JPH0237543A - 光ディスク基板の製造方法 - Google Patents

光ディスク基板の製造方法

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JPH0237543A
JPH0237543A JP18745488A JP18745488A JPH0237543A JP H0237543 A JPH0237543 A JP H0237543A JP 18745488 A JP18745488 A JP 18745488A JP 18745488 A JP18745488 A JP 18745488A JP H0237543 A JPH0237543 A JP H0237543A
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JP
Japan
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substrate
radiation
resin
stamper
cured resin
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Pending
Application number
JP18745488A
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English (en)
Inventor
Fuminori Imamura
今村 文則
Mineo Moribe
峰生 守部
Yasumasa Iwamura
康正 岩村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 光ディスク基板の製造方法に関し、 転写欠損の生じない光ディスク基板の製造方法の提供を
目的とし、 凹凸溝形情報記録を備えたスタンパ上(または基板上)
に、硬化前液状の放射線硬化樹脂を環状に供給し、前記
情報記録を複製する基板(またはスタンパ)を前記放射
線硬化樹脂に接触させ、放射線硬化樹脂が加圧されない
ように前記基板を保持し、基板を保持した状態でスタン
パおよび基板を一体的に回転させ、放射線硬化樹脂内に
存在する気泡の脱泡を行うことを含み構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、光ディスク基板の製造方法に関する。
さらに詳しく説明すれば、フォトポリマー法を用いた光
ディスク基板の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
光ディスク基板の製造方法において、スタンパ上の微細
なグループパターンを基板に転写する方法として、フォ
トポリマー法(2P法)がある。
第2図(a)〜(d)は、従来例に係るフォトポリマー
法によるグループパターン転写の工程説明図である。図
において、21は約数万本のトラック案内溝およびセク
タ識別データよりなるグル−ブパターンが凹凸により記
録されたスタンパ、22はガラス、プラスチック等の基
板、23はスタンパ上のグループパターンを写し取る放
射線硬化樹脂、24は基板を放射線硬化樹脂に接触させ
る際に混入した気泡、25は気泡により生じた転写欠損
部である。
以下、図を参照にしながら、従来例に係る光ディスク基
板の製造工程について説明する。
まず、スタンパ21を回転させながら硬化前液状の放射
線硬化樹脂23をスタンパ21上に滴下して環状に供給
する(同図(a))。つぎに、基板22を降下させて前
記放射線硬化樹脂23の一点を基板22に接触させた後
(同図(b))、そこを始点にして徐々に広げ、放射線
硬化樹脂23がスタンパ21のグループパターン領域の
全面にわたって接触した後、基板22を加圧して放射線
硬化樹脂23を充填させる。続いて、基板側から紫外線
を照射して放射線硬化樹脂23を硬化させた後(同図(
c))、スタンパ21から基キ反22を剥離して、グル
ープパターンを有する光ディスク基板を作製していた(
同図(d))。
なお、この後にグループパターンを転写した放射線硬化
樹脂膜の上に、上下をTb  5ift等の保護膜では
さんだ記録材料(たとえばTbFeCo等)の薄膜を形
成し、該薄膜を透明樹脂等で被覆して光ディスクが形成
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、一般にフォトポリマー法では、放射線硬化樹脂
が基板に接触する際に気泡が混入し易いという欠点があ
る。放射線硬化樹脂内に気泡が混入すると、圧延後に硬
化させて剥離したときに、第2図(d)に示すように光
ディスク基板のデータ記録部である放射線硬化樹脂膜に
非充填箇所が生じて転写欠損となり、不良品を形成する
。従って、気泡が混入しやすいために不良品の生産率が
高く、この結果、歩留りが悪いという開題がある。
この放射線硬化樹脂に混入する気泡は、その大きさがた
とえ目視では観察できない、直径が1μm程度のもので
もディスク基板の製造においては、転写欠損の原因とな
る。
このため、基板を放射線硬化樹脂に接触させる際、放射
線硬化樹脂内に気泡が混入しないようにするために基板
を非常にゆっくりと下降させなければならず、このため
に光ディスク基板1枚の生産に要する時間が大きいので
生産性が低いという欠点がある。
従来、気泡の混入を避ける方法としては、第3図に示す
ように、基板側に放射線硬化樹脂を供給し、放射線硬化
樹脂自体の重さによる下垂を利用して、接触先端の面積
を小さくして、基板を斜めにしてスタンパに接触させる
方法などが提案されているが、気泡の混入は完全には避
けられないため、相変わらず歩留りは低い。なお、図に
おいて第2図と同等の部材には同一の符号を付けである
本発明は、放射線硬化樹脂に混入した気泡を短時間で脱
泡し、転写欠損のない光ディスク基板の作製方法を提供
して歩留りおよび生産性の向上を図ることを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
本発明の光ディスク基板の製造方法は、凹凸溝形情報記
録を備えたスタンパ上(または基板上)に硬化前液状の
放射線硬化樹脂を環状に供給し、前記情報記録を複製す
るガラス、プラスチックなどからなる基板(またはスタ
ンパ)を前記放射線硬化樹脂に接触させ、放射線硬化樹
脂が加圧されないように前記基板を保持し、基板を保持
した状態でスタンパおよび基板を一体的に回転させ、放
射線硬化樹脂内に存在する気泡の脱泡を行うことを特徴
とし、前記目的を達成する。
〔作用〕
本発明の光ディスク基板の製造方法では、基板とスタン
パを放射線硬化樹脂を介して接触させ、該放射線硬化樹
脂が加圧されないように保持した状態で回転させること
により、放射線硬化樹脂内の気泡の脱泡を行う。
これは、基板とスタンパを放射線硬化樹脂を介して接触
させたときの基板・スタンパ間の隙間はたかだか0.3
am程度であるから、放射線硬化樹脂内の気泡は基板ま
たはスタンパの少なくともいずれか一方に接触している
と考えられ、気泡の接触抵抗が放射線硬化樹脂のそれよ
り大きいために回転の遠心力により放射線硬化樹脂だけ
が外側に移動して、放射線硬化樹脂内の気泡が除去され
ると考えられる。
さらに、この気泡の脱泡を真空中で行えば、チャンバー
内を真空に引く過程で圧力の低下に伴って、大気圧中で
は目視できなかった小さな気泡が大きくなって現れ、こ
の気泡をも除去することができるようになる。
なお、放射線硬化樹脂を供給する位置は、回転により外
側にずれる量を考慮して、予め基板の面積を2分する位
置よりもやや内側に供給するのが良い。
〔実施例〕
第1図は、本発明の実施例に係る光ディスク基板製造工
程の原理説明図である。図において、1はトラックの案
内溝およびセクタの識別データよりなるグループパター
ンを凹凸溝で記録した金属スタンパ、2は金属スタンパ
1に記録されたグループパターンの転写光である直径1
30mmのガラス基板、3は金属スタンパ1のグループ
パターンの凹凸溝を複写する材料である硬化前液状の放
射線硬化樹脂、4は放射線硬化樹脂3の内部に混入した
気泡、5は放射線硬化樹脂3が加圧されないようにガラ
ス基板2を保持するためのスペーサ、6は金属スタンパ
1のグループパターンの凹凸溝を複写した放射線硬化樹
脂膜である。
以下、図を参照にしながら光ディスク基板の製造工程に
ついて説明する。
まず、金属スタンパ1上に粘度が1ps(ボイズ)の放
射線硬化樹脂3(例えば、2官能性アクリル酸エステル
)0.4gを半径43III11の位置に環状に供給す
る(同図(a))。このとき、供給する位置はグループ
パターンが記録されている領域の面積を二分する位置よ
りもやや内側である。
つぎに、ガラス基板2を降下させて前記放射線硬化樹脂
3をガラス基板2に接触させる(同図(b))。このと
き、金属スタンパ1の周辺部の3箇所に脱着可能な厚さ
0.3n+I11のスペーサ5が備えつけてあり、ガラ
ス基板2は金属スタンパ1に0.3mmの間隔をおいて
保持される。
続いて、ガラス基板2を保持した状態で金属スタンパ1
およびガラス基板2を一体的に80〜90rpmで1分
間回転させる(同図(C))。このとき、ガラス基板2
と金属スタンパ1との隙間は0.3閣と薄いので、放射
線硬化樹脂3内の気泡4は、ガラス基板2または金属ス
タンパ1の少なくともいずれか一方に接触しているか、
または放射線硬化樹脂3の移動途中でガラス基板2また
は金属スタンパ1の少なくともいずれか一方に接触する
ものと考えられ、この接触による抵抗が大きいために気
泡4は回転による遠心力では移動せず、放射線硬化樹脂
3だけが外側に移動して、放射線硬化樹脂3内の気泡4
が除去されると考えられる。
その後、スペーサ5を除去して、ガラス基板2の重さに
より加圧して放射線硬化樹脂3を充填させた後、ガラス
基板側から紫外線を照射して放射線硬化樹脂3を硬化さ
せて金属スタンパ1のグループパターンを複写した放射
線硬化樹脂膜6を形成する(同図(d))、なお、形成
される放射線硬化樹脂膜6の膜厚は30μm程度で、紫
外線照射による硬化時にガラス基板2と強く結合する。
最後にガラス基板2を金属スタンパ1より剥離して、金
属スタンパ1のグループパターンを複写した放射線硬化
樹脂膜6を備えた光ディスク基板が得られる(同図(e
))。
本発明者らが、放射線硬化樹脂の供給時に故意に気泡を
混入させて行った実験によれば、環状に供給された放射
線硬化樹脂の位置が外側に21ずれ、このとき、目視可
能なすべての気泡は放射線硬化樹脂内から抜けていた。
つづいて、l Torr程度まで真空排気を行ったとこ
ろ、排気につれて目視可能な気泡が現れ、さらに80〜
90rpmで1分間回転させたところ、目視可能な気泡
の全てが除去された。
このように本発明によれば、硬化前液状の放射線硬化樹
脂3内に混入した気泡4が、金属スタンパ1およびガラ
ス基板2を回転させることにより短時間で抜くことがで
きるようになる。従って、放射線硬化樹脂3内に気泡4
が混入しても構わないので、従来のように基板を時間を
かけてゆっくり下降させる必要がなくなるので、光ディ
スク基板製造の工程時間が大幅に短縮され、生産性が向
上する。また、気泡混入のない放射線硬化樹脂により光
ディスク基板が形成されるようになるので、不良品の生
産率が低下し、歩留りが向上する。
さらに、真空中で金属スタンパlおよびガラス基板2を
回転させることにより、より小さな気泡が除去される。
〔発明の効果〕
本発明の光ディスク基板の製造方法によれば、放射線硬
化樹脂に混入した気泡を、大気中または真空中で回転さ
せることにより短時間で抜くことができるようになる。
従って、放射線硬化樹脂内に気泡が混入しても構わない
ので、従来方法において多大の時間を要した基板の下降
速度を厳密に調整する必要がなくなる。この結果、光デ
ィスク基板製造の工程時間が大幅に短縮されるようにな
り生産性が向上するとともに、不良品の生産率も低下す
るため歩留りも向上する。
さらに、基板を斜めに降ろす必要がないので、水平に降
ろすことによって放射線硬化樹脂の供給むらが是正され
、従来の製造方法では光ディスク基板に生じた板厚むら
がなくなり、特性上価れた光ディスク基板が形成される
ようになる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(e)は、本発明の実施例に係る光ディ
スク基板製造工程の原理説明図、第2図(a)〜(d)
は、従来例に係るフォトポリマー法によるグループパタ
ーン転写の工程説明図、 第3図は、従来例に係る気泡混入防止方法の説明図であ
る。 (符号の説明) 1・・・金属スタンパ、 2・・・ガラス基牟反、 3・・・放射線硬化樹脂、 4・・・気泡、 5・・・スペーサ、 6・・・放射線硬化樹脂膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 凹凸溝形情報記録を備えたスタンパ上(または基板上)
    に、硬化前液状の放射線硬化樹脂を環状に供給し、前記
    情報記録を複製する基板(またはスタンパ)を前記放射
    線硬化樹脂に接触させ、放射線硬化樹脂が加圧されない
    ように前記基板を保持し、基板を保持した状態でスタン
    パおよび基板を一体的に回転させ、放射線硬化樹脂内に
    存在する気泡の脱泡を行うことを特徴とする光ディスク
    基板の製造方法。
JP18745488A 1988-07-26 1988-07-26 光ディスク基板の製造方法 Pending JPH0237543A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040494A1 (en) * 1996-04-19 1997-10-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for manufacture of laminated optical disc
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