JPH0237450Y2 - - Google Patents

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JPH0237450Y2
JPH0237450Y2 JP12520884U JP12520884U JPH0237450Y2 JP H0237450 Y2 JPH0237450 Y2 JP H0237450Y2 JP 12520884 U JP12520884 U JP 12520884U JP 12520884 U JP12520884 U JP 12520884U JP H0237450 Y2 JPH0237450 Y2 JP H0237450Y2
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JP
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leveler
speed
drive motor
tension
levelers
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の背景 [考案の技術分野] この考案は、巻きぐせ矯正度の異なる2台のレ
ベラの同期運転装置に関する。
[考案の解決しようとする問題点] 巻きぐせ矯正度の異なる2台のレベラが設けら
れている帯状材供給ラインにおいては、両レベラ
の駆動モータの両レベラ間の帯状材の張力を一定
に保持しておくことは重要である。帯状材をプレ
ス機械に供給しているときに、レベラの追い込み
量(レベラの上側のローラの高さ位置と下側のロ
ーラの高さ位置と間隔)が調整されると、駆動モ
ータの負荷電流(電機子電流)が変化し、回転速
度およびトルクが変化する。このため、帯状材の
張力が変化してしまう。帯状材の張力が変わる
と、両レベラ間において帯状材が弛む、大きな張
力が帯状材にかかつて帯状材の厚さが変化するな
どの支障がある。
考案の概要 [考案の目的] この考案は、2台のレベラ間における帯状材の
張力を一定に保持することができる2台のレベラ
の同期運転装置に関する。
[考案の構成、作用および効果] この考案による2台のレベラの同期運転装置
は、プレス機械への帯状材供給ラインに設けられ
た巻きぐせ矯正度の低い第1レベラと巻きぐせ矯
正度の高い第2レベラの同期運転装置であつて、
第2レベラの駆動モータの所望の回転速度が設定
される速度設定器からの速度指定信号と第2レベ
ラの駆動モータの回転速度を検出する速度検出器
の検出信号とにもとづいて、第2レベラの駆動モ
ータの回転速度が設定速度に等しくなるようにフ
イードバツク制御を行う第2レベラ制御装置と、
第1および第2レベラ間の帯状材の所望の張力を
設定する張力設定器からの張力指定信号と第1レ
ベラの駆動モータの電機子電流を検出する電流検
出器の検出信号とにもとづいて、第1レベラの駆
動モータの電機子電流が設定張力に対応する値に
等しくなるようにフイードバツク制御を行うとと
もに上記速度設定器からの速度指定信号と第1レ
ベラの駆動モータの回転速度を検出する速度検出
器の検出信号にもとづいて第1レベラの駆動モー
タの回転速度が設定速度と等しくなるようにフイ
ードバツク制御を行う第1レベラ制御装置と、か
らなることを特徴とする。
この考案による2台のレベラの同期運転装置で
は、巻きぐせ矯正度の高い第2レベラの駆動モー
タの回転速度が第2レベラ制御装置によつて設定
速度と等しくなるように制御される。また巻きぐ
せ矯正度の低い第1レベラの駆動モータの回転速
度が第1レベラ制御装置によつて上記設定速度に
等しくなるように制御される。したがつて、両レ
ベラの回転速度を等しくかつ一定速度に保持する
ことができる。そして、第1レベラの駆動モータ
の電機子電流が第1レベラ制御装置によつて両レ
ベラ間における帯状材の所望の設定張力に対応す
る値に等しくなるように制御される。つまり、そ
のトルクが一定になるように制御される。このた
め両レベラ間における帯状材の張力を一定に保持
することができ、両レベラ間において帯状材が弛
んだり、帯状材に大きな張力がかかつてその厚さ
が変化するのを防止することができる。
実施例の説明 第1図は打抜き加工を行うプレス機械のブラン
キング・ラインを示している。プレス機械のブラ
ンキング・ラインには、帯状材Cの送り方向の順
に、帯状材Cが巻回されているドラム1、帯状材
Cの巻きぐせを矯正するためのラフ・レベラ2お
よびハイ・レベラ3、帯状材Cを連続的に送り出
す連続送りロール4、帯状材Cを半円弧状に弛ま
せておくためのピツト5、帯状材Cの送り量を計
測するための送り量検出用ロール6、プレス機械
7、ならびにプレス加工のタイミングに合わせて
所要一定量ずつ帯状材Cをプレス機械7に引き込
む間欠送りロール8が配設されている。
ラフ・レベラ2は帯状材Cの巻きぐせをラフに
矯正するものであり、ハイ・レベラ3はラフ・レ
ベラ2によつて巻きぐせが矯正された帯状材Cを
より平坦にさせるためのものである。両レベラ
2,3は第2図に示すように上側のロール群9と
下側のロール群10とを備えている。上側のロー
ル9は上下移動可能となつており、追い込み量調
節器(図示略)によつて、追い込み量(上側のロ
ール9の中心の高さ位置と下側のロール10の中
心高さ位置との間隔D)が調節される。追い込み
量Dは、帯状材Cの厚さ、材質、ひずみの度合等
に応じて調節される。ラフ・レベラ2およびハ
イ・レベラ3の下側のローラ10は、直流モータ
21,31によつて回転駆動される(第3図参
照)。
第3図は、ラフ・レベラ2およびハイ・レベラ
3の駆動モータ制御装置20,30の電気的な構
成を示している。ラフ・レベラ2およびハイ・レ
ベラ3の駆動モータ21,31はサイリスタ・レ
オナード方式で制御され、その速度および両レベ
ラ2,3間における帯状材Cの張力が一定となる
ように制御される。
ハイ・レベラ駆動モータ制御装置30において
は、駆動モータ31の所望の回転速度が設定され
ている速度設定器32からの速度指定信号と駆動
モータ31の回転速度を検出する速度検出用発電
機33の検出速度とが比較され、その偏差信号が
速度調節器34によつて増幅される。この速度調
節器34の出力が電機子電流の基準信号となる。
この基準信号と駆動モータ31の電機子電流を検
出する電機子電流検出器35からの検出信号とが
比較され、その偏差信号が位相制御回路36に送
られる。位相制御回路36は、それに入力する偏
差信号にもとづいてサイリスタ変換器37のサイ
リスタへのゲートパルスの位相を制御する。これ
によりサイリスタ変換器37のサイリスタの直流
出力電圧(モータ31への供給電圧)が制御さ
れ、モータ31の回転速度が速度設定器32に設
定された速度と等しくなるように制御される。
ラフ・レベラ駆動モータ制御装置20において
は、張力設定器22に両レベラ2,3間における
帯状材Cの所望の張力に対応する電機子電流の値
が設定されている。張力設定器22からの張力
(電気子電流)指定信号と駆動モータ21の電機
子電流を検出する電機子電流検出器25からの検
出信号とが比較され、その偏差信号が電流調節器
24により増幅される。電流調節器24の出力信
号と、駆動モータ21の回転速度を検出する速度
検出用発電機23の検出信号と上記速度設定器3
2からの速度指定信号とが比較され、それらの偏
差信号が位相制御回路26に送られる。位相制御
回路26はそれに入力する偏差信号にもとづいて
サイリスタ変換器27のサイリスタへのゲートパ
ルスの位相が制御される。これによりサイリスタ
変換器27のサイリスタの出力電圧が制御され、
電機子電流が張力設定器22に設定された電機子
電流値に等しくなるように制御されるとともに駆
動モータ21の回転速度が速度設定器32に設定
された速度に等しくなるように制御される。
帯状材Cがプレス機械7に供給されている状態
において、レベラ2または3の追い込み量Dが調
整された場合には、駆動モータ21または31の
負荷電流が変化し、駆動モータ21,31の回転
速度およびトルクが変化しようとするが、上記駆
動モータ制御装置20,30によつて回転速度お
よびトルクが一定になるように制御される。この
ため、帯状材Cの張力が変化するのが防止され、
帯状材Cが両レベラ2,3間で弛んでしまつた
り、帯状材Cに大きな張力がかかつて厚さが変化
するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプレス機械のブランキング・ラインを
示す概略構成図、第2図はレベラのローラを示す
拡大図、第3図はラフ・レベラおよびハイ・レベ
ラの駆動モータ制御装置の電気的な構成を示すブ
ロツク図である。 2……ラフ・レベラ、3……ハイ・レベラ、2
1,31……直流モータ、20……ラフ・レベラ
駆動モータ制御装置、22……張力設定器、2
3,35……電機子電流検出器、24……電流調
節器、25,35……速度検出発電器、26,3
6……位相制御回路、27,37……サイリスタ
変換器、30……ハイ・レベラ駆動モータ制御装
置、32……速度設定器、34……速度調節器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プレス機械への帯状材供給ラインに設けられた
    巻きぐせ矯正度の低い第1レベラと巻きぐせ矯正
    度の高い第2レベラの同期運転装置であつて、 第2レベラの駆動モータの所望の回転速度が設
    定される速度設定器からの速度指定信号と第2レ
    ベラの駆動モータの回転速度を検出する速度検出
    器の検出信号とにもとづいて、第2レベラの駆動
    モータの回転速度が設定速度に等しくなるように
    フイードバツク制御を行う第2レベラ制御装置
    と、 第1および第2レベラ間の帯状材の所望の張力
    を設定する張力設定器からの張力指定信号と第1
    レベラの駆動モータの電機子電流を検出する電流
    検出器の検出信号とにもとづいて、第1レベラの
    駆動モータの電機子電流が設定張力に対応する値
    に等しくなるようにフイードバツク制御を行うと
    ともに上記速度設定器からの速度指定信号と第1
    レベラの駆動モータの回転速度を検出する速度検
    出器の検出信号とにもとづいて第1レベラの駆動
    モータの回転速度が設定速度と等しくなるように
    フイードバツク制御を行う第1レベラ制御装置
    と、 からなる2台のレベラの同期運転装置。
JP12520884U 1984-08-16 1984-08-16 2台のレベラの同期運転装置 Granted JPS6141418U (ja)

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JP12520884U JPS6141418U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 2台のレベラの同期運転装置

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JP12520884U JPS6141418U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 2台のレベラの同期運転装置

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Publication Number Publication Date
JPS6141418U JPS6141418U (ja) 1986-03-17
JPH0237450Y2 true JPH0237450Y2 (ja) 1990-10-11

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ID=30683896

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JP12520884U Granted JPS6141418U (ja) 1984-08-16 1984-08-16 2台のレベラの同期運転装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783899B2 (ja) * 1987-09-30 1995-09-13 三菱重工業株式会社 ローラレベラの運転方法

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Publication number Publication date
JPS6141418U (ja) 1986-03-17

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