JPH0235461Y2 - - Google Patents

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JPH0235461Y2
JPH0235461Y2 JP20021883U JP20021883U JPH0235461Y2 JP H0235461 Y2 JPH0235461 Y2 JP H0235461Y2 JP 20021883 U JP20021883 U JP 20021883U JP 20021883 U JP20021883 U JP 20021883U JP H0235461 Y2 JPH0235461 Y2 JP H0235461Y2
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JP
Japan
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opening
cap
skin material
support shaft
sealing structure
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JP20021883U
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JPS60114712U (ja
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、例えば、ヘツドレストレイントを製
造する際、中空袋状にした表皮材の内部に発泡樹
脂を注入しまた外部に発泡ガスを抜くよう表皮材
に設ける漏斗状の立上り口をキヤツプの被着で隠
蔽封止するところの立上り口封止構造に関するも
のである。
背景技術 例えば、ヘツドレストレイントを一体発泡成形
品で製造するには、予め所定形状の袋状に形成し
た表皮材に立上り口からフオーム材を充填した
後、その表皮材を発泡金型内に挿置して低圧下で
フオーム材を発泡成形することが行われている。
その発泡成形時には、フオーム材を注入するに用
いた立上り口を発泡成形後にガス抜き口として用
いるべく開口のまま残存させ、またフオーム材の
低圧発泡を行い得るようにするため立上り口を金
型の開口内に位置させると共に口内に栓体を嵌込
み挿置することにより型締め封止するようにされ
ている。
従来、その立上り口は略立上り基部近くでカツ
テイング除去すると共に、表皮材1の開口並びに
切断端を隠蔽する大きさのキヤツプ2を接着剤3
で表皮端末に接着固定し(第1図参照)、或いは
表皮材1を単に圧着しながらフオーム材4で埋設
固定した芯金5にネジ6を螺着する(第2図参
照)ことにより隠蔽封止するようにされている。
然し、この封止構造では、長期間の使用に伴つて
表皮材1とキヤツプ2のズレや浮上りが発生し、
また表皮材1が部分的に離脱してめくれ上つてし
まう虞れがある。
考案の開示 本考案は、立上り口を確り止着できて表皮材の
ズレや浮上り、めくれが生じないよう改良した表
皮材の立上り口封止構造を提供すること、を目的
とする。
即ち、本考案に係る封止構造においては、立上
り口を互いに側面が重なり合うよう折り畳んで開
口を閉鎖し、その重ね合せ部分に貫通孔を設けて
キヤツプから突出する支持軸を挿入することによ
り、キヤツプで立上り口部分を隠蔽すると共に支
持軸で立上りの重ね合せ部分を軸支するよう構成
されている。
実施例 以下、第3〜8図を参照して説明すれば、次の
通りである。
この実施例は例えばヘツドレストレイントを製
造するにあたり、予め中空な立体形状に形成した
表皮材10内に漏斗状の立上り口11より発泡ウ
レタン等のフオーム材を注入し、その表皮材10
を発泡金型の型枠内に挿置すると共に型枠の開口
部より突出する立上り口11の口内に栓体12を
嵌込み挿置し、しかる後低圧下でフオーム材を発
泡することによりクツシヨン体13を一体に発泡
成形することが行われている(第3,4図参照)。
この発泡成形時にはステーやステー14と一体に
或いは単独の芯金15を表皮材10の内部で立上
り口11の近傍にクツシヨン体13と一体装着す
るようにできる。また、立上り口11の基部辺に
は凹状の窪み11aを設けて、後述するキヤツプ
の突出フランジ部を嵌込み配置し得るようにする
とよい。
立上り口11は側面を折り畳んだ際に重ね合さ
る部分11bを残して余剰部分11cを切断除去
し、この残した部分11bを互いに重ね合せるよ
う折り畳んで立上り口11の開口を閉鎖する(第
5図参照)。その折り重ねた部分11bには一個
以上の貫通孔16,16…が設けられており、こ
の貫通孔16,16…にはキヤツプ17の支持軸
18,18a,18b…が挿入されるようになつ
ている。
キヤツプ17は立上り口11の開口と略同形状
で若干大きな面積を持つプレートで形成され、そ
の背面側には突出フランジ部17aが設けられて
いる。また、その背面には一本或いは複数本の支
持軸18,18a,18b…が突出成形されてい
る。この支持軸は単に丸棒状のものに形成でき、
或いはアンカークリツプ状に形成してもよい。ま
た、複数本突出成形する場合には例えば左右に位
置するものをアンカークリツプ状にし、その他を
立上り口11の重ね合せ部分11bに挿入する丸
棒状のもので形成することができる。なお、丸棒
状の支持軸18aには軸先端寄り側面にもどり止
め用の突起18cを設けるとよい。
このキヤツプ17を取付けるには、支持軸1
8,18a,18b…を重ね合せ部分11bの貫
通孔16,16…に挿入すると共に、アンカーク
リツプ状の支持軸18,18a,18b…を重ね
合せ部分11bの貫通孔16,16…に挿入する
と共に、アンカークリツプ状の支持軸18,18
a…をクツシヨン体13で埋設した芯金15に嵌
着することにより行うことができる。そのキヤツ
プ17を取付けると、立上り口を閉鎖した重ね合
せ部分11bがキヤツプ本体で隠蔽され、また重
ね合せ部分11bを支持軸18,18a,18b
…で軸支すると共にキヤツプ17と突出フランジ
部17aを立上り口11の基部に設けた凹状窪み
11a内に嵌込み位置できるようになる。なお、
上述したアンカークリツプ状の支持軸18,18
a…に代え、キヤツプ17の平面より挿入するボ
ルトを用いて芯金15に螺着することにより、重
ね合せ部分11bを軸支すると共にキヤツプ17
を止着する支持軸とすることができる。またキヤ
ツプ17を支持軸で止着することなく、単に接着
剤を用いて接着固定するようにしてもよい。
このように構成する立上り口の封止構造ではキ
ヤツプ17に設けた支持軸18,18a,18b
…で立上り口11に重ね合せ部分11bを軸支す
るため、クツシヨン体13の変形で表皮材10に
テンシヨンが加わつても立上り口11の開口が拡
開する方向に移動することがない。また、重ね合
せ部分11bはキヤツプ17で隠蔽し、その突出
フランジ部17aが表皮材10の凹状窪み11a
と噛合するため、美麗に端末仕上げできると共
に、表皮材10に加わるテンシヨンが貫通孔16
の軸支部分に集中するのを防止できるものであ
る。
なお、上述した実施例ではヘツドレストレイン
トを製造する場合に基づいて説明したが、その他
各種の一体発泡成形品を製造するときに広く適用
することができる。
考案の効果 以上の如く、本考案に係る表皮材の立上り口封
止構造に依れば、立上り口を折り畳んでキヤツプ
の支持軸で軸支するから、長期間の使用によつて
も表皮材がズレ、離脱、浮上することがなく、使
用耐久性を向上すると共に商品性を著しく高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1及び2図は従来例に係る立上り口の封止構
造を示す説明図、第3,4図は表皮材の立上り口
を示す説明図、第5図は本考案に係る封止構造で
立上り口を折り畳んだ状態の斜視図、第6図は本
考案に係る封止構造を示す断面図、第7図は別の
実施例に係る封止構造を示す断面図、第8図は同
封止構造を適用したヘツドレストレイントの斜視
図である。 10…表皮材、11…立上り口、11b…重ね
合せ部分、15…芯金、16…貫通孔、17…キ
ヤツプ、18,18a,18b…支持軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空袋状をした表皮材の内部にフオーム材を
    注入しまた外部に発泡ガスを抜くよう表皮材に
    設ける漏斗状の立上り口をキヤツプの被着で隠
    蔽封止するにあたり、該立上り口を側面が互い
    に重なり合うよう折り畳んで開口を閉鎖し、そ
    の重ね合せ部分に貫通孔を設けてキヤツプから
    突出した支持軸を挿入することにより、支持軸
    で立上り口の重ね合せ部分を軸支すると共にキ
    ヤツプで隠蔽したことを特徴とする表皮材の立
    上り口封止構造。 (2) 上記支持軸を表皮材の内部に発泡樹脂で埋設
    固定した芯金と止着したところの実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の封止構造。
JP20021883U 1983-12-30 1983-12-30 表皮材の立上り口封止構造 Granted JPS60114712U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20021883U JPS60114712U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 表皮材の立上り口封止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20021883U JPS60114712U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 表皮材の立上り口封止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60114712U JPS60114712U (ja) 1985-08-03
JPH0235461Y2 true JPH0235461Y2 (ja) 1990-09-26

Family

ID=30760860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20021883U Granted JPS60114712U (ja) 1983-12-30 1983-12-30 表皮材の立上り口封止構造

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH052159Y2 (ja) * 1988-03-30 1993-01-20
JP4653432B2 (ja) * 2004-07-06 2011-03-16 テイ・エス テック株式会社 ヘッドレストおよび車両用シート並びにヘッドレストの製造方法
JP4503373B2 (ja) * 2004-07-06 2010-07-14 テイ・エス テック株式会社 ヘッドレストおよび車両用シート並びにヘッドレストの製造方法
JP7205854B2 (ja) * 2018-06-01 2023-01-17 積水ホームテクノ株式会社 発泡成形体

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JPS60114712U (ja) 1985-08-03

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