JPH0211020Y2 - - Google Patents

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JPH0211020Y2
JPH0211020Y2 JP8726384U JP8726384U JPH0211020Y2 JP H0211020 Y2 JPH0211020 Y2 JP H0211020Y2 JP 8726384 U JP8726384 U JP 8726384U JP 8726384 U JP8726384 U JP 8726384U JP H0211020 Y2 JPH0211020 Y2 JP H0211020Y2
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JP
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capacitor
cylindrical part
terminal
cylindrical
cylindrical portion
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JP8726384U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はコンデンサの防水性等に改良を加えた
洗濯機のコンデンサ取付装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 洗濯機においては、モータのコンデンサを槽に
取付けるようにしたものがある。この場合コンデ
ンサ取付装置としては例えば実公昭57−40940号
公報に示されたものがある。これは脱水機に適用
したものであるが、これはコンデンサ収納用の凹
部が半円状で、コンデンサの片側半分は凹部から
露出しているため、槽から水がこぼれた場合にコ
ンデンサに水が掛つてしまい防水性に劣り、また
コンデンサの端子部分は下側に位置されているた
め、槽から床にこぼれ落ちた水が跳返えつた場
合、その水が掛り易く絶縁性低下の問題を生ず
る。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
その目的は、コンデンサに対する防水性が良く、
またコンデンサの端子部分に水が掛る虞れのない
洗濯機のコンデンサ取付装置を提供するにある。
[考案の概要] 本考案は、合成樹脂製の槽に上端が閉塞され下
端が開放された筒状部を形成し、この筒状部内に
コンデンサをその端子側を上にして挿入配置する
ことにより、防水性特に端子部分に水が掛らない
ようにして絶縁性低下の問題を解消し、併せて筒
状部の内側上部にストツパを突設してこのストツ
パによりコンデンサの挿入限界位置を規制し、こ
れにより端子側を上にして挿入することにより生
ずる問題点即ち端子に接続されたリード線が筒状
部の内上面に強く押付けられて断線の原因になる
といつた問題点を未然に防止するようにしたもの
である。
[考案の実施例] 以下本考案を脱水兼用洗濯機に適用した一実施
例につき図面を参照しながら説明する。まず第1
図において、1は外箱、2はこの外箱1内に弾性
的に吊持された槽たる合成樹脂製の外槽、3はこ
の外槽2内に配設された洗い及び脱水兼用の回転
槽、4はモータ、5はこのモータ4の回転を回転
槽3及び撹拌翼6に選択的に伝達する駆動機構で
ある。さて外槽2の吊持機構において、7は第2
図にも示すように外箱1上部の各隅角部に固着し
た吊持片で、これに吊り棒8が滑動体9を介して
支持されており、該吊り棒8の下方部にはばね受
け10、圧縮ばね11及び吊り棒8に摩擦摺接す
る受け部材12を順次嵌挿して周知の防振機構を
構成している。一方、外槽2の外周部には前記各
吊持片7に対応して支持片13を突設し、この支
持片13を防振機構の受け部材12上に載置支持
せしめ、以て外槽2を外箱1内に吊り棒8によつ
て揺動自在に吊持している。
次に第3図及び第4図において、14はモータ
4用のコンデンサ15を収納するための筒状部
で、これを外槽2の外周部のうち一つの支持片1
3近傍例えば該支持片13の側部に隣接して一体
成形により突設している。この筒状部14は上端
が閉塞され下端が開放されており、内周部には縦
リブ16を複数本一体に突設すると共に、縦リブ
16の上方部を幅広にしてこの幅広部分をストツ
パ17としている。そして、この筒状部14内に
コンデンサ15を縦リブ16の内側に嵌合するよ
うにして挿入配設している。この場合、コンデン
サ15はリード線18が接続された端子15aを
上にして挿入するものであり、その挿入深さはコ
ンデンサ15がストツパ17の下端面に当接する
ことにより規制してリード線18が筒状部14の
内上面に当ることのないようにしている。そし
て、筒状部14の下端部に形設したボス部14a
に抜止め手段に相当する径大なワツシヤ19をね
じ20止めし、このワツシヤ19によりコンデン
サ15を筒状部14から抜け落ちないように抜止
め状態に固定している。而して、このコンデンサ
15の固定状態において、筒状部14の内上面と
コンデンサ15の上端との間にはストツパ17の
存在により空間部21が形成されていると共に、
筒状部14の外槽2側の内側面とコンデンサ15
との間にも空間部22が形成されており、端子1
5aは空間部21内に位置され、そして端子15
aに接続されたリード線18は空間部21及び2
2を通して筒状部14から導出されモータ4側に
接続されている。
上記構成によれば、筒状部14を上端閉鎖形に
形成したから、外槽2から洗い水がこぼれたとし
ても、その水がコンデンサ15特に筒状部14の
内上部に存する端子15a部に掛ることはなく、
更には外槽2から床にこぼれ落ちた水が跳返つて
も端子15a部に掛る虞れがなく、従つて防水性
に優れ絶縁性低下の問題は生じない。また、筒状
部14の内部上方にストツパ17を設けてコンデ
ンサ15の挿入限界位置を規制するようにしたの
で、コンデンサ15を端子15a側を上にして挿
入しても、リード線18が筒状部14の内上面に
強く押付けられて断線の原因になるといつた問題
は生ぜず、しかもコンデンサ15の挿入によりリ
ード線18は自然に空間部21及び22を通して
筒状部14から導出された状態となるのでリード
線18の処理が簡単になる。更に、コンデンサ1
5は、ねじ20止めされたワツシヤ19等で抜け
止めするだけで簡単に取付状態とすることができ
るので、プレス成形により半円状の締付バンドを
別途形成してこの締付けバンドにより締付固定す
る等面倒な構造とならずコスト的に有利である。
ちなみに筒状部14を外槽2の外周部に突設し
ても、その位置を本実施例のように支持片13近
傍に定めれば、外箱1との関係においては第2図
から明らかなように該外箱1の隅角部に対応した
位置となつて、筒状部14は四角形の外箱1と円
形の外槽2との間のうち最も隙間の広い部位に存
することとなるから、脱水時に外槽2が振れ回つ
ても筒状部14が外箱1に当接することはない。
尚、上記実施例では脱水兼用洗濯機に適用して
説明したが、二槽式洗濯機に適用してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、合成樹脂製の槽
に上端が閉塞され下端が開放された筒状部を形成
し、この筒状部内にコンデンサをその端子側を上
にして挿入配置するようにしたので、コンデンサ
特にその端子部分に水が掛る虞れがないと共に、
コンデンサは抜け止めするだけで取付状態とする
ことができ、構造が簡単で安価になる。また筒状
部の内側上部にストツパを突設したので、コンデ
ンサをその端子が上になるように挿入しても、端
子に接続したリード線が筒状部の内上面に強く押
付けられて断線の原因になるという虞れがなく、
しかもリード線はコンデンサの挿入時に筒状部と
コンデンサとの間の空間部から自然に導出された
状態となるからリード線の処理が簡単になる等
種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は縦断
側面図、第2図は外箱内への外槽の配置状態を示
す平面図、第3図は要部の拡大縦断側面図、第4
図は同要部の下面図である。 図中、2は外槽[槽]、14は筒状部、15は
コンデンサ、15aは端子、17はストツパ、1
8はリード線、19はワツシヤ[抜止め手段]、
21,22は空間部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂製の槽に上端が閉塞され下端が開放さ
    れた筒状部を形成すると共に、この筒状部の内側
    上部にストツパを突設し、コンデンサをその端子
    側を上にして前記筒状部内に前記ストツパに当接
    するまで挿入して抜止め手段により抜止めし、前
    記端子に接続されたリード線を筒状部の内上面と
    コンデンサ上端との間に形成された空間部及び筒
    状部の内側面とコンデンサとの間に存する空間部
    を通して筒状部から導出して成る洗濯機のコンデ
    ンサ取付装置。
JP8726384U 1984-06-11 1984-06-11 洗濯機のコンデンサ取付装置 Granted JPS612891U (ja)

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JP8726384U JPS612891U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 洗濯機のコンデンサ取付装置

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JP8726384U JPS612891U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 洗濯機のコンデンサ取付装置

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Publication Number Publication Date
JPS612891U JPS612891U (ja) 1986-01-09
JPH0211020Y2 true JPH0211020Y2 (ja) 1990-03-19

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