JPH0237403A - 家庭用電気機器の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明け音による運転終了報知機能を有すると共に運転
予約機能を有する家庭用電気機器の制御装置に関する。

（従来の技術） 従来より、例えば洗濯機のような家庭用電気機器にあっ
ては、運転が終了したときにブザーなど音の出る報知器
によりその報知をするようにしたものが供されており、
又、近年では、運転の開始時刻又は終了時刻を予約設定
して、希望の時間に運転を行ない得るようにしたものが
供されている。

（発明が解決しようとする課題） 上述のものの場合、予約運転が実行されて終了するとき
、それが深夜や明け方であると、その終了報知をする報
知器の音がうるさく、睡眠の妨げになるという問題点を
Ｈしていた。

本発明け上述の事情に鑑みてなされたものであり、従っ
てその目的は、予約運転か実行されて終了するとき、そ
れが深夜や明け方であっても、うるさくなく、睡眠の妨
げとなることのない優れた家庭用電気機器の制御装置を
提供するにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明の家庭用電気機器の制御装置は、時計機能と運転
予約機能及び音による運転終了報知機能を有するものに
あって、予約した運転が実行されて終了するときの時刻
を判断する時刻判断手段を具備すると共に、それによる
判断時刻が深夜から明け方にかけてであるときに音によ
る運転の終了報知の実行を中止する報知中止手段を具備
するところに特徴を有する。

（作用） 上記手段によれば、要するに、予約運転が実行されて終
了するときに、それが深夜や明け方であれば、それがそ
のように判断されて、音による運転の終了報知は行なわ
れないのである。

（実施例） 以下本発明を洗濯機に適用してその一実施例につき図面
を参照して説明する。

まず第２図において、１は交流電源であり、２はその交
流電源１から制御用直流電源を得る降圧トランス３．整
流回路４及び定電圧回路５等から成る制御ｍ源回路で、
その制御用直流電源はマイクロコンピュータ６に与える
ようにしている。７は交流電源１に第１のトライアック
８を介して接続した給水弁、９は交流電源１に第２のト
ライアック１０を介して接続した排水弁、１１は交流電
源１に第３のトライアック１２及び第４のトライアック
１３を介して接続したモータであり、上記マイクロコン
ピュータ６にはその第１ないし第４のトライアック８，
１０．１２及び１３の各ゲートを接続している。従って
、給水弁７．排水弁９及びモータ１１は、第１ないし第
４のトライアック８，１０．１２及び１３をそれぞれに
介してマイクロコンピュータ６により各行程ごとにその
動作が制御されるようになっており、その動作内容を簡
単に述べると、次のとおりである。

「給水」行程：第１のトライアック８をオンさせて給水
弁７に通電することにより、該給水弁７を開放させて図
示しない洗濯槽への給水をし、その給水水位が設定値に
達したことが検知されたところで、第１のトライアック
８をオフさせて給水弁７への通電を断つことにより、該
給水弁７を閉塞させて上記洗濯槽への給水を停止する。

「洗い」行程：第３のトライアック１２と第４のトライ
アック１３とを交互に所定時間ずつオンさせてモータ１
１に正逆両方向に交互に通電することにより、該モータ
１１を正逆両方向に回転させて上記洗濯槽内の図示しな
い撹拌体をその正逆両方向に回転させ、所定時間が経過
したところで、上記両トライアック１２，１３をオフさ
せてモータ１１への通電を断つことにより、該モータ１
１を停止させて上記撹拌体も停止させる。

「すすぎ」行程二基本的には「洗い」行程と同様で、た
ジオ−バーフローすすぎ時に、第１のトライアック８を
オンさせて給水弁７に通電することにより、上記洗濯槽
内への給水を伴って撹拌体を正逆両方向に回転させ、所
定時間が経過したところで、第３及び第４のトライアッ
ク１２，１３をオフさせると共に第１のトライアック８
をオフさせて、撹拌体を停止させ且つ給水も停止させる
。

「排水」行程：第２のトライアック１０をオンさせて排
水弁９に通電することにより、該排水弁９を開放させて
上記洗濯槽からの給水をし、所定時間が経過するかもし
くは排水の完了が検知されたところで、第２のトライア
ック１０をオフさせて排水弁９への通電を断つことによ
り、該排水弁９を閉塞させる。

「脱水」行程二上記「排水」行程の状態で第３のトライ
アック１２をオンさせることによりモータ１１に一方向
通電をし、それによりモータ１１を一方向に回転させて
上記洗濯槽を同方向に連続回転させ、所定時間が経過し
たところで、上記第３のトライアック１２をオフさせて
モータ１１への通電を断つことにより、該モータ１１を
停止させて上記洗濯槽も停止させる。

しかして、１４はマイクロコンピュータ６に接続したキ
ー入力回路で、これにはキースイッチ１５を接続してお
り、これらによって運転のコース設定や予約設定及びそ
のスタート、停止並びに時計の調整等の操作ができるよ
うにしている。又、１６は同じくマイクロコンピュータ
６に接続した時計表示回路で、これには表示素子１７を
接続しており、これらによって時計表示ができるように
している。更に、１８はマイクロコンピュータ６に接続
した報知器駆動回路で、これには音の出る報知器例えば
ブザー１９を接続しており、これらよって音による運転
の終了報知ができるようにしている。

さて、上述のごとく構成したものの場合、洗濯機の使用
に当たって電源を投入すると、時計表示についての表示
素子１７は入力待ちの状態を表示する。そこで、キース
イッチ１５により現在時刻を入力すると、それに基づい
てマイクロコンピュータ６は時計表示についての表示素
子１７に現在時刻を表示させる。そして、運転のコース
を設定し、必要によりその運転のスタート又は終了の時
刻を予約してから、スタートキーを押す。すると、予約
がされていなければ直ちに、又、予約がされていればそ
れに合った時刻に、それぞれ運転が開始され、やがてそ
の運転は終了する。しかして、かように運転が終了する
とき、マイクロコンピュータ６はその終了現在時刻が深
夜から明け方にかけてであるかそれ以外であるかの判断
をする。第１図はこのようにマイクロコンピュータ６が
運転終了の現在時刻の判断をするときのルーチンを示し
たもので、すなわち、その運転終了の現在時刻が深夜か
ら明け方にかけてであると判断すれば（ステップＳ１で
ＹＥＳ）　、次にステップＳ２で運転の終了報知の実行
の中止（本実施施例の場合ブザー１９の鳴動の中止）を
し、終了する。これに対して、運転終了の現在時刻が深
夜から明け方にかけてではないと判断すれば（ステップ
Ｓ１でＮＯ）、次にステップＳ３で運転の終了報知の実
行（本実施例の場合ブザー１９の鳴動）をし、終了する
。

このように本実施例によれば、行なわれる運転が予約に
よるものであって、その運転が実行され終了するときに
、それが深夜や明け方であれば、それが時刻判断手段で
あり同時に報知中止手段であるマイクロコンピュータ１
６により判断されて、音による運転の終了報知（ブザー
１９の鳴動）は中止されるのであるから、うるさくなく
、睡眠の妨げとなることもないのであり、快適に使用で
きるものである。

尚、本発明け上記した洗濯機以外に例えば衣類乾燥機や
食器洗浄機など、洗濯機と同様の事情を有する家庭用電
気機器一般に広く適用して実施できるものであり、又、
運転の終了報知をする報知器もブザー以外に音声報知器
等であっても良いもので、そのほか、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変更して実施し得る。

［発明の効果コ 以上の記述で明らかなように、本発明の家庭用電気機器
の制御装置は、時計機能と運転予約機能及び音による運
転終了報知機能を有するものにあって、予約した運転が
実行されて終了するときの時刻を判断する時刻判断手段
を具備すると共に、それによる判断時刻が深夜から明け
方にかけてであるときに音による運転の終了報知の実行
を中止する報知中止手段を具備するところに特徴を有す
るもので、それにより、予約運転が実行されて終了する
とき、それが深夜や明け方であれば、音による運転終了
報知はされず、もってうるさくなく、睡眠の妨げとなる
こともなくして、快適に使用し得るという優れた効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したフローチャート、第
２図は電気的構成図である。 図面中、６はマイクロコンピュータ（時刻判断手段、報
知中止手段）、１４はキー入力回路、１５はキースイッ
チ、１６は時計表示回路、１７は表示素子、１８は報知
器駆動回路、１９はブザー（報知器）を示す。 出願人　　株式会社　　東　　芝 東芝オーディオ・ビデオ エンジニアリング株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、時計機能と運転予約機能及び音による運転終了報知
   機能を有するものであって、予約した運転が実行されて
   終了するときの時刻を判断する時刻判断手段を具備する
   と共に、それによる判断時刻が深夜から明け方にかけて
   であるときに音による運転の終了報知の実行を中止する
   報知中止手段を具備することを特徴とする家庭用電気機
   器の制御装置。