JPH0236803A - 脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等およびその製造方法 - Google Patents
脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等およびその製造方法Info
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- JPH0236803A JPH0236803A JP63187324A JP18732488A JPH0236803A JP H0236803 A JPH0236803 A JP H0236803A JP 63187324 A JP63187324 A JP 63187324A JP 18732488 A JP18732488 A JP 18732488A JP H0236803 A JPH0236803 A JP H0236803A
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Landscapes
- Adornments (AREA)
- Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はマイクロカプセルに脱臭剤若しくは消臭剤を封
入し、これをマーク材に含ませて」1着、下着、靴下、
帽子の如き衣類等に装着し、長期間にわたって当該脱臭
剤または消臭剤の発散効果を得て臭いの脱臭、消臭を行
うことを可能とした脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材
を有する衣類等およびその製造方法に関する。
入し、これをマーク材に含ませて」1着、下着、靴下、
帽子の如き衣類等に装着し、長期間にわたって当該脱臭
剤または消臭剤の発散効果を得て臭いの脱臭、消臭を行
うことを可能とした脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材
を有する衣類等およびその製造方法に関する。
[発明の背景]
近年、臭いに対する関心が急速に高まりつつある。例え
ば、臭いの出る絵本において香料をマイクロカプセルに
封じ込め、幼児がそのマイクロプロカプセルを擦ること
によりカプセルの表皮を破壊し、その結果、得られる香
りを楽しむこと等はその好例と謂えよう。
ば、臭いの出る絵本において香料をマイクロカプセルに
封じ込め、幼児がそのマイクロプロカプセルを擦ること
によりカプセルの表皮を破壊し、その結果、得られる香
りを楽しむこと等はその好例と謂えよう。
一方、臭いを積極的に取り入れてその香りを楽しむこと
の他に、臭いを消臭または脱臭して不快、あるいは不要
な臭いから逃出したいという希求も従来から顕在化して
いる。
の他に、臭いを消臭または脱臭して不快、あるいは不要
な臭いから逃出したいという希求も従来から顕在化して
いる。
然しなから、現実には、例えば、下着、靴下等に対する
消臭剤の封じ込めは布地の製造工程の中に組み込まれて
行われるものであり、実際、製品として市場に供給され
る時点では消臭剤は僅かに残存しているに過ぎなし)。
消臭剤の封じ込めは布地の製造工程の中に組み込まれて
行われるものであり、実際、製品として市場に供給され
る時点では消臭剤は僅かに残存しているに過ぎなし)。
すなわち、消臭効果を期待してその衣類を購買する購買
者は実質的に消臭作用の恩恵に浴することが少ない。
者は実質的に消臭作用の恩恵に浴することが少ない。
[発明の目的]
本発明は前記の不都合を克服するためになされたもので
あって、脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子を多孔質の
超微粒子、例えば、水の分子よりも小さな粒子内に封入
したマイクロカプセル化組成物をマークに含有させ、衣
類等が製品として完成した後で所定の場所にこのマーク
材の貼着等を行って、長期間にわたり脱臭または消臭効
果を得ることを可能とする脱臭剤若しくは消臭剤含有マ
ーク材を有する衣類等およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
あって、脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子を多孔質の
超微粒子、例えば、水の分子よりも小さな粒子内に封入
したマイクロカプセル化組成物をマークに含有させ、衣
類等が製品として完成した後で所定の場所にこのマーク
材の貼着等を行って、長期間にわたり脱臭または消臭効
果を得ることを可能とする脱臭剤若しくは消臭剤含有マ
ーク材を有する衣類等およびその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
[目的を達成するだめの手段]
前記の目的を達成するために、本発明は脱臭剤若しくは
消臭剤の粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を
マーク材に設け、前記マーク材を衣類等に一体的に装着
したことを特徴とする。
消臭剤の粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を
マーク材に設け、前記マーク材を衣類等に一体的に装着
したことを特徴とする。
また、本発明は糊剤に対して所定の脱臭剤若しくは消臭
剤からなる粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物
を混入する第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤
をマーク材に対して所定の形状に塗布する第2の工程と
、前記マークの糊剤面側を布地等に対面させて装着して
マーク材と布地等とを一体化する第3の工程とからなる
ことを特徴とする。
剤からなる粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物
を混入する第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤
をマーク材に対して所定の形状に塗布する第2の工程と
、前記マークの糊剤面側を布地等に対面させて装着して
マーク材と布地等とを一体化する第3の工程とからなる
ことを特徴とする。
さらにまた、糊剤に対して所定の脱臭剤若しくは消臭剤
からなる粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を
混入する第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤を
衣類等を構成する布地面に対して所定の形状に塗布する
第2の工程と、前記布地の糊剤面にマーク地を対面させ
て前記糊剤の形状に対応するマーク材を装着する第3の
工程とからなることを特徴とする。
からなる粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を
混入する第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤を
衣類等を構成する布地面に対して所定の形状に塗布する
第2の工程と、前記布地の糊剤面にマーク地を対面させ
て前記糊剤の形状に対応するマーク材を装着する第3の
工程とからなることを特徴とする。
[実施態様]
次に、本発明に係る脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材
を有する衣類等およびその製造方法について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。なお、ここで、衣類等とは、上着、下着、靴下、
帽子等の利用者がその身体に装着可能な全ての製品を含
むものとする。
を有する衣類等およびその製造方法について好適な実施
態様を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明
する。なお、ここで、衣類等とは、上着、下着、靴下、
帽子等の利用者がその身体に装着可能な全ての製品を含
むものとする。
先ず、マーク材に含有される脱臭剤若しくは消臭刻入の
マイクロカプセルについて説明する。
マイクロカプセルについて説明する。
第1図に示すように、マイクロカプセル10は実質的に
、脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子を多孔質、超微粒
子内に封入したマイクロカプセル化組成物である。この
場合、超微粒子とは粒子径が略10〜1100n (0
,01μ丁n乃至0.1μm)程度であって、エチルシ
リケートあるいは金属アルコキシドからなるシリカ材1
2の粒子間若しくはその中央部に脱臭剤若しくは消臭剤
からなる粒子14が存在している。シリカ材12の粒子
間隔はオングストローム単位で示される超微細である。
、脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子を多孔質、超微粒
子内に封入したマイクロカプセル化組成物である。この
場合、超微粒子とは粒子径が略10〜1100n (0
,01μ丁n乃至0.1μm)程度であって、エチルシ
リケートあるいは金属アルコキシドからなるシリカ材1
2の粒子間若しくはその中央部に脱臭剤若しくは消臭剤
からなる粒子14が存在している。シリカ材12の粒子
間隔はオングストローム単位で示される超微細である。
なお、金属アルコキシドから構成される装予後の値は反
応系の実験変数を変化させても前述の粒子径は殆ど変化
していないことが判明している。
応系の実験変数を変化させても前述の粒子径は殆ど変化
していないことが判明している。
次に、このマイクロカプセル10にはゾルーゲル法触媒
を加え、数分乃至数10分の範囲内でゾルーゲル法固有
の加水分解および重縮合反応を完了させると、第3図に
示すような三次元構造の超微細孔を備えた多孔質マイク
ロカプセル(包接化合物)10が形成される。当該マイ
クロカプセル10は微小な粒子であるため、物理的には
破壊されず、また、触媒作用を介して当該マイクロカプ
セル10を形成する外周のシリカ材12によって超微細
孔且つ多孔質の壁とが画成されるため、封入された脱臭
剤若しくは消臭剤からなる粒子14がこのマイクロカプ
セル10の超微細孔より徐々に揮発されることになる。
を加え、数分乃至数10分の範囲内でゾルーゲル法固有
の加水分解および重縮合反応を完了させると、第3図に
示すような三次元構造の超微細孔を備えた多孔質マイク
ロカプセル(包接化合物)10が形成される。当該マイ
クロカプセル10は微小な粒子であるため、物理的には
破壊されず、また、触媒作用を介して当該マイクロカプ
セル10を形成する外周のシリカ材12によって超微細
孔且つ多孔質の壁とが画成されるため、封入された脱臭
剤若しくは消臭剤からなる粒子14がこのマイクロカプ
セル10の超微細孔より徐々に揮発されることになる。
また、このシリカ材12によって画成される超微細孔は
水分子より孔径が小さく、従って、長期にわたって消臭
性と耐洗濯性を有している。
水分子より孔径が小さく、従って、長期にわたって消臭
性と耐洗濯性を有している。
次に、以上のように形成されるマイクロカプセル10を
マーク材に含有させる工程について説明する。先ず、衣
類、例えば、Tシャツにマーク材を装着する場合につい
て例示し、その際、マーク材の基本構成物としては、好
適には、短繊維植毛材が利用される。そこで、短繊維植
毛材をTシャツに転着するた必の糊剤、すなわち、バイ
ンダー20に脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子14を
含有するマイクロカプセル10を攪拌混在させる。適宜
、このバインダー20に顔料を加えて色の調整を図るこ
とも可能である。
マーク材に含有させる工程について説明する。先ず、衣
類、例えば、Tシャツにマーク材を装着する場合につい
て例示し、その際、マーク材の基本構成物としては、好
適には、短繊維植毛材が利用される。そこで、短繊維植
毛材をTシャツに転着するた必の糊剤、すなわち、バイ
ンダー20に脱臭剤若しくは消臭剤からなる粒子14を
含有するマイクロカプセル10を攪拌混在させる。適宜
、このバインダー20に顔料を加えて色の調整を図るこ
とも可能である。
次いで、これをシルクスクリーン22によって印刷等の
手法によりTシャツ等の布地面24に所望の図柄状に印
刷する。この結果、図形化された短繊維移植接着層26
が形成されることになる。
手法によりTシャツ等の布地面24に所望の図柄状に印
刷する。この結果、図形化された短繊維移植接着層26
が形成されることになる。
さらに、前記接着層26が乾燥しないうちに植毛台紙2
8に植設された短繊維群30の先端部をこれに重ね合わ
せて加熱抑圧する。この結果、前記短繊維移植接着層2
6は所定圧力下に強制乾燥が行われ、Tシャツ等の布地
面24に図柄状に印刷形成された短繊維移植接着層26
のみに植毛台紙28に植設された短繊維群30の先端部
が貼着される。次いで、布地面24から植毛台紙28を
剥がし取れば、前記植毛台紙28に植設された短繊維群
30は比較的簡単に剥離されて布地面24に図柄状に移
植され、この結果、前記布地面24に短繊維からなる植
毛図柄が形成されることになる。
8に植設された短繊維群30の先端部をこれに重ね合わ
せて加熱抑圧する。この結果、前記短繊維移植接着層2
6は所定圧力下に強制乾燥が行われ、Tシャツ等の布地
面24に図柄状に印刷形成された短繊維移植接着層26
のみに植毛台紙28に植設された短繊維群30の先端部
が貼着される。次いで、布地面24から植毛台紙28を
剥がし取れば、前記植毛台紙28に植設された短繊維群
30は比較的簡単に剥離されて布地面24に図柄状に移
植され、この結果、前記布地面24に短繊維からなる植
毛図柄が形成されることになる。
これがマーク材Mである。
すなわち、布地面24に前記合成樹脂を主成分とし且つ
脱臭剤若しくは消臭剤をマイクロカプセル化して内包す
るインク (バインダー20)を用いて図柄状の短繊維
移植接着層26を印刷形成した後、これが乾燥しない中
に植毛台紙26に植設された短繊維群30の先端部を重
ね合わせてアイロン等の加熱押圧器具32で加熱押圧す
る。この結果、植毛台紙28に植設された短繊維群3θ
の先端部をTシャツ等の布地面24に当接した状態で乾
燥し、これによって水分が蒸発し、布地面24に図柄状
に印刷形成された短繊維移植接着層26を構成する合成
樹脂液が布地面24の繊維質に浸透する。従って、短繊
維移植接着層26を形成する合成樹脂は互いに合成樹脂
と合成樹脂の間で、また、合成樹脂を付着した短繊維群
26の先端部および合成樹脂を浸透した布地面24を構
成する繊維質相互間で架橋反応が促進されることになる
。この合成樹脂による架橋反応の結果、布地面24に植
毛台紙28に植設されることになる。
脱臭剤若しくは消臭剤をマイクロカプセル化して内包す
るインク (バインダー20)を用いて図柄状の短繊維
移植接着層26を印刷形成した後、これが乾燥しない中
に植毛台紙26に植設された短繊維群30の先端部を重
ね合わせてアイロン等の加熱押圧器具32で加熱押圧す
る。この結果、植毛台紙28に植設された短繊維群3θ
の先端部をTシャツ等の布地面24に当接した状態で乾
燥し、これによって水分が蒸発し、布地面24に図柄状
に印刷形成された短繊維移植接着層26を構成する合成
樹脂液が布地面24の繊維質に浸透する。従って、短繊
維移植接着層26を形成する合成樹脂は互いに合成樹脂
と合成樹脂の間で、また、合成樹脂を付着した短繊維群
26の先端部および合成樹脂を浸透した布地面24を構
成する繊維質相互間で架橋反応が促進されることになる
。この合成樹脂による架橋反応の結果、布地面24に植
毛台紙28に植設されることになる。
そして、その貼着が完了した時、布地面24から植毛台
紙28を剥がし取ると、植毛台紙28から布地面24に
対して印刷形成された短繊維移植接着層26通りの図柄
状に短繊維群30が引き抜かれて移植が完了する。すな
わち、布地面24には短繊維群30による図柄が形成さ
れる。この時、脱臭剤あるいは消臭剤発散性のマイクロ
カプセル10がその微細な多孔質部分から発散して脱臭
効果または消臭効果が得られる。
紙28を剥がし取ると、植毛台紙28から布地面24に
対して印刷形成された短繊維移植接着層26通りの図柄
状に短繊維群30が引き抜かれて移植が完了する。すな
わち、布地面24には短繊維群30による図柄が形成さ
れる。この時、脱臭剤あるいは消臭剤発散性のマイクロ
カプセル10がその微細な多孔質部分から発散して脱臭
効果または消臭効果が得られる。
前記の実施態様においては、シルクスクリーン印刷によ
って、バインダー20とTシャツ等の布地面24に文字
状若しくは図柄状に印刷することにより、短繊維植毛材
を転着する工程を介してマーク材を有する衣類等を製造
する方法を例示したが、短繊維植毛材に対して、直接、
シルクスクリーン印刷によりバインダー20を印刷し、
次いで、これをTシャツ等に転写して図柄等からなるマ
ーク材を付した衣類等を得ることが可能なことも勿論で
ある。
って、バインダー20とTシャツ等の布地面24に文字
状若しくは図柄状に印刷することにより、短繊維植毛材
を転着する工程を介してマーク材を有する衣類等を製造
する方法を例示したが、短繊維植毛材に対して、直接、
シルクスクリーン印刷によりバインダー20を印刷し、
次いで、これをTシャツ等に転写して図柄等からなるマ
ーク材を付した衣類等を得ることが可能なことも勿論で
ある。
すなわち、バインダー20に、先ず、所望の脱臭剤若し
くは消臭剤からなる粒子14を含むマイクロカプセル1
0を攪拌して混在させる。次いで、短繊維植毛台紙の短
繊維群30上に、シルクスクリーンによってマイクロカ
プセル10を含むバインダー20を印刷する。実質的に
所望の図柄がこのバインダー20によって短繊維群30
上に描出される。その上に、ホットメルト樹脂層を塗布
あるいは散布する。次に、乾燥させてマーク材を得る。
くは消臭剤からなる粒子14を含むマイクロカプセル1
0を攪拌して混在させる。次いで、短繊維植毛台紙の短
繊維群30上に、シルクスクリーンによってマイクロカ
プセル10を含むバインダー20を印刷する。実質的に
所望の図柄がこのバインダー20によって短繊維群30
上に描出される。その上に、ホットメルト樹脂層を塗布
あるいは散布する。次に、乾燥させてマーク材を得る。
そして、購買者がその図柄也香料とを基準として所望の
マーク材を選択する時、Tシャツ等の布地面24にこの
選ばれたマーク材を載置し、ホットプレスでバインダー
20を布地面に対面させて加圧加熱する。そして、植毛
台紙28を剥離すれば、前記選択された図形の、しかも
脱臭効果あるいは消臭効果を発揮する衣類等が得られる
ことになる。
マーク材を選択する時、Tシャツ等の布地面24にこの
選ばれたマーク材を載置し、ホットプレスでバインダー
20を布地面に対面させて加圧加熱する。そして、植毛
台紙28を剥離すれば、前記選択された図形の、しかも
脱臭効果あるいは消臭効果を発揮する衣類等が得られる
ことになる。
さらに、ホットメルト剤に脱臭剤あるいは消臭剤を含有
するマイクロカプセル10を混在させ、同様の効果を得
ることも可能である。すなわち、マーク地40の一面に
脱臭剤または消臭剤含有マイクロカプセル10を混在さ
せたホットメルト剤42を塗布する。次いで、ホットメ
ルト剤42側を、例えば、パンティストッキング44の
布地面に対面させる。そして、このマーク地40にアイ
ロン等を押し当てて加圧加熱する。この結果、ホットメ
ルト剤42は溶融してマーク地40とパンティストッキ
ング44に含浸し、従って、ホットメルト剤42に含ま
れるマイクロカプセル10も同様に各々の素材に浸透す
るに至る。
するマイクロカプセル10を混在させ、同様の効果を得
ることも可能である。すなわち、マーク地40の一面に
脱臭剤または消臭剤含有マイクロカプセル10を混在さ
せたホットメルト剤42を塗布する。次いで、ホットメ
ルト剤42側を、例えば、パンティストッキング44の
布地面に対面させる。そして、このマーク地40にアイ
ロン等を押し当てて加圧加熱する。この結果、ホットメ
ルト剤42は溶融してマーク地40とパンティストッキ
ング44に含浸し、従って、ホットメルト剤42に含ま
れるマイクロカプセル10も同様に各々の素材に浸透す
るに至る。
[発明の効果]
以上のように、本発明によれば、脱臭剤または消臭剤か
らなる粒子を超微細孔の多孔質マイクロカプセル内に封
入し、このマイクロカプセルをマークに添加したので、
次なる効果を奏する。
らなる粒子を超微細孔の多孔質マイクロカプセル内に封
入し、このマイクロカプセルをマークに添加したので、
次なる効果を奏する。
■ 脱臭剤または消臭剤からなる粒子がこのマイクロカ
プセルの超微細孔より徐々に揮発するため長期にわたり
脱臭効果あるいは消臭効果を得ることが出来る。
プセルの超微細孔より徐々に揮発するため長期にわたり
脱臭効果あるいは消臭効果を得ることが出来る。
■ 衣類にこのマークを貼着した場合、このマーク本来
の機能に加えて脱臭または消臭機能が加わるので、商品
価値が高いものになる。
の機能に加えて脱臭または消臭機能が加わるので、商品
価値が高いものになる。
さらに、本発明では、マーク材に脱臭剤若しくは消臭剤
を含むマイクロカプセルを含有させ、しかもマーク材は
衣類としての製品の最終段階で付されるものであるた約
に、脱臭剤または消臭剤発散機能が需要者が衣類を購買
した段階で初期状態にある。従って、脱臭機能または消
臭機能が損なわれることがない状態で需要者は所望の衣
類を着用出来る。
を含むマイクロカプセルを含有させ、しかもマーク材は
衣類としての製品の最終段階で付されるものであるた約
に、脱臭剤または消臭剤発散機能が需要者が衣類を購買
した段階で初期状態にある。従って、脱臭機能または消
臭機能が損なわれることがない状態で需要者は所望の衣
類を着用出来る。
以上、本発明について好適な実施態様を挙げて説明した
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
着色剤にこのマイクロカプセルを含ませるのみならず、
ホットメルト剤と図柄構成物質との間にバインダーを介
装するものにあっては、このバインダーにマイクロカプ
セルを混在させても同様の効果が得られる等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能なこと
は勿論である。
が、本発明はこの実施態様に限定されるものではなく、
着色剤にこのマイクロカプセルを含ませるのみならず、
ホットメルト剤と図柄構成物質との間にバインダーを介
装するものにあっては、このバインダーにマイクロカプ
セルを混在させても同様の効果が得られる等、本発明の
要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能なこと
は勿論である。
第1図は本発明に係るマーク材に含まれる超微細孔を有
する多孔質マイクロカプセルの拡大概略説明図、 第2図は本発明に係るマーク材に含まれる超微細孔の多
孔質マイクロカプセルの拡大断面図、第3図は第1図並
びに第2図に示すマイクロカプセルの集合体である三次
元構造の拡大斜視図、 第4図乃至第8図はTシャツにマーク材を形成するプロ
セスを示す説明図、 第9図は本発明に係るホットメルト剤に脱臭剤または消
臭剤含有マイクロカプセルを浸透させた状態のマーク材
の斜視図、 第10図は本発明に係るマーク材をパンチイストッキン
グに使用した状態を示す全体図である。 10・・・マイクロカプセル 12・・・シリカ材1
4・・・粒子 20・・・バインター2
2・・・シルクスクリーン 24・・・布地面26・
・・短繊維移植接着層 28・・・植毛台紙30・・
・短繊維群 40・・・マーク地42・・・
ホットメルト剤 特許出願人 株式会社 東 京 宝 来 社(自発) 昭和63年 事件の表示 昭和63年特許願第187324号 3、補正をする者 事件との関係
する多孔質マイクロカプセルの拡大概略説明図、 第2図は本発明に係るマーク材に含まれる超微細孔の多
孔質マイクロカプセルの拡大断面図、第3図は第1図並
びに第2図に示すマイクロカプセルの集合体である三次
元構造の拡大斜視図、 第4図乃至第8図はTシャツにマーク材を形成するプロ
セスを示す説明図、 第9図は本発明に係るホットメルト剤に脱臭剤または消
臭剤含有マイクロカプセルを浸透させた状態のマーク材
の斜視図、 第10図は本発明に係るマーク材をパンチイストッキン
グに使用した状態を示す全体図である。 10・・・マイクロカプセル 12・・・シリカ材1
4・・・粒子 20・・・バインター2
2・・・シルクスクリーン 24・・・布地面26・
・・短繊維移植接着層 28・・・植毛台紙30・・
・短繊維群 40・・・マーク地42・・・
ホットメルト剤 特許出願人 株式会社 東 京 宝 来 社(自発) 昭和63年 事件の表示 昭和63年特許願第187324号 3、補正をする者 事件との関係
Claims (5)
- (1)脱臭剤若しくは消臭剤の粒子を含む多孔質マイク
ロカプセル化組成物をマーク材に設け、前記マーク材を
衣類等に一体的に装着したことを特徴とする脱臭剤若し
くは消臭剤含有マーク材を有する衣類等。 - (2)請求項1記載の衣類等において、多孔質マイクロ
カプセル化組成物は粒子径が約10〜100nmの複数
の三次元形状を呈する包接化合物であることを特徴とす
る脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等。 - (3)請求項2記載の衣類等において、多孔質マイクロ
カプセル化組成物はエチルシリケートあるいは金属アル
コキシドからなるシリカ材と、脱臭剤若しくは消臭剤の
粒子とからなることを特徴とする脱臭剤若しくは消臭剤
含有マーク材を有する衣類等。 - (4)糊剤に対して所定の脱臭剤若しくは消臭剤からな
る粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を混入す
る第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤をマーク
材に対して所定の形状に塗布する第2の工程と、前記マ
ークの糊剤面側を布地等に対面させて装着してマーク材
と布地等とを一体化する第3の工程とからなることを特
徴とする脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣
類等の製造方法。 - (5)糊剤に対して所定の脱臭剤若しくは消臭剤からな
る粒子を含む多孔質マイクロカプセル化組成物を混入す
る第1の工程と、前記第1工程で得られた糊剤を衣類等
を構成する布地面に対して所定の形状に塗布する第2の
工程と、前記布地の糊剤面にマーク地を対面させて前記
糊剤の形状に対応するマーク材を装着する第3の工程と
からなることを特徴とする脱臭剤若しくは消臭剤含有マ
ーク材を有する衣類等の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187324A JPH0236803A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63187324A JPH0236803A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236803A true JPH0236803A (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=16204014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63187324A Pending JPH0236803A (ja) | 1988-07-27 | 1988-07-27 | 脱臭剤若しくは消臭剤含有マーク材を有する衣類等およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236803A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9993793B2 (en) | 2010-04-28 | 2018-06-12 | The Procter & Gamble Company | Delivery particles |
US10143632B2 (en) | 2011-04-07 | 2018-12-04 | The Procter And Gamble Company | Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
US11096875B2 (en) | 2010-04-28 | 2021-08-24 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
-
1988
- 1988-07-27 JP JP63187324A patent/JPH0236803A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9993793B2 (en) | 2010-04-28 | 2018-06-12 | The Procter & Gamble Company | Delivery particles |
US11096875B2 (en) | 2010-04-28 | 2021-08-24 | The Procter & Gamble Company | Delivery particle |
US10143632B2 (en) | 2011-04-07 | 2018-12-04 | The Procter And Gamble Company | Shampoo compositions with increased deposition of polyacrylate microcapsules |
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