JPH02355A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH02355A
JPH02355A JP63281844A JP28184488A JPH02355A JP H02355 A JPH02355 A JP H02355A JP 63281844 A JP63281844 A JP 63281844A JP 28184488 A JP28184488 A JP 28184488A JP H02355 A JPH02355 A JP H02355A
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JP
Japan
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mos transistor
channel
data
memory cell
regions
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JP63281844A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yasuda
保田 博史
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices

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  • Read Only Memory (AREA)
  • Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はメモリセルが1つのMO5I−ランジスタから
成る半導体記憶装置であって、製造工程中の記憶データ
書き込み方法、及び読み出し回路に関する。
〔従来の技術〕
メモリセルが1つのMOSトランジスタから成る半導体
記憶装置のメモリセル構造は、例えば電子材料1986
年1月、ページ104〜108、r4MビットマスクR
OMとその応用」に記載の第2図(ページ105)に示
されている。(1)はメモリセルであるMOSトランジ
スタのドレイン拡散層とビット線アルミを接続するコン
タクトによってデータを書き込む方法である。前記第2
図(1)において、コンタクトがある場合、ビット線ア
ルミからコンタクトを通してメモリセルであるMOSト
ランジスタのソースへの電流経路が形成され、又コンタ
クトがない場合、と・ソト線アルミからMO5I−ラン
ジスタべの電流経路ができない。この2つの状態によっ
て1ビツトのデータを書き込み、それを電流経路の有無
、又はインピーダンスを比較検出することによってデー
タを読み出すものである。前記第2図(2)はMOSト
ランジスタを構成する拡散層を形成するか否かによって
、前記(1)と同様にデータを書き込み、読み出すもの
である。前記第2図(1)、(2)はMOSトランジス
タのソース端子である電[供給端子とビット線アルミ間
にメモリセルであるMOSトランジスタが並列に接続さ
れる構成である。
これに対して前記第2図(3)はメモリセルであるMO
Sトランジスタが直列に接続される構成であり、イオン
注入することによってMOSトランジスタをデプレショ
ン型とし、イオン注入しないエンハンスメント型とによ
って、同様にデータを書き込み、読み出すものである。
以上説明したメモリセルは、1つのMOSトランジスタ
もしくは、コンタクト等の他の要素を含めた構成に対し
て1ビツトのデータを書き込むものであるか、前記構成
に対して多ビットのデータを書き込むものとして、例え
ば特公昭58−46798はメモリセルであるMOSト
ランジスタのシキイ値電圧をイオン注入によって変化さ
せて、そのシキイ値電圧をデジタル量に変え多ビットの
データとして読み出すものである。又、IBMTech
nicap  DiscΩosure  BUΩΩet
in  VoL、28  No、7  Decembe
r  1985  ページ3048〜3049のrRE
AD−ONLY  MEMORYJに記載されているよ
うに、メモリセルであるMOSトランジスタのチャネル
領域のソース側もしくはドレイン側のある領域にイオン
注入することによってMOSトランジスタのシキイ値電
圧を部分的に変化し、例えば前記論文中のFIG、2の
ように端子8側のチャネル領域のシキイ値がイオン注入
によって高くなっている場合で、NチャネルMOSトラ
ンジスタである時、端子8を接地電位、端子9を高電位
とすると、前記チャネル部にイオン注入し、シキイ値電
圧が高くなっている部分の特性が表われ、シキイ値電圧
の高いMOSトランジスタとなる。ところが、端子9を
接地電位、端子8を高電位と、前記状態と逆の電圧を印
加すると、イオン注入された部分は端子8の高電位によ
って基板との間に電位差が生じ、空乏層化してしまい、
その結果、この状態ではイオン注入されない低いシキイ
値電圧のMOSトランジスタ特性となる。このようにし
て、前記論文FIG、4のように4状態、すなわち2ビ
ツトのデータを書き込み、読み出すものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
1つのMOSトランジスタから成る半導体記憶装置の基
本的な構成例として示したr4MビットマスクROMと
その応用」の例では、1ビツトのデータを記憶するため
に1つのMOSトランジスタもしくは、コンタクト等の
他の要素を含めた構成が必要であり、必要とするビット
数と同数の前記要素が必要なことから、大容量化に対し
てはチップサイズが大きくなり、又コストが高くなって
しまう。又大容量化を制限されてしまう。
一方、特公昭58−46798に示されるMOSトラン
ジスタのシキイ値電圧を段階的に変化させ多ビットのデ
ータを1つのMOSトランジスタを含む構成要素で記憶
する方法では、例えば2ビツトデータを書き込む場合で
も4種類のシキイ値電圧か必要となり、シキイ値電圧の
製造上のバラツキ、又それを検出するセンスアンプの実
現ということで非常に困難である。さらには、前述の4
種類のシキイ値電圧であって、最も高いシキイ値電圧を
除き、それ以外ではオン状態となる必要があり、又デプ
レション型になった場合は非選択メモリセルにリーク電
流が流れることから、エンハンスメント型でかつ選択時
はオン状態である必要があり、その結果シキイ値電圧が
比較的高くなり、半導体記憶装置の動作電圧範囲、すな
わち低電源電圧側で動作不良となってしまう。シキイ値
電圧の格差を広げようとすると動作電圧が上ってしまい
、又格差を小さくすればセンスアンプの検出が困難にな
るというように両側から制限され、現在では実用化に至
っていない。又MO3+−ランジスタの電流能力を変え
る方法として、チャネル幅等が考えられるが、大容量化
実現に対して通常最小寸法を用いるのが一般的であり、
チャネル幅を4種類以上と多くする場合、チップ面積の
増加となってしまい、小容量の半導体記憶装置としてし
か利用できないのが現状である。
第3の従来例であるrREAD−ONLY  MEMO
RYJは、前述の問題点を解決しているように見えるが
、実際の構成に当っては、ソース、ドレインの電圧を印
加した時、高電位によって空乏化するチャネル領域に対
してイオン注入する必要があり、マスク合せ精度を考え
ると、実用化することは非常にむずかしい。例えばデザ
インルール1.2μmのプロセスではマスク合せ精度は
量産性を考慮すると0.4〜0.5μmであり、チャネ
ル長1.2μmの時、実効的なチャネル長は拡散層の広
がり等から1.0μm前後となり、合せ精度がチャネル
長の1/2となってしまい、実現不可能となってしまう
。この対策としてチャネル長を長くすることも考えられ
るが、チップサイズの増大、又動作速度を決定するMO
Sトランジスタの能力低下となってしまう。
本発明はかかる課題を解決するものであり、メモリセル
である1つのMOSトランジスタに2ビット以上のデー
タをマスク合せ精度等を考慮することなく容易に書き込
み、集積度の向上によりコストの安い、又大容量の半導
体記憶装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は半導体記憶装置は、メモリセルであるMOSト
ランジスタのソース、又はドレイン、又はその両方の領
域のチャネル近傍が記憶データに対応して選択的に不純
物濃度、又は深さ、又はその両方が異なる領域を有する
MOSトランジスタから成ることを特徴とする。
〔実 施 例〕
第1図は本発明の実施例を表わす半導体記憶装置のメモ
リセル部分の製造工程を示すものであり、第1図に示す
のは微細化プロセスで用いられるLDD構造を用いた例
であり、1は半導体基板、2はMOSトランジスタのゲ
ート酸化膜、3〜5はMOSトランジスタのゲート材、
6はLDD部を作る不純物濃度の薄い打込み層、7は酸
化膜、8は前記酸化膜7をエツチングした際形成されゲ
ート材の側壁に残された酸化膜、9はMOSトランジス
タのソース、ドレイン領域の拡散層、10は半導体記憶
装置の記憶データに対応してイオン注入を選択的に行う
ためのマスク材、11は前記マスク材10により不純物
濃度が変化した部分を表わす。ここで第1図はメモリセ
ル部の製造工程を示す断面図であり、メモリセルへのデ
ータを書き込む工程を示すものである。第1図において
、(a)〜(e)はLDD構造を作る際の製造工程であ
り、(f)にてLDD構造、すなわち自己整合的にゲー
ト材の側壁に酸化膜により形成された不純物濃度の薄い
領域に対して、イオン注入マスク材、例えばフォトエツ
チングに用いられるレジスト材を前記領域より広い面積
に対してマスクしイオン注入することにより、チャネル
領域に対してはゲート材がマスク効果となり、又ソース
・ドレイン拡散層は不純物濃度が濃いために、イオン注
入効果はLDD部だけに表われ、第1図11のようにL
DD部だけが自己整合的に不純物濃度を変化することが
できる。ここで、ゲート材3〜5は一般的に用いられ低
抵抗のゲート材であるポリサイド構造等とすることで、
前述のイオン注入に対するマスク効果を充分果たすこと
が可能である。
次に第1図の方法で製造したMOSトランジスタの特性
について、第2図はその断面図を、第3図は4Ill定
回路の等両回路及び特性を示す。第2図において、12
はゲート材19とソース、及びドレイン電極材17.1
8を絶縁するための酸化膜、13.15はソース、及び
ドレイン拡散層、14はLDD部の拡散層、16は記憶
データに対応してLDD部に作られたイオン注入層であ
る。第2図の構造において、MOSトランジスタをNチ
ャネルMOS+−ランジスタとした場合で、前記イオン
注入層が基板と同じ導電型の不純物が注入されている場
合の特性を第3図に示す。第3図(a)、(b)はその
測定回路であり、MOSトランジスタの記号において、
ソース、ドレイン領域に対して斜線部7側のLDD部が
イオン注入層となっていることを表わすものとする。第
3図(a)はイオン注入層が存在する電極18にV。の
電位が、ゲートにはV。が印加された状態を示す測定回
路である。第3図(b)は電極17にvoの電位が印加
される測定回路であり、(a)に対して17.18に印
加する電圧を逆向きにした場合を示す。
ここで前記イオン注入層16の不純物濃度は、ドレイン
拡散層15と同一の導電型であり、前記導電型と逆の導
電型の不純物のイオン注入により不純物濃度が薄くなっ
ている場合について説明する。
第3図(a)のようにイオン注入層にVDの電位が印加
されると、基板電位が接地電位になっていることから、
イオン注入層と基板間にはVDの電位が印加されること
になり、イオン注入層は空乏化し第3図(C)のように
ゲートに印加されるvGによってイオン注入層がドレイ
ン電流IDにそれほど影響することなくオン電流が流れ
る。
力筒3図(b)の逆の電圧印加ではイオン注入層16に
は接地電位が印加され、基板電位と同電位となり、イオ
ン注入層は不純物濃度が薄い、すなわち高抵抗層として
働き第3図(d)のようにイオン注入層で電流が制限さ
れた状態となる。その結果、第3図(b)の状態では■
。が小さく、データの書き込みに対応したイオン注入が
行なわれた状態が表われ、第3図(a)の状態ではイオ
ン注入が無視されIOが流れることになる。従って(a
)の状態でLDD部14にイオン注入することによって
、イオン注入層16とは無関係にデータを書き込むこと
が可能であり、1つのMOSトランジスタに2ビツトの
データ記憶が容易に行なえることが理解できる。
以上メモリセルの製造工程及び動作を説明したが、第1
図において、イオン注入層11はLDD部、すなわち第
1図(c)のゲート材上の酸化膜7の厚さによって、ゲ
ート材3〜4の側壁に残る酸化膜のチャネル長方向の長
さが決まり、しかも0.3μm程度のLDD部も容易に
可能であり、又チャネルに対して自己整合的に形成可能
なことから、マスク合せ精度を考えることなく、イオン
注入層のチャネル長方向の長さの精度及びチャネルに対
する位置精度を達成することができる。又、前述の説明
ではイオン注入層がドレイン拡散層と同一導電型の場合
について行なったが、逆の導電型であっても可能である
ことは理解できるであろう。従って、イオン注入量に対
しても充分なマージンがあることになり、半導体ウェハ
ー内のバラツキ等に対しても、安定した動作を可能とす
ることができる。
第4図は本発明によるデータ読み出し回路の実施例であ
り、39〜43は第1の選択回路であるNチャネルMO
Sトランジスタ、34〜38は第2の選択回路であるN
チャネルMO3トランジスタ、20.21はメモリセル
であるNチャネルMoSトランジスタ、22.23.2
4はメモリセルを選択するワード線、24〜28はビッ
ト線選択用アドレスのデコーダ出力信号、29〜33は
同様にデコーダ出力信号、53はセンスアンプ、44.
46.48はセンスアンプを構成するPチャネルMO3
トランジスタ、45.47.49は同様にNチャネルM
OSトランジスタ、52はメモリセルからのデータと比
較する基準電圧入力端子、50はセンスアンプの動作を
制御する信号である。第5図は第4図の第1の選択回路
及び第2の選択回路に選択信号を出力するビット線選択
用アドレス74〜79のデコーダである。第4図と第5
図において番号が同じ信号が接続されるものとする。第
5図において、75.77.79は74.76.78の
それぞれ反転信号である。例えば74が“H,,76が
“H”、78が“H“75.77.79が“L”とする
と、デコーダ出力24及び30が“H”となり、その他
は“L”となる。その結果第4図の第1の選択回路のN
チャネルMOSトランジスタ39がオン状態に、又第2
の選択回路のNチャネルMOSトランジスタ35がオン
状態となり、その他の選択用NチャネルMOSトランジ
スタはオフとなる。その結果ビット線70は接地電位に
、ビット線69は選択回路を介してセンスアンプ53に
接続される。ここでワード線23が“H”、22が“L
”とすると、メモリセルフ4が選択状態となり、Nチャ
ネルMOSトランジスタ39を通してセンスアンプ内の
充電制御用NチャネルMOSトランジスタ45により、
ビット線69・が充電される。この時、ビット線電位検
出回路46.47によりビット線は中間レベルまで充電
され、メモリセルフ4にデータとして書き込まれた状態
、例えば充分オン状態の場合、PチャネルMOSトラン
ジスタ44によりその電流値が検出され、44のゲート
電位としてPチャネルMOSトランジスタ48のゲート
に供給され、基準電圧52との比較により出力51は高
レベルとなる。又、メモリセルがオフ状態の場合、ビッ
ト線69には電流が流れず、従ってPチャネルMO8ト
ランジスタ44.48もオフとなってしまい、出力51
は低レベルとなる。このようにしてメモリセルに書き込
まれた2値のデータを読み出すものである。
次にアドレス入カフ4.77.78が“H”池か“L”
の時、デコーダ出力25.29が“H”になり、Nチャ
ネルMOSトランジスタ34.40がオンとなり、ビッ
ト線69が接地電位に、ビット線70がセンスアンプに
接続されることになる。ワード23が“H”の状態とす
ると前述の状態と同様にメモリセルフ4が選択され、し
かもメモリセルであるNチャネルMOSトランジスタフ
4のソース、及びドレイン端子への電圧印加が逆の状態
となる。この結果メモリセルフ4の2ビツトのデータを
読み出すことが可能となる。第4図においてビット線7
0がセンスアンプに接続されている場合、ワード線23
に接続されるメモリセルがオンとなることから、ビット
線71.72.73がメモリセルを通してビット線70
と同電位まで充電されるが、NチャネルMOSトランジ
スタ41〜43.36〜38はオフであることからメモ
リセルフ4のデータを読み出すことは可能である。
次に第4図における前述の非選択ビット線への充電によ
る読み出し時間の遅れを改良した回路構成例を第6図に
示す。第6図において、接地電位又はセンスアンプに接
続されないビット線は中間電位、すなわちPチャネルM
O8トランジスタロ4、NチャネルMOSトランジスタ
65.66から成る非選択ビット線の充電回路により、
センスアンプに接続されるビット線とほぼ同じ電位まで
充電することにより、非選択ビット線へのメモリセルを
通しての電流をなくし、読み出し時間を高速化するもの
である。第6図で、54〜58はNチャネルMOSトラ
ンジスタ、その他は第4図と同様である。第7図は第6
図の24〜28.29〜33及び59〜63の選択信号
を作るデコーダであり、第5図のデコーダに対して、ビ
ット線がセンスアンプ又は接地電位のいずれにも接続し
ない場合、出力信号59〜63のビット線に対応する信
号が“H”となる回路を追加したものである。
第7図の動作は同一のビット線に接続されるNチャネル
MOSトランジスタ、例えば34.3つの入力信号29
.24のいずれかが“H“になると出力59が“L”と
なる回路である。他は第4図、5図であることから動作
は理解でき、又従来の読み出し回路構成とほとんど変る
ことなく、容易に実現できることが理解できると思う。
これまでの実施例はメモリセルであるMOSトランジス
タのソース、ドレインに印加する電圧を正、逆と変える
ことで、本発明の構成により、2ビツトのデータを読み
出す例を説明してきたが、ソース及びドレイン側の両方
を用いることによって同一イオン注入量で異なるMOS
トランジスタ能力を得ることができることから、多種類
のMOSトランジスタ能力を検出することで単一の電圧
印加方法であっても2ビツト以上のデータを書き込むこ
とができる。又、電圧の印加方法、多種類のMOSトラ
ンジスタの電流能力検出を組み合せて多ビットのデータ
記憶及び読み出しが可能である。又、実施例ではLDD
構造のMOSトランジスタについて説明したが、この方
法以外であっても、ソース、ドレインに不純物濃度及び
拡散深さのいずれか、又は両方が異なる領域を形成でき
る方法であれば、どの方法でも実現できる。
〔発明の効果〕
本発明は以上述べてきたように、メモリセルであるMO
Sトランジスタのソース、ドレイン領域のそれぞれのチ
ャネル近傍が記憶データに対応して選択的に不純物濃度
及び深さのいずれか、又は両方が異なる領域を形成する
ことによって、1つのメモリセルに2ビツト以上のデー
タを記憶することが可能であり、又実施例によるLDD
構造を用いることによりマスクの合せ精度を考えること
なく小さな面積で、量産面でも安定して作ることが可能
である。又読み出し回路の回路構成も従来の回路構成と
ほぼ同様に、第2のビット線選択回路の追加だけで2ビ
ツトのデータを読み出し速度を変えることなしに実現で
きる。以上により、1つのMOSトランジスタによって
2ビツト以上のデータを記憶できることから、チップ面
積の小さい、コストの安い半導体記憶装置が、又大容量
の半導体記憶装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は本発明の詳細な説明するLDD
構造の半導体記憶装置の製造工程を示す断面図、第2図
は同様に本発明の半導体記憶装置の断面図、第3図(a
)〜(d)は本発明のメモリセルの特性図及びその測定
回路図、第4.6図は本発明の実施例である半導体記憶
装置の読み出し回路図、第5.7図は本発明の実施例で
あるデコーダ回路図である。 1・・・・半導体基板 2・・・・ゲート酸化膜 3〜5.1つ ・・・・ゲート材 7.12・酸化膜 8・・・・ゲート材側壁の酸化膜 6.9.13〜16 ・・・・ソース、ドレイン拡散層 10・・・・イオン注入のマスク材 11 ・ ・ ・ ・ 17.18拳 20.21. 22.23会 24〜33. 34〜43. 65.66 44.46. 53 ・ ・ ・ ・ 74〜79・ イオン注入層 ソース、ドレイン電極 メモリセル ワード線 59〜63 選択信号 45〜47.49.54〜58、 Nチ゛ヤネルMOSトランジスタ 48.64 PチャネルMOSトランジスタ センスアンプ アドレス入力 気2回 (Q) (b) 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 上 柳 雅 誉(他1名)(C) 第 313 屍LF図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)1つのMOSトランジスタから成るメモリセルを
    複数配置し、製造工程中にメモリセルに記憶するデータ
    を書き込む半導体記憶装置において、前記MOSトラン
    ジスタのソース、又はドレイン、又はその両方の領域の
    チャネル近傍が記憶データに対応して選択的に不純物濃
    度、又は深さ、又はその両方が異なる領域を有するMO
    Sトランジスタから成ることを特徴とする半導体記憶装
    置。
  2. (2)請求項1記載の半導体記憶装置において、前記M
    OSトランジスタのソース及びドレイン端子がそれぞれ
    異なるビット線に接続する複数のビット線から成り、前
    記ビット線が第1の選択回路を介してセンスアンプに接
    続し、前記ビット線が第2の選択回路を介して基準電位
    に接続し、前記第1及び第2の選択回路がビット線選択
    用アドレス入力信号によって選択することを特徴とする
    半導体記憶装置。
JP63281844A 1987-12-15 1988-11-08 半導体記憶装置 Pending JPH02355A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0494570A (ja) * 1990-08-11 1992-03-26 Sharp Corp 半導体装置の製造方法
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