JPH0237642A - リレー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリレーに関する。

〔従来の技術〕

従来この種のリレーは第１図（ａ）、（ｂ）に示すよう
に略し形の磁性体よりなる継鉄１と、該継鉄１の一端に
設けた凹所に略し形の磁性体よりなる接極子２の中間折
曲部内面が揺動自在に支持されている。

前記接極子２は同図（ｂ）に示すように、中間折曲部が
一端がベース等に固着され、かつ他端が接極子２の折曲
角部外面を弾接する押さえばね７によって、常時継鉄１
方向に付勢され、揺動支持されるとともに該押さえばね
７によって復帰力が与えられている。

前記接極子２の一端は直接、図外接点部を駆動するもの
である。

・［発明が解決しようとする課題］ 従来例で説明したリレーは接極子２の一端で直接図外接
点ばねを駆動して接点開閉を行うことができ、接点駆動
用の特別なカードが不要で部品点数をすくなくできる利
点を有するが、押さえばね７が接極子２の折曲角部に線
接触しているだけなので、接触面積が小さく押さえ位置
のばらつきが発生しやすく、開閉することにより動作特
性、特に復帰特性がばらついてしまうという問題があっ
た。

また、−枚の押さえばね７で接極子２の揺動支持と復帰
を行っているので、高い復帰力が得られず、安定した復
帰特性が得られないという問題があった。

本発明は前記問題点に着目して改善を図ったものであっ
てその目的とするところは安定して確実な復帰特性を有
するリレーを得るにある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は前記問題点を解決するため、接極子の中間折曲
部外面に設けた凹溝へ押さえばねを弾接係合することに
より、継鉄の他端に接極子の中間折曲部内面を揺動自在
に支持するとともに該接極子に復帰力を与えてなり、か
つ前記接極子の中間折曲部内面の一片よりの部分に凹所
を設けている又、前記接極子の中間折曲部内面の一片よ
りの部分に凹所を設けていることにより、接極子の復帰
時における揺動支持部での減磁が早くなるので、押さえ
ばねのばね力を大きくすることなく高い復帰特性が得ら
れる。

〔実施例〕 以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。第２図
〜第６図は本発明の一実施例であり、それぞれの図にお
いて、８は合成樹脂等の成形材よりなる箱形のベースで
、側面に設けた複数の突起２２を同じく合成樹脂等の成
形材よりなる箱形カバー９の側面の孔２３にそれぞれ係
合させることにより、該ベース８はカバー９に被嵌され
ている〔作　用〕 継鉄の他端に揺動支持される接極子の中間折曲部外面に
設けた凹溝へ、押さえばねの押さえ面を弾接係合し、面
接触させて該接極子に復帰力を与えているのヤ、両者間
の接触面積を充分大きくとることができる。

前記ベース８は内部に２つの絶縁壁２６．２７を立設し
ており、一方の絶縁壁２６側にはコイルブロック、他方
の絶縁壁２７側には接点ブロックを設けている。

前記コイルブロックはコイル４が外周に巻装されたコイ
ル枠５と、該コイル枠５内に挿通される鉄心３とよりな
る。

前記コイル枠５の両端にはコイル端子２０がインサート
されている端子保持部２９．２９が一体に形成されてい
る。また、該コイル枠５はコイル端子２０をベース８の
挿通孔２５に挿通することにより、該ベース８に取着さ
れるものである。

鉄心３はＬ形の継鉄１と一体に形成されたものであり、
全体に略Ｕ形をしている。尚、この両者は圧入やかしめ
等で磁気的に安定して接続できるのであれば、実施例の
ように一体でなくてもよいのは当然のことである。

２は略し形をした磁性体よりなる接極子で、前記鉄心３
の磁極面に対向する一片２ａと後記接触ばね６を駆動す
る他片２ｂを有している。第５図に示すように前記接極
子２の折曲部外面には凹溝１１が形成されるとともに該
折曲部内面の一片２ａよりの部分には凹所１０が形成さ
れている。

７は押さえばねで、一対の可動接点１５．１５を有する
接触ばね６の他端に切り起こしにより一体に形成されて
いて、コモン端子１７に取着されている。

前記接極子２は押さえばね７の押さえ面がその接極子２
の凹溝１１に弾接し、面接触することにより、該接極子
２の折曲部内面が継鉄１の端縁に付勢され、該継鉄１に
揺動自在に支持されている押さえばね７と接極子２との
凹溝１１内での接触面は、第６図に示すように継鉄１に
よる接極子２の支持点よりも接触ばね６を駆動する他片
２ｂ側にあるので、該押さえばね７は単に接極子２を継
鉄１に向けて付勢して接極子２を揺動支持するだけでな
く、接極子２の復帰ばねとしての働きもしている。さら
に、前記押さえばね７は接極子２の凹溝１１の内面と面
接触しているので接触面積を大きくとることができ、安
定した揺動支持と復帰動作を行うことができる。

前記コモン端子１７、それぞれ固定接点１６．１６が取
着されている常閉端子１８及び常開端子１９は、ともに
ベース８の挿通孔２４にその端子ピン部を挿通ずること
によって該ベース８に取着されている。

前記コイル４を励磁すると、接極子２の一片２ａが鉄心
３に吸着されて継鉄１との接触点を中心に揺動し、他片
２ｂの先端幅広部が接触ばね６を押圧して接点を閉成さ
せる。次に前記コイル４の励磁を停止すると、電磁石内
の減磁が始まり押さえばね７の復帰力が電磁石の保持力
より大きくなると、接極子２の他片２ｂが押さえばね７
によって押され、接極子２が元の状態に復帰するもので
ある。この復帰時において、接極子２は該接極子２の折
曲部内面に設けた凹所１０によって、継鉄１の他端との
揺動支持部分での磁気抵抗が急速に増大するので、復帰
力に反発する保持力を急激に減少させることができ、迅
速な復帰動作を行うことができる。又、前記接極子２の
位置ぎめは前記凹溝１１と押さえばね７とでのみ行われ
ている。

すなわち凹溝１１の幅と押さえばね７の幅とが路間−に
形成され、凹溝１１の内面に押さえばね７が弾接すると
ともに前記凹溝１１の縁に押さえばね７の側縁が係合す
ることにより接極子２のずれを防止しているものである
。

〔発明の効果］ 本発明は以上の如く、継鉄の他端揺動支持される接極子
の中間折曲部外面に設けた凹溝へ押さえばねの押さえ面
を面接触させて、該接極子に復帰力を与えているので、
両者間の接触面積を充分大きくとることができ、安定し
た復帰動作を行うことができ、かつ前記接極子の中間折
曲部内面の一片よりの部分に設けた凹所によって接極子
の復帰時における揺動支持部での減磁が早くなるので、
迅速な復帰動作を行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）はそれぞれ従来例示すものであり
、それぞれ同図（ａ）は要部斜視図、同図（ｂ）は平面
図である。 第２図は本考案の一実施例を示す外観斜視図である。 第３図は同上のカバーをはずした状態の斜視図である。 第４図は同上の分解斜視図である。 第５図は同上の要部拡大斜視図である。 第６図は同上の要部拡大平面図である。 １・・・継鉄、２・・・接極子、 片、２ｂ・・・他片、４・・・コイ 接触ばね、７・・・押さえばね、１ １１・・・凹溝。 ａ ル、 ・凹所 第１図 （ａ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）コイルを巻装する継鉄の一端磁極面に略Ｌ形接極子
   の一片を対向させ、かつ該接極子の中間折曲部外面に設
   けた凹溝へ押さえばねを弾接係合し、前記継鉄の他端に
   該接極子の中間折曲部内面を揺動自在に支持してなり、
   前記接極子の他片で接点部を開閉するリレーあって、該
   接極子の他片中間幅を小さく形成してなることを特徴と
   するリレー。