JPH0119539Y2 - - Google Patents

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JPH0119539Y2
JPH0119539Y2 JP1982004880U JP488082U JPH0119539Y2 JP H0119539 Y2 JPH0119539 Y2 JP H0119539Y2 JP 1982004880 U JP1982004880 U JP 1982004880U JP 488082 U JP488082 U JP 488082U JP H0119539 Y2 JPH0119539 Y2 JP H0119539Y2
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JP
Japan
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opening
plug
harness
cover
retaining member
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JP1982004880U
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JPS58108716U (ja
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  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハーネス類のシール構造の改良に関す
る。
例えば、エンジンのロツカカバー内に何かしら
電気駆動装置が配設された場合、同装置に給電す
るためのハーネスをロツカカバーに設けた開口を
挿通させ、かつ同ハーネスと孔との間をシールす
る必要がある。
先ず、従来のシール構造の一例を第1図に従つ
て説明すると、2は開口4を有するロツカカバ
ー、6は同ロツカカバー内の電気駆動装置に給電
するためのハーネス、8は同ハーネスの端部のコ
ネクタである。そして、同ハーネス6と開口4と
の間のシールが、裏面をゴムでコーテイングされ
たプレート10により成されていた。そのため同
プレート10をねじ12でロツカカバー2に装着
しなければならず、作業性が悪いという不具合が
あつた。
また、別の従来例を第2図に従つて説明する
と、図示しないカムシヤフトのジヤーナル加工を
行うときに同加工の都合で半月形の凹所16がロ
ツカカバー2が装着されるシリンダヘツド14の
上面に形成されるため、同凹所16とロツカカバ
ー2との間にハーネス6を取巻くグロメツト18
を介装させたものである。ところが、この構造で
は、凹所16の位置が予め決まつてしまうためハ
ーネス6のレイアウトが困難となり、スペース上
の余裕がつくれない等の不具合があつた。
本考案は上記に鑑み創案されたもので、以下一
実施例を第3図〜第5図に従つて詳細に説明す
る。
なお、図中上記従来構造と実質的に同一な部分
には上記で用いたのと同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
図中、符号20はロツカカバー2に固着された
円筒状のガイド、22はハーネス6を取巻くと共
にガイド20内に嵌合されるプラグである。同プ
ラグ22は金属芯24および同金属芯24に嵌着
されたラバー製のブーツ26を有している。同金
属芯24は下端にガイド20の内径よりも大径の
フランジ28が、上端部外周に突起30が、上端
面にプラグ22の軸線に直交する貫通孔を有する
支持部32が夫々形成され、更にハーネス6が挿
通されている。ブーツ26はハーネス6が気水密
を保つべく挿通され、外周に複数の突条を有して
いる。34は金属芯24の支持部32の貫通孔を
貫通する線材から成る長円形のリング状の抜け止
め部材であり、同抜け止め部材34は、その長手
方向寸法のみがガイド20の内径よりも大きく設
定され、第3図および第4図に示されるようにそ
の長手方向がプラグ22の軸線に沿つてガイド2
0内を挿通可能な第1位置と、第5図に示される
ようにその長手方向がプラグ22の軸線に対しほ
ぼ直交してガイド20内を挿通できない第2位置
とに変位できるように支持部32に支持されてい
る。
また、ブーツ26の上面には支持部32の貫通
孔の軸線に平行なかつ抜け止め部材34の太さよ
りも若干小さい巾を有し同抜け止め部材34に係
合する溝36が形成されている。
上記構成によれば、第3図に示すように抜け止
め部材34を第1位置にした状態でプラグ22を
下方からガイド20内に嵌合させ、次に第5図に
示すように抜け止め部材34を第2位置に変位さ
せることによつて、プラグ22をガイド20に極
めて容易に装着できるという効果を奏する。そし
て、特に本実施例においては、プラグ22のブー
ツ26の外周に複数の突条が形成されているの
で、ガイド20への嵌合が容易になると共に、ガ
イド20との面圧が大きくなりシール性が向上す
るという効果を奏する。またプラグ22のブーツ
26の上面に溝36が形成されているので、第1
位置にあるリング34を、第3図に示されるよう
に、同ブーツ26の上面に対して立てた状態を保
持でき、例えばプラグ22をロツカカバー2の上
方から引張り上げるとき等にその作業が容易にな
るという効果を奏する。
次に、変形例を第6図に従つて説明する。
本変形例においては、抜け止め部材34がほぼ
C字形を呈しており、その寸法は第3図〜第5図
の上記実施例と同様であり、同実施例と同様の効
果得ることができるという効果を奏する。
なお、上記実施例および変形例はいずれもハー
ネス6のシール構造に関するが、本考案は例えば
索あるいは管等においても同様に適用し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構造の一例を示す斜視図、第2図
は従来構造の別の例を示す斜視図、第3図は本考
案の一実施例を示す断面図、第4図は第3図の平
面図、第5図は抜け止め部材34を第2位置に変
位させた状態を示す平面図、第6図は変形例を示
す断面図である。 2……ロツカカバー、6……ハーネス、20…
…ガイド、22……プラグ、34……抜け止め部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口を有したカバー類の内部に設けられた電気
    駆動装置が接続されると共に同開口を貫通するハ
    ーネス類に、同ハーネス類を取巻くと共に上記開
    口に嵌合されるラバー製の外周面を有するプラグ
    が形成され、同プラグが上記カバー類の内部側か
    ら外部側に向かうように上記開口に挿入されるハ
    ーネスのシール構造であつて、上記プラグを上記
    開口に嵌合させた状態における同プラグの上記カ
    バー類内部側の一端部に同開口よりも大径のフラ
    ンジが形成され、同プラグの同カバー類外部側の
    他端部に支持部と同支持部に変位可能に支持され
    長手方向寸法のみが上記開口の径よりも大きく設
    定された抜け止め部材とが形成され、上記抜け止
    め部材は、上記開口を挿通可能な第1位置と上記
    開口を挿通できない第2位置とに変位されること
    を特徴とするハーネス類のシール構造。
JP488082U 1982-01-18 1982-01-18 ハ−ネス類のシ−ル構造 Granted JPS58108716U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP488082U JPS58108716U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 ハ−ネス類のシ−ル構造

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JP488082U JPS58108716U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 ハ−ネス類のシ−ル構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58108716U JPS58108716U (ja) 1983-07-25
JPH0119539Y2 true JPH0119539Y2 (ja) 1989-06-06

Family

ID=30017706

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JP488082U Granted JPS58108716U (ja) 1982-01-18 1982-01-18 ハ−ネス類のシ−ル構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616006U (ja) * 1980-05-02 1981-02-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63996Y2 (ja) * 1981-01-22 1988-01-12

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5616006U (ja) * 1980-05-02 1981-02-12

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Publication number Publication date
JPS58108716U (ja) 1983-07-25

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