圧ピストン装置 40 カム 46 スロープ板 50 連結フック 52 油圧ピストン 54 連結溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 69/22 - 69/26

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 段差を有する箇所における貨物等の搬送
    に用いられる搬送用装置であって、テーブル板と、テー
    ブル板を水平に昇降させるテーブル板水平昇降機構と、
    テーブル板の先端側を昇降させるテーブル板傾斜機構
    と、テーブル板の基端側に隣接配置されたスロープ板
    と、スロープ板の先端側を昇降させるスロープ板傾斜機
    構とを備え、前記テーブル板の上面は少なくとも低段部
    の床面と貨物積載面との間を水平に昇降し、前記スロー
    プ板は水平状態においてその上面が高段部の床面と実質
    的に同一平面になるとともに、スロープ板の先端側上面
    は少なくとも高段部の床面と貨物積載面との間を昇降す
    ることを特徴とする搬送用装置。
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