JPH01124554A - タンク - Google Patents

タンク

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Publication number
JPH01124554A
JPH01124554A JP62335162A JP33516287A JPH01124554A JP H01124554 A JPH01124554 A JP H01124554A JP 62335162 A JP62335162 A JP 62335162A JP 33516287 A JP33516287 A JP 33516287A JP H01124554 A JPH01124554 A JP H01124554A
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JP
Japan
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tank
view
dimension
side members
gap
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Pending
Application number
JP62335162A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Nagaoka
長岡 哲夫
Masamitsu Yoshida
吉田 正光
Haruyuki Sugasawa
菅澤 晴幸
Seiichi Takada
誠一 高田
Junichi Kasai
純一 河西
Etsuo Akatsuka
赤塚 悦男
Eiichi Nakagawa
栄一 中川
Nozomi Orii
折井 望
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
Application filed by Isuzu Motors Ltd filed Critical Isuzu Motors Ltd
Priority to JP62335162A priority Critical patent/JPH01124554A/ja
Publication of JPH01124554A publication Critical patent/JPH01124554A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の
枠材を備えて構成されるシャーシフレーム等のフレーム
構造を有する自動車や建設機械、農業用機械等の産業機
械に採用して好適なタンクに関する。
[従来の技術] 一般に自動車や産業機械などに設置されるタンク、殊に
ガソリンや軽油等の液体燃料を貯蔵するタンクaは、設
置箇所とタンク容積等とを勘案して若干その形状修正が
施されるにせよ、ハンドリングや取付性等の取扱いの利
便を考慮して第36図及び第37図に示すように、凡そ
直方体状に形成されている。またこのタンクaは、防錆
処理等を施した鋼板材をプレス成形してタンク部品とな
るプレス成形品すを形成し、これらプレス成形品すを溶
接接合する等して形成されるようになっている。そして
更にこのようなタンクaの機能を確保するために、第3
8図に示すようにタンクaには、燃料注入口部k、キャ
ップC1燃料流入パイプd、燃料残量検知装置e、エバ
ポレータシステム、ブリーザパイプg、燃料流出パイプ
h、リターン燃料流入パイプi、ストレーナj、転倒時
の燃料流出を防止するロールオーバーバルブr、バック
ルグレードf等が設備されている。尚、これら設備のう
ちいくつかは燃料の種型や車両、機械の型式等により省
略されているものもあり、例えば軽油を燃料とするディ
ーゼル機関を備えたトラックや機械等の燃料タンクaで
は、エバボレータシステム、ブリーザパイプ、ロールオ
ーバーバルブは設置されずに、内部清浄用のドレーン」
が設備されている。
他方、このようなタンクaの配置としては第39図及び
第40図に示すように、取付性の確保や給油作業のため
の燃料注入部kをなるべく車体や機械の外側に設備でき
るように、シャーシフレーム等の枠材mの外側に張り出
すように設置されている。そしてその取付構造としては
例えば図示するように、枠材mの外側に張り出されタン
クaを抱え込むL字ブラゲットnと、タンクaの周側を
囲繞して押え込むスチールバンドPとで枠材mにタンク
aを取付けるようになっている。尚、qはタンクaとブ
ラケットn及びバンドpとの間に設けられたクツション
ラバである。尚、実際には、第39図に示した構造は枠
材mの長手方向の異なる2ケ所に設けられている。
[発明が解決しようとする問題点コ ところで、従来のタンクaは鋼板製であるため、次のよ
うな問題があった。
■ 鋼板製タンクaは重量が重いため、取付作業性が良
くなかった。また鋼板製タンクaが取り付けられる枠材
m等に関し、重い重量を支えるために枠材m自体の強度
を増加させたり、その他ブラケットn等の取付具の剛性
等を確保する必要があり、取付構造上の安全面から車体
や機械全体の重量増加を招くこととなっていた。更に、
鋼板製タンクaの採用による重量増加の影響は、燃費や
動力性能の低下にまで及んでいた。
■ 鋼板製タンクaには防錆を目的として表面処理鋼板
材が採用され、外面には塗装が施されている。ところで
内面に関しては、タンクa内への水の侵入で腐食し易く
、また燃料の種類(アルコール等)によっては内面に対
しても燃料用表面処理を施さなければならなかった。他
方外面に関しても、車両等の場合には車輪からの飛び石
で塗膜や表面処理が傷付いたり、プレス成形品す相互の
溶接部分の表面処理や塗膜が他の部分に比べて劣るもの
であったり、更には表面処理鋼板材の特長として塗膜の
密着性が不十分である等のことからして、充分な防錆性
能を確保できないという問題があった。ここに、このよ
うな問題を回避して充分な品質を確保するためには、材
料費を含む製造コストや製造設備への投資、管理・検査
費が嵩むこととなってしまう。
そこで、重量軽減並びに腐食の問題に対処し高品質で低
コストな製品を提供すべく、鋼板製に代えてプラスチッ
ク製のタンクを採用することが考えられる。
しかしながら、プラスチック製のタンクを採用しても従
来の取付構造における次の■、■という問題を抜本的に
解決できないと共に、特にプラスチック製にすることに
よって■、■の問題が懸念される。
■ 従来にあっては、枠材mの内側にタンクaを設置す
ると取付性や給油作業性が悪くなるためにタンクaを枠
材mの外側に設置している。例えば車両にあっては、シ
ャーシフレームを構成する枠材mは車幅方向中央に配設
されている。
このような場合、枠材mの外側にタンクaを設けるには
、車幅方向左右の重量バランスをとる必要性が生じ、そ
の他に設備すべき部品や装置の取付位置が限定されるこ
ととなってしまう。
■ また枠材mの外側は取付性の面から、各種補助装置
を設けるのに有効な場所であるが、タンクaの設置によ
りタンクaが邪魔になってこれら装置を適切に設備する
ことができなかっな。
■ 他方タンクa、殊に燃料タンクaを枠材mの外側に
設置することは車体や機械本体から外側へ露出する部分
が多くなり、日光や雨水等に晒され易くなってその外観
や耐久性を確保することが難しく、このため塗料や付属
部品等の材質も良質なものが要求されてコストアップを
招く問題がある。
■ またタンクaを枠材mの外側に配置することは、衝
突時直接衝突力を受けることになり、またいたずら等も
され易いので、安全性の面でも不十分であった。
尚、関連する技術として、フレーム間に燃料りンクを設
置した「自動車の燃料タンクi層構造」(実開昭60−
137623号公報)が提案されているが、これは単に
フレーム間にタンクを設けたのみであり、フレーム間に
設置する場合の必要タンク容量の確保や取付性の面で種
々の改善を必要とすると考えられる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の
枠材間に挿入すべく横断面の対角線が張出片間隔よりも
短い寸法を有すると共に枠材間に掛け渡すべく張出片に
掛けられる両端間が張出片間隔よりも長い外形寸法を有
して形成されて構成される。
[作 用コ 次に本発明の作用について述べると、間隔を隔てた一対
の枠材夫々の張出片間隔よりも短い横断面の対角線寸法
と張出片間隔よりも長い両端間外形寸法とで・タンクを
形成することにより、枠材間へのタンクの挿入と、枠材
間へ掛け渡す形態でのタンクの取付とを確保するように
なっている。
[実施例] 以下に本発明の好適実施例を添付図面に従って詳述する
実施例の説明にあたっては、間隔を隔てた夫々上下張出
片を有する一対の枠材として、第1図〜第4図に示すよ
うに、中・大型トラック等のシャーシフレーム1を構成
する一対のチャネル状のサイドメンバ2を例示する。シ
ャーシフレーム1は、第4図(I)及び(n)に夫々示
す平面図及び側面図で理解されるように、車幅方向に間
隔を隔てて並設され車両の長手方向に沿って延長された
一対のサイドメンバ2と、これらサイドメンバ2を連結
するために車両の長手方向に間隔を隔てて複数配設され
たクロスメンバ3とから構成される。
殊に一対のサイドメンバ2は、上下張出片たる上下ウェ
ッブ4.5を有する断面コ字状のチャネル材で成り、こ
れら上下ウェッブ4.5で区画されたチャネル部6が互
いに向かい合うように並設される。またクロスメンバ3
は、その両端がチャネル部6内に上下ウェッブ4,5に
挾み込まれて接合され、サイドメンバ2間に掛け渡され
てサイドメンバ2相互を結合するようになっている。
尚、第4図中7,8は夫々フロントサスペンション並び
にリヤサスペンションの取付位置である。
このように構成された一対のサイドメンバ2相互間には
、第1図及び第2図に示すように車両の長手方向の適宜
位置にタンク、本実施例の対象としては燃料タンク71
が設けられる。
このタンク71の基本的構成は第1図〜第3図において
、一対のサイドメンバ2間に上方から挿入し得るように
上ウェッブ4の間隔A1よりも短い外形寸法■1を有す
ると共に、サイドメンバ2間に掛け渡して支持させるべ
く下ウェッブ5の間隔よりも長い外形寸法W1を有し、
更に下ウェッブ5に掛けられる両端部分が上下ウェッブ
4.5間の高さDlよりも低い外形寸法Z1で形成され
る。更にその他の外形寸法の制限としては、長い外形寸
法がクロスメンバ3間寸法B1以内である必要がある(
第1図参照)。
殊にタンク71は、装着の方法として傾けて挿入装着さ
れる。
本タンク71の形状を決定する基本的寸法は第1図〜第
3図に示すように、サイドメンバ2間の断面構造におい
て、■ これらサイドメンバ2間でタンク71を傾けて
配置させ得、且つサイドメンバ2間に掛け渡すべく下ウ
ェッブ間隔A1よりも長い寸法として与えられる、一方
のサイドメンバ2の下、ウエツジ5の基端部5aと他方
のサイドメンバ2の上ウエツジ4の端縁部4aとを結ぶ
対角線寸法に1並びに、■ これらサイドメンバ2間に
挿入してタンク71を傾けた状態に配置させ得る上ウェ
ッブ4a間隔の寸法A1があり、タンク71はこれら寸
法に+ 、A+ よりも若干短い寸法W+、V+で形成
される。この寸法W+、V+は、傾斜挿入状態において
タンク71の最大拡張部分、図示例ではタンフッ1底面
の外形寸法並びに傾斜状態において上ウェッブ4間に位
置する部分、図示例では一方のサイドメンバ2の上ウェ
ッブ4の端縁部4aを経過するタンク−側部下部71a
と、他方のサイドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4a
に位置するタンク他側部上部71bとの間の外形寸法と
して与えられる。
尚、その他の付随的な寸法(角度)として、■一方のサ
イドメンバ2の上ウェッブ4の端縁部4aを経過するタ
ンクサイド71cが、上ウェッブ4に干渉しない角度θ
1を有すること、■ 傾斜状態において下ウェッブ5上
のタンクサイド71dがチャネル部内面6aに干渉しな
い角度θ2を有すること等がある。
このように構成されるタンク71をサイドメンバ2間に
設置するに際しては第2図に示すように、チャネル部内
面6aに干渉しない角度θ2を有するタンクサイド71
dを上下ウェッブ4.5間に挿入し、その後反対側のタ
ンクサイド7icをサイドメンバ2間へ倒すように挿入
することになる。
このようにすればタンク71は、その最大拡張部分く図
では、タンフッ1底面)が下ウェッブ5間に掛けられて
、サイドメンバ2間に掛け渡されることとなる。タンク
71には、サイドメンバ2下方へ拡張される膨出部分を
形成しても良いことは勿論である。
タンク71の具体的数値例を挙げると、サイドメンバ2
等の寸法が下記のように与えられた場合、A+ =66
0++n B + = 1053in CI = 88011111 1)l =230111 K 1= 765.31Hm −例としてタンク71の寸法は次のように与え得る。
X 2 = 950flll W+ =750flll Z + = 2201111 θ2=70@ ところで、以上のようにしてサイドメンバ2間に設置さ
れる燃料タンク71の素材としては、その形状の確保(
成形性)や品質、コスト等の観点から、ポリエチレン、
ナイロン、飽和ポリエステル樹脂等燃料に対して安定な
プラスチック材料を単独で採用したり、またはこれらを
ブレンド等して採用し、ブロー成形等の一般的なプラス
チック成型法で単層若しくは複層に成形することが好ま
しい、またタンク71は、一体成形が望ましいが、部品
構成としてこれらを溶着、接着等で形成するようにして
も良い。また第12図に示すように、タンフッ1内部に
バッフルプレート11等を形成しない場合には、たとえ
ばタンク壁12を部分的に内方へ突出させるように成型
すれば良い(また、これ以外にもバックルプレートイン
サートブロー成形、バッフルプレート一体インジェクシ
ョン成形の分割品の溶着などの方法がある)。
次にタンク71のサイドメンバ2間における取付固定の
構造について、第5図〜第11図に従って説明する。こ
のタンク71の取付固定に際しては、サイドメンバ2の
チャネル部6内における上下、左右、前後方向へのガタ
を規制することが考慮される。第5図及び第6図に示す
ように、タンク71の周囲にはその上面及び下面に、サ
イドメンバ2の前後方向に間隔を隔てて係合溝72が形
成されると共に、その周側面にはこれを囲繞するように
ベルト溝73が形成される。他方第7図〜第10図に示
すように、サイドメンバ2には、その上ウェッブ4間及
び下ウェツブ5間夫々に掛け渡して、係合溝72に係合
する複数の係合金具74が設けられる。これら係合金具
74はタンク71の前後方向へのズレを規制すると共に
、特に上ウェッブ4側の係合金具74は第10図に示す
ように、その両端が上ウェッブ4から下方に向けて進退
されるボルト体75によって下方に押し付けられること
により、タンク71の上下方向へのズレを規制するよう
になっている。
更にサイドメンバ2には第9図及び第11図に示すよう
に、ベルト溝73に嵌め込まれてタンク71の周側部を
囲繞するベルト体76の両端が取り付けられ、このベル
ト体76によりタンク71の前後ズレ、左右ズレが規制
されるようになっている。
尚、これらベルト体76及び係合金具74並びにタンク
71周囲には、互いの接触を緩衝するために緩衝材14
が設けられる(第5図、第8図参照)。
更に本実施例にあっては、角度θ1.θ2により形成さ
れるタンクとサイドメンバとの隙間を利用して配管やハ
ーネス等を設備することもできる。
また本実施例はタンク71を回転させないなめ、大きな
外形寸法でタンク71を形成し得、タンク容量を充分に
確保することができる。
次にタンク71への給油構造について、第13図〜第2
2図に従って説明する。
第13図には、基本的構成が示されている。タンク71
は、サイドメンバ2間のシャーシフレーム1内方に設置
され、またサイドメンバ2上には根太17を介してリヤ
ボディ18が設置されることから、外部から遮断された
空間に位置されることになる。これに対し給油系19は
、外部からのタンク71への給油を可能とする必要があ
り、本実施例にあってはサイドメンバ2に穿設した開口
部20を介して外方に延設される。この際、給油系19
に関しては、■外部への露出を避けてリヤボディ18で
覆うようにその下方へ配置すること、■タンク71内へ
の給油量を充分に確保すべく、給油口21はタンク71
よりも上方に位置されること、■製造工程上タンク71
の据付は及び給油系19の設備後に根太17やリヤボデ
ィ18を設置するため、これらリヤボディ18と干渉し
ない位置に設備することが考慮される。
給油系19は主に、サイドメンバ2側に対向されない側
部にこれより突出させてタンク71に一体成型される流
入パイプ部22と、開口部20を介してサイドメンバ2
外方へ延出されるパイプ23と、これらパイプ23と流
入パイプ部22とを接続するホース24と、パイプ23
先端の給油口21を開閉するキャップ25とから構成さ
れる。
流入パイプ部22は第13図〜第15図に示すように、
サイドメンバ2の開口部20に臨むように形成され、殊
に流入パイプ部22近傍のタンク71形状は第16図に
示すように、サイドメンバ2と干渉することなくホース
24との接続作業を行えるように、他の部分(図中、破
線で示す)に対して一部凹み26をつけて成形される。
ホース24は、一般的な外層クロロプレンゴム、内層N
BRの2層構造や、ポリ塩化ビニルとNBRのブレンド
材で成る単層構造で成る。尚、本実施例のホース24は
、強固なサイドメンバ2間に配置されて破損等の心配が
ないので、乗用車等で使用されるワイヤブレードによる
補強等は不要となっている。そしてこのホース24は第
17図に示すように、その両端が一般的なホースバンド
27により流入パイプ部22及びパイプ23に緊締され
て、両者を接続するようになっている。
またパイプ23は第13図、第17図及び第18図に示
すように、開口部20を介してサイドメンバ2間から外
方へ延出され、先端部に給油口21を有している。この
パイプ23の外周側には、適宜位置に断面り字状のプラ
ケット28が固設され、これらプラケット28がサイド
メンバ2に取り付けられることにより、固定されるよう
になっている。殊にこのパイプ23は、給油ガンを差し
込んで給油する際、ガン先端との間に適当な空間を確保
した液量でタンク71が満タンとなるように、適当な長
さ、形状で形成される。またパイプ23の給油口21に
は一般的な構造として、キャップ25のフック部29の
進入を案内する清30、フック部29を係合しつつその
回転を案内する環状鍔部31、並びに鍔部31から突出
され鍔部゛31に沿って回転してくるフック部29を制
止するストッパ部32が形成されるゆ他方キャップ25
は第17図及び第19図に示すように、外殻を形成する
キャップカバ33と、フック部29を有するホルダ34
が固定されるインナキャップ35とが互いに接合される
と共に、ホルダ34とインナキャップ35との間に、パ
イプ23の給油口21周縁を液封する環状のシールラバ
36が挾み込まれて構成される。尚、キャップ25には
、燃料供給時タンク71内が負圧となるのを防止するた
めのエアブリーザを形成してもよい。
尚、流入パイプ部22とパイプ23との接続には、第2
1図及び第22図にモすようにゴムホース79を採用し
、ホースバンド77によって取り付けても良い、ここに
、タンク71の振動やサイドメンバ2の捩れは、このゴ
ムホース7つによって緩衝吸収されるようになっている
尚、78はエア抜き配管であり、必要に応じて設置して
もよい。
次に燃料をタンク71から機関等へ導出するためのアウ
トレット並びに過多燃料等をタンク71へ戻すリターン
の構造について、第23図〜第26図に従って説明する
。本実施例ではこれらは同一構造であるので、アウトレ
ットの構造を例にとって説明する。
第23図に示すようにタンク71の土壁位置には、これ
を貫通してタンク71内外に亘って燃料導出路を形成す
るコネクタ37が設けられる。このコネクタ37は第2
4図に示すように、ベント管38と取付フランジ39と
がタンク71と同材質で一体的に形成され、取付フラン
ジ39を熱板溶着等でタンク71に接合することにより
、固定される。このコネクタ37には第25図に示すよ
うに、そのタンク内端部37aに、タンク71内奥深く
へ挿入されるパイプ40が係合接続されると共に、タン
ク外端部37bに、ホース41が接続される。取付けと
しては、予めコネクタ37にパイプ40を接続してこの
パイプ40をタンク71内に差し込み、次いでコネクタ
37をタンク71に接合する。その後タンク71をサイ
ドメンバ2間に固定し、最後に第26図に示すような一
般的なバンドクリップ42により、ホース41とコネク
タ37とを接続することになる。なお、図示しないがバ
イブ40最下部には、一般にストレーナ(異物、寒地に
おける燃料中の水分のシャーベット吸込防止)が取り付
けられる。
次に液量計等の取付構造について、第27図〜第29図
に従って説明する。
図示するようにタンク71には、取付箇所を穿孔して開
孔43が形成され、この開孔43の周辺部44には、周
方向に沿って適宜間隔でボルト45が植立された取付用
のリング状の補強板46がタンフッ1成形時にインサー
ト成形することなどにより嵌装される。また、この補強
板46内方の開孔43周縁には、シールリング47が嵌
着される。液量計等を取り付ける際には、シールを施し
た液量計等のユニットを、開孔43を介してタンク71
内に差し込み、補強板46に対して固定すれば良い、尚
、本構造はドレーン部に対しても適用できる。また上記
アウトレット並びにリターンの構造を液量計等と一体化
することにより、諸部品の取付作業の簡便化を図ること
もできる。
以上説明したように給油構造等の構成が裏付けられた上
で、例えば車幅方向中央に配設されるサイドメンバ2間
にタンク71を配設するようにしたので、車幅方向左右
の重量バランスを容易且つ的確に確保することができ、
従ってその他に設備すべき部品や装置の取付けを合理的
且つ効率良く行うことができる。
また、各種装置の取付作業等の利便性から有効なサイド
メンバ2の外側を充分に取付スペースとして確保できる
また、サイドメンバ2間は日光や雨水等から遮蔽された
空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外観
や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽減
できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射によ
る温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保でき
る。
更に、タンク71が剛性の高いサイドメンバ2間に保護
されることとなり、衝突時等にあっても損傷を受は難く
安全性を向上できる。
そしてこのようなサイドメンバ2間へのタンク71の配
置により、プラスチック製タンク71の導入の実現を達
成することができる。その結果、タンク71の軽量化並
びにその軽量化による周辺部品の軽量化を図ることがで
き、動力性能を充分に発揮させることができる。
またプラスチック製タンク71は腐食の心配がないため
、耐久性向上、長期使用のために必要とされる表面処理
、塗装等の防錆処理を廃止でき、製造コスト、材料コス
ト等の低減を図ることもできる。
次に取付構造の変形例として、タンク71をクロスメン
バ3位置までスライドさせる場合を第30図に従って説
明する。
この場合には、タンク71をサイドメンバ2間に挿入し
た後、タンク71をサイドメンバ2の前後方向に移動さ
せ、タンク71の一関をクロスメンバ3の下フランジ3
b上に支持させることになる。この場合の上下方向への
ガタの規制は、クロスメンバ3fll並びにその反対側
の角部で行なわれる。クロスメンバ3側では第32図に
示すように、タンフッ1上面にクロスメンバ3の上フラ
ンジ3cの長手方向に沿って適宜配設され、タンク71
をクロスメンバ3側に押圧することで上7ランジ3Cに
嵌入される爪体63と、タンフッ1下面とクロスメンバ
3の下フランジ3bとの間に介設されるMWI材1材上
4より、タンク71をクロスメンバ3の上下フランジ3
b、3c間に挾み込むことによってガタの規制が行われ
る。他方第31図に示すように、クロスメンバ3と反対
側の角部には、下ウェッブ5に対面する曲折部64aを
有する断面り字状のブラケット64が取り付けられ、こ
の曲折部64aと下ウェッブ5との間でタンク71を挾
み込んで上下方向を固定するようになっている。
また前後方向へのガタ並びに回転の規制は、クロスメン
バ3と、これに対向する垂直部64bを有するブラケッ
ト64によりタンク71を挾み込むことで行われる。尚
、14はタンク71外壁とクロスメンバ内面3a、サイ
ドメンバ2の上下ウェッブ4.5並びにブラケット64
との間に介設されてガタを防止するM衝打である。
更にサイドメンバ2とタンク71との間の緩衝材14の
設置の仕方としては第33図に示すように、下ウェッブ
5からチャネル部内面6aを経過して上ウェッブ4まで
囲繞させるように設けても良いし、第34図に示すよう
に、下ウェッブ5とチャネル部内面6aに部分的に設け
ても良い。
このようにすれば、取付構造における軽量化、部品点数
の削減、取付作業の簡略化を図ることができる。
尚、第35図に示すように、タンク71底而を支持すべ
く左右のサイドメンバ2に掛け渡すブラケット100の
中央下部にプロペラシャフト101の抜は等の万が−の
不具合時に、プロペラシャフト101のつきあげを防止
するためのシャフトガード102を設けることもできる
なお本実のタンクをスチールで製造するとなると、部品
点数の増加により製造コストが増加してしまい、もしス
チールで製造したとしてもフレームの捩れ等により、溶
接部に応力が集中し破壊に至る危険性もある。
[発明の効果] 以上要するに本発明によれば次のような優れた効果を発
揮する。
例えば車幅方向中央に配設される枠材間にタンクを配設
するようにしたので、車幅方向左右等の重量バランスを
容易且つ的確に確保することができ、従ってその他に設
備すべき部品や装置の取付けを合理的且つ効率良く行う
ことができる。
また、各種装置の取付作業等の利便性から有効な枠材の
外側を充分に取付スペースとして確保できる。またある
いはホイールベース長を短縮することも可能となる。
また、枠材間は多くの場合、日光や雨水等から遮蔽され
た空間であって環境が比較的緩やかであるため、その外
観や耐久性を充分に確保でき、従って材料コスト等を軽
減できると共に、例えば燃料タンクの場合には、日射に
よる温度変動が少ないため燃料温度の一定化等を確保で
きる。
更に、タンクが枠材間に保護されることとなり、衝突時
等にあっても損傷を受は難く安全性を向上できる。
そしてこのような枠材間へのタンクの配置により、プラ
スチック製タンクの導入の実現を達成することができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例のタンクの取付状態を示す平面
図、第2図はタンクの挿入・取付状態を示す第1図のT
−T線矢視断面図、第3図はタンクの外形寸法を与える
サイドメンバの寸法を示す正面図、第4図はシャーシフ
レームを示す図であって、第4図(I)はその平面図、
第4図<ff)はその側面図、第5図はタンクの斜視図
、第6図は第5図のU−U線矢視断面図、第7図はタン
クを取り付けるサイドメンバを示す斜視図、第8図は係
合金具若しくはベルト体の要部拡大斜視図、第9図は取
付状態を示す正面図、第10図は第9図のW部拡大図、
第11図は第9図のX部拡大斜視図、第12図はタンク
にバッフルプレートを一体成型した場合を示す断面図、
第13図は給油構造の基本的構成を示す断面図、第14
図はその側面図、第15図はその一部破断平面図、第1
6図は流入パイプ部近傍のタンク形状を示す断面図、第
17図は給油構造の具体的取付例を示す断面図、第18
図は採用されるパイプの斜視図、第19図は採用される
キャップの側断面図、第20図は流入パイプ部を示す斜
視図、第21図は給油構造を示す斜視図、第22図は要
部拡大断面図、第23図はアウトレット構造のタンク取
付部を示す断面図、第24図は採用されるコネクタの斜
視図、第25図はアウトレットの取付接続を示す分解図
、第26図は採用されるバンドクリップを示す斜視図、
第27図は液量計等の取付部を示す側断面図、第28図
は第27図のG部拡大図、第29図は採用される補強板
を示す斜視図、第30図は取付構造の変形例を示す平面
図、第31図は第30図のI−I線矢視断面図、第32
図は第30図のJ−J線矢視断面図、第33図は第30
図のL−L線矢視断面図、第34図は第30図のL−L
線矢視断面図、第35図はシャフトガードの採用例を示
す正面図、第36図は従来のタンクを示す斜視図、第3
7図は他の従来のタンクを示す斜視図、第38図は従来
のタンク内部の構造を示す断面図、第39図は従来の取
付構造を示す分解斜視図、第40図は従来の取付状態を
示す正面図である。 図中、2は枠材として例示したサイドメンバ、4.5は
上下張出片として例示した上下ウェッブ、71はタンク
である。 特許出願人  いすず自動車株式会社 代理人弁理士  絹  谷  信  雄第12図 第14図     第15図 第16図     第17図 第23図    第24図 第21図 / 第75図  ”1 第27図 第26図     第29図 第31図 第3Z図 第33図  第34図 −,1n3− q′ 第40図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 間隔を隔てた夫々上下張出片を有する一対の枠材間に挿
    入すべく横断面の対角線が張出片間隔よりも短い寸法を
    有すると共に枠材間に掛け渡すべく張出片に掛けられる
    両端間が張出片間隔よりも長い外形寸法を有して形成さ
    れたことを特徴とするタンク。
JP62335162A 1987-12-28 1987-12-28 タンク Pending JPH01124554A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007153263A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 作業機械の燃料タンク用パイプ
JP2013539439A (ja) * 2010-07-30 2013-10-24 コーテックス テクストロン ジーエムビーエイチ アンド シーオー ケージー 熱可塑性タンク

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