JPH023529A - タンク - Google Patents
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- JPH023529A JPH023529A JP63143560A JP14356088A JPH023529A JP H023529 A JPH023529 A JP H023529A JP 63143560 A JP63143560 A JP 63143560A JP 14356088 A JP14356088 A JP 14356088A JP H023529 A JPH023529 A JP H023529A
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の
枠材を備えて構成されるシャーシフレーム等のフレーム
構造を有する自動車や建設機械、農業用機械等の産業機
械に採用して好適なタンクに関する。
枠材を備えて構成されるシャーシフレーム等のフレーム
構造を有する自動車や建設機械、農業用機械等の産業機
械に採用して好適なタンクに関する。
[従来の技術]
一般に自動車や産業機械などに設!されるタンク、殊に
ガソリンや軽油等の液体燃料を貯蔵するタンクaは、設
置箇所とタンク容積等とを勘案し、て若干その形状修正
が施されるにせよ、ハンドリングや取付性等の取扱いの
利便を考慮して第57図及び第58図に示すように、凡
そ直方体状に形成されている。まなこのタンクaは、防
錆処理等を施した鋼板材をプレス成形し、てタンク部品
となるプレス成形品すを形成し、これらプレス成形品す
を溶接接合する等して形成されるようになっている。そ
して更にこのようなタンクaの機能を確保するために、
第59図に示すようにタンクaには、燃料注入口部k、
キャップC1燃料流入パイプd、燃料残量検知装置e、
エバポレータシステム、ブリーザパイプg、燃料流出パ
イプh、リターン燃料流入パイプ1、ストレーナJ、転
倒時の燃料流出を防止するロールオーバーバルブr、バ
ッフルプレートf等が設備されている。尚、これら設備
のうちいくつかは燃料の種類や車両、機械の型式等によ
り省略されているものもあり、例えば軽油を燃料とする
ディーゼル機関を備えたトラックやntIlll等の燃
料タンクaでは、エバボレータシステム、ブリーザパイ
プ、ロールオーバーバルブは設置されずに、内部清浄用
のドレーン1が設備されている。
ガソリンや軽油等の液体燃料を貯蔵するタンクaは、設
置箇所とタンク容積等とを勘案し、て若干その形状修正
が施されるにせよ、ハンドリングや取付性等の取扱いの
利便を考慮して第57図及び第58図に示すように、凡
そ直方体状に形成されている。まなこのタンクaは、防
錆処理等を施した鋼板材をプレス成形し、てタンク部品
となるプレス成形品すを形成し、これらプレス成形品す
を溶接接合する等して形成されるようになっている。そ
して更にこのようなタンクaの機能を確保するために、
第59図に示すようにタンクaには、燃料注入口部k、
キャップC1燃料流入パイプd、燃料残量検知装置e、
エバポレータシステム、ブリーザパイプg、燃料流出パ
イプh、リターン燃料流入パイプ1、ストレーナJ、転
倒時の燃料流出を防止するロールオーバーバルブr、バ
ッフルプレートf等が設備されている。尚、これら設備
のうちいくつかは燃料の種類や車両、機械の型式等によ
り省略されているものもあり、例えば軽油を燃料とする
ディーゼル機関を備えたトラックやntIlll等の燃
料タンクaでは、エバボレータシステム、ブリーザパイ
プ、ロールオーバーバルブは設置されずに、内部清浄用
のドレーン1が設備されている。
他方、このようなタンクaの配lとしては第60図及び
第61図に示すように、取付性の確保や給油作業のため
の燃料注入部kをなるべく車体や機械の外側に設備でき
るように、シャーシフレーム等の枠材mの外側に張り出
すように設置されている。そしてその取付構造としては
例えば図示するように、枠材mの外側に張り出されタン
クaを抱え込むL字ブラケットnと、タンクaの周側を
囲繞して押え込むスチールバンドpとで枠材mにタンク
aを取付けるようになっている。尚、qはタンクaとブ
ラケットn及びバンドpとの間に設けられたクツション
ラバである。尚、実際には、第60図に示し、た構造は
枠材mの長手方向の異なる2ケ所に設けられている。
第61図に示すように、取付性の確保や給油作業のため
の燃料注入部kをなるべく車体や機械の外側に設備でき
るように、シャーシフレーム等の枠材mの外側に張り出
すように設置されている。そしてその取付構造としては
例えば図示するように、枠材mの外側に張り出されタン
クaを抱え込むL字ブラケットnと、タンクaの周側を
囲繞して押え込むスチールバンドpとで枠材mにタンク
aを取付けるようになっている。尚、qはタンクaとブ
ラケットn及びバンドpとの間に設けられたクツション
ラバである。尚、実際には、第60図に示し、た構造は
枠材mの長手方向の異なる2ケ所に設けられている。
[発明が解決し、ようとする課題]
ところで、従来のタンクaは鋼板製であるため、次のよ
うな問題があった。
うな問題があった。
■ 鋼板製タンクaは重量が重いため、取付作業性が良
くなかった9また鋼板製タンクaが収り付けられる枠材
m等に関し、重い重量を支えるために枠材m自体の強度
を増加させたり、その他ブラケットn等の取付具の剛性
等を確保する必要があり、取付#lI造上の安全面から
車体や機械全体の重量増加を招くこととなっていた。更
に、鋼板製タンクaの採用による重量増加の影響は、燃
費や動力性能の低下にまで及んでいた。
くなかった9また鋼板製タンクaが収り付けられる枠材
m等に関し、重い重量を支えるために枠材m自体の強度
を増加させたり、その他ブラケットn等の取付具の剛性
等を確保する必要があり、取付#lI造上の安全面から
車体や機械全体の重量増加を招くこととなっていた。更
に、鋼板製タンクaの採用による重量増加の影響は、燃
費や動力性能の低下にまで及んでいた。
■ 鋼板製タンクaには防錆を目的として表面処理鋼板
材が採用され、外面には塗装が施されている。ところで
内面に関しては、タンクa内への水の侵入で腐食し易く
、また燃料の種類(アルコール等)によっては内面に対
しても燃料用表面処理を施さなければならなかった。他
方外面に関しても、車両等の場合には車輪からの飛び石
で塗膜や表面処理が傷付いたり、プレス成形品す相互の
溶接部分の表面処理や塗膜が他の部分に比べて劣るもの
であったり、更には表面処理鋼板材の特長として塗膜の
密着性が不十分である等のことからして、充分な防錆性
能を確保できないという問題があった。ここに、このよ
うな問題を回避して充分な品質を確保するためには、材
ll費を含む製造コストや製造設備への投資、管理・検
査費が嵩むこととなってしまう。
材が採用され、外面には塗装が施されている。ところで
内面に関しては、タンクa内への水の侵入で腐食し易く
、また燃料の種類(アルコール等)によっては内面に対
しても燃料用表面処理を施さなければならなかった。他
方外面に関しても、車両等の場合には車輪からの飛び石
で塗膜や表面処理が傷付いたり、プレス成形品す相互の
溶接部分の表面処理や塗膜が他の部分に比べて劣るもの
であったり、更には表面処理鋼板材の特長として塗膜の
密着性が不十分である等のことからして、充分な防錆性
能を確保できないという問題があった。ここに、このよ
うな問題を回避して充分な品質を確保するためには、材
ll費を含む製造コストや製造設備への投資、管理・検
査費が嵩むこととなってしまう。
そこで、重量軽減並びに腐食の問題に対処し5高品質で
低コストな製品を提供すべく、鋼板製に代えてプラスチ
ック製のタンクを採用することが考えられる。
低コストな製品を提供すべく、鋼板製に代えてプラスチ
ック製のタンクを採用することが考えられる。
しかしながら、プラスチック製のタンクを採用しても従
来の取付構造における次の■、■という問題を抜本的に
解決できないと共に、特にプラスチック製にすることに
よって■、■の問題が懸念される。
来の取付構造における次の■、■という問題を抜本的に
解決できないと共に、特にプラスチック製にすることに
よって■、■の問題が懸念される。
■ 従来にあっては、枠材mの内側にタンクaを設置す
ると取付性や給油作業性が悪くなるなめにタンクaを枠
材mの外側に設置している5例えば車両にあっては、シ
ャーシフレームを構成する枠材mは車幅方向中央に配設
されている。
ると取付性や給油作業性が悪くなるなめにタンクaを枠
材mの外側に設置している5例えば車両にあっては、シ
ャーシフレームを構成する枠材mは車幅方向中央に配設
されている。
このような場合、枠材mの外側にタンクaを設けるには
、車幅方向左右の重量バランスをとる必要性が生じ、そ
の他に設備すべき部品や装πの取付位置が限定されるこ
ととなってしまう。
、車幅方向左右の重量バランスをとる必要性が生じ、そ
の他に設備すべき部品や装πの取付位置が限定されるこ
ととなってしまう。
■ また枠材mの外側は取付性の面から、各種補助装置
を設けるのに有効な場所であるが、タンクaの設置によ
りタンクaが邪魔になってこれら装置を適切に設備する
ことができなかった。
を設けるのに有効な場所であるが、タンクaの設置によ
りタンクaが邪魔になってこれら装置を適切に設備する
ことができなかった。
■ 他方タンクa、殊に燃料タンクaを枠材mの外側に
設置することは車体や機械本体がら外側へ露出する部分
が多くなり、日光や雨水等に晒され易くなってその外観
や耐久性を確保することが難しく、このため塗料や付属
部品等の材質も良質なものが要求されてコストアップを
招く問題がある。
設置することは車体や機械本体がら外側へ露出する部分
が多くなり、日光や雨水等に晒され易くなってその外観
や耐久性を確保することが難しく、このため塗料や付属
部品等の材質も良質なものが要求されてコストアップを
招く問題がある。
■ またタンクaを枠材mの外側に配置することは、衝
突時直接衝突力を受けることになり、またいたずら等も
され易いので、安全性の面でも不十分であった。
突時直接衝突力を受けることになり、またいたずら等も
され易いので、安全性の面でも不十分であった。
尚、関連する技術として、フレーム間に燃料りンクを設
置した「自動車の燃料タンク保護構造」(実開昭60−
137623号公報)が提案されているが、これは単に
フレーム間にタンクを設けたのみであり、フレーム間に
設置する場合の必要タンク容量の確保や取付性の面で種
々の改善を必要とすると考えられる。
置した「自動車の燃料タンク保護構造」(実開昭60−
137623号公報)が提案されているが、これは単に
フレーム間にタンクを設けたのみであり、フレーム間に
設置する場合の必要タンク容量の確保や取付性の面で種
々の改善を必要とすると考えられる。
[課題を解決するための手段]
本発明は、間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の
枠材間に挿入すべく横断面の対角線が張出片間隔よりも
短い寸法を有すると共に、枠材間で回転されて枠材間に
掛け渡すべく縦断面11が張出片間隔よりも長い寸法を
有して形成されて構成される。
枠材間に挿入すべく横断面の対角線が張出片間隔よりも
短い寸法を有すると共に、枠材間で回転されて枠材間に
掛け渡すべく縦断面11が張出片間隔よりも長い寸法を
有して形成されて構成される。
[作 用]
次に本発明の作用について述べると、間隔を隔てた一対
の枠材夫々の張出片間隔よりも短い横断面対角線寸法と
張出片間隔よりも長い縦断面巾寸法とでタンクを形成す
ることにより、枠材間へのタンクの挿入と、枠材間へ掛
け渡す形態でのタンクの取付とを確保するようになって
いる。
の枠材夫々の張出片間隔よりも短い横断面対角線寸法と
張出片間隔よりも長い縦断面巾寸法とでタンクを形成す
ることにより、枠材間へのタンクの挿入と、枠材間へ掛
け渡す形態でのタンクの取付とを確保するようになって
いる。
[実施例]
以下に本発明の好適実施例を添付図面に従って詳述する
。
。
実施例の説明にあたっては、間隔を隔てた夫々上下張出
片を有する一対の枠材として、第10図〜第13図に示
すように、中・大型トラック等のシャーシフレーム1を
構成する一対のチャネル状のサイドメンバ2を例示する
。シャーシフレーム1は、第10図(I)及び(n)に
夫々示す平面図及び側面図で理解されるように、車幅方
向に間隔を隔てて並設され車両の長手方向に沿って延長
された一対のサイドメンバ2と1、これらサイドメンバ
2を連結するために車両の長手方向に間隔を隔てて複数
配設されたクロスメンバ3とから構成される。
片を有する一対の枠材として、第10図〜第13図に示
すように、中・大型トラック等のシャーシフレーム1を
構成する一対のチャネル状のサイドメンバ2を例示する
。シャーシフレーム1は、第10図(I)及び(n)に
夫々示す平面図及び側面図で理解されるように、車幅方
向に間隔を隔てて並設され車両の長手方向に沿って延長
された一対のサイドメンバ2と1、これらサイドメンバ
2を連結するために車両の長手方向に間隔を隔てて複数
配設されたクロスメンバ3とから構成される。
殊に一対のサイドメンバ2は第11図〜第13図に示す
ように、上下張出片たる上下ウェッブ4゜5を有する断
面コ字状のチャネル材で成り、これら上下ウェッブ4.
5で区画されたチャネル部6が互いに向かい合うように
並設される。またクロスメンバ3は、その両端がチャネ
ル部6内に上下ウェッブ4.5に挾み込まれて接合され
、サイドメンバ2間に掛け渡されてサイドメンバ2相互
を結合するようになっている9 尚、第10図中7,8は夫々フロントサスペンション並
びにリヤサスペンションの取付位置である。
ように、上下張出片たる上下ウェッブ4゜5を有する断
面コ字状のチャネル材で成り、これら上下ウェッブ4.
5で区画されたチャネル部6が互いに向かい合うように
並設される。またクロスメンバ3は、その両端がチャネ
ル部6内に上下ウェッブ4.5に挾み込まれて接合され
、サイドメンバ2間に掛け渡されてサイドメンバ2相互
を結合するようになっている9 尚、第10図中7,8は夫々フロントサスペンション並
びにリヤサスペンションの取付位置である。
このように構成された一対のサイドメンバ2相互間には
、第3図〜第5図に示すように車両の長手方向の適宜位
置にタンク、本実施例の対象とし、ては燃料タンク9が
設けられる。
、第3図〜第5図に示すように車両の長手方向の適宜位
置にタンク、本実施例の対象とし、ては燃料タンク9が
設けられる。
第1図〜第9図には本タンク9の形状並びに取付状況が
示されており、第1図は平面図、第2図は底面図、第6
図は正面図、第7図は側面図、第8図及び第9図は夫々
第1図におけるM−M線及びH−H線矢視断面図であり
、また第3図〜第5図には取付作業状態が示されている
。このタンク9はサイドメンバ2間に斜めに挿入された
後に、サイドメンバ2間で水平に回転されて設置される
ようになっており、夫々の要求を満す形状・寸法を有し
ている。即ち、一対のサイドメンバ2間に上方から斜め
に傾けた状態で挿入し、得るように、横断面の対角線が
ウェッブ間隔よりも短い寸法で形成されると共に、サイ
ドメンバ2間に挿入した後回転させる際に車幅方向に沿
う縦断面巾がウェッブ間隔よりも長い寸法で形成される
。
示されており、第1図は平面図、第2図は底面図、第6
図は正面図、第7図は側面図、第8図及び第9図は夫々
第1図におけるM−M線及びH−H線矢視断面図であり
、また第3図〜第5図には取付作業状態が示されている
。このタンク9はサイドメンバ2間に斜めに挿入された
後に、サイドメンバ2間で水平に回転されて設置される
ようになっており、夫々の要求を満す形状・寸法を有し
ている。即ち、一対のサイドメンバ2間に上方から斜め
に傾けた状態で挿入し、得るように、横断面の対角線が
ウェッブ間隔よりも短い寸法で形成されると共に、サイ
ドメンバ2間に挿入した後回転させる際に車幅方向に沿
う縦断面巾がウェッブ間隔よりも長い寸法で形成される
。
更に詳述すると、傾けて挿入装着する点に間しては、サ
イドメンバ2間の断面構造において、■ 、これらサイ
ドメンバ2間でタンク9を傾けて配置させ得、且つサイ
ドメンバ2間に掛け渡すべくウェッブ間隔A1よりも長
い寸法として与えられる。一方のサイドメンバ2の下ウ
ェッブ5の基端部5aと他方のサイドメンバ2の上ウェ
ッブ4の端縁部4aとを結ぶ対角線寸法に1並びに、■
これらサイドメンバ2間に挿入し、てタンク9を傾け
た状態に配置させ得る上ウェッブ4a間隔の寸法A1が
あり、タンク9は゛、これら寸法に1A1よりも若干短
い寸法W+ 、V+で形成される。
イドメンバ2間の断面構造において、■ 、これらサイ
ドメンバ2間でタンク9を傾けて配置させ得、且つサイ
ドメンバ2間に掛け渡すべくウェッブ間隔A1よりも長
い寸法として与えられる。一方のサイドメンバ2の下ウ
ェッブ5の基端部5aと他方のサイドメンバ2の上ウェ
ッブ4の端縁部4aとを結ぶ対角線寸法に1並びに、■
これらサイドメンバ2間に挿入し、てタンク9を傾け
た状態に配置させ得る上ウェッブ4a間隔の寸法A1が
あり、タンク9は゛、これら寸法に1A1よりも若干短
い寸法W+ 、V+で形成される。
二の寸法W+、V+は、傾斜挿入状態においてタンク9
の最大拡張部分、図示例ではタンク9底面の外形寸法並
びに傾斜状態において上ウェッブ4間に位πする部分、
図示例では一方のサイドメンバ2の上ウェッブ4の端縁
部4aを経過するタンク−側部下部9aと、他方のサイ
ドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4aに位置するタン
ク他側部上部9bとの間の外形寸法(対角線寸法)V+
とし、て与えられる。
の最大拡張部分、図示例ではタンク9底面の外形寸法並
びに傾斜状態において上ウェッブ4間に位πする部分、
図示例では一方のサイドメンバ2の上ウェッブ4の端縁
部4aを経過するタンク−側部下部9aと、他方のサイ
ドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4aに位置するタン
ク他側部上部9bとの間の外形寸法(対角線寸法)V+
とし、て与えられる。
尚、その他の付随的な寸法(角度)として、■ 一方の
サイドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4aを経過する
タンクサイド9cが、上ウェッブ4に干渉しない角度θ
1を有すること、■ 傾斜状態において下ウェッブ5上
のタンクサイド9dがチャネル部内面6aに干渉しない
角度θ2を有すること等がある。
サイドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4aを経過する
タンクサイド9cが、上ウェッブ4に干渉しない角度θ
1を有すること、■ 傾斜状態において下ウェッブ5上
のタンクサイド9dがチャネル部内面6aに干渉しない
角度θ2を有すること等がある。
二のように構成されるタンク9をサイドメンバ2間に設
置ず゛るに際しては、チャネル部内面6aに干渉し、な
い角度θ2を有するタンクサイド9dを上下ウェッブ4
,5間に挿入し、その後反対側のタンクサイド9cをサ
イドメンバ2間へ倒すように挿入することになる。
置ず゛るに際しては、チャネル部内面6aに干渉し、な
い角度θ2を有するタンクサイド9dを上下ウェッブ4
,5間に挿入し、その後反対側のタンクサイド9cをサ
イドメンバ2間へ倒すように挿入することになる。
このようにすればタンク9は、その最大拡張部分く図で
は、タンク9底面)が下ウェッブ5間に掛けられて、サ
イドメンバ2間に掛け渡されることとなる。
は、タンク9底面)が下ウェッブ5間に掛けられて、サ
イドメンバ2間に掛け渡されることとなる。
次に回転して設置するに関しては、回転により車幅方向
に一致される縦断面巾が、サイドメンバ2間に掛け渡し
て支持させるべく下ウェッブ5の間隔A1よりも長い寸
法Y1を有し、更に下ウェッブ5に掛けられる両端部分
10が上下ウェッブ4.5間の高さDlよりも低い外形
寸法で形成される。
に一致される縦断面巾が、サイドメンバ2間に掛け渡し
て支持させるべく下ウェッブ5の間隔A1よりも長い寸
法Y1を有し、更に下ウェッブ5に掛けられる両端部分
10が上下ウェッブ4.5間の高さDlよりも低い外形
寸法で形成される。
更にその他の外形寸法の制限とし、ては、縦断面巾寸法
Y1がクロスメンバ3間寸法B1以内である必要がある
。更に具体的に説明するとタンク9は、横断面で画定さ
れる側面部分9eと、縦断面で画定される側面部分9f
とを有すると共に、これら部分9e、9fを結ぶ4つの
角部の中、相対向する(点対称)位置の一対の角部が、
タンク9をサイドメンバ2間で回転させ得るように、略
長い外形寸法Y1の1/2の半径1/2Y +で描かれ
る円弧により弧状部9gとして形成される。また他の一
対の角部9hは、サイドメンバ2間におけるタンク9の
回転を規制するために、チャネル部内面間距離C,(長
い外形寸法Y+ )よりも長い寸法Q1で形成される。
Y1がクロスメンバ3間寸法B1以内である必要がある
。更に具体的に説明するとタンク9は、横断面で画定さ
れる側面部分9eと、縦断面で画定される側面部分9f
とを有すると共に、これら部分9e、9fを結ぶ4つの
角部の中、相対向する(点対称)位置の一対の角部が、
タンク9をサイドメンバ2間で回転させ得るように、略
長い外形寸法Y1の1/2の半径1/2Y +で描かれ
る円弧により弧状部9gとして形成される。また他の一
対の角部9hは、サイドメンバ2間におけるタンク9の
回転を規制するために、チャネル部内面間距離C,(長
い外形寸法Y+ )よりも長い寸法Q1で形成される。
このように構成されるタンク9を回転させてサイドメン
バ2間にmWするに際し、ては、弧状部9gが先行して
チャネル部6内に進入するようにタンク9を回転させる
。このように回転させると最終的に、チャネル部内面間
距離C1よりも長い寸法Q1を有する角部9hがチャネ
ル部6内で回転変位しようとする時点で回転が規制され
ることとなる。この際にはタンク9の横断面方向がサイ
ドメンバ2の長手方向に揃い、縦断面方向がサイドメン
バ2の間隔方向(車中方向)に揃うこととなり、タンク
9は、その両端10が下ウェッブ5上に掛けられて、サ
イドメンバ2間に掛け渡されることとなる。ここに、下
ウェッブ5に掛けられる両端1oは、上下ウェッブ4.
5間高さDlよりも低い寸法で形成されており、チャネ
ル部6内に収容される。タンク9の具体的数値例を挙げ
ると、サイドメンバ2等の寸法が下記のように与えられ
た場合、 A + = 6501111 C! = 7881111 D+ =225nug −例としてタンク9の寸法は次のように与え得る。
バ2間にmWするに際し、ては、弧状部9gが先行して
チャネル部6内に進入するようにタンク9を回転させる
。このように回転させると最終的に、チャネル部内面間
距離C1よりも長い寸法Q1を有する角部9hがチャネ
ル部6内で回転変位しようとする時点で回転が規制され
ることとなる。この際にはタンク9の横断面方向がサイ
ドメンバ2の長手方向に揃い、縦断面方向がサイドメン
バ2の間隔方向(車中方向)に揃うこととなり、タンク
9は、その両端10が下ウェッブ5上に掛けられて、サ
イドメンバ2間に掛け渡されることとなる。ここに、下
ウェッブ5に掛けられる両端1oは、上下ウェッブ4.
5間高さDlよりも低い寸法で形成されており、チャネ
ル部6内に収容される。タンク9の具体的数値例を挙げ
ると、サイドメンバ2等の寸法が下記のように与えられ
た場合、 A + = 6501111 C! = 7881111 D+ =225nug −例としてタンク9の寸法は次のように与え得る。
W+ =7301111
Y ! = 7801111
ところで、以上のようにしてサイドメンバ2間に設置さ
れる燃料タンク9の素材とし、では、その形状の確保(
成形性)や品質、コスト等の観点から、ポリエチレン、
ナイロン、飽和ポリエステル樹脂等燃料に対して安定な
プラスチック材料を単独で採用したり、またはこれらを
ブレンド等して採用し、ブロー成形等の一般的なプラス
チック成型法で単層若しくは複層に成形することが好ま
し。
れる燃料タンク9の素材とし、では、その形状の確保(
成形性)や品質、コスト等の観点から、ポリエチレン、
ナイロン、飽和ポリエステル樹脂等燃料に対して安定な
プラスチック材料を単独で採用したり、またはこれらを
ブレンド等して採用し、ブロー成形等の一般的なプラス
チック成型法で単層若しくは複層に成形することが好ま
し。
い。またタンク9は、一体成形が望ましいが、部品構成
としてこれらを溶着、接着等で形成するようにしても良
い。
としてこれらを溶着、接着等で形成するようにしても良
い。
次にタンク9のサイドメンバ2間における取付固定の構
造について、第14図〜第18図に従って説明する。
造について、第14図〜第18図に従って説明する。
このタンク9の取付固定に際し、ては、サイドメンバ2
のチャネル部6内における上下方向へのガタ、左右方向
へのガタ、並びに前後方向へのガタを押えると共に、回
転させて設置されるタンク9の回転の戻りを規制するこ
とが考慮される。
のチャネル部6内における上下方向へのガタ、左右方向
へのガタ、並びに前後方向へのガタを押えると共に、回
転させて設置されるタンク9の回転の戻りを規制するこ
とが考慮される。
■ 上下方向へのガタの規制は第14図〜第16図に示
すように、段差δを有するブラケット13を、タンク9
下方にその対角線方向に沿ってサイドメンバ2間に斜め
に配設することによって行われる。ブラケット13は、
サイドメンバ2の下ウェッブ5に下方から取り付けられ
る両端取付部13aに対し、て、タンク9の底面に当接
する中央部13bが段差δをもって隆起され、第17図
に示すように、この段差δを有する中央部13bでタン
ク9を上方に押し上げてタンク両端10を下ウェッブ5
より上方へ浮かせて上ウェッブ4に押し付けるようにし
、上ウェッブ4との間で挾み込んで固定してガタを規制
するようになっている。
すように、段差δを有するブラケット13を、タンク9
下方にその対角線方向に沿ってサイドメンバ2間に斜め
に配設することによって行われる。ブラケット13は、
サイドメンバ2の下ウェッブ5に下方から取り付けられ
る両端取付部13aに対し、て、タンク9の底面に当接
する中央部13bが段差δをもって隆起され、第17図
に示すように、この段差δを有する中央部13bでタン
ク9を上方に押し上げてタンク両端10を下ウェッブ5
より上方へ浮かせて上ウェッブ4に押し付けるようにし
、上ウェッブ4との間で挾み込んで固定してガタを規制
するようになっている。
尚、ブラケット13の中央部分13b並びに上ウェッブ
4の下面と、タンク9外壁との間には、相当の当接面積
を有する緩衝材14が介設される。
4の下面と、タンク9外壁との間には、相当の当接面積
を有する緩衝材14が介設される。
■ 左右方向のガタの規制は第14図及び第17図に示
すように、各サイドメンバ2のチャネル部6内面と、タ
ンク9外壁との間に介設される相当の長さを有する帯状
の緩衝材14によって行われる。
すように、各サイドメンバ2のチャネル部6内面と、タ
ンク9外壁との間に介設される相当の長さを有する帯状
の緩衝材14によって行われる。
■ 更に、前後方向のガタ並びに回転の規制は第14図
及び第18図に示すように、サイドメンバ2間にタンク
9外壁に沿って一連に掛け渡されたブラケット15と1
.二のブラケット15との間にタンク9を挾み込む反対
側でタンク9の角部9hに係合するブラケット16とで
行われる。一方のブラケット15は、タンク9外壁に密
接すべく平板状に形成され、両端折返部15aで各サイ
ドメンバ2に固定される。また他方のブラケット16は
L字状に形成され、タンク9外壁に沿う片部16aがタ
ンク9の角部9hに当接されると共に、折返片部16b
でサイドメンバ2に固定される5これらブラケット15
.16は、タンク9をサイドメンバ2の前後方向から挾
み込んで、その前後方向のガタを規制するようになって
いる。またタンク9の角部9hがチャネル部6から離脱
し、てゆくタンク9の回転の戻りは、その角部9hがこ
れらブラケット15.16に係合されてチャネル部6内
に保持されることで規制されることになる。従って、一
方のブラケット16は角部9hのみに対応させて形成さ
れ、弧状部9g側は省略される。尚、これらブラケット
15.16とタンク9外壁との間には、相当の長さを有
する緩衝材14が介設される。
及び第18図に示すように、サイドメンバ2間にタンク
9外壁に沿って一連に掛け渡されたブラケット15と1
.二のブラケット15との間にタンク9を挾み込む反対
側でタンク9の角部9hに係合するブラケット16とで
行われる。一方のブラケット15は、タンク9外壁に密
接すべく平板状に形成され、両端折返部15aで各サイ
ドメンバ2に固定される。また他方のブラケット16は
L字状に形成され、タンク9外壁に沿う片部16aがタ
ンク9の角部9hに当接されると共に、折返片部16b
でサイドメンバ2に固定される5これらブラケット15
.16は、タンク9をサイドメンバ2の前後方向から挾
み込んで、その前後方向のガタを規制するようになって
いる。またタンク9の角部9hがチャネル部6から離脱
し、てゆくタンク9の回転の戻りは、その角部9hがこ
れらブラケット15.16に係合されてチャネル部6内
に保持されることで規制されることになる。従って、一
方のブラケット16は角部9hのみに対応させて形成さ
れ、弧状部9g側は省略される。尚、これらブラケット
15.16とタンク9外壁との間には、相当の長さを有
する緩衝材14が介設される。
次にタンク9への給油構造について、第19図〜第23
図に従って説明する。
図に従って説明する。
第19図には、基本的構成が示されている。タタンク9
は、サイドメンバ2間のシャーシフレーム1内方に設置
され、またサイドメンバ2上には根太17を介してリヤ
ボディ18が設置されることから、外部から遮断された
空間に位置されることになる。これに対し給油系19は
、外部からのタンク9への給油を可能とする必要があり
、本実施例にあってはサイドメンバ2に穿設した開口部
20を介して外方に延設される。この際、給油系19に
関しては、■外部への露出を避けてリヤボディ18で覆
うようにその下方へ配置すること、■タンク9内への給
油量を充分に確保すべく、給油口21はタンク9よりも
上方に位置されること、■製造工程上タンク9の据付は
及び給油系19の設備後に根太17やリヤボディ18を
設置するため、これらリヤボディ18と干渉し、ない位
置に設備する。二とが考慮される。
は、サイドメンバ2間のシャーシフレーム1内方に設置
され、またサイドメンバ2上には根太17を介してリヤ
ボディ18が設置されることから、外部から遮断された
空間に位置されることになる。これに対し給油系19は
、外部からのタンク9への給油を可能とする必要があり
、本実施例にあってはサイドメンバ2に穿設した開口部
20を介して外方に延設される。この際、給油系19に
関しては、■外部への露出を避けてリヤボディ18で覆
うようにその下方へ配置すること、■タンク9内への給
油量を充分に確保すべく、給油口21はタンク9よりも
上方に位置されること、■製造工程上タンク9の据付は
及び給油系19の設備後に根太17やリヤボディ18を
設置するため、これらリヤボディ18と干渉し、ない位
置に設備する。二とが考慮される。
給油系19は主に、タンク9に一体成型される流入パイ
プ部22と、開口部20を介し、てサイドメンバ2外方
へ延出されるパイプ23と、これらパイプ23と流入パ
イプ部22とを接続するホース24と、パイプ23先端
の給油口21を開閉するキャップ25とから構成される
。流入パイプ部22は第19図〜第21図に示すように
、サイドメンバ2の開口部20に臨むように形成され、
殊に流入パイプ部22近傍のタンク9形状は第22図に
示すように、サイドメンバ2と干渉することなくホース
24との接続作業を行えるように、他の部分(図中、破
線で示す)に対して一部凹み26をつけて成形される。
プ部22と、開口部20を介し、てサイドメンバ2外方
へ延出されるパイプ23と、これらパイプ23と流入パ
イプ部22とを接続するホース24と、パイプ23先端
の給油口21を開閉するキャップ25とから構成される
。流入パイプ部22は第19図〜第21図に示すように
、サイドメンバ2の開口部20に臨むように形成され、
殊に流入パイプ部22近傍のタンク9形状は第22図に
示すように、サイドメンバ2と干渉することなくホース
24との接続作業を行えるように、他の部分(図中、破
線で示す)に対して一部凹み26をつけて成形される。
ホース24は、−枚重な外層クロロプレンゴム、内層N
BRの2層構造や、ポリ塩化ビニルとNBRのブレンド
材で成る単層構造で成る。尚、本実施例のホース24は
、強固なサイドメンバ2間に配置されて破損等の心配が
ないので、乗用車等で使用されるワイヤブレードによる
補強等は不要となっている。そしてこのホース24は第
23図に示すように、その両端が一般的なホースバンド
27により流入パイプ部22及びパイプ23に緊締され
て、両者を接続するようになっている。
BRの2層構造や、ポリ塩化ビニルとNBRのブレンド
材で成る単層構造で成る。尚、本実施例のホース24は
、強固なサイドメンバ2間に配置されて破損等の心配が
ないので、乗用車等で使用されるワイヤブレードによる
補強等は不要となっている。そしてこのホース24は第
23図に示すように、その両端が一般的なホースバンド
27により流入パイプ部22及びパイプ23に緊締され
て、両者を接続するようになっている。
またパイプ23は第19図、第23図及び第24図に示
すように、開口部20を介してサイドメンバ2間から外
方へ延出され、先端部に給油口21を有している。この
パイプ23の外周側には、適宜位置に断面り字状のブラ
ケット28が固設され、これらブラケット28がサイド
メンバ2に取り付けられることにより、固定されるよう
になっている。殊にこのパイプ23は、給油ガンを差し
。
すように、開口部20を介してサイドメンバ2間から外
方へ延出され、先端部に給油口21を有している。この
パイプ23の外周側には、適宜位置に断面り字状のブラ
ケット28が固設され、これらブラケット28がサイド
メンバ2に取り付けられることにより、固定されるよう
になっている。殊にこのパイプ23は、給油ガンを差し
。
込んで給油する際、ガン先端との間に適当な空間を確保
した液量でタンク9が満タンとなるように、適当な長さ
、形状で形成される。またパイプ9の給油口21には一
般的な構造として、キャップ25のフック部29の進入
を案内する溝30、フック部29を係合しつつその回転
を案内する環状鍔部31、並びに鍔部31から突出され
鍔部31に沿って回転してくるフック部29を制止する
ストッパ部32が形成される。他方キャップ25は第2
3図及び第25図に示すように、外殻を形成するキャッ
プカバ33と、フック部29を有するホルダ34が固定
されるインナキャップ35とが互いに接合されると共に
、ホルダ34とインナキャップ35との間に、パイプ2
3の給油口21周縁を液封する環状のシールラバ36が
挾み込まれて構成される。尚、キャップ25には、燃料
供給時タンク9内が負圧となるのを防止するためのエア
ブリーザを形成してもよい。
した液量でタンク9が満タンとなるように、適当な長さ
、形状で形成される。またパイプ9の給油口21には一
般的な構造として、キャップ25のフック部29の進入
を案内する溝30、フック部29を係合しつつその回転
を案内する環状鍔部31、並びに鍔部31から突出され
鍔部31に沿って回転してくるフック部29を制止する
ストッパ部32が形成される。他方キャップ25は第2
3図及び第25図に示すように、外殻を形成するキャッ
プカバ33と、フック部29を有するホルダ34が固定
されるインナキャップ35とが互いに接合されると共に
、ホルダ34とインナキャップ35との間に、パイプ2
3の給油口21周縁を液封する環状のシールラバ36が
挾み込まれて構成される。尚、キャップ25には、燃料
供給時タンク9内が負圧となるのを防止するためのエア
ブリーザを形成してもよい。
次に燃料をタンク9から機関等へ導出するためのアウト
レット並びに過多燃料等をタンク9へ戻すリターンの構
造について、第26図〜第29図に従って説明する。本
実施例ではこれらは同一構造であるので、アウトレット
の構造を例にとって説明する。
レット並びに過多燃料等をタンク9へ戻すリターンの構
造について、第26図〜第29図に従って説明する。本
実施例ではこれらは同一構造であるので、アウトレット
の構造を例にとって説明する。
第26図に示すようにタンク9の土壁位置には、これを
貫通してタンク9内外に亘って燃料導出路を形成するコ
ネクタ37が設けられる。このコネクタ37は第27図
に示すように、ベント管38と取付フランジ39とがタ
ンク9と同材質で一体的に形成され、取付フランジ39
を熱板溶着等でタンク9に接合することにより、固定さ
れる。このコネクタ37には第28図に示すように、そ
のタンク内端部37aに、タンク9内奥深くへ挿入され
るパイプ40が係合接続されると共に、タンク外端部3
7bに、ホース41が接続される。取付けとしては、予
めコネクタ37にパイプ40を接続してこのパイプ40
をタンク9内に差し込み、次いでコネクタ37をタンク
9に接合する。その後タンク9をサイドメンバ2間に固
定し、最後に第29図に示すような一般的なバンドクリ
ップ゛42により、ホース41とコネクタ37とを接続
することになる。なお、図示しないがバイブ40最下部
には、一般にストレーナ(異物、寒地における燃料中の
水分のシャーベット吸込防止)が収り付けられる。
貫通してタンク9内外に亘って燃料導出路を形成するコ
ネクタ37が設けられる。このコネクタ37は第27図
に示すように、ベント管38と取付フランジ39とがタ
ンク9と同材質で一体的に形成され、取付フランジ39
を熱板溶着等でタンク9に接合することにより、固定さ
れる。このコネクタ37には第28図に示すように、そ
のタンク内端部37aに、タンク9内奥深くへ挿入され
るパイプ40が係合接続されると共に、タンク外端部3
7bに、ホース41が接続される。取付けとしては、予
めコネクタ37にパイプ40を接続してこのパイプ40
をタンク9内に差し込み、次いでコネクタ37をタンク
9に接合する。その後タンク9をサイドメンバ2間に固
定し、最後に第29図に示すような一般的なバンドクリ
ップ゛42により、ホース41とコネクタ37とを接続
することになる。なお、図示しないがバイブ40最下部
には、一般にストレーナ(異物、寒地における燃料中の
水分のシャーベット吸込防止)が収り付けられる。
次に液量計等の取付構造について、第30図〜第32図
に従って説明する。
に従って説明する。
図示するようにタンク9には、取付箇所を穿孔して開孔
43が形成され、この開孔43の周辺部44には、周方
向に沿って適宜間隔でボルト45が植立された取付用の
リング状の禎強板46がタンク9成形時にインサート成
形することなどにより嵌装される。また、この捕強板4
6内方のfJM孔43周縁には、シールリング47が嵌
着される。
43が形成され、この開孔43の周辺部44には、周方
向に沿って適宜間隔でボルト45が植立された取付用の
リング状の禎強板46がタンク9成形時にインサート成
形することなどにより嵌装される。また、この捕強板4
6内方のfJM孔43周縁には、シールリング47が嵌
着される。
液量計等を取り付ける際には、シールを施り、 fs液
1計等のユニットを、開孔43を介してタンク9内に差
し込み、補強板46に対し、て固定すれば良い、尚、本
構造はドレーン部に対しても適用できる。また上記アウ
トレット並びにリターンの構造を液量計等と一体化する
ことにより、諸部品の取付作業の簡便化を図ることもで
きる。
1計等のユニットを、開孔43を介してタンク9内に差
し込み、補強板46に対し、て固定すれば良い、尚、本
構造はドレーン部に対しても適用できる。また上記アウ
トレット並びにリターンの構造を液量計等と一体化する
ことにより、諸部品の取付作業の簡便化を図ることもで
きる。
以上説明したように給油構造等の構成が裏付けられた上
で、例えば車幅方向中央に配設されるサイドメンバ2間
にタンク9を配設するようにし、なので、車幅方向左右
の重量バランスを容易且つ的確に確保することができ、
従ってその他に設備すべき部品や装置の取付けを合理的
且つ効率良く行う、二とができる。
で、例えば車幅方向中央に配設されるサイドメンバ2間
にタンク9を配設するようにし、なので、車幅方向左右
の重量バランスを容易且つ的確に確保することができ、
従ってその他に設備すべき部品や装置の取付けを合理的
且つ効率良く行う、二とができる。
また、各種装置の取付作業等の利便性から有効なサイド
メンバ2の外側を充分に取付スペースとして確保できる
。
メンバ2の外側を充分に取付スペースとして確保できる
。
また、サイドメンバ2間は日光や雨水等から遮蔽された
空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外観
や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽減
できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射によ
る温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保でき
る。
空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外観
や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽減
できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射によ
る温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保でき
る。
更に、タンク9が剛性の高いサイドメンバ2間に保護さ
れることとなり、衝突時等にあっても損傷を受は難く安
全性を向上できる。
れることとなり、衝突時等にあっても損傷を受は難く安
全性を向上できる。
そしてこのようなサイドメンバ2間へのタンク9の配置
により、プラスチック製タンク9の導入の実現を達成す
ることができる。その結果、タンク9の軽量化並びにそ
の軽量化による周辺部品の軽量化を図ることができ、動
力性能を充分に発揮させることができる。
により、プラスチック製タンク9の導入の実現を達成す
ることができる。その結果、タンク9の軽量化並びにそ
の軽量化による周辺部品の軽量化を図ることができ、動
力性能を充分に発揮させることができる。
またプラスチック製タンク9は腐食の心配がないため、
耐久性向上、長期使用のために必要とされる表面処理、
塗装等の防錆処理を廃止でき、製造コスト、材料コスト
等の低減を図ることもできる。
耐久性向上、長期使用のために必要とされる表面処理、
塗装等の防錆処理を廃止でき、製造コスト、材料コスト
等の低減を図ることもできる。
本実施例にあってはタンク9の形状に関してタンク容量
を増加させるために、挿入時並びにタンク9を回転させ
てサイドメンバ2間に掛け渡し、た状態において常にサ
イドメンバ2間に位置付けられるタンク部分9mを、下
方に膨出させて形成される。このようになせば、充分な
タンク容量を確保することができる。この際、膨出部分
9mは、サイドメンバ2との干渉やプロペラシャフトと
の干渉が発生しないように、干渉部分が切除された形態
で形成される。
を増加させるために、挿入時並びにタンク9を回転させ
てサイドメンバ2間に掛け渡し、た状態において常にサ
イドメンバ2間に位置付けられるタンク部分9mを、下
方に膨出させて形成される。このようになせば、充分な
タンク容量を確保することができる。この際、膨出部分
9mは、サイドメンバ2との干渉やプロペラシャフトと
の干渉が発生しないように、干渉部分が切除された形態
で形成される。
また本実施例にあっては、傾斜挿入時の落とし込みの支
点となる部分9nが球状に形成され、その作業の円滑性
が高められている。
点となる部分9nが球状に形成され、その作業の円滑性
が高められている。
また本タンク9を、傾斜させて挿入するようにしたので
、第55図に示すように水平状態で挿入して回転させる
ように形成する場合に比べて、挿入のなめにサイドメン
バ2との間に必要とされるクリアランスZを省略して横
断面中をより広く形成することができ、タンク容量をよ
り多く確保することができる。また挿入して回転させる
際、第55図のものでは挿入時サイドメンバ2との闇に
クリアランスZを確保するものであるために両端10が
下ウェッブ5に掛かるまでの間は、タンク9を吊り下げ
支持し、たり、手で保持する必要があるが、本タンク9
は挿入作業に伴ってタンク9を下ウェッブ5に支持させ
ることができ、作業性の良いものである。
、第55図に示すように水平状態で挿入して回転させる
ように形成する場合に比べて、挿入のなめにサイドメン
バ2との間に必要とされるクリアランスZを省略して横
断面中をより広く形成することができ、タンク容量をよ
り多く確保することができる。また挿入して回転させる
際、第55図のものでは挿入時サイドメンバ2との闇に
クリアランスZを確保するものであるために両端10が
下ウェッブ5に掛かるまでの間は、タンク9を吊り下げ
支持し、たり、手で保持する必要があるが、本タンク9
は挿入作業に伴ってタンク9を下ウェッブ5に支持させ
ることができ、作業性の良いものである。
更に本タンク9は、挿入した後更に回転させて設置する
ようにし、たちのであるため、第56図に示すように単
に傾斜させて挿入して設置する場合に比較的その横断面
rjJ W +が短く制限されて下ウェッブ5間に浅く
掛けられるタイプのものと異なり、長く形成される縦断
血中Y1で下ウェッブ5に深く掛けることができ、固定
支持の確実化を確保できるようになっている。
ようにし、たちのであるため、第56図に示すように単
に傾斜させて挿入して設置する場合に比較的その横断面
rjJ W +が短く制限されて下ウェッブ5間に浅く
掛けられるタイプのものと異なり、長く形成される縦断
血中Y1で下ウェッブ5に深く掛けることができ、固定
支持の確実化を確保できるようになっている。
ところで本発明に係るタンク9は、間隔を隔てた夫々上
下張出片を有する一対の枠材間に挿入すべく横断面の対
角線が張出片間隔よりも短い寸法を有すると共に、枠材
間で回転されて枠材間に掛け渡すべく縦断面11が張出
片間隔よりも長い寸法を有して形成される限りにおいて
上記実施例や変形例以外の様々な外形形状のものを含む
、また、強度や成型性、取り付は固定性等の観点から、
凹凸が表面に形成されるものも含む。
下張出片を有する一対の枠材間に挿入すべく横断面の対
角線が張出片間隔よりも短い寸法を有すると共に、枠材
間で回転されて枠材間に掛け渡すべく縦断面11が張出
片間隔よりも長い寸法を有して形成される限りにおいて
上記実施例や変形例以外の様々な外形形状のものを含む
、また、強度や成型性、取り付は固定性等の観点から、
凹凸が表面に形成されるものも含む。
第33図〜第40図には給油構造についての変形例が示
されている。上記実施例(第19図、第23図参照)に
示した給油構造にあっては、特にサイドメンバ2間から
サイドメンバ2外方へ延出されるパイプ23が鋼板製等
で剛に形成されるため、このパイプ23を予めタンク9
の流入パイプ部22に取り付けておくと、タンク9の回
転据付けに際し、パイプ23がサイドメンバ2に干渉し
て適当な位置まで回転させることができない。そこでタ
ンク9を回転させて据え付けた後に、パイプ23を取り
付けることになるが、サイドメンバ2間であって且つ上
下ウェッブ4.5間という狭隘な場所での取付作業とな
り、問題である。
されている。上記実施例(第19図、第23図参照)に
示した給油構造にあっては、特にサイドメンバ2間から
サイドメンバ2外方へ延出されるパイプ23が鋼板製等
で剛に形成されるため、このパイプ23を予めタンク9
の流入パイプ部22に取り付けておくと、タンク9の回
転据付けに際し、パイプ23がサイドメンバ2に干渉し
て適当な位置まで回転させることができない。そこでタ
ンク9を回転させて据え付けた後に、パイプ23を取り
付けることになるが、サイドメンバ2間であって且つ上
下ウェッブ4.5間という狭隘な場所での取付作業とな
り、問題である。
ここに本変形例は、タンク9の流入パイプ部22周辺の
凹み26を利用し、この凹み26に収め得ると共にサイ
ドメンバ2外方べ延出させ得る伸縮自在若しくは屈伸自
在な蛇J!!様のパイプ58を採用したものである(第
35図参照)。
凹み26を利用し、この凹み26に収め得ると共にサイ
ドメンバ2外方べ延出させ得る伸縮自在若しくは屈伸自
在な蛇J!!様のパイプ58を採用したものである(第
35図参照)。
このように構成すれば、タンク9をサイドメンバ2間に
挿入する作業の前に予め広い場所でキャップ25を収り
付けた状態のパイプ58を流入パイプ部22に取り付け
ることができ、タンク9と一緒に取付作業を施すことが
できて作業性を改善できる。また、タンク9の凹み26
には、第33図、第34図、第39図及び第40図に示
すように、パイプ58の収縮又は屈曲状態を維持させる
ために、キャップ25等を係合保持してパイプ58を凹
み26内に維持させる係合凸部59が一体的に形成され
る。
挿入する作業の前に予め広い場所でキャップ25を収り
付けた状態のパイプ58を流入パイプ部22に取り付け
ることができ、タンク9と一緒に取付作業を施すことが
できて作業性を改善できる。また、タンク9の凹み26
には、第33図、第34図、第39図及び第40図に示
すように、パイプ58の収縮又は屈曲状態を維持させる
ために、キャップ25等を係合保持してパイプ58を凹
み26内に維持させる係合凸部59が一体的に形成され
る。
タンク9を回転させてサイドメンバ2の開口部20にパ
イプ58が近接されたならば、その後パイプ58をサイ
ドメンバ2外方へ引き出すことになる9その後第36図
〜第38図に示すように、パイプ58に設けておいた固
定金具60をサイドメンバ2に接合したり、ボルトナツ
トで締結して固定する。
イプ58が近接されたならば、その後パイプ58をサイ
ドメンバ2外方へ引き出すことになる9その後第36図
〜第38図に示すように、パイプ58に設けておいた固
定金具60をサイドメンバ2に接合したり、ボルトナツ
トで締結して固定する。
第41図〜第43図には、取付固りm造に関する変形例
が示されている0本変形例は、サイドメンバ2間に架設
される断面コ字状のクロスメンバ3を利用することによ
り、固定構造の合理化を図ったものである。サイドメン
バ2間に掛け渡したタンク9をチャネル部6に沿ってそ
のままクロスメンバ3位置まで前後方向にスライドさせ
、クロスメンバ3の内面3aと下7ランジ3b及び一対
のサイドメンバ2のチャネル部内面6aと下ウェッブ5
でタンク9の位置決めと支持とを行うようにしたもので
ある。この場合の上下方向へのガタの規制は、クロスメ
ンバ311m1並びにその反対側の角部9hで行なわれ
る。クロスメンバ31111jでは第41図及び第43
図に示すように、タンク9上面にクロスメンバ3の上フ
ランジ3cの長手方向に沿って適宜配設され、タンク9
をクロスメンバ3側に押圧することで上フランジ3cに
嵌入される爪木63と、タンク9下面とクロスメンバ3
の下フランジ3bとの間に介設されるam材14とによ
り、タンク9をクロスメンバ3の上下フランジ3b、3
c間に挾み込むことによってガタの規制が行われる。他
方、クロスメンバ3と反対側の角部9hには、下ウェッ
ブ5に対面する曲折部64aを有する断面り字状のブラ
ケット64が取り付けられ、この曲折部64aと下ウェ
ッブ5との間でタンク9を挾み込んで上下方向を固定す
るようになっている。
が示されている0本変形例は、サイドメンバ2間に架設
される断面コ字状のクロスメンバ3を利用することによ
り、固定構造の合理化を図ったものである。サイドメン
バ2間に掛け渡したタンク9をチャネル部6に沿ってそ
のままクロスメンバ3位置まで前後方向にスライドさせ
、クロスメンバ3の内面3aと下7ランジ3b及び一対
のサイドメンバ2のチャネル部内面6aと下ウェッブ5
でタンク9の位置決めと支持とを行うようにしたもので
ある。この場合の上下方向へのガタの規制は、クロスメ
ンバ311m1並びにその反対側の角部9hで行なわれ
る。クロスメンバ31111jでは第41図及び第43
図に示すように、タンク9上面にクロスメンバ3の上フ
ランジ3cの長手方向に沿って適宜配設され、タンク9
をクロスメンバ3側に押圧することで上フランジ3cに
嵌入される爪木63と、タンク9下面とクロスメンバ3
の下フランジ3bとの間に介設されるam材14とによ
り、タンク9をクロスメンバ3の上下フランジ3b、3
c間に挾み込むことによってガタの規制が行われる。他
方、クロスメンバ3と反対側の角部9hには、下ウェッ
ブ5に対面する曲折部64aを有する断面り字状のブラ
ケット64が取り付けられ、この曲折部64aと下ウェ
ッブ5との間でタンク9を挾み込んで上下方向を固定す
るようになっている。
また前後方向へのガタ並びに回転の規制は、クロスメン
バ3と、これに対向する垂直部64bを有するブラケッ
ト64によりタンク9を挾み込むことで行われる5尚、
14はタンク9外壁とクロスメンバ内面3a、サイドメ
ンバ2の上下ウェッブ4.5並びにブラケット64との
間に介設されてガタを防止するlII材である。
バ3と、これに対向する垂直部64bを有するブラケッ
ト64によりタンク9を挾み込むことで行われる5尚、
14はタンク9外壁とクロスメンバ内面3a、サイドメ
ンバ2の上下ウェッブ4.5並びにブラケット64との
間に介設されてガタを防止するlII材である。
第44図〜第54図には、タンク9を回転させて取付け
るに際し、回転中心を構造的に確保するようにしたもの
である。
るに際し、回転中心を構造的に確保するようにしたもの
である。
第44図及び第45図に示すように、タンク9を取り付
けるべき箇所のサイドメンバ2の下ウェッブ5間には、
これらに掛け渡し、て回転規制用のブラケット66が設
けられる。このブラケット66には、サイドメンバ2間
の略中央位置に対応させて上方に向は凸部67が形成さ
れる。他方第46図及び第47図に示すようにタンク9
の底部には、その回転中心位置に、ブラケット66の凸
部67に臨ませて互いに係合する凹部68が形成される
。そし、てこれら凹部68及び凸部67を係合させる。
けるべき箇所のサイドメンバ2の下ウェッブ5間には、
これらに掛け渡し、て回転規制用のブラケット66が設
けられる。このブラケット66には、サイドメンバ2間
の略中央位置に対応させて上方に向は凸部67が形成さ
れる。他方第46図及び第47図に示すようにタンク9
の底部には、その回転中心位置に、ブラケット66の凸
部67に臨ませて互いに係合する凹部68が形成される
。そし、てこれら凹部68及び凸部67を係合させる。
二とにより、タンク9をサイドメンバ2間に挿入した際
のサイドメンバ2間におけるタンク9位置が設定される
と共に、その後の回転作業における回転中心が設定され
るようになっている。
のサイドメンバ2間におけるタンク9位置が設定される
と共に、その後の回転作業における回転中心が設定され
るようになっている。
そして第48図〜第50図に示すように、タンク9をサ
イドメンバ2間に挿入してこれら凹部68と凸部67と
を係合させ、これを回転中心としてタンク9を回転させ
れば、円滑且つ的確にタンク9゛をサイドメンバ2間に
掛け渡すことができ、回転中心の位置ずれや回転作業中
のブレを防止して、作業性を改善できる。また、このよ
うに的確な回転作業を施せるので、周辺にハーネス類が
配設される場合であっても、これらに損傷を与えること
を防止できる。
イドメンバ2間に挿入してこれら凹部68と凸部67と
を係合させ、これを回転中心としてタンク9を回転させ
れば、円滑且つ的確にタンク9゛をサイドメンバ2間に
掛け渡すことができ、回転中心の位置ずれや回転作業中
のブレを防止して、作業性を改善できる。また、このよ
うに的確な回転作業を施せるので、周辺にハーネス類が
配設される場合であっても、これらに損傷を与えること
を防止できる。
二のようになされたタンク9の固定は第51図に示すよ
うに、前述したL字形状のブラケット64(第42図参
照)や、ブラケット15の孔部15cに挿入される係合
突起65をタンク9に設けた構造等を採用することによ
り達成される。
うに、前述したL字形状のブラケット64(第42図参
照)や、ブラケット15の孔部15cに挿入される係合
突起65をタンク9に設けた構造等を採用することによ
り達成される。
更に本変形例においては、上述したような軽量化等のた
めにタンク9をクロスメンバ3位置までスライドさせる
場合を考慮して、次のような構成を採用しても良い。
めにタンク9をクロスメンバ3位置までスライドさせる
場合を考慮して、次のような構成を採用しても良い。
先ずタンク9の底部に予め、第52図に示すようにタン
ク9をクロスメンバ3位置までスライドさせた際に上述
の回転規制用ブラケット66の凸部67に相当する位置
に、第2の凹部69を形成しておく(第46図〜第48
図参照)。そして、タンク9を回転させてサイドメンバ
2間に掛け渡し、た後、凹部68を凸部67から飛脱さ
せタンク9をクロスメンバ3側へスライドさせてタンク
9の一側をクロスメンバ3の下フランジ3bに掛ければ
、第52図及び第53図に示すように、同時に第2の凹
部68をブラケット66の凸部67に係合させることが
でき、これによりタンク9を適切に固定することができ
る。この場合のズレ規制の構造としては、前述した爪体
63(第43図参照)や、L字形状のブラケット64(
第42図参照)を利用することができる。また殊に第5
3図及び第54図に示すように、回転規制用のブラケッ
ト66に1.これとクロスメンバ3との間にタンク9を
挾み込むようにL字形状のブラケット70を設けて、こ
れらによりズレを規制するようにしても良い。この場合
、L字状ブラケット64は省略できる。尚、14はM衝
材である。
ク9をクロスメンバ3位置までスライドさせた際に上述
の回転規制用ブラケット66の凸部67に相当する位置
に、第2の凹部69を形成しておく(第46図〜第48
図参照)。そして、タンク9を回転させてサイドメンバ
2間に掛け渡し、た後、凹部68を凸部67から飛脱さ
せタンク9をクロスメンバ3側へスライドさせてタンク
9の一側をクロスメンバ3の下フランジ3bに掛ければ
、第52図及び第53図に示すように、同時に第2の凹
部68をブラケット66の凸部67に係合させることが
でき、これによりタンク9を適切に固定することができ
る。この場合のズレ規制の構造としては、前述した爪体
63(第43図参照)や、L字形状のブラケット64(
第42図参照)を利用することができる。また殊に第5
3図及び第54図に示すように、回転規制用のブラケッ
ト66に1.これとクロスメンバ3との間にタンク9を
挾み込むようにL字形状のブラケット70を設けて、こ
れらによりズレを規制するようにしても良い。この場合
、L字状ブラケット64は省略できる。尚、14はM衝
材である。
[発明の効果]
以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
揮する。
例えば車幅方向中央に配設される枠材間にタンクを配設
するようにしたので、車幅方向左右等の重量バランスを
容易且つ的確に確保することができ、従ってその他に設
備すべき部品や装置の取付けを合理的且つ効率良く行う
ことができる。
するようにしたので、車幅方向左右等の重量バランスを
容易且つ的確に確保することができ、従ってその他に設
備すべき部品や装置の取付けを合理的且つ効率良く行う
ことができる。
また、各種装置の取付作業等の利便性から有効な枠材の
外側を充分に取付スペースとして確保できる。またある
いはホイールベース長を短縮することも可能となる。
外側を充分に取付スペースとして確保できる。またある
いはホイールベース長を短縮することも可能となる。
また、枠材間は多くの場合、日光や雨水等から遮蔽され
た空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外
観や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽
減できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射に
よる温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保で
きる。
た空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外
観や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽
減できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射に
よる温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保で
きる。
更に、タンクが枠材間に保護されることとなり、衝突時
等にあっても損傷を受は難く安全性を向上できる9 そし、てこのような枠材間へのタンクの配置により、プ
ラスチック製タンクの導入の実現を達成することができ
る。
等にあっても損傷を受は難く安全性を向上できる9 そし、てこのような枠材間へのタンクの配置により、プ
ラスチック製タンクの導入の実現を達成することができ
る。
第1図は本発明のタンクを示す平面図、第2図はその底
面図、第3図〜第5図は取付状況を示す正面図、第6図
は正面図、第7図は側面図、第8図は第1図のM−M線
矢視図、第9図は第1図の1(−H線矢視図、第10図
はシャーシフレームを示す図であって、第10図(I)
はその平面図、第10図(II>はその側面図、第11
図は第10図(I)のA部拡大平面図、第12図はその
正面図、第13図は第11図のB−B線矢視断面図、第
14図はタンクの取付固定状態を示す平面図、第15図
は採用されるブラケットを示す一部破断斜視図、第16
図は第14図のB−E線矢視断面図、第17図は第14
図のD−D線矢視断面図、第18図は第14図のC−C
線矢視断面図、第19図は給油構造の基本的構成を示す
断面図、第20図はその側面図、第21図はその一部破
断平面図、第22図は流入パイプ部近傍のタンク形状を
示す断面図、第23図は給油m造の具体的取付例を示す
断面図、第24図は採用されるパイプの斜視図、第25
図は採用されるキャップの側断面図、第26図はアウト
レット構造のタンク取付部を示す断面図、第27図は採
用されるコネクタの斜視図、第28図はアウトレットの
取付接続を示す分解図、第29図は採用されるバンドク
リップを示す斜視図、第30図は液量計等の取付部を示
す側断面図、第31図は第30図のG部拡大図、第32
図は採用される補強板を示す斜視図、第33図は給油構
造の変形例を示す斜視図、第34図はその要部拡大断面
図、第35図は採用されるパイプを示す斜視図、第36
図は取付状態を示ず断面図、第37図はその正面図、第
38図は他の取付構造を示す断面図、第39図は給油構
造の他の変形例を示す斜視図、第40図は給油構造の更
に他の変形例を示す要部拡大断面図、第41図はタンク
の取付の変形例を示す平面図、第42図は第41図のI
−I線矢視断面図、第43図は第41図のJ−J線矢視
断面図、第44図は取付構造の更に他の変形例に採用さ
れるプラケットを示す平面図、第45図は第44図のN
−N線矢視断面図、第46図はタンクの平面図、第47
図は第46図のP−P線矢視断面図、第48図はタンク
の挿入・回転状態を示す平面図、第49図は採用される
凸部、凹部の係合状態を示す第48図のQ−Q線矢視断
面図、第50図はタンクの回転状態を示す平面図、第5
1図はタンクの固定状態を示す平面図、第52図はタン
クをクロスメンバ位置まで移動させた状態を示す平面図
、第53図は第52図のR,−R線矢視断面図、第54
図は第53図のS部拡大断面図、第55図及び第56図
はタンクを単に回転させ、又は単に傾けて挿入する場合
を示す平面図及び正面図、第57図は従来のタンクを示
す斜視図、第58図は他の従来のタンクを示す斜視図、
第59図は従来のタンク内部の梢造栃示す断面図、第6
0図は従来の取付構造を示す分解斜視図、第61図は従
来の取付状態を示す正面図である。 図中、2は枠材とし、て例示し、たサイドメンバ4.5
は上下張出片とし、て例示した上下ウェッブ、9はタン
クである9 特許出願人 いすf自動車株式会社 代理人弁理士 絹 谷 信 雄9゛°タンク 第1図 第5図 第6図 第3図 第10図 第1I図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第22図 第26図 第23図 第27図 第31図 第32図 第44図 第46図 第47図 第43図 第50図 第52図 第51図 第56図 第59図
面図、第3図〜第5図は取付状況を示す正面図、第6図
は正面図、第7図は側面図、第8図は第1図のM−M線
矢視図、第9図は第1図の1(−H線矢視図、第10図
はシャーシフレームを示す図であって、第10図(I)
はその平面図、第10図(II>はその側面図、第11
図は第10図(I)のA部拡大平面図、第12図はその
正面図、第13図は第11図のB−B線矢視断面図、第
14図はタンクの取付固定状態を示す平面図、第15図
は採用されるブラケットを示す一部破断斜視図、第16
図は第14図のB−E線矢視断面図、第17図は第14
図のD−D線矢視断面図、第18図は第14図のC−C
線矢視断面図、第19図は給油構造の基本的構成を示す
断面図、第20図はその側面図、第21図はその一部破
断平面図、第22図は流入パイプ部近傍のタンク形状を
示す断面図、第23図は給油m造の具体的取付例を示す
断面図、第24図は採用されるパイプの斜視図、第25
図は採用されるキャップの側断面図、第26図はアウト
レット構造のタンク取付部を示す断面図、第27図は採
用されるコネクタの斜視図、第28図はアウトレットの
取付接続を示す分解図、第29図は採用されるバンドク
リップを示す斜視図、第30図は液量計等の取付部を示
す側断面図、第31図は第30図のG部拡大図、第32
図は採用される補強板を示す斜視図、第33図は給油構
造の変形例を示す斜視図、第34図はその要部拡大断面
図、第35図は採用されるパイプを示す斜視図、第36
図は取付状態を示ず断面図、第37図はその正面図、第
38図は他の取付構造を示す断面図、第39図は給油構
造の他の変形例を示す斜視図、第40図は給油構造の更
に他の変形例を示す要部拡大断面図、第41図はタンク
の取付の変形例を示す平面図、第42図は第41図のI
−I線矢視断面図、第43図は第41図のJ−J線矢視
断面図、第44図は取付構造の更に他の変形例に採用さ
れるプラケットを示す平面図、第45図は第44図のN
−N線矢視断面図、第46図はタンクの平面図、第47
図は第46図のP−P線矢視断面図、第48図はタンク
の挿入・回転状態を示す平面図、第49図は採用される
凸部、凹部の係合状態を示す第48図のQ−Q線矢視断
面図、第50図はタンクの回転状態を示す平面図、第5
1図はタンクの固定状態を示す平面図、第52図はタン
クをクロスメンバ位置まで移動させた状態を示す平面図
、第53図は第52図のR,−R線矢視断面図、第54
図は第53図のS部拡大断面図、第55図及び第56図
はタンクを単に回転させ、又は単に傾けて挿入する場合
を示す平面図及び正面図、第57図は従来のタンクを示
す斜視図、第58図は他の従来のタンクを示す斜視図、
第59図は従来のタンク内部の梢造栃示す断面図、第6
0図は従来の取付構造を示す分解斜視図、第61図は従
来の取付状態を示す正面図である。 図中、2は枠材とし、て例示し、たサイドメンバ4.5
は上下張出片とし、て例示した上下ウェッブ、9はタン
クである9 特許出願人 いすf自動車株式会社 代理人弁理士 絹 谷 信 雄9゛°タンク 第1図 第5図 第6図 第3図 第10図 第1I図 第14図 第15図 第16図 第17図 第18図 第22図 第26図 第23図 第27図 第31図 第32図 第44図 第46図 第47図 第43図 第50図 第52図 第51図 第56図 第59図
Claims (1)
- 1、間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の枠材間
に挿入すべく横断面の対角線が張出片間隔よりも短い寸
法を有すると共に、枠材間で回転されて枠材間に掛け渡
すべく縦断面巾が張出片間隔よりも長い寸法を有して形
成されたタンク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14356088A JP2580719B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | タンク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14356088A JP2580719B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | タンク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023529A true JPH023529A (ja) | 1990-01-09 |
JP2580719B2 JP2580719B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=15341578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14356088A Expired - Lifetime JP2580719B2 (ja) | 1988-06-13 | 1988-06-13 | タンク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580719B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006974A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Kubota Corp | 歩行型作業機 |
JP2011126314A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Fts:Kk | 燃料タンクのフィラーチューブの取付構造 |
-
1988
- 1988-06-13 JP JP14356088A patent/JP2580719B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008006974A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Kubota Corp | 歩行型作業機 |
JP2011126314A (ja) * | 2009-12-15 | 2011-06-30 | Fts:Kk | 燃料タンクのフィラーチューブの取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2580719B2 (ja) | 1997-02-12 |
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