JPH0236463Y2 - - Google Patents

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JPH0236463Y2
JPH0236463Y2 JP11380584U JP11380584U JPH0236463Y2 JP H0236463 Y2 JPH0236463 Y2 JP H0236463Y2 JP 11380584 U JP11380584 U JP 11380584U JP 11380584 U JP11380584 U JP 11380584U JP H0236463 Y2 JPH0236463 Y2 JP H0236463Y2
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JP
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lead wire
band
drain valve
casing
mounting part
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JP11380584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はリード線を合理的に保持し得る様に改
良した洗濯機のリード線保持装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
従来より洗濯機に於いては、その外箱内の槽体
外底部に存するモータや排水弁及びブレーキ装置
駆動用のマグネツト等といつた電装品と上方の操
作部内等に存する電装品例えばタイマーとをリー
ド線により接続し、そしてそのリード線を、一般
に第5図に示す様に製造した押え板AのU溝部a
に収め、その状態で該バンドAを槽体Bの取付ボ
スbにねじCにより取付けるという構造にて保持
する様にしている。然しながらこの様にしたもの
の場合、リード線Dを保持するのに押え板Aとい
う部品を特別に必要とし、又、その取付けにねじ
Cも特別に必要として、更にその取付けのための
工数も特別に必要とし、総じてコスト高となる問
題点があつた。そこで、例えば実公昭53−1179号
公報に示す様に上記押え板Aに相当する部品をコ
ンデンサ支持具に一体成形して該コンデンサ支持
具の取付けと併せリード線の保持ができる様にし
たものがある。このものによると、部品点数の削
減並びに工数の削減を図り得、よつてコスト安に
できるのであるが、然し、リード線をU溝部に収
める構造は従来と変わりがなく、それによる欠点
即ちそのU溝部にリード線を収めてよりコンデン
サ支持具を槽体に取付けるまでの間にリード線が
U溝部から出易く、従つて確実な保持ができない
場合が間々あり、又、リード線をU溝部以外の箇
所で取付ボスとの間に挟み傷付けてしまうという
様な欠点を呈する。殊に斯様な欠点はリード線が
絶縁チユーブ等で束ねられずばらばらで多数本存
する場合に多く見られる傾向にある。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、部品点数の削減並びに工
数の削減を図つて猶、リード線の確実な保持と損
傷の防止とを図り得る洗濯機のリード線保持装置
を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、槽体の外底部に筐体が合成樹脂から
成る排水弁を取付けた洗濯機にあつて、その排水
弁の筐体から屈曲可能なバンドを一体に延設し、
該バンドを屈曲させることによりその内部にリー
ド線を巻込んで先端部を上記筐体の取付部に重
ね、この重ねたバンドの先端部及び筐体の取付部
を排水弁取付用のねじにより共締めして固定する
様にしたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案を脱水兼用洗濯機のリード線保持装
置に適用した一実施例につき第1図乃至第4図を
参照して説明するに、先ず第2図に於いて、1は
脱水兼用洗濯機全体の外箱であり、上面に上板2
を被着していて、内部には槽体である外槽3を吊
り棒機構4により揺動自在に弾性支持して配設し
ている。又、外槽3内には内槽5を配設してお
り、更に内槽5内には下部に容器状の撹拌体6を
配設している。一方、外槽3の外底部には第3図
に示す様に中心部にクラツチ機構やブレーキ機構
の位置する機構部7を配設しており、又、そ一方
側(図中左側)にはモータ8を配設していて、他
方側(図中右側)にコンデンサ9やマグネツト1
0及び排水弁11を配設している。12は上記外
槽3外底部のモータ8を始めとした電装品と前記
上板2内の電装品(例えばタイマー等であるが図
示せず)とを接続したリード線で、多数本存す
る。ここで、前記排水弁11は詳細にはその筐体
13を合成樹脂により作製したもので、第4図に
示す如くその筐体13にはねじ通し孔14とその
下方に係止爪15とを有する取付部16を一体に
形成し、そしてその取付部16先端から逆U字状
にて更にその先端部にフランジ部17を薄肉部1
8により連ねて有するバンド19を一体に延設し
ている。尚、20はフランジ部17の先端部に形
成したねじ通し孔である。
さて、上記構成のものの場合、リード線12を
保持するに当たつては、該リード線12をバンド
19のU字溝部分に入れ、その後該バンド19の
フランジ部17を薄肉部18から屈曲させて折返
しその先端部を排水弁筐体13に於ける取付部1
6の係止爪15に係止させてねじ通し孔20を取
付部16のねじ通し孔14に合致させる。斯様に
することによつてリード線12はバンド19に第
1図に示す如く巻込まれるもので、その後タツピ
ンねじ21をねじ通し孔20,14に通し外槽3
外底部の取付ボス22に螺挿させて締め付けるこ
とにより、排水弁11を外槽3外底部に取付け、
同時にその取付部16とバンド19を共締めして
該バンド19を上記リード線12を巻込んだ状態
に固定する。
以上の様に本実施例に於いては、屈曲させるバ
ンド19によりリード線12を巻込んで固定する
というものであるから、単にU溝部に入れて保持
する従来のものとは違い、リード線12を洩らさ
ず抱持して固定できるものであり、従つて確実な
保持ができ、併せてリード線12を他の部分で挟
み付けてしまつたりすることもなくその損傷の防
止を図ることができる。そして勿論、バンド19
は排水弁11の合成樹脂から成る筐体13に一体
に形成していて、更にその屈曲させた後の止めも
筐体13を外槽3の外底部に取付けるねじ21を
共用しているのであるから、部品点数の削減並び
に工数の削減も確実に図り得、コストの低廉化に
寄与することができる。
尚、排水弁11は第3図に示す様に外槽3の外
底部の中でも周縁部分に取付けられるものであ
り、従つてバンド19によるリード線12の保持
も外槽3の外底部の周縁部分でなされ、脱水兼用
洗濯機特有の外槽3の揺動に対し該リード線12
の外槽3や或いはその他の該外槽3に取付けられ
た部品との接触による損傷を無くすのに有効とな
つている。但し、本考案は脱水兼用洗濯機以外の
例えば二槽式洗濯機等にも適用できるものであ
り、従つて上述の効果も必ず得なければならない
事情にはない。又、上記実施例ではバンド19を
U字溝部を有する形状に形成したが、それに限ら
れるものではなく、例えば平ベルト状など他の形
状に形成されていても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
〔考案の効果〕
以上にて明らかな様に本考案は、槽体の外底部
に筐体が合成樹脂から成る排水弁を取付けた洗濯
機にあつて、その排水弁の筐体から屈曲可能なバ
ンドを一体に延設し、該バンドを屈曲させること
によりその内部にリード線を巻込んで先端部を上
記筐体の取付部に重ね、この重ねたバンドの先端
部及び筐体の取付部を排水弁取付用のねじにより
共締めして固定する様にしたことを特徴とするも
のであり、以て部品点数の削減並びに工数の削減
を図つて猶、リード線の確実な保持と損傷の防止
とを図り得るという優れた実用的効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案を脱水兼用洗濯機の
リード線保持装置に適用した一実施例を示し、第
1図はリード線を保持した状態にある主要部の斜
視図、第2図は脱水兼用洗濯機全体の破断側面
図、第3図は外槽外底部の下面図、第4図はリー
ド線を保持する前の状態にある主要部の斜視図で
あり、そして第5図は従来の洗濯機に於けるリー
ド線保持構造を示した縦断面図である。 図中、3は外槽(槽体)、11は排水弁、12
はリード線、13は排水弁の筐体、16は取付
部、19はバンド、21はねじである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 槽体の外底部に筐体が合成樹脂から成る排水弁
    を取付けた洗濯機にあつて、その排水弁の筐体か
    ら屈曲可能なバンドを一体に延設し、該バンドを
    屈曲させることによりその内部にリード線を巻込
    んで先端部を上記筐体の取付部に重ね、この重ね
    たバンドの先端部及び筐体の取付部を排水弁取付
    用のねじにより共締めして固定する様にしたこと
    を特徴とする洗濯機のリード線保持装置。
JP11380584U 1984-07-25 1984-07-25 洗濯機のリ−ド線保持装置 Granted JPS6130491U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11380584U JPS6130491U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 洗濯機のリ−ド線保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11380584U JPS6130491U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 洗濯機のリ−ド線保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6130491U JPS6130491U (ja) 1986-02-24
JPH0236463Y2 true JPH0236463Y2 (ja) 1990-10-03

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ID=30672830

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JP11380584U Granted JPS6130491U (ja) 1984-07-25 1984-07-25 洗濯機のリ−ド線保持装置

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