JPH0235573A - 表示図形情報検索方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 例えば、大量の図形データを扱う会話型図形処理システ
ムにおける表示図形情報検索方式に関し、画面操作系の
処理の際に、応答を速くすることを目的とし、 第１座標空間上に配置される棉数の図形情報と、複数の
図形情報を、階層構造を成すようにまとめて管理する管
理手段と、第１座標空間の一部に位置し、第１座標空間
よりも座標スケールが粗（、且つ階層構造を成すように
まとめて管理された図形情報の位置情報の指定が可能な
第２座標空間と、第１座標空間に対する表示の領域を指
定する表示領域指定手段と、第２座標空間上において、
図形情報が表示領域指定手段により指定された表示の領
域に含まれているか否かを階層構造に従い検索し判断す
る判断手段と、判断手段により表示の領域に含まれてい
ると判断された図形情報を、第１座標空間に基づく位置
情報により表示を行なう表示手段とを具えるように構成
する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、表示図形情報検索方式に関し、例えば、大量
の図形データを扱う会話型図形処理システムにおける表
示図形情報検索方式に関するものである。

〔従来の技術〕

今日においては、コンピュータを使って設計作業を効率
化することを目的として、開発設計、見積もり１機能設
計および生産設計を対象とした設計活動支援システム（
ＣＡ　Ｄ　：　Ｃｏｍｐｕｔｅｒ　ＡｉｄｅｄＤｅｓｉ
ｇｎ）が広く普及している。

その１つとして知られる会話型図形処理システムにおい
ては、ズーミング（拡大縮小処理）やパニング（移動処
理）などの画面操作系のコマンドは頻繁に投入され、こ
れらのレスポンスは作業時間に大きく影響している。

ところで、扱われる全図形データは、倍精度実数空間上
で管理されており、ズーミングやパニングなどの処理の
際には、指定された表示領域に個々の図形データが含ま
れているかを判断して表示している。このとき、通常ズ
ーミングやパニングなどの際に表示されるのは、全体の
１０％程度の図形データである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述したように、従来においては、すべての図形データ
を倍精度空間座標上で検索し、表示領域に含まれるかを
判断しているため、いかに中央処理装置での処理を高速
に行なっても、ＤＡＳＤ　（Ｄｉｒｅｃｔ　Ａｃｃｅｓ
ｓ　Ｓｔｒａｇｅ　Ｄｅｖｉｃｅ）へのＩ１０時間によ
り応答時間が決まってしまう。

従って、画面操作系の処理の際に、応答が遅いという問
題点があった。

本発明は、このような点にかんがみて創作されたもので
あり、画面操作系の処理の際に、応答を速くすることが
できる表示図形情報検索方式を提供することを目的とし
ている。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明における表示図形情報検索方式の原理
ブロック図である。

図において、図形情報１１１のそれぞれは、第１座標空
間１１０上に配置される。

管理手段１１３は、複数の図形情報１１１を、階層構造
を成すようにまとめて管理する。

第２座標空間１１５は、第１座標空間１１０の一部に位
置し、第１座標空間１１０よりも座標スケールが粗く、
且つ階層構造を成すようにまとめて管理された図形情報
１１１の位置情報の指定が可能である。

表示領域指定手段１２１は、第１座標空間１１０に対す
る表示のＮ域を指定する。

判断手段１１７は、第２座標空間１１５上において、図
形情報１１１が表示領域指定手段１２１により指定され
た表示の領域に含まれているか否かを階層構造に従い検
索し判断する。

表示手段１１９は、判断手段１１７により表示の領域に
含まれていると判断された図形情報１１１を、第１座標
空間１１０に基づく位置情報により表示を行なう。

従って、全体として、第１座標空間１１０よりも座標ス
ケールが粗い第２座標空間１１５上において、階層構造
を成すようにまとめて管理された図形情報１１１が指定
された表示の領域に含まれているか否かを階層構造に従
い検索し判断し、表示の領域に含まれていると判断され
た図形情報１１１を、第１座標空間１１０に基づく位置
情報により表示するように構成されている。

〔作　用〕 本発明にあっては、第１座標空間１１０よりも座標スケ
ールが粗い第２座標空間１１５↓において、管理手段１
１３により階層構造を成すようにまとめて管理された図
形情報１１１が、表示領域指定手段１２１により指定さ
れた表示の領域に含まれているか否かを、判断手段１１
７が階層構造に従い検索し判断する０表示手段１１９が
、表示の領域に含まれていると判断された図形情報１１
１を、第１座標空間１１０に基づ（位置情報により表示
することにより、画面操作系の処理の際に、応答を速く
することができる。

〔実施例〕

以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。

第２図は、本発明の表示図形情報検索方式を採用した一
実施例の構成を示す、第３図は、会話型図形処理プログ
ラムの構成を示す。第４図は、本実施例における図形デ
ータ管理方式を示す、第５図は、図形データが管理され
る座標空間を示す。

第６図は、領域情報のテーブルを示す。

■　　　　と　１　との ここで、本発明の実施例と第１図との対応関係を示して
お（。

第１座標空間１１０は、倍精度実数空間に相当する。

図形情報１１１は、ディスク２１５に格納された図形デ
ータに相当する。

管理手段１１３は、中央処理装置２１Ｏ，データ管理プ
ログラム３４０に相当する。

第２座標空間１１５は、領域マスク空間に相当する。

表示領域指定手段１２１は、中央処理装置ｆ２１０、タ
ブレッ）２１９．表示処理プログラム３３１に相当する
。

判断手段１１７は、中央処理装置２１０１表示処理プロ
グラム３３１に相当する。

表示手段１１９は、中央処理装置２１０．グラフィック
デイスプレィ２１３１表示処理プログラム３３１に相当
する。

以上のような対応関係があるものとして、以下本発明の
実施例について説明する。

↓−１４１（月ｌ腹 第２図において、会話型図形処理システム２００は、全
体の制御を行なう中央処理装置２１０と、プログラムや
そのデータ等が格納されるメモリ２１１と、図形データ
等が表示されるグラフィックデイスプレィ２１３と、図
形データ等が格納されるディスク２１５と、オペレータ
からの指示やデータが入力されるキーボード２１７と、
図形データに対する位置の指定等が行なわれるタブレッ
ト２１９とを具えている。

中央処理装置２１０．メモリ２１１．グラフィックデイ
スプレィ２１３．ディスク２１５．キーボード２１７．
タブレット２１９は、すべてバスに接続される。

また、第３図において、会話型図形処理プログラム３０
０は、データ等が格納される各種テーブル３１０と、オ
ペレータにより入力された情報の処理を行なう会話処理
プログラム３２０と、オペレータにより入力された指示
により図形の処理を行なう図形処理プログラム３３０と
、各種テーブル３１０に格納されたデータの管理を行な
うデータ管理プログラム３４０とで青酸される。更に、
図形処理プログラム３３０は、グラフィックデイスプレ
ィ２１３に表示をする際の処理を行なう表示処理プログ
ラム３３１と図形データの編集を行なう編集処理プログ
ラム３３３とを含んでいる。

更に、第４図に示すように、本実施例における図形デー
タ管理の方式は、図形データを階層構造で取り扱うよう
にしている。つまり、全体の図形データベース（ＤＢ）
は、３２キロバイト分の図形データを含む複数のＰ　Ｓ
　Ｑ（Ｐａｇｅｆｉｌｅ　５ｔａｔｕｓＱｕｅ）で構成
され、更に各ＰＳＱは、複数のセグメントで構成され、
更に各セグメントは、複数の要素で構成される。ここで
、要素とは、線分や円などの単独では意味を持たない図
形であり、セグメントとは、関連のある要素の集合体で
意味を有するものである。

第５図に示すように、領域マスク空間は、倍精度実数空
間座標上の任意の位置に予め指定でき（例えば、矩形の
右上の座標が（１０’、１０３）で左下の座標が（−１
０’、−１０’）等）、その空間は、３２７６８　ｘ３
２７６８の座標領域に分割される。表示対象領域。

ＰＳＱ、セグメントは、この座標空間における位置の情
報（領域情報）を存している。

つまり、第６図（ａ）に示すように、図形データベース
管理テーブルは、領域マスク空間に対する個々のＰＳＱ
の領域情報で構成される。また、第６図（ｂ）に示すよ
うに、各セグメントは、領域マスク空間に対する領域情
報と、それが含んでいる要素についての情報とで表され
るテーブルを有している。

ｍへ１作 第７図は、本発明を採用した処理の一例であるズーミン
グ処理の手順を示す。

以下、第２図〜第７図に基づいて実施例における動作の
説明をする。

先ず、タブレット２１９により、倍精度実数空間座標に
対するズーミングを行なう領域を矩形で設定する（ステ
ップ７１１）。

次に、その矩形の倍精度実数空間座標から領域マスタ空
間の座標に変換する（ステップ７１２）。

この初期手順が終了した後、表示データがあるか否かを
判断する（ステップ７１３）。

表示データがない場合（否定判定）は、終了する。一方
、表示データがある場合（肯定判定）は、次に、第６図
（ａ）に示す図形データベース管理テーブル内の領域情
報に基づいて、領域マスク空間において、ＰＳＱの領域
と、表示されるべき矩形の領域に重なりがあるか否かを
判断する（ステップ７１４）。

ＰＳＱの領域と、表示されるべき矩形の領域に重なりが
ない場合（否定判定）は、ステップ７１３に戻る。

一方、ＰＳＱの領域と、表示されるべき矩形の領域に重
なりがある場合（肯定判定）は、そのＰＳＱの領域内に
セグメントがあるか否かを判断する（ステップ７１５）
。

そのＰＳＱの領域内にセグメントがない場合（否定判定
）は、ステップ７１３に戻る。

一方、そのＰＳＱの領域内にセグメントがある場合（肯
定判定）は、次に、第６図（ｂ）に示すセグメントが有
する情報内の領域情報に基づき、そのセグメントの領域
と、表示されるべき矩形の領域に重なりがあるか否かを
判断する（ステップ７１６）。

そのセグメントの領域と、表示されるべき矩形の領域に
重なりがない場合（否定判定）は、ステン７”７１５に
戻り、そのＰＳＱ内に他のセグメントがあるか否かを判
断する。

一方、そのセグメントの領域と、表示されるべき矩形の
領域に重なりがある場合（肯定判定）は、次に、そのセ
グメント内に要素があるか否かを判断する（ステップ７
１７）。

そのセグメント内に要素がない場合（否定判定）は、ス
テップ７１５に戻り、そのＰＳＱ内に他のセグメントが
あるか否かを判断する。

一方、そのセグメント内に要素がある場合（肯定判定）
は、倍精度実数空間座標の基で、その要素を表示しくス
テップ７１８Ｌステツプ７１５に戻る。

以上に示すような手順を繰り返して、指定したズーミン
グ領域に含まれる図形データが、グラフィックデイスプ
レィ２１３上に表示される。

■、　　　　の　とめ このように、倍精度実数空間上の予め指定した領域に、
領域マスク空間という倍精度実数空間よりは粗いスケー
ルの座標系を設け、ＰＳＱおよびセグメントを管理する
。

ズーミングやパニングを行なう際の表示を行なう領域を
示す矩形に、図形データベースに管理されている図形デ
ータが含まれているかどうかという判定は、次のように
行なう。

つまり、領域マスク空間の座標上で、表示を行なう領域
を示す矩形に、ＰＳＱが含まれているかを順りに調べて
いく。表示を行なう領域を示す矩、形にふくまれている
ＰＳＱがあれば、更に、その中のセグメントごとに調べ
ていく。表示を行なう領域に含まれているセグメントが
あれば、更に、その中の要素ごとに調べていく。

このようにして、最終的に表示を行なう領域に含まれて
いる要素を検索し、倍精度実数空間上の座標に基づき表
示する。

従って、画面操作系の処理の際に、応答を速くすること
ができる。

■、　　　　　　　の　　・　ノ　聰 なお、上述した本発明の実施例にあっては、その動作の
説明にズーミング処理を例に挙げたが、パニング処理に
おいても同様である。

また、第１座標空間および第２座標空間として倍精度実
数空間および３２７６８　ｘ　３２７６８に分割される
領域マスク空間を採用したが、所定の関係を満たしてい
れば、それぞれ他の座標空間であってもよい。

更に、Ｊ、実施例と第１図との対応関係」において、本
発明と実施例との対応関係を説明しておいたが、本発明
はこれに限られることはなく、各種の変形態様があるこ
とは当業者であれば容易に推考できるであろう。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、第１座標空間まりも
座標スケールが粗い第２座標空間上において、階層構造
を成すようにまとめで管理された図形情報が、指定され
た表示の領域に含まれているか否かを階層構造に従って
検索し判断し、表示の領域に含まれていると判断された
図形情報を第１座標空間に基づく位置情報により表示す
ることにより、画面操作系の処理の際に応答を速くする
ことができるので、実用的には極めて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の表示図形情報検索方式の原理ブロック
図、 第２図は本発明の表示図形情報検索方式を採用した一実
施例の構成ブロック図、 第３図は会話型図形処理プログラムの構成図、第４図は
本発明における図形データ管理方式の説明図、 第５図は図形データが管理される座標空間の説明図、 第６図は領域情報の説明図、 第７図は本発明を採用したズーミング処理の説明図であ
る。 図において、 １１０は第１座標空間、 １１１は図形情報、 １３は管理手段、 １５は第２座標空間、 １７は判断手段、 １９は表示手段、 ２１は表示領域指定手段、 ２００は会話型図形処理システム、 ２１０は中央処理装置、 ２１１はメモリ、 ２１３はグラフィックデイスプレィ、 ２１５はディスク、 ２１７はキーボード、 ２１９はタブレット、 ３００は会話型図形処理プログラム、 ３１０は各種テーブル、 ３２０は会話処理プログラム、 ３３０は図形処理プログラム、 ３３１は表示処理プログラム、 ３３３は編集処理プログラム、 ３４０はデータ管理プログラムである。 ｆＦ７６Ｂ月のＲ４１７０１７図 弓【＄ｂうｕ［５召が９処王里プログ′ラムΦ了漏ル＼
第 図 寅−５辷ユ）りＪｆ；工゛イ１１五八゛ブ°０ヅク６り
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ベース蓄ｈｖテーフつし くａ） 巳７ンント＝？＋１ｆｉ （ｂ） 准ｒべ・絹’ｆｆ＝ｖ名広明図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）第１座標空間（１１０）上に配置される複数の図
   形情報（１１１）と、 複数の前記図形情報（１１１）を、階層構造を成すよう
   にまとめて管理する管理手段（１１３）と、 前記第１座標空間（１１０）の一部に位置し、前記第１
   座標空間（１１０）よりも座標スケールが粗く、且つ階
   層構造を成すようにまとめて管理された前記図形情報（
   １１１）の位置情報の指定が可能な第２座標空間（１１
   ５）と、 前記第１座標空間（１１０）に対する表示の領域を指定
   する表示領域指定手段（１２１）と、前記第２座標空間
   （１１５）上において、前記図形情報（１１１）が前記
   表示領域指定手段（１２１）により指定された前記表示
   の領域に含まれているか否かを前記階層構造に従い検索
   し判断する判断手段（１１７）と、 前記判断手段（１１７）により前記表示の領域に含まれ
   ていると判断された前記図形情報（１１１）を、前記第
   １座標空間（１１０）に基づく位置情報により表示を行
   なう表示手段（１１９）と、を具えるように構成したこ
   とを特徴とする表示図形情報検索方式。