JPH0234289A - 圧延による金属クラッド板の製造方法 - Google Patents

圧延による金属クラッド板の製造方法

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JPH0234289A
JPH0234289A JP18236988A JP18236988A JPH0234289A JP H0234289 A JPH0234289 A JP H0234289A JP 18236988 A JP18236988 A JP 18236988A JP 18236988 A JP18236988 A JP 18236988A JP H0234289 A JPH0234289 A JP H0234289A
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JP
Japan
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rolling
plate
projections
metal clad
adhesive strength
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Pending
Application number
JP18236988A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumio Fujita
文夫 藤田
Takashi Ariizumi
孝 有泉
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は圧延による金属多層積層板(クラッド板)の製
造方法に関する。
[従来技術] 金属クラッド板の重要な要件の一つは、母材と合わせ材
との間の圧着強度、すなわち画板間の耐せん断強度が次
工程の加工および、使用耐久性の保持に十分であること
である。圧延による製造法において圧着強度を大きくす
る方法として、圧下率を大きく取る方法が提案されてい
る。特公昭57−14275N公報に、1段の圧延にお
いて50%以上の圧下率をとる方法が示されている。
また、特開昭61−88985公報に、圧下率50%以
上の冷間圧延を行う方法が示されている。特開昭61−
88986公報においては、熱間圧延における累積圧下
率を70%以上取る方法が示されている。これらはいず
れも圧延によって大きな塑性歪を与え、接着面に十分な
新生面を露出させることを目的としている。圧延中の両
板の密着状態を維持する方法として、特開昭58−65
589公報に示される方法がある。この方法は金属クラ
ッド材の周囲をカバー材と称する金属板で囲んで圧延す
る方法があり、第4図はこの方法に使用される被圧延材
の断面図を示したものである。1は金属クラッド材、2
はカバー材、3はカバー材の溶接部を示す。図中に示す
ように、金属クラッド材1はカバー材2によって囲まれ
、カバー材2はカバー材の溶接部3によって接合されて
いるので被圧延材全体が実質的に一体構造となっている
[発明が解決しようとする課題] 金属クラッド板の圧延において、1段当たりの圧下率を
大きくとる場合、金属クラッド板の板厚が大きいと、圧
延の負荷が非常に大きくなり実質的に圧延が不可能にな
る。また、多段圧延を行って累積圧下率を大きくとって
圧着強度を大きくする方法においては、画板の塑性の違
いによって反りが発生し、また画板間の耐せん断強度が
不十分な場合には剥離が発生する。これを防止するため
にカバー材で金属クラッド板を囲んで圧延する場合には
、コストが高く、カバー材を含めた板厚が大きくなるの
で圧延負荷が大きくなるなどの問題点がある0本発明は
上記のような問題点の解決を図ったものであり、1段で
の低圧下率で、且つ、カバー材等を使用することなく、
金属クラッド板を製造する方法を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は硬質板の圧着面に
突起を形成して圧延によって軟質板と圧着せしめる金属
クラッド板の製造方法である。
[作用] 本発明方法によって金属クラッド板を圧延によって製造
する場合、小さな圧下率によって圧着強度の大きい製品
が得られる。即ち、このような圧延においては金属クラ
ッド板全体の圧下率が小さい場合でも、硬質板の圧着面
における突起およびその近傍では、大きな塑性変形を受
け、強固な圧着を行うことが出来る。また、この圧延に
おいて圧延の負荷は小さく押さえられ、圧延中に反り、
剥離を発生しない。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明方法を詳述する。
第1図(a>、(b)、(C)は本発明の製造方法の一
実施例の説明図である。図において4は硬質板の一つで
ある鋼板、5は軟質板の一つであるアルミニュウムそし
て6は突起を示す。ここでは原板厚8 amのアルミニ
ュウム板と原板厚5m■の鋼板を用いて、板厚5 am
のアルミニュウム板と板厚4ffiIの鋼板からなる金
属クラッド板を製造する方法を手順にしたがって説明す
る。第1図(a)は本発明方法に使用する圧着面に突起
6を形成した鋼板4の断面を示した図である。これは原
板厚5龍の鋼板で突起の高さは5朋、突起間の間隔は2
0關である。この鋼板は熱間圧延により製造した後、酸
洗したものである。これを軽く冷間圧延して、第1図(
b)のように突起6の先端が潰れた形状にする。この鋼
板4に原板厚8關のアルミニュウム板5を重ねて、40
0℃に加熱し、圧延ロールの間隙を12IIIlに設定
して圧延して第1図(C)のような形状のものにする。
この際の実質的な圧下率はほぼ0であるが、突起近傍の
塑性変形量は圧下率に換算して50%以上である。第2
図は圧着部の突起近傍の塑性変形状況を示す説明図であ
る。ここでは突起近傍の塑性変形挙動を拡大して示した
もので、圧延ロールの間隙を14龍。
13nn、12enに設定して圧延した場合を第2図(
a )、 (b )、 (c )にそれぞれ示す。第2
図<a)においては鋼板4の突起6の上端がアルミニュ
ウム板5に潜入している程度である。第2図(b)にお
いては突起6の大半がアルミニュウムに包まれており、
金属的な圧着が得られている。
第2図(C)においては突起6全体がアルミニュウムに
包まれており、機械的にも強固な一体構造となっている
。圧延ロールの間隙を更に小さくして圧延すると突起以
外の接触面で圧着が得られる。前記方法で圧下率を種々
変えてクラッド板を圧延しその接着強度を求めた結果を
第3図に示す。図では縦軸に圧着強度、横軸に圧下率を
とり、本発明方法と従来方法による金属クラッド鋼板の
圧下率と圧着強度の関係をプロットしたものである。圧
着強度の試験方法は、通常行われている圧着面に対する
せん断強度の試験方法によったものであり、本発明方法
の突起については、それに適した簡単な治具を用いた。
ここにおいて実線は本発明方法による場合、点線は従来
方法の1段の圧延による場合を示す。図から明らかなよ
うに本発明方法では圧下率20%程度で十分な強度が得
られている。
上記に示す実施例では熱間圧延による場合を述べたが、
本発明の方法は冷間圧延でも同様な効果が得られている
U発明の効果] 以上のように、本発明によれば金属クラッド板の圧延に
おいて、小さな圧下率で十分な圧着強度が得られ、形状
においても真直の製品が得られる。したがって従来法に
較べて製品の寸法範囲が拡大し、製造コストも大幅に低
下する等産業うえ効果の大きい発明である。
3・・・カバー材の溶接部、4・・・鋼板、5・・・ア
ルミニュウム板、6・・・突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧延による金属クラッド板の製造方法において、
    硬質板の圧着面に突起を形成して圧延によって軟質板と
    圧着せしめること特徴とする圧延による金属クラッド板
    の製造方法。
JP18236988A 1988-07-21 1988-07-21 圧延による金属クラッド板の製造方法 Pending JPH0234289A (ja)

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